JPS5979706A - フリツチの製法 - Google Patents
フリツチの製法Info
- Publication number
- JPS5979706A JPS5979706A JP19152382A JP19152382A JPS5979706A JP S5979706 A JPS5979706 A JP S5979706A JP 19152382 A JP19152382 A JP 19152382A JP 19152382 A JP19152382 A JP 19152382A JP S5979706 A JPS5979706 A JP S5979706A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flitch
- adhesive
- dielectric
- dielectric constant
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技fj7分野〕
この発明は木1q車板を集成して人工的に銘木単IKを
製造する技術の分野に属す乙。
製造する技術の分野に属す乙。
[11′景技術]
従来から、比較的低級な原木からロータリーレースなど
を使用し7て原11単板を用意し、これを接着剤を介在
さUつつ積層すると共に、型盤(板目を(すよ・)とす
る場合は型盤を凹凸曲面を有する型盤とする)にはさん
で圧締してフリッチを得て、つぎにこれをスラ・イスし
て集成単板とする技術は既に知られている。そして実際
に工業的に実施もされている。
を使用し7て原11単板を用意し、これを接着剤を介在
さUつつ積層すると共に、型盤(板目を(すよ・)とす
る場合は型盤を凹凸曲面を有する型盤とする)にはさん
で圧締してフリッチを得て、つぎにこれをスラ・イスし
て集成単板とする技術は既に知られている。そして実際
に工業的に実施もされている。
このような技術においても未解決の技術的課題は種々あ
るが、なかでも圧締工程の合理化は緊急の課題である。
るが、なかでも圧締工程の合理化は緊急の課題である。
つまり従来の圧締工程は1π温で実施されている故もあ
って、圧締時間としては数時間を要していた。そしてこ
のことが製品のコスト、あるいは製造工程における技術
的な種々の改善を制約していたのである。
って、圧締時間としては数時間を要していた。そしてこ
のことが製品のコスト、あるいは製造工程における技術
的な種々の改善を制約していたのである。
そこで本発明者らは、圧締をできるだ1)高温で実施す
べく高周波加熱方式を開発した。ところが県籾小坂は高
含水率で使用され、かつその含水率は大きくハラツク(
楯ね20〜40%の間でハラツク)場合が多く、そのた
め高周波の印加条件(印加電圧、印加電流)も不安定と
なり、加熱温度にバラツキが生じていた。このことがか
えってフリッチの接着剤層の硬化度を不均一にさせて品
質を悪くし、結局高周波加熱の実用性を低下さ・已てい
ノこ 。
べく高周波加熱方式を開発した。ところが県籾小坂は高
含水率で使用され、かつその含水率は大きくハラツク(
楯ね20〜40%の間でハラツク)場合が多く、そのた
め高周波の印加条件(印加電圧、印加電流)も不安定と
なり、加熱温度にバラツキが生じていた。このことがか
えってフリッチの接着剤層の硬化度を不均一にさせて品
質を悪くし、結局高周波加熱の実用性を低下さ・已てい
ノこ 。
[発明の目的]
この発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので
、フリッチの製造工程におLJる圧締を孔周液加1:1
?下で、かつ安定的に実施し、以てフリッチの製造を短
時間でかつフリッチの接着剤層の硬化度を均一化し、フ
リッチの品質を安定させて製造する方法を提供すること
を目的とする。
、フリッチの製造工程におLJる圧締を孔周液加1:1
?下で、かつ安定的に実施し、以てフリッチの製造を短
時間でかつフリッチの接着剤層の硬化度を均一化し、フ
リッチの品質を安定させて製造する方法を提供すること
を目的とする。
[発明の開示]
この発明は集成単板を製造する場合におりるフリッチの
製造を、高周波加熱下で行い、かつ使用する接着剤の中
に予め高誘電率物質を配合しておくことを特徴とする。
製造を、高周波加熱下で行い、かつ使用する接着剤の中
に予め高誘電率物質を配合しておくことを特徴とする。
以下詳しく説明する。
一般的には、高周波加熱におりる単位体積当りのエネル
ギωは次の式で表される。
ギωは次の式で表される。
ω−(5/9)fεtanδE X 10 (wat
L/c+d)ε:誘電率 r:交流周波数(c/5) IL:電場の強さくVolt/cm) tanδ:誘電体力率 以」二の式から判るように、被加熱物の誘電率、誘電体
力率が変化すれば当然一定の単位体積当りのエネルギω
を被加熱物に与えようとすれば、その時の電場の強さω
を変えねばならない。ずなわち高周波誘電加熱の印加電
圧の制御を、被加熱物の誘電率、誘電体力率に応じて行
わなLJればならJ、工程」二非當に困ゲ1tであった
。特に含水率が20〜40%の範囲で使用される原料単
板は、第1図に示すように、その誘電特性(誘電率、誘
電体力率)は、不安定であるため、まずまずその高周波
誘電加熱の印加電圧の制御は困難となっていた一力、フ
リッチ作成に使用される接着剤であるところの湿気硬化
型ウレタン系樹脂の誘電率、誘電体力率は、それぞれ8
および0.12〜0. 15であり、孔周1JJj、誘
電加熱の印加条件は、単板自体の誘電率、誘電体力率に
左右されていた。
L/c+d)ε:誘電率 r:交流周波数(c/5) IL:電場の強さくVolt/cm) tanδ:誘電体力率 以」二の式から判るように、被加熱物の誘電率、誘電体
力率が変化すれば当然一定の単位体積当りのエネルギω
を被加熱物に与えようとすれば、その時の電場の強さω
を変えねばならない。ずなわち高周波誘電加熱の印加電
圧の制御を、被加熱物の誘電率、誘電体力率に応じて行
わなLJればならJ、工程」二非當に困ゲ1tであった
。特に含水率が20〜40%の範囲で使用される原料単
板は、第1図に示すように、その誘電特性(誘電率、誘
電体力率)は、不安定であるため、まずまずその高周波
誘電加熱の印加電圧の制御は困難となっていた一力、フ
リッチ作成に使用される接着剤であるところの湿気硬化
型ウレタン系樹脂の誘電率、誘電体力率は、それぞれ8
および0.12〜0. 15であり、孔周1JJj、誘
電加熱の印加条件は、単板自体の誘電率、誘電体力率に
左右されていた。
水弁間者らは以上のような欠点を克服すべく鋭意研究し
た結果、使用する接着剤の中に高誘電率物質を配合する
ことにより高周波誘電加熱の際、接、jq剤が選択加熱
を受の、これにより単板自体の誘電特性に左右されない
で(したがって単板の含水率に変化にあまり左右されな
いで)、接着剤層の硬化が一定の印加条(/Iで行われ
ることを発見した。この発明はかかる新しい知見に基づ
いて完成さ れ)こ 。
た結果、使用する接着剤の中に高誘電率物質を配合する
ことにより高周波誘電加熱の際、接、jq剤が選択加熱
を受の、これにより単板自体の誘電特性に左右されない
で(したがって単板の含水率に変化にあまり左右されな
いで)、接着剤層の硬化が一定の印加条(/Iで行われ
ることを発見した。この発明はかかる新しい知見に基づ
いて完成さ れ)こ 。
また、一般に1tTi誘電率祠料と君えば、液体から固
体まで、たとえば水(81,0)、ボルムアミ1” (
109) 、Sr Ti O(332)等様々であるが
、種々検δ・1の結果使用する接着剤であるウレタン樹
脂に配合できるものとしては、ニトリル類であるごとが
判明した。具体例を挙げると以下のようである(括弧内
は誘電率である)。
体まで、たとえば水(81,0)、ボルムアミ1” (
109) 、Sr Ti O(332)等様々であるが
、種々検δ・1の結果使用する接着剤であるウレタン樹
脂に配合できるものとしては、ニトリル類であるごとが
判明した。具体例を挙げると以下のようである(括弧内
は誘電率である)。
アセトニトリル(37,5)
グリコロニトリル(68)
スクシニ1−リル(65,9)
ラクトニトリル(38)
プロピオニトリル(27,2)
ヘンソニI・リル(25,2)
以−にの高誘電率物質の配合量は任意であるが、あまり
多量に配合すると接着剤の接着力を低下させるので好ま
しくない。概ね15%が限度である。配合量の下限はと
くに限定はない。
多量に配合すると接着剤の接着力を低下させるので好ま
しくない。概ね15%が限度である。配合量の下限はと
くに限定はない。
本発明において集成単板を製造する技術の一般的事項に
関しては、従来公知の技術によればよいが、高周波加熱
を行う方式に関しては、型盤の表面を電極に仕立てて実
施する。高周波の印加条件に関しても任意である。要は
原料単板の積層物が接着剤が硬化させるために設定され
た所定の温度に、所定の時間内で達するように配慮する
。
関しては、従来公知の技術によればよいが、高周波加熱
を行う方式に関しては、型盤の表面を電極に仕立てて実
施する。高周波の印加条件に関しても任意である。要は
原料単板の積層物が接着剤が硬化させるために設定され
た所定の温度に、所定の時間内で達するように配慮する
。
実施例
アガチスを累月として使用し、これよりロータリーレー
スを使用して原料単板を作成した。単板のナイスは中畠
303mm、厚さ10011111であり、単板含水率
30〜40%であった。この原料単板100枚を、スク
シニトリルを15%添加した湿気硬化型ウレタン樹脂接
着剤を使用してフリッチ化した。型盤は平板状のものを
使用した。型盤の表面に電極を張り付けて、印加電圧1
500v、印加電流1.5A、印加時間5分(周波数1
0MH7)の条件下で圧締した。この場合フリッチの内
部7A!r度も測定した。
スを使用して原料単板を作成した。単板のナイスは中畠
303mm、厚さ10011111であり、単板含水率
30〜40%であった。この原料単板100枚を、スク
シニトリルを15%添加した湿気硬化型ウレタン樹脂接
着剤を使用してフリッチ化した。型盤は平板状のものを
使用した。型盤の表面に電極を張り付けて、印加電圧1
500v、印加電流1.5A、印加時間5分(周波数1
0MH7)の条件下で圧締した。この場合フリッチの内
部7A!r度も測定した。
ソリノ・y−の製造過程におい一ζ、フリッチの内部!
ljr度は均一であり、その結果均一な硬化接着層を形
成した。前記スクシニトリルを使用しない場合は、単(
及の!!+”+!度分布が不均一・になったため均一な
硬化1−が形成されなかった。
ljr度は均一であり、その結果均一な硬化接着層を形
成した。前記スクシニトリルを使用しない場合は、単(
及の!!+”+!度分布が不均一・になったため均一な
硬化1−が形成されなかった。
[発明の効果〕
この発明は原料単板を接着剤を介在さ−Uつつ積する際
のソリ・千の製法において、圧締を商用波 率加熱F
で行い、かつ使用する接着剤の中にII′I+誘電率物
質を配合しておくことを特徴とするので、接着剤層の硬
化度を均一にしてフリッチを製造できると占う効果があ
る。
のソリ・千の製法において、圧締を商用波 率加熱F
で行い、かつ使用する接着剤の中にII′I+誘電率物
質を配合しておくことを特徴とするので、接着剤層の硬
化度を均一にしてフリッチを製造できると占う効果があ
る。
図面は単板の含水率変化に対する誘電率、誘電体力率の
変化を表したグラフである。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹元敏丸(ほか2名)早世含水率(、
z) =9 −
変化を表したグラフである。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹元敏丸(ほか2名)早世含水率(、
z) =9 −
Claims (1)
- (1)原′1、l flij坂を接着剤を介在させっ・
っ積層すると共に、−型盤に挟んで圧締し゛ζフリッチ
を(ηて、二)いでこ11をスライスし、゛ζ集成単板
を製造する際のフリ7・チの製法において、圧締を高周
波加熱下ご行い、かつ使用する接着剤の中に高誘電率物
質を配合し、°ζおくことを特徴とず乙フリッチの製法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19152382A JPS5979706A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | フリツチの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19152382A JPS5979706A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | フリツチの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5979706A true JPS5979706A (ja) | 1984-05-09 |
Family
ID=16276075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19152382A Pending JPS5979706A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | フリツチの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5979706A (ja) |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP19152382A patent/JPS5979706A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US1862688A (en) | Process for making a fibrous building material | |
US3205111A (en) | Method of producing veneer | |
JPS5979706A (ja) | フリツチの製法 | |
WO1994025273A1 (en) | Bonding method and system using electric current | |
JPS6011303A (ja) | フリツチの製法 | |
US2339752A (en) | Piano pin block | |
JPS6453805A (en) | Manufacture of aggregate wood board | |
US2393267A (en) | Method of making laminated abrasive articles | |
JPS59162046A (ja) | 厚物単板積層材の製造方法 | |
JP3002754B2 (ja) | 化粧紙、含浸紙および化粧板の製造法 | |
US1697248A (en) | Process of treating wood | |
JPS59101303A (ja) | フリツチの製法 | |
JPH08332611A (ja) | パーティクルボード | |
JPS5941202A (ja) | 集成材の製法 | |
JPS59202382A (ja) | 木材の加熱乾燥方法 | |
JPS63127039A (ja) | 暖房床の製造方法 | |
CN106808543A (zh) | 一种使用微波去除人造板中甲醛的方法 | |
US3232809A (en) | Partial spreading of adhesive | |
JPS59171602A (ja) | 単板積層材の製造方法 | |
JPS6216175B2 (ja) | ||
JPH0737014B2 (ja) | 化粧木材の製造方法 | |
SU1724470A1 (ru) | Способ изготовлени древесностружечных плит | |
JPH0427926B2 (ja) | ||
JPS5979705A (ja) | フリツチの製法 | |
JPH01152001A (ja) | 化粧合板の端面処理法 |