JPS5920201B2 - 高平衡回路 - Google Patents

高平衡回路

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JPS5920201B2
JPS5920201B2 JP50009701A JP970175A JPS5920201B2 JP S5920201 B2 JPS5920201 B2 JP S5920201B2 JP 50009701 A JP50009701 A JP 50009701A JP 970175 A JP970175 A JP 970175A JP S5920201 B2 JPS5920201 B2 JP S5920201B2
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JP
Japan
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transistor
transistors
collector
whose
supplied
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JP50009701A
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JPS5185353A (ja
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光俊 菅原
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は平衡回路に関し、特に高い平衡度を有する回路
に関するものである。
従来二重平衡回路はアナログ乗算器や各種の変調器ある
いは復調器に広(用いられている。
しかしこの回路を集積回路として製造した場合は、後で
説明するように、対のトランジスタの特性が必ずしも一
致しないので、ベース・エミッタ間電圧VBEにオフセ
ット電圧が生じ、このため各種の不平衡あるいは非直線
性など望ましくない結果を生じる。
したがって本発明の目的は、平衡回路の対のトランジス
タの特性が若干違っていても前記オフセット電圧を生じ
ないような平衡回路を提供することにある。
本発明の高平衡回路は、差動的に配置された第2の組の
トランジスタ対を構成する第3および第4のトランジス
タ(AおよびBであられすこともある、以下同様)と、
差動的に配置された第3の組のトランジスタ対を構成す
る第5および第6のトランジスタC,Dと、一端を前記
第3および第6のトランジスタA、Dの各ベースに共通
に接続し他端を前記第4および第5のトランジスタB。
Cの各ベースに共通に接続した第2の信号源あるいは直
流電圧であるような電圧源と、エミッタがそれぞれ前記
第3のトランジスタAと第6のトランジスタDのコレク
タに接続されベースが互いに接続された第4の組のトラ
ンジスタ対を構成する第7および第8のトランジスタE
、Fを含み、これら第7および第8のトランジスタの一
方または両方のコレクタから出力をとり出すようにした
平衡度の高い回路である。
次に図面を参照して詳しく説明する。
第1図は従来の3組のトランジスタ対を有する二重平衡
回路を示したもので、第1の組のトランジスタ対を構成
する第1のトランジスタ1および第2のトランジスタ2
のコレクタには、第2の組のトランジスタ対を構成する
第3のトランジスタ3と第4のトランジスタ4の各エミ
ッタが接続されており、同様に第2のトランジスタ2の
コレクタには第3の組のトランジスタ対を構成する第5
のトランジスタ5および第6のトランジスタ6が接続さ
れている。
第1の信号源11からの信号は、交流結合コンデンサ1
2および負荷抵抗13から成る入力回路を通り、定電流
源14およびバイアス電源15により第1および第2の
トランジスタのコレクタ電流を変化させて次のトランジ
スタ対への信号源となり、更にバイアス電源16で固定
された第2の信号源1γからの信号は第3〜6の4つの
トランジスタのコレクタ電流を変化させ、その変化を負
荷抵抗18および19によって検出すれば、出力端子2
0には2つの信号源11および17からの2つの信号に
よって変化する出力電圧が生じるような構成になってお
り、アナログ乗算器、スイッチング回路、各種変調器お
よび復調器などに広く用いられていて、実用的にすぐれ
た性能を示している。
しかし乍ら上記の性能は、いずれのトランジスタ対もそ
れを構成するトランジスタの特性が一致するよう厳しく
選択することによってはじめて実現されているものであ
って、この回路を集積回路素子として製造すると事情は
一変する。
すなわち製造条件を同じにしても出来上った対のトラン
ジスタの特性は必ずしも同じではなく、その差異が回路
の不平衡あるいは非直線性をもたらすようになる。
その主たる原因は、対に構成しているトランジスタのコ
レクタ・エミッタ間電圧VCEが回路上異なり、これに
依存するペース・エミッタ間電圧VBEが異なってオフ
セット電圧が生じるためである。
たとえばFMマルチプレックス復調器のように出力端子
に直流的に直結された後段増幅器のある装置では、左右
チャンネル間にアンバランスが生じ、また疑似検波器と
して利用した場合は、弱入力における非直線性などで許
容し難い現象を呈する。
なお負荷抵抗18は必ずしもなくてよいものであるが、
回路構成上コレクタ・エミッタ間電圧VCEを等しくす
るためこれを挿入する場合、増幅度を増す目的で抵抗値
を大きくすると、抵抗値の精度、素子面積の拡大などで
制限があり好ましくない。
第2図は本発明の一実施例を示したもので、この平衡回
路は、第1の差動増幅部を構成する第3および第4のト
ランジスタAおよびBの対と、第2の差動増幅部を構成
する第5および第6のトランジスタCおよびDの対を有
しているという点で第1図に示した従来例と同じである
が、この従来例と異なる主な点は、第4の組のトランジ
スタ対を構成する第7および第8のトランジスタ7およ
び8(E、F)を加え、さらにこれら2つのトランジス
タのベースを直結してバイアス電源21で固定したこと
である。
これによってトランジスタ3〜6のコレクタ・エミッタ
間電圧V。
0はバイアス電源16と21の差電圧すなわち一定の電
圧となり、さきに述べた好ましくないオフセット電圧は
小さくなる。
したがって出力端子22の偏差が小さくなり、前述の各
種応用機器に適用すれば平衡度の高い効果が得られる。
第3図は本発明の他の実施例を示したもので、この利得
制御回路においては第1の組のトランジスタ対を構成す
るトランジスタ1および2のエミッタ側が、第2図のよ
うな定電流源14を有せず、それぞれ抵抗23および2
4を通して接地されており、また第2図の第2の信号源
170代りに調整可能な直流電源25が用いられている
ことである。
この装置においては、第1の信号源11からの交流信号
の利得は調整可能な直流電源25によって減衰させられ
る。
この回路ではトランジスタγおよび8のベース電位は特
にバイアス電源を設けることなく出力端子22に直接接
続しであるが、直流的には負荷抵抗26の直流電圧は一
定であってトランジスタ3〜6のコレクタ電位は等しく
なるため、平衡度は第2図の場合と同程度で出力電圧の
変動の少ない利得制御回路が得られる。
なおトランジスタγのコレクタ側からも交流出力が得ら
れるよう抵抗および出力端子(図には示していない)を
設ければ、その交流出力を利用して遅延型利得制御を他
の回路に施すことが出来る。
第4図は映像中間周波増幅器などに用いる本発明を実施
した利得制御差動増幅器の一例を示したもので、第1の
信号源からの信号を受けたトランジスタ1および2は第
2図の場合と異なって差動的に動作し、トランジスタ1
のコレクタ電流がトランジスタ3と4に流れる割合およ
びトランジスタ2のコレクタ電流がトランジスタ5と6
に流れる割合が共に直流電源25で変化し、トランジス
タ8のコレクタからの出力端子22と、トランジスタ7
のコレクタと抵抗27の中間からとり出した他の出力端
子28とから2つの出力が差動的に取出され、図には示
してないが次段に直結できるようになっている。
この実施例においては、トランジスタ4と5のコレクタ
電圧が同じであることは従来と同じであるが、その上本
発明において特に設けたトランジスタ7および8のベー
スを直結してトランジスタ3と6のコレクタ電圧を等し
くしたので、これによってトランジスタ3と4およびト
ランジスタ5と6は、コレクタ・エミッタ間電圧VCE
に関してはトランジスタ対として全く同じ状態になっ
ている。
したがってコレクタ電流の両トランジスタ対における配
分比は安定して等しくなり、無信号時の負荷18および
19の直流電圧は等しくなるので、回路として高い平衡
度が保たれる。
従来装置においてはベースが同電位のトランジスタ7と
8がなかったので、トランジスタ3〜6の特性の集積回
路の場合に生じる不一致により、トランジスタ3と4の
コレクタ電流配分比とトランジスタ5と6のコレクタ電
流配分比が等しくなくなり、出力の直流電圧が相殺でき
ずに次段の動作点を外れてしまうこともある欠点があっ
た。
なおトランジスタ4と5のコレクタ電圧を決める電源2
9はトランジスタ7と8のコレクタ電源30と共用して
も差支えない。
第5図は第4図の利得制御差動増幅器に更にトランジス
タ9を附加してトランジスタ3〜6の各コレクタ電圧を
みな等しくし、平衡度を一層向上させたものである。
以上のようにいずれの場合も第4の組のトランジスタ対
を附加することに平衡度の高い回路を得ることができる
なお集積回路でない場合でも前記1〜8の各トランジス
タの選択の基準が緩やかとなり、実用的に極めて有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の3組のトランジスタ対を有する平衡回路
図、第2図は本発明の実施例の平衡回路図、第3図は本
発明の他の実施例の利得制御回路図、第4図は本発明の
更に他の実施例の利得制御差動増幅器の図、第5図は第
4図のものを更に改良した利得制御差動増幅器を示す。 記号の説明:1〜8は2つづつ組になった第1〜8のト
ランジスタ、9は第9のトランジスタ、11は第1の信
号源、17は第2の信号源、20は出力端子、25は直
流電源、28は他の出力端子を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の入力信号がベースに供給される第1のトラン
    ジスタと、該第1のトランジスタへ差動接続された第2
    のトランジスタと、前記第1のトランジスタの出力がエ
    ミッタに供給される第3のトランジスタと、第2の入力
    信号がベースに供給されると共に前記第3のトランジス
    タへ差動接続された第4のトランジスタと、前記第2の
    入力信号がベースに供給されると共にコレクタが前記第
    3のトランジスタのコレクタへ接続された第5のトラン
    ジスタと、前記第2のトランジスタの出力がエミッタに
    供給されると共に前記第5のトランジスタへ差動接続さ
    れかつコレクタが前記第4のトランジスタのコレクタへ
    接続された第6のトランジスタと、前記第39トランジ
    スタのコレクタにエミッタが接続されると共にベースへ
    バイアス電圧が供給された第7のトランジスタと、前記
    第6のトランジスタのコレクタへエミッタが接続される
    と共にベースが前記第7のトランジスタのベースへ接続
    された第8の十うンジスタと、前記第7および第8のト
    ランジスタの少なくとも一方のコレクタに接続された負
    荷抵抗器とを有し、該負荷抵抗器から出力信号を得ると
    共に次段への直流バイアス電圧を得ることを特徴とする
    高平衡回路。
JP50009701A 1975-01-24 1975-01-24 高平衡回路 Expired JPS5920201B2 (ja)

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JPS56140707A (en) * 1980-04-02 1981-11-04 Nec Corp Phase comparator
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JPH0969730A (ja) * 1995-08-30 1997-03-11 Nec Corp 周波数ミキサ回路

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JPS5185353A (ja) 1976-07-26

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