JPS59199029A - 焼結用原料の混合・造粒方法 - Google Patents
焼結用原料の混合・造粒方法Info
- Publication number
- JPS59199029A JPS59199029A JP7145783A JP7145783A JPS59199029A JP S59199029 A JPS59199029 A JP S59199029A JP 7145783 A JP7145783 A JP 7145783A JP 7145783 A JP7145783 A JP 7145783A JP S59199029 A JPS59199029 A JP S59199029A
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- JP
- Japan
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- mixer
- raw material
- mixing
- raw materials
- sintering
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は焼結鉱を製造するための焼結用原料の混合・造
粒装置に係わる。
粒装置に係わる。
焼結用原料(以下単に原料という)は微粉が多く、かつ
使用銘柄が多いため常に一定の焼結操業条件を維持する
には、原料の均一混合性と造粒性が維持されなければな
らない。
使用銘柄が多いため常に一定の焼結操業条件を維持する
には、原料の均一混合性と造粒性が維持されなければな
らない。
この手段として、ドラムミキサー(以下単にミキサーと
いう)が設置されているが、必ずしも十分な所期成果を
得ているとは言えない。従って、ミキサーを1段のみな
らず2段、3段と設けて、原料の均一混合度と造粒度の
向上を図っているのが現状である。
いう)が設置されているが、必ずしも十分な所期成果を
得ているとは言えない。従って、ミキサーを1段のみな
らず2段、3段と設けて、原料の均一混合度と造粒度の
向上を図っているのが現状である。
本発明は原料の混合性と造粒性とを向上させるため、ミ
キサー排出側の原料の一定量を再び、ミキサー人口側へ
循環することにより、少ない設備費と運転費によって、
ミキサーの段数を増加させるのと同じ効果を得ることを
目的とするものである。
キサー排出側の原料の一定量を再び、ミキサー人口側へ
循環することにより、少ない設備費と運転費によって、
ミキサーの段数を増加させるのと同じ効果を得ることを
目的とするものである。
従来の一般的な焼結フローを第1図に示す。第1図にお
いて配合槽lより切出された原料はへルトコンへ73に
より1次ミキサー4へ運ばれ、さらにベルトコンベア5
を経由して2次ミキサー6へ導かれる。このようにして
混合・造粒された原料はベルトコンベア7により給鉱ホ
ツパ−8へ導かれ、ドラムフィーダー9、ベルトシュー
ト1゜を介して焼結パレット12上へ定量切出しされ、
点火炉11により原料中のコークスに着火され、パレッ
トの移動とともに下向吸引通風により焼成される。
いて配合槽lより切出された原料はへルトコンへ73に
より1次ミキサー4へ運ばれ、さらにベルトコンベア5
を経由して2次ミキサー6へ導かれる。このようにして
混合・造粒された原料はベルトコンベア7により給鉱ホ
ツパ−8へ導かれ、ドラムフィーダー9、ベルトシュー
ト1゜を介して焼結パレット12上へ定量切出しされ、
点火炉11により原料中のコークスに着火され、パレッ
トの移動とともに下向吸引通風により焼成される。
従来の焼結フローでは、1次ミキサー4.2次ミキサー
6のみでは原料の充分な混合、造粒がなされないため、
最近3次ミキサーも設置されている。
6のみでは原料の充分な混合、造粒がなされないため、
最近3次ミキサーも設置されている。
ミキサー内に滞留する原料はミキサー容積の数%に過ぎ
ないため、ミキサー回転に要する電力は大部分がミキサ
一本体を回転させる動力として消費され、著しく効率が
悪い欠点がある。最近の大型焼結機では1000 kW
を超えるものもある。
ないため、ミキサー回転に要する電力は大部分がミキサ
一本体を回転させる動力として消費され、著しく効率が
悪い欠点がある。最近の大型焼結機では1000 kW
を超えるものもある。
本発明は、このような効率の悪いミキサーを増設するこ
となく、原料の混合性、造粒性を向上させることについ
て研究の結果、ミキサーの排出側の原料の一部を再びミ
キサーの入口側へ循環させることにより効果が大きいこ
とを見出し、この知見に基づき完成するに至った。
となく、原料の混合性、造粒性を向上させることについ
て研究の結果、ミキサーの排出側の原料の一部を再びミ
キサーの入口側へ循環させることにより効果が大きいこ
とを見出し、この知見に基づき完成するに至った。
第2図はミキサー内での原料の運動状態を模式的に示す
ものである。また第3図は占積率とフリュード数との関
係を示すものである。
ものである。また第3図は占積率とフリュード数との関
係を示すものである。
ここに占積率はミキサー内の原料滞留量とミキサー内容
積との比を言い、フリュード数Fはミキサーの直径をD
、回転数をN、重力の加速度をgとすれば<F=DN2
7gで表わされる。
積との比を言い、フリュード数Fはミキサーの直径をD
、回転数をN、重力の加速度をgとすれば<F=DN2
7gで表わされる。
ミキサー内における原料の造粒度が高くなるのは第2図
(a)に示す「正常転勤域」であり、いま原料の運動状
態がこの領域からはずれた場合、例えば(b)図の飛び
桃ね状態、(e)図のスリ、プ状態にある場合、ミキサ
ー内における原料の占積率を調整することにより、運動
状態を制御することが出来る。第3図にはフリュード数
と占積率により第2図の(a)、(b)、(c)の状態
となる領域をA、B、Cで示した。
(a)に示す「正常転勤域」であり、いま原料の運動状
態がこの領域からはずれた場合、例えば(b)図の飛び
桃ね状態、(e)図のスリ、プ状態にある場合、ミキサ
ー内における原料の占積率を調整することにより、運動
状態を制御することが出来る。第3図にはフリュード数
と占積率により第2図の(a)、(b)、(c)の状態
となる領域をA、B、Cで示した。
占積率はミキサーへの原料供給量により決まるものであ
る。焼結プロセスは原料供給から焼成、成品払出しまで
一貫した連続プロセスであるため、焼結生産量により、
ミキサーへの原料供給量は一元的に決まってくる。
る。焼結プロセスは原料供給から焼成、成品払出しまで
一貫した連続プロセスであるため、焼結生産量により、
ミキサーへの原料供給量は一元的に決まってくる。
このため、従来のように原料を直列の複数のミキサーで
処理した場合は、占積率を制御するためにミキサーへの
原料供給量を調整することはほとんど不可能なことであ
った。
処理した場合は、占積率を制御するためにミキサーへの
原料供給量を調整することはほとんど不可能なことであ
った。
本発明ではミキサー排出側の原料の一部をミ午す−人口
側へ循環させ、その循環量を調整することにより、ミキ
サーへの原料供給量を自由に変えることが出来る。すな
わち本発明により、従来、制御出来なかったミキサー内
の占積率を自由に変えることが出来、ミキサー内での原
料の転勤状態を一定の最適な状態に保つことが出来る。
側へ循環させ、その循環量を調整することにより、ミキ
サーへの原料供給量を自由に変えることが出来る。すな
わち本発明により、従来、制御出来なかったミキサー内
の占積率を自由に変えることが出来、ミキサー内での原
料の転勤状態を一定の最適な状態に保つことが出来る。
これにより、焼結バレントへ供給される原料はミキサー
内で最適な転勤運動を受けるとともにミキサー内におけ
る滞留時間も延びることとなるため、造粒度が向上する
。
内で最適な転勤運動を受けるとともにミキサー内におけ
る滞留時間も延びることとなるため、造粒度が向上する
。
なお、ミキサー内での原料は滞留時間とともにその造粒
度が向」ニする。これは前述の転動延詩間が増すため造
粒を促進するためと考えられる。
度が向」ニする。これは前述の転動延詩間が増すため造
粒を促進するためと考えられる。
以上の知見から実現された本発明の実施例の系統図を第
4図、第5図に示す。
4図、第5図に示す。
第4図は1次ミキサー1台で2次ミキサーを有する設備
と同等、もしくはそれ以上の良好な原料の混合性、造粒
性を得ることのできる装置であって、1次ミキサー4の
排出側において1次ミキサー4から排出された原料の一
部を、ベルトコンベア等による循環ライン17を経由し
て、再び1次ミキサーの入口側へ循環することにより、
原料の造粒を強化することが出来る。
と同等、もしくはそれ以上の良好な原料の混合性、造粒
性を得ることのできる装置であって、1次ミキサー4の
排出側において1次ミキサー4から排出された原料の一
部を、ベルトコンベア等による循環ライン17を経由し
て、再び1次ミキサーの入口側へ循環することにより、
原料の造粒を強化することが出来る。
第5図は本発明の別の実施例を示し1次ミキサー4と2
次ミキサー6の2台で、3次ミキサーを有する設備と同
等もしくは、それ以上の良好な混合性、造粒性を得るこ
とのできる装置の系統図である。1次ミキサー4の出入
1フ間に、原料循環ライン17を形成し、2次ミキサー
6の出入口間に原料循環ライン18を形成して、良好な
混合性と造粒性とを得る効果を達成するものである。
次ミキサー6の2台で、3次ミキサーを有する設備と同
等もしくは、それ以上の良好な混合性、造粒性を得るこ
とのできる装置の系統図である。1次ミキサー4の出入
1フ間に、原料循環ライン17を形成し、2次ミキサー
6の出入口間に原料循環ライン18を形成して、良好な
混合性と造粒性とを得る効果を達成するものである。
なお、循環ライン17.18の代りに2次ミキサー6の
排出側の原料の一部を1次ミキサー4の入口側へ搬送す
る循環ライン19を設けても同様の効果を得ることがで
きる。
排出側の原料の一部を1次ミキサー4の入口側へ搬送す
る循環ライン19を設けても同様の効果を得ることがで
きる。
本発明により、ミキサーの段数を増加させることなく、
原料の均一な混合と良好な造粒とを安価に容易に実現す
ることができる。
原料の均一な混合と良好な造粒とを安価に容易に実現す
ることができる。
実施例
第4図に示した系統図によって原料をミキサーの排出側
から入口側へ循環量30%で循環処理し′たところ、第
1図の1次、2次ミキサーを有する装置と同等の混合度
と造粒度を得ることができ、ミキサーの電力量は、これ
に比し焼結鉱1トン当り、3kWHの低減となった。
から入口側へ循環量30%で循環処理し′たところ、第
1図の1次、2次ミキサーを有する装置と同等の混合度
と造粒度を得ることができ、ミキサーの電力量は、これ
に比し焼結鉱1トン当り、3kWHの低減となった。
さらに、循環量を50%としたところ、1次、2次ミキ
サーを有する装置に比べ、粒子径が平均1mm大きくな
り、通気性が改善され、主排風機の電力原単位は1 k
WH低下し、ミキサーの削減電力量と合わせ、焼結鉱1
トン当り約4 kWH低下した。
サーを有する装置に比べ、粒子径が平均1mm大きくな
り、通気性が改善され、主排風機の電力原単位は1 k
WH低下し、ミキサーの削減電力量と合わせ、焼結鉱1
トン当り約4 kWH低下した。
第1図は一般的な焼結系統図、第2図は原料の転勤状態
を示すドラムミキサーの横断面図で(a)は正常転勤状
態、(b)は飛び跳ね状態、(C)はスリンブ状態を示
す。第3図はドラムミキサー内の原料の占積率とフリュ
ード数による第2図の(a)、(b)、(c)状態の領
域をそれぞれA、B、Cで示したグラフ、第4図、第5
図は本発明の実施例の系統図である。 1・・・配合槽、2・・・切出しフィーダー、3・・・
ベルトコンベア、4・・・1次ミキサー、5・・・ベル
トコンベア、6・・・2次ミキサー、7・・・ベルトコ
ンベア、8・・・給鉱ホツパ−,9・・・ドラムフィー
ダー、10・・・ベルトシュー1・、11・・・点火炉
、12・・・焼結機パレット、13・・・クランシャー
、14・・・シュート、15・・・冷却機パレット、1
6・・・ベルトコンベア、17,18.19・・・循環
ライン 出願人 川崎製鉄株式会社 代理人 弁理士 小杉佳男 第2図 (Q) (b) (C) 第3図 フリニード数 (X10”) 第4図
を示すドラムミキサーの横断面図で(a)は正常転勤状
態、(b)は飛び跳ね状態、(C)はスリンブ状態を示
す。第3図はドラムミキサー内の原料の占積率とフリュ
ード数による第2図の(a)、(b)、(c)状態の領
域をそれぞれA、B、Cで示したグラフ、第4図、第5
図は本発明の実施例の系統図である。 1・・・配合槽、2・・・切出しフィーダー、3・・・
ベルトコンベア、4・・・1次ミキサー、5・・・ベル
トコンベア、6・・・2次ミキサー、7・・・ベルトコ
ンベア、8・・・給鉱ホツパ−,9・・・ドラムフィー
ダー、10・・・ベルトシュー1・、11・・・点火炉
、12・・・焼結機パレット、13・・・クランシャー
、14・・・シュート、15・・・冷却機パレット、1
6・・・ベルトコンベア、17,18.19・・・循環
ライン 出願人 川崎製鉄株式会社 代理人 弁理士 小杉佳男 第2図 (Q) (b) (C) 第3図 フリニード数 (X10”) 第4図
Claims (1)
- l 焼結用原料の混合・造粒機として単数または複数基
のドラムミキサーを用い、ドラムミキサーから排出した
原料の一部を当該ドラムミキサーまたは上流側のドラム
ミキサーの入1」側に搬送する循環ラインを設けたこと
を特徴とする焼結用原料の混合・造粒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7145783A JPS59199029A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 焼結用原料の混合・造粒方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7145783A JPS59199029A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 焼結用原料の混合・造粒方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59199029A true JPS59199029A (ja) | 1984-11-12 |
JPS6324408B2 JPS6324408B2 (ja) | 1988-05-20 |
Family
ID=13461119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7145783A Granted JPS59199029A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 焼結用原料の混合・造粒方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59199029A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52147502A (en) * | 1976-06-02 | 1977-12-08 | Luossavaara Kiirunavaara Ab | Process for production of pellets |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP7145783A patent/JPS59199029A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52147502A (en) * | 1976-06-02 | 1977-12-08 | Luossavaara Kiirunavaara Ab | Process for production of pellets |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6324408B2 (ja) | 1988-05-20 |
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