JPS59198437A - 電子カメラ用シヤツタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は電子カメラ用シャンタに関する。

（発明の背景） 固体撮像素子（ＣＣＤ、ＭＯ３型素子等）と記録媒体（
磁気テープ、磁気ディスク等）とを用いるテレビカメラ
や電子スチルカメラでは従来の銀塩フィルムを用いるカ
メラにはない各種光学フィルタを必要とする。例えばカ
ラー電子スチルカメラではオプチカルローパスフづルタ
（以下ＯＬＰフィルタと称す）、光源の違いによ°る色
バランスを補正する白バランス修正のための色温度変換
フィルタ、赤外カットフィルタを撮影光路中に設置する
必要がある。又白黒電子スチルカメラでは色温度変換フ
ィルタは不要であるが赤外カットフィルタとＯＬＰフィ
ルタは撮影光路中に設置する必要がある。

これらの多種光子部材を撮影光路中に固定若しくは挿入
退避可能に設置することにより装置の光軸方向の寸法が
大きくなるという問題点があった。

この点につきさらに詳述すると、ＯＬＰフィルタの厚さ
く光軸方向の寸法）は使用する固体撮像素子の画素ピン
チで決丑る減衰すべき空間周波数で決するもので例えば
、４回程度となり光軸方向に大きな寸法を必要とする。

又、カラー電子スチルカメラの場合色温度変換フィルタ
は光源により撮影光路中に挿入退避可能の構造としなけ
ればならないためやはり光軸方向に大きな寸法を必要と
する。赤外カットフィルタについてはカラー電子スチル
カメラの場合は光路中に常に挿入しておき退避させる必
要がないことから別個に設けず、前記ＯＬＰフィルタに
蒸着することで構造を簡単にすることができる。しかし
いずれにしても２つの光学部材が必要となる為その取付
けのため光軸方向の寸法が犬となるという問題点がある
。

一方白黒の電子スチルカメラの場合、前述の通り色温度
変換フィルタは不要であるが赤外カットフィルタとＯＬ
Ｐフィルタは必要であるからその取付けのためやはり光
軸方向の寸法が大となるという問題点がある。

さらに低輝度の被写体に対しては赤外ガツトフィルタを
光路中より退避させること［よって感度を上昇させるこ
とが可能となる。よって低輝度被写体に対する感度アッ
プ機能を付加しようとすると、ＯＬＰフィルタとは別個
に退避可能の赤外カットフィルタが必要となるので固定
構造よりもさらに光軸方向の寸法が犬となるという間店
点がある。

即ちカラー、白黒いずれの電子スチルカメラに於いても
光路中に光学部材を設置することが必要となり、元軸方
向の寸法が犬となる。さらに光学部材を光路中に挿入退
避可能にしようとするとさらに光軸方向の寸法が増大す
る。ここでシャッタの前方（シャッタと撮影レンズとの
間）に光学部材を配設すると取付用部材が必要とナリ光
軸方向の寸法が大となることによってフランジバックが
長くなる。

フランジバックが長くなること（体レンズの光学設計を
より困難ＶＣするという問題点を有する。又機械的シャ
ッタの後方（シャッタと撮像素子との間）に光学部材全
配設するとやはり取付用部材が必要となりシャッタスリ
ット走行面から撮像素子の撮像面迄の距離が大となる。

するとンヤノタスリノト上での光束径が犬となり、シャ
ッタスリットを犬としなければならず、その為に幕速全
早くしなければならないという問題点を有する。

以上は電子スチルカメラについて述べたが、テレビカメ
ラの場合であってもシャッタ機構を備えたものにあって
は同様の問題点を有する。通常のテレビカメラはシャッ
タ機構を備えず露光時間は１／６０秒に固定されている
が、例えばそれぞれス’）ノドに設けた２枚の円板の回
転位相を調節してスリット幅ヲ調節することによってシ
ャッタスピードを可変とするテレビカメラがある。この
様な機械的シャッタを備えたカラー或いは白黒テレビカ
メラにあっては前述の電子スチルカメラと同様の問題点
を有する。

（発明の目的） 本発明にこれらの欠点を解決し、元軸方向の寸法を大き
くすることのない電子カメラ用シャッタ全得ることを目
的とする。

（発明の概妥） 本発明はシャッタを構成する基板に直接光学フィルタを
取付けることを技術的要点としている。

（実施例） 第１〜３図は本発明をカラー電子スチルカメラ用の縦走
リフオーカルプレンシャッタに適用した一実施例を示し
、第１図は撮影光路中に色温度フィルタを挿入した状態
、第２図は退避した状態をそれぞれ示す斜視図であり、
第３図は本実施例の縦断面図である。

ＩＵ縦走ＩＪフォーカルプレンシャッタのシャッタ前基
板、１ａはアパーチャ、１ｂは前記シャッタ前基板１の
前面に取付けられたシャッタ作動機構、２に縦走リフォ
ー力ルブレンンヤノタのンヤノタ後基板、３　（／：を
色温度変換フィルタで取付板４に切曲部４ａで固定され
ている。取付板４　Ｌｔシャッタ前基板１に固定された
レール板８，９により摺動可能に保持てれる。５は色温
度変換フィルタ３を撮影光路中に挿入退避させる為に操
作されるアームである。該アーム５はその略中央部が回
動軸６によりシャッタ前基板１に回動自在に取付けられ
一端は軸７が固定され、該軸７は取付板４に設けられた
長孔４ｂに摺動可能に嵌合され、他端は二叉状になって
おり図示しない操作部材が係合され該操作部材の操作に
よってアーム５が前記回動軸６の回りに回動して色温度
変換フィルタ３が取付けられた取付板４がレール板８，
９に沿って摺動Ｉ〜、色温度変換フィルタ３を撮影光路
中に挿入退避させる。１０はＯＬＰフィルタで前記シャ
ッタ後基板２の後面に設けられた切１１１１部２ａによ
って取付けられる。

ＯＬＰフィルタ１０の前面］０ａ（７ヤノタ走行面）は
走行時シャッタが接触しない様にシャノ夕後基板２の前
面２ｂ（シャッタ走行面）より後方に位（ｉｔする様配
設され、そして前記前面１０ａにはアパーチャ２Ｃを形
成する薄い枠体１１が貼付されている。ここでＯｒ、　
Ｐフィルタ１０と枠体１］の厚さ寸法はンヤノタ後基板
の厚さと一部共有しているので光軸方向の寸法をより小
さくできる。、ＯＬＰフィルタ１０の侯面ｊＯｂには赤
外カットフィルタ１２が蒸着されている。赤外カットフ
ィルタ１２はＯＬＰフィルタ１０の前面］、　Ｏａに蒸
着してもよい。

上記の如く構成されたカラー電子スチルカメラ用の機械
シャッタは色温度変換フィルタ３がシャッタ前基板１の
前面に移動可能に、又ＯＬＰフィルター１０と赤外カッ
トフィルタがシャック後基板２にそれぞれ取付けられる
ため　れそれのフィルタを取付けるための部材を要さず
光軸方向の寸法を小さく構成することが可能である。尚
本実施例ではシャッタ前基板に移動する光学フィルタを
取付けたがシャッタ後基板に移動する光学フィルタを取
付けても良い。

第４図は本発明を白黒電子スチルカメラに適用した一実
施例を示し、第１〜３図と同符号は同効物全表わす。白
黒電子スチルカメラの場合色温度変換フィルタは不要で
あるから本実施例ではシャッタ前基板１には赤外線カッ
トフィルタ１２が絞り部１ｃによって、１だシャッタ後
基板２にはＯＬＰフィルタ１０が切曲部２ａＶこよって
それぞれ固定されている。ここで絞り部１ｃは赤外線カ
ットフィルタ１２の端面を全て取り囲む様に構成され、
前記絞り部１ｃの前記端面に接っするフィルタ取付面１
ｄは斜入射光の前記端面での反射を防ぐ為黒色艶消し塗
装が施される。壕だ絞り部１ｃはシャッタのアパーチャ
１ａも形成する。勿論赤外線カットフィルタ１２を前記
実施例と同様の構造で移動可能としてもよい。

尚、実施例でに前後に基板をもった機械式シャッタにつ
いて述べたが前後いずれかに基板をもったものでも、ま
た機械でない電気光学素子を用いたシャッタでも本発明
は適用し得る。

（発明の効果） 以上のように本発明によればシャッタを構成する基板に
直接光学フィルタを取付けるので光学フィルタ取付けの
ために新たな部材を設置しないで光軸方向の寸法を小に
でき部品点数も少ない電子カメラ用シャッタが得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の実施例を示す斜視図、第３図
は断面図であり、第４図は本発明の他の実施例を示す断
面図である。 （主要部分の符号の説明） ■・・・・・シャッタ前基板、 ２・・・　シャッタ後基板、 出願人　日本光学工業株式会社 代理人　　渡　　辺　　隆　　男 才３図 升′４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シャッタを構成する基板に光学フィルタを取付けたこと
   を特徴とする電子カメラ用シャッタ。