JPS5919835B2 - 転写箔による箔着け法 - Google Patents

転写箔による箔着け法

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JPS5919835B2
JPS5919835B2 JP55176290A JP17629080A JPS5919835B2 JP S5919835 B2 JPS5919835 B2 JP S5919835B2 JP 55176290 A JP55176290 A JP 55176290A JP 17629080 A JP17629080 A JP 17629080A JP S5919835 B2 JPS5919835 B2 JP S5919835B2
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foil
transfer
needle
holes
transfer foil
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善造 中塚
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は転写箔による箔層け法、特に支持基材層の上面
に離型剤層を介して転写膜を積層した転写箔の転写膜を
箔層け対象物の面に転写して施す箔層け法に関する。
従来、このような転写箔による箔層け法は広く知られて
おり、古来よりの伝統的な叩打法により得られた金、銀
箔等の打箔を用いて行うよりも箔層けを簡潔に施すこと
ができる。
しかし従来では転写箔における転写膜の光線の反射によ
る表面光沢の風合いが全体として画一的であるため、こ
れを転写して得られる箔層け表面の光沢の風合いもそれ
に従ラ変化のないものとなる。模様をあられすとしても
、箔層け対象面或いは転写箔の転写膜の面に施された接
着剤(一般的にはホットメルト型接着剤)の塗工模様、
または転写箔の転写膜に施された図柄にのみ制約される
。そこで本発明は上記先行技術による欠点を除去し、箔
層けした面の光沢の風合いを部分的に変化させ、その光
沢風合いの差異による模様を願出し得る転写箔による箔
層け法を提供しよラというものである。
本発明の転写箔による箔層け法は、支持基材層の上面に
離型剤層を介して転写膜を積層した転写箔の転写膜を箔
層け対象物の面に転写して施す箔層け法であつて、上記
転写箔として、全面的にピンホール状の微細な透孔を穿
設しかつその一部透孔の分布密度及び/または大きさを
他の部分の透孔のそれと異ならせたものを用いることを
特徴としている。
本発明において用いる転写箔には全面的にピンホール状
の微細な透孔が穿設され、その一部透孔の分布密度及び
/または大きさが他の部分の透孔のそれと異なつている
ので、該転写箔の転写膜を箔層け対象物の面に転写して
得られる箔層けは、光線の反射による光沢が上記透孔の
分布密度及び/または大きさの差異で部分的に異なり、
その光沢の差異による風合いの模様を附与されることに
4る。
しかもこの光沢の差異による風合いの模様は、容易に千
差万別に変化を持たせることができる。即ち、転写箔に
透孔を穿設するにはニードルパンチにより施すことがで
き、異種分布密度及び/または大きさの穿孔はエートリ
ングのパターン及び/またはニードル太さの然るべき選
定で容易゜ に極めて多種多様に亘らせることができ、
従つて前示光沢の差異による風合いの模様も容易に千差
万別に変化させることが保証される。本発明において転
写箔の全面に透孔を穿設するのは、上記の光沢の差異に
よる風合いの模様の箔・ 着け面での願出を気泡の封じ
込みによる疵の発生なしに行ラことを可能にすることで
あり、透孔をピンホール状の微細なものとするのは、箔
層け面の光沢をできる限り損わないようにするためであ
る。
一般的には上記透孔は肉眼では透かして見なければ見え
ない程度の微細なものがよい。本発明においては転写箔
の支持基材層に約6μ以下の厚みの合成樹脂フイルム.
和紙.グラシン紙等を適用すれば,当該支持基材層はこ
れに離型剤層を介して積層する転写膜を含め、その腰の
強弱の度合いが彫刻等のデリケートな凹凸面にもよくな
じむ特性のものとなり.彫刻に対しても伝統的な打箔に
よる場合と遜色のない優れた効果の箔着けを施すことが
できる。
しかもこの場合.支持基材層の存在により製品全体とし
ての腰が上記打箔のように約0.5μという余りの薄さ
のため不足することがなく6製品の取扱いの容易さ6作
業性の点では打箔を凌駕し,高度の技術や熟練を要する
ことなく,容易に箔着けを行うことが可能である。本発
明においては転写箔による箔着けを平面的な箔着け対象
物に適用する場合であれば.転写箔の取扱いの容易さ,
作業性の点で厚み15μ前後の合成樹脂フイルム、和紙
、グラシン紙等が支持基材層として適している。
次に本発明の実施例を図面について説明する。
合成樹脂フイルム6和紙,グラシン紙等の支持基材層に
ロールコーテイング法等適宜の手段により離型剤層をコ
ーテイングし.次いでその離型剤層の上に引裂強度小な
る金6銀其他金属薄膜6一色乃至多色の有色薄膜6多色
模様の薄膜等の転写膜を蒸着或いは印刷等の適宜の方法
により積層する。必要ならば6該転写膜の積層に先立ち
,転写膜の転写後に該膜の保護層となる薄膜を形成して
もよい。上記転写箔1に二ードルパンチ2により全面的
にピンホール状の微細な透孔3を穿設する。
二ードルパンチ2は平板4に植設したものを用いてもよ
く6ローラー5に植設したものを適用してもよい。また
何れの形式を゛採用する場合でも.ニードルパンチ板或
いは二ードルローラ一を転写箔1の片面側に配し他の片
面側にゴム板6或いはゴムローラー7を配しても構わな
いし.両面側に二ードル板或いは二ードルローラ一を配
してもよい。ニードル板とゴム板の組合せが第1図に6
ニードル板と二ードル板の組合せが第2図に,二ードル
ローラ一とゴムローラーの組合せが第3図に6二ードル
ローラ一相互の組合せが第4図に示されている。上記ゴ
ム板或いはゴムローラーは必ずしも限定的ではないが一
般的にはシヨア一45〜70定の程度のものが適用でき
る。支持基材層が合成樹脂フイルムの場合.ニードルパ
ンチ2を加熱しておけば6透孔3を゛かえり”を発生す
ることなく穿つのに有効である。
支持基材層の透孔にかえりが発生すると、転写膜の透孔
もまたかえりがあることになり、その光沢を損うので好
ましくない。ニードルパンチ2の加熱は適宜の手段.例
えば板4或いはローラー5を金属製とし.それ等を加熱
することにより行えばよい。ニードルバンチ2の加熱温
度は針先温度で通常.250℃前後が好適である。ニー
ドルパンチ2を加熱するときは合成樹脂フイルムからな
る支持基材層は透孔3を二ードルパンチの刺通のみなら
ず加熱に伴う溶断作用によつても形成されるので.透孔
3の不必要な拡大化を避けるために,当該合成樹脂フイ
ルムにポリエステル樹脂のような熱可塑性でないものを
適用することが好ましい。ニードルパンチ板を適用する
場合6転写箔を所定長宛間歇送りし6その停止中に二ー
ドルパンチを駆動して透孔3・・・を穿設する。二ード
ルローラ一による場合には6転写膜1を連続的に送わな
がら.ニードルローラーとゴムローラーの対、或いは二
ードルローラ一と二ードルローラ一の対を回転させて、
転写膜1に透孔3を穿つ。
上記の透孔3を二ードリングにより穿孔するに際し,平
板4或いはローラー5の二ードルパンチ2・・・群の一
部の分布密度及び/または二ードルの太さを他の部分の
それと予め相違させて訃き.分布密度及び/または大き
さが部分的に異なる透孔3aを転写膜1に施す(第5図
参照)。
上記透孔3及び3a付きの転写箔1を用い,これを常法
に従い箔着け対象物の面に転写して箔着けする。
すると上記分布密度及び/または大きさが部分的に異な
る透孔3aにより光沢の風合いが他の部分と異なり6そ
の差異により異種光沢の風合いの模様が箔着け面にあら
れれる。
【図面の簡単な説明】 第1図,第2図6第3図及び第4図は本発明による二ー
ドルパンチでの穿孔方式のそれぞれ異なる例を示す側面
図6第5図は本発明法で使用する転写箔の一例を示す平
面図である。 1は転写箔.2は二ードルパンチ. 3,3aは 透孔, 4は平板6 5はローラー 6はゴム板、 はゴムローラー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 支持基材層の上面に離型剤層を介して転写膜を積層
    した転写箔の転写膜を箔着け対象物の面に転写して施す
    箔着け法であつて、上記転写箔として、全面的にピンホ
    ール状の微細な透孔を穿設しかつその一部透孔の分布密
    度及び/または大きさを他の部分の透孔のそれと異なら
    せたものを用いることを特徴とする転写箔による箔着け
    法。
JP55176290A 1980-12-12 1980-12-12 転写箔による箔着け法 Expired JPS5919835B2 (ja)

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JPS57100093A JPS57100093A (en) 1982-06-22
JPS5919835B2 true JPS5919835B2 (ja) 1984-05-09

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JPH0648096A (ja) * 1992-07-31 1994-02-22 Nissha Printing Co Ltd 転写製品の製造方法
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JPS5248937A (en) * 1975-10-16 1977-04-19 Western Electric Co Device for patching memory

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