JPS5919786Y2 - 自動車等の排気管遮音装置 - Google Patents

自動車等の排気管遮音装置

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Publication number
JPS5919786Y2
JPS5919786Y2 JP1011279U JP1011279U JPS5919786Y2 JP S5919786 Y2 JPS5919786 Y2 JP S5919786Y2 JP 1011279 U JP1011279 U JP 1011279U JP 1011279 U JP1011279 U JP 1011279U JP S5919786 Y2 JPS5919786 Y2 JP S5919786Y2
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JP
Japan
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exhaust pipe
sound insulation
vibration isolating
isolating member
cover
Prior art date
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Expired
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JP1011279U
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JPS55112015U (ja
Inventor
康男 安藤
Original Assignee
日産デイ−ゼル工業株式会社
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Publication date
Application filed by 日産デイ−ゼル工業株式会社 filed Critical 日産デイ−ゼル工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車等の排気管を覆うように取付け、防振
部材がフランジに隣接していない排気管の遮音装置に関
する。
近年、自動車等の車両騒音の低減化の必要性が高まり、
種々の対策がとられている。
車両のエンジンにおいても同様で゛あって、エンジンル
ームを密封構造にして外部への騒音の発散を防止してい
る。
しかしながら、エンジンの発生する騒音は、エンジン本
体からの騒音に加えて、エンジンの排気管から発生する
騒音がある。
例えば実開昭53−79920号公報および実開昭53
−120628号公報にはエンジンの排気管から発生す
る騒音を防止するための手段が開示されている。
しかしながらかかる公知の技術では取付作業がやっかい
であり、また騒音防止上充分ではなかつた。
したがって本考案の目的は、取付作業が容易でかつ充分
に騒音を防止できる自動車等の排気管遮音装置を提供す
るにある。
本考案による自動車等の排気管遮音装置は、排気管に固
定した一対のホルダーと、ホルダー上に配置した金属細
線を編物組織して戒る防振部材と、これらを覆うように
とつけた円筒状の遮音カバーとで構威し、ホルダーと防
振部材および遮音カバーがそれぞれ上下に2分割された
構造を有している。
本考案は防振部材が排気管のフランジに隣接しない場合
に適用するものであるから、防振部材を一対のホルダー
により支持し、遮音カバーを任意の位置に設けることが
でき、またフランジの振動が遮音カバーに伝達されない
またホルダーを防振部材と遮音カバーとが2分割されて
いるので、任意の位置に取付ける作業が容易であり、か
つカバー類が必要でない車種と排気管本体との共通化を
図ることができる。
さらに遮音装置は車体の下部にあるために石等がぶつか
って損傷しやすいが、サービス部品もこわれた部品だけ
で済み、経済的である。
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案を大型トラックに適用した実施例を示し
、運転室10の下方に搭載されたエンジン11の排気は
、エキゾーストマニホールドから前部排気管2を通って
マフラー1に送られ、更に後部排気管3を介して外部に
放出されるようになっている。
そしてこの排気管のラインは弾性支持/’%ンガー4に
よって、要部をシャシ−12にとりつけられている。
この排気管には本考案の排気管遮音装置5,5′がとり
つけられるが、この遮音装置の形状は排気管の形状に応
じたものにすることが可能である。
直線的な排気管に適用される遮音装置の例を第2図以下
で説明する。
すなわち、第2図に示すように、排気管2の外周部には
適当間隔をおいて1対のホルダー6が゛とりつけられる
このホルダー6は第5図に詳述するように片側にフラン
ジ部6aを有する半分割した環状のもので、これを排気
管2の外周に当接し、溶接等により固定する。
この際にホルダー6のフランジ6aが互に向い合うよう
にホルダーをとりつける。
次にこのホルダー6の外周に2分割した環状の防振部材
7を配置するのであるが、この防振部材7は耐錆金属細
線を素線とする編物組織で形成されており、ある程度の
弾性を有していて組立て状態において多少のたわみが生
ずるように設計されている。
そしてこの防振部材7の外周を遮音カバー5で覆って遮
音装置を構成するが、この遮音カバー5は2分割された
半円筒形のカバー5a、5bにわかれており、カバーの
両端部には内側に折り曲げられたフランジ5C,5dが
形成されている。
両力バー52,5bはボルトナツト等の固着具8で組付
けられるが、この際に防振部材7はホルダーのフランジ
6aとカバーのフランジ5C95dの間で良好に保持さ
れ、また排気管2とカバー5の間には空間部9が形成さ
れる。
本考案の排気管遮音装置は以上のように構威しであるの
で、エンジンの排気振動は遮音カバーに直接伝わること
がなく、エンジン排気音の放射を著しく減少させること
ができる効果を有している。
防振部材7は予め振動伝達率を極めて小さく設定しであ
るので、防振部材7から遮音カバー5への振動伝達はほ
とんどなく、遮音カバー5の効果を損う懸念は全くない
又防振部材7はその素材が金属である為、熱伝導性がよ
く、遮へいされることにより起こる排気管の熱害対策に
も効果がある。
さらに編物組織である為に通水性もよく、従来のように
排気管にグラスウール等の吸音材を用いてカバーで遮へ
いする型のものに比べて吸音材の含泥水による排気管の
腐しまくや鎖酸の促進といった心配もなく、排気管の耐
久性もよい。
そして防振部材そのものの耐熱性がきわめて良いので損
傷のおそれもなく、信頼性が高い。
またホルダーのフランジと遮音カバーのフランジの作用
によって車両の振動等によっても防振部材はずれること
なく、遮音効果を維持することができ、また取付けが容
易であり、どのような形状をした排気管にも取付けるこ
とができる。
さらに遮音カバー5と排気管2との間の空間部9に吸音
材をつめれば遮音効果を向上することができる。
本考案は以上のように排気管の任意の位置に設けること
ができ、しかもその取付け、取り外しが容易にできるの
で、この種の遮音装置としてその実用的な価値が大きい
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を大型トラックに適用した状態を示す側
面図、第2図は本考案の遮音装置の正面断面図、第3図
は平面図、第4図は側面図、第5図は要素の分解斜視図
である。 1・・・・・・マフラ、2・・・・・・前部排気管、3
・・・・・・後部排気管、4・・・・・・弾性支持ハン
ガー、5,5′・・・・・・遮音カバー、6・・・・・
・ホルダー、7・・・・・・防振部材、8・・・・・・
固着具、9・・・・・・空間部、10・・・・・・運転
室、11・・・・・・エンジン、12・・・・・・シャ
シー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車等の排気管を覆うように取付け、防振部材がフラ
    ンジに隣接していない排気管の遮音装置において、排気
    管に固定した一対のホルダーと、ホルダー上に配置した
    金属細線を編物組織して成る防振部材と、これらを覆う
    ようにとりつけた円筒状の遮音カバーとで構成し、ホル
    ダーと防振部材および遮音カバーがそれぞれ上下に2分
    割された構造を有することを特徴とする自動車等の排気
    管遮音装置。
JP1011279U 1979-01-31 1979-01-31 自動車等の排気管遮音装置 Expired JPS5919786Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1011279U JPS5919786Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31 自動車等の排気管遮音装置

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JP1011279U JPS5919786Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31 自動車等の排気管遮音装置

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Publication Number Publication Date
JPS55112015U JPS55112015U (ja) 1980-08-06
JPS5919786Y2 true JPS5919786Y2 (ja) 1984-06-08

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ID=28822103

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JP1011279U Expired JPS5919786Y2 (ja) 1979-01-31 1979-01-31 自動車等の排気管遮音装置

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JP7290677B2 (ja) * 2021-01-27 2023-06-13 フタバ産業株式会社 制振バンド及びマフラ

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JPS55112015U (ja) 1980-08-06

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