JPS59197412A - 光学材料 - Google Patents
光学材料Info
- Publication number
- JPS59197412A JPS59197412A JP7152483A JP7152483A JPS59197412A JP S59197412 A JPS59197412 A JP S59197412A JP 7152483 A JP7152483 A JP 7152483A JP 7152483 A JP7152483 A JP 7152483A JP S59197412 A JPS59197412 A JP S59197412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unsaturated compound
- containing unsaturated
- fluorine
- optical material
- methyl methacrylate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は重合性含フツ素不飽和化合物01〜30M量係
を含有するメタクリル酸エステル混合物を共重合し、こ
れを成形して成る光学材料に関するものである。
を含有するメタクリル酸エステル混合物を共重合し、こ
れを成形して成る光学材料に関するものである。
従来、光学レンスのような透明性を要求される光学材料
は、ポリメタクリル酸メチルのような熱可塑性樹脂を射
出成形してっ(られてぃた。
は、ポリメタクリル酸メチルのような熱可塑性樹脂を射
出成形してっ(られてぃた。
ポリメタクリル酸メチルは透明であり、耐光性にすぐれ
た特長を有するが、その反面、吸水性や吸湿性が大きく
、吸水劣化、吸水による屈折率変化などに問題があった
。
た特長を有するが、その反面、吸水性や吸湿性が大きく
、吸水劣化、吸水による屈折率変化などに問題があった
。
本発明者等は、上記従来のポリメタクリル酸メチルが有
する欠点を改良すべ(種々検討した結果、メタクリル酸
メチルおよび/またはメタクリル酸シクロヘキシルに重
合性含フツ素不飽和化合物を配合して共重合することに
より、耐吸水性および耐吸湿性にすぐれたポリマーを得
ることができることを見出し、本発明に至った。
する欠点を改良すべ(種々検討した結果、メタクリル酸
メチルおよび/またはメタクリル酸シクロヘキシルに重
合性含フツ素不飽和化合物を配合して共重合することに
より、耐吸水性および耐吸湿性にすぐれたポリマーを得
ることができることを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、メタクリル酸メチルおよび/またはメ
タクリル酸シクロヘキシル70〜999重量係と重合性
含フツ素不飽和化合物01〜30M量%とを共重合し、
これを成形して成る光学材料に関する。
タクリル酸シクロヘキシル70〜999重量係と重合性
含フツ素不飽和化合物01〜30M量%とを共重合し、
これを成形して成る光学材料に関する。
本発明において用いられる重合性含フツ素不飽和化合物
としては、フッ素化されたフルキル基および/またはア
ルキレン基を有する、フルコールのアクリル酸エステル
またはメタクリル酸メチルがあげられる。これはフルキ
ル基またはフルキレン基の水素の一部または全部がフッ
素によって置換され、かつ1分子中のフルキル基、アル
キレン基またはこれら両基の炭素数の合計が1〜30で
あるアルコールのアクリル酸エステルまたはメタクリル
酸エステルであって、−例として次の化合物があげられ
る。
としては、フッ素化されたフルキル基および/またはア
ルキレン基を有する、フルコールのアクリル酸エステル
またはメタクリル酸メチルがあげられる。これはフルキ
ル基またはフルキレン基の水素の一部または全部がフッ
素によって置換され、かつ1分子中のフルキル基、アル
キレン基またはこれら両基の炭素数の合計が1〜30で
あるアルコールのアクリル酸エステルまたはメタクリル
酸エステルであって、−例として次の化合物があげられ
る。
HF2C−(CF2) n−(CH2)m−00C−C
−CH2CF3−(CF2)n−(CH,、)m−00
C−C=CH2CF3−(CF2)n−CH2−CH−
CH200C=CH21 0RX CF8−(CF2) n−CON−(CH2)mn−C
0N−(CH2)。
−CH2CF3−(CF2)n−(CH,、)m−00
C−C=CH2CF3−(CF2)n−CH2−CH−
CH200C=CH21 0RX CF8−(CF2) n−CON−(CH2)mn−C
0N−(CH2)。
RX
(上式中、m−O〜18、n =O−] 8 、Ft=
HまたはCHC0−1X=HまたiまCH3、R1=H
またはCH3(CH2’)n−を表わす。)また、本発
明においては、上記のフッ素化されたフルキル基および
/またはアルキレン基を有するアルコールのアクリル酸
エステルまたはメタクリル酸エステル以外に次に示すフ
ッ素化スチレンな用いることもできる。
HまたはCHC0−1X=HまたiまCH3、R1=H
またはCH3(CH2’)n−を表わす。)また、本発
明においては、上記のフッ素化されたフルキル基および
/またはアルキレン基を有するアルコールのアクリル酸
エステルまたはメタクリル酸エステル以外に次に示すフ
ッ素化スチレンな用いることもできる。
メタクリル酸メチルおよび/またはメタクリル酸シクロ
ヘキシルと重合性含フツ素不飽和化合物との配合割合は
、メタクリル酸メチルおよび/またはメタクリル酸シク
ロヘキシル70〜99.9重量係に対して重合性含フッ
素不飽和化合物01〜30重量係である。重合性含7ノ
素不飽和化合物の配合割合が01重量%よりも少いとき
には得られるポリマーが水や湿気を吸収しに(いという
本発明の効果がなくなり、一方、i合性含フッ素不飽和
化合物の配合割合が30重量%を越えると光学材料とし
ての硬度が不足して実用的でない。
ヘキシルと重合性含フツ素不飽和化合物との配合割合は
、メタクリル酸メチルおよび/またはメタクリル酸シク
ロヘキシル70〜99.9重量係に対して重合性含フッ
素不飽和化合物01〜30重量係である。重合性含7ノ
素不飽和化合物の配合割合が01重量%よりも少いとき
には得られるポリマーが水や湿気を吸収しに(いという
本発明の効果がなくなり、一方、i合性含フッ素不飽和
化合物の配合割合が30重量%を越えると光学材料とし
ての硬度が不足して実用的でない。
本発明のモノマー混合物から光学材料を製造するには、
モノマー混合物に重合触媒を加えて加熱するとか紫外線
照射するとかの手段によりポリマーをつくり、次いでこ
のポリマーを射出成形などによって成形して製造する。
モノマー混合物に重合触媒を加えて加熱するとか紫外線
照射するとかの手段によりポリマーをつくり、次いでこ
のポリマーを射出成形などによって成形して製造する。
この際の重合触媒としては、通常のラジカルi始剤が使
用され、熱重合の場合には、例えば過酸化ベンゾイル、
ンターシャリーグチルハイドpパーオキサイド、ジクミ
ルパーオキサイド、アゾビスインブチロニトリル、ラウ
ロリルバーオキザイド、ノインブロピルパーオキシジカ
ーホネートなどが使用される。一方、光重合の場合には
、例えばベンゾイン、ベンジル、ベンゾフェノン、ンー
ヒトpキシー3−ベンゾイルプロパン、ベンゾインイン
プルピルエーテルなどが用いられる。重合触媒の使用量
は、通常上ツマー全量に対して0.01〜5918であ
る。熱重合の場合には、モノマーと重合触媒の混合物を
重合容器に仕込み40〜120″Cに加熱して重合を行
ない、光重合の場合はモノマ〜と重合触媒の混合物を重
合容器に仕込み、通常室温付近で高圧水銀灯を照射して
行なう。
用され、熱重合の場合には、例えば過酸化ベンゾイル、
ンターシャリーグチルハイドpパーオキサイド、ジクミ
ルパーオキサイド、アゾビスインブチロニトリル、ラウ
ロリルバーオキザイド、ノインブロピルパーオキシジカ
ーホネートなどが使用される。一方、光重合の場合には
、例えばベンゾイン、ベンジル、ベンゾフェノン、ンー
ヒトpキシー3−ベンゾイルプロパン、ベンゾインイン
プルピルエーテルなどが用いられる。重合触媒の使用量
は、通常上ツマー全量に対して0.01〜5918であ
る。熱重合の場合には、モノマーと重合触媒の混合物を
重合容器に仕込み40〜120″Cに加熱して重合を行
ない、光重合の場合はモノマ〜と重合触媒の混合物を重
合容器に仕込み、通常室温付近で高圧水銀灯を照射して
行なう。
重合型式としては、塊状重合、溶液重合、懸濁重合など
が採用される。
が採用される。
得られるポリマーは、一般にメタクリル酸メチルを使用
するよりもメタクリル酸シクロツキシルを使用した方が
硬度が犬である。
するよりもメタクリル酸シクロツキシルを使用した方が
硬度が犬である。
ポリマーは成形して光学材料にする。ポリマーの成形法
としては種々の方法が知られているが、大量生産するた
めには射出成形°法が一般に採用される。
としては種々の方法が知られているが、大量生産するた
めには射出成形°法が一般に採用される。
ここでいう光学材料とは、眼鏡レンス、カメラレンズ、
顕微鏡レンズ、光ディスク、プリズムなどをいう。
顕微鏡レンズ、光ディスク、プリズムなどをいう。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1
メタクリル酸メチル90gとCF3−(CF2)、、−
CH200CC(CH3)=CH210gからなる混合
物に過酸化ヘンノ゛イル005gを溶解した混合物を8
0℃に2時間保ったのち、100℃に温度を上昇させ、
この毘度で5時間保って塊状重合を完結させた。得られ
たポリマーをペレット化し、射出成形機により光学レン
ズを成形した。射出成形条件は、シリンダ一温度195
℃、金型温度57℃、射出圧力1100kg/cr!で
行った。
CH200CC(CH3)=CH210gからなる混合
物に過酸化ヘンノ゛イル005gを溶解した混合物を8
0℃に2時間保ったのち、100℃に温度を上昇させ、
この毘度で5時間保って塊状重合を完結させた。得られ
たポリマーをペレット化し、射出成形機により光学レン
ズを成形した。射出成形条件は、シリンダ一温度195
℃、金型温度57℃、射出圧力1100kg/cr!で
行った。
このレンズを24時間30℃の水に浸漬して吸水率を測
定したところ、吸水率は012%であった。また、この
レンズを40℃、95%RHの空気中に96時間放置し
て吸湿率を測定したところ、吸湿率は082%であった
。
定したところ、吸水率は012%であった。また、この
レンズを40℃、95%RHの空気中に96時間放置し
て吸湿率を測定したところ、吸湿率は082%であった
。
一方、比較としてメタクリル酸メチルの単独重合物から
作成したレンズについて上記と同一条件で吸水率および
吸湿率を測定した結果、吸水率は028%、吸湿率は2
.03%であった。
作成したレンズについて上記と同一条件で吸水率および
吸湿率を測定した結果、吸水率は028%、吸湿率は2
.03%であった。
以上の、結果から、重合性含フツ素不飽和化合物の配合
効果は十分に認められた。
効果は十分に認められた。
実施例2
メタクリル酸シクロヘキシル85gと3−フルオロスチ
レン15gから成る混合物にラウロイルパーオキサイド
007gを溶解し、さらにトルエン85gを加えて均一
に混合した。この混合物を反応機に仕込み、温度を徐々
に上昇させ、80℃で1時間保ったのち、トルエンの沸
点で5時間保って溶液重合を完結させた。次いで、反応
機を減圧にしてトルエンを追出し、圧力をかげてポリマ
ーを押出してカッティングし、成形用ベレットをつ(っ
た。このペレットを射出成形機にかげてプリズムを製造
した。射出成形条件は、シリンダ一温度205℃、金部
温度61℃、射出圧力1100kg / caで行なっ
た。
レン15gから成る混合物にラウロイルパーオキサイド
007gを溶解し、さらにトルエン85gを加えて均一
に混合した。この混合物を反応機に仕込み、温度を徐々
に上昇させ、80℃で1時間保ったのち、トルエンの沸
点で5時間保って溶液重合を完結させた。次いで、反応
機を減圧にしてトルエンを追出し、圧力をかげてポリマ
ーを押出してカッティングし、成形用ベレットをつ(っ
た。このペレットを射出成形機にかげてプリズムを製造
した。射出成形条件は、シリンダ一温度205℃、金部
温度61℃、射出圧力1100kg / caで行なっ
た。
このプリズムの吸水率と吸湿率を実施例1と同様な操作
で測定したところ、吸水率は014%、吸湿率は0.7
1チ、であった。
で測定したところ、吸水率は014%、吸湿率は0.7
1チ、であった。
一方、比較例としてメタクリル酸シクロヘキシルの単独
重合物から作成したプリズムについて上記と同一条件で
吸水率および吸湿率を測定した結果、吸水率は027%
、吸湿率は188%であった。
重合物から作成したプリズムについて上記と同一条件で
吸水率および吸湿率を測定した結果、吸水率は027%
、吸湿率は188%であった。
以上のことから、3−フルオロスチレンの配合効果が十
分に認められた。
分に認められた。
Claims (1)
- メタクリル酸メチルおよび2またはメタクリル酸シクロ
ヘキシル70〜999重量%と重合性含フツ素不飽和化
合物01〜30.を量%とを共重合し、これを成形して
成る光学材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7152483A JPS59197412A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 光学材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7152483A JPS59197412A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 光学材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59197412A true JPS59197412A (ja) | 1984-11-09 |
Family
ID=13463195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7152483A Pending JPS59197412A (ja) | 1983-04-25 | 1983-04-25 | 光学材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59197412A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59159807A (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-10 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 光学式情報記録盤用樹脂組成物 |
US4684705A (en) * | 1985-08-02 | 1987-08-04 | Kuraray Co., Ltd. | Contact lens |
WO1991013105A1 (en) * | 1990-02-23 | 1991-09-05 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Methacrylic resin molding material for optical information recording medium |
FR2823757A1 (fr) * | 2001-04-23 | 2002-10-25 | Atofina | Materiau polymere methacrylique anticalcaire, composition methacrylique polymerisable pour l'obtenir et articles faconnes anticalcaires obtenus a partir de ce materiau |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59159807A (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-10 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 光学式情報記録盤用樹脂組成物 |
-
1983
- 1983-04-25 JP JP7152483A patent/JPS59197412A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59159807A (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-10 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 光学式情報記録盤用樹脂組成物 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59159807A (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-10 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 光学式情報記録盤用樹脂組成物 |
US4684705A (en) * | 1985-08-02 | 1987-08-04 | Kuraray Co., Ltd. | Contact lens |
WO1991013105A1 (en) * | 1990-02-23 | 1991-09-05 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Methacrylic resin molding material for optical information recording medium |
FR2823757A1 (fr) * | 2001-04-23 | 2002-10-25 | Atofina | Materiau polymere methacrylique anticalcaire, composition methacrylique polymerisable pour l'obtenir et articles faconnes anticalcaires obtenus a partir de ce materiau |
WO2002085961A1 (fr) * | 2001-04-23 | 2002-10-31 | Atofina | Materiau polymere methacrylique anticalcaire et articles faconnes correspondants |
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