JPS5919655Y2 - スプリングブレ−キアクチユエ−タ用制御弁 - Google Patents

スプリングブレ−キアクチユエ−タ用制御弁

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JPS5919655Y2
JPS5919655Y2 JP16155581U JP16155581U JPS5919655Y2 JP S5919655 Y2 JPS5919655 Y2 JP S5919655Y2 JP 16155581 U JP16155581 U JP 16155581U JP 16155581 U JP16155581 U JP 16155581U JP S5919655 Y2 JPS5919655 Y2 JP S5919655Y2
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JP
Japan
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valve body
brake actuator
pressure chamber
spring brake
control valve
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JP16155581U
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JPS5796066U (ja
Inventor
一郎 柳川
一郎 小柴
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自動車機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スプリングブレーキアクチュエータ用制御弁
に関する。
従来のスプリングブレーキアクチュエータ用制御弁は、
例えば米国特許第3740106号明細書(1973年
クラス303)に示されている如く構造的に複雑であり
、製造ないし組立工程が煩雑なため制御弁のコストが嵩
むという欠点があった。
本考案はこのような事情に鑑みて考案するに至ったもの
であって、その目的とするところは、構造が簡単で確実
な作動をするスプリングブレーキアクチュエータ用制御
弁を提供することにあり、その要旨とするところは、操
作部材の第1往動操作にて第1ニアリザーバの圧縮気を
スプリングブレーキアクチュエータに供給してブレーキ
を非作動状態にするとともに、上記第1ニアリザーバの
圧力が所定の圧力以下になったとき、上記操作部材を自
動的に復動させて上記スプリングブレーキアクチュエー
タに対する圧縮気の供給を停止して上記ブレーキを非常
作動状態にし、上記操作部材の第2往動操作にて第2ニ
アリザーバの圧縮気を上記スプリングブレーキアクチュ
エータに供給して上記ブレーキの非常作動状態を解除す
るようにしたスプリングブレーキアクチュエータ用制御
弁において、 (a) 上記制御弁のハウジング内に形成された第1
および゛第2圧力室と、 (b) 上記第1および第2圧力室を相互に連通し、
両端に一対の弁座が形成された連通路と、(C) 上
記第1圧力室に、上記第1ニアリザーバの圧縮気を供給
する第1供給通路と、 (d) 上記第2圧力室に、上記第2ニアリザーバの
圧縮気を供給する第2供給通路と、 (e) 上記連通路に挿通され、上記連通路の一対の
弁座を択一的に開放する摺動自在な第2弁体と、 (f) 上記第2弁体を上記第1圧力室側に附勢する
第2附勢手段と、 (g) 上記第2弁体の内部に形成され、上記第1圧
力室と外部とを連通ずる排気孔と、 (h) 一端が上記連通路に臨んで開口し、他端が上
記スプリングブレーキアクチュエータに接続された出力
通路と、 (i) 上記操作部材と連結され、上記操作部材の第
1往動操作により、上記第1供給通路を開放するととも
に上記第2弁体の排気孔を閉塞し、上記操作部材の第2
往動操作により、上記第1供給通路を開放するとともに
上記第2弁体の排気孔を閉塞し、かつ上記第2弁体を上
記第2附勢手段に抗して摺動させて上記連通路の第1圧
力室側の弁座を閉塞するとともに第2圧力室側の弁座を
開放する第1弁体と、 (j) 上記操作部材を復動方向に附勢する第1附勢
手段と、 をそれぞれ備えたことを特徴とするスプリングブレーキ
アクチュエータ用制御弁にある。
以下図面に示した実施例を参照しながら本考案を説明す
る。
第1図は本考案に係るスプリングブレーキアクチュエー
タ用制御弁(以下単に制御弁という)1に外力か′全く
作用していない状態を示したものである。
制御弁1は、連通路40により相互に連通された第1圧
力室41と第2圧力室42とを備え、上記第1圧力室4
1は第1供給通路43により第1供給口2と接続され、
上記第2圧力室42は第2供給通路44により第2供給
口3と接続され、かつ上記連通路40を形成する環状の
膨出部に、出力口4と接続された出力通路45の一端を
開口させるとともに、上記膨出部の上面および下面に一
対の弁座14.15を形成したハウジング7と、第1供
給口2および排気口5のいずれか一方を膨出部上方に形
成される第1圧力室41に択一的に連通させる第1弁体
8と、第2供給口3および第1圧力室41のいずれか一
方を択一的に出力口4に連通させる第2弁体9とからな
っている。
第2弁体9は、その中実軸方向に排気孔10を貫設し、
その外周中間部に弁座11.12を配設している。
この第2弁体9はその排気孔10の上端開口13をハウ
ジング7の第1圧力室41内に位置させるとともに弁座
11をハウジング7の弁座14に当接させた場合に出力
口4と第1圧力室41間を閉止し、また弁座12をハウ
ジング7の弁座15に当接させた場合に出力口4と第2
供給口3間を閉止するようにハウジング7に対して摺動
自在に配設し、さらに第2附勢手段としてのバネ16に
よって上方に付勢して通常状態(外力が全く作用してい
ない状態、以下同じ)において、弁座12ハウジング7
の弁座15に当接させている。
第1弁体8はそのディスク17の下面と上面にそれぞれ
弁座18.19を配設し、その上部延長軸20の上端に
操作部材としての把手21を形成している。
この第1弁体8はディスク17をハウジングの第1圧力
室41内に位置させるとともに把手21をハウジング7
外に突出させ、さらに弁座18を第2弁体9の排気孔1
0における開口13の弁座22に当接させた場合に第1
圧力室41と排気口5間を閉止し、また弁座19をハウ
ジング7の弁座23に当接させた場合に第1圧力室41
と第1供給口2間を閉止するようにハウジングに対して
摺動自在に配設し、かつ第1附勢手段としてのバネ24
によって上方に付勢されて通常状態において、弁座19
をハウジング7の弁座23に当接させている。
上記制御弁1はその第1供給口2を第1ニアリザーバ3
1と、その第2供給口3を第2ニアリザーバ32と、そ
の出力口4をスブリングフ゛レーキアクチュエータ33
とそれぞれ接続して使用される。
以下に本考案に係る制御弁1の作動を説明する。
(1)車両の走行可能状態:把手21を1段階押込んだ
状態(第1往動操作)であって、把手21の第2位置に
相当する。
この状態は、第2図に示してあり、第1弁体8の弁座1
8が第2弁体9の弁座22に当接して第1圧力室41と
排気口5間を閉止するとともに第1圧力室41と第1供
給口2間を連通している。
一方第2弁体9は通常状態を維持し、出力口4と第1圧
力室41間を連通ずるとともに出力口4と第2供給口3
間を閉止している。
したがって第1ニアリザーバ31の圧縮気は第1供給口
2、第1圧力室41および出力口4を経てスブリングフ
゛レーキアクチュエータ33に至り、該アクチュエータ
のブレーキ作動を解除する。
なお、この際における第1弁体8はそのテ゛イスク17
の上面に作用する第1圧力室41内の圧縮気の圧力によ
ってバネ24に抗し下方に押下され第2図の状態を維持
する。
なお、実施例のものはハウジング7と第1弁体8との摺
動部の径Aはハウジング7の弁座15の径Bとほぼ等し
く設定されており、かつ適宜な設定圧に設定されたバネ
16.24によって第2弁体9は通常状態に維持される
(2)車両の、駐車状態:把手21を最も引寄せた状態
であって、把手21の第1位置に相当する。
この状態は第1図に示してあり、第1弁体8の弁座19
がハウジング7の弁座23に当接して第1圧力室41と
第1供給口2間を閉止するとともに第1圧力室41と排
気口5間に連通している。
一方第2弁体9は通常状態を維持し、出力口4と第1圧
力室41間を連通ずるとともに出力口4と第2供給口3
間を閉止している。
したがってスプリングブレーキアクチュエータ33の圧
縮気は出力口4、第1圧力室41および排気孔10を経
て排気口5から大気に排出され、アクチュエータ33が
ブレーキ作動をする。
なお、この際における第1弁体8は、そのディスク17
の上面で弁座19に囲まれた面積に第1ニアリザーバ3
1の圧縮気の圧力が作用しているが、バネ24の付勢力
によって通常状態と同じ位置を維持する。
(3)車両の非常ブレーキ作動状態ニブレーキ装置の故
障等により圧縮気の供給系すなわち、第1ニアリザーバ
31の圧力が予定値以下に低下した場合は、制御弁1は
第2図に示した状態がら第1図に示した状態に変化する
第2図の状態において、圧縮気の供給系の圧力が予定値
以下に低下すると、第1弁体8の上面を押圧している圧
縮気の圧力が低下し、第1弁体8はバネ24の付勢力に
よって上方に移動し、第1図の状態に変化する。
したがって、出力口4が排気口5と連通し、スプリング
ブレーキアクチュエータ33の圧縮気は出力口4、第1
圧力室41.排気孔10を経て排気口5から大気に放出
されてスプリングブレーキアクチュエータ33がブレー
キ作動を行なう。
(4)車両の非常ブレーキの一時解除状態:上記非常ブ
レーキ作動状態において、車両を一時的に走行させる場
合に、上記ブレーキ作動を解除する必要がある。
この場合には、把手を最も押込んだ状態(第2往動操作
)すなわち、第3図に示したように、第1弁体8の下面
弁座18が第2弁体9の上面弁座22に当接して排気孔
10を閉塞するとともに、さらに第1弁体8が降下して
第2弁体9を押下し、該弁体の弁座11がハウジング7
の弁座14に当接して出力口4と第1圧力室41間を閉
止するとともに第2弁体9の弁座12がハウジング7の
弁座15から離反して出力口4と第2供給口3間を連通
ずる。
したがって第2ニアリザーバ32の圧縮気は第2供給口
3、出力口4を経てスプリングブレーキアクチュエータ
33に至り、スプリングブレーキアクチュエータ33の
ブレーキ作用を解除する。
なお、この場合には、把手を押込む力を解除すると、第
1弁体8はバネ24の付勢力によって、また第2弁体9
はバネ16の付勢力によってそれぞれ元の状態(第1図
参照)に復帰する。
本考案に係るスプリングブレーキアクチュエータ用制御
弁は、従来の自動スプリングブレーキアクチュエータ用
制御弁に、非常ブレーキ作動状態におけるブレーキ作用
を一時的に解除する機構を組込んでいるので、ブレーキ
回路が単純になり、走行、駐車、非常ブレーキ作用、一
時的なブレーキ解除の各操作を一本の把手によって行な
え、しかも一時的なブレーキ解除は把手に外力を加えて
いる間のみ行なわれるので、操作上の安全性が高い。
また制御弁の可動部材は第1弁体と第2弁体の2つだけ
であり、さらにこれら第1および第2弁体を所定の方向
に附勢する附勢手段も2つだけでよいから、制御弁の構
造が極めて簡単となり、故障のおそれが少なく作動が確
実な制御弁を低コストで製造することができる。
さらに、可動部材や附勢手段の数が極めて少ないので、
操作抵抗が著しく小さくなり、制御弁の応答性を格段に
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスプリングブレーキアクチュエー
タ用制御弁の通常状態、駐車ブレーキ作動状態および非
常ブレーキ作動状態を示した縦断面図、第2図はその車
両の走行状態を示した縦断面図、第3図はその一時的ブ
レーキ解除状態を示した縦断面図である。 1・・・・・・スプリングブレーキアクチュエータ用制
御弁、2・・・・・・第1供給口、3・・・・・・第2
供給口、4・・・・・・出力口、5・・・・・・排気口
、7・・・・・・ハウジング、8・・・・・・第1弁体
、9・・・・・・第2弁体、10・・・・・・排気孔、
11、12・・・・・・弁座、13・・・・・・開口、
14.15・・・・・・弁座、16・・・・・・バネ、
17・・・・・・ディスク、18.19・・・・・・弁
座、20・・・・・・上部延長軸、21・・・・・・把
手、22.23・・・・・・弁座、24・・・・・・バ
ネ、31・・・・・・第1ニアリザーバ、32・・・・
・・第2ニアリザーバ、33・・・・・・スプリングブ
レーキアクチュエータ、40・・・・・・連通路、41
・・・・・・第1圧力室、42・・・・・・第2圧力室
、43・・・・・・第1供給通路、44・・・・・・第
2供給通路、45・・・・・・出力通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作部材の第1往動操作にて第1ニアリザーバの圧縮気
    をスプリングブレーキアクチュエータに供給してブレー
    キを非作動状態にするとともに、上記第1ニアリザーバ
    の圧力が所定の圧力以下になったとき、上記操作部材を
    自動的に復動させて上記スプリングブレーキアクチュエ
    ータに対する圧縮気の供給を停止して上記ブレーキを非
    常作動状態にし、上記操作部材の第2往動操作にて第2
    ニアリザーバの圧縮気を上記スプリングブレーキアクチ
    ュエータに供給して上記ブレーキの非常作動状態を解除
    するようにしたスプリングブレーキアクチュエータ用制
    御弁において、 (a) 上記制御弁のハウジング内に形成された第1
    および第2圧力室と、 (b) 上記第1および第2圧力室を相互に連通し、
    両端に一対の弁座が形成された連通路と、(C)上記第
    1圧力室に、上記第1ニアリザーバの圧縮気を供給する
    第1供給通路と、 (d) 上記第2圧力室に、上記第2ニアリザーバの
    圧縮気を供給する第2供給通路と、 (e) 上記連通路に挿通され、上記連通路の一対の
    弁座を択一的に開放する摺動自在な第2弁体と、 (f) 上記第2弁体を上記第1圧力室側に附勢する
    第2附勢手段と、 (g) 上記第2弁体の内部に形成され、上記第1圧
    力室と外部とを連通ずる排気孔と、 (h) 一端が上記連通路に臨んで開口し、他端が上
    記スプリングブレーキアクチュエータに接続された出力
    通路と、 (i) 上記操作部材と連結され、上記操作部材の第
    1往動操作により、上記第1供給通路を開放するととも
    に上記第2弁体の排気孔を閉塞し、上記操作部材の第2
    往動操作により、上記第1供給通路を開放するとともに
    上記第2弁体の排気孔を閉塞し、かつ上記第2弁体を上
    記第2附勢手段に抗して摺動させて上記連通路の第1圧
    力室側の弁座を閉塞するとともに第2圧力室側の弁座を
    開放する第1弁体と、 (j)上記操作部材を復動方向に附勢する第1附勢手段
    と、 をそれぞれ備えたことを特徴とするスプリングブレーキ
    アクチュエータ用制御弁。
JP16155581U 1981-10-29 1981-10-29 スプリングブレ−キアクチユエ−タ用制御弁 Expired JPS5919655Y2 (ja)

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JPS5796066U JPS5796066U (ja) 1982-06-12
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JPS5796066U (ja) 1982-06-12

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