JPS5919655B2 - ステレオ復調装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はステレオ復調装置に関する。

ステレオ複合信号の復調をサンプル・ホールド回路を用
いて行なう場合ステレオ複合信号に含壕れるパイロット
信号と同期したサンプル・パルスを用いて、ステレオ複
合信号のピーク位相をサンプルしホールドしている。

このサンプル・パルスを形成するのに、フェーズ・ロッ
クド・ループ回路（以下ＰＬＬと呼ぶ）を用いてパイロ
ット信号と同期したサンプル・パルスを発生させている
。

しかしステレオ複合信号が弱入力のためパイロット信号
も弱い場合には、ＰＬＬが同期不能の状態となり得る。

このような場合サンプル・パルスはパイロット信号と同
期していないのでサンプル・ホールド回路の出力はステ
レオ復調信号とは全く異なったものとなる。

本発明は以上のような点に鑑み、弱入力の場合はステレ
オ復調を停止し、モノラル７として出力する復調装置を
提供するころを目的とする。

以下本発明を図面に従い詳細に説明する。

１はフェーズ・ロックド・ループ回路（ＰＬＬ）であり
、ステレオ複合信号Ａに含まれるパイロット信号と同期
したサンプル・パルスａ、ｂを発生スル２．３はサンプ
ル・ホールド回路であり、ステレオ複合信号Ａをサンプ
ル・パルスａ、ｂによりステレオ復調し右チヤンネル出
力、左チヤンネル出力を発生する。

４は中間周波出力信号レベル（ＩＦレベル）判別回路で
あり、ＩＦレベルが低くＰＬＬ１が同期不能となる場合
にサンプル・ホールド回路２，３をサンプル状態になし
得る出力を発生する。

５，６はＯＲ回路であり、サンプル・パルスａ、ｂ及び
ＩＦレベル判別回路４の出力が入力される。

このＯＲ回路５，６の出力は、それぞれサンプル・ホー
ルド回路２，３ヘサンプリング信号として入力される。

ＩＦＬ／ベルが高＜ＰＬＬ１がパイロット信号と同期し
たサンプル・パルスを発生している場合には、ＩＦレベ
ル判別回路４の出力はないのでサンプル・ホールド回路
２，３はＰＬＬ１からのサンプル・パルスにより、ステ
レオ復調動作を行なっている。

ＩＦレベルが低い場合にはＰＬＬ１は同期不能と々リパ
イロット信号とは全く同期しないサンプルパルスを発生
する。

まｉＩＦレベル判別回路４は一定の出力を発生する。

そのためサンプリング信号はパルスではなく一定の信号
となる。

このサンプリング信号によりサンプル・ホールド回路２
゜３はＰＬＬ１よりのサンプルパルスと無関係にＩＦレ
ベル判別回路４からの出力により常にサンプル状態とな
り、ステレオ復調は行なわずステレオ複合信号をその捷
た右チヤンネル出力、左チャンネル出力となす。

すなわち、モノラル出力となる。

入力信号がモノラル信号であった場合にも、ＩＦレベル
が高ければ、サンプル・パルスによりサンプルホールド
回路２，３は通常の動作を行なうこととなる。

しかし、モノラル信号にはパイロット信号が含まれてい
ないので、ＰＬＬＩは同期せずＰＬＬ１の構成部分であ
る電圧制御発振器の自走周波数に基づくサンプルパルス
を発生スル。

このようにすると、サンプル・ホールド方式を用いて行
なう妨害パルスの抑圧等をモノラル信号においても適用
することができる。

以上のように、ＩＦレベル判別回路４の出力により、Ｉ
Ｆレベルが低いとき、すなわち弱入力のときにはステレ
オ復調は行なわずモノラル出力となるので、パイロット
信号と同期しないサンプルパルスによりステレオ復調が
異常となることを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明を実施例を示すブロック図。 １・・・ＰＬＬ、２，３・・・サンプル・ホールド回路
、４・・・ＩＦレベル判別回路、５，６・・・ＯＲ回路
、７・・・増巾器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ ステレオ複合信号をステレオ複合信号に含１れるパ
   イロット信号と同期するサンプル・パルスによって、サ
   ンプル・ホールドするサンプル・ホールド回路によって
   ステレオ復調するステレオ復調装置において、中間周波
   出力信号レベル判別回路の出力により、サンプル・ホー
   ルド回路をサンプル状態に保持することを特徴とするス
   テレオ復調装置。