JPS59196030A - 水産練製品の保存方法 - Google Patents
水産練製品の保存方法Info
- Publication number
- JPS59196030A JPS59196030A JP58071828A JP7182883A JPS59196030A JP S59196030 A JPS59196030 A JP S59196030A JP 58071828 A JP58071828 A JP 58071828A JP 7182883 A JP7182883 A JP 7182883A JP S59196030 A JPS59196030 A JP S59196030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish paste
- product
- fish
- container
- preservation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fish Paste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水圧練製品の保存方法に関する。#J、に詳し
くは水産練製品を脱酸素剤とともに実質的に非通気性の
包装容器に密封したのち加熱することを特徴する水産練
製品の保存方法に関する発明である。
くは水産練製品を脱酸素剤とともに実質的に非通気性の
包装容器に密封したのち加熱することを特徴する水産練
製品の保存方法に関する発明である。
水産練製品は魚肉のすり身とその他の材料を混合し、一
定の形とした後、蒸煮、水煮、あぶり焼きまたは油で揚
げる等の加熱工程を経て作られるものである。
定の形とした後、蒸煮、水煮、あぶり焼きまたは油で揚
げる等の加熱工程を経て作られるものである。
この製造工程においては水産練製品は種々の食品腐敗菌
によって汚染される。
によって汚染される。
しかし原料魚から成型までの一次汚染した食品腐敗菌の
多くは加熱工程で死滅するが、耐熱性有芽胞細菌である
Bacill’us属の細菌は死滅せずに生き残り、水
産練製品を腐敗する原因となる。
多くは加熱工程で死滅するが、耐熱性有芽胞細菌である
Bacill’us属の細菌は死滅せずに生き残り、水
産練製品を腐敗する原因となる。
また加熱工程央後の冷却包装工程において、空気中の細
菌、カビ等により、二次汚染を受ける。
菌、カビ等により、二次汚染を受ける。
一方水産練製品の水分活性値はこれらの汚染菌の増殖に
適しているため、水産練製品は著しい速さで腐敗するの
で水産練製品の保存は極めて困離であった。
適しているため、水産練製品は著しい速さで腐敗するの
で水産練製品の保存は極めて困離であった。
従来の水産練↓品の保存方法としては、例えば、防腐剤
や殺菌剤の使用、低温貯蔵などの方法が行なわれている
。
や殺菌剤の使用、低温貯蔵などの方法が行なわれている
。
防腐剤、殺菌剤の添加方法としては現在、実質的に使用
可能なものは、アルコールと、ソルビン「俊のみである
。
可能なものは、アルコールと、ソルビン「俊のみである
。
ンルビン酸は酸性で有効であるため、中性付近のpHi
もつ練製品には、十分な効果はない。また、乳rR凶類
や、カタラーゼ陰性の細菌群には、効果がないので、ソ
ルビン嘔による防腐は完全ではない。一方、アルコール
はカビに対しては、低濃度で、静菌効果があると言われ
ているが、細菌や酵母は比較的アルコールに対して、耐
性であるため、細菌や酵母の静菌、殺菌効果を十分認め
るアルコール濃度にすると、水産練製品は、アルコール
臭くなり、風味をそこなう。また、水産練製品は、加熱
調理せずに、そのまま食べるケースが多(、その場合、
そのような高い濃度のアルコールを含む食品を幼児、老
人等が食するのは健康上、問題が多いと言える。
もつ練製品には、十分な効果はない。また、乳rR凶類
や、カタラーゼ陰性の細菌群には、効果がないので、ソ
ルビン嘔による防腐は完全ではない。一方、アルコール
はカビに対しては、低濃度で、静菌効果があると言われ
ているが、細菌や酵母は比較的アルコールに対して、耐
性であるため、細菌や酵母の静菌、殺菌効果を十分認め
るアルコール濃度にすると、水産練製品は、アルコール
臭くなり、風味をそこなう。また、水産練製品は、加熱
調理せずに、そのまま食べるケースが多(、その場合、
そのような高い濃度のアルコールを含む食品を幼児、老
人等が食するのは健康上、問題が多いと言える。
一方、低温貯蔵は工場や流通段階においては大きな設備
と、多大の費用を必要とする。また、低温貯蔵の効果が
十分認められるようにするためには、確実に低温に保持
される必要があり、輸送や小売店レベルにおいて、十分
女温度管理が、なされな□いと水産練製品の長期保存は
困難である。
と、多大の費用を必要とする。また、低温貯蔵の効果が
十分認められるようにするためには、確実に低温に保持
される必要があり、輸送や小売店レベルにおいて、十分
女温度管理が、なされな□いと水産練製品の長期保存は
困難である。
そこで、本発明者等は従来法の欠点を改良する方法につ
いて鋭意研究を行なった結果本発明を完成するに至った
。
いて鋭意研究を行なった結果本発明を完成するに至った
。
本発明において、水産練製品とは魚肉を、すりつぶして
食塩、その他の調味料を加え、一定の形としたものを蒸
煮、水煮、あぶり焼き、または油で揚げるなどして加熱
したもので、例えば、カマボコ、竹輪、半片、揚げカマ
ボコ、さつま揚げ、なると つみれ、すし、魚肉ソーセ
ージ、魚肉ハム等などを意味する。
食塩、その他の調味料を加え、一定の形としたものを蒸
煮、水煮、あぶり焼き、または油で揚げるなどして加熱
したもので、例えば、カマボコ、竹輪、半片、揚げカマ
ボコ、さつま揚げ、なると つみれ、すし、魚肉ソーセ
ージ、魚肉ハム等などを意味する。
本発明においてはこれらの水産練製品を脱酸素剤と共に
密封するが、この場合の脱酸素剤としては亜硫酸塩、亜
硫酸水素塩、チオ硫酸塩、亜ニチオン酸塩、シュウ酸塩
、ピロガロール、ロンガリノト、グルコース、銅アミン
錯体、アスコルビン酸、エリソルビン酸、鉄粉、亜鉛末
、アルミニウム末等の各種の還元性物質を主剤とする任
意の組成のものを用いることが可能である。
密封するが、この場合の脱酸素剤としては亜硫酸塩、亜
硫酸水素塩、チオ硫酸塩、亜ニチオン酸塩、シュウ酸塩
、ピロガロール、ロンガリノト、グルコース、銅アミン
錯体、アスコルビン酸、エリソルビン酸、鉄粉、亜鉛末
、アルミニウム末等の各種の還元性物質を主剤とする任
意の組成のものを用いることが可能である。
これちの脱酸素剤は通常は通気性包材で包装して用いら
れる。この場合の通気性包材としては有孔プラスチック
フィルムやマイクロポーラスフィルムをラミネートした
包材が好んで用いられる。
れる。この場合の通気性包材としては有孔プラスチック
フィルムやマイクロポーラスフィルムをラミネートした
包材が好んで用いられる。
本発明方法において、水産練製品は実質的に非通気性の
包装容器に入れて密封するが、この場その容器としては
酸素透気度が50 mI!、/ i・日atm以下の包
材から彦る容器が用いられる。具体的には塩化ビニリデ
ンコートポリプロピレンとポリエチレンとの積層フィル
ム、塩化ビニリデンコートナイロンとポリエチレンとの
積層フィルム、塩化ビニリデンコートポリエステルとポ
リエチレンとの積層フィルム、ナイロンとポリエチレン
との、積層フィルム、塩化ビニリデンコートポリビニル
アルコールとポリエチレンとの積層フィルムからなる袋
またはトレイ等の容器、あるいは塩ビ製のルイあるいは
金属製の容器、例えばアルミニウム、鉄、ステンレスチ
ール等からなる密封容器が用いられる。
包装容器に入れて密封するが、この場その容器としては
酸素透気度が50 mI!、/ i・日atm以下の包
材から彦る容器が用いられる。具体的には塩化ビニリデ
ンコートポリプロピレンとポリエチレンとの積層フィル
ム、塩化ビニリデンコートナイロンとポリエチレンとの
積層フィルム、塩化ビニリデンコートポリエステルとポ
リエチレンとの積層フィルム、ナイロンとポリエチレン
との、積層フィルム、塩化ビニリデンコートポリビニル
アルコールとポリエチレンとの積層フィルムからなる袋
またはトレイ等の容器、あるいは塩ビ製のルイあるいは
金属製の容器、例えばアルミニウム、鉄、ステンレスチ
ール等からなる密封容器が用いられる。
本発明圧おいては、脱酸素剤と共に、水産練製品を密封
した後、加熱するが、特に、水産練製品製造工程中の加
熱処理が終るし、冷却工程に移行した時点から、温度条
件にもよるが、一般に常温の場合は3時間〜24時間、
好ましくは、6時間〜18時間以内に、脱酸素剤ととも
に、加熱することが望ましい。
した後、加熱するが、特に、水産練製品製造工程中の加
熱処理が終るし、冷却工程に移行した時点から、温度条
件にもよるが、一般に常温の場合は3時間〜24時間、
好ましくは、6時間〜18時間以内に、脱酸素剤ととも
に、加熱することが望ましい。
次に加熱する場合の温度は水産練製品の種類、加熱時間
の長短にもよるが、一般的に50℃以上であり、好まし
くは60℃〜80℃である。なお、必sfx場合には1
00℃以上の高温で加熱することも可能である。
の長短にもよるが、一般的に50℃以上であり、好まし
くは60℃〜80℃である。なお、必sfx場合には1
00℃以上の高温で加熱することも可能である。
また加熱する時間は15分〜30−分程度で充分である
が、必要に応じ、これ以上の長時間加熱することも可能
である。
が、必要に応じ、これ以上の長時間加熱することも可能
である。
なお、本発明は従来の水産練製品の保存方法、例えは、
防腐剤殺菌剤の添加、低温貯蔵等の方法を併用すること
も可能である。
防腐剤殺菌剤の添加、低温貯蔵等の方法を併用すること
も可能である。
次に実施例により本発明を更に詳しく説明する。
実施例
製造直後のカマボッ1本(約x6or)を、塩化ビニリ
デンコートボリブロビレンとポリエチレンとの積層フィ
ルムの袋に入れエージレス、F−SOX(三菱瓦斯化学
製脱酸素剤)とともに、密封し室温にて、6時間放置し
た後、80℃の熱水中に、30分間浸し−た。
デンコートボリブロビレンとポリエチレンとの積層フィ
ルムの袋に入れエージレス、F−SOX(三菱瓦斯化学
製脱酸素剤)とともに、密封し室温にて、6時間放置し
た後、80℃の熱水中に、30分間浸し−た。
比較例1として、脱酸素剤を入れて密封したが80℃で
30分間熱処理をしない区、ならびに比較例2として、
脱酸素剤を入れずかつ80℃、30分間熱処理もしない
区を設けた。
30分間熱処理をしない区、ならびに比較例2として、
脱酸素剤を入れずかつ80℃、30分間熱処理もしない
区を設けた。
これを、25′cに保持した場合のカーマボコの保存可
能日数を比較した。々お、保存可能日数とはネトの発生
、腐敗臭、変色等の腐敗現象が認められるまでの日数を
言う。
能日数を比較した。々お、保存可能日数とはネトの発生
、腐敗臭、変色等の腐敗現象が認められるまでの日数を
言う。
結果を表1にボした。本実施例においてはカマボコの保
存日数を著しく延長させることが可能であった。
存日数を著しく延長させることが可能であった。
表 1
一:ネト・り発生、腐敗共、変色等の腐敗現象が認めら
れ々い。
れ々い。
一ト: X +ey−した。
Claims (1)
- 水産練製品を脱酸素剤とともに実質的忙非通気性の包装
容器忙密封したのち加熱することを特徴とする水産練製
品の保存方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58071828A JPS59196030A (ja) | 1983-04-23 | 1983-04-23 | 水産練製品の保存方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58071828A JPS59196030A (ja) | 1983-04-23 | 1983-04-23 | 水産練製品の保存方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59196030A true JPS59196030A (ja) | 1984-11-07 |
JPH0431653B2 JPH0431653B2 (ja) | 1992-05-27 |
Family
ID=13471794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58071828A Granted JPS59196030A (ja) | 1983-04-23 | 1983-04-23 | 水産練製品の保存方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59196030A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02303464A (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-17 | Kibun Kk | 板付蒲鉾の製造方法及びその装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51142564A (en) * | 1975-05-30 | 1976-12-08 | Fujishima Daishiro | Method of processing meat paste product |
JPS5462358A (en) * | 1977-10-25 | 1979-05-19 | Toppan Printing Co Ltd | Production of long preservable packaged processed edible meat or fish meat |
-
1983
- 1983-04-23 JP JP58071828A patent/JPS59196030A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51142564A (en) * | 1975-05-30 | 1976-12-08 | Fujishima Daishiro | Method of processing meat paste product |
JPS5462358A (en) * | 1977-10-25 | 1979-05-19 | Toppan Printing Co Ltd | Production of long preservable packaged processed edible meat or fish meat |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02303464A (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-17 | Kibun Kk | 板付蒲鉾の製造方法及びその装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0431653B2 (ja) | 1992-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4592892A (en) | Aqueous sterilizing agent for foods or food processing machines and utensils | |
ES2226686T3 (es) | Pelicula de envasado alimentario y metodo para el tratamiento de la superficie de los alimentos. | |
EP2255665B1 (en) | Antimicrobial compositions and methods for treating packaged food products | |
US3934044A (en) | Reducing levels of surface contamination on meat | |
US4647458A (en) | Liquid bactericide for foods and food processing machines or utensils, employing a synergistic mixture of ethyl alcohol, an organic acid and phosphoric acid | |
RU2095991C1 (ru) | Антимикробный агент и способ поддержания свежести пищевого продукта | |
DE2002287A1 (de) | Verfahren zur Bereitung und Konservierung von Lebensmiteln | |
KR900002284B1 (ko) | 살균포장된 구운생선의 제조방법 | |
AU2018200086A1 (en) | Low frequency ultrasound assisted and high temperature and pressure combined sterilization method for prolonging shelf life of red braised pork belly | |
US20150196040A1 (en) | Process to produce safe pasteurized shrimp and other shellfish of high sensory quality and extended refrigerated shelf-life | |
JP6628922B1 (ja) | 包装された調理済魚介製品およびその製造方法 | |
JPH02295432A (ja) | 後低温殺菌 | |
JP2529556B2 (ja) | レトルト食品の製造方法 | |
Sikorski et al. | Microbial risks in mild hot smoking of fish | |
JPS59196030A (ja) | 水産練製品の保存方法 | |
JP2892599B2 (ja) | 塩蔵バラ子の滅菌処理方法 | |
CN107771908A (zh) | 一种黄陂三鲜的真空冷藏方法 | |
Moody et al. | Smoked, cured, and dried fish | |
DE1492709A1 (de) | Verfahren zur Konservierung von Nahrungsmitteln | |
JPH08228712A (ja) | 馬鈴薯加工品およびそれを用いたレトルト食品の製造方法 | |
US1241163A (en) | Process for canning rice and milk. | |
JPH10165087A (ja) | 日持ちのする魚介類の生乾燥品の製造方法 | |
KR880001881B1 (ko) | 식품류용 또는 식품 가공 기구용의 수성 살균제 | |
GB2035037A (en) | Improved procedure to prepare and pack bones | |
US20170303570A1 (en) | Methods of preparing meat products and meat products therefrom |