JPS5919583A - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置

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JPS5919583A
JPS5919583A JP57128901A JP12890182A JPS5919583A JP S5919583 A JPS5919583 A JP S5919583A JP 57128901 A JP57128901 A JP 57128901A JP 12890182 A JP12890182 A JP 12890182A JP S5919583 A JPS5919583 A JP S5919583A
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JP
Japan
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water
pipe
raw water
pump
oxidation tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP57128901A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinao Takahashi
高橋 敏直
Takuo Tate
楯 卓夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FUIRUKON KK
Nippon Filcon Co Ltd
Original Assignee
NIPPON FUIRUKON KK
Nippon Filcon Co Ltd
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Publication date
Application filed by NIPPON FUIRUKON KK, Nippon Filcon Co Ltd filed Critical NIPPON FUIRUKON KK
Priority to JP57128901A priority Critical patent/JPS5919583A/ja
Publication of JPS5919583A publication Critical patent/JPS5919583A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 生物接触酸化槽において従来より行71われで来ている
方法を説明する。その1として、生物媒体を水没しその
」二部から下方へ、又は下部より上方に向って被処理水
を循環し、−力から被処理水を流入し、媒体に(=J着
している微生物膜に依り浄化された処理水を他方より流
出する方法である。その2として、生物媒体を回転させ
、その一部を被処理水に水没し他部は大気中に曝し酸素
を補給し被処理水を浄化する方法である。そのろとして
、内部に生物媒体を設け、上部が大気に開放している接
触酸化槽内に被処理水を流入し、生物媒体が水没し満水
になると、酸化槽の水を下に設けられている原水槽に落
とす。酸化槽が空になると、再びポンプの稼動に依り原
水槽内の被処理水を流入させる。酸化槽を満水にしては
空にする操作を繰返し行ない被処理水を浄化する方法で
ある。
生物媒体に付着固定し、浄化を行なう生物膜t」0.5
〜2ミリ以内の厚みが最もよく・それ以上肥厚すると、
その内部は酸欠を起して嫌気性となり浄化効率は低下す
る。肥厚の原因としては、被処理水中の栄養物による微
生物の増殖・死滅を繰返すこと、又流入懸濁物が生物膜
に付着して行くことに依るのである。
これら従来方法の欠点として、生物膜が肥厚し汚泥化し
た塊りやケーキを剥離して、簿くて新鮮で活性のある生
物膜を、常に生物媒体に維持して行くことが困難なので
ある。更に汚泥塊りけ媒体間隙を詰め被処理水の流れを
阻害し、嫌気性ふん囲気となって浄化効率は経時と共に
低下するのである。又生物媒体の閉塞を防ぐだめ、下部
より圧縮空気を吹込む方法も行なわれているが、局部的
な回復しか望めないのである。生物媒体としてハニコー
ムを1例に取るならば、孔径(セルサイズ)が小さけれ
ば小さい程、表面積は太きくなるから浄化効率は向上す
るのである。ハニコーム(D容M1立方米に対する表面
積は、セルサイズ15ミリの時282平方米、セルサイ
ズ20ミリの時183平方米、セルサイズ50 ミIJ
の時は122平方米である。セルサイズ60ミリと13
ミリとを比較すると、表面積で13ミリは30 ミIJ
の2.31倍である。即ち浄化面積が231倍あること
は、同じ条件下で浄化を行なう場合、セルサイズ15ミ
リを使用すれば、セルサイズ30 ミIJで使用する容
積の2.61分の1でよいことになる。従ってハニコー
ムを収容する接触伯化槽はその分だけ小さくなり、付属
する機器類も小さくてすむから、エネルギーの消費も小
さくなる。設備費、維持費、処理費は大変安くなる。
しかしながら、セルサイズの小袋いハニコーム程よいこ
とは判っていても、ハニコームが詰り易いこと、又目詰
り解消方法が不完全で回前、であることの理由により、
表面積が小場いセルサイズの大きいハニコームを使用せ
ざるを得ないのが従来がらの方法なのである。
又その6の方法では、生物が伺着した媒体が直接大気に
曝されるので、その時間が長いと生物膜は乾燥し浄化能
力を低下する。′又接触酸化槽内の水が、生物媒体をし
ずかに上下するたりてす、1把厚し粘着力のある汚泥塊
りゃケーキを完全に脱落させ、媒体内から除去すること
は困難なのである。
なお空になっている接触酸化槽に注水する時、生物媒体
の上からシャワー状に吹付け、汚泥塊りや肥厚したケー
キを脱落させようとするやり方もあるが、シャワー水は
媒体全面に行き渡ることはないし、又シャワー水が当っ
たほんの上部のみ脱落する程度で、あまり効果的ではな
、い。次にその2の方法の一つとして回転円板法がある
。この方法もリーフ状の生物媒体は被処理水中をしずか
に回転しているので、肥厚した余剰のケーキを効率よく
媒体から脱落させることは不可能である。又脱落する時
は大きな塊りとなって脱落し、被処理水流路をふさいだ
りして浄化を阻害するのである。
本発明はすべてこれらの欠点を解決した全く新規な装置
を提供するものである。即ち本発明は、+11、密閉型
接触酸化槽1の上部に逆止弁7付排気管6を設け、酸化
槽1の下部には給排水管8を設け、給排水管8の他端を
汲上ポンプ10の吐出口11に結合し、ポンプ10の水
中開口部12を原水部13に開口させ、酸化槽1には給
排水管8の結合位置より上方に、槽1内に開口する原水
非流出空気吸入管4を設置し、酸化槽1内に下方からの
気泡14の上昇を妨げないような角度で、内部生物繁殖
媒体6を設け、更にポンプ10への1.力の供給と切断
を行なって、ポンプ10の起動と停止を行なう電気制御
装置9を配設してなる水処理装N:及び(2)、密閉型
接触酸化槽1の上部に逆止弁7刊排気管6を設け、酸化
I11の下部には給排水管8を設け、給排水管8の他端
を汲上ポンプ10の吐出口11に結合し、ポンプ10の
水中開口部12を原水部13に開口させ、酸化槽1には
給排水管8の結合位値より上方に、槽1内に開口する原
水非流出空気吸入管4を設置し、酸化槽1内に下方から
の気泡14の上昇を妨げないような角度で、内部生物繁
殖媒体ろを設け、更にポンプ10への電力の供給と切断
を行なって、ポンプ10の起動と停止を行なう10、気
制御装置9を配設し、更に原水部16には外部繁殖媒体
31を設置4し、外部生物繁殖媒体31の上方にシャワ
ー装置29を設け、シャワー装置29に処理水を吐出す
る処理水誘導排出管27を結合し、必要に応じて外部生
物繁殖媒体61の下方に、沈殿物排出装置32を配設し
てなる水処理装置:及び(3)、密閉型接触酸化槽1の
上部に逆止弁7付排気管6を設は酸化槽1の下部には給
排水管8を設け、給排水管8の他端をポンプ10の吐出
口11に結合し、ポンプ10の水中開口12を原水部1
3に開口させ酸化槽1には給排水管8の結合位置より上
方に、槽1内に開口する原水非流出空気吸入管4を設置
し、酸化槽1内に下方からの気泡14の上列を妨げない
ような角度で、内部繁殖媒体3を設け、更ニポンプ10
への電力の供給と切断を行なって、ポンプ10の起動と
停止を行なう電気制御装置9を配設し、更に原水部16
には外部生物繁殖媒体31を設置し、外部生物繁殖媒体
31の下方に噴出装置36を設け、噴出装N36に処理
水誘導排出管27を結合し、必要に応じて夕1部生物繁
殖媒体31の下方に沈殿物排出装置32を配設してなる
水処理装N:及び(4)、密閉型接触酸化槽1の上部に
逆止弁7伺排気管6を設け、酸化槽1の下部にけ突気吸
入弁35付給排水管8を設け、給排水管8の他端をボン
ーグ10の吐出口11に結合し、ポンプ10の水中開口
部12を原水部16に開口させ、酸化槽1には給排水管
8の結合位置より上方に、槽1内に開口する原水非流出
空気吸入管4を設置し、酸化w11内に下方からの気泡
14の上昇を妨げないような角度で、内部生物繁殖媒体
3を設け、更にポンプ10への電力の供給と切断を行な
って、ポンプ10の起動と停止を行なう電気制御装置9
を配設し、更に原水部13にtま外部生物繁殖媒体31
を設置し、外部生物繁殖媒体31の下方に噴出装置36
を設け、噴出装置36に処理水誘導排出管27を結合し
、心安に応じて外部生物繁殖媒体31の下方に沈殿物排
出装置を配設してなる水処理装置に係わるものである。
図面について本発明の水処理装置を詳説する。
第1図は水処理装置の断面概璧図を示している。
部番1け密閉型接触酸化槽で金属、合成樹脂−やそれら
の複合体又はコンクリート構造体から作られている。酸
化槽1け取りVし可能な蓋2により密閉されている。3
は内部生物繁殖媒体で、その表面に浄化微生物固定膜が
形成される。生物媒体として用いられるものは、金属又
は合成樹脂製の網、濾布、薄板、波形板、多孔板・発泡
体・ハニコーム、チューブ、繊維、繊維をからみ合せた
不織体、ネトロン、素焼のボール玉、合成樹脂ボールや
粒子などで、できるだけ表面積が大きいものの方が、酸
化槽1の太き芒が小さくなるので省力化や運転経費、設
備費節約の点で優れている。媒体3は枠状物などの支持
具により酸化槽1内に固定される。又酸化槽1内に起き
る乱流が媒体内にも攪拌乱流効果を十分に及ぼすため、
上下方向のみならず横の水平方向にも通水路を設けた方
がよい。
媒体5は酸化槽1に対し垂直又は斜めで、気泡14の上
昇をさまたげず、又汚泥が下方に落下し易い角度に設置
する。4は原水非流出空気吸入管で、一端は酸化槽1内
に開口するが、被処理水即ち原水を槽1に注水する時、
原水が他端から流出してはならないが、その一つけ槽1
外の他端に吸入逆止弁5を取付ける。逆止弁5は矢印の
方向には開口し、逆方向は閉止する。酸化槽1内に水が
ある時は弁5は閉じ、酸化槽1内に負圧が生じた時は自
動的に開いて空気を吸入する。電磁又は11を動的に開
閉する弁を用いてもよいが、逆止弁は最も簡単にその目
的を果すので優れている。又弁5を酸化槽1の外部に設
けるのは、点検や故障時の部品取替えに便利であるから
である。その他、第2図に示すように酸化槽1及び排気
管6より上方の位置に他端を開口し、19の空気吸入口
を形成してもよい。酸化槽1及び排気管6よりも」二方
に開口することによシ、原水注入時には原水が管4を通
って流出せず、排水時に槽1内は減圧され空気が導入烙
れるのである。第1図の6は排気管で酸化槽1内に原水
を注入して行く時、槽内の空気を排気する管である。な
お排気するだけでなく水を流出婆せてもよい。水を流出
する場合は、宥6の他端を原水部16に開l」させれば
、流出水は原水部に環水する。7け逆止弁で矢印の方向
には開で逆方向は閉となる。即ち槽1内が大気よりもプ
ラス圧の時は開き、負圧の時は閉じるのである。
弁5の開閉方向とけ逆になる。8は給排水管で一端は酸
化(曹1の下部に開口し、他端は汲上ポンプ10の吐出
側に結合されている。9は電気ff1ll′御装置で外
部又は内部からの信号を受け、汲上ポンプ10への電力
の供給、切断を行なってポンプ1゜の起動・停止を行な
う。10は汲上ポンプで図面では水中ポンプを示してい
るが、陸上に設置するポンプでもよい。揚程としては低
揚程のポンプでよいから、電力費は経済的である。
11けポンプ吐出口、12(d水中開口部、1ろは原水
部で原水(被処理水)の溜りである。原水の種類として
は、各種工場廃水、給食・食品加工廃水、し尿、浄化槽
処理水、合併処理の2次処理水家庭用廃水、浴湯廃水、
洗面工場廃水、冷却用水家畜廃水、BOD、COD値の
高い又アンモニア性窒素や硝酸性窒素、燐濃度の高い治
水、用水、湖水、河川水、及びアンモニア性窒素、鉄、
マンガンを含む地下水や表流水、観賞池水、人工せせら
ぎや池、養魚場の池水や糞・餌の残滓廃水、えび・ごか
いや糸みみずなどの活餌飼育池、など微生物による浄化
が可能であるすべての被処理水が対象である。14は気
泡で原水非流出空気吸入管4から酸化槽1内の水中に吸
入場れ、上列と共に突沸状態となり槽1内の水に攪拌乱
流を起す。
15は枝豆水面で図面は攪拌乱流により−に水面が波立
っているのを示している。16はfIL線で11℃気制
御装N9とポンプ10とを結線している。17け流入原
水、1Bは流出処理水である。
第2図は酸化槽1の概要断面図で、前述の如く第1図の
原水非流出空気吸入管4の別実施例を示している。部番
は第1図と共通で、19は空気吸入口で酸化槽1内の水
を排出する時、大気を吸入する口である。
第2a図、第2b図、第2c図(d第2図におりる原水
非流出空気吸入管4の上部、空気吸入L119各種の構
造を示す部分詳細断面図である。
第3図は水処理装置の断面概要図で、参照数字は第1図
のそれと共通である。20は検出器で、酸化槽1内の水
が満水であるか空であるかを検出しその信号を制御装置
9に送り、ポンプ10の起動停止を制御する役目を果す
のである。酸化槽1の上部で蓋2に設けた検出器20は
、酸化槽1の満水を検出し、酸化槽1下部に設けた検出
器20は酸化槽1の渇水を検出するのである。検出器2
0を設置する位置として、図面では酸化槽1の上部と下
部を示しているが、それのみにとられれるものではなく
、水が流通する経路であればよいのである。例えば、酸
化槽1の満水検出に刻しては、排気管6中で逆止弁7の
右又は左に設けることができる。酸化槽1の渇水検出に
対しては、給利水fθ8の一部に設けてもよい。検出器
20の種類としては、フロート式スイッチ各種、電極棒
式、管中に設ける場合は前述の他にフロースイッチなど
が用いられる。
第4図は水処理装置の断面図で、参照数字は第1図のそ
れと共通である。21はタイマーで制御装置9内に配設
され、時間間隔的にポンプ10の起動と停止を制御する
。タイマー21として用いられるものは、分針、時間計
、24時間計などがあり、又低BODの原水に対しては
週間計も使用できるのである。
第5図は部分断面概要図で、原水部15の原水中に設置
した汲上ポンプ10の水中開口部12に何役しだ管組立
を示している。22及び22’i逆流阻止弁で、圧力関
係に依り、弁22が閉じる時は弁221け開口し、弁2
2’が閉じる時は弁22け開口するように配設されてい
る。23は原水供給管24は処理水排出管である。図示
の参照数字は第1図のそれと共通である。
第6図は水処理装置の断面概要図で、汲上ポンプ10を
原水部13のダtに設置し/こものである。参照数字は
第1図及び第6図のそれと共通である。
25は連結管で、ポンプ10の水中開口部12と原水部
13とを連結する管である。26にストレーナで、ポン
プ10が大きな異物を吸入しない様に設りられている。
検出器20が図(出では、枦(4<管6中にCフロース
イッチ、管8中にはフロート式スイッチが設けられ、酸
化槽1の6)ν水と渇水を検出しているのである。
第7図は部分断面概要図で、第6図に示す装置で、第6
図に示す装置で、連結管25を分岐して逆流阻止弁22
及び221 を介し、原水供給管23と処理水排出管2
4を設けている。参照数字は第6図ど共通である。
第7a図は部分断面概要図で、第7図の内、処理水排出
管24を延長したものである。参照数字は第7図のそれ
と共通である。27は処理水誘導排出管で、28は誘導
管出口である。出口28は、原水部13の低水位、即ち
原水が酸化槽へ汲上け゛られ槽1が満水になった時の水
位以下で、原水供給管23から遠い位置に開口している
第7b図は部分断面概要図で、第7a図と同様に第7図
の処理水排出管24を延長したものであるが、異なる点
は誘導管出口2Bを原水部16の高水位、即ち酸化槽1
内の水が全部排出されて、原水部13に環水した時の水
位よりも高い位置で、大気中に開口している。或は誘導
管出口28が原水部13の低水の時は大気中に開口し、
高水位の時は水没する方法もある。
第8図は本発明の水処理装置の処理能力を更に高めるだ
めの実施態様を示した水処理装置の断面概要図である。
図示の参照数字は第1図、第7図、第7b図におけるも
のと共通である。29けシャワー装置、50はノズルで
ある。31は外部生物繁殖媒体で原水部13に浸漬する
。媒体として用いられるものは、第1図における内部生
物繁殖媒体3と同様である他・水面に浮上する球形体や
棒状体も使用できるのである。原水部13内においては
、酸化槽1内程の乱流攪拌は望めないので、媒体間隔の
粗い物を用いた方が汚泥閉塞防止によいのである。外部
生物繁殖媒体61は枠又はその他の手段により固定して
もよいが、原水部13の原水中に浮遊状態にしておいて
もよいのである。
酸化槽1から排出される水は、多哨二の空気を吸入し攪
拌されているため、多くの酸素を含んでいるので、この
水を外部生物繁殖媒体に供給し酸素を活用すると、生物
の繁殖が助長され、単に原水中に生物繁殖媒体を設けた
ものとけ異なり浄化効果が大きいのである。62は沈殿
物排出装置で、36はその排出ポンプ、34は沈澱物で
ある。
第9図は第8図に示した装置と同様に、外部生物繁殖媒
体61を用いた水処理装置を示すものである。第9図に
示す装置は、処理水を外部生物繁殖媒体31の下部に設
けた噴出装置36から媒体61に噴出する点に特徴があ
り、噴出した処理水により生ずる乱流状態の上昇流によ
って、媒体31に付着した肥厚物を除去する効果がある
第10は第9図の水処理装置の処理性能を更に一層高め
た、本発明の他の水処理装置の断面概要図である。図示
の参照数字は第1図、第7図、第7b図におけるものと
共通である。35は空気吸入弁で、ポンプ10が稼動し
て給水管8が加圧状態にある時は閉止し、管8が負圧状
態、即ち酸化槽1から水が排出される時は、大気を吸入
する弁である。36は噴出装置、67け気泡である。噴
出装置から供給される水が、酸素を多く含んでいること
による効果は、第8図に示されている処理装置と同じで
あるが、噴出装置f66からの水は、空気吸入弁35か
ら吸入された空気の泡を含んでおり、この気泡67の」
二部により、外部生物繁殖媒体31に振動を与えたり、
原水部13に乱流を生ずる効果がある。
次に図面を用いて本発明の水処理装置の操作機能につい
て詳説する。
第1図において、原水部16には所要隈の被処理水であ
る原水が入れられている。密閉型接触酸化槽1に水が空
である状態から開始する。電気制御装置9ばその内部又
は外部からの信号を受けて、汲上ポンプ10を起動する
。原水部13内の原水はポンプ10により汲上げられ、
給排水管8を流れ酸化槽1内に入る。図中点線の矢印−
’>で示している。酸化槽1内の水面は上昇し生物繁殖
媒体3を浸漬して行く。吸入逆止弁5は矢印の方向には
開であるが、逆方向は閉となるから酸化槽1内の水が流
出することはない。酸化槽1内の空気は蓋2頂上の口か
ら逆止弁7を押し開き、排気管6から大気中に排出され
る。媒体ろ全体が水没し酸化槽1が満水になると、電気
制御装置9けその内部又は外部からの信号を受けて、汲
上ポンプ10を停止する。酸化槽1け原水部13よりも
高い位置にあるから、その高低差分の真空圧が槽1内に
発生する。逆止弁7は大気圧により閉止する。吸逆止弁
5は槽1内の真空圧により開口し、大気を槽1内に吸入
する。槽1内の水は実線の矢印→で示す如く槽下部から
、給排水管8を流下して汲」ニボンプ10の吐出口11
からポンプ内部を通り水中開口部12か゛ら原水部13
内に連続して排出される。大気はその分を埋める如く、
原水非流出空気吸入管4から酸化槽1内に盛んに送り込
まれて行く。送込まれた空気の気泡14は水中を上昇す
るに伴ない、被処理水に浄化に必要な酸素を与えると同
時に、槽1内の水に乱流を起すのである。
即ち槽1内は減圧であるだめ、大気圧で吸入された空気
の気泡は爆発的に膨張し、突沸現象と同様な状態となり
、激しい乱流を生じ攪拌効果を生ずる。この状態は・コ
ンプレツサーなどで一定圧力の液体に空気を導入した時
に、一定大きての気泡が上昇することによって生ずる液
の乱流や撹拌効果とは全く異なり、源しい突沸(気化温
度以上となった液体が突然気化し沸騰する状態)を起し
ている点に注意しなければならない。槽1から水が排出
されている間け、槽1内の空気は常に負圧で希薄である
だめ、気泡上昇と乱流によって生ずる枝豆水面15を、
押えて静止させようとする空気の緩衝力は弱いのである
。従って抑制を受けないから、非常に激しい乱流IW拌
が連続的に起きるのである。この乱流1・W拌力の強さ
は、槽1と原水部16との高さの差が大きい程、又給排
水管8の管径が大きい程、水の排出エネルギーは大とな
るから、単位時間における空気吸入鼠が大となり、攪拌
 乱流もより激しくなる。吸入逆止弁5としでスイング
式チャツキ弁を用いると、大気を吸入するとき弁体がス
イング運動を起して弁の開口度を変化させるから、空気
吸入に強弱変化が生じ攪打乱流に効果的である。酸化槽
1内の水が排出される時に起きる攪拌乱流に依り、内部
生物繁殖媒体5はその都度洗浄され、肥厚し古くなって
浄化効率の低下した生物膜を剥離し、媒体乙には常に新
鮮で浄化効率の高い生物膜が付着しているのである。こ
の新鮮な生物膜は伺着力が強く、(V111内の乱流で
媒体3から剥離脱落することはない。例えば流速が毎秒
2〜4mの管内でも、水に栄養分があれば管内壁には1
〜2ミリ位の厚さで、新鮮な生物膜が付着しているので
ある。酸化槽1内の液室水面15は、給排水管8からの
排水により下降して、原水非流出空気吸入管4の位置ま
で来ると吸入空気は水中を通らなくなるので、それ以降
の乱*1i停止し、水面15の枝豆はなくなりて静かに
下がって行く。気泡14と液室水面15が吸入された大
気と接触することにより、単に浄化に必要な酸素を水に
溶解させるだけにとどまらず、浄化により増加した炭酸
ガスなどの溶解ガスを同時に原水中から析出させるので
ある。水が空になり酸化槽1内に残ったこれらの気体は
、次の操作で汲上ポンプ10が稼動し、酸化槽1内シて
送り込まれる水により、排気管6から大気中に放散され
るのでちる。かくして水中開口部12から原水部16に
排出される酸化槽1内の水は、余分なガス体を放出し十
分な酸素を溶解し、更に媒体3から剥離された数粍程度
の大きさの生物塊まりにも、再び活性化を与えるのであ
る。この排出水は原水部13内の原水と混合して不足し
ている酸素を補給する。又活性化した生物小塊は原水部
13中を浮遊することにより、活性汚泥的な働きをして
原水の浄化に寄与し、更に原水中の懸濁物に接触して、
ズーグレアが分泌する粘性膜によりそれらを補足除去し
て行く、かくして小塊は重くなって沈澱し易い塊まりに
成長し、底部に沈澱して行く。
その働きは凝集沈澱処理と類似し、原水部13中の原水
は経時と共に透明度を増してくる。酸化槽1内の水が給
排水管8を流下して原水部1ろ内に排水され終り、槽1
内が空になると、その状態を検出して電気制御装置9に
その信号を送る。電気制御装置9はその信号を受け、汲
上ポンプ10を起動する。原水部13内の原水は水中開
口部12からポンプ10内に入り、吐出口11から給排
水管B内を上昇し酸化槽1の下部から横1内に再び送り
込まれる。ポンプ10稼動時の水の流れを点線の矢印−
うで示している。ポンプ10起動・原水部1b内原水−
)ポンプI D−、管8−)酸化槽1−\槽1満水・ポ
ンプ10停止う槽1排水・エアレイションーン管8−う
ポンプ10→原水部13、この操作を自動的に繰返し連
続して行なうのである。内部生物繁殖媒体3は原水に浸
漬されたり、空気に曝されたりを繰返しながら、これに
伺着している生物膜に依り被処理水である原水は浄化さ
れて行くのである。原水部13の原水が繰返し浄化され
ている間に新しい流入原水17が流入する。
原水部13が満水になった時、流入した新水の分だけ流
出処理水18となって、原水部16から流出する。流入
原水17は間欠的又は定−県連続的に流入させる。原水
部16の容量としては、原水の種類とm度により異なる
が発生量の1日分又は1・5日分位が適当である。原水
部13に2つの水位を示しているが、低水位は原水が汲
上げられて酸化槽1が満水になった時で、上水位は酸化
槽の水が排出されて空になった時の水位である。
酸化槽の水が排出されて空になった時の水位である。
図面では一方から常時新しい原水が流入し、その分だけ
他方から処理水が間欠的に流出する方式である。他の方
法としては、1日分の原水を原水部13に溜め、浄化し
てから処理水を放流する所謂バッチ式の浄化方式でもよ
いのである。酸化4111において空から満水、満水か
ら空になる周期は、小型から大型にかけて!1〜60分
間位が適当である。酸化槽1が満水から空になる間は、
ポンプ10け停止しているので電力費は大へん節約にな
る。酸化槽1からの水を原水部13に排出する時は、水
はポンプ10内を通常の流れ方向と異なって、逆流する
ことになるが、低揚程のポンプを使用しているので、ポ
ンプ回転体ランナーの空隙は大きいから、逆流しても何
ら悪影響はない。逆流することによる利点は、ポンプ1
0の稼動時に、水中開口部12に異物が挾まったり1寸
着した様な場合、逆流することによりこれらの異物を除
去することができるのである。媒体において、下部から
原水が浸漬を始め、酸化槽1は満水となり、続いて媒体
3上部から空気に曝されて来るから、媒体3の上部は下
部に比較すると、空気に曝らされている時間は長い。蓋
2の下面から媒体3の上面との水高さを20cm以上と
れば、上部と下部とにおける生物膜の差異は殆んど認め
られない。酸化槽1は密閉されているので・槽の水が空
の時でも内部湿度け100ef6となるから、媒体3に
付着している生物膜は、たとえ長時間空気に曝らされて
いてもなかなか乾燥しないのである。又媒体6け空気に
曝らされている間も、原水は生物膜に付着しており1空
気中からの酸素も十分に補給され、付着した原水の微生
物に依る浄化は活発に行なわれるのである。もしも蓋2
がなくて大気中に開放されていれば、媒体3の上方部分
は蒸発により直ぐに乾燥し、浄化能力は低下してしまう
のである。
原水部13内原水は常に酸素が補給されるので、溶解酸
素が十分であること、媒体3から剥離し再び活性化した
生物小塊が豊富であること、又活性汚泥法による曝気槽
の様な激しい回転水流ではなく、静かな水流なので、食
物連鎖による原生動物や水生動物など、曝気槽では生息
できない様な生物が生息し、発生汚泥量の減少に寄与し
ているのである。水生動物の種類としては、カワゲラ、
赤虫、ミジンコ1ボーフラ、糸ミミズなどが挙げられる
。なお低BODの6次処理用として使用すれば、これら
の動物の他に、ヤゴ、タニシや魚も飼育することができ
、更に発生汚泥M4を減少させることができるのである
次に第2図について詳説する。吸入逆止弁5を省いて原
水非流出空気吸入管4を立上げ、その頂部にある空気吸
入口19を、酸化槽1及び排気管6よりも上方の位置に
設置する。その理由は、酸化槽1内圧原水を注入して行
くと、管4内も同上水位で水面が上昇する。酸化槽1が
満水になった時空気吸入口19より水が流出しないだめ
である。
又酸化槽1が満水となり、ポンプ10を停止するタイミ
ングが遅れた場合は、水は排気/R6内を流れることに
なるので、空気吸入口19よや水が流出しないためには
、管6よりも十分に高い位置にしなければならない。酸
化槽1内の原水が給排水管8から排出する時は、槽1内
に発生する負圧により、空気吸入口19から矢印 で示
す如く1気圧の大気が流入し、管4内にある水は酸化槽
1に吸入され空気と置換される。引続いて大気は連続的
に吸入口19から管4を通って一酸化槽1内に吸入され
・第1図に示す如く、乱流による攪拌作用が行なわれる
のである。
第2a図は原水非流出空気吸入管4の頂部は逆U字形で
、空気吸入口19は下向きとし、上方からの落下物、例
えば落葉、霞や雪などにより吸入口が閉塞するのを防止
するのである。第2b図は空気吸入口19は上向きとし
、その上部に十分な空隙を有する様にキャップを被せで
ある。この構造は吸入口の閉塞防止に対し、更に安全性
を持たせたものである。第2C図は管4の上部を塞ぎ、
その側面に敷部又は多敷部の小孔を穿ち、吸入口の閉塞
防止と昆虫などの侵入を防いでいる。側面の孔が1箇で
あると、孔径は大きくなり昆虫など容易に侵入できるし
、又風で飛んで来たビニールシート片などにより孔が塞
がれる危険性もあるのである。
次に第3図を用いて詳説する。第6図は第1図に示す装
置で、酸化槽1の上部と下部にそれぞれ水位を検出する
ための検出器20を設けている。上部の検出器20の使
用方法として、酸化槽1の満水を検出し制御装置9にそ
の信号を送る。制御装置9はその信号を受け、直ちにポ
ンプ10を停止させる場合と、時限タイマーと組合せ一
定時間経過してからポンプ10を停止させる方法とがあ
る。
前者の場合、満水水位が検出されてから、制御装置9内
のポンプ10のマグネットスイッチが切れるまでに・い
くらかの時間的ずれがあるから、検出器20の位置を満
水より若干低い位置にするとよい。酸化槽1を満水にす
ると表現しているが、上部に空気が若干残っていても細
管差支えない。
媒体3の上面から20α位水が被っていれば、それより
上部は空気層であってよいのである。後者の場合、ポン
プ10からの送水は・酸化層1が満水になると、その後
は管6内を流れることになるから、管60ロ径は管8の
口径と同じ位にする。
又管6から吐出される水は、原水部16に環水する様に
図示の如く配管をする。下部の検出器20け酸化槽1の
渇水を検出し、制御装置9へその信号を送る。この時管
8内にはまだ下降する水が流れているから・制御装置9
にはタイミングタイマーを併用し、下降水流が停止する
頃合にポンプ10を起動する様にする。これは起動時ポ
ンプ10に無理な力がかからない様にするためである。
検出器20は前述の如く、流水経路の各所に設けること
ができる。
次に第4図について詳説する。第4図の水処理装置にお
いては、第3図に示している検出器20を使用しないで
、制御装置9内にタイマー21を設けて、ポンプ10の
起動・停止の操作を制御する方式である。タイマー21
の用い方としては種々ある。その1は、酸化槽1が空か
ら満水になる時間及び満水から空になる時間を測定し、
タイマー21をその分数又は時間数に設定する。その2
は酸化槽1が満水となっても更にポンプ10を一定時間
又は一定日数稼動した後停止し、酸化槽1が空になれば
再びポンプ10を起動する様にタイマー21を設定する
。この場合は排気管6にも水が流れるから、配管径は少
くとも管8″と同径か又はそれ以上にする。ポンプ10
の稼動y酸化槽1に送り込まれる原水部1′5の原水は
、酸化槽1の下部より内部生物繁殖媒体3内を通過し、
槽1の上部から管6内を流れ、原水部13に環水する。
原水が媒体6内を流れる時、生物膜に接触し浄化を受け
るのである。ポンプ10が停止すれば、吸入空気で乱流
を起しながら酸化槽1内の水け・水中開口部12から原
水部に排出するのは前述の如くである。低BODの原水
を処理する場合は、その1の方法による時よりも小容量
のポンプ10を用いて差支えない。
第5図について詳説する。第5図の管組立は1.−I(
ンブ10が原水部16内において、原水を吸入する口と
、酸化1’!i I内から排出される処理水の出口を別
個にしたものである。各々の水の流れを説明する。酸化
槽1へ送水する時は点線の矢印−ンで酸化槽1から水が
排出される時は実線の矢印−2で示している。ポンプ1
0が起動すると、水中開口部12に負圧が発生する。逆
流阻止弁22け開口し点線で示す位置になる。一方逆流
阻止弁22′1け負圧により弁座に吸引され・点線で示
す位置となり口は閉じる。原水部16内の原水は、原水
供給管23から入り開口した逆流阻止弁22を通って、
水中開口部12からポンプ1o内に入り加圧され・吐出
口11から給排水管8内を上昇し酸化(曹1内に送り込
まれるのである。ポンプ1oを停止すると、水中開口部
12には酸化槽1の高さく原水部13の水面からの高さ
)の持つ水圧が発生する。逆流阻止弁22は水圧により
・実線で示す如く弁座に押し付けられ、原水供給管23
け閉じる。一方逆流阻止弁22′1 はプラス圧により
、実線で示す如く開口する。酸化槽から排出される処理
水は給排水管8を実線の矢印で示す如く下り吐出口11
からポンプ10に入り、水中開口部12から出て、開口
している逆流阻止弁22″ を通り、処理水排出管24
から原水部13内に流出するのである。管24から噴出
する処理水は、原水部15内に渦流を発生させる。これ
は原水“と処理水とをよく混合させ、原水に浄化に必要
な酸素を供給するのである。原水供給管26と処理水排
出管24それぞれの口を離しであるのは、浄化の効率を
上げるためである。即ち酸化槽1から排出される処理水
を直ぐに原水供給(HW 23が再び吸上げてくるのを
防いでいる。酸化槽1内の水が全部排出され、管8内の
水位も原水部16内の水位と同じになると、弁22! 
 は自重で点線で示す位置まで下がる。
次に第6図について詳説する。ポンプ10の機能をより
確実にするため、原水部16の低水位よりも下方に、ポ
ンプ10を設置している。ポンプ10内の水が空になる
様なことがあると、水の吸上げ押し上げの機能を失うか
らである。水の流れについて説明すると、17は流入原
水で原水部13内に入る。原水部13内の原水は、酸化
(■1により経時と共に浄化され、その一部は流出処理
水18となって外部へ流出して行く。給排水管8に設け
られている検出器20が・管8内に水がない事を検出し
、その渇水信号を電気制御装@9に送る。制御装@9は
その信号を受け、汲上ボンプ10を起動する。原水部1
3内の被処理水は、点線の矢印で示す如く、ストレーナ
−26よシ吸入され・連結管25内を通って水中開口部
12から汲」ニボンプ10内に入る。ポンプ10内で加
圧された被処理水は、吐出口11より給排水管8内を点
線の矢印で示す如く上昇し、酸化槽1の下部から横1内
に流入して行く。管8に設けられた検出器20け、水が
来たので渇水信号を停止するが、制御装置9内には保持
回路を設けであるので・ポンプ10け稼動を続行する。
酸化槽1内の水面が上昇し、吸入逆止弁5の位置まで来
ると、弁5はプラス圧により閉じる。槽1内の空気は逆
止弁7を開き、排気管6から大気中に放出される。槽1
内を上昇する被処理水は、内部生物繁殖媒体乙に接触し
、新しい栄養分を浄化微生物に与え被処理水は浄化され
て行く。槽1が満水になると、水は排気管乙に入る。逆
止弁7を通り検出器20を作動させる。管6内は水が流
れるから、原水部13に環水する様に配管するとよい。
水流を検出した管6中に設けられた検出器20け、その
信号を制御装置9に送り、汲上ポンプ10を停止させる
装置9にはその保持回路が組込まれている。ポンプ10
が停止すると、酸化槽1には高さに相当しffn負圧が
発生し、逆止弁7は閉止、吸入逆止弁5は開口し、水が
管8を流下すると同時に弁5から大気が槽1内に吸入さ
れ、槽1内には激しい乱流が発生する。15けその枝豆
水面である。水の流れを実線の矢印で示している。この
槽1内に発生する乱流け・単に媒体3内の汚泥による目
詰りを解消するだけにとどまらず、槽内の被処理水を万
遍なく浄化微生物の生息する媒体に接触させる働きをす
るので、浄化効率は一段と良くなるのである。
気泡14と枝豆水面15とに依υ、不用な溶解ガスを放
出し、十分な溶解酸素を得ながら、酸化槽1内の被処理
水は媒体乙に接触して浄化され・処理水となって、槽1
下部より管8内を流下する。
管8を流下した処理水は吐出口11よりポンプ10に入
り、水中開口部12、連結管25内を流れ、ストレーナ
−26から原水部16内に噴出し16内の被処理水と混
合される。ポンプ10の稼動時、ストレーナ26に付着
した異物ン【どけ、この噴出水により吹き飛ばされスト
レーナ26の目詰りを解消する働きもするのである。管
8に設けた検出器20は酸化槽1の下部に設置してもよ
い。
又排気管乙の一部に設けた検出器20は、図面では逆止
弁7の左側であるが、右側でもなんら差支えない。又酸
化槽1の上部に設けてもよいのであるっ電気制御装@9
が管8に設けられた検出器20からの渇水信号を受けた
時、限時タイマーを作動させ、ある時間(10秒から1
分間位)遅れて汲上ポンプ10を起動させるとよい。そ
の理由としては、管8内の流下水が停止した時、又スト
レーナ−26から噴出した処理水を直ぐに再び汲上げて
しまわない様に、十分原水部内の被処理水と混合する時
間的余裕を与えることにある。
制御装置9が管6に設けられた検出器20からの満水信
号を受けた場合は、直ちにポンプ10を停止させてもよ
いし、又ある一定時間経過してから停止させてもよい。
ある時間経過してからポンプ10を停止させる場合は、
排気管60ロ径は管8と同径位にする。これは媒体3内
を流れる流水速度を早くしだ方が浄化効率は向上するか
らである。
汲上ポンプ10内において、槽1から処理水を原水部1
′5に排出する時、稼動時とは逆方向に水が流れるので
あるが、低揚程のポンプを使用するので、ポンプ内の間
隙は大きくそれ程抵抗にならないし又悪影響はない。
図面では、一方より流入原水17を入れ、他方より流出
処理水18を流出させているが、一部分の原水を溜め浄
化してから上澄水を放出するノ(ツチ式でもよい。
なお図示している吸入逆止弁5を用いないで、第2図に
示す如く原水非流出空気吸入管4を立ち七げてもよいの
である。原水部13内において2つの水位を示している
が、低水位は酸化槽1内に水が汲上げられて満水になっ
た時、上水位は酸化槽から全欧の水が排出された時の水
位をそれぞれ示している。バッチ式の場合・処理水放流
後でも酸化槽1への給水、槽1からの排水活動が停止し
ない様に、原水部には稼動可能な最低水位は残存させた
方がよい。その理由は浄化微生物に常に酸素と栄養分を
与えて生命を維持させるだめである。
次に第7図について詳説する。第7図は原水部13内に
おいて、被処理水である原水を吸入する部分のストレー
ナ26と、処理水を排出する部分24の処理水排出管と
の位置とを離したものである。その理由は酸化槽1から
排出され実線の矢印で示す処理水と原水部13内の原水
とを回転水流によりよく混合し、酸素を十分に与えるこ
と及びポンプ10が稼動した時・、排出された処理水を
−直ぐにストレーナ26から吸入しない様にするためで
ある。吸入水を点線の矢印で示している。
原水部13内の原水が高BODの場合は、原水に早く酸
素を供給するためこの方法がよいのである。
水の流れ及び作用効果は第6図と同様である。
第7a図は第7図に示す処理水排出管24を更に延長し
て処理水誘導排出管27とし、原水部13内の原水と、
酸化槽1から排出され、管出口2日から実線の矢印で示
す如く、吐出される処理水とを回転水流によりよく混合
するものである。この場合管出口28はストレーナ26
から遠い距離におかれ、原水部13内に死水部を作らな
い様にする。
第7b図は誘導管出口28から吐出する酸化槽1からの
処理水を大気中に曝らす。更に原水部13の水面に落し
て、原水中に空気球を持ち込ませ、曝気効果と原水と処
理水とを十分に混合するのである。又原水部13が高水
位の時、出口28を水没させた効果としては、原水部1
3内の原水に回転水流を起こさせ・第7a図と同様な効
果を与えるものである。
次に第8図を用いて詳説する。この装置の特徴とすると
ころは、第6図及び第7b図に示す装置に加え、原水部
13内に外部生物繁殖媒体31を設置し、更に浄化能力
を増したものである。高130Dや多量のアンモニア性
窒素や燐を有する原水の浄化に適している。図面では、
媒体61は原水部13が高水位である時水没し、酸化槽
1へ原水が汲上げられて低水位になった時、大気に曝さ
れる様に設置しである。これは媒体31から不用になっ
た汚泥ケーキや塊まりの脱落を容易にするだめである。
接触酸化槽1から排出される処理水は、給排水管8を流
下して、ポンプ吐出口11からポンプ10内に入る。水
中開口部12から連結管2′5を流れ逆止弁22”  
を押し開いて処理水誘導管27を流れ、シャワー装置2
9に流入し、ノズル30より媒体31の上面に向って噴
出する。
ノズル30は・シャワー水が媒体31上面全体に亘って
均等に散布する様に配設するのが望ましいのである。シ
ャワー水は大気中に噴出されるから原水中に溶解してい
る不用のガスを大気中に放出し、必要な酸素を効率的に
取込むのである。ポンプ10が原水部13内の原水を汲
上げ、酸化槽1が満水になると、ポンプ1oは停止し酸
化槽1内の水は、シャワー装置29から再び原水部13
に環水する。この繰返し動作により、原水部13の水面
は下ったり上ったりする。この水面上下運動と、ノズル
3oからの噴出水は、媒体31の表面に付着している生
物膜に対して必要な酸素や栄養を補給する。又古くなり
浄化効率の低下した生物膜を媒体61から剥離する。酸
化槽1内の媒体3と媒体31から剥離した汚泥は、原水
部13のすり鉢形の底部に沈澱して行く。その沈澱物、
3,4がある程度溜ったなら、排出ポンプ33を起動し
沈殿物排出装置32によって排出する。又沈澱物34け
粘性があるので・沈澱すると互に粘着し合って比較的大
きく、こわれにくい固い塊まりとなるため、取出しが容
易である。比較約9あきの粗い網でも採取できるのであ
る。原水部13内の流水は、酸化槽1内における様な激
しい乱流は起きないから、媒体31の目あきは媒体5の
それよりも大きい物を用いて、汚泥に依る閉塞を避ける
なお原水部16が低水位である時、図面では媒体31は
大気に曝されるので、付着している生物膜が乾燥しない
様に、高水位→低水位→高水位に戻る周期時間を短くす
る。水面に浮上する媒体31を用いた場合は、水面の上
下運動に伴ない媒体も上下する。又浮上媒体31は、ノ
ズル3oからのシャワー噴出水が当ると、回転したり動
いたり、又互に擦れ合ったりして、不用の付着汚泥を脱
落させるのである。浮上媒体51を積層して使用すると
、散水濾床的な機能を発揮するのである。
ストレーナ26け木の小枝や落葉など、ポンプ10、ノ
ズル50や媒体3などに対する閉塞を防止するものであ
る。17は新しい流入原水で、一定流量で原水部13内
に流入させるのが理想であるが、活性汚泥法の様な汚泥
返送はなく、固定膜で浄化するので、流入流量変動は活
性汚泥法よりも許容範囲は広いのである。又媒体3と媒
体61に原水が接触する時間を各々2時間以上にすれば
流入原水17け間欠的流入で差支えない。流出処理水1
8け・原水部13が高水位になった時に流出するので間
欠的である。流入原水17と流出処理水1日とは短絡し
ない様に、距離を離したり、或は邪魔板を設けてもよい
。シャワーノズル60からの噴出水け、できるだけ広が
る方が媒体31全面に行き亘るので好ましいし、又原水
部13内の原水濃度の均等性が得られるので望ましいの
である。なお図面では原水部15、に一方から原水17
が流入し、他方より処理水18が流出rる方法を示して
いるが、原水一定数を溜めある=定時間浄化してから処
理水を流出させるバッチ式に応用してもよいのである。
次に9図を用いて詳説する。この装置の特徴は第8図と
同様に、原水部15に外部生物繁殖媒体1 ゛ 61を設置し、その下部から処理水誘導排水管27から
の流出処理水を、噴出装置36を介して噴出することに
より、乱流状態の上昇流を発生させ、外部媒体31に付
着している肥厚物を剥離除去する。酸化槽1内の水の排
出が終ってポンプ10が稼動している間け、原水部13
内の乱水流は静かになる。この間に剥離した汚泥は、原
水部13のすり鉢形底部に沈澱して行くのである。沈澱
物34がある程度溜まると、沈設物排出装置32により
糸外に排出する。噴出装置36は、噴出水が外部媒体3
1のできるだけ広範囲に広がる様に、回転式や固定式に
して多敷部の噴出口を設けるとよい。図面では原水部1
3が低水位である時、媒体31の上部は大気に曝芒れて
いるが、この様な場合には、上部の生物膜が乾燥しない
様に高水位→低水位→高水位の周期時間を短くする。
周期時間は30分以内がよい。媒体61は水没させても
よい。水没させた場合で、原水部内の被処理水のBOD
が高く、周期時間も長く、内部で酸素不足を起す懸念あ
る時は、調整槽で行なう程度の補助曝気を原水部16内
で併用してもよい。
なお図面では原水部13に、一方から17の原水を流入
し、他方より18の処理水が流出する方法を示している
が、88図の詳説に前述した如く、定量を溜め処理する
バッチ式に応用してもよいのである。
次に第10図を用いて詳説する。この装置の特徴は第9
図と同様に、原水部13に外部繁殖媒体31を設置し、
その下部から処理水誘導排出管27からの流出処理水を
、噴出装置36を介して噴出することにより、浄化能率
を向上させたものである。第9図と異なる点け、給排水
管8の一部に空気吸入弁35を設け、酸化槽1内の水が
排出されS管8を流下する時、発生する負圧に依り空気
を自動的に吸入し、流出処理水に混入する。混入した気
泡37け原水部13に出て、媒体31内を上昇して行く
時エアーブローイング効果を生ずるのである。これによ
り媒体31に振動を与えだシ、乱流を起したシして、肥
厚した生物膜を媒体31から剥離するのである。酸化槽
1内の水の排出が終ってポンプ10が稼動している間は
、原水部13内の水流は静かになる。この間に剥離した
汚泥は、原水部16のすり鉢形底部に沈澱して行くので
ある。沈澱物34がある程度溜まると、沈−澱物排出装
置62によυ系外に排出する。噴出装置36はエアーブ
ローイングが媒体31のできるだけ広範囲に広がる様に
、回転式や固定式にして多敷部の噴出口を設けるとよい
。気泡37によるエアーブローイング効果があるので、
媒体31ij常時水没させておいて差支えない。図面で
は原水部13が低水位である時、媒体31の上部は大気
に曝されているが、この様な場合には、上部の生物膜が
乾燥しない様に、高水位→低水位→高水位の周期時間を
短かくする1−周期時間は30分以内がよい。なお図面
では原水部16に、一方から17の原水を流入し、他方
より18の処理水が流出する方法を示しているが、第8
図の詳説に前述した如く、定量を溜め処理するバッチ式
に応用してもよいのである。
実施例1: 第1図に示す装置で、原水部13に1日分の被処理水で
ある原水を溜め、浄化を実施した時の経時変化を表1に
示す。
表  1 原水部13の原水容量は40m1、密閉型接触酸化槽1
内の内部生物繁殖媒体3として、ハエコーム形チューブ
を用いた。ハニコームの穴径13ミリフィルム厚0.1
 ミIJの透明塩化ビニール板は容積1m3当り282
ぜのものを容積で2.27.、(使用した。浄化表面積
は282ぜX 2.27 = 640 mである。酸化
槽1の満水容量は4.5セ、汲上ポンプ10として、水
中汚水ボンプロ径100ミリ、2、2 I(Wを用いた
。サイボン管8け口径125ミリの管である。酸化槽1
を空から満水にするまで4分間を要し、満水から空にな
る寸で4分間である。従ってポンプ10は4分間稼動し
て4分間停止する。従ってポンプ10の1日の稼動時間
け12時間である。内部生物繁殖媒体6の容積に11し
て、原水40m゛が1日間の内、接触する時間は、、4
0.、” 2、27 rrL−r−ii虚旬= 1.36時間であ
る。媒体3はBOD40〜100 PPmの原水を毎日
入替え50日間生物膜を育成したもので、生物膜の厚み
は上部で0.5 ミ’J 、下部で1ミリである。原水
の種類は工場炊事給食廃水と水洗便所浄化槽流出水の混
合である。表1は、左に測定した水質各項目を、上に経
過時間を取シそれぞれの数値を示している。採水は通常
−の運転中に行ない、特別沈澱時間は設定しなかった。
経過0時間の数値は、新しい被処理水を流入させた直後
、即ち原水の水質を示している。B o Dは42.1
 my /lが24時間後接触時間136時間で2.7
 mtll  凍で浄化され、その後は横這である。こ
の数値は、従来の活性汚泥法や長時間曝気法では、とて
も達成が不可能な程優秀な値である。除去率を割算する
と、2時間経過後34.7%、5時間経過後は66係、
24時11J[&itq h6%テ、Sル。CODハ)
JX水21.2mvI!が24時間経過後8.7で除去
率は59%である。
懸濁物SSは原水19 mtll が24時間後家4 
mtll  、除去率は78.9チである。酸4ヒ槽1
において・サイホン管8よシ槽内の水が流出する時槽1
内は激しい乱流攪拌が行なわれるにもがかわらず、SS
の除去が大へんよいのけ、ポンプ1゜の稼動中、原水部
13内は静かな流れなので、SSは生物的塊まりに付着
し重くなって底に沈澱しだシ、水槽壁面に付着したりし
たものである。アンモニア性窒素は原水中に2.8 m
tll  あったものが、24時間経過後にo、 11
 mtll で、除去率は96%と大へんよく除去され
ている。29時間後媒体6との接触時間1.65時間で
0.04 mtll  となり除去率は98.6%であ
る。アンモニア性窒素が除去された割りに・硝酸性窒素
がそれ程増加していないのは、原水部13に若干日照が
あるだめ水槽壁面や底に付着生息している珪藻や緑藻が
吸収し、窒素と酸素に分解したものと判断される。
所謂脱窒作用が行なわれているのである。全燐は原水2
.2 mtll が24時間経過後には0.7 mtl
lで除去率は68チである。P Hは原水がZOから弱
アルカリサイドの7.8になり、酵素や浄化微生物が活
発に活躍できる環境である。溶存酸素丁)0け原水にお
いて2.6 tnf/l で、かなシひどい下水臭があ
ったが、2時間後4.1 mtll  ではかなり薄く
なり、5時間経過後5.5 mtlll  では臭気は
皆無となった。24時間経過後は9.7 m9/l  
で殆んど飽和状態である。原水部13には多−犀、の赤
虫(ゆすり蚊の幼虫)が繁殖し、泳いでいるもの又壁や
床面に定着し、まわりの汚泥を集めて芋虫の如く住家と
し、盛んに汚泥中の微生物を餌として食べる。これは水
の浄化が進んでい退こと、を示しており・甘た生物の発
生は汚泥の減少に大へん役立っている。昆虫の幼虫は羽
化し大気中に飛び去るので、更に汚泥の減少に寄与して
いるのである。
29時間経過後の水質でBODと全燐がや\太になって
いるのけ、水中開口部12から原水部13に処理水が流
出している時採水したので、ボーフラの抜殻など含まれ
ていたためであると推察される。この様に、河川水、湖
水、治水、湾内の海水などの汚染源となるBOD、C0
I)〜アンモニア性窒素、燐など非常によく除去され、
本発明による水処理装置の優秀性を立証しているのであ
る。
本実施例において、前述の如く原水が媒体3に接触した
時間は、経過時間24時間において、1.36時間であ
る。更に除去率を上げるため、又は高BODの原水に対
しては、接触時間を多くすればよい。即ち媒体3の容積
を増加すればよいのである。
なお採水時、蓋2を開き酸化槽1内の媒体3の状態を点
検したが目詰りは皆無であった。生物膜の付着状態は大
へん良好で、前述の如く媒体5上部は0.5ミリ位、下
部は05〜1ミリ位で、色は明るい茶褐色で局部的な肥
厚部分は全く無かった。
生物膜中の生物は、分裂細菌類としてズーグレア類、原
生動物として繊毛虫、つりがね虫1輪虫類などである。
原水部13内で浮遊中の小塊も同様な生物が観察された
。原水部13の水槽壁面に刺着している生物は、珪藻類
、緑藻類、原生動物として繊毛虫類、輪虫類、水生昆虫
としてアカボーフラなどである。更に150日経過した
時点で、蓋2を取外し媒体3の点検を実施しだ結果、1
1詰りは皆無で前回50日経過した時点と全く同様であ
り、本装置が全く目詰りを起さないことを確認したので
ある。
実施例2: 実施例1と同様に連続浄化処理を実施しだが、・・ニコ
ームの目詰りは皆無である。セルサイズ8ミリノハニコ
ーム容fi1m’当りの表面積け45 [J m“であ
るから・浄化表面積は: 450 @ X 2.27 rn: = 1.021.
5 mとなる。セルサイズ13ミリの表面積は640ぜ
であるから、1、021.5ぜ÷640ぜ=1.6倍に
浄化表面積が増加したのである。
浄化を実施した処理水質を表2に示している。
経過0時間は原水の水質を示し、経過24時間は処理水
の水質を示している。
表  2 以上の如く本発明の水処理装置は、空気圧縮機など特別
な動力機械を必要とせず、高さの持つ自然エネルギーを
極めて有効に活用して空気を吸入し浄化に必要な微生物
に酸素を与えるだけでなく、同時に発生する激しい乱流
により生物媒体を効毛的に洗浄し、生物膜を常に新鮮な
状態に保つのである。従って処理効率はよく高精度であ
り・バルキングの様な浄化の乱れを起すことなく、コン
スタントに優秀な浄化を実施するのである。
更に生物媒体の目詰りを完全に解消したので・高BOD
の被処理水と云えど1表面積が大きく目あきの小さい生
物媒体を使用することが可能となったので、接触酸化槽
は従来よυはるかに小型化することに成功したのである
本装置は、機構簡潔で高性能を有し、設備費や処理費は
安価となり、しかも操作管理がきわめて容易である。用
途としては、廃水処理や各種汚染水の浄化だけでなく、
飲料用水、工業用水や雑用水道、除鉄会除マンガンなど
濾過の前処理としてきわめて有用であり、広く社会に貢
献するものであへ
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の水処理装置の断面概要図1第2図は
、酸化槽1の断面概要図、第2a図、第2b図、第2c
図は、第2図における原水非流出空気吸入管4の上部の
空気吸入口19の各種の構造を示す部分詳細断面図であ
る。 第3図は、水処理装置の断面概要図、第4図は水処理装
置の断面概要図、第5図は部分断面概要図、第6図は水
処理装置の断面概要図である。 第7図、第7a図、第7b図は、部分断面概要図である
。 第8図は、本発明の水処理装置の処理能力を更に高める
ための実施態様を示した水処理装置の断面概要図である
。 第9図は、本発明の他の実施態様を示す断面概要図であ
る。 第10図は、第9図の水処理装置の処理性能を更に一層
高めだ、本発明の他の実施態様を示す断面概要図である
。 1−m−密閉型接触型酸化槽 2−一一蓋 6−−一内部生物繁殖媒体 4−−一原水非流出空気吸入管 5−一一吸入逆正弁 6−m−排気管 7−m−逆止弁 8−m−給排水管 9−−一電気制御装置 10−−一汲上ボンプ 11−m−ポンプ吐出口 12−m−水中開口部 13−一一原水部 代理人 佐蒔正明 12      II

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 を密閉型接触酸化槽1の上部に逆止弁7伺排気管6を設
    け、酸化槽1の下部には給排水管8を設け、給排水管8
    の他端を汲上ポンプ10の吐出口11に結合し、ポンプ
    10の水中開口部12を原水部13に開口させ、酸化槽
    1には給排水管8の結合位置より上方に、槽1内に開口
    する原水非流出空気吸入管4を設置し、酸化槽1内に下
    方からの気泡14の上昇を妨げないような角度で、内部
    生物繁殖媒体6を設け、更にポンプ10への電力の供給
    と切断を行なって、ポンプ10の起動と停止を行なう電
    気制御装置9を配設してなる水処理装置。 2、M、気制御装置9が、水の流通径路に設置しだ酸化
    槽1の水位を検出する検出器20の48号により、ポン
    プ10の起動・停止を行なうスイッチである特許請求の
    範囲第1項記載の水処理装置。 友検出器20が酸化槽1の底部と頂部に配設されている
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の水処理装置。 4、検出器20が給排水管8と酸化槽1の頂部に配設さ
    れている特許請求の範囲第1項又は第2項記載の水処理
    装置。 5検出器20が給排水管8と排気管乙に配設されている
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の水処理装置。 6検出器20が酸化槽1の底部と排気管6に配設されて
    いる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の水処理装置
    。 l電気制御装置9がタイマーを有するスイッチである特
    許請求の範囲第1項記載の水処理装置。 8、汲上ポンプ10を原水部13の原水中に設置した特
    許請求の範囲第1項ないし第7項の何れか−項に記載の
    水処理装置。 9.原水部16の原水中に設置した汲上ポンプ10の水
    中開口部12に、一方が開の時他力が閉となる逆流阻止
    弁22及び221を有する原水供給管26と、処理水排
    出管24とを設置した特許請求の範囲第1項ないし第7
    項の何れか一項に記載の水処理装置。 0汲上ポンプ10を原水部1ろの外に設置した特許請求
    の範囲第1項ないし第7項の何れか一項に記載の水処理
    装置。 11、汲上ポンプ10を原水部13の外に設置し、該ポ
    ンプの吸入口と原水部16を、連結管25及び一方が開
    の時他方が閉となる逆流阻止弁22及び221を設けた
    原水供給管23と処理水排出管24とを介して連通させ
    た’F!j許HN求の範囲第1項ないし第7項の何れか
    一項に記載の水処理装置。 12、汲上ポンプ10の処理水排出管24が延長した誘
    導!27である特許請求の範囲第1項ないし第7項、1
    0項、または第11項の何れか一項に記載の水処理装置
    。。 13原水非流出空気吸入g4が、吸入逆止弁5を有する
    空気吸入管である特許d青求の範囲第1項ないし第12
    項の何れか一項に記載の水処理装置。 4、原水非流出空気吸入g4が、酸化1!i1及び排気
    管6より上方に、大気吸入口19を開口する空気吸入管
    である特許請求の範囲第1項ないし第12項の何れか一
    項に記載の水処理装置。 15密閉型接触酸化槽1の」二部に逆止弁7 (=J排
    気管6を設け、酸化槽1の下部には給排水管8を設け、
    給排水管8の他端をポンプ10の吐出口11に結合し・
    ポンプ10の水中開口部12を原水部15に開口させ、
    酸化槽1には給排水管8の結合位置より上方に、槽1内
    に開口する原水非流出空気吸入管4を設置し、酸化槽1
    内にT力からの気泡14の−L昇を妨げないような角度
    で、内部生物繁殖媒体ろを設け、更にポンプ10への電
    力の供給と9J断を行なって・ポンプ10の起動と停止
    を行なう電気制御装置9を配設し、更に原水部1ろには
    外部生物繁殖媒体61を設置し、外部生物繁殖媒体31
    の上方にシャワー装置29を設け・シャワー装置29へ
    処理水を吐出する処理水誘導排出管27を結合し、必要
    に応じて外部生物繁殖媒体31の下方に、沈設物排出装
    置32を配設してなる水処理装置。 16、原水非流出空気吸入管4が吸入逆止弁5を有する
    空気吸入管である特許請求の範囲第15項記載の水処理
    装置。 1Z原水非流出空気吸入g4が、酸化槽1及び排気管6
    より上方に、空気吸入口19を開口する空気吸入管であ
    る特許請求の範囲第15項記載の水処理装置。 18、密閉型接触酸化槽1の上部に逆止弁7伺排気管6
    を設け、酸化槽1の下部には給排水管8を設け、給排水
    管8の他端をポンプ10の吐出口11に結合し、ポンプ
    10の水中開口部12を原水部13に開口させ、酸化槽
    1にけ給排水管8の結合位置より上方に、槽1内に開口
    する原水非流出空気吸入管4を設置し、酸化槽1内に下
    方からの気泡14の上昇を妨げないような角度で、内部
    生物繁殖媒体ろを設け、更にポンプ10への電力の供給
    と切断を行なって、ポンプ10の起動と停止を行なう電
    気制御装置9を配設し、更に原水部16には外部生物繁
    殖媒体61を設置し、M部生物繁殖媒体31の下方に噴
    出装置36を設は噴出装置66に処理水誘導排出g27
    を結合し、必要に応じて外部生物繁殖媒体31の下方に
    沈設物排出装置32を配設してなる水処理装置。 19、原水非流出空気吸入管4が、吸入逆止弁5を有す
    る空気吸入管である特許請求の範囲第18項記載の水処
    理装置。 20原水非流出空気吸入管4が、酸化槽1及び排気管6
    より上方に、空気吸入口19を開[1する空気吸入管で
    ある特許請求の範囲第18項記載の水処理装置。 21排気管6を原水部13に開口させた特許請求の範囲
    第1項ないし第20項の何れか一項に記載の水処理装置
    。 22、密閉型接触酸化槽1の上部に逆止弁7付排気管6
    を設け、酸化槽1の下部には空気吸入弁に開口させ、酸
    化槽1には給排水管8の結合位置より上方に、槽1内に
    開口する原水非流出空気吸入管4を設置し、酸化槽1内
    に下方からの気泡14の」二部を妨げないような角度で
    、内部生物繁殖媒体ろを設け、更にポンプ10への電力
    の供給と切断を行なって、ポンプ10の起動と停止を行
    なう電気制御装置9を配置し、更に原水部13には外部
    生物繁殖媒体31を設置し、外部生物繁殖媒体31の下
    方に噴出装置66を設け、噴出装置66に処理水誘導排
    出管27を結合し、必要に応じて外部生物繁殖媒体ろ1
    の下方に沈殿物排出装置62を配設してなる水処理装置
JP57128901A 1982-07-26 1982-07-26 水処理装置 Pending JPS5919583A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014046217A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Toshiba Corp 有機性廃水処理ユニット及びこれを用いた有機性廃水処理システム
CN108911190A (zh) * 2018-07-20 2018-11-30 东北大学 一种空气压提升泵

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014046217A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Toshiba Corp 有機性廃水処理ユニット及びこれを用いた有機性廃水処理システム
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