JPS59194959A - フイルム巻取り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、薄いフィルＪ・の製造に関し、特にこのよう
なフィルムの高品質のロールへの巻取りに関する。

連続する長尺のフィルムからロールを巻取る装置は入手
可能であり使用されている。フィルムを乎坦にするため
巻取部の手前に偏倚ロールおよび（または）拡開バーの
使用が可能であることは公知である。このような装置は
移動中のフィル１、を展開するが、実際の巻取り過程に
おいて別の短所が生じる。例えば、フィルムをロールに
向って前送される時、空気の境界層が捕捉されて外側の
フィルム層間に僅かに圧縮され、高い地点即ちゲージ・
バンド間の領域に移動する。この圧縮された空気は、フ
ィルム層が最も薄くなる場所でロールの直径を僅かに増
加させる。その結果生じる気泡状の領域が仕上り幅を短
縮する。空気が大気中に違出すと、影響を受けたフィル
ム層が機械の運転方向（ＭＤ）においてしわに畳まる。

標準的な方法によって非常に薄いフィルムを巻取る場合
、もし可能でなくとも、望ましくからざる目立つしわを
避けることは難しい。このようなしわは、後続のコーテ
ィング、メタライジング、積層工程における均一性を確
保する一ヒで色々な問題を生じるため、生産性に悪影響
を及ぼす。

巻取りロール、駆動ロール、および巻取りロールおよび
駆動ロール間にける可撓性のある偏倚状態のアイドラ命
ローラを含む装置において、フィルムが高品質のロール
に巻取られる。このアイドラ・ローラは枢着アーム間に
支持され、アームを撓むように、またこれによりローラ
に口■撓性を持たせるように調整するための装置が提供
される。

第１図においては、本発明による改善が包含された装置
がロール装置９のためのスタンドを含んでいる。ロール
９からのフィルムＦは自由に回転可能なロール１０．１
１．１２および牽引ロール１３．１４．１５上をナイフ
φロール１Ｂまで進行し、ここで八−・ナイフ１７によ
って裁断される。この裁断されたフィルムは牽引ロール
１８上に進む。裁断された半部ｆは補助駆動ロール１８
．２０上を通って巻取りロール２１．２２に対して接線
方向に進む。このような接線方向の接近により、撤去に
先立って各フィルムｆを支持する静圧空気クッションを
提供する。巻取りロール上に充分に巻付いた後、緩衝さ
れたフィルムは中実の撓むことができるよう偏倚された
アイドラｅローラ２３．２４に到達する。図に示された
実施例においては、巻取りロールおよび駆動ロールの直
径よりも実質的に小さな直径を有するアイドラ・ローラ
２３．２４にフィルムｆが到達する前に、約２７０°分
だけ巻付けられる。各アイドラ・ローラは、駆動ロール
と巻取りロール間に配置され、その回転軸心はこれらロ
ールの軸心から偏心している。図に示すように、巻取り
ロールおよびアイドラ・ローラは揺動自在にアーム上に
支持されている。各巻取りロールはそのアイドラ・ロー
ラに対して偏倚されこれにより面駆動され、このアイド
ラ・ローラは更にその駆動ロールによって駆動される。

アイドラ・ローラが最初に偏倚され次いでフィルムの前
進方向に捻られる方法については、第４図乃至第７図に
関して以下に＝５− 記述する。仕上状態の比較的小さなロール２３．２４の
東中的な偏倚状態のロールのプリントは、境界空気を阻
止して排出させる上で驚異的に有効である。同時に、ａ
れらロールはロール２１．２２においてフィルムｆを展
開させる。

第２図および第３図に示されるように、後部の駆動ロー
ル２０は、モータ駆動ベルト２Ｂにより回転自在に駆動
され、平歯車２８によって前部の駆動ロール１８と連結
される。更に、モータ駆動ベルト３０．３２は巻取りロ
ール２１．２２に対して連結されている。巻取りロール
と駆動ロールの双方は、アイドラ・ローラに最小限度の
帯材送り張力を確保してこれを維持するため回転自在に
駆動される。

巻取りロール２１はアーム組立体３４．３６間に回転自
在に支持され、後部ロールはアーム組立体３８．４０間
に支持される。このアーム組立体は軸４２．４４に対し
て固定され、液圧ベーン式の回転作動部４８．４８によ
ってアイドラ・ローラ２３．２４に関して接近離反する
ようにロール２１．２２を揺動させるた６一 めこれらの軸に対してトルクが加えられる。この作動部
は、アイドラ・ローラ上に所要のレベルの圧力を維持す
るため充分な回転作用力を提供する。無論、ロール２１
．２２は、空のコアの装填およびフィルム・ロールのコ
アへの装着のため、前記アーム組立体から取外すことが
できる。

アイドラ・ローラ２３はアーム５０．５２間に回転自在
に取付けられ、これらアームは調整ロール５４．５６に
対して取付けられている。アーム５０とロール５４は、
軸８２およびチェーン８４を介してブラケット６０に対
して接続されるハンド骨ホイール５８によって回転させ
ることができる。チェーン８４の張りの間には連結リン
ク６６（第２図）がある、アーム５２とロール５６もま
た、／＼ンド・ホイール８８（第３図）によってリンク
とチェーン駆動部を介して調整可能である。同様に、ア
イドラ・ローラ２４およびこれらが取付けられる裁断ロ
ールに対する枢着アームは、ハンド拳ホイール７０．７
２によって調整することができる。

アイドラ争ローラが固定され、偏倚され、次いで前進方
向に捻られる方法は、第４Ａ図、第４Ｂ１Δおよび第５
図に示されている。ハンド・ホイール７０．７２は、ア
イドラ・ローラ２４を駆動ロール２０の拡大部と係合状
態になるように回転され、次いで偏心ロール２４を第４
Ａ図および第５図に示された位置まで偏倚させるため更
に回転される。巻取りロール２２が回転作動部４８によ
ってローラ２４に対して偏倚される時、ローラは第４Ｂ
図に示される位置に向けて上方に捻られて複雑な偏倚状
態を生じるが、この状態は作用においてローラを巻取り
ローラに接するようにばね荷重を掛ける。

次に第６図および第７図においては、調整ロール５４が
歯車箱７４を介してブラケット６０と連結されることが
判る。ブラケット６５は、歯車箱上で回転自在なリング
７Ｂに対して取付けられている。同様に、調整ロール５
６は歯車箱７８を介してブラケット７７に対して連結さ
れている。調整ロール５４．５６は、支持管７９上で和
すに回転自在である。ローラ２３の一端部がハウジング
８０内で回転するように支持されかつハウジングが薄い
平坦アーム５０に対して取付けられる方法の詳細は第７
図において示されている。ローラ２３の他端部をアーム
５２に対して結合する同じハウジング８０が存在する。

各ハウジングとヨーク８２の脚部との間にはピン８４が
ある。

アイドラ・ローラ２３の撓みおよび偏倚作用は、平坦ア
ーム５０．５２のピン８４の周囲の回転運動および僅か
な捻り運動によって容易となる。アイドラ・ローラ２４
は、歯車箱８０．８２、チェーン８４．９６およびハン
ド・ホイール７０．７２を介するローラ８８．８８（第
２図）の調整によって撓められ偏倚させられるのである
。

アイドラ会ローラ２３．２４の手動による調整に加えて
、第６図および第７図に示された可撓性を有する支持装
置が、駆動ローラおよび巻取リローラ間の偏心度および
（または）フィルムの肉厚における変化に応答して各ア
イドラ争ローラにおける偏倚作用の変化を許容する。ゲ
ージ・バンドにお９− ける比較的広い路により、境界空気が以前として蓄積し
て気泡を検出する隣接域へ達するようにアイドラ・ロー
ラに僅かな捻りを与えることになる。このように、境界
空気は仕上状態において阻１１−され放出される。更に
、アイドラ瞼ローラの狭い圧痕における高い接触圧力は
１表面の凹凸により占められる境界領域を圧縮すること
により、比較的広い路におけるフィルムの領域を更に細
い領域よりも更に密な接近状態に強制する。本文に開示
された自己調整を行なうアイドラ・ローラのこのような
累積的な作用によってしわのない高品質のロールの生産
をもたらすことになった。更に：しわのない、裁断ロー
ルの品質は時間と共に劣化することはない。

本装置は、ロール・ミル９からロール１０〜１６ノ周囲
にフィルムＦを挿通し、裁断を開始するためパー・ナイ
フ１７の刃部を開被させることにより、裁断および巻戻
しの用意ができる。次いで、充分なフィルムをロール１
６を越えて前送し、オペレー１０− タによる横断方向の裁断の後で、巻取りロール２１．２
２４−の予めテープを巻いたコアに届くように充分な長
さの個々のフィルムｆを提供する。アイドラ・ローラ２
３．２４に対して巻取りロールを押圧させて、フィルム
ｆのロールの巻取りを行なう。

巻取りロール２１．２２上の比較的小さなアイドラ拳ロ
ーラ２３．２４の集中したロールのプリントが境界の空
気を阻＋ＬＬ、てこれを放出させる。更に、これらロー
ラの可撓性のある弾性およびその枢着部の１−１Ｔ撓性
のため、これらローラの巻付けが行なわれる時その表面
における変化に対して自由に自動的に調整作用を生じる
状態にローラを置くことになる。

実施可能な実施例においては、アイドラ・ローラは硬質
の鋼合金のロッドから形成された。作用面は研摩され、
０．０３ｍの直径を有し、作用面の長さは０．９６ｍで
あり、径間は１．３３ｍであった。駆動ロールの拡大部
の長さは０．８１ｍ、直径は０．１５８ｍであった。駆
動ロールとアイドラ番ローラの作用径の比率は５．３で
あった。駆動ロールは硬質の鋼合金から形成され、その
作用面はジュロメータによる高度が６５乃至７０である
固い対摩耗性を有する弾性のある仕上で覆われた。回転
作動部４６．４８は、米国オハイオ州、グリーンウ゛イ
ルのＥｘ−Ｇｅ　ｌ　ｌ−０社のＲｏｔａｃ！沙液圧回
転作動装置モデルＲＮ−８３−ＲＶであった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の可撓性を有する偏倚状態のアイドラ・
ローラが内蔵される巻取り装置の側面図、第２図および
第３図は本装置の平面図および端面図、第４Ａ図および
第４Ｂ図は巻取りロールにより係合ごれる前後のアイド
ラ会ローラにおける偏倚状態を示す図、第５図はアイド
ラ・ローラが撓められて偏倚状態に置かれる方法を示す
図、および第６図および第７図は第１図乃至第５図に示
される作用位置にアイドラ・ローラを支持する枢着アー
ムその他の部分を示す詳細図である。 ９・・・ロール・ミル、１０〜１２・・・ロール、　１
３〜１５．１８・・・牽引ロール、１６・・・ナイフ・
ロール、１７・・・パー・ナイフ、１９〜２０・・・補
助駆動ロール、２１〜２２・・・巻取りロール、２３〜
２４・・・アイドラ・ローラ、２６・・・モータ駆動ベ
ルト、２８・・・乎歯車、３０．３２・・・モータ駆動
ベルト、３４．３６．３８．４０・・・アーム組立体、
４２．４４・・・軸、４６．４８・・・回転作動部、５
０．５２・・・アー１１．５４．５６・・・調整ロール
、５８・・・ハンド・ホイール、６０・・・ブラケット
、６２・・・軸、６４・・・チェーン、６５・・・ブラ
ケッ）・、６６・・・連結リンク、６８．７０．７２・
・・ハンドｅホイール、７４・・・歯車箱、７Ｂ・・・
リング、７７・・・ブラケット、７８・・・歯車箱、７
９・・・支持管、８０・・・ハウジング、８２・・・ヨ
ーク、８４・・・ピン、８６．８８・・・ローラ、９０
．９２・・・歯車箱、９４．８６・・・チェーン。 特許出願人　イー争アイ番デュポンーデΦニモア１３− Ｆ　　Ｉ　　Ｇ、　　１ ２ ＦＩＧ、４Ａ　　　　ＦＩＧ、５ 手続補正書 昭和５９年　５月２２日 特許庁長官　　若　杉　オロ　夫　殿 １、事件の表示 昭和５９年特許翻第６６８５６号 ２、発明の名称 フィルム巻取り製箔 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 カンパニー 別紙のとおり （１）願書の右上欄に「特許法第３８条ただ１７書の規
定による特許出願」の記載を加入する。 （２）願書の１、発明の名称」と「２　発明者」の間に
１「特許請求の範囲に記載された発明の数２」を加入す
る。 　２−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、巻取りロールと、駆動ロールと、その間における可
   撓性を有する下垂状態のアイドラ・ローラを設けること
   を特徴とするフィルム巻取り装置。 ２、前記アイドラ中ローラはその軸心が前記巻取りロー
   ルと駆動ロールの軸心から偏心されていることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３゜前記アイドラ・ローラが枢着されたアーム間に支持
   され、前記アームを可撓性を持たせこれにより前記ロー
   ラを撓むように調整するための手段が設けられることを
   特徴とする特許請求の範囲第２項記載の装置。 ４、前記アイドラ争ローラが中実であることを特徴とす
   る特許請求の範囲第３項記載の装置。 ５、前記アイドラ・ローラは、巻取りロールおよび駆動
   ロールの直径よりも実質的に小さな直径を有することを
   特徴とする特許請求の範囲第４項記載の装置。 ６、前記巻取リロールが前記アイドラ修ローラに関して
   接近離反する方向に揺動運動するように支持され、前記
   巻取リロールをアイドラ・ローラに向けて偏倚させる手
   段が設けられることを特徴とする特許請求の範囲第５項
   記載の装置。 ７、駆動される巻取りロールと補助ロールを含むフィル
   ム巻取り装置において、中実の可撓性を有するアイドラ
   争ローラをその間に設け、前記アイドラ・ローラは前記
   巻取リロールおよび補助ロールの直径よりも実質的に小
   さな直径を有することを特徴とする装置。