JPS59194846A - 転写成形装置 - Google Patents

転写成形装置

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JPS59194846A
JPS59194846A JP6913883A JP6913883A JPS59194846A JP S59194846 A JPS59194846 A JP S59194846A JP 6913883 A JP6913883 A JP 6913883A JP 6913883 A JP6913883 A JP 6913883A JP S59194846 A JPS59194846 A JP S59194846A
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mold
molding
pattern
transfer
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Kouji Oshitani
孝治 忍谷
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14008Inserting articles into the mould
    • B29C45/14016Intermittently feeding endless articles, e.g. transfer films, to the mould

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、転写成形装置に関するものである。
転写成形装置は、射出成形機の金型間にプラスチック製
の転写用フィルムをはさみ込み、転写用フィルムに前も
って印刷しである図柄を成形と同時に成形品に転写する
装置である。
従来の転写成形装置として例えば第1及び2図に示すよ
うなものがある。
この転写成形装置は、固定盤11、タイバー12、可動
盤13、固定盤11に取り付けられた固定型14、可動
盤13に取り付けられた可動型15、可動盤13に取り
付けられたフィルム供給・位置決め装置16、射出ノズ
ル17等を有している。なお、固定型14は3つの型1
4a、14b及び14cから成っており、これらはピン
18によって案内されており、ビン18の軸方向へ移動
可能である。フィルム供給・位置決め装置16は、モー
タ19によって回転されるロール20a及びこれに押し
付けられたロール20bと、モータ21によって回転さ
れるロール22a及びこれに押し付けられたロー、ル2
2bを有しており、これによってコイル23から転写用
フィルム24を順次送り出していく。転写用フィルム2
4の送り出し長さの制御は、モータ19の動作時間をタ
イマーによって制御する方法、転写用フィルム24上の
マークを光学的センサーによって読み取って位置決めを
行なう方法等により行なわれる。第1図に示すように転
写用フィルム24の位置決めがされると、可動盤13が
第1図上で左から右へ移動する。転写用フィルム24は
、最初に固定型14の凸部14a′に接触し、次いで固
定型14と可動型15との合わせ面間にはさまれる。更
に、可動盤13が前進することにより、固定型14の各
型14a、14b及び14cは互いに密着する。しかし
、転写用フィルム24が固定型14の型14aに接触し
てから固定型14の各型14a、14b及び14cが完
全に密着するまでの間は、転写用フィルム24は固定型
14と可動型15との間に強固にはさみ付けられている
わけではなく、型14aとピン18との間の摩擦力に相
当する力ではさみ付けられているにすぎない。このため
、可動盤13の移動に伴なう振動等によって転写用フィ
ルム24の位置ずれを発生することがあった。また、型
14aの凸部14a′と可動型15の凹部15′との間
に転写用フィルム24がはさみ込まれるとき、転写用フ
ィルム24が変形し転写用フィルム24に張力を生じる
。このため、ロール20a及び20b及びロール22a
、22b間で転写用フィルム24が移動し、位置ずれを
発生する可能性がある。従って、初期の段階でフィルム
供給―位置決め装置16によって転写用フィルム24の
位置決めを正確に行なったとしても、型閉め動作の段階
において転写用フィルム24の位置ずれを生じてしまい
、成形品の所望の位置に正確に転写用フィルム24上の
図柄を転写することができなかった。上記のように、従
来の転写成形装置では、1回の成形においてl ([の
成形品に転写用フィルム上の1個の図柄を精密に転写す
ることも困難であったが、多数個の成形品を同時に成形
する多数個取りの場合には、多数個の成形品に転写用フ
ィルム上の多数個の図柄を精密に位置合わせする必要が
あり、更に困難なものとなっていた。すなわち、金型の
複数の成形部の位置及び転写用フィルムの複数の図柄の
位置が共にばらつくため、金型内の各成形部上に、転写
用フィルム上の各図柄がくるように、フィルム上の複数
の図柄の位置を設定することが非常に困難であった。
本発明は、上記のような従来の問題点に着目してなされ
たものであり、同時に成形される多数個の成形品上に図
柄が精密に位置合わせされた転写を行なうことができる
転写成形装置を得ることを目的としている。
以下、本発明の実施例を添付図面の第3〜14図に基づ
いて説明する。
第3〜5図に示すように、フレーム31上に固定された
固定盤32に取り付けられたタイバー33によって可動
盤34が案内されている。可動盤34はフレーム3−1
上にローラー35によって移動可能に支持されている。
固定盤32に固定2!!36が取り付けられているが、
固定型36は固定型36a、固定型36b及び固定型3
6cから構成されている。固定型36cは固定盤32に
固定されているが、固定型36a及び固定型36bは固
定盤32に固定されたサポートピン37によって案内さ
れており、サポートピン37の軸方向に移動可能である
。ただし、固定型36aと固定型36bとはリンク38
によって連結されており、両者間の距離が所定以上には
ならないようにしである。また、固定型36bと固定型
3’6cとの間の距離も図示してない機構により所定以
上にはならないようにしである。固定型36aはそのパ
ーティング面側に4個の凸部36a′を有している(第
5図参照)。この固定型36には図示してない射出ノズ
ルから溶融樹脂を射出可能である。可動盤34には可動
型40が取り伺けられている。
可動型40は固定型36aの各凸部36a′に対応した
4個の凹部40′を有している(第4図参照)。各凸部
36a′及び凹部40′によって金型の成形部が構成さ
れている。すなわち、この金型は4個の成形部を有して
いる。可動型40と固定型36aとは図示してないチェ
ーンによって連結されており、型開動作が行なわれたと
きこのチェーンによって固定型36aか引張られ、固定
型36a、固定型36b及び固定型36cが互いに引き
離されるようにしである。可動型40には型閉動作時に
サポートピン37を受は入れるための穴85が設けられ
ている(第4図参照)。また、可動型40は型閉時に固
定型36aのブツシュ42にはまり合うガイドピン43
を有している(第4及び5図参照)。また、図示してな
いが可動型40には型閉時に固定型36aをばね力を介
して押す固定型抑圧装置が設けられている。可動型40
の上面及び下面にはそれぞれクランプ受け49a及び4
9bが取り付けられている。クランプ受け49a及び4
9bの前端面は可動型40のパーティング面と一致させ
である。クランプ受け49a及び49bの前端面にはそ
れぞれ、受は台50a及び50bが取り付けられている
。受りす台50a及び50bはねじ式調整機構によって
取付高さを調節可能である。この受は台50a及び50
bと対面するように、固定型36aには押し部54a及
び54bが設けられている。押し部54aは、押し部支
え52のブツシュ53によって案内されており、また押
し部5!ばね55番こよって第3図中で左方向に押され
ている。また、押し部5’4aの第3図中で右端部には
ボルト56によって取り付けられたストッパー57が設
けられている。押し部54aは、第5図に示すように、
同列に2個配置されており、両者間にはみぞ部58aが
形成されている。このみぞ部58aの幅寸法は、前述の
受は台50aの幅寸法よりもわずかに小さくしである。
この押し部54aと受は台50aとによって図柄位置調
整装置が構成される。なお、押し部54bは、押し部5
4aと同様の構成であり、受は台50bと共に図柄位置
調整装置を構成する。可動盤34に対してフレーム60
が水平方向に移動可能に取り付けられている。
すなわち、フレーム60は可動盤34に取り付けられた
2木の案内レール61に対して4個のガイド62によっ
て案内されている。ガイド62としては直動型スライド
ベアリングを使用している。
フレー仏60は図示してないモータ及びポールねじ機構
によって水平方向に移動させることができる。フレーム
60には、図示してないコイルから巻き出された転写用
フィルム71を案内する駆動ロール73及び押しロール
72が設けられている。駆動ロール73はゴム製ロール
であり、また押しロール72はクロムメッキされたロー
ルであり、ばねによって駆動ロール73に押圧されてい
る。駆動ロール73は図示してないモータによって駆動
される。また、フレーム60の下部には、図示してない
引張ロールが設けられている。引張ロールは、ヒステリ
シスクラッチを介してモータと連結されている。ヒステ
リシスクラッチは電気的スリップクラッチであり、常に
一定の回転力を伝達する。フレーム60には、更にガイ
ドロール75及び76、及びガイド/<−79,80,
81及び82が設けられており、これによって転写用フ
ィル云71をより安定させるよう(こしである。
可動型40には幅方向位置センサー83及び84が設け
られている。幅方向位置センサー83及び84は、転写
用フィルム71にあらかじめ設けたマークの位置を検出
する光学的センサーであり、転写用フィルム71の幅方
向の位置を検出する。
また、転写用フィルム71の長手方向位置は、可動型4
0内に設けられた長手方向位置センサー古本によって検
出される。結局、フレーム60、駆動ロール73、引張
ロール、モータ、位置センサ9 −83.84、掌4等によってフィルム・供給位置決め
装置が構成される。可動型40の)く−テイング面側の
各凹部40’間には受は台91a、91b、91c及び
91dが設けられており、これに対応して固定型36a
のノく−テイング面(1!+ 、+こt−r押し部92
a、92b、’3.2c及び92dが設けられており、
受は台91a、91b、91c及び91d、及び押し部
92a、92b、92c及びれる。4個の受は台91a
、91b、91c及び91dは第4図に示すように4個
の凹部40′の間に「十」字状に配置されている。受は
台91a、91b、91c及び91dの可動型40に対
する取付高さは調節可能としである。すなわち、第6図
に示すように、受は台91aにはねじ穴91a’が設け
られ、これに調整ネジ93がねじ込まれており、調整ネ
ジ93を所定の長さだけ突出させた状態でポルト94に
よって受は台91aが可動型40に固定されている。こ
のようなねじ式取付高さ調整機構が受は台91a、91
b、91C及び91dの両端に設けであるため、受は台
91a、91b、91c及び91dの傾斜も調節するこ
とができる。4個の押し部92a、92b、92c及び
92dは、第5図に示すように、4個の凸部36a′間
に「十」字状に配置されている。押し部92a、92b
、92c及び92dはばね95(第3図参照)によって
第3図中で左方向に押されている。また、押し部92a
、92b、92c及び92dと連結された各ロッド96
にはストッパ97が設けられている。押し部92a、9
2b、92C及び92dの前面には受は台91a、91
b、91c及び91dに対応したみぞ部92a’ 、9
2b’ 、92c’及び92d′が設けられている。受
は台91a、91b、91C及び91d、及び押し部9
2a、92b、92C及び92dによって後述のように
転写用フィルム71をはさみ込み、図柄の位置の調整を
行なう。
次にこの転写成形装置の作用について説明する。
第3図には型開状態が示してあり、固定型36a及び固
定型36bは可動盤34側へ移動した状態となっている
。この状態で駆動ロール73が回転し、転写用フィルム
71が送られる。転写用フィルム71が所定量送られる
と、転写用フィルム71の長手方向位置が長手方向位置
センサー各零によって検出され、図示してない制御装置
によって駆動ロール73を駆動するモータの作動が停止
する。こうすることによって、転写用フィルム71の長
手方向の位置決めが行なわれる。また、フレーム60を
移動させることによって、転写用フィルム71の幅方向
の位置決めも行なわれる。なお、この位置決め動作の間
、引張ロールには常に一定の回転力を与えて、おり、転
写用フィルム71が緩むことはない。こうして転写用フ
ィルム71の位置決めが完了すると、可動盤34が第3
図中で左から右へ移動し、型閉動作が行なわれる。
まず、可動型40に設けられた図示してない固定型抑圧
装置によって固定型36aが押され、固定型36a、固
定型36b及び固定型36cが順次密着していく。固定
型36が密着した後、更に可動盤34が移動すると、転
写用フィルム71が上側の押し部54aに接触する。更
に可動盤34が移動すると、受は台50aによって転写
用フィルム71がみぞ部58aに押し込まれ、転写用フ
ィルム71は略「<」の字状に曲げられ、転写用フィル
ム71上の図柄が所定量だけ幅方向に移動する。次いで
、転写用フィルム71はクランプ受け49aと押し部5
4aとの間にはさみ付けられる。次いで、押し部92a
が転写用フィルム71に接触し、更に可動盤34が移動
すると転写用フィルム71は押し部92aと受は台91
aとの間に略「<」の字状にはさみ込まれる。この状態
を第7図に示す。こうすることによって、転写用フィル
ム71上の図柄の位置が移動し、図柄は所定の位置に設
定される。なお、受は台91aの高さは、後述のように
前もって調節しである。同様にして、受は台91bと押
し部92bとの間、受は台91cと押し部92cとの間
、受は台91dと押し部92dとの間、及び受は台50
bとみぞ部58bとの間において、この順に図柄位置の
調整を行なう。図柄位置の調整完了とほぼ同時に転写用
フィルム71はばね55及び95の力によってクランプ
された状態となる。なお、上記図柄位置の調整から固定
までの時間は極めて短いものである(すなわち、第3図
のへ寸法とC寸法との差は非常に小さい)。また、みぞ
部58a及び58bの幅はみぞ部92a′及び92d′
の幅よりも大きくして、転写用フィルム71に不要なし
わが発生しないようにしである。また、転写用フィルム
71は上部を駆動ロール73によって固定され、下部を
引張ロールによって一定力で引張られているため、図柄
位置調整時には転写用フィルム71は下から上へわずか
に移動する。こうして、転写用フィルム71が、クラン
プ受け49a及び49bと押し部54a及び54bの前
端面との間、及び可動型40のパーティング面と押し部
92a、92b、92c及び92dの前端面との間に確
実に固定された後、転写用フィルム71が固定型36a
の凸部36a′に接触し、転写用フィルム71は第8図
に示すように、固定型36aの凸部36a′と可動型4
0の凹部40′との間にかみ込まれる。凸部36a′及
び四部40′間に転写用フィルム71がかみ込まれるこ
とによって転写用フィルム71が変形し、転写用フィル
ム71には張力を生ずる。しかし、転写用フィルム71
は確実に固定されているので、位置ずれを生じることは
ない。このようにして転写用フィルム71の位置ずれを
防止した状態で型閉動作か完了し、転写用フィルム71
は可動型40と固定型36aとのパーティング面間に成
形機の型締力によって完全に固定される。次いで、射出
ノズル39(第8図参照)から溶融樹脂が射出され、成
形と同時に成形品への図柄の転写が行なわれる。成形品
の冷却後、型開動作を行ない、成形品、スプルー等を取
り出し1成形サイクルを終了し、再び次の成形サイクル
が開始される。
上記のように、転写用フィルム71が図柄位置調整装置
によって順次所定位置が調整された後完全に固定され、
凸部36a′及び凹部40′間にかみ込まれるようにす
るために、第3図に示すA〜E寸法は次のような関係と
しである。
E>A>A’ >B>C’ >C>D このような寸法関係とすることによって、転写用フィル
ム71上の図柄位置が順次調整された後で固定され、次
いでかみ込まれ、成形が行なわれることとなり、転写用
フィルム71の位置すれが発生することはない。
次に、図柄調整装置を前もうて調節する方法について説
明する。前述のように、転写用フィルム71を図柄調整
装置の押し部及び受は台の間にはさみ込むことにより転
写用フィルム71を移動させて図柄を所定の位置に設定
するのであるが、図柄の移動距離は転写用フィルム71
をはさみ込む深さ、すなわち受は台の高さ、によって決
定される。従って、受は台の高さは、転写用フィルム7
1上に印刷された図柄を金型の成形位置に移動させるよ
うに調節される。金型上に3つの成形部を有し、転写用
フィルム上に3つの図柄を有する、場合について、第9
図に基づいて図柄位置の調整方法を説明する(なお、前
述の第3〜8図に示した実施例では、金型には4つの成
形部が設けられていたが、説明を簡単にするためにここ
では成形部を3つとしである)。金型には3つの成形部
101a、1o1b及び101cが設けられており、転
写用フィルム102には図柄102a、102b及び1
02Cが設けられている。成形部101aと図柄102
aとは一致しているが、図柄102b及び102cのピ
ッチL1及びL2は成形部101b及び101cのピッ
チ文1及びQzとは一致しておらず、しかも図柄102
b及び図柄102cは成形部101b及び1o1cに対
して傾いているとする。まず、成形部101a及び1o
1b間の図柄調整装置の受は台の高さを調節して、転写
用フィルム102の左端部において寸法E、及び右端部
において寸法Ezだけ図柄調整装置にはさみ込むように
受は台の高さを設定する。
試行して調節し直すことにより、図柄]、 02 bが
成形部1oibに正確に一致するようになる。次いで、
同様にして成形部101b及び101c間の図柄調整装
置を調節して、フィルムの左端部において寸法E3及び
フィルムの右端部において寸法E4だけ図柄調整装置に
はさみ込むようにする。こうすることによって、図柄1
02cも成形部101cに正確に一致する。新しい転写
用フィルムの使用を開始するときに、上記のようにして
成形部と図柄位置とを一致させると、あとは繰り返し正
確に転写成形を行なうことができる。なお、受は台のパ
ーティング面からの突出高さは通常1mm以内であり、
転写用フィルムにしわを生じたり、転写用フィルムか横
ずれしたりする不具合は生じない。
上記は、金型が縦に3個の成形部を有する場合であった
が、第3〜8図に示した実施例のように成形部か横にも
配列されている場合であっても、同様の原理により、成
形部と図柄位置とを一致させることができる。
なお、第10図に示すように、3個の成形部112dを
金型113内に配置するようにしてもよい。また、第1
1図に示すように、金型123が12個の成形部121
a−文を有する場合等には、例えば成形部121a−1
を3つのブロックに分割し、各ブロック間に図柄位置調
整装置122a及び122bを配置してもよい。
なお、上述の実施例では図柄調整装置による転写用フィ
ルム71の移動は、第12図に原理的に示すように、転
写用フィルム71を略「<」字状にはさみ込むことによ
って行なっていたが、第13図に示すように段差部分に
はさみ込むようにすることもできる。また、第14図に
示すように転写用フィルム71の固定位置を金型のパー
ティング面130とずらすこともできる。この場合、フ
ィルム71をパーティング面130の両側に対して均等
に変形させることができるため、しわの発生を防止する
ことができる。
また、前述の実施例では、ばねの力を利用して図柄位置
の調整及び転写用フィルムの固定を行なっているが、油
圧シリンダ、カム、リンク等の機構を用いても差し支え
ない。更に、図柄調整装置を全部一体に構成してもよい
以上説明してきたように、本発明によると、複数の成形
部が設けられた固定型及び可動型間に転写用フィルムを
はさみ込み、射出成形と同時に転写用フィルム上の図柄
を成形品に転写する転写成形装置において、各成形サイ
クル毎に転写用フィルムを固定型及び可動型間に送って
位置決めするフィルム供給・位置決め装置と、転写用フ
ィルムが固定型及び可動型の成形部間にはさみ込まれる
前に図柄位置をi彫終すると共に転写用フィルムを固定
する図柄位置調整装置とを崩するので、金型の各成形部
位ilWと転写フィルム上の各図柄の位置とに誤差があ
る場合及び傾きがある場合にも、両者の位置及び傾きを
調整して一致させることが可能であ猛、精密な転写成形
品を多数個同時に生産することができる。また、金型の
各成形部位置を正確に工作する必要がなくなるので金型
の製造が容易となる。また、各成形部の周辺において転
写用フィルムが確実に固定されるため、ある程度立体的
な成形品であっても精密に転写成形をすることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の転写成形装置を示す図、第2図は第1図
に示す転写成形装置のII−II線に沿う断面図、第3
図は本発明による転写成形装置を示す図、第4図は第3
図に示す転写成形装置のIV−IV線に沿う断面図、第
5図は第3図に示す転写成形装置V−V線に沿う断面図
、第6図は第4図のVI−VI線に沿う断面図、第7図
は図柄位置調整装置を拡大して示す図、第8図は型閉状
態の転写成形装置を示す図、第9図は図柄位置調整方法
を示すための図、第10図′は図柄位置調整装置の別の
配置を示す図、第11図は図柄位置調整装置の更に別の
配置を示す図、第12〜14図は図柄位置調整装置の原
理を示す図である。 36・φ・固定型、40拳・・可動型、71・・φ転写
用フィルム、91 a 、 9 l b 、 91 c
 、’91d−−−受は台、92’a、92b、92c
。 92d・・・押し部。 特許出願人 株式会社日木製鋼所 代理人       弁  理  士     宮  
内  利  行第4図 第5図 第9図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の成形部が設けられた固定型及び可動型間に転
    写用フィルムをはさみ込み、射出成形と同時に転写用フ
    ィルム上の図柄を成形品に転写する転写成形装置におい
    て、 各成形サイクル毎に転写用フィルムを固定型及び可動型
    間に送って位置決めするフィルム供給番位置決め装置と
    、転写用フィルムが固定型及び可動型の成形部間にはさ
    み込まれる前に図柄位置を調整すると共に転写用フィル
    ムを固定する図柄位置調整装置とを有することを特徴と
    する転写成形装置。 2、図柄位置調整装置は、転写用フィルムの図柄間を曲
    げた状態ではさみ込むように固定型及び可動をの対面す
    る位置に取り付けられた押し部及び受は台から構成され
    る特許請求の範囲第1項記載の転写成形装置。 3、受は台のかみ合い高さは、複数の調整ねじによって
    調節可能である特許請求の範囲第2項記載の転写成形装
    置。
JP6913883A 1983-04-21 1983-04-21 転写成形装置 Granted JPS59194846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6913883A JPS59194846A (ja) 1983-04-21 1983-04-21 転写成形装置

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