JPS5919415B2 - 電気コネクタ用良導電性接触粉 - Google Patents
電気コネクタ用良導電性接触粉Info
- Publication number
- JPS5919415B2 JPS5919415B2 JP10785077A JP10785077A JPS5919415B2 JP S5919415 B2 JPS5919415 B2 JP S5919415B2 JP 10785077 A JP10785077 A JP 10785077A JP 10785077 A JP10785077 A JP 10785077A JP S5919415 B2 JPS5919415 B2 JP S5919415B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive contact
- powder
- contact powder
- connectors
- highly conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気的コネクタの電気的結合部に介在させて使
用する良導電性接触粉に関するものである。
用する良導電性接触粉に関するものである。
従来一般に用いられている電気的結合用のコネクタ仄雄
端子を突出させてモールドした雄型コネクタと、所定の
間隙を介し対向する１対のばね接触部材を備えた雌端子
をモールドした雌型コネクタとよりなり、雄型コネクタ
の雄端子を雌型コネクタの雌端子のばね接触部材間に挿
入することによつて電気的結合を行なっている。
端子を突出させてモールドした雄型コネクタと、所定の
間隙を介し対向する１対のばね接触部材を備えた雌端子
をモールドした雌型コネクタとよりなり、雄型コネクタ
の雄端子を雌型コネクタの雌端子のばね接触部材間に挿
入することによつて電気的結合を行なっている。
このような方式の従来の電気コネクタにおいて。
は、雄、雌型コネクタの接続、開放に大きな挿抜力を必
要とし、かつ操作時にこれらのコネクタを固定している
プリント板等の部材に無理がかかる等の問題があり、特
に端子数が多いコネクタでは大きな欠点となつている。
一方、ばね圧を利用しないで電気的結合を行なうものと
しては、例えば水銀中に結合すべき両端子を共に浸漬す
る方式があり、この場合は挿抜力は必要としないが、横
断しすると水銀がこぼれるため、横倒自在に使用される
電気コネクタには適用できない。
要とし、かつ操作時にこれらのコネクタを固定している
プリント板等の部材に無理がかかる等の問題があり、特
に端子数が多いコネクタでは大きな欠点となつている。
一方、ばね圧を利用しないで電気的結合を行なうものと
しては、例えば水銀中に結合すべき両端子を共に浸漬す
る方式があり、この場合は挿抜力は必要としないが、横
断しすると水銀がこぼれるため、横倒自在に使用される
電気コネクタには適用できない。
本発明は上述の問題を解決するためのもので、雌雄型コ
ネクタの接続、開放を極めて小さな挿抜力で行なえ、し
かも横倒自在な電気コネクタを実現できる電気コネクタ
用長溝性接触粉を提供することを目的としている。
ネクタの接続、開放を極めて小さな挿抜力で行なえ、し
かも横倒自在な電気コネクタを実現できる電気コネクタ
用長溝性接触粉を提供することを目的としている。
次に図面に関連して本発明の実施例を説明する。
本発明に係る電気コネクタ用良導電性接触粉は、硬質あ
るいは軟質磁性体の粉末の表面に例えば、Ａｕ、Ａｇ、
Ｓｎ、およびこれらの合金等の電気的接触性能の優れた
物質で被覆したものである。このような良導電性接触粉
を用いることによつて、極めて小さな挿抜力で接続、開
放を行なうことができ、しかも横倒自在な電気コネクタ
を得ることができる。次にその実施例を説明する。第１
図において、１は雄型コネクタ、２は雌型コネクタであ
る。雄型コネクタ１は、本体１ａ内に非磁性体の多数の
端子３を両端を突出させてモールドして構成されている
。
るいは軟質磁性体の粉末の表面に例えば、Ａｕ、Ａｇ、
Ｓｎ、およびこれらの合金等の電気的接触性能の優れた
物質で被覆したものである。このような良導電性接触粉
を用いることによつて、極めて小さな挿抜力で接続、開
放を行なうことができ、しかも横倒自在な電気コネクタ
を得ることができる。次にその実施例を説明する。第１
図において、１は雄型コネクタ、２は雌型コネクタであ
る。雄型コネクタ１は、本体１ａ内に非磁性体の多数の
端子３を両端を突出させてモールドして構成されている
。
この端子３の雌型コネクタ２に対向する側の突出部の根
元には、第２図に詳細を示すように、本体１ａと一体の
圧縮部材４が設けられている。雌型コネクタ２の本体２
ａには、雄型コネクタ１の各端子３と対応する位置に、
圧縮部材４が嵌合する大きさの穴５が設けられ、穴５内
には吸着部材６が固定されている。
元には、第２図に詳細を示すように、本体１ａと一体の
圧縮部材４が設けられている。雌型コネクタ２の本体２
ａには、雄型コネクタ１の各端子３と対応する位置に、
圧縮部材４が嵌合する大きさの穴５が設けられ、穴５内
には吸着部材６が固定されている。
吸着部材６は、本体２ａに一端を下方に突出させてモー
ルドされた端子７と接続され、穴５内のこの接続部上に
へ良導電性接触粉８が適当量挿入されている。良導電性
接触粉８が硬質磁性体の粉末から形成される場合には、
吸着部材６は強磁性体より形成し、良導電性接触粉８は
あらかじめ着磁しておいて穴５内に挿入する。
ルドされた端子７と接続され、穴５内のこの接続部上に
へ良導電性接触粉８が適当量挿入されている。良導電性
接触粉８が硬質磁性体の粉末から形成される場合には、
吸着部材６は強磁性体より形成し、良導電性接触粉８は
あらかじめ着磁しておいて穴５内に挿入する。
挿入された良導電性接触粉８は強磁性体の吸着部材６に
吸着保持され、コネクタを横倒ししてもこの保持状態が
保持されこぼれ出すことはない。端子７は磁性体、非磁
性体の何れでもよい。このような構成の電気コネクタの
雄型コネクタ１を雌型コネクタ２上に対向させ、圧縮部
材４を穴５に嵌合させながら押こむと、端子３は吸着部
材６に吸着保持されている良導電性接触粉８内に進入す
る。この押こみ時に要する挿入力は極めて小さくてすむ
。この状態で、例えば各コネクタ１，２にそれぞれ対応
させて設けられた穴９，１０にボルトを挿入しナツトを
かけて両コネクタを接続する。この状態では、良導電性
接触粉８は圧縮部材４により充分に圧縮され、端子３，
７間には良導電性接触粉８を介した接触点の多い安定し
た接触が得られる。両コネクタ１，２を開放する場合は
、ナットをゆるめてボルトを抜きとり、雄コネクタ１を
簡単に抜きとつて開放することができる。この場合の抜
力はほぼ零である。上述の説明では、吸着部材６と端子
７を別個に設けて接続する例について述べたが、端子に
吸着部材を兼ねさせてもよい。その場合は端−Ｆ４ｌ＠
強磁性体とする。良導電性接触粉８が軟質磁性体の粉末
から形成される場合には、吸着部材６は硬質磁性体より
形成し、あらかじめ着磁しておく。
吸着保持され、コネクタを横倒ししてもこの保持状態が
保持されこぼれ出すことはない。端子７は磁性体、非磁
性体の何れでもよい。このような構成の電気コネクタの
雄型コネクタ１を雌型コネクタ２上に対向させ、圧縮部
材４を穴５に嵌合させながら押こむと、端子３は吸着部
材６に吸着保持されている良導電性接触粉８内に進入す
る。この押こみ時に要する挿入力は極めて小さくてすむ
。この状態で、例えば各コネクタ１，２にそれぞれ対応
させて設けられた穴９，１０にボルトを挿入しナツトを
かけて両コネクタを接続する。この状態では、良導電性
接触粉８は圧縮部材４により充分に圧縮され、端子３，
７間には良導電性接触粉８を介した接触点の多い安定し
た接触が得られる。両コネクタ１，２を開放する場合は
、ナットをゆるめてボルトを抜きとり、雄コネクタ１を
簡単に抜きとつて開放することができる。この場合の抜
力はほぼ零である。上述の説明では、吸着部材６と端子
７を別個に設けて接続する例について述べたが、端子に
吸着部材を兼ねさせてもよい。その場合は端−Ｆ４ｌ＠
強磁性体とする。良導電性接触粉８が軟質磁性体の粉末
から形成される場合には、吸着部材６は硬質磁性体より
形成し、あらかじめ着磁しておく。
この場合は、穴５内の良導電性接触粉８は、吸着部材６
により第３図に鎖線で示すように形成される磁力線に沿
つて嵩ばつた状態に配列して吸着部材６に吸着保持され
ている。本例の場合も上述と同様に両コネクタの接続、
開放が行なわれるが、接続時に端子３が嵩ばつた良導電
性接触粉８内に進入するため、挿入力はより一層小さく
てすむ。
により第３図に鎖線で示すように形成される磁力線に沿
つて嵩ばつた状態に配列して吸着部材６に吸着保持され
ている。本例の場合も上述と同様に両コネクタの接続、
開放が行なわれるが、接続時に端子３が嵩ばつた良導電
性接触粉８内に進入するため、挿入力はより一層小さく
てすむ。
そして両コネクタを開放すると良導電性船触粉Ｂ＆１も
との嵩ばつた状態にもどる。以上述べたように、本発明
に係る良導電性接触粉を用いることにより、小さな挿抜
力で接続開放を行なうことができ、しかも横倒自在 電
気コネクタを得ることができる。
との嵩ばつた状態にもどる。以上述べたように、本発明
に係る良導電性接触粉を用いることにより、小さな挿抜
力で接続開放を行なうことができ、しかも横倒自在 電
気コネクタを得ることができる。
図面は本発明に係る電気コネクタ用良導電性接触粉の実
施例を示すもので、第１図は電気コネクタの斜視図、第
２図は同要部断面図、第３図は良導電性接触粉保持要領
図である。 図中、１は雄型コネクタ、２は雌型コネクタ、３，７は
端子、４は圧縮部材、５は穴、６は吸着部材、８は良導
電性接触粉である。
施例を示すもので、第１図は電気コネクタの斜視図、第
２図は同要部断面図、第３図は良導電性接触粉保持要領
図である。 図中、１は雄型コネクタ、２は雌型コネクタ、３，７は
端子、４は圧縮部材、５は穴、６は吸着部材、８は良導
電性接触粉である。
Claims (1)
- １ 雌、雄型コネクタにそれぞれ設けられた雌、雄端子
を接触粉を介し接続する電気コネクタにおいて、前記接
触粉を硬質または軟質磁性体の粉末を電気的接触性能の
優れた物質で被覆して形成したことを特徴とする電気コ
ネクタ用良導性接触粉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10785077A JPS5919415B2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 電気コネクタ用良導電性接触粉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10785077A JPS5919415B2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 電気コネクタ用良導電性接触粉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5442649A JPS5442649A (en) | 1979-04-04 |
| JPS5919415B2 true JPS5919415B2 (ja) | 1984-05-07 |
Family
ID=14469634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10785077A Expired JPS5919415B2 (ja) | 1977-09-09 | 1977-09-09 | 電気コネクタ用良導電性接触粉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5919415B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0327848Y2 (ja) * | 1984-09-21 | 1991-06-17 | ||
| JPH0530644B2 (ja) * | 1985-06-06 | 1993-05-10 | Nitsusan Jidosha Kk |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5757938A (en) * | 1980-09-24 | 1982-04-07 | Nissan Motor Co Ltd | V belt type non-step transmission gear |
-
1977
- 1977-09-09 JP JP10785077A patent/JPS5919415B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0327848Y2 (ja) * | 1984-09-21 | 1991-06-17 | ||
| JPH0530644B2 (ja) * | 1985-06-06 | 1993-05-10 | Nitsusan Jidosha Kk |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5442649A (en) | 1979-04-04 |
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