JPS5919293Y2 - ア−ク回転形しや断器 - Google Patents
ア−ク回転形しや断器Info
- Publication number
- JPS5919293Y2 JPS5919293Y2 JP1979091828U JP9182879U JPS5919293Y2 JP S5919293 Y2 JPS5919293 Y2 JP S5919293Y2 JP 1979091828 U JP1979091828 U JP 1979091828U JP 9182879 U JP9182879 U JP 9182879U JP S5919293 Y2 JPS5919293 Y2 JP S5919293Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable contact
- arc
- terminal plate
- lower terminal
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/70—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/88—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts
- H01H33/90—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism
- H01H33/901—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being produced or increased by movement of pistons or other pressure-producing parts this movement being effected by or in conjunction with the contact-operating mechanism making use of the energy of the arc or an auxiliary arc
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H33/00—High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
- H01H33/70—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid
- H01H33/98—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being initiated by an auxiliary arc or a section of the arc, without any moving parts for producing or increasing the flow
- H01H33/982—Switches with separate means for directing, obtaining, or increasing flow of arc-extinguishing fluid the flow of arc-extinguishing fluid being initiated by an auxiliary arc or a section of the arc, without any moving parts for producing or increasing the flow in which the pressure-generating arc is rotated by a magnetic field
Landscapes
- Circuit Breakers (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はアーク回転形しゃ断器の改良に関する。
周知の如く、アーク回転形しゃ断器はしゃ断時磁気駆動
コイルを回路に挿入して絶縁消弧流体中でアークを回転
駆動せしめ狭隘な空間で消弧せしめるものである。
コイルを回路に挿入して絶縁消弧流体中でアークを回転
駆動せしめ狭隘な空間で消弧せしめるものである。
ところで、前記磁気駆動コイルによる磁束がアークに有
効に作用する中、大電流域では比較的アーク時間が短い
。
効に作用する中、大電流域では比較的アーク時間が短い
。
しかし、小電流しゃ断の場合は発生したアークが細く且
つ蛇行するためアークランナーに移行しない場合があり
、前記磁気駆動コイルに電流が移行しても、磁気駆動力
が弱いためアーク時間が長いという欠点がある。
つ蛇行するためアークランナーに移行しない場合があり
、前記磁気駆動コイルに電流が移行しても、磁気駆動力
が弱いためアーク時間が長いという欠点がある。
本案はこの点に鑑み案出されたもので、ガス吸込用の簡
単なピストンとシリンダを付加することにより小電流域
でのアーク時間を短縮ししゃ断性能の安定化を計ると共
に放圧室用の絶縁容器を対地間絶縁物として用い得るよ
うにすることにより小形のアーク回転形しゃ断器を提供
することを目的とする。
単なピストンとシリンダを付加することにより小電流域
でのアーク時間を短縮ししゃ断性能の安定化を計ると共
に放圧室用の絶縁容器を対地間絶縁物として用い得るよ
うにすることにより小形のアーク回転形しゃ断器を提供
することを目的とする。
以下図面に示す実施例に基づき説明する。
しゃ断器は上部端子板１、下部端子板２、しゃ断器の容
器を構成する上部絶縁筒３によって昇圧室４を形成して
いる。
器を構成する上部絶縁筒３によって昇圧室４を形成して
いる。
又、下部端子板２、しゃ断器の容器を構成する下部絶縁
筒５、下蓋６により放圧室７を形成している。
筒５、下蓋６により放圧室７を形成している。
これら両室４，７にはＳＦ６ガス、圧縮空気、その他の
絶縁消弧流体８が充填されている。
絶縁消弧流体８が充填されている。
放圧室７用の下部絶縁筒５が下部端子板２と大地間の絶
縁物として用いられる。
縁物として用いられる。
上部端子板１には固定接触子９とその後圧を保持するた
めの接触子バネ１０が装着されている。
めの接触子バネ１０が装着されている。
又、上部端子板１には磁気駆動コイル１１とアークラン
ナー１２が支持されており、前記コイル１１は上記続導
体１３で前記端子板１に、前記ランナー１２は下接続導
体１４で前記コイル１１の他端にそれぞれ電気的に接続
されている。
ナー１２が支持されており、前記コイル１１は上記続導
体１３で前記端子板１に、前記ランナー１２は下接続導
体１４で前記コイル１１の他端にそれぞれ電気的に接続
されている。
可動接触子１５は中空部１６を有すると共に、下部にピ
ストン部１７を有する。
ストン部１７を有する。
そして、この可動接触子１は摺動接触子１８を介して下
部端子２に電気的に接続されている。
部端子２に電気的に接続されている。
更に前記中空部１６の下部には可動接触子開口１９が設
けられ、前記ピストン部１７の上面と中空部１６が連通
せしめられている。
けられ、前記ピストン部１７の上面と中空部１６が連通
せしめられている。
前記下部端子板２の下面には下部端子板シリンダ部２０
が取付けられており、前記ピストン部１７はその全スト
ロークＬ中、初期の１寸法だけ前記シリンダ部２０の内
面を摺動移動する如く、前記シリンダ部２０の長さが設
定されている。
が取付けられており、前記ピストン部１７はその全スト
ロークＬ中、初期の１寸法だけ前記シリンダ部２０の内
面を摺動移動する如く、前記シリンダ部２０の長さが設
定されている。
前記可動接触子１５は絶縁操作棒２１及び操作棒２２と
機械的に接続され、外部からの操作力によりストローク
Ｌだけ移動する。
機械的に接続され、外部からの操作力によりストローク
Ｌだけ移動する。
なお、２３は摺動気密バッキングである。
上述の構成において、投入状態では第１図に示す如く周
接触子９，１５が接触しているので、支障なく通電が行
なわれている。
接触子９，１５が接触しているので、支障なく通電が行
なわれている。
しゃ断に際し、可動接触子１５を下方に移動させると、
第３図に示す如くこれが固定接触子９から開離してアー
クを発生し、初期アーク２４となる。
第３図に示す如くこれが固定接触子９から開離してアー
クを発生し、初期アーク２４となる。
中、大電流しゃ断の場合、このアーク２４は直ちにアー
クランナー１２に移行してアーク２５となり、磁気駆動
コイル１１に電流を流すことにより磁束を生ぜしめ、前
記移行したアークを高速度で回転駆動させる。
クランナー１２に移行してアーク２５となり、磁気駆動
コイル１１に電流を流すことにより磁束を生ぜしめ、前
記移行したアークを高速度で回転駆動させる。
一方、アーク熱により昇圧室４の流体圧力が上昇し、こ
の昇圧流体を可動接触子１５の中空部１６を通じ、開口
１９から放圧室７に放出することによりアーク２５の足
を可動接触子１５の中空部１６で引伸して消弧する。
の昇圧流体を可動接触子１５の中空部１６を通じ、開口
１９から放圧室７に放出することによりアーク２５の足
を可動接触子１５の中空部１６で引伸して消弧する。
その結果、第２図の状態となる。
小電流しゃ断の場合、開極時、周接触子９，１５間には
細いアーク２６が発生する。
細いアーク２６が発生する。
従来はこのアーク２６がアークランナー１２に移行しな
いケースが多かった。
いケースが多かった。
しかしながら本案では、可動接触子ピストン部１７が、
全ストロークＬのうち最初の１寸法だけ下部端子板シリ
ンダ部２０の内部を摺動しガスを吸込むので、可動接触
子１５の中空部１６の圧力が昇圧室４より若干低下し、
開極時この差圧に基づき流体流２７が発生する。
全ストロークＬのうち最初の１寸法だけ下部端子板シリ
ンダ部２０の内部を摺動しガスを吸込むので、可動接触
子１５の中空部１６の圧力が昇圧室４より若干低下し、
開極時この差圧に基づき流体流２７が発生する。
従って開極により周接触子９，１５間に発生した前記細
いアーク２６は、前記流体流２７により可動接触子１５
の中空部１６内に引伸されて冷却消弧せしぬられ、第２
図の状態となる。
いアーク２６は、前記流体流２７により可動接触子１５
の中空部１６内に引伸されて冷却消弧せしぬられ、第２
図の状態となる。
前記シリンダ部２０を延長して、前記ピストン部５のス
トロークｌを全ストロークＬまで延長することも考えら
れるが、このように構成すると、小電流域でのしゃ断時
性が更に改善されるものの、昇圧室４の流体密度が低下
し過ぎて大電流域のしゃ断性能が阻害される。
トロークｌを全ストロークＬまで延長することも考えら
れるが、このように構成すると、小電流域でのしゃ断時
性が更に改善されるものの、昇圧室４の流体密度が低下
し過ぎて大電流域のしゃ断性能が阻害される。
又、大電流域において、可動接触子１５の中空部１６へ
の適切な流体吹付が行なわれない。
の適切な流体吹付が行なわれない。
以上詳述した如く本案によるときは、可動接触子に取付
けたピストン部が開路ストローク初期に一定期間摺動し
以後は脱出する下部端子板シリンダ部を下部端子板に取
付はガス吸込みを行なわせているので、小電流域におけ
るアーク時間が短くなりしゃ断性能が改善され安定化す
る。
けたピストン部が開路ストローク初期に一定期間摺動し
以後は脱出する下部端子板シリンダ部を下部端子板に取
付はガス吸込みを行なわせているので、小電流域におけ
るアーク時間が短くなりしゃ断性能が改善され安定化す
る。
更に前記吹込装置を形成するピストン部、下部端子板シ
リンダ部は放圧室に設けしゃ断部から離隔せしめられて
いるので、しゃ断時にしゃ断部のガス密度が急速に低下
せず、従ってしゃ断部の圧力を高くとる必要はなく適切
なしゃ断性能が得られる。
リンダ部は放圧室に設けしゃ断部から離隔せしめられて
いるので、しゃ断時にしゃ断部のガス密度が急速に低下
せず、従ってしゃ断部の圧力を高くとる必要はなく適切
なしゃ断性能が得られる。
そのうえ、下部端子板で絶縁容器内を２分し昇圧室と放
圧室を構威し可動接触子内部を通じて画室を連通せしめ
たので前記放圧室側の絶縁容器を下部端子板と大地間の
絶縁物として用い得、装置は小形で、部品点数が少なく
てすみ、構造が簡単である。
圧室を構威し可動接触子内部を通じて画室を連通せしめ
たので前記放圧室側の絶縁容器を下部端子板と大地間の
絶縁物として用い得、装置は小形で、部品点数が少なく
てすみ、構造が簡単である。
しかも前記ピストン部は放圧室に突出して設けたので昇
圧室の容積を減少することがない等、極めて実際的な効
果を奏する。
圧室の容積を減少することがない等、極めて実際的な効
果を奏する。
なお、可動接触子に磁気駆動コイルを取付けた形のもの
に本案を適用しても同様の効果を奏する。
に本案を適用しても同様の効果を奏する。
図は本案の１実施例にして、第１図は投入状態、第２図
はしゃ断状態、第３図はしゃ断時のアークの状態をそれ
ぞれ示し、第３図の左半分は中、大電流域のしゃ断、右
半分は小電流域のしゃ断を説明するためのもので゛ある
。 ２・・・・・・下部端子板、３・・・・・・上部絶縁筒
、４・・・・・・昇圧室、５・・・・・・下部絶縁筒、
７・・・・・・放圧室、８・・・・・・絶縁消弧流体、
９・・・・・・固定接触子、１１・・・・・・磁気駆動
コイル、１２・・・・・・アークランナー、１５・・・
・・・可動接触子、１６・・・・・・中空部、１７・・
・・・・ピストン部、１９・・・・・・可動接触子開口
、２０・・・・・・下部端子板シリンダ。
はしゃ断状態、第３図はしゃ断時のアークの状態をそれ
ぞれ示し、第３図の左半分は中、大電流域のしゃ断、右
半分は小電流域のしゃ断を説明するためのもので゛ある
。 ２・・・・・・下部端子板、３・・・・・・上部絶縁筒
、４・・・・・・昇圧室、５・・・・・・下部絶縁筒、
７・・・・・・放圧室、８・・・・・・絶縁消弧流体、
９・・・・・・固定接触子、１１・・・・・・磁気駆動
コイル、１２・・・・・・アークランナー、１５・・・
・・・可動接触子、１６・・・・・・中空部、１７・・
・・・・ピストン部、１９・・・・・・可動接触子開口
、２０・・・・・・下部端子板シリンダ。
Claims (1)
- しゃ断に際して磁気駆動コイルを回路に挿入しアークを
絶縁容器中に充填した絶縁消弧流体中で回転駆動せしめ
るものにおいて、可動接触子に通電する下部端子板によ
って前記絶縁容器内を昇圧室と放圧室に２分し、前記下
部端子板には前記可動接触子に取付けた可動接触子ピス
トンが全開路ストロークのうち初期の期間のみ摺動し以
後は脱出する下部端子板シリンダを前記放圧室に突出し
て設け、且つ前記可動接触子には中空部と前記ピストン
部より前記下部端子板側に開口した可動接触子開口とを
設け、これにより前記昇圧室と放圧室とを連通せしめて
戊る事を特徴とするアーク回転形しゃ断器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979091828U JPS5919293Y2 (ja) | 1979-07-02 | 1979-07-02 | ア−ク回転形しや断器 |
| EP80400845A EP0021951A1 (fr) | 1979-06-14 | 1980-06-11 | Interrupteur à autosoufflage par aspiration |
| US06/162,595 US4381436A (en) | 1979-07-02 | 1980-06-24 | Rotary arc type circuit breaker |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979091828U JPS5919293Y2 (ja) | 1979-07-02 | 1979-07-02 | ア−ク回転形しや断器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS569636U JPS569636U (ja) | 1981-01-27 |
| JPS5919293Y2 true JPS5919293Y2 (ja) | 1984-06-04 |
Family
ID=14037461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979091828U Expired JPS5919293Y2 (ja) | 1979-06-14 | 1979-07-02 | ア−ク回転形しや断器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4381436A (ja) |
| JP (1) | JPS5919293Y2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57185146U (ja) * | 1981-05-19 | 1982-11-24 | ||
| US4459447A (en) * | 1982-01-27 | 1984-07-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Self extinguishing type gas circuit breaker |
| JPS58136430U (ja) * | 1982-03-09 | 1983-09-13 | 株式会社吉野工業所 | 合成樹脂製容器 |
| FR2535518B1 (fr) * | 1982-10-28 | 1985-10-25 | Alsthom Atlantique | Chambre de coupure pour disjoncteur a gaz |
| JPH0411967Y2 (ja) * | 1987-03-06 | 1992-03-24 | ||
| KR100371374B1 (ko) * | 2001-03-08 | 2003-02-07 | 엘지산전 주식회사 | 회로차단기용 복합소호장치 |
| JP5389279B2 (ja) * | 2011-01-07 | 2014-01-15 | 三菱電機株式会社 | 開閉装置 |
| US11227735B2 (en) * | 2017-12-01 | 2022-01-18 | Kabushiki Kaishatoshiba | Gas circuit breaker |
| EP3503150B1 (en) * | 2017-12-21 | 2024-02-14 | ABB Schweiz AG | Method for operating the drive of a vacuum interrupter, and vacuum interrupter itself |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2246171A (en) * | 1938-01-10 | 1941-06-17 | Gen Electric | Method of and apparatus for interrupting electric arcs |
| FR1412478A (fr) * | 1964-08-01 | 1965-10-01 | Merlin Gerin | Dispositif d'extinction d'arc comprenant une enceinte fermée remplie d'un gaz comprimé |
| JPS52133575A (en) * | 1976-05-04 | 1977-11-09 | Hitachi Ltd | Buffer gas breaker |
-
1979
- 1979-07-02 JP JP1979091828U patent/JPS5919293Y2/ja not_active Expired
-
1980
- 1980-06-24 US US06/162,595 patent/US4381436A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4381436A (en) | 1983-04-26 |
| JPS569636U (ja) | 1981-01-27 |
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