JP2523629B2 - パツフア式ガス遮断器 - Google Patents
パツフア式ガス遮断器Info
- Publication number
- JP2523629B2 JP2523629B2 JP62110554A JP11055487A JP2523629B2 JP 2523629 B2 JP2523629 B2 JP 2523629B2 JP 62110554 A JP62110554 A JP 62110554A JP 11055487 A JP11055487 A JP 11055487A JP 2523629 B2 JP2523629 B2 JP 2523629B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- puffer
- chamber
- cylinder
- circuit breaker
- buffer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Circuit Breakers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガス遮断器の遮断部に係り、特に、アーク熱
利用を取入れたパツフア式遮断部に関する。
利用を取入れたパツフア式遮断部に関する。
従来のパツフア式ガス遮断器のダブルフロー遮断部
は、特公昭56−12973号公報に記載のように、パツフア
シリンダシヤフト中空部を設けて同期排気路として、優
れた遮断性能をもつている。しかし、短アーク時間から
長アーク時間までの電流遮断を可能にするためのパツフ
ア室圧力は短アーク時間が基準となり、このため、長ア
ーク時間でのパツフア圧力は過大となる。
は、特公昭56−12973号公報に記載のように、パツフア
シリンダシヤフト中空部を設けて同期排気路として、優
れた遮断性能をもつている。しかし、短アーク時間から
長アーク時間までの電流遮断を可能にするためのパツフ
ア室圧力は短アーク時間が基準となり、このため、長ア
ーク時間でのパツフア圧力は過大となる。
上記従来技術は過大パツフア圧力の反力のために過大
な操作力が必要となる。
な操作力が必要となる。
本発明の目的は上記欠点を解消することにある。
上記目的は、パツフアシリンダのシヤフト中空部のア
ーク熱によつて、高圧化するガスを少なくとも短アーク
時間領域に至るまでパツフア室に流し、長アーク時間領
域ではパツフア室外へ排出することにより達成される。
ーク熱によつて、高圧化するガスを少なくとも短アーク
時間領域に至るまでパツフア室に流し、長アーク時間領
域ではパツフア室外へ排出することにより達成される。
本発明ではアーク熱により高圧化したパツフアシリン
ダシヤフト中空部内のガスが効果にパツフア圧力として
活用でき、短アーク時間領域から長アーク時間領域まで
ほぼ一定したパツフア圧力が得られるので、過大な操作
力を必要としない。
ダシヤフト中空部内のガスが効果にパツフア圧力として
活用でき、短アーク時間領域から長アーク時間領域まで
ほぼ一定したパツフア圧力が得られるので、過大な操作
力を必要としない。
以下、本発明の一実施例を図に示す。右半分は投入状
態を、左半分は遮断状態を示している。１は固定接触
子,2は中空の可動接触子で、パツフアシリンダ４にバネ
６のバネ力によつて電気的に接続され、投入状態では両
接触子1,2が接触することにより、通電を保持する。電
流遮断はパツフアシリンダ４が図の下方に移動すること
により、パツフアピストン５とで形成するパツフア室６
の容積縮少によつて生じる圧縮ガスをノズル８を経て、
アーク３に吹付け、消孤され、完了する。本発明では、
パッファピストン５にはバッファ室51が設けられパッフ
ァ室６と連通する連通路52、パッファシリンダ４のシャ
フト10の中空部41に排気孔42を設けている。以下にこれ
らの動作を説明する。遮断動作初期、排気孔42とバッフ
ァ室51は連通しており、アーク３により熱せられた高温
ガスが、排気孔42からバッファ室51へ流入し、流れの向
きを変えて連通路52からパッファ室６の軸方向に吹き出
す。遮断動作中期、排気孔42はバッファ室51と離れ、ガ
ス空間９と連通し高温ガスを排出する。 なお、パツフ
アシリンダシヤフト中空部41とパツフア室６との連通期
間は少なくとも短アーク時間領域付近とし、長アーク時
間領域では排出することが望ましい。
態を、左半分は遮断状態を示している。１は固定接触
子,2は中空の可動接触子で、パツフアシリンダ４にバネ
６のバネ力によつて電気的に接続され、投入状態では両
接触子1,2が接触することにより、通電を保持する。電
流遮断はパツフアシリンダ４が図の下方に移動すること
により、パツフアピストン５とで形成するパツフア室６
の容積縮少によつて生じる圧縮ガスをノズル８を経て、
アーク３に吹付け、消孤され、完了する。本発明では、
パッファピストン５にはバッファ室51が設けられパッフ
ァ室６と連通する連通路52、パッファシリンダ４のシャ
フト10の中空部41に排気孔42を設けている。以下にこれ
らの動作を説明する。遮断動作初期、排気孔42とバッフ
ァ室51は連通しており、アーク３により熱せられた高温
ガスが、排気孔42からバッファ室51へ流入し、流れの向
きを変えて連通路52からパッファ室６の軸方向に吹き出
す。遮断動作中期、排気孔42はバッファ室51と離れ、ガ
ス空間９と連通し高温ガスを排出する。 なお、パツフ
アシリンダシヤフト中空部41とパツフア室６との連通期
間は少なくとも短アーク時間領域付近とし、長アーク時
間領域では排出することが望ましい。
本発明によれば、電流遮断時、アーク熱によってパッ
ファ室の圧力増大を図れる。さらに、高温ガスを連通路
からパッファ室の軸方向に吹き出すことにより、冷たい
ガスとの混合も十分に出来、高温ガスがシリンダの摺動
壁面を直撃しないので壁面の損傷がない、その上、パッ
ファ室への高温ガス流量は連通路により制御されるので
排気孔の開口面積はガス空間９への排出特性を主として
考えればいいので、設計が容易となるという効果を有す
る。
ファ室の圧力増大を図れる。さらに、高温ガスを連通路
からパッファ室の軸方向に吹き出すことにより、冷たい
ガスとの混合も十分に出来、高温ガスがシリンダの摺動
壁面を直撃しないので壁面の損傷がない、その上、パッ
ファ室への高温ガス流量は連通路により制御されるので
排気孔の開口面積はガス空間９への排出特性を主として
考えればいいので、設計が容易となるという効果を有す
る。
図は本発明の一実施例の断面図である。 ６……パツフア室、42……排気孔、51……バッファ室、
52……連通路
52……連通路
Claims (1)
- 【請求項１】固定接触子、可動接触子、パッファシリン
ダ、パッファピストン、前記パッファシリンダとパッフ
ァピストンにより形成されるパッファ室を有するパッフ
ァ式ガス遮断器において、前記パッファシリンダのシャ
フトに前記可動接触子の中空部と連通する中空部を設
け、前記パッファシリンダの中空部には排気孔が設けら
れており、前記パッファピストンにはバッファ室が設け
られ、前記バッファ室には前記パッファ室を結ぶ連通路
が設けられ、電流遮断時において、前記中空部の加熱さ
れた圧縮ガスは所定期間前記排気孔から前記バッファ室
を介して前記パッファ室の軸方向へ流れ、その後前記バ
ッファ室から圧縮ガスが前記パッファ室外に排出される
ことを特徴とするパッファ式ガス遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62110554A JP2523629B2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 | パツフア式ガス遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62110554A JP2523629B2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 | パツフア式ガス遮断器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63276842A JPS63276842A (ja) | 1988-11-15 |
| JP2523629B2 true JP2523629B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=14538772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62110554A Expired - Lifetime JP2523629B2 (ja) | 1987-05-08 | 1987-05-08 | パツフア式ガス遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2523629B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6388723A (ja) * | 1986-10-02 | 1988-04-19 | 株式会社東芝 | パツフア形ガス遮断器 |
-
1987
- 1987-05-08 JP JP62110554A patent/JP2523629B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63276842A (ja) | 1988-11-15 |
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