JPS5919285B2 - トランスジユ−サ - Google Patents

トランスジユ−サ

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JPS5919285B2
JPS5919285B2 JP51003271A JP327176A JPS5919285B2 JP S5919285 B2 JPS5919285 B2 JP S5919285B2 JP 51003271 A JP51003271 A JP 51003271A JP 327176 A JP327176 A JP 327176A JP S5919285 B2 JPS5919285 B2 JP S5919285B2
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JP
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electrodes
electrode
transducer
finger
coupling
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JP51003271A
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JPS51119253A (en
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ジヨージフ・エルブリング
ロバート・ダヴリユウ・フアランド
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Farrand Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPS5919285B2 publication Critical patent/JPS5919285B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/64Analogue/digital converters with intermediate conversion to phase of sinusoidal or similar periodical signals
    • H03M1/645Analogue/digital converters with intermediate conversion to phase of sinusoidal or similar periodical signals for position encoding, e.g. using resolvers or synchros
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/30Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C19/00Electric signal transmission systems
    • G08C19/02Electric signal transmission systems in which the signal transmitted is magnitude of current or voltage
    • G08C19/10Electric signal transmission systems in which the signal transmitted is magnitude of current or voltage using variable capacitance

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は位置測定用トランスジユーサに関し、とくに
静電的に結合した電極を支承する2つの相対的に移動自
在の部材を有する位置測定用トランスジユーサに関する
相対的に移動自在の部材上の多極変圧器巻線間の電磁結
合効果を使用したレゾルバ形精密級位置測定用トランス
ジユーサは、公知の技術において周知である。
しかしながらこの形式のトランスジユーサの精度を増加
するためには、変圧器ターン間の間隔を低減する必要が
あり、このことにより(代表的に薄いプリント銅層の形
式の)通電巻線の断面積が低減するようになる。この断
面積が低減するに従つて巻線の抵抗損が増加しそしてト
ランスジユーサの実効ゲインが著しく減少し、この形式
のトランスジユーサの実際上取得できる精度が制限され
るようになる。上記の欠点を克服するため、この発明の
技術的思想によると新しい高ゲイン位置測定用トランス
ジユーサが提供されており、その位置測定用トランスジ
ユーサは磁気誘導結合効果ではなく、相対的に移動自在
の部材に配列された電極間の静電効果を使用している。
これらの電極には感知できるほどの電流を流す必要がな
いので、付随的に著しくトランスジユーサゲインを減少
することなしに電極寸法を小型化しかつトランスジユー
サ精度を増加させることができる。電極寸法を小型化す
ることにより、本来的にトランスジユーサ精度が増すほ
かに超薄形電極を使用することができ、そしてそのよう
な電極はフオトエツチング技法により厚形電極に比べ位
置的に遥かに高精度に製作できるようになる。また極め
て狭い幅の超薄形電極は同じ幅の厚形電極より大きい機
械的接着性と安定性とを有し、何となれば上記の超薄形
電極はエツチング処理によりアンダーカツトされにくい
ものであるからであ9、そしてこのようにアンダーカツ
トを受けると電極とその電極が配置される表面との間の
インターフエース面積は減少し勝ちになる。かねて静電
効果を使用し2つの相対的に移動自在の部材の角度変位
または直線変位に応答して電気信号を発生させるような
位置測定用装置が提案された。
カータ一(Carter)氏の発明に係る米国特許第2
674729号明細書に記載された1つのそのような装
置は、狭いエアギヤツプで分離された2つの相対的に回
転自在のデイスクを有し、そのおのおののデイスクは極
めて多数の向き合つてインターリーフされたフインガ一
様電極を支承する。一方のデイスクの電極を励磁すると
他方のデイスクの向き合つた電極の両端に電圧が誘起さ
れ、そして一方のデイスクが他方のデイスクに対し回転
するに従つて上記の誘起電圧が変化し、2つの相対角度
変位の指示を提供するようになる。マツハリス氏(Ma
chlls)の発明に係る米国特許第3125716号
明細書に記載された別の静電位置測定用装置は移相装置
を備え、その移相装置には2組の共役正弦波状の導電性
パターンが使用され、そしてこれらの2組の共役正弦波
状の導電性パターンは2本の出力導体と一緒にステータ
素子に取付けられている。相対的に移動自在の結合素子
はロータ素子上に上記の正弦波状の導電性パターンと離
隔して向き合つて配置され、そして交流電圧電源により
上記の正弦波状の導電性パターンを励磁する。すると出
力導体に静電的に出力電圧が誘起され、そしてその出力
電圧の位相はロータ素子とステータ素子との相対角度変
位の関数として変化する。しかしながらこれらの公知の
静電装置は重大な困難にそう遇した。
たとえば入力電極と出力電極との間でスプリアスな静電
結合が発生し、そのためたとえばウオール氏(Wall
)の発明に係る米国特許第3219920号明細書に記
載された特殊なシールド回路を使用しなければならなか
つた。公知の静電装置の出力信号には好ましくない高調
波が存在する。この高調波のため上記の装置を位置測定
用に使用するとき装置の精度が損なわれる。さらに一方
の素子上の電極の角度的広がりまたは直線的広がりが反
対側の素子上の電極のそれに対して変化するとき上記の
素子間のインピーダンス関係が変化し、装置のハブオー
マ.ンスを最適にするため関連した外部回路を調整しな
ければならなくなる。この発明によると複数回の均一な
角度測定サイクルまたは直線測定サイクルを有する高ゲ
イン位置測定用トランスジユーサが提供されている。
この発明のトランスジユーサは2つの相対的に移動自在
の素子を備え、そのおのおのの素子は他の素子の表面と
離隔して向き合つた表面を有する。2組の第1の電極は
一方の素子の表面に配列され、そして複数組の第2の電
極と2つのカツプリング電極とは他方の素子の向き合つ
た表面に固定される。
おのおのの第1の電極はベース部分とフインガ一部分と
を有し、そしてそのフインガ一部分は上記のベース部分
から2つの素子の相対運動の径路と直角の方向へ延長し
ている。第1の電極のおのおのの組のフインガ一部分は
均一に1測定サイクルだけ離隔し、従つて一方の組のフ
インガ一部分は他方の組のフインガ一部分と2分の1サ
イクルごとに組合つた指列状に(インターデイジツト〕
されて離隔している。おのおのの組の電極のベース部分
は連続した領域を形成するよう接続することもで・きる
し、あるいはその代りに相互に隔離させ下記に記載のよ
うな若干の利点を達成させることも可能である。他方の
素子上の第2の電極は少なくとも2組のインターリーフ
されたフインガ一部分を備え、そのフインガ一部分は上
記の2つの素子の相対運動の径路と直角の方向に延長し
、そして1測定サイクルだけ離れかつ上記の第1の電極
のフインガ一部分と向い合つている。
2つのカツプリング電極はまた他方の素子の第1の電極
のベース部分と離隔して向き合いかつそれと容量的に結
合する状態で同じ素子の表面に固定されている。
おのおのの組の第2の電極を相互接続しかつこれらの第
2の電極組を外部回路に接続する装置が提供されている
同様にカツプリング電極を外部回路に接続するための装
置が提供されている。第1の電極に対しては外部接続が
なされていない。さらに装置の動作における不必要な静
電結合をなくしかつ不用な高調波を低減するための特徴
については下記に説明する。.この明細書においては向
き合つた組の電極を識別するための便宜上1第1”およ
び6第2″という言葉を使用しているけれども、これら
の言葉を上記の電極が付勢される特定の方法またはそれ
らが静電的に相互作用する特定の方法をきめるものと解
釈してはならない。
すなわちこの発明においては、第2の電極へ外部電圧を
印加することにより第1の電極に電圧が誘起され、そし
てこの誘起電圧が容量的にカツプリング電極へ結合され
、そこで出力信号を検出できるようになつている。
その出力信号は2つのトランスジユーサ素子の相対変位
の関数として変化する。あるいは代案として、カツプリ
ング電極へ外部電圧を印加し、第1の電極に電圧を誘起
させ、そしてその第1の電極が容量的に第2の電極と結
合し、その第2の電極から出力信号を検出させることも
可能である。〔回転式実S9O この発明の実施例について添付図面を参照して説明する
第1図はこの発明の回転式実施例を示し、そこでは円形
のロータ素子10とステータ素子12とが、共通回転軸
A−Nの周りに相対運動できるよう位置ぎめられている
。ステータ素子12はボルト16により堅固な取付部材
14へ締めつけられている。ロータ素子10はそれへ装
着された同心のシャフト18を有し、そのシャフト18
は取付部材14に嵌合されたベアリング20を通過して
いる。シヤフト18は外部の回転駆動体(図示されず)
へ接続され、そしてその回転駆動体の角度変位を測定す
るようになる。ロータ素子10とステータ素子12とは
それぞれフアイバーグラスまたは同等の材料よりなる堅
固な絶縁ベース11と13および向き合つた表面22と
24を有し、そしてそれらの向き合つた表面22と24
とは0.0254關(0.0011n.)ないし0.5
09龍(0.0151n.)の範囲の狭いエアギャツプ
で分離されている。ロータ素子10の表面上にフオトエ
ッチングまたは同等な手段で厚さ0.0127mm(0
.0005in.)の銅電極のパターン26が作られ、
そして同様にして作られる電極の別のパターン28がス
テータ12の表面24上に配列される。
したがつてロータ素子10とステータ素子12の表面上
の電極の数は等しい。下記に記載するように、ステータ
素子12の穴を通過する信号線36と38と40とによ
りそれぞれ正弦波信号発生器30と余弦波信号発生器3
2と検出器34とを接続してステータ表面24上の電極
の端子点と電気接触させることができる。
これらの接続は第1図に模式的に示され、さらに第3図
に詳細に示されている。ロータ素子10の表面22の電
極26へは電気接続はなされていない。この発明に適切
に使用されるロータ電極(第1の電極の1つのパターン
26)は第2a図に示されている。隔離されたロータ電
極の第1の組42はロータ素子10の円周の周りに配列
され、そして(電極43で例示される)組のおのおのの
電極はベース部分44とフインガ一部分46とを有し、
そのフインガ一部分46はベース部分44からロータ中
心へ向い半径方向に延長している。図示の回転式実施例
では、おのおののフインガ一部分は14.4施の均一な
角度間隔を有し、そしてこの間隔により装置の測定サイ
クルがきめられるようになる。総数25個の電極46が
ロータ中心を取り巻く。おのおののフインガ一部分の角
度幅は4,8おでありかつ(おのおのの電極43の部分
44に対応する)ベース部分は相互に0.127mm(
0.0051n.)だけ離れている。上記の25個のロ
ータ電極の第2の組48はそのロータ電極の第1の組4
2とインターデイジツトされている。組48の電極もま
た(電極49のベース部分50で例示されるように)隔
離されたベース部分と(部分52で示されるような)フ
インガ一部分とを有し、そしてそのフインガ一部分はベ
ース部分から半径方向にロータ中心から離れるように延
長している。電極組48のフインガ一部分52も同様に
ロータ素子10の周りに均一に角度14.4離隔しかつ
そのおのおのの部分52は4.8.の角度幅を有する。
電極組42と48とのベース部分の寸法は下記のとおり
である。すなわちロータ電極の第1の組42のベース部
分の組合せ面積は第2の組48のベース部分のそれに等
しくなつている。第2a図に示される実施例のパターン
寸法は第1表に与えられる。この発明の使用に適したロ
ータ電極の代りのパターン26′は第2b図に示される
このパターン26″は下記を除きすべての点で上記記載
のパターン26と同じである。すなわち電極の外部の組
のベース部分と内部の組のベース部分とはそれぞれ離隔
せずに接続され連続した環状の領域44′と50′とを
形成している点を除き同じである。第3図は回転式実施
例のステータ素子12の表面24(第1図参照)に配列
された電極のパターン28を示す。第1のカツプリング
電極54はステータ素子12の円周の周りに環状に配列
され、そしてロータ素子10とステータ素子12とが第
1図に示すように取付けられたときロータ電極の第1の
組42のベース部分と離隔して向き合うようになつてい
る。その第1のカツプリング電極54の幅は電極組42
の向き合つたベース部分の半径方向の幅よりも小さい。
第2のカツプリング電極56は内部リングを形成し、そ
してその内部リングはロータ電極の第2の組48のベー
ス部分と離隔して向き合いかつこれらのベース部分の半
径方向の幅より大きい幅を有するように位置ぎめされて
いる。このカツプリング電極54と56とがロータ素子
のカツプリング電極26′と向き合う関係は第2b図に
示され、そしてそこではカツプリング電極54と56と
の部分が破線で描かれている。カツプリング電極54と
56との幅は下記のように選択されている。すなわち2
つのカツブリング電極の面積は等しく選択されている。
おのおののカツプリング電極54と56とはそれぞれの
端子点58と60とを有し、そして下記に記載するよう
にこれらの端子点で電極54と56とを外部回路に接続
できるようになつている。回転式実施例のステータ表面
24上の残りの電極はステータ電極(すなわち第2の電
極)であり、そのステータ電極は空間直角位相に配列さ
れた2つの相へ分割され、さらにそのおのおのの相は2
つのセクターへ分割されている。
ステータ電極の第1の相はセクタ−62と64とを備え
、そしてそれらのセクタ−62と64とは直径上で反対
側にありかつカツプリング電極54と56との間にロー
タ電極のフインガー部分46と52とに離隔して向き合
うよう位置ぎめられている。セクター電極の第2の相は
直径上で反対側にあるセクター66と68とより構成さ
れ、そしてそれらのセクタ−66と68とは第1の相の
セクタ−62と64との間に位置ぎめられかつこれに対
し空間直角位相の関係すなわち第1の相の電極の間隔に
対し均一に4分の1測定サイクルだけ位相はずれした関
係に配列されている。ロータ電極のパターン26′に対
するステータ電極の向き合う関係は第2b図に示されて
おり、そしてそこではステータ電極のセクタ−66が破
線で示されている。ステータ電極のおのおののセクター
は第1群の半径方向に延長するフインガー部分70A−
Dを有し、そしてその第1群のフインガー部分70A−
Dは第52群の半径方向に延長するフインガー部分72
A−Dと中心的に組合つた指列状に(インターデイジツ
ト)されている。おのおのの群のフインガー部分は均−
VC14.4°間隔に離隔して配置されかつ半径方向に
4.8°の幅を有し、そして導電性ス 4トリツプ74
A−Hにより電気的に相互接続されている。第2表には
48個のステータ電極のおのおのの中心線に対する角度
位置がリストされており、そしてその角度位置は第3図
に示ず0° ゛位置から始まりステータ中心を反時計方
向に周るものである。端子装置76A−Hが提供され、
そしてステー夕素子12のボデイを通過してそれらの端
子装置76A−Hへ至りそこではんだ付けされるかさも
なければ電気的に接続されるようになつているワイヤに
よりステータ電極を外部電極に接続することができる。
おのおののセクターのフインガ一部分70A−Dと72
A−Dとで橋架される半径方向の距離は向き合つたロー
タ電極のフインガ一部分46と52とで橋架される半径
方向の距離よりも小さい。図示の回転式実施例のための
実際のステータパターン寸法は第3表に与えられている
。第3図にはまた、ステータ素子12を接続しかつ装置
のロータ素子10とステータ素子12との相対角度位置
を測定するよう電極を外部回路へ結合するための1つの
適当な配列が示されている。正弦波発生器30は(代表
的に最大振幅の実効値60V1周波数50kHzでの)
交流電源である。正弦波発生器30の出力の振幅ば指令
角゛θの正弦に比例するよう調整されており、そしてそ
の正弦波発生器30は図示の方法で第1の相のステータ
電極へ接続されている一すなわち発生器30の一方の出
力は端子76Aでセクター62の外部の群の電極70A
へ接続されかつ端子76Dでセクター64の内部の群の
直径上で反対側にある電極72Bへ接続されている;発
生器30の他方の出力は端子76Bでセクター62の内
部の群の電極72Aへ接続されかつ端子76Cでセクタ
ー64の外部の群の電極70Bへ接続されている。発生
器30と同一の余弦波発生器32ば指令角゛θの余弦波
に比例する出力電圧を有するよう調整されており、そし
てその出力は図示のように接続されている一すなわち一
方の出力は端子76Fでセクター66の内部電極72C
へ接続されかつ端子76Gでセクター68の外部電極7
0Dへ接続されている;他方の出力は端子76Eでセク
ター66の外部電極70Cへ接続されかつ端子76Hで
セクター68の内部電極72Dへ接続されている。交流
電圧計である検出器34は端子58と60とでカツプリ
ング電極54と56との両端に接続されている。上記に
記載したように、第1図と第2a図と第3図との回転式
実施例は50極、25サイクルの位置測定用トランスジ
ユーサを備え、そのおのおのの測定サイクルはロータ素
子10とステータ素子12との間の14.4タの角度変
位を示している。
おのおのの測定サイクルは順次に360示指令角を備え
るよう考えることができる。トランスジユーサの動作に
おいて発生器30と32との信号振幅をそれぞれ所定の
指令角θの正弦と余弦とへ比例するよう調整すると、ス
テータ電極70A−Dと72A−Dとへ供給される上記
の電圧のため向き合つたロータ電極42と48との両端
に静電的に電圧が誘起され、ついでこの誘起電圧はロー
タ電極のベース部分44と50とからステータ素子12
の結合電極54と56とへ容量的に逆結合される。電圧
計34によりカツプリング電極54と56との両端に検
出される電圧は“誤差電圧゛であり、そしてこの゛誤差
電圧゛の振幅は1測定サイクルのなかでロータ素子とス
テータ素子との間での指令角θと実際の角度変位との差
の関数である。この誤差電圧はその測定サイクルのなか
でロータ素子とステータ素子との間の実際の角度変位が
指令角θと等しくなるとき零となる。正弦波発生器30
と余弦波発生器32とは分離された電気ユニツトとして
図示されているけれども、この技術分野において通常の
知識を有するものにとつて下記のことは理解できる。
すなわち2つの発生器を組合せて1つの電磁レゾルバと
し、1つの付勢された固定1次変圧器巻線とシヤフト上
の2つの移動2次巻線とを有するようにすることができ
ることは理解できる。2つの2次巻線は900離隔した
軸を有し、そしてそれぞれ固定1次巻線に対しシヤフト
角の正弦と余弦とに比例した電圧を発生する。
他のもつと高度な正弦波および余弦波発生器装置を使用
することも可能で、たとえばそのような発生器装置はト
リツプ氏(Tripp)の発明に係る米国特許第368
6487号および第3745560号明細書に記載され
ている。
従つて所望の指令角θに対応する正弦波電圧と余弦波電
圧とを設定しかつ検出器電圧計34が零電圧を感知する
までロータ素子10をステータ素子12と相対的に移動
することにより、そのロータ素子10をステータ素子1
2に対し正確に位置ぎめさせることが可能となる。
この技術分野において通常の知識を有するものにとつて
下記のことは明らかである。
すなわち外部回路を他の方法で上記記載の装置へ接続で
きることは明らかである。たとえばカツプリング電極5
4と56との両端に定振幅信号発生器を接続できかつス
テータ電極の両端に端76A−Hにおいて2つの電圧計
を接続できることは明らかである。これらの電圧計で指
示される電圧はそれぞれ1測定サイクルのなかでロータ
素子とステータ素子との実際の相対角度変位の正弦と余
弦とへ比例するようになる。あるいは代案として、第3
図に示すようにステータ電極へ接続される信号発生器3
0と32とを相互に900時間移相しているが大きさの
等しくかつ一定の振幅を有するようにさせる 二ことも
可能で、その結果カツプリング電極54と56との両端
に現れる合成信号は1測定サイクルのなかで定振幅では
あるが、一方の発生器に対しロータ素子10とステータ
素子12との間の相対角度変位に比例する時間移相を有
するようになる。一周知のようにこの時間移相はカツプ
リング電極54と56との両端に接続された位相検出器
により決定されうる。上記に記載のように、第2a図ま
たは第2b図に示すロータ電極パターンのいずれかを回
転式実 5施例に使用することができる。
おのおののロータ電極(すなわち6第1の電極7)が他
から物理的に隔離されるようになつている第2a図のパ
ターンは下記のような利点を有する。すなわちステータ
電極パターンとロータ電極パターンとの相対角 4度の
広がりと無関係に、ステータ電極からみてそれ自身と向
き合つたロータ電極との間のインピーダンスはいつも一
定であるという利点を有する。いづれのパターンのロー
タ電極も完全に360。を占有するようになつている。
この明細書に記載の特殊な回転式実施例では、上記の特
徴は絶対的なものではないが、他の回転式実施例すなわ
ちロータ電極またはステータ電極が360す以内に広が
りかつ第2b図に示されるように連続したベース部分を
有するロータ電極の増分セクターが付加されることによ
り装置のインピーダンスが著しく変化し、そのため外部
パラメータの調整を必要とするようになる回転式実施例
を想定できる。隔離された第1の電極の特徴はこの発明
の直線式実施例に関して重要な役割を果し、つぎにその
2つの実施例について説明する。ロータ電極とステータ
電極間の静電結合波の不要な高調波成分は、この発明に
おいてはトリツプ氏(TriI!))ほかの発明に係る
米国特許第2799835号明細書記載の電磁結合位置
測定用装置に関して説明された方法と類似の方法でロー
タ電極およびステータ電極の幅をその間隔に対して寸法
ぎめすることにより低減されるようになる。
この発明のこの特徴によるとロータ電極とステータ電極
間の静電結合波における基本空間サイクルの何等かの所
定の高調波は、ロータ素子とステータ素子間の相対運動
路に直角な電極フインガ一部分の幅を下記のように寸法
ぎめすることにより低減することができる。すなわちお
のおのの電極の幅を装置の測定サイクルをNで除した値
に等しくとることにより低減することができ、ここにN
は不要の高調波の次数である。図示の回転式実施例では
、基本波の第3高調波は低減せられ、何となれば電極フ
インガ一部分の角度幅は4.8何であり、そしてそれは
14.4定サイクルの3分の1であるからである。
ロータ電極またはステータ電極のいずれかに対しその幅
/サイクル比を寸法ぎめすることにより、不要の高調波
を有効に抑制することができ、さらに電極間の静電結合
波における2つの異なつた高調波成分を低減するため、
ロータ電極およびステータ電極へ異なつた幅/サイクル
比を適当しても差支えない。このような不要な高調波成
分は、また電磁結合位置測定用装置に関連して上記のト
リツプ氏(Tripp)ほかの発明に係る米国特許第2
799835号明細書記載の別の技術的思想と類似した
手段で低減することができる。
この技術的思想によると、もしおのおのの群の第2の電
極(ステータ電極)の角度の広がりをNで除した測定サ
イクルに等しい角度だけ圧縮または拡大させると電磁結
合波におけるN次の高調波成分が低減するようになると
いうものである。たとえば、図示の回転式実施例ではス
テータ電極のセクター62と64と66と68とのおの
おのは86.4°(6×14,4° )の角度広がりを
有する。従つて上記のおのおののセクターの角度広がり
を14,4°測定サイクルの5分の1(すなわち2.9
° )だけ均一に拡大するかまたは均一に圧縮するかの
いづれかにより結合波における第5高調波成分を抑制す
ることができるようになる。上記記載の回転式実施例に
示されるこの発明の別の特徴はステータ電極とカツプリ
ング電極との間の不要な容量的結合を低減゛することで
ある。
第3図に示されるように、ステータ電極の2つの相のお
のおのは2つの分離した電極セクターへ分割されており
、すなわち第1の相のステー夕電極はセクタ−62と6
4とへ分割され、そして第2の相のステータ電極はセク
タ−66と68とよりなる。第1と第2との相のセクタ
−62と66と64と68とはロータ素子10とステー
タ素子12との間の相対運動の径路に沿つて相互に交代
し、従つて第3図に示すようにステータ電極を外部回路
に接続すると、そのステータ電極へ加わりそしてカツプ
リング電極54と56とに容量的に相互作用し勝ちな電
圧は平衡され、その結果不要な容量的結合が有効に相殺
されるようになる。第3図の回路で、端子76Aにおい
てセクター62の外部の群の第1の相のステータ電極7
0Aヘ接続される正弦波信号発生器30の出力が瞬間的
に最大正電圧にあるとすると、同じ出力が端子76Dに
おいてセクタ−64の内部の群のステー夕電極72Bへ
接続されることが分る。対応的に正弦波信号発生器30
の他方の出力は瞬間的に最大負電圧にあり、そしてこの
最大負電圧は端子76Bにおいてセクタ−62の内部の
群の第1の相のステータ電極72Aへ接続されかつ端子
76Cにおいてセクタ−64の外部の群の第1の相のス
テータ電極70Bへ接続される。このようにして発生器
30により第1の相のステータ電極70A−Bと72A
−Bへ印加される電圧の内部と外部とのカツプリング電
極54と56とに作用する効果は正確に平衡され、そし
てこれらのステータ電極70A−B,72A−Dとカツ
プリング電極54,56間の容量的漏話が低減されるよ
うになる。第2の相のステータ電極のセクタ−66およ
び68も同じように配列されかつ端子76EHにおいて
余弦波発生器32へ接続され、ステータ電極70C−D
,72C−Dとカツプリング電極54,56間の容量的
結合は平衡されかつ効果的に相殺されるようになつてい
る。このようにロータ素子10とステータ素子12間の
相対運動の径路に沿つてステータの相のセクタ−62と
66と64と68とを交番に配置することにより、ステ
ータ電極70A−Dと72A−Dとが発生器により直接
に電気的に励磁されそしてカツプリング電極54と56
との両端に信号が検出されるかどうか、あるいはカツプ
リング電極54と56とが直接に付勢されそしてステー
タ電極70A−Dと72A−Dとに信号が検出されるか
どうかとは無関係に、不要な結合を最小にすることがで
きる。同様にそれぞれロータ電極42と48とのべース
部分44と50との組合せ面積を等しくさせ、そしてま
た向き合つたカツプリング電極54と56との面積を相
互に等しくさせることによりトランスジユーサの全体の
容量的バランスが強まる。
第2b図の例と第1表および第■表に与えられる寸法と
により明らかなように、おのおののカツプリング電極5
4と56との半径方向の広がりは向き合つたロータ電極
のベース部分44と50との半径方向の広がりより小さ
くかつ中心的に土記のべース部分40と50とに直線上
に整列しており、その結果カツプリング電極54と56
とは実質的にいかなる程度にもロータ電極42と48と
のフインガー部分46と52とに静電的に相互作用しな
くなる。同様にステータ電極のフインガー部分70A−
Dと72A−Dとにより橋架される半径方向の広がりは
向き合つたロータ電極のフインガー部分46と52とに
より橋架される半径方向の広がりより小さくかつ中心的
にロータフインガー部分46と52および個々のステー
タ電極70ADと72A−Dとに直線上に整列している
ので、実質的に目立つ程度にはロータ電極のベース部分
44と50とに結合しない。ロータ電極に対しカツプリ
ング電極とステータ電極とを上記のように寸法ぎめする
ことにより、ロータ素子とステータ素子とが正確に同心
的に取付けられなかつた場合における許容誤差が提供さ
れるようになる。〔第1の直線式実施例〕この発明によ
る第1の直線式実施例は0.254m1(0.011n
.)の測定サイクルを有し、第4−6図に示されている
第4図は直線トランスジユーサを示し、そこでは可動ス
ライダー素子100が固定スケール素子102と離隔し
た関係に位置ぎめられている。スライダー素子100は
取付体104へ取付けられ、つぎにその取付体104を
機械部品または他の機械的な可動部材(図示されず)へ
装着し、そして上記の固定スケール素子102に対する
これらの機械部品または他の機械的な可動部材の直線変
位をきめることができる。機械部品または可動部材の運
動従つてスライダー素子100の運動はスケール素子1
02の縦軸に平行である。スライダー素子100および
スケール素子102はアルミニウムまたは他の堅固な材
料で作ることができかつそれぞれ向き合つた表面106
と108とを有し、そしてそれらの向き合つた表面10
6と108とは代表的に0.076mm(0.0031
n.)の幅の狭いエアギヤツプで分離されている。上記
の離れて向き合つた表面106と108とに厚さ0.0
127mm(0.00051n.)の銅電極のパターン
が配列されている。
スライダー素子100とスケール素子102とが金属の
ときは、上記の銅電極は薄い絶縁および接着層により表
面106と108とから分離される。スケール素子 △
102の表面108上には(第5a図で示されるような
)スケール電極パターン110が形成され、そしてスラ
イダー素子102の表面106上には(第6図に示され
るような)スライダーおよびカツプリング電極パターン
112が形成されている。3取付体104とスライダー
素子100とを通過してスライダー表面106上のスラ
イダーおよびカツプリング電極の接点端子まで延長する
信号線120と122と124とを介して、それぞれ正
弦波信号発生器114と余弦波信号発生器1164と検
出器118とが上記の電極のパターン112へ接続され
る。
スケール電極のパターン110へは何等の電気接続もな
されていない。直線式実施例の使用に適切なスケール電
極(すなわち“第1の電極゛)の1つのパターン110
は第5a図に示されている。
スケール素子102の縦軸に沿つて隔離されたスケール
電極の第1の組126が均一に直線状に離隔したパター
ンで配列されている。その組のおのおののスケール電極
はベース部分128とフインガ一部分130とを有し、
そしてそのフインガ一部分130はベース部分128か
らスケール素子102の縦軸と直角の方向(すなわちス
ケール素子102とスライダー素子100との相対運動
の径路に対し直角の方向)へ延長している。同様に第5
a図に均一に離隔した隔離されたスケール電極の第2の
組132が示され、そしてそのおのおのの電極はベース
部分134とフインガ一部分136とを有する。図示の
実施例ではスケール電極のおのおのの組126と132
とのフインガ一部分はセンター−センター間で0.25
4mm(0.011n.)間隔に均一に離隔しておりか
つ060864龍(0.0034in.)の幅を有する
。スケール電極の第2の組132のフインガ一部分13
6は半サイクル間隔でスケール電極の第1の組126の
フインガ一部分130とインターリーフされており、従
つてそのようにインターリーフされた隣接する2つのフ
インガ一部分130と136との間には0.047mm
(0.00161n.)の間隔がある。スケール電極の
おのおのの組のベース部分128と134とは0.01
27m1L(0.00051n.)のエアギヤツプで分
離されておりかつスケール素子102の縦軸に沿つて0
.241mTfL(0.00951n.)の幅を有する
。第5a図に示される残りの寸法は第表にリストされて
いる。当な数のスケール電極を配列させることができる
けれども、代表的にそのようなスケール電極は標準化セ
グメントで製作され、おのおの長さ254mm(101
n.)である。
下記に記載するようにさらにスケールセグメントを付加
し、トランスジユーサの実効スケール長さを拡大させる
こともできる。同様にこの発明の第1の直線式実施例の
使用に適したスケール電極の代りのパターン110′は
第5b図に示されている。
パターン110/は下記の点を除き上記記載のパターン
110と同じである。すなわちスケール電極の2組のベ
ース部分128と134とはそれぞれ相互に接続され連
続した長方形の領域138と140とを形成している点
を除き同じである。第6図はスライダー表面106に付
着されたスライダーおよびカツプリング電極のパターン
112を示している。
ストリツプの形式の2つのカツプリング電極142と1
44とはスケール電極のベース部分128と134とに
対し離隔して向き合つた状態に位置ぎめられている。2
つのカツプリング電極142と144との面積は等しく
、そしておのおののカツプリング電極142と144と
はそれぞれ端子点146と147とを有し、そしてその
端子点で外部回路を接続させることができる。
第6図では検出器118が上記の端子146と147と
へ接続されるよう示されている。同様にスライダー表面
106に4つの群のスライダー電極(゛第2の電極゛)
148と150と160と162とが配列されている。
そのスライダー電極の第1の相は離隔した2つの群の電
極148と150とよりなり、このおのおのの群は1組
の25フインガ一部分152A−Bを備え、そしてその
25個のフインガ一部分152A−Bはおのおの0.0
864mm(0.00341n.)の幅を有し、センタ
ーセンター間で均一に0.254m1L(0.011n
.)(1測定サイクル)離隔しかつ同様な1組の25フ
インガ一部分154A−Bとインターリーフされている
。おのおのの組のフインガ一部分152A−Bと154
A−Bとは導電性のストリツプ156A−Dにより電気
的に相互接続され、そして下記に記載するように上記の
導電性ストリツプ156A−Dには端子158A一Dが
提供され、外部回路と接続されるようになつている。ス
ライダー電極の第2の相は離隔した2つの群の電極16
0と162とよりなる。これらのおのおのの群は上記記
載の群148と150と同様に1組の25フインガ一部
分164A−Bを備え、そしてその25個のフインガ一
部分164A−Bはおのおのの0.0864mm(0.
0034in.)の幅を有し、センターセンター間で1
測定サイクル(0.254m71Lすなわち0.011
n.)離隔しかつ同様な寸法の別の1組の25フインガ
一部分166A−Bとインターリーフされている。この
スライダー電極の第2の相のフインガ一部分164A−
Bと166A−Bとはそれぞれ第1の相のフインガ一部
分152A−Bと154A−Bとの位置に対し空間直角
位相に配列されており、換言するとフインガ一部分15
2A−Bと154ABと164A−Bと166A−Bと
はおのおの1測定サイクル(0.0635mmすなわち
0.00251n.)の4分の1位相だけシフトしてい
る。おのおのの組のフインガ一部分164A一Bと16
6A−Bとは導電性のストリップにより電気的に相互接
続され、そしておのおののフインガ一部分はそれぞれの
電気端子170A−Dを有し外部回路と接続されるよう
になつている。第5表に第3図に記載した寸法をリスト
する。第5a図の破線部分を参照すると下記のことが明
らかとなる。
すなわち図示のカツプリング電極142と144とはス
ケール電極のベース部分128と134とに向き合うよ
う配列されており、そしてスライダー素子100とスケ
ール素子102との間の相対運動の径路に直角な電極寸
法はベース部分128と134との対応する寸法より小
さいことが明らかとなる。同様にスライダー電極の4つ
の群148と150と160と162とはスケール電極
のフインガ一部分と向き合いかつスライダー電極のフイ
ンガ一部分により橋架される長さはスケール電極のフイ
ンガ一部分により橋架される長さより小さいことも明ら
かである。第4図に示す第1の直線式実施例1へ接続さ
れる外部回路の配列は、第1図の回転式実施例と関連し
て記載したものと同じである。スライダー電極の群14
8と150との両端に所定の指令角θの正弦に比例する
信号振幅を有する正弦波信号発生器114が接続される
。図示のように、この発生器1140一方の出力は1上
部8ストリツプ156Aの端子158Aと“下部1スト
リツプ156Dの端子158Dへと接続される。発生器
114からの他方の出力は電極群148と150とのそ
れぞれの残りの2つの端子点158Bと158Cとへ接
続される。所定の指令角θの余弦に比例するよう調整さ
れた出力振幅を有する余弦波信号発生器116は同様に
平衡された様式でスライダー電極の第2の相の群160
と162とへ接続され、そしてその発生器116の一方
の出力は“上部”端子170Aと6下部1端子170D
とへ向いかつ他方の出力は残りの端子170Bと170
Cとへ向つている。信号検出器118はカツプリング電
極142と144との端子146と147とへ接続され
る。発生器114と116とがスライダー電極群148
と150と160と162とを励磁するに応じてスケー
ル電極110に電圧が誘起され、そしてこの誘起電圧は
カツプリング電極142と144とへ逆結合されて検出
器118により検出されるようになる。おのおのの測定
サイクルは360るの指令角に対応し、そして1測定サ
イクルのなかでスケール素子110とスライダー素子1
12との相対直線変位が所定の指令角θに等しいときは
いつでも検出器118が零電圧を感知する。カツプリン
グ電極142と144との両端に現れる電圧の振幅は0
.25411(0.01in.)の測定サイクルのなか
でスケール素子とスライダー素子間の直線変位の関数で
ある。回転式実施例に使用される回路と同様に、第1Z
譬の直線式実施例と関連する回路構成を下記のように変
更することができる。
すなわち1つの定振幅の信号発生器でカツプリング電極
142と144とを励磁し、そしてスライダー電極へ装
着された2つの電圧検出器により1測定サイクルのなか
でスケール素子110とスライダー素子112との間の
相対変位角θに対応する正弦波電圧と余弦波電圧とをそ
れぞれ感知させることもできる。あるいは代案として、
同じ周波数であるが相互に90代時間移相した2つの定
振幅信号発生器をそれぞれ第1の相と第2の相とのスラ
イダー電極群へ接続し、そしてカツプリング電極142
と144とへ接続した1つの位相検出器により一方の発
生器に対するカツプリング電極の両端電圧の位相差を感
知させ、相対変位角θを指示するようにさせることもで
きる。この発明の第1の直線式実施例には第5a図およ
び第5b図に示すいずれのスケール電極パターンも使用
できるけれども、実際上とくに第5a図に示す隔離され
たパターン110のほうが利益をもたらす。
直線式位置測定用装置に関しては、スケール素子を標準
化寸法で製作し、そしてそれらの標準化寸法をユニツト
として一体に付加し、特定の測定適用例の要求に合うよ
うにするのが普通である。従つてスケール素子102は
標準化された254mm(101n.)区分で製作され
そして第6図に示すような標準化形式のスライダー素子
100は約3811(1.51n.)の長さを有する。
適用例のなかにはこのような標準化スライダー素子を使
用し1つのスケール素子区分を有するだけで十分なもの
であるが、たとえば標準化スケール素子区分の長さより
大きい電位移動を有する工作機械の部分を測定しまたは
制御するなどの他の適用例には、2つもしくはそれ以上
のスケール素子区分を正確なスペーシングとアラインメ
ントに従つて組合わせなければならない。このとき第5
b図に示されるような連続したベース部分を有するスケ
ール電極パターン110′を使用するとスライダーおよ
びカツプリング電極とスケール電極との間のインピーダ
ンス関係が装置に使用されるスケール素子の数の関数と
して変化するようになる。そしてこのようにインピーダ
ンスが変化すると、装置の最大ゲインと最適パフオーマ
ンスとをうるため対応的に装置に使用される外部回路の
パラメータを調整する必要を生ずる。しかしながら第5
a図の隔離されたスケール電極のパターン110を使用
すると、スライダー素子100と向き合つて付加のスケ
ール素子区分を組合わせても、スライダー素子100と
スケール素子102との間のインピーダンス関係は著し
く変化せず、従つて関連する外部回路の構成を変更する
必要がなく、標準化された電子構成を有するもので差支
えない。同様にスライダー電極に向き合わないスケール
電極に誘起されるいかなる雑音もスライダー電極へ伝送
されることはない。上記記載の回転式実施例に関すると
同様に、電極の寸法を適当にきめることにより第1の直
線式実施例におけるスケール電極とスライダー電極との
間の静電結合波に生ずる不要の高調波成分を低減させる
ことができる。
図示の実施例では、スケール電極のフインガ一部分13
0と136およびスライダー電極のフインガ一部分15
2A−Bと154A−Bと164A−Bと166A−B
は0.086mm(0.00341n.)の幅を有し、
そしてその0.086關(0.00341n.)の幅は
装置の測定サイクルの3分の1であり、その結果基本結
合周波の第3高調波が低減されるようになる。もし第5
高調波を低減したいときは0.051mu(0.002
1n.)の電極幅すなわち測定サイクルの5分の1を選
択する。スケール電極またはスライダー電極のいづれか
の幅/サイクル比を寸法ぎめすることにより静電結合波
における不要な高調波成分を抑制することができ、そし
て異なつた次元の高調波成分を低減するためスケール電
極とスライダー電極とに異なつた幅/サイクル比を使用
することも可能である。結合波の高調波成分はまた、回
転式実施例と関連して記載した技術的思想により低減さ
せることもでき、すなわちスライダー電極(゛第2”の
電極)群の直線的広がりを測定サイクルをNで除したも
のに等しい量だけ拡大または短縮することにより低減さ
せることができ、ここにNは不要の高調波の次数である
図示の直線式実施例では、おのおののスライダー電極群
148と150と160と162とは6.35mm(0
.251n.)の距離に延長する。従つて結合波の第5
高調波を抑制するためにはおのおのの群の広がりを測定
サイクル(0.0508能すなわち0.0021n.)
の5分′の1だけ拡大するかまたは圧縮し、それぞれ6
.4008mm(0.2521n.)または6.299
2m7!l(0.248jn.)を占有するようにする
図示の第1の直線式実施例においてはスライダー電極の
おのおのの空間位相を2つの群へ分割し(すなわち群1
48と150とを第1の空間位相とし、そして群160
と162とを第2の空間位相とする)かつ第6図に示す
ようにこれらの群をスライダー素子100とスケール素
子102との間の相対運動の径路に沿つて交番に適正な
位置に配置することにより実質的に低減するようになる
このように配列すると正弦波信号発生器114の一方の
端子(たとえば瞬間的に最大正電位を有する端子)を一
方のカツプリング電極と隣接する点で第1の空間位相ス
ライダー電極群148へ接続することができかつまた他
方のカツプリング電極144と隣接する点で別の第1の
空間位相スライダー電極群150へ接続することができ
る:正弦波信号発生器114の他方の端子(瞬間的に最
大負電位を有する端子)をスライダー電極群148と1
50との残りの端子へ接続することができる;そして正
弦波信号による励磁のカツプリング電極142と144
とに与える効果は完全に平衡され、従つて装置の電気的
動作時に効果的に除去されるようになる。全く類似の様
式で余弦波信号発生器116を第2の空間位相スライダ
ー電極群へ接続し、その余弦波信号の2つのカツプリン
グ電極142と144との容量的結合を平衡させかつ有
効に除去することも可能である。おのおのの組のスケー
ル電極のベース部分128と138との組合せ面積は等
しいこと、および2つのカツプリング電極142と14
4との面積は等しく全体的に容量的平衡が保持されるよ
うとなつていることは明らかである。
カツプリング電極142と144との幅は向き合つた中
心的に直線上に整列するスケール電極のベース部分12
8と134との幅より若干小さくかつスライダー電極の
フインガ一部分のスパンは中心的に直線上に整列したス
ケール電極のフインガ一部分のスパンより小さいので、
カツプリング電極はスケール電極のフインガ一部分と相
互作用せず、そしてスライダー電極はスケール電極のベ
ース部分と結合しない。またこのように寸法ぎめされて
いるZ′ので、スライダー素子100とスケール素子1
02との間の相対運動における上記のスライダー素子1
00の中′n線の上記のスケール素子102の縦軸から
のいかなる微少偏移も補償されるようになる。
〔第2の直線式実施例〕 第2の直線式実施例は0.2541s(06011n.
)の測定サイクルを有し、第7一9図に示されている。
第7図には、実施例のスケール素子200とその上の電
極パターンとこれらの電極へ接続された関連回路とが示
されている。とくにスケール素子200はベース201
を有し、そしてそのベース201はたとえば何等かの適
当な長さと厚さとを有するアルミニウムなどの非磁気性
の金属で作られ、堅固に支持体(図示されず)へ固定さ
せることができるようになつている。このスケール素子
ベース201の長さ方向に沿つてインターデイジツトさ
れたスケール電極202が絶縁されて実装される。その
スケール電極202は厚さ0.0127詣(0.000
51n.)でかつ薄い絶縁性接着層(図示されず)によ
りアルミニウム製スケール素子200から絶縁されてい
る。
おのおののインターデイジツトされたスケール電極20
2はフインガ一部分204と205とを備え、そのフイ
ンガ一部分204と205とは幅0.0864龍(0.
00341n.)と長さ10.0mm(0.394in
.)とを有する。スケール電極202は均一にセンター
センター間で0.127mm(0.005in.)離隔
しており、そしてその間隔はトランスジユーサの測定サ
イクルの2分の1に相当する。スケール電極202は交
番に2つの導電性ストリツプ206と207とで相互接
続され、そして下記に記載するようにこの2つの導電性
ストリツプ206と207とにはそれぞれ電気端子20
8と209とが提供され外部回路へ接続されるよう 5
になつている。スケール素子200の長さ方向に沿つて
2つの正弦コレクタ電極210と211とが配列され、
そしてそのおのおのはそれぞれ電気端子212と213
とを有する。
この正弦コレクタ電極210クと211とに平行に2つ
の余弦コレクタ電極214と215とが走り、そしてこ
の2つの余弦コレクタ電極214と215とにもそれぞ
れ端子216と217が提供されている。第8図はスラ
イダー素子218を示し、そのスライダー素子218は
アルミニウム製のベース219を有し、そしてそのアル
ミニウム製ベース219は第9図に示す第2の直線式実
施例のスケール素子200と離隔して向き合つて配置さ
れかつスケール素子200の長さ方向に沿つて相対的に
直線運動できるよう配列されている。
スライダー素子のベース219は2つの相の厚さ0.0
1271t71t(0.00051n.)銅電極を有し
、そしてその銅電極はスケール素子200と向き合つて
ベース表面に絶縁的に配列されている。スライダー電極
の第1の相は3つの正弦電極群220A−Cよりなる。
スライダー電極の第2の相は4つの余弦電極群222A
−Dより構成される。正弦電極群220Aはスライダー
素子218の中心に位置しかつ64個のインターリーフ
されたフインガ一部部を有し、そしておのおののフイン
ガ一部分は幅0.864mm(0.00341n.)で
、相互に均一にセンターセンター間で0.12711(
0.005in.)離隔している。正弦電極群220B
と220Cとはおのおの上記の群220Aと空間位相の
関係で同様な寸法と間隔との32個のインターリーフさ
れたフインガ一部分を有する。おのおのの正弦電極群2
20A−Cのフインガ一部分は正弦導体ベースバ一22
4A−Fにより交番に相互接続され、そしてその正弦導
体ベースバ一224A−Fは第9図に示すように正弦コ
レクタバ一210と211とに向き合いかつそれと容量
的に結合するよう位置ぎめられている。余弦電極群22
2A−Dはおのおの正弦電極群220A−Cのフインガ
一部分と同じ幅と間隔とを有する32個のインターリー
フされたフインガ一部分を有する。
しかしながらその余弦電極群222A−Dのフインガ一
部分は正弦電極群220A−Cのフインガ一部分の位置
に対し空間直角位相の関係に位置ぎめられており、換言
すれば正弦電極群220A−Cのフインガ一部分の位置
に対し均一に離隔し1測定サイクルの4分の1だけ移相
している。おのおのの余弦電極群222ADのフインガ
一部分は余弦導体ベースバ一226A−Hにより交番に
相互接続され、そしてその余弦導体ベースバ一226A
−Hは第9図に示すように余弦コレクタバ一214と2
15とに向き合いかつそれと容量的に結合するよう位置
ぎめられている。
従つてスケール素子200とスライダー素子218とを
代表的に0.076mm(0.003in.)の幅のエ
アギャツプで分離し、離隔して向き合う関係で相対運動
できるように配列すると、正弦導体ベースバ一224A
−Fは正弦コレクタバ一210と211とへ容量的に結
合するようになる;余弦導体ベースバ一226A−Hは
余弦コレクタバ一214と215とへ容量的に結合する
ようになる;そして正弦電極群220A−Cと余弦電極
群222A−Dとはスケール電極202へ容量的に結合
するようになる。第7図に示すようなスケール素子20
0の電極へ接続された外部回路は第4図の第1の直線式
実施例のスライダー素子100へ接続された回路と同じ
である。
正弦波発生器228は1測定サイクルのなかで所定の指
令角θの正弦に比例する信号振幅を有し、そして線22
9により正弦コレクタバ一210と211との端子21
2と213とへ接続されている。同様に余弦波発生器2
30は上記の所定の指令角θの余弦に比例する信号振幅
を有し、そして線231により余弦コレクタバ一214
と215との端子216と217とへ接続されている。
電圧検出器232は線233によりスケール電極導体ス
トリツプ206と207との端子208と209とへ接
続されている。交流電圧発生器すなわち正弦波発生器2
28には正弦コレクタバ一210と211とにより反対
側の正弦導体バ一224A−Fと正弦電極群220A−
Cとへ結合されている。同様に余弦波発生器230で発
生される電圧は余弦コレクタバ一214と215とによ
り余弦電極群222ADと余弦導体バ一226A−Hと
へ容量的に結合される。
これらの正弦電圧と余弦電圧とは、ついでインターリー
フされたスケール電極202へ静電的に逆結合され、そ
してその合成゛誤差信号゛電圧がスケール電極の導体ス
トリツプ206と207との両端に接続された検出器2
32により感知されるようになる。スケール素子200
とスライダー素子218とが1測定サイクルのなかで所
定の指令角θに等しい相対変位を有するとき上記の検出
器232で感知される電圧は零となる。そうでないとき
は検出誤差信号電圧は1測定サイクルのなかのスケール
素子200とスライダー素子218との相対変位すなわ
ち実際の変位と指令角θとの間の差の関数となる。回転
式実施例と第1の直線式実施例とに関連して上記に記載
した方法と同じようにして回路構成を変更し、1つの定
振幅信号発生器でスケール電極202を励磁しかつ2台
の電圧検出器でそれぞれ正弦電圧と余弦電圧とを感知さ
せることも可能であり、そして上記の正弦電圧と余弦電
圧とは正弦コレクタバ一210と211および余弦コレ
クタバ一214と215の両端に誘導されかつ1測定サ
イクルの範囲内でスケール素子200とスライダー素子
218との間の変位角θと三角関数的に関連するもので
ある。あるいは代案として、同一周波数であるが相互に
900移相した2つの定振幅信号発生器をそれぞれ正弦
コレクタバ一210と211および余弦コレクタバ一2
14と215へ接続することも可能で、そしてこのとき
はスケール電極導体ストリツプ206と207との両端
に接続した1つの位相検出器がスケール電極202の両
端に現れる信号電圧の上記の発生器の一方に対する位相
を感知して相対変位角θを指示するようになる。スケー
ル電極202と正弦および余弦電極群220A−Cおよ
び222A−Dとのフインガ一部分の幅と間隔とを上記
記載の回転式実施例および第1の直線式実施例と同じよ
うに構成し、スケール電極202と正弦および余弦電極
群220ACおよび222A−Dとの間の結合波におけ
る不要の高調波成分(第3高調波成分)を低減させるこ
ともできる。
第7図ないし第9図を参照すると明らかなように、スラ
イダー素子218上の正弦電極群222ADは素子の長
さ方向と直角の方向に対しその余弦電極群220A−C
が橋架する距離よりも大きい距離にわたり橋架している
また正弦電極群222A−Dのインターリーフされたフ
インガ一部分はスケール素子200上の余弦コレクタバ
一210と211とに向き合い、従つてそれと容量的に
結合するようになることも明らかである。しかしはがら
このような結合のため不要な効果が導入されることはな
く、何となればおのおの正弦電極群222A−Dの両組
のインターリーフされたフインガ一部分はおのおのの余
弦コレクタバ一210と211とに交叉し、従つてそれ
らのバ一との間に大きさが等しくかつ極性が反対の容量
的結合を誘起し、その結果相互に相殺し零容量的結合が
発生する傾向にあるからである。この発明による上記の
3つの代表的な実施例について説明したけれども、この
技術分野において通常の知識を有するものにとつて他の
実施例を考案することも可能である。
たとえば0第1″の電極を一方の素子の円筒状の表面に
配置しかつ“第2゛の電極およびカツプリング電極を他
方の素子の対応的に凹状の表面に配列させることもでき
る。いづれの実施例においても、この発明によると高ゲ
インの静電位置測定用装置が提供され、この位置測定用
装置は匹敵する誘導形装置より極めて大きい到達自在の
精度を有するものである。この発明によると2つの相対
的に移動自在の素子のうちの一方にだけ電気接続をすれ
ばよく、従つて不要なインピーダンス変化および不要な
容量的結合ならびに不要な結合波における高調波成分を
低減するかまたは除去するという新しい特徴が提供され
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による回転式実施例とその関連回路構
成との側立面図、第2a図は第1図の実施例のロータ素
子の正立面図で、その回転式実施例に適切に使用できる
1つのロータ電極パターンを示す。 第2b図は第1図の実施例のロータ素子の正立面図で、
その回転式実施例に適切に使用できる代りのロータ電極
パターンを示す。第3図は第1図の実施例のステータ素
子の正立面図で、その回転式実施例に適切に使用できる
ステータ電極およびカツプリング電極のパターンを関連
回路構成と一緒に示すものである。第4図はこの発明に
よる第1の直線式実施例とその関連回路構成との斜視図
、第5a図は第4図の実施例のスケール素子の前立面図
で、その第1の直線式実施例に適切に使用できる1つの
スケール電極パターンを示す。第5b図は第4図の実施
例のスケール素子の前立面図で、その第1の直線式実施
例に適切に使用できる別のスケール電極パターンを示す
。第6図は第4図の実施例のスライダー素子の前立面図
で、その第1の直線式実施例に適切に使用できるスライ
ダー電極およびカップリング電極のパターンを関連回路
構成と一緒に示すものである。第7図はこの発明による
第2の直線式実施例のスケール素子と関連回路構成との
前立面図、第8図は上記の第2の直線式実施例のスライ
ダー素子の前立面図、第9図はそれぞれ第7図および第
8図の9−9線に沿つた上記の第2の直線式実施例のス
ケール素子およびスライダー素子の合成断面図。(回転
式実施例・・・・・・第1図〜第3図)、10・・・・
・・ロータ素子、12・・・・・・ステータ素子、26
・・・・・・第1の電極(ロータ電極)、28・・・・
・・第2の電極(ステータ電極)、30・・・・・・正
弦波信号発生器、32・・・・・・余弦波信号発生器、
34・・・・・・電圧検出器、42・・・・・・第1の
組のロータ電極、44・・・・・・第1の組のロータ電
極のベース部分、46・・・・・・第1の組のロータ電
極のフインガ一部分、48・・・・・・第2の組のロー
タ電極、50・・・・・・第2の組のロータ電極のベー
ス部分、52・・・・・・第2の組のロータ電極のフイ
ンガ一部分、54・・・・・・第1のカツプリング電極
、56・・・・・・第2のカツプリング電極、62,6
4・・・・・・第1の位相セクター(ステータ電極)、
66,68・・・・・・第2の位相セクター(ステータ
電極)、70,72・・・・・・フインガ一部分(おの
おののセクター)。 (直線式実施例・・・・・・第4図〜第6図)、100
・・・・・・スライダー素子、102・・・・・・スケ
ール素子、110・・・・・・第1の電極(スケール電
極)、112・・・・・・第2の電極(スライダーおよ
びカツプリング電極)、114・・・・・・正弦波信号
発生器、116・・・・・・余弦波信号発生器、118
・・・・・・電圧検出器、126・・・・・・第1の組
のスケール電極、128゜゛゜゜゜”第1の組のスケー
ル電極のベース部分、130・・・゜゜゜第1の組のス
ケール電極のフインガ一部分、132・・・・・・第1
のカップリング電極、134・・・・・・第2のカツプ
リング電極、136・・・・・・第1の組のスケール電
極のフインガ一部分、142・・・・・・第1のカツプ
リング電極、144・・・・・・第2のカツプリング電
極、148,150・・・・・・第1の位相群(スライ
ダー電極)、160,162・・・・・・第2の位相群
(スライダー電極)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の測定サイクルを有するトランスジューサにお
    いて、(a)2つの相対的に移動自在の素子を備え、そ
    のおのおのの素子は他方の素子の表面と離隔して向き合
    つた表面を有し;(b)上記の素子の一方の表面に固定
    された2組の第1の電極を備え、そのおのおのの組の第
    1の電極はベース部分とそのベース部分から上記の素子
    の相対運動の径路と直角な方向に延長するフィンガー部
    分とを有し、そしておのおのの組の第1の電極のフィン
    ガー部分は均一に1測定サイクルだけ離隔しかつ一方の
    組の第1の電極のフィンガー部分は2分の1測定サイク
    ル間隔で他方の組の第1の電極のフィンガー部分と組合
    つた指列状にされており;(c)上記の素子の他方の表
    面に固定された2組の第2の電極を備え、そのおのおの
    の第2の電極は上記の径路と直角な方向に延長しかつほ
    ぼ1測定サイクルだけ離隔して上記の組の第1の電極の
    フィンガー部分と向き合つたフィンガー部分を有し、そ
    して一方の組の第2の電極のフィンガー部分は他方の組
    の第2の電極のフィンガー部分と均一に組合つた指列状
    にされており;(d)上記の他方の素子の表面に固定さ
    れた第1と第2のカップリング電極を備え、その第1と
    第2とのカップリング電極はそれぞれ上記の2組の第1
    の電極のベース部分と向き合いかつそれと容量的に結合
    しており;(e)装置を備え、その装置はそれぞれおの
    おのの組の第2の電極を電気的に相互接続しかつ上記の
    2組の第2の電極を外部回路に接続するためのものであ
    り;(f)装置を備え、その装置は上記の1と第2との
    カップリング電極を外部回路に接続するためのものであ
    り;そして(g)両素子上の電極の数は等しいことを特
    徴とする複数の測定サイクルを有するトランスジューサ
    。 2 おのおのの組の第1の電極のベース部分は相互に電
    気的に接続されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のトランスジューサ。 3 上記の第1の電極は相互に電気的に絶縁されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のトラン
    スジューサ。 4 一方の組の第1の電極のベース部分の組合せ面積は
    他方の組の第1の電極のベース部分の組合せ面積に等し
    いことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のトラ
    ンスジューサ。 5 第1のカップリング電極の面積は第2のカップリン
    グ電極の面積に等しいことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のトランスジューサ。 6 上記の2組の第1の電極のフィンガー部分から離れ
    て上記の径路と直角な方向に延長する上記の2組の第1
    の電極のベース部分の寸法はそれぞれ向き合つたカップ
    リング電極の対応する寸法より大きく、そして上記の第
    1と第2とのカップリング電極の面積は等しいことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載のトランスジュー
    サ。 7 上記の素子の相対運動の径路と直角で第1の電極の
    フィンガー部分により橋架される寸法は対応的に第2の
    電極の向き合つたフィンガー部分より橋架される寸法よ
    り大きいことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のトランスジューサ。 8 上記の素子の相対運動の径路に平行な第1の電極の
    おのおののフィンガー部分の幅は測定サイクルをNで除
    したものに等しく、ここにNは上記の外部回路によりト
    ランスジユーサへ印加される基本周波数信号の不要の高
    調波成分の次数であり、この結果上記の第1と第2との
    電極間の結合波において上記の不要の高調波成分が低減
    されるようになることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のトランスジューサ。 9 上記の素子の相対運動の径路に平行な第2の電極の
    おのおののフィンガー部分の幅は測定サイクルをNで除
    したものに等しく、ここにNは上記の外部回路によりト
    ランスジユーサへ印加される基本周波数信号の不要の高
    調波成分の次数であり、この結果上記の第1と第2の電
    極間の結合波において上記の不要の高調波成分が低減さ
    れるようになることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のトランスジューサ。 10 上記の素子は共通軸の周りの円形路に沿つて相対
    的に回転自在であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のトランスジューサ。 11 上記の素子は直線路に沿つて相対的に移動自在で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のト
    ランスジューサ。 12 さらに (a)上記の他方の素子の表面に固定された付加の2組
    の第2の電極を備え、その付加の組の第2の電極は上記
    の径路と直角な方向に延長しかつ1測定サイクルだけ離
    隔して上記の第1の電極のフィンガー部分と向き合つた
    フィンガー部分を有し、そして一方の付加の組の第2の
    電極のフィンガー部分は他方の付加の組の第2の電極の
    フィンガー部分と2分の1測定サイクル間隔で組合つた
    指列状にされており、さらに付加の組の第2の電極のフ
    ィンガー部分はそれぞれ上記の2組の第2の電極のフィ
    ンガー部分に対し空間直角位相に配列されており;そし
    て(b)装置を備え、その装置はそれぞれおのおのの付
    加の組の第2の電極を相互接続しかつ上記の付加の組の
    第2の電極を外部電気回路に接続するためのものである
    ;ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のトラ
    ンスジューサ。 13 上記の2組の組合つた指列状の第2の電極は複数
    個の離隔した第1の空間位相群に配列されておりかつ上
    記の付加の2組の組合つた指列状の第2の電極は複数個
    の離隔した第2の空間位相群に配列されており、そして
    上記の第1の位相群と第2の位相群とは上記の他方の素
    子の表面で上記の径路に沿つて交番に適正に位置ぎめさ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第12項に記
    載のトランスジューサ。 14 さらに (a)上記の一方の素子の表面に固定された付加の2組
    の第1の電極を備え、その付加の組の第1の電極はベー
    ス部分とそのベース部分から上記の径路と直角な方向に
    延長しかつ1測定サイクルだけ離隔して上記の第2の電
    極のフィンガー部分と向き合つたフィンガー部分とを有
    し、そして一方の付加の組の第1の電極のフィンガー部
    分は他方の付加の組の第1の電極のフィンガー部分の2
    分の1測定サイクルで組合つた指列状にされており、さ
    らに付加の組の第1の電極のフィンガー部分はそれぞれ
    上記の2組の第1の電極のフィンガー部分に対し空間直
    角位相に配列されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のトランスジューサ。 15 上記の2組の組合つた指列状の第1の電極は複数
    個の離隔した第1の空間位相群に配列されておりかつ上
    記の付加の2組の組合つた指列状の第1の電極は複数個
    の離隔した第2の空間位相群に配列されており、そして
    上記の第1の空間位相群と上記の第2の空間位相群とは
    上記の一方の素子の表面で上記の径路に沿つて交番に適
    正に位置ぎめされていることを特徴とする特許請求の範
    囲第14項に記載のトランスジューサ。 16 さらに (a)上記の他方の素子の地面に固定された第3と第4
    とのカップリング電極を備え、その第3と第4とのカッ
    プリング電極は上記の付加の2組の第1の電極のベース
    部分とそれぞれ向き合いかつそれと容量的に結合してお
    り;そして(b)装置を備え、その装置は上記の第3と
    第4とのカップリング電極を外部回路に接続するための
    ものである;ことを特徴とする特許請求の範囲第14項
    に記載のトランスジューサ。 17 上記の付加の2組の第1の電極のフィンガー部分
    は第1と第2とのカップリング電極と向き合いかつそれ
    と容量的に結合しており、そして上記の付加の2組の第
    1の電極は上記の第1と第2とのカップリング電極のお
    のおのに大きさが等しくかつ極性反対の電荷を誘起し、
    その結果上記の付加の2組の第1の電極と上記の第1お
    よび第2のカップリング電極との間の容量的結合が有効
    に最小化されるようになることを特徴とする特許請求の
    範囲第16項に記載のトランスジューサ。
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