JPS591923Y2 - 半自動梱包機 - Google Patents
半自動梱包機Info
- Publication number
- JPS591923Y2 JPS591923Y2 JP8039580U JP8039580U JPS591923Y2 JP S591923 Y2 JPS591923 Y2 JP S591923Y2 JP 8039580 U JP8039580 U JP 8039580U JP 8039580 U JP8039580 U JP 8039580U JP S591923 Y2 JPS591923 Y2 JP S591923Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- flap
- semi
- bandway
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は梱包機とくにバンド案内アーチの付設していな
い、いわゆる半自動梱包機の改良に関するもので、被梱
包物の大きさを選ばずに能率的な梱包作業を可能にする
半自動梱包機を提供することを目的とするものである。
い、いわゆる半自動梱包機の改良に関するもので、被梱
包物の大きさを選ばずに能率的な梱包作業を可能にする
半自動梱包機を提供することを目的とするものである。
従来この種半自動梱包機は、たとえばリールに巻回せる
バンドを本体内の適宜バンド送り出し機構により、所定
の長さを送り出して、人手により作業テーブル上の被梱
包物に巻回し、送り出し部近傍のバンド挿入部よりバン
ド先端を挿入し、しかる後本体に内蔵の諸機構によりバ
ンドを引締め、溶着、切断して梱包を行う構成となって
いる。
バンドを本体内の適宜バンド送り出し機構により、所定
の長さを送り出して、人手により作業テーブル上の被梱
包物に巻回し、送り出し部近傍のバンド挿入部よりバン
ド先端を挿入し、しかる後本体に内蔵の諸機構によりバ
ンドを引締め、溶着、切断して梱包を行う構成となって
いる。
この構成はいわゆる横型半自動梱包機に限らず、縦型の
半自動梱包機においてもほぼ同様である。
半自動梱包機においてもほぼ同様である。
これら従来の梱包機においては、被梱包物が大きい場合
には、バンド挿入部がふさがれてしまうためバンドを挿
入することが出来なくなり、大きな被梱包物を梱包でき
ない等の欠点を有していた。
には、バンド挿入部がふさがれてしまうためバンドを挿
入することが出来なくなり、大きな被梱包物を梱包でき
ない等の欠点を有していた。
出願人はすでにこれら従来技術の欠点を解消すべく、実
願昭５４−７３１８５及び実願昭５４−１１９２３２を
以ってバンド補助送り機構を提案した。
願昭５４−７３１８５及び実願昭５４−１１９２３２を
以ってバンド補助送り機構を提案した。
本件出願は前記バンド補助送り機構をさらに改良した考
案に係るものでこれら先願の技術においてはバンド先端
の把持機構への到達を感知する電気的制御系統等の誤作
動によりフラップ内でのバンドづまりやバンドがフラッ
プより飛出すという事態の発生することがあった。
案に係るものでこれら先願の技術においてはバンド先端
の把持機構への到達を感知する電気的制御系統等の誤作
動によりフラップ内でのバンドづまりやバンドがフラッ
プより飛出すという事態の発生することがあった。
これはバンド給送用のバンド案内フラップに設けられた
駆動ローラーに対し、遊動ローラーが常時摺接回転して
いるために挿入されたバンドを強く挟圧して、バンドを
送ることに原因があった。
駆動ローラーに対し、遊動ローラーが常時摺接回転して
いるために挿入されたバンドを強く挟圧して、バンドを
送ることに原因があった。
本考案はこのような欠点を解消するもので、その最大の
特徴は、バンド給送用の二個のローラー間にバンドが挿
入されていない時、少なくもバンド厚み分銀下の間隙を
もたせて、前記両ローラーを軸承したことにある。
特徴は、バンド給送用の二個のローラー間にバンドが挿
入されていない時、少なくもバンド厚み分銀下の間隙を
もたせて、前記両ローラーを軸承したことにある。
以下図面にもとづきその詳細を説明すると、第１図及び
第２図において１０はいわゆる横型半自動梱包機の本体
でバンド接着機構などの梱包に要する公知の諸機構を備
えるユニット部Ｕを内蔵している。
第２図において１０はいわゆる横型半自動梱包機の本体
でバンド接着機構などの梱包に要する公知の諸機構を備
えるユニット部Ｕを内蔵している。
この梱包機本体１０の開閉自在の前面板１１のほは゛中
央に溝部１２が設けられ、この溝部１２の上端本体頭部
にバンド挿入口１３が取付けられ、該バンド挿入口１３
に、後述バンド案内フラップ２０の一端２１を臨ませて
、本体に取付けると共に、このバンド案内フラップ２０
の他端２２を、スライドテーブル１４の（第２図におい
て）上端に臨ましめるよう取付けて構成されているもの
である。
央に溝部１２が設けられ、この溝部１２の上端本体頭部
にバンド挿入口１３が取付けられ、該バンド挿入口１３
に、後述バンド案内フラップ２０の一端２１を臨ませて
、本体に取付けると共に、このバンド案内フラップ２０
の他端２２を、スライドテーブル１４の（第２図におい
て）上端に臨ましめるよう取付けて構成されているもの
である。
バンド案内フラップ２０は、第３図〜第５図に示すよう
に、バンド挿入口２１側端縁を曲折した断面り字状のフ
ラップ２３の側部にブラケット２４を固着し、該ブラケ
ット２４により遊動ローラ２５を回転自在に軸承すると
共に、該遊動ローラ２５を、前記フラップ２３に設けた
切欠き２６よりフラップ２３内に臨ませ、さらに、断面
り字状のバンドウェイ２７の先端に設けたブラケット２
８を本体１０に取付けた取付具２９に回動自在に支持せ
しめる。
に、バンド挿入口２１側端縁を曲折した断面り字状のフ
ラップ２３の側部にブラケット２４を固着し、該ブラケ
ット２４により遊動ローラ２５を回転自在に軸承すると
共に、該遊動ローラ２５を、前記フラップ２３に設けた
切欠き２６よりフラップ２３内に臨ませ、さらに、断面
り字状のバンドウェイ２７の先端に設けたブラケット２
８を本体１０に取付けた取付具２９に回動自在に支持せ
しめる。
３０は駆動ローラで前記バンドウェイ２７に設けた切欠
き３１より、ベルト３２で駆動機構と連動するブー’Ｊ
３３を有する軸３４に設は前記遊動ローラ２５と対向す
るようフラップ２３内に臨ませる。
き３１より、ベルト３２で駆動機構と連動するブー’Ｊ
３３を有する軸３４に設は前記遊動ローラ２５と対向す
るようフラップ２３内に臨ませる。
また、このバンド案内フラップ２０は、フラップ２３に
設けたヒンジ３５をバンドウェイの２７下方に突出した
突出片３６に連結し、コイルバネ３７によりフラップ２
３が閉じているように付勢しているが第４図においてバ
ンドウェイ２７右端は、フラップ２３下端側面に当接し
てストッパーの効果を有しており、従ってフラップ２３
が閉じている時前記両ローラ２５及び３０間に少なくと
もバンド一枚の厚み分、たとえば（約０．５〜Ｑ 、
６ ｍｍ）の間隙をもって軸承されることとなる。
設けたヒンジ３５をバンドウェイの２７下方に突出した
突出片３６に連結し、コイルバネ３７によりフラップ２
３が閉じているように付勢しているが第４図においてバ
ンドウェイ２７右端は、フラップ２３下端側面に当接し
てストッパーの効果を有しており、従ってフラップ２３
が閉じている時前記両ローラ２５及び３０間に少なくと
もバンド一枚の厚み分、たとえば（約０．５〜Ｑ 、
６ ｍｍ）の間隙をもって軸承されることとなる。
尚３８は、取付片でＵ字状の切欠き部３９を有した板片
の一端をバンドウェイ裏面に固着したもので、適宜位置
に螺子等で取付し自在に設ける。
の一端をバンドウェイ裏面に固着したもので、適宜位置
に螺子等で取付し自在に設ける。
尚、バンド案内フラップ２０はこれを延設してローラ部
を本体外に設け、バンド案内フラップのみを本体内に取
付けるように構成することも可能である。
を本体外に設け、バンド案内フラップのみを本体内に取
付けるように構成することも可能である。
この際、遊動ローラはフラップではなく開閉可能ならば
板状などの他の支持部材に軸承してもよい。
板状などの他の支持部材に軸承してもよい。
又、上述の実施例ではバンド案内フラップは一体（一個
）のものを用いたが、フラップを途中で切断し、駆動ロ
ーラ一部と別体とし駆動ローラ一部を本体に取付け、下
方のフラップ部を本体と着脱自在とすることや、文化の
実施例として、開閉自在のフラップをバンドウェイ長手
方向を御坊するように二枚設け、該フラップの端部に二
個の遊動ローラーを各々軸承してフラップを両開きのも
のとすることも可能である。
）のものを用いたが、フラップを途中で切断し、駆動ロ
ーラ一部と別体とし駆動ローラ一部を本体に取付け、下
方のフラップ部を本体と着脱自在とすることや、文化の
実施例として、開閉自在のフラップをバンドウェイ長手
方向を御坊するように二枚設け、該フラップの端部に二
個の遊動ローラーを各々軸承してフラップを両開きのも
のとすることも可能である。
この際にはバンドウェイは一枚の直線状板片でよい。
尚、１５は作業テーブル、１６は脚部で１７は止具であ
る。
る。
本考案は以上の構成から戊り、次にその作用効果につい
て説明する。
て説明する。
第２図のようにタイマーで一定量線り出され被梱包物Ｗ
を巻回したバンドＢ先端をバンド挿入口１３へ挿入する
と駆動ローラ３０と遊動ローラ２５間にバンドＢが挟持
され、従ってバンドＢはバンド案内フラップ２０内を通
過しユニット部Ｕのスライドテーブル１４裏面の図示せ
ざるバンドストップガイドへ瞬時に到達する。
を巻回したバンドＢ先端をバンド挿入口１３へ挿入する
と駆動ローラ３０と遊動ローラ２５間にバンドＢが挟持
され、従ってバンドＢはバンド案内フラップ２０内を通
過しユニット部Ｕのスライドテーブル１４裏面の図示せ
ざるバンドストップガイドへ瞬時に到達する。
この時バンドＢは前記両ローラー２５及び３０で挟持さ
れているだけなので駆動ローラーが回転しつづけても、
バンド表面をローラーがスリップするためこれ以上バン
ドを給送し、フラップ内でバンドをつまらせたり、フラ
ップ外へバンドを飛び出さすことがない。
れているだけなので駆動ローラーが回転しつづけても、
バンド表面をローラーがスリップするためこれ以上バン
ドを給送し、フラップ内でバンドをつまらせたり、フラ
ップ外へバンドを飛び出さすことがない。
バンド先端が、スライドテーブル１４裏面に達する、と
公知のリミットスイッチなどを作動し直ちにバンド引締
め機構が作動する。
公知のリミットスイッチなどを作動し直ちにバンド引締
め機構が作動する。
この引締めと同時にバンドＢはバンド案内フラップ２０
のフラップ２３を押開きこれより飛び出す。
のフラップ２３を押開きこれより飛び出す。
このようにして、バンドＢが被梱包物Ｗに完全に巻回引
締められ続いてバンド切断、溶着の各工程が行われ梱包
が終了する。
締められ続いてバンド切断、溶着の各工程が行われ梱包
が終了する。
駆動ローラ３０は、前述バンド先端によりリミットスイ
ッチがＯＮの信号で回転を停止してもよいが、常に回転
しているように構成しても、一定量繰り出されたバンド
が長すぎる場合にも、前述のように両ローラー２５及び
３０間には適宜間隙を有しているため、バンド案内フラ
ップ内で゛バンドがつまることはなく、またバンド引締
めに影響を与えない。
ッチがＯＮの信号で回転を停止してもよいが、常に回転
しているように構成しても、一定量繰り出されたバンド
が長すぎる場合にも、前述のように両ローラー２５及び
３０間には適宜間隙を有しているため、バンド案内フラ
ップ内で゛バンドがつまることはなく、またバンド引締
めに影響を与えない。
尚、駆動ローラ３０の回転をバンド挿入部１３に設けた
図示せざるリミットスイッチで制御し、あるいは、この
リミットスイッチにより、バンド挿入によりユニット部
Ｕのバンド送り出し機構を再び作動せしめ、バンド先端
がユニット部Ｕへ到達した時バンド引き締めが始まるよ
う構成すれば、被梱包物が大きく、既に繰り出されてい
るバンドでは、巻回するに充分でない場合にも、再びバ
ンド送り出し機構を作動させるためのスイッチを押すと
いった作業を省くことが可能である。
図示せざるリミットスイッチで制御し、あるいは、この
リミットスイッチにより、バンド挿入によりユニット部
Ｕのバンド送り出し機構を再び作動せしめ、バンド先端
がユニット部Ｕへ到達した時バンド引き締めが始まるよ
う構成すれば、被梱包物が大きく、既に繰り出されてい
るバンドでは、巻回するに充分でない場合にも、再びバ
ンド送り出し機構を作動させるためのスイッチを押すと
いった作業を省くことが可能である。
上述のように本考案によれば、両ローラー２５及び３０
間に少なくもバンド厚み分以下の間隙をもたせであるた
め、バンド挿入時に両ローラー２５及び３０でバンドを
軽く挟持してユニット部へ給送することとなるので、バ
ンド先端がユニット部へ到達した場合に、回転しつづけ
る駆動ローリ−はバンド表面をスリップし、必要以上バ
ンドを送ることがないという大きな効果を有する。
間に少なくもバンド厚み分以下の間隙をもたせであるた
め、バンド挿入時に両ローラー２５及び３０でバンドを
軽く挟持してユニット部へ給送することとなるので、バ
ンド先端がユニット部へ到達した場合に、回転しつづけ
る駆動ローリ−はバンド表面をスリップし、必要以上バ
ンドを送ることがないという大きな効果を有する。
又バンド先端の挿入が極めて簡単であり、作業テーブル
の高さ調整を行うことなくどのような大きさの被梱包物
をも梱包しうると共に、本体下方からあるいは、水平方
向からもバンドを挿入しユニット部へ案内することが可
能であるなど半自動梱包機における従来にない簡単且つ
迅速な梱包作業を可能とするなど種々の優れた効果を有
するものである。
の高さ調整を行うことなくどのような大きさの被梱包物
をも梱包しうると共に、本体下方からあるいは、水平方
向からもバンドを挿入しユニット部へ案内することが可
能であるなど半自動梱包機における従来にない簡単且つ
迅速な梱包作業を可能とするなど種々の優れた効果を有
するものである。
図は本考案の実施例を示し、第１図は全体の斜視図、第
２図は本体の側板を除去した要部側図、第３図は要部拡
大側面図、第４図は第３図Ｘ−Ｘ線概略断面図、第５図
は要部拡大平面図である。 １０・・・・・・本体、１１・・・・・・前面板、１２
・・・・・・溝部、２０・・・・・・バンド案内フラッ
プ、１４・・・・・・スライドテーブル、２３・・・・
・・フラップ、２４・・・・・・ブラケット、２５・・
・・・・遊動ローラ、２６・・・・・・切欠き、２７・
・・・・・バンドウェイ、３０・・・・・・駆動ローラ
ー、３１・・・・・・切欠き、３２・・・・・・ベルト
、３３・・・・・・ブーＩＪ −１３４・・・・・・軸
。
２図は本体の側板を除去した要部側図、第３図は要部拡
大側面図、第４図は第３図Ｘ−Ｘ線概略断面図、第５図
は要部拡大平面図である。 １０・・・・・・本体、１１・・・・・・前面板、１２
・・・・・・溝部、２０・・・・・・バンド案内フラッ
プ、１４・・・・・・スライドテーブル、２３・・・・
・・フラップ、２４・・・・・・ブラケット、２５・・
・・・・遊動ローラ、２６・・・・・・切欠き、２７・
・・・・・バンドウェイ、３０・・・・・・駆動ローラ
ー、３１・・・・・・切欠き、３２・・・・・・ベルト
、３３・・・・・・ブーＩＪ −１３４・・・・・・軸
。
Claims (3)
- （１）梱包に要する諸機構を為すユニット部を収容せし
めた梱包機本体の端縁部から前記ユニット部にバンドウ
ェイ及び、このバンドウェイに、バンド引締め時バンド
により開放し、平時は閉じているよう付勢した開閉自在
のフラップから成るバンド案内フラップを設けると共に
、該バンド案内フラップの梱包機本体のバンド挿入口側
のバンドウェイに駆動ローラーを、この駆動ローラーと
対向する位置でフラップに遊動ローラーを、両ローラー
間に少なくともバンド厚み分以下の間隙を有して、それ
ぞれ軸承したことを特徴とする半自動梱包機。 - （２）前記バンド案内フラップが−のフラップを開閉自
在に設けたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
１項記載の半自動梱包機。 - （３）前記バンド案内フラップがバンドウェイの長手方
向を御坊する二個のフラップを開閉自在に設けたことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項記載の半自動
梱包機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8039580U JPS591923Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 半自動梱包機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8039580U JPS591923Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 半自動梱包機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS576705U JPS576705U (ja) | 1982-01-13 |
| JPS591923Y2 true JPS591923Y2 (ja) | 1984-01-19 |
Family
ID=29442836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8039580U Expired JPS591923Y2 (ja) | 1980-06-11 | 1980-06-11 | 半自動梱包機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591923Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61225482A (ja) * | 1985-03-28 | 1986-10-07 | アイシン精機株式会社 | 窓用開閉装置 |
-
1980
- 1980-06-11 JP JP8039580U patent/JPS591923Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS576705U (ja) | 1982-01-13 |
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