JPS591907B2 - スイング式チエツク弁の緩衝装置 - Google Patents

スイング式チエツク弁の緩衝装置

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JPS591907B2
JPS591907B2 JP54045692A JP4569279A JPS591907B2 JP S591907 B2 JPS591907 B2 JP S591907B2 JP 54045692 A JP54045692 A JP 54045692A JP 4569279 A JP4569279 A JP 4569279A JP S591907 B2 JPS591907 B2 JP S591907B2
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JP
Japan
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check valve
valve
chamber
partition wall
housing
Prior art date
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JP54045692A
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定之 中西
昭男 福永
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスイング式チェック弁の緩衝装置に関するもの
である。
従来、この種め緩衝装置として種々の形式のものがある
が、チェック弁の回動軸に取付けた回転体をハウジング
内に位置させて回転体の回動抵抗によりチェック弁の開
閉を緩衝するものとして、たとえば、実公昭28−97
72号公報に開示されたものがある。
この緩衝装置は、第7図に示すように、スイング式チェ
ック弁の弁箱側部に、中間に連絡口52を有する仕切壁
51を備え、内部に制動流体として流体Wを充満したノ
・ウジング50を設け、このハウジング50内に弁軸に
取付けたロータ(ダンパー片)54を回動自在に設けで
ある。
なお、弁体が全閉近(に来たときにロータ54が位置す
る)・ウジング内壁は内方に突出して狭搾部55が形成
されており、この部分でのみロータ54はハウジング内
壁に摺接するようになっている。
したがって、いま、チェック弁が全開状態(ロータ54
が二点鎖線の位置)から閉状態になろうとすると、ロー
タ54は時計回り方向に回動する。
この場合、ロータ54が狭搾部55に至るまではロータ
54外方とハウジング50の内壁との間には犬なる間隙
が存在するため、液体Wはこの間隙を通って移動し、ロ
ータ54は速やかに回動する。
そして、狭詐部55に至ると、ロータ54の急速な回動
は前記狭搾部55の存在により阻止され、連絡口52か
らの液体Wの流出に制御されつつ緩やかに制動状態で回
動し、チェック弁は全閉する。
このように、前記緩衝装置では、チェック弁ノ閉動作初
期においてはかなり早い速度で閉動作し、緩やかに全閉
状態となり、チェック弁の閉鎖時の衝撃を緩和するとい
う作用効果を奏する。
しかしながら、閉動作初期においても流体の流出抵抗に
よりチェック弁の閉動作は十分に速いということはでき
ない。
また、閉状態から開状態にチェック弁が回動する°場合
は、前記とは逆に、初期速度が遅いどう不具合を有して
いた。
前記不具合を検討したところ、制動流体として流通抵抗
の大きい液体のみを使用していることに起因しているこ
とを見出した。
したがって、本発明の技術的課題は、制動流体として流
通抵抗の大きい液体のみとせず、気体と液体との気液混
合流体とし、チェック弁の開閉動作初期に流通抵抗の小
さい気体をロータと仕切壁とで形成される一方の室から
他方の室へ移動させ、その後、液体を制限通路を介して
移動させることにより、チェック弁の開閉初期速度をい
ずれも高速とするとともに、閉動作終期における速度の
微調整を可能にするにある。
そこで、前記技術的課題を達成するために、本発明にお
いて6人 スイング式チェック弁の弁箱に取付けたハウ
ジングにチェック弁の回動軸に取付けた回転体を位置さ
せて、回転体の回動抵抗によりチェック弁の開閉を緩衝
するスイング式チェック弁の緩衝装置において、ハウジ
ング内に気液混合流体を内蔵し、該ハウジングに固定し
た半径方向の仕切壁とロータとを対向する位置に設けて
、ハウジングの上部と下部とに区画された二つの可変流
体室を形成するとともに、チェック弁の閉動作終期に互
いに嵌合して前記下部可変流体室を上部、下部分割室に
分割形成する凹部な前記仕切壁の下部可変流体室側側面
に、突部を前記ロータの下部可変流体室側側面にそれぞ
れ軸方向に貫通して設け、かつロータに前記上部分割形
成部分と上部可変流体室の上部を互いに連通ずる第1流
体制限通路を設ける一方、仕切壁両側に前記下部分割室
形成部分と上部可変流体室の下部を互いに連通ずるとと
もに、チェック弁の閉動作時に液体の流通量を制限する
流量調整弁を備えた第2流体制限通路をそれぞれ設けた
ことを特徴とするスイング式チェック弁の緩衝装置であ
る。
このように、ロータと仕切壁とで区画された二つの可変
流体室は、その上部すなわち気体が集まる部分がロータ
に設けた第1?M、体制限通路と、液体の集まる部分が
仕切壁の側方に設けた第2流体制限通路で連通しており
、弁閉鎖初期には気体が第1流体制限通路を介して直ち
に他室に移動するため弁の初期閉鎖は急速に行なわれる
そして、凹部と突部が嵌合すれば、液体が流量調整弁を
備えた第2流体制限通路によってのみ他室へ移動し、デ
ィスクの開速度が制御されるため、閉終点近(では確実
に所望の緩衝力を得ることができる。
一方、弁開放初期には第1流体制限通路を介して気体が
他室に移動するとともに、液体は第2流体制限通路を介
して他室に移動する、そして、液体は流量調整弁によっ
てあまり流量制限されないため、従来のものに比べて速
く弁は開放する、そして終期には第1、第2流体制限通
路を液体が移動するため閉速度は遅(、弁の最終動作を
緩衝することになる。
つぎに、本発明を一実施例である図面にしたがって説明
する。
スイング式チェック弁1は、第1図に示すように、弁箱
2の内壁に回動軸3を回動自在に枢着し、この回動軸3
にキー4によりヒンジアーム5を取付け、さらに、この
ヒンジアーム5にナツト6でディスク7を取付けたもの
である。
そして、弁座9および前記ディスク7の弁座8には、硬
質金属を肉盛りしたのち精密仕上げを行ってシール面S
1.S2を形成している。
なお、10は弁箱2上方にバッキング11を介して取付
けたボンネット、12はストッパである。
ところで、前記構成のスイング式チェック弁1のディス
ク7は管内の高圧流体の流れ方向によって、たとえば、
流体が図中、右方へ流れればストッパ12Fc衝突する
まで揺動し、また、逆流時には弁座9に衝突する。
特に、逆流時の衝突力が大きいため弁座9およびディス
ク7のシール面S1゜S2が損傷しやす(短期間にシー
ル効果が低下することが多い。
したがって緩衝装置20が設けである。
前記緩衝装置20は第2図以下に示す構造からなり、2
1は断面円形のシリンダとして機能するハウジングで、
このハウジング21は、中心に軸受部24を有するベー
ス23を介してボルト25により、前記チェック弁の弁
箱2に固着されている。
そして、前記ディスク7を備えた回動軸3の一端3aは
前記軸受部24から突出し、ハウジング21の凹部22
に回動自在に支承されている。
また、ハウジング21内にはその内面が第3図に示すよ
うに、回動軸3,3aの一部を支承するように弧状とな
った仕切壁26が一体あるいはピン28によって取付け
られている。
一方、前記回動軸3,3aにはキー29によって、ピス
トンとして機能するロータ30が取付けられ、前記仕切
壁26とで容積を可変とする2室R3,R4が構成され
ている。
またロータ30の側面には半円形の第1流体制限通路で
ある溝31が設けられ、常時、前記2室R8,R4はこ
の溝31によって連通シている。
前記仕切壁26とロータ30との具体的関係位置は、第
3図、第4図に示すように、ハウジング21の左下に中
心角度Cなる仕切壁26を設け、また、ロータ30はデ
ィスク7の開放状態で仕切壁26の一方側にディスク7
の回動角度αより角度fだげ大きい回動角度a(α十f
)、他方側に角度eはなれた位置に両端縁が位置する中
心角度すからなるほぼ扇形状のものである。
なおロータ30の一方縁には中心角度dなる突部32が
、仕切壁26には前記突部32に対応する凹部27がそ
れぞれ軸方向に貫通して設けてあり、ディスク7の閉鎖
終期には前記突部32が凹部27に嵌合するようになっ
ている。
前記ハウジング21の前記仕切壁26の両側に導管33
.34が開口し、この導管33.34は流量調節弁35
の導管37,38に連通している。
なお、導管33,34,37,38等で第2流体制限通
路を構成する。
前記流量調節弁35は第6図に示すように、弁体36の
前記導管37,38を連通する連通孔39に通じる孔4
0が設けてあり、この孔40内に、ステム41に圧縮ス
プリング42により後退可能に取付けた弁子43が連通
孔39の開口縁部に形成した弁座39aに対向するよう
に位置している。
なお、前記スプリング42の撥力および弁子43と弁座
39aとの間隙調整は、ステム41を螺進させることに
より容易に調整することができる。
なお、前記室R3,R4には液体と気体とからなる気液
混合流体が存在する。
つぎに、前記構成からなる緩衝装置20の動作をディス
ク7の動作とともに説明する。
まず、逆流が生じて、チェック弁のディスク7が全開よ
り閉鎖方向に揺動し始めると、回動軸3゜3aの回動に
つれてロータ30は第3図の状態から時計回り方向に回
動する。
この場合、室R3内の気相Fbは、室R3の容積が減少
する一方、室R4の容積が増大するため、溝31を介し
て室R4に流入し、すなわち、流入抵抗が液体に比べて
小なるため、急速にディスク7は閉鎖方向に揺動する。
このようにして気相Fbが排出されると、液相Faの一
部は溝31により室R4へ、また、他は、開口から導管
33を経て流量調節弁35の弁子43でコントロールさ
れたうえ、室R4へ流入する。
そして、ロータ30の突部32が仕切壁26の凹部27
に嵌合する状態となれば、室R3は分割室R5,R6と
に2分割され、液相Faの大部分は分割室R6から流量
調節弁35を通過するため、予め設定された弁子開度に
応じてより確実にコントロールされた速度でディスク7
は弁座9に圧着することになる。
すなわち、ディスク7は閉鎖開始から終了に至るまで従
々に揺動速度を変化させて動作することになる。
なお、ディスク7の全閉状態では、第4図に示すように
、室R4の下部は液相F /上部は気相Fb’となって
いる。
つぎに、ディスク7が全閉状態から開放状態に作動する
場合は、前記とは逆に、ロータ30は第4図の状態から
反時計回り方向に回動し、まず、室R4の気相Fb’が
室R3に溝31を介して流入するとともに、液相Fa′
は開口から導管34、流量調節弁35、導管33を経て
室R3に流入するが、この場合、弁子43は流入液圧に
よってスプリング41の撥力に抗して後退するため流体
抵抗は少(、かつ、室R8の上部には気体が溝31を介
して流入するため全体として流体抵抗が少(なり、ディ
スク7はスムーズにコントロールされながら従来のもの
より急速に開放動作を行なう。
そして、弁閉終期には溝31をも液体が通過するため、
ディスク7はさらに速度を低下しつつストッパ12に激
突することな(開放する。
なお、前記したように、流量調節弁35はステム41の
突出量を調整することによりディスク7の開閉いずれの
場合にもその開口率を0〜100係とすることができる
ため、ディスク7の必要とする作動状態に応じて適宜調
整するものである。
特に、流量調節弁35を実施例に示す構成とすれば、チ
ェック弁の開閉いずれの場合にもその緩衝力を自在に設
定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用するスイング式チェック弁の断面
図、第2図は本発明にかかる緩衝装置の断面図、第3図
は第2図の■−■線断面図およびチェック弁の開放状態
の説明図、第4図は同閉鎖状態の説明図、第5図は調節
弁の取付は状態な示す正面図、第6図は調節弁の断面図
で、第7図は従来の緩衝装置の断面図である。 11・・・・・・スイング式チェック弁、2・・・・・
・弁箱、3゜3a・・・・・・回動軸、7・・・・・・
ディスク、9・・・・・・弁座、12・・・・・・スト
ッパ、21・・・・・・ハウジング、26・・・・・・
仕切壁、27・・・・・・凹部、30・・・・・・ロー
タ、32・・・・・・突部、33,34737,38・
・間溝管、35・・・・・・調節弁、39・・・・・・
連通孔、R3t R4・・曲回変流体室、R,R6・・
・・・・上下部分割室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スイング式チェック弁の弁箱に取付けたハウジング
    に、チェック弁の回動軸に取付けた回転体を位置させて
    、回転体の回動抵抗によりチェック弁の開閉を緩衝する
    スイング式チェック弁の緩衝装置において、ハウジング
    内に気液混合流体を内蔵し、該ハウジングに固定した半
    径方向の扇状断面の仕切壁と、前記回動軸に固定され、
    前記仕切壁より中心角の大きい扇状断面のロータとを対
    向する位置に設けてハウジングの上部と下部とに区画さ
    れた二つの可変流体室を形成するとともに。 チェック弁の閉動作終期に互いに嵌合して前記下部可変
    流体室を上部、下部分割室に分割形成する凹部な前記仕
    切壁の下部可変流体室側側面に、突部な前記ロータの下
    部可変流体室側側面にそれぞれ軸方向に貫通して設け、
    かつロータに前記上部分割室形成部分と上部可変流体室
    の上部を互いに連通ずる第1流体制限通路を設ける一方
    、仕切壁両側に前記下部分割室形成部分と上部可変流体
    室の下部を互いに連通ずるとともに、チェック弁の閉動
    作時に液体の流通量を制限する流量調整弁な備えた第2
    流体制限通路をそれぞれ設けたことを特徴とするスイン
    グ式チェック弁の緩1置。
JP54045692A 1979-04-13 1979-04-13 スイング式チエツク弁の緩衝装置 Expired JPS591907B2 (ja)

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JPS55155970A JPS55155970A (en) 1980-12-04
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