JPS59189352A - 正帯電性現像剤 - Google Patents

正帯電性現像剤

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JPS59189352A
JPS59189352A JP58063935A JP6393583A JPS59189352A JP S59189352 A JPS59189352 A JP S59189352A JP 58063935 A JP58063935 A JP 58063935A JP 6393583 A JP6393583 A JP 6393583A JP S59189352 A JPS59189352 A JP S59189352A
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silica powder
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末松 浩之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真・静電記録・静電印刷・等に於ける静
荷電像を現像するための現像剤に関する。
さらに詳しくは直接又は間接電子写真現1家方法に於い
て、均一に強く正電荷に帯電し、静電荷像を可視化して
、高品質な画像を与える電子写真用現像剤に関する。
従来、電子写真法としては米国特許第2,297,69
1号明細書等、多数の方法が知られているが、一般には
光導電性物質を利用し、種々の手段により感光体上に電
気的潜像を形成し、次いで該潜像を現像粉(以下トナー
と称す)を用いて現像し、必要に応じて紙等の転鋒材に
トナー画像を転写した後、加熱、圧力あるいは溶剤蒸気
などにより定着し複写物を得るものである。またトナー
画像を転写する工程を有する場合には1通常感光体上の
残余のトナーを除去するだめの工程が設けられる。
電気的潜像をトナーを用いて可視化する方法は、例えば
米国特許第2,874,063号明細書に記載されてい
る磁気ブラシ法、同2,618,552号明細書に記載
されているカスケード現像法及び同2,221..77
6号明細書に記載されている粉末雲法、米国特許第3、
909.258号明細書に記載されている導電性の磁性
トナーを用いる方法、特公昭41−9475号公報等に
記載されている種々の絶縁性の磁性トナーを用いる方法
などが知られている。
これらの現像法に適用するトナーとしては、従来、天然
あるいは合成樹脂中に染料、顔料を分散袋せた微粉末が
使用されている。例えば、ポリスチレンなどの結着樹脂
中に着色剤を分散させたものを1〜30μ程夏に微粉砕
した粒子がトナーとして用いられている。磁性トナーと
してはマグネタイトなどの磁性体粒子を含有せしめたも
のが用いられている。いわゆる二成分現像剤を用いる方
式の場合には、トナーは通常ガラスピーズ、鉄粉などの
キャリアー粒子と混合されて用いられる。
この様な乾式現像用トナーに用いられる正電荷制御剤と
しては、例えば一般にアミン化合物、第4級アンモニウ
ム化合物および有機染料特に塩基性染料とその塩である
。通常の正電荷制御剤は、ベンジルジメチル−ヘキサデ
シルアンモニウムクロライド、デシル−トリメチルアン
モニウムクロライド、ニグロシン塩基、ニグロシンヒド
ロクロライド、サフラニンγ及びクリスタルバイオレッ
ト等である。特にニグロシン塩基及び、ニグロシンヒド
ロクロライドがしばしば正電荷制御剤として用いられて
いる。これらは、通常熱可塑性樹脂に添加され、加熱溶
融分散し、これを微分砕して、必要に応じて適当な粒径
に調整され1史用される。
しかしながら、これらの電荷制御剤としての染料は、構
造が複雑で性質が一定していなく、安定性に乏しい。壕
だ、熱混練時の分解、機械的衝撃、摩擦、温湿度朱件の
変化、などにより分解又(d変質し、荷電制御性が、低
下する現象を生ずる。
従って、これらの染料を荷電制御剤として含有したトナ
ーを複写機に用い現像すると、複写回数の増大に従い、
染料が分解おるいは変質し、耐久中にトナーの劣化を引
き起こす。
又、これらの荷電制御剤としての染料は、熱可塑性樹脂
中に均一に分散する事が極めて困難であるため、粉砕し
て得られたトナー粒子間の摩擦帯電量に差異を生じると
いう致命的欠点を有している。このため、従来、これら
の染料の樹脂中への分散をより均一に行なうだめの種々
の方法が行なわれている。例えは、塩基性ニグロシン染
料は、熱可塑性樹脂との相溶性を向上さぜるために、高
級脂肪酸と造塩して用いられるが、しばしば未反応分の
脂肪酸あるいは、塩の分散生成物が、トナー表面に露出
して、キャリヤーあるいは、トナー担持体を汚染し、ト
ナーの流動性低下やカブリ、画像濃度の低下を引き起こ
す原因となっている。
あるいは、これらの染料の樹脂中への分散向上のために
、あらかじめ、染料粉末と樹脂粉末とを、機械的粉砕混
合してから、熱溶融混練する方法もとられているが、本
来の分散不良性は、回避する事ができず未だ実用上充分
な荷電の均一さけ得られていないのが現実である。
又、正荷電制御性の染料は、親水性のものが多く、これ
らの樹脂中への分散不良のために、溶融混線後粉砕した
際には、染料がトナー表面に露出する。高湿条件下での
該トナーの使用の際には、これら、染料が親水性である
がために良質な画像が得られないという欠点を有してい
る。
この様に、従来の正荷電制御性を有する染料をトナーに
用いた際には、トナー粒子間に於いて、あるいは、トナ
ーとキャリヤー間、トナーとスリーブのごときトナー担
持体間に於いて、トナー粒(5) 子表面に発生電荷量にバラツキを生じ、現像カブリ、ト
ナー飛散、キャリヤー汚染等の障害が発生する。またこ
れらは、複写枚数を多く重ねた際に特に顕著な現象とな
って現われ、実質上、複写機には適さない結果となる。
又、高湿条件下に於いては、トナー画像の転写効率が著
しく低下し、使用に耐えないものである。
又、常温常湿に於いてさえも、該トナーを長期保存した
際には、用いた正荷電制御性の染料の不安定性のために
、トナー凝集を起こし、使用不可能になる場合が多い。
又、正荷電制御性の現像剤を得る一方法と1〜て、特公
昭53−22447号明細書の提案がある。
゛これは、現像剤の構成成分として、アミノシランで処
理した金属酸化物粉末を含有させる方法であるが、本発
明者らがこの方法を詳細に検討したが、種々のアミノシ
ラン化合物を用いて、たとえばコロイドシリカ、アルミ
ナ、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、γ−フェライト
、酸化マグネシウムなどに処理をし、該明#I書に記載
されている実施(6) 例に従がって現像剤を得た場合、いずれの組み合せにお
いても、実用上充分な特性を示す現像剤は得られずいく
つかの欠点がある事が明らかになった。
即ち、多くの現像剤は、経続して潜像を忠実に再現する
のに好ましい特性を保持しえない。初めは望ましい性能
を示すものも、長期間の連続使用で初期の特性を保持せ
ず、使用に耐えないものになってしまう。即ち、カブリ
を生じ、線画の複写において、エツジ周辺のトナーの飛
び散りを生じ、又、画像濃度も低下する。
他の欠点としては、高温高湿度、及び低温低湿度の環境
条件下で、現像、転写を行なう際に、画像濃度の低下、
線画の飛び散り、白ヌケ、カブリなどを生ずる。この現
象は、現像工程、及び転写工程の両方において観察され
る。
他の欠点は、現像剤の長期の保存ができない事である。
即ち、現像剤の未使用状態が長く続くと初期の特性が低
下し、使用に耐えないものになってしまう。
即ち、本発明は、これらの欠点を有利に解決したもので
あり、その目的とするところは、トナー粒子間、寸たけ
トナーとキャリヤー間、−成分現像の場合のトナーと、
スリーブの如きトナー担持体との間の摩擦帯ML量が安
定で7)す、使用する現像システムに適した帯電量にコ
ントロールできる現像剤の提供にある。
さらに他の目的は、潜像に忠実な現像、及び転写を行な
わしめる現像剤、即ち、現像時のパックグラウンド領域
におけるトナーの付着すなわち、カブリや、潜像のエツ
ジ周辺へのトナーの飛び散りがなく、高い画像濃度が得
られ、ハーフトーンの再現性の良い現像剤の提供にある
さらに他の目的は、現像剤を長期にわたり連続使用した
際も、初期の特性を維持し、トナーの凝集や、帯電特性
の変化のない現像剤の提供にある。
σらに他の目的は、温度、湿度の変化に影響を受けない
安定した画像を再現する現像剤、特に高湿時及び低湿時
の転写時の飛び散漫や転写ぬけなどのない転写効率の高
い現像剤の提供にある。
さらに他の目的は、長期間の保存でも初期の特性を維持
する保存安定性の優れた現像剤の提供にある。
即ち、本発明者らは、上記の如き従来の正荷電性現像剤
にまつわる種々の問題点を解決し、均一に強く正電荷に
帯電し、負の静電荷像を可視化して、高品質な画像を与
える電子写真用現像剤を提供する事を目的として鋭意研
究せる結果、ケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸化によシ
生成ちれたシリカ微粉体であって、該シリカ微粉体が一
般式%式% (Rはアルコキシ基または塩素原子、mは1〜3の整数
、Yは窒素を含有する不飽和複素環又はその誘導体、n
は3〜1の整数)−4 で示されるシランカッブリング剤で処理されたシリカ微
粉体を現像剤に含有させれば優れた種々の特性を示す正
帯電性現像剤が得られる事を見出したものである。
ここで言うケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸化により生
成されたシリカ微粉体とは、いわゆる乾(9) 弐法シリカ、又はヒユームドシリカと称されるもので、
従来公知の技術によって製造されるものである。例えば
四塩化ケイ素ガスの酸水素焔中における熱分解酸化反応
を利用する方法であり、その基礎となる反応式は次の様
なものである。
5IC14+2H2+02→5IO2+4HC1又、こ
の製造工程において例えば、塩化アルミニウム又は、塩
化チタンなど他の金属ハロヶ゛ン化合物を、ケイ素ハロ
ダン化合物と共に用いる事によって、シリカと他の金属
酸化物の複合微粉体を得る事も可能であシ、それらも包
含する。その粒径は平均の一次粒径として0.001〜
2μの範囲内である事が望ましく、特に好ましくは、 
 0.002〜02μの範囲内のシリカ微粉体を使用す
るのが良い。
本発明に用いられるケイ素ハロダン化合物の蒸気相酸化
によシ生成されたシリカ微粉体としては、例えば、以下
の様な商品名で市販されているものがある。
(10) AERO8IL         130(日本アエロ
ジル社)200 00 80 T600 OX80 MOX]、70 0K84 Cab−0−8iL       M−5(CABOT
Co 、 )     MS −7社     MS 
−75 I(S−5 H−5 Wa c k e r )H)K       N 2
0(WACKER−CHEMIE GMBH社)15 20E 30 40 D−CFine  5ilica (ダウコーニングCo社) Fransol (Fransl1社) 従来、現像剤にケイ素ハロダン化合物の蒸気相酸化によ
り生成δれたシリカ微粉体を添加する例は公知である。
しかしながら、正荷電制御性を有する染料を含有した現
像剤でも、この様なシリカを添加すると帯電性が負に変
化してしまい、負の静電荷像を可視化するためには不適
当であった。
本発明者らは上記の現象について研究した結果、従来の
ケイ素ハロダン化合物の蒸気相酸化によシ生成されたシ
リカ微粉体は正荷電性現像剤の電荷を減じ、あるいは極
性を反転させる事を見出した。
さらに、摩擦帯電量が大きくかつ安定である現像剤を得
る目的で詳細な検討を行なうと、ケイ素ハロダン化合物
の蒸気相酸化により生成されたシリカ微粉体であって、
該シリカ微粉体が一般式%式% (Rはアルコキシ基または塩素原子、mは1〜3の整数
Yは窒素を含有する不飽和複素環又はその誘導体、nは
3〜1の整数) で示されるシランカッブリング剤で処理されたシリカ微
粉体を現像剤に含有させるのが有効である事を見い出し
た。
本発明で用いるシランカッブリング剤は1一般式 %式% (Rはアルコキシ基または塩素原子、mは1〜3の整数
、Yは窒素を含有する不飽和複素環又はその誘導体、h
は3〜1の整数) で示される化合物であり、窒素を含有する不飽和複素環
としては従来多くのものが知られておシ、(13) 又、誘導体としては、上記化合物群に炭化水素基、へロ
基アミン基の荷電制御性を妨り′るものでなければビニ
ル基、メルカプト基、メタクリル基、グリシドキシ基、
ウレイド基等、既知のものがすべて誘導でき、それらの
誘導体か使用でさる。
シリカ微粉体に対する該シランカッノ°リング剤の処理
量は0.1〜30 wt%、さらに好−fL<は0.5
〜20 wt%であることが望ましい。又、本発明に用
いるシリカ微粉体は、窒素を含有する不飽和複素環を有
しているだめ、疎水化に対してもすぐれた効果があるが
よシ一層の疎水化を計るため、前記したシランカッブリ
ング剤で処理した後、あるいはシランカップリング剤で
処理すると同時に(14) 有機ケイ素化合物で処理することも可能である。
その様な有機ケイ素化合物の例は、ヘギサメチル・ジシ
ラザン、トリメチルシラン、トリメチルクロルシラン、
トリメチルエトキシシラン、ジメチルジクロルシラン、
メチルトリクロルシラン、アリルジメチルクロルシラン
、アリルフェニル・シクロルシラン、ベンジルジメチル
クロルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラン、α
−クロルエチルトリクロルシラン、p−クロルエチルト
リクロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシラン、
クロルメチルジメチルクロルシラン、トリオルガノシリ
ルメルカノタン、例えばトリメチルシリルメルカノクン
、トリオルガノシリルアクリレート、例えば、ビニルジ
メチルアセトキシシラン、更K。
ジメチルエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、
ジフェニルジェトキシシラン、ヘキサメチルジシロキサ
ン、1.3−)ビニルテトラメチルジシロキサン、1,
3−ジフェニルテトラメチルジシロキサン、および、1
分子当#)2から12個のシロキサン単7位を有し末端
に位置する単位にそれぞれ1個宛のSlに結合した水酸
基を含有するジメチルポリシロキサンがある。これらは
1種あるいは2種以上の混合物で用いられる。シランカ
ップリング剤化合物と疎水化処理剤との好ましい重量の
比率は、15:85〜85:15であり、この比率を変
化させる事によって、該シリカ微粉体を含有した現像剤
の摩擦帯電量の値を希望の値にする事ができ、この比率
を認意に選択できる。又、用いる核シラ/カツノリング
剤及び疎水化処理剤の種類によっても異々る。該シラン
カップリング剤と疎水化処理剤の総量は、好ましくは、
シリカ微粉体に対して、0.1〜30 wt%、さらに
好ましくは0,5〜20 wt%であることが望ましい
また、これらの処理されたシリカ微粉体の適用量は現像
剤重量に対して、001〜20%の時に効果を発揮し、
特に好1しくけ0.1〜3%添加した際に優れた安定性
を有する正の帯電性を示す。
添加形態について好ましい態様を述べれば、現像剤重量
に対して0.01〜3重量%の処理されたシリカ微粉体
がトナー粒子表面に付着している状態にあるのが良い。
本発明のトナーの結着樹脂としては、ポリスチレン、ポ
リP−クロルスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチ
レン及びその置換体の単重合体、スチレン−P−クロル
スチレン共重合Lスチレンーグロピレン共重合体、スチ
レン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフ
タリン共重合体、 スチv y −アクリル酸メチル共
重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレ
ン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸
オクチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸メチル共
重合体、スチレン−メタアクリル酸エチル共重合体、ス
チレン−メタアクリル酸ブチル共重合体、スチレン−d
クロルメタアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アク
リロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテ
ル共重合体、スチレン−ビニルエチルエーテル共ti 
合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、 y、
 −y−vンーブタジエン共重合体、スチレンーイソゾ
レン共電合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン
共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、(17) スチレン−マレイン酸エステル共重合体などのスチレン
系共重合体、ポリメチルメタクリレート、ボリフゝチル
メタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウレ
タン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラー
ル、ポリアマイド、ポリアクリル酸樹脂、口・シン、変
性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は
脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化・ぐラ
フイン、パラフィンワックスなどが単独或いは混合して
使用できる。
又従来公知の正荷電制御剤を本発明に用いられる処理シ
リカ微粉体との組み合せで使用する事もできる。
例えば ペンノルジメチル−ヘキサデシルアンモニウムクロライ
ド、デシル−トリメチルアンモニウムクロゝライド、ニ
グロシン塩基、ニグロシンヒドロクロライド、サフラニ
ンγ及びクリスタルバイオレットなど種々の染料である
(18) 本発明のトナーにおいては、任意の適渦な顔料や染料か
着色剤として使用可能である。例えは、カーボンブラッ
ク、鉄黒、フタロシアニンブルー。
群青、キナクリドン、ベンジジンイーエローナト公知の
染顔料がある。
また本発明のトナーを磁性トナーとして用いるために、
磁性粉を含有せしめても良い。このような磁性粉として
は、磁場の中に置かれて磁化される物質が用いられ、鉄
、コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末もしくは
マグネタイト、ヘマタイト、フェライトなどの合金や化
合物がある。
この磁性粉の含有量はトナー重量に対して15〜70重
量%である。以上のトナー構成をマイクロカブセルトナ
ーにおいて壁材、芯材、あるいはその両方に担持させる
ことも可能である。
さらに本発明のトナーは必要に応じて鉄粉、ガラスピー
ズ、ニッケル粉、フェライト粉などのキャリアー粒子と
混合されて、電気的潜像の現像剤として用いられる。本
発明の現像剤は種々の現像方法に適用されうる。例えば
、磁気ブラシ現像方法、カスケード現像方法、米国特許
第3,909,258号明細書に記載された導電性磁性
トナーを用いる方法、特開昭53−31136号公報に
記載された高抵抗磁性トナーを用いる方法、特開昭54
−42141号公報、同55−1.8656号公報。
同54−43027号公報などに記載された方法。
ファーブラシ現像方法、・母つダークラウド法、インプ
レッション現像法などがある。
又、スリーブ等の現像剤担持体に現像剤を保持させる場
合には、磁力、クーロン力、静電気力、影像力、機械的
な力等を利用することが可能である。
この様にして構成された正荷電性現像剤の第1の特性は
、電子写真用現像剤として用いられた場合、トナー粒子
間、またはトナーとキャリヤー間、−成分現像の場合の
トナーと、スリーブの如きトナー担持体との間の摩擦帯
電量が安定でかつ使用する現像システムに適した帯電量
にコントロールできるために、従来充分には解決できな
かった現像カブリや潜像のエラ・ゾ周辺へのトナーの飛
び散りがなく、高い画像濃度が得られ、ノ・−フトーン
の再現性が良い事にある。
さらに、現像剤を長期にわたシ連続使用した際も初期の
特性を維持し、高品質な画像を長期間使用できる事にあ
る。
さらにいくつかの実用上重要な特性がある。その一つは
、高温高湿度の環境条件の使用において、現像剤の摩擦
帯電量安定で常温常湿度のそれとほとんど変化しないた
め、カブリや、画像濃度の低下や潜像に忠実な現像を行
なえる事にあり、さらには、転写効率の優れている事に
ある。
また、低温低湿度条件の使用においても摩擦帯電量は常
温常湿度のそれとほとんど変化がなく、帯電量のきわめ
て大きい現像剤成分の生成がないため画像濃度の低下や
カブリもなく、ガサツキや転写の際の飛び散シもほとん
どないというおどろくべき特性がある。
他の特徴は、長期間の保存でも初期の特性を維持する保
存安定性の優れた点にある。
さらに他の特徴は、従来の正に荷電制御する色(21) 素・染料は、その分散性不良のためから用いる結着樹脂
との間に選択性があり、どの樹脂との組み合せも可能と
いう事はなかったが、本発明に用いられるシリカ微粉体
と樹脂との間には選択性がなく、いかなる樹脂とも組み
合せる事かでき、応用可能なトナーの構成が広く選択で
きる事にある。
たとえば、熱定着用トナーの他に、圧力定着性トナーカ
プセルトナーに用いる事ができる。
特に、本発明に用いられる処理されたシリカ微粉体をト
ナー粒子表面に付着させた場合にはトナー表面の空間電
荷調整をトナー表面に存在する該シリカ微粉体粒子が主
として行なうためこの効果は顕著である。
以上本発明の基本的な構成と特色について述べたが以下
実施例にもとついて具体的に本発明の現像剤についてそ
の方法とともに説明する。しかしながら、これによって
本発明の実施の態様がなんら限定されるものではない。
実施例中の部数は重量部である。
(22) 実施例1 スチレン−n−ブチルメタクリレート 100部鋼フタ
ロシアニン          10部ニグロシン  
          2部上記材料をブレンダーでよく
混合しだ後150℃に熱した2本ロールで混練した。混
練物を自然放冷後、カッターミルで粗粉砕した後、ジェ
ット気流を用いた微粉砕機を用いて粉砕し7、さらに風
力分級機を用いて分級して粒径5〜20μの微粉体を得
た。
次にシリカ微粉体アエロジル200(日本アエロジル社
製)を70℃に加熱した密閉型ヘンシェルミキサー中に
入れ、シリカに対してシランカップリング剤が3.0重
量パーセントの処理量となる様にアルコールで希釈した
N−(トリメトキシシリルグロビル)イミダゾール を滴下しながら高速で攪拌した。得られた微粉体を12
0℃にて乾燥した。
該処理シリカ微粉体を上記微粉体に対し、08重重合加
えヘンシェルミキサーで混合したもの5部に、粒径50
〜80μの鉄粉キャリヤー100部加え混合して現像剤
を得た。
次いでopc感光体上に従来公知の電子写真法により、
負の静電荷像を形成し、とれを上記の現像剤を用い磁気
ブラシ法で粉体現像してトナー画像を作シ、普通紙に転
写し加熱定着させた。得られた転写画像は画像反射濃度
が、130と充分高く、かぶりも全くなく、1面像周辺
のトナー飛び散シがなく解像力の高い良好な画像が得ら
れた。上記現像剤を用いて連続して転写画像を作成し、
耐久性を調べたが、20000枚後の転写画像も初期の
画像と比較して、全く、そん色のない画像であった。
1だ、環境条件を35℃、85 % RHの温度湿度に
したところ画像濃度は1.26と常温常湿とほとんど変
化のない値であり、かぶりや飛び散シもなく鮮明な画像
が得られ耐久性も30000枚までほとんど変化なかっ
た。次に10℃10%RHの低温低湿度において転写画
像を得たところ、画像濃度は148と高く、ベタ黒も極
めて滑らかに現像転写され飛び散シや中抜けのない優秀
な画像であった。この環境条件で耐久を行なったが、連
続、及び開けってコピーしたかやは、!1)30000
枚まで濃度変動は±0.2と実用上充分でβった。
比較例1 アエロジル200をシランカッブリング剤で処理しない
他は実施例1と同様にして現像剤を得、現像・転写を行
なったが、反転した画像が得られたのみであり、負の帯
電性を示した。
実施例2 シランカップリング剤として(トリメトキシシリル)グ
アナミン、 を用いた以外は実施例1と同様に行なったところ、はぼ
同様の好適な結果が得られた。
(25) 実施例3 シランカップリング剤としてフタロシアナトジクロロシ
ラン を用いた以外は実施例1と同様に行なったところ、はぼ
同様の好適な結果が得られた。
実施例4 実施例1で得られた処理シリカ微粉体を再びヘンシェル
ミキサー中に入れ、攪拌しながら該シリカに対してゾメ
チルノクロルシランが2.0重量%となる様に噴霧した
。室温で2時間高速攪拌し、さらに80℃で24時間攪
拌し、ついでミキサーを大気圧まで開放した。この混合
物をさらに低速にて大気圧で60℃5時間乾燥した。
得られた処理シリカ微粉体を実施例1と同様に(26) トナー微粉体と混合したところ、良好な結果が得られ、
特に35℃、85%R1(の環境下でも反射画像濃度は
まったく落ちなかった。
(27)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ケイ素ハロダン化合物の蒸気相酸化によシ生成されたシ
    リカ微粉本であって、該シリカ微粉体が下記の一般式で
    示されるシランカップリング剤で処理されたシリカ微粉
    体を含有する事を特徴とする正帯電性現像剤 RmS 1Yn (Rはアルコキシ基または@累原子、mは1〜3の整数
    、Yは窒素を含有する不飽和複素環又はその誘導体、n
    は3〜1の整数)
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US06/929,495 US4680245A (en) 1983-04-12 1986-11-12 Electrophotographic positively chargeable developer containing silica treated with a nitrogen containing silane coupling agent and method of developing

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61277965A (ja) * 1985-06-03 1986-12-08 Canon Inc 正荷電性現像剤
JPS61279865A (ja) * 1985-06-06 1986-12-10 Canon Inc 正帯電性現像剤
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US8241827B2 (en) 2006-12-21 2012-08-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Electrostatic image developing toner

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