JPS59189223A

JPS59189223A - 高周波加熱装置

Info

Publication number: JPS59189223A
Application number: JP6150784A
Authority: JP
Inventors: Ryusuke Matsumura; 松村　隆介
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-03-28
Filing date: 1984-03-28
Publication date: 1984-10-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はセンサーを用いて加熱調理の状態を検２−！　
／知して自動的に調理機能の動作をコントロールする、所
謂マイコン付電子レンジにおいて、センサ一部は常に汚
れていない状態にしておかねば検知性前が低下する為、
マイコンによる動作については第６図にも示した様にセ
ンサーに付属したヒーターで４１５０〜５１５ｏ’Ｃま
で熱して素子の表面に付着した不純物を焼き切る様なプ
ログラムにしている。この必要性についてはセンサーの
基本要件である被加熱物の出来具合いを検知する目的か
ら、センサーは被加熱物の近傍、あるいは庫内の熱気を
排気するダクトの途中に設けられていて、使用時に汚れ
易いところに位置している。従って一度使用すると少な
からず被加熱物から蒸気が発生し、その蒸気には被加熱
物に含まれている油滴、塩分等の不純物が付着し、セン
サ一部を通過して外部へ排出されているのである。その
様な状況において、従来使用しているモータ一式あるい
はゼンマイ式のタイマーを併設したタイプにあっては、
タイマーを使用した場合にもセンサ一部はクリーニング
し々ければならない。それは先にも述べた様３ベア゛に、一度使用すると少なからず蒸気と共に不純物が排出
されてセンサーに影響を力えるからである。

ただ１〜２度タイマーで使用した直後に゛′自自動。

で使用すると、プログラムにより焼き切ってクリーニン
グしてしまうのであるが、タイマーで使用する頻度が多
く、″自動“による使用回数が少なかったり、タイマー
で使用した後、長時間使用しないと素子表面にこびり付
いた不純物が一回の“′自動パ使用で汚れを取り除くこ
とは大変難しくなって来る。

そこで本発明では、センサー付マイコン電子レンジにタ
イマーを併設するタイプについてもクリーニング回路を
動作させてセンサー機能を低下させない様にしたことを
特長としたものである。従来タイマーの併設についての
背景は後述するがセンサーで検知出来ない様々使い方が
ある。例えば離乳食の場合、発生する絶対蒸気量が少な
く検知するまでに至らないとか、酒の燗は蒸気が出る程
加熱しては飲むことが出来がい。又冷凍食品の解凍につ
いては蒸気が出ない等、全ての食品を″自動゛で済捷せ
ることが出来々い現状にある。

センザー付自動電子レンジでマイコンを搭載したものに
ついては、蛍光表示管を設け、タイマー設定についても
マイコンの機能を活用した操作になっており、従来のタ
イマーを併設したものはない。

しかし外から本発明は、マイコンの中枢とも言うべきＬ
ＳＩの記憶容量を小さくし、旧つ蛍光表示管を使わ々い
てコストダウンを図ると言うところに目的がある。現在
の蛍光表示管への需要増大から部品供給が困難なことと
、タイマーと比べて価格は同等であシ、トータルコスト
として高くつく。以下本発明の一実施例について添付図
面とともに説明する。

第１図は全体の正面図で、１は外かく、２は扉で、開扉
するときはノ・ンドル３を握シボタン４を押すと内部の
ロックが解除し、手前に・・ンドル３を引くと開扉する
。５はタイマーツマミで時間設定と、自動との切換スイ
ッチを兼用し第２図にその拡大図を示している。

次に作動ボタン６を押すと作動ランプ７が点灯５　そ　
、゛し、作動中であることを表示する。

パ自動″の場合、被加熱物の材質、仕上り状態等に違い
がある為、条件に応じたプログラムに予め設定し、使用
者は被加熱物によシブログラムを選択するだめの選択ス
イッチ８を設け、その操作に対応する様に表示ランプ９
がある。

第２図は前述の様にタイマーツマミ部を拡大した図であ
る。タイマーツマミ６には、設定状態を明らかにする為
指針６ａを設けている。次にタイマーツマミ６の周囲の
表示について説明すると、１〜１６は時間目盛で、一般
的には１分、２分・・・・・・１６分となり、“切゛′
はタイマーが停止し、内蔵スイッチが動作する位置であ
る。又、パ切“′点の反時計廻シ側に“自動゛とあるの
は、このタイマーが“自動゛′と″手動″の切換を兼用
している為で、タイマーの構造は第６図に示しである。

これらの表示は操作用パネルとして固定されており、タ
イマーツマミ６とは一定の間隔を保ちつつ、同ツマミは
時間設定においては時計廻り方向に回転させる。

６　＜　ノ第３図は第２図を裏面から見た図で一部を断面にしてい
る。

タイマーツマミ６の中心部にＣ：、タイマーの主軸を挿
入する為の穴５ｂと、回転の際の廻り止めの為の溝６Ｃ
が設けられている。操作パネルの構造部材１０を一部断
面図化した部分を説明すると、付設した信号スイッチ１
１とそれのアクチェーター１２はタイマーツマミ６の外
周部に接していて、時計廻り方向にタイマーツマミ５が
復帰して行く過程でヘコミ部１３にさしかかった時、ア
クチェーター１２が落ち込んで信号スイッチ１１が作動
する構成に々っている。

第４図はタイマーツマミ６の部品図であり、樹脂を用い
成型で製作する。

第６図はタイマーの部品図で人は上面図、Ｂは正面図で
一部を断面図にしている。モーター１４による回転は数
段の減速ギアを経た後、主軸１６に伝達され、カム１６
はその主軸１６に固着されている。手動、自動切換カム
１７も同様固着され、第２図での゛自動゛に指針６１Ｌ
を合わせたとき、７ペ・手動、自動切換スイッチ１８が作動する様に構成されて
いる。廻り止めピン１９は主軸１５に打ぢ込まれタイマ
ーツマミ５のすべり止めの働きをし、電源回路用接点板
２０は本体の電源スィッチの役割をしているもので、第
２図中″“切゛になった時作動を停止する為の接点であ
る。

第６図は湿度センサーを用いた自動調理のタイミングチ
ャートを示したものである。上段人は本体の作動状態を
示したもので、スタートしてから一定時間は低出力で作
動し、その間に下段Ｃで示したクリーニング回路が動作
して、検知素子をクリーニングする。低出力で一定時間
作動するのはその為で、中段Ｂに示した検知素子部の相
対湿度の変化状況をみた時、ヒーターで急激に熱せられ
（Ａ点）その後、素子のサーミスタ特性により一旦低下
（Ｂ点）し、次いで実際の相対湿度に応じたレベルに回
復（０点）する。すなわち、その段階で検知状態が良好
となり、いつ蒸気が出ても検知して作動を停止すること
が出来る。

次に第７図、第８図に基づき回路動作を説明する。ＡＣ
電源２１から電流ヒユーズ２２を経てタイマー接点２３
ａ　、２３ｂに電流が流れる。タイマー接点２３ａ、２
３ｂけメインスイッチとしての働きを持っていて、今、
時間設定をするとタイマー接点２３ａ　、２３ｂが閉じ
、庫内灯２４を点灯させ電子制御回路２５の低圧トラン
ス２６の一次側に印加される。庫内灯２４は加熱庫内の
照明を目的としており、庫内に置いた被加熱物の状態を
見るときに見易くしている。次に被加熱物を加熱庫内に
入れるとき、第１図で示した扉２を開けると第一のドア
スイッチ２７及び電子制御回路２５で扉２の開閉状態を
把握する為の、ドアー信号スイッチ２８、それに第２の
ドアースイッチ２９の接点が開放にカリ、代わりにそれ
らスイッチの接点に異常が生じた時、電波洩れの防止を
図る為モニタースイッチ３ｏの接点が閉じる。被加熱物
を入れ再び扉２を閉じるとそれぞれの接点は第７図に示
した回路状態になる。作動ボタン６を押すと９ペソ点が閉じる。作動スイッチ３１には先の第一のドアース
イッチ２７のドアー信号スイッチ２８同様で作動信号ス
イッチ３３も同時に接点が閉じる。

尚パワーリレー３２が作動すると接点は自己保持される
ため、作動スイッチ３１及び作動信号スイッチ３３の接
点は開放される。

ハｒ）　　ＩＪ１７　３２が動作するとタイマーモータ
ー３４．マグネトロン３５をはじめ他の部品を冷却する
ためのファンモーター３６１作動状態を示す作動ランプ
３７．二次側に高圧を発生させる高圧トランス３８があ
る。高圧トランス３８の二次側にはマグネトロン３６の
ヒーター用端子と、高圧供給の為の高圧端子がある。高
圧回路はコンデンサ３９とダイオード４ｏにより半波倍
電圧整流によシマグネトロン３６に高圧が印加され内蔵
の永久磁石により発振される。所定の時間が経過すると
タイマーモーター３４によりタイマー接点２３＆　、２
３ｂが開放して作動が停止する。

次にセンサ一部の働きについて説明すると、ヒータート
ランス４１がクリーニング装置のヒータ１ｏ　・　− 一電源でパ自動”′の場合はマイコンによりセンサー（
７）ヒーター４２の動作をコントロールスルカ、“′手
動”″の場合は実施の具体例にもあるようにタイマーツ
マミに付設したクリーニング用スイッチ４３をヒーター
トランス４１の二次側とヒーター４２の間で直接オン、
オフさせる様々構成にしてる。センサーの構造では検知
素子４４の周囲にヒーター４２がありアンカー４６によ
って支えられている。

上記部分が排気ダクトあるいはそれに類して、被加熱物
の状態がキャッチ出来る場所に設けられている。アンカ
ー４６はガイシ等の絶縁物で出来た固定板４６に固着さ
れ、更に本体シャーシーに取付ける為の取付板４７に取
付けられている。

以上の説明から明らか力ように検知素子４４が安定状態
に彦るまでに蒸気が出てしまっては、湿度変化を検知す
ることが出来なくなってしまうので、蒸気が出ない様に
低出力で作動し、安定状態になった時点から高出力に切
換わる様になっている。そして中段Ｂの０点以降は、加
熱室内の温度１１−＜−’、’ が徐々に上昇してゆくところから相対湿度は下がってゆ
き、ある段階で蒸気が発生すると、素子部の相対湿度が
急激に変化し、その変化をマイコンで読み取シ、再びク
リーニング回路が作動して加熱調理機能の作動が停止す
る。

上記動作のうち、クリーニング回路の動作については、
予めマイコンのプログラム設計において考慮し、盛り込
んでおくため比較的容易に出来るが、本考案ではこのク
リーニング回路の動作をタイマーの動作においても同様
の働きをさせるようにしたものである。

以上説明したように本発明は自動とタイマーが共存する
タイプにおいて、かつセンサーによす自動化を図ろうと
するものについて、汚れをとると云う性能を確保するも
のであシ、次のような効果が期待出来る。

（１）小記憶容量のＬＳＩで自動化が可能となる。

（２）　　蛍光表示管が不用であるので、周辺回路及び
部品が不用となシ大巾なコストダウンが図れる。

（３）　　タイマーは従来品が使用出来るため、部品の
共用化が図れ、部品管理２部品の供給等が安定する。

（４）　　タイマーツマミは製品毎に意匠との関係から
変わることが多く、製品毎における動作条件の変更にも
対応が容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す高周波力１熱装置の本
体正面図、第２図は同要部のタイマーツマミ部の拡大図
、第３図は同タイマ一部を裏面から見た一部切欠図、第
４図Ａはタイマーツマミの正−面図、Ｂは同半裁側断面
図、Ｃは同背面図、Ｄは同要部の上面図、第５図Ａはタ
イマー装置の上面図、Ｂは同一部を切欠いて示した背面
図、第６図ＡＢＣは同高周波加熱装置の動作を説明する
図、第７図は同高周波加熱装置の電気回路図、第８図は
同要部の検知素子の側視図である。６・・・・・・タイマツマミ、６・・・・・・作動ボタ
ン、計・・・・・選択スイッチ、１１・・・・・・信号
スイッチ、１４・・・・・・モータ、１６・・・・・・
主軸、１６・・・・・・カム、１７・・・・・・手動、
自動切換カム、１８・・・・・・手動、自動切換１３ｔ
ｐ、　　ブカム、４２・・・・・・ヒータ、４４・・・・・・検知
素子。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第２図第３図第４図６　　　　　　　　　　　　　６　　　　　　　　　　
　　　　　　Ｃ第５図第６図仁　　　　　　　　　知第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）加熱室と、この加熱室内に高周波エネルギーを供
給する高周波発生器と、調理時間を制御するタイマ装置
と、調理物から発生する蒸気をセンサーで検出して調理
の出来上シを制御する自動調理装置と、上記センサーに
付着する不純物を焼き切るクリーニング装置とを有し、
タイマ装置、自動調理装置のいずれを使用する場合にも
調理開始時に一定時間だけクリーニング装置を作動させ
ることを特徴とする高周波加熱装置。
（２）　　タイマ装置による調理において、調理時間の
設定時又は調理動作完了前にセンサーの汚れを除去する
クリーニング装置を動作させることを特徴とする特許請
求の範囲第１項に記載の高周波加熱装置。