JP3236947B2 - 調理器の庫内温度表示装置 - Google Patents

調理器の庫内温度表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理器に設けら
れ、焼成時間と庫内温度とを表示する表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、調理器では焼成時間と調理器の庫
内温度とを表示する必要があり、焼成時間を表示する専
用の表示部と庫内温度を表示する専用の表示部とを各々
個別に設けて焼成時間と庫内温度とを同時に表示するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の調理器では
焼成時間表示用と庫内温度表示用との2個の表示部を設
けなくてはならないため、コストが高くなる。そこで、
表示部を1個に限定して設けて、焼成時間と庫内温度と
を該1個の表示部にて選択的に表示させることが考えら
れる。尚、この場合には、焼成調理が開始されると、庫
内温度よりも焼成時間を表示させるほうが望ましい。そ
のため焼成調理が開始されると表示部には焼成時間を表
示させるように設定することになる。ところがこのよう
に設定すると、焼成調理が開始された後に庫内温度を知
りたい場合が生じても庫内温度を知ることができないと
いう不具合が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記不具合を解
消すべく、調理器に設けられ、焼成時間と庫内温度とを
表示する表示装置であって、調理温度を設定する温度設
定部を有すると共に、上記焼成時間と庫内温度とを選択
的に表示する1個の表示部と庫内温度表示スイッチとを
設け、焼成時間を表示中に庫内温度表示スイッチを操作
すると表示を庫内温度表示に切り替え、庫内温度を表示
した後もとの焼成時間表示に戻すものにおいて、上記温
度設定部は1度を超える温度範囲刻みで調理温度を設定
するように構成し、複数の調理温度のそれぞれについて
設定されている加熱中断のためのオフ温度と実際の庫内
温度とを比較し、実際の庫内温度がいずれかの調理温度
について設定されたオフ温度以上になった後、当該調理
温度より1段階高温の調理温度について設定されたオフ
温度と1段階低温の調理温度について設定されたオフ温
度との間の温度範囲に実際の庫内温度が入っている間、
当該温度を上記庫内温度表示として表示部に表示させる
ことを特徴とする。
【0005】表示部の表示が焼成時間を表示している場
合でも、庫内温度表示スイッチを操作することにより庫
内温度を表示することができる。但し、一旦庫内温度を
表示し庫内温度が何度であるかを確認した後はそれ以上
庫内温度表示を継続する必要がないので、庫内温度表示
後は焼成時間表示に戻すようにした。
【0006】尚、焼成温度をセットする際には必ずしも
1度刻みに温度設定する必要性はなく、逆に1度刻みで
温度設定できるようにすると却って設定しづらくなる。
そこで、予め複数の温度を設定しておき、焼成温度を設
定する際には複数の温度の内からいずれかを選んで設定
するようにした。一方、庫内温度を表示する際には実際
の庫内温度そのものを表示させるよりも、該複数の温度
の内から実際の庫内温度に対応する温度を選んで上記庫
内温度表示として表示部に表示させることにより使い勝
手が良くなる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1はビルトイン
式の調理器であり、ガステーブルGTと共に調理場のカ
ウンタ内にはめ込まれて設置されている。該調理器1に
は調理物が格納される調理器庫11が備えられ、操作部
2により設定した内容の加熱調理を行なうものである。
ところで、該調理器1はガスの炎により加熱する焼成調
理を行なう機能と共に、マグネトロンにより高周波の電
磁波を発生させ調理物の温度を上げる、いわゆる電子レ
ンジとしての機能を備えている。そして、ガスによる焼
成調理と電磁波による加熱調理とのいずれか一方の単独
運転及び双方同時運転を選択して行なうことができるよ
うに構成されている。
【0008】図2に示すように、上記操作部2は調理器
1内の作動を制御する制御部3に接続されている。ガス
の炎による焼成調理を行なう場合には、電磁弁1a・1
bを開弁し、点火器1cを作動させてバーナに点火す
る。点火されたことはフレームロッド1dにより検知す
る。バーナへの点火が行なわれると庫内循環ファン1e
を作動させ調理器庫11内の熱気を循環させると共に、
ターンテーブルモータ1fを作動させ、調理器庫11内
の調理物を回転させ均一に加熱する。また、調理器庫1
1内の温度をサーミスタ1gにより検知し、設定された
温度を維持するように上記電磁弁1a・1bを開閉制御
する。また、該調理器1は上記のごとく電子レンジとし
ての機能を有するため、図外のマグネトロンとマグネト
ロンに高電圧を供給するための高圧コンデンサとを備え
ている。マグネトロンはスイッチ2dによってオン/オ
フのデューティを切り替えることにより出力を強弱2段
に切り換えるようにしている。尚、マグネトロンの作動
及び停止はリレー1iによって制御される。
【0009】上記のごとく、ガスによる焼成調理と電磁
波による加熱調理とを行なうことのできる調理器1の操
作部2は図3(a)に示すようになっている。ガスによ
る焼成調理を単独で行う場合にはスイッチ2aを押し、
ガスと電磁波とによる調理を同時に行う場合にはスイッ
チ2bを押す。また、微弱出力の電磁波により解凍を行
なう場合にはスイッチ2cを押し、高出力または低出力
の電磁波で加熱調理を単独で行う場合にはスイッチ2d
を押す。そして、上記いずれかのスイッチ2a〜2dを
押して調理モードを選択した後、スタートスイッチ2e
を押して調理を開始する。尚、スイッチ2fは取り消し
スイッチである。また、21は7セグメントの表示管で
あり、調理を行なわない時は時刻を表示しているが(時
計モード)、ガスによる焼成調理を行なう際に温度設定
操作部であるエンコーダに取り付けられた温度調節つま
み22により温度設定が行なわれると設定温度を表示
し、また、時間設定操作部(本実施形態ではエンコー
ダ)に取り付けられた焼成時間を設定するつまみ23を
操作すると焼成時間である設定時間や同じく焼成時間で
ある調理終了までの残り時間を表示するものである。
尚、つまみ23は設定時間合わせ機能と重量設定機能と
を有しており、解凍モードが選択された場合には重量設
定用のつまみとして機能し、その他のモードが選択され
た場合には設定時間合わせ用のつまみとして機能する。
尚、スイッチ2gは時計合わせ用のスイッチである。上
記各スイッチに対応してスイッチ素子が基板に取り付け
られており、基板を可撓性を有する樹脂シートで覆い、
樹脂シートの上からスイッチを押すとスイッチ素子がオ
ンするようにしている。ところで、本実施形態では図4
に示すように、つまみ22の円筒部外周面にマーク22
Mを付し、操作部2の樹脂シートの表面に印したゲージ
2Gにより設定温度のおよその値を常時知ることができ
るようにした。
【0010】ところで、上記調理器1はビルトイン式で
あったが、調理器はシステムキッチン等に組み込まず単
独で使用する場合があり、その場合には上記ビルトイン
式の調理器1と内部構造は同じでも表面のデザインを変
更し、操作部の形状が上記操作部2とは異なるものとす
る。また、電磁波による加熱調理機能を必ずしも備えて
いる必要はなく、ガスによる焼成調理のみを行なう調理
器も市場において要求される。このようなガスによる焼
成調理のみを行なう調理器の操作部は例えば図3(b)
に示すものとなり、このものでは焼成調理のスタートは
スイッチ2hで行ない、予熱はスイッチ2iで行ない、
取り消しはスイッチ2jで行なう。一般に制御部3はC
PU等を搭載しているため高価である。そこで、調理器
の機種に応じて操作部のみを交換するようにすれば良
い。但し、機種毎の操作部を各々まったくの専用品とし
て設計するとコストが高くなる。そこで、図3(a)に
示す操作部を設計し、図3(b)に示す機種の場合には
使用しないスイッチや発光ダイオード(LED)を基板
に取り付けないようにして、その上から機種ごとに専用
の樹脂シートで覆うようにすれば基板のパターンが汎用
化し設計工数を少なくすることができる。但し、図3
(a)(b)の両者を比較すると、スイッチ2b・2c
・2dと2j・2h・2iとは同じものを共用すること
になるが、制御部3は実際に接続されている操作部が図
3(a)に示すものか図3(b)に示すものかを判断し
なければ正常な制御を行なえない。
【0011】そこで、図5に示すように、基板2′の各
スイッチSW(上記2a〜2jに対応する)が取り付け
られているマトリクスにライン2Lを追加し、マトリク
スとライン2Lとの4か所の交点にダイオードD1〜D
4を各々取り付け得るようにし、機種毎にダイオードD
1〜D4の取り付けパターン(取り付け箇所や取り付け
個数)を変えるようにした。4個のダイオードD1〜D
4の取り付けパターンは16通りあり、制御部3はダイ
オードD1〜D4の取り付けパターンを読み込んで接続
されている操作部が16種類の操作部の内のどの機種の
ものかを検知することができる。そして、接続されてい
る操作部がどの機種のものかがわかれば予め記憶されて
いる、どのスイッチが押された時にどのような制御を行
なうかという割り付けデータに基づいて制御を行なう。
尚、該ダイオードD1〜D4に代えてジャンパ線を用い
てもよい。
【0012】ところで、温度設定を行なうつまみ22は
基板2′に取り付けられたエンコーダ22Eを回すため
のものであるが、上述のごとく、設定温度をバー状の表
示管等で表示するようにすればつまみ22は何回転して
もよいが、本実施形態のようにつまみ22のマーク22
Mと樹脂シートに表したゲージ2Gとでおよその設定温
度がわかるようにする場合にはエンコーダ22Eが36
0度以上回転しないようにする必要がある。そこで、つ
まみ22の内側に2枚の板片22Fを形成すると共に、
エンコーダ22Eの近傍にストッパ爪2Sを立設し、つ
まみ22を回動する際に板片22Fがストッパ爪2Sに
当接して、つまみ22が360度(本実施形態では26
0度)以上回動しないようにしている。また、何らかの
原因でつまみ22が設定角度以上に回動した場合には直
ちに設定温度を最低温度に切り替え(エラーモード)、
更に3秒以上経過しても設定角度範囲に戻らない場合に
は所定のエラー表示(エラーコードの表示及びブザーの
鳴動)を行なって作動を停止させる。尚、3秒経過前に
エンコーダ22Eの回動位置が正常範囲内に戻ればエラ
ーモードを解除して元の制御を継続する。
【0013】ところで、操作部2の表面に静電気が帯電
することがあり、該静電気がエンコーダ22Eにスパー
ク放電すると基板2′から制御部3へと静電気の影響が
及んで制御に悪影響を及ぼすおそれがある。そこで、エ
ンコーダ22Eの基部を囲む円筒壁2Wを、基板2′を
保持すると共に樹脂シートで隠される枠体2Fに一体
に、板片22Fに干渉しない高さで形成した。このよう
に円筒壁2Wを形成すると、操作部表面からつまみ22
をくぐって侵入した静電気は円筒壁2Wの外周面に沿っ
て一旦登らなくてはエンコーダ22Eの基部にスパーク
できないため操作部表面とエンコーダ22Eの基部との
間の沿面距離を長くすることができ、エンコーダ22E
へのスパーク放電を防止することができる。
【0014】次に、図3(a)に示す操作部を備えた調
理器1の作動の一例としてガスによる焼成調理を単独で
行う場合の操作手順を図7を参照して説明する。まず、
スイッチ2aを1回押すとつまみ22による焼成温度の
入力待ち状態(A)になり、2回押すと同じくつまみ2
2による予熱温度の入力待ち状態(G)になり、更にス
イッチ2aを押す毎にAとGとの間で交互に切り替わ
る。例えばAの状態でつまみ22を回して温度を設定す
るかそのまま3秒間操作を行なわないとBに進みつまみ
23によるタイマ入力待機状態になる。タイマ入力がさ
れるとCのスタート待機状態になるが、Aの状態からつ
まみ23を操作して直接Cのスタート待機状態に移行す
ることができる。一方、Gの状態からつまみ22で予熱
温度を設定するか3秒経過するとHに移行してつまみ2
3による予熱タイマ入力待機状態になり、つまみ23に
よりタイマ入力されるとIの予熱スタート待機状態にな
る。また、Gの状態からつまみ23によるタイマ入力に
より直接Iに移行することができる。尚、BとHとの間
及びCとIとの間はAとGとの間と同じくスイッチ2a
を押すごとに相互に切り換えることができる。そして、
Cの状態からスタートスイッチ2eを押すとDに移行し
てガスによる焼成調理が始まる。該焼成調理中に調理器
庫11の扉が開けられるとFに移行して焼成調理は中断
されるが、扉を閉め再度スタートスイッチ2eを押すと
Dに戻り残り時間焼成調理を続ける。そして、タイマセ
ットした時間が経過するとEに移行して調理を終了し、
表示管21は時計モードに移行して時刻を表示する。ま
た、Iの状態からスタートスイッチ2eを押すとJに移
行して予熱運転を開始するが、予熱運転は必ずしも予熱
タイマが設定されていなくてもよいので、GやHの状態
からスタートスイッチ2eを押してもJに移行して予熱
運転を開始する。ここで、調理物を調理器庫11内に入
れるべく扉を開けるとMに移行して焼成調理用のタイマ
入力待ち状態になり、タイマセットされるとFに移行す
る。そして扉が閉められスタートスイッチ2eが押され
るとDに移行して焼成調理が開始される。また、Lの状
態で扉を開ける前に焼成調理用のタイマがセットされる
とKに移行し、調理物を調理器庫11内に入れるため扉
が開けられるとFに移行する。尚、予熱運転終了時にす
でに焼成調理用のタイマがセットされている場合にはJ
から直接Kに移行する。尚、C・Iのようにスタートス
イッチ2aが押されるのを待機している状態が、スイッ
チ2aが押されないため5分間継続するとすべての設定
をキャンセルして最初の時計モードに戻るようにした。
【0015】上記作動中において、表示管21はA・B
・G・Hの各状態ではつまみ22によって設定される設
定温度を表示しているが、C・D・E・F・I・J・K
・L・Mの各状態ではタイマ表示に切り替わり、つまみ
23によりセットされた時間と該セット時間からの残り
時間が表示される。但し、タイマ表示に切り替わった後
でも温度設定を変更するためつまみ22を回しエンコー
ダ22Eからパルス信号が出力されると強制的に表示を
温度表示に切り替え、温度設定が終わりエンコーダ22
Eからの出力が停止してから3秒経過した後再び表示を
タイマ表示に戻すようにしている。
【0016】ところで、上記K・Lに示す予熱完了状態
では表示管21の表示はタイマ表示に切り替わっている
が、調理器庫11内が何度になっているかを知りたい場
合が生じる。そこで、スイッチ2aを庫内温度表示スイ
ッチとしても機能するように設定しておき(図3の
(b)に示すものではスイッチ2iが庫内温度表示スイ
ッチとなる)、スイッチ2aを押すと、スイッチ2aを
押している間だけ表示管21の表示を上記サーミスタ1
gにより検知される庫内温度に基づく表示に切り替える
こととした。尚、スイッチ2aを離すと直ちにタイマ表
示に戻しても良く、あるいはスイッチ2aを離した後暫
く庫内温度表示を維持しその後自動的にタイマ表示に戻
すようにしても良い。但し、つまみ22を回して温度設
定する際に、表示管21に1度刻みに設定温度を表示す
ることも考えられるが、焼成調理を行なう場合に必ずし
も1度刻みに温度設定する必要性はなく、逆に1度刻み
で温度設定できるようにすると却って設定しづらくな
る。そこで、本実施形態ではつまみ22を回して温度設
定する際に100度以上の範囲で10度刻みで設定する
ようにした。一方、サーミスタ1gにより検知される庫
内温度を表示管22に表示させる際にも、検知した実際
の庫内温度を1度刻みで表示するよりは設定温度に対応
して庫内温度を表示した方が使い勝手がよい。つまみ2
2により設定する設定温度が例えば190度である場合
には、サーミスタ1gで検知される庫内温度が182度
(オフ温度)(実際の調理物の温度は10度前後であ
る)になればバーナを消火し、178度(オン温度)ま
で検知温度が下がれば再点火して庫内温度を維持する。
尚、設定温度が200度の場合オフ温度は191度でオ
ン温度は187度である。また、設定温度が210度の
場合オフ温度は202度であり、オン温度は198度で
ある。庫内温度を表示管21に表示する際には、図8に
示すように、各設定温度のオフ温度を基準として、例え
ば庫内温度が設定温度190度のオフ温度である182
度を越えると(ア)、庫内温度として190度を表示す
る。そして設定温度200度のオフ温度である191度
に達すると表示を200度に変更し(イ)、182度よ
り低温になると表示を200度から190度に戻し
(ウ)、191度を越えると再度200度を表示して
(エ)、設定温度が210度のオフ温度である202度
を越えるまで200度の表示を維持する(オ)。
【0017】ところで、制御部には所定の記憶部が取り
付けられており、出力される電磁波の強弱にかかわらず
マグネトロンを作動させた時間及び作動回数を積算して
記憶すると共に、ガスによる加熱焼成時間(予熱時間を
含む)及び調理回数を積算して記憶する。そして、メン
テナンス時等に修理履歴等の情報と共にこれら作動時間
や作動回数の累計を表示するようにしている。
【0018】尚、上記実施形態において、操作部の種類
をダイオードD1〜D4の取り付けパターンで区別し、
その取り付けパターンを制御部が電気的に読み取って操
作部の種類を判別するようにしたが、図9に示すよう
に、基板2′が枠体2Fに取り付けられた状態でダイオ
ードD1〜D4に対応する位置に凸板4を枠体2Fに一
体に形成し、かつ、ダイオードD1〜D4の取り付けパ
ターンに対応して凸板4の上部を切り欠いておけば、他
の操作部を取り付けようとしてもダイオードと凸板4と
が干渉して他の操作部を取り付けることができない。ま
た、基板2′に開設された穴51に嵌合して基板2′を
保持するボス5の位置を基板の種類に応じて変更するこ
とによって他の操作部を誤って取り付けることを防止で
きる。更に、ダイオードD1〜D4の取り付け位置に、
ダイオードのリード線を挿通するために設けるスルーホ
ールを、ダイオードの取り付けパターンに応じて開設
し、ダイオードを取り付けない箇所にはスルーホールを
開設しないことによりダイオードを物理的に取り付けら
れないようにしてもよい。
【0019】ところで上記実施形態では庫内温度表示ス
イッチをスイッチ2aと兼用したが、他のスイッチと兼
用しても良く、また別途専用のスイッチを設けるように
しても良い。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、1個の表示部で庫内温度と焼成時間との双方を選択
的に表示させることにより、各専用の表示部を2個設け
ていた従来のものより表示部のコストを下げることがで
きる。また、焼成時間を表示するように切り替えられた
状態でも、表示を一時的に庫内温度表示に切り替えるこ
とにより庫内温度を知ることができ、調理器の使い勝手
が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される調理器の設置状態の一例を
示す図
【図2】調理器内の構成を示すブロック図
【図3】機種による操作部の相違を説明する図
【図4】つまみ22の近傍を示す部分拡大図
【図5】制御部の構成の一部を示すブロック図
【図6】つまみ22の近傍の構成を示す切断斜視図
【図7】焼成調理の手順を示すフロー図
【図8】庫内温度として表示する温度を説明する線図
【図9】操作部の基板取り付け状態の一例を示す部分斜
視図
【符号の説明】
1 調理器 2 操作部 3 制御部 21 表示管 22 つまみ(温度設定用) 23 つまみ(時間設定用) D1〜D4 ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−187524(JP,A) 特開 昭60−17642(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理器に設けられ、焼成時間と庫内温度
    とを表示する表示装置であって、調理温度を設定する温
    度設定部を有すると共に、上記焼成時間と庫内温度とを
    選択的に表示する1個の表示部と庫内温度表示スイッチ
    とを設け、焼成時間を表示中に庫内温度表示スイッチを
    操作すると表示を庫内温度表示に切り替え、庫内温度を
    表示した後もとの焼成時間表示に戻すものにおいて、上
    記温度設定部は1度を超える温度範囲刻みで調理温度を
    設定するように構成し、複数の調理温度のそれぞれにつ
    いて設定されている加熱中断のためのオフ温度と実際の
    庫内温度とを比較し、実際の庫内温度がいずれかの調理
    温度について設定されたオフ温度以上になった後、当該
    調理温度より1段階高温の調理温度について設定された
    オフ温度と1段階低温の調理温度について設定されたオ
    フ温度との間の温度範囲に実際の庫内温度が入っている
    間、当該温度を上記庫内温度表示として表示部に表示さ
    せることを特徴とする調理器の庫内温度表示装置。
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