JPS59189152A - 軟質ポリマ−アロイ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に対するより良好な耐性を有する、ｊｉｆ撓性成型組成
物を製造するのに適した、グラフトポリマーおよび架橋
された粒状アクリレートコポリマーを基材とする、軟質
ボリマーアロイに関する。

通常のプラスチックの伸び、呵撓性、加工性および丈夫
さは、Ｏｆ塑剤を使用することによって改善し得る。し
かし、使用後長くなると、Ｏｆ塑剤ほブラスチンクから
移行して、これによってその特性に悪影響を与え得る。

成る種のプラスチック、例えばスチレン／アクリロニト
リル樹脂は、ブタジエン／アクリロニトリルコポリマー
と混合することができ、比牧的軟質のポリマーアロイの
生成を起すが、このものは、不幸にして、ジエンポリマ
ーを含有するため老化に対して抵抗性が無い。

従って、ｕｆ塑化されたプラスチックの特性は有するが
、移行し得る可塑剤は全く含有せず、その中にジエンゴ
ムは非常に小さい量でしか存在しないポリマーアロイを
求める需要がある。

本発明は、軟質ポリマーアロイにして、Ａ）アクリロニ
トリル２０乃至４０重量部およびスチレン、α−メチル
スチレン、メチルメタクリレートもしくはこれらのもの
の混合物８０乃至６０重量部の混合物を、０．１乃至２
．０ｐ、ｍの平均粒子直径（ｄ５　ｏ　）を有する粒状
の高架橋ジエンもしくはアルキルアクリレ−１−ｆｆｌ
ムの一ヒヘグラフト重合させた、全ゴム含有率が２０乃
至５０重量％の間となるグラフト生成物９５乃至２０重
量％、好ましくは７０乃至３０重量％、および Ｂ）（コポリマーを基準として）２０乃至４０重量％の
アクリロニトリルおよび／もしくはメチルメタクリ・レ
ートを含有し、−Ｈｉ均顆粒子直径ｄｌｌｏ）０．０５
乃至０．６ｇｍ、ゲル含有率８０乃至９９重量％（ジメ
チルホルムアミド中２５°Ｃで測定）および膨潤度１０
乃至４０（ジメチルホルムアミド中２５℃で測定）を有
する、アルキルアクリレートからなる粒状架橋ゴム様コ
ポリマー５乃至８０重ψ％、好ましくは３０乃至７０重
量％ からなる軟質ポリマーアロイを提供する。

殊に好ましい成分Ｂ）は、アクリロニトリル２０乃至４
０重量％、好ましくは２５乃至３５重量％およびアルキ
ル残基中に８個の炭素原子を含有するアルキルアクリレ
ート８０乃至４０重量％、好ましくは７５乃至６５重量
％の混合物を、アクリロニトリル−アルキルアクリレー
ト混合物を基準として１重量％までの多官能性アリル化
合物もしくはビニル化合物を架橋剤として使用して、ラ
ジカル乳液重合させることによって得られる。

好ましいグラフト生成物Ａ）は、その上にスチレン／ア
クリロニトリル混合物がクラフト化された、粒状の高架
橋アルキルアクリレートゴムである。

コポリマーＢ）は、相当するモノマー混合物のラジカル
乳液重合によって製造し得る。

好ましい架橋剤は、トリアリルシアヌレート、トリアリ
ルイソシアヌレート、多官能性アルコールのビニルエー
テル類、多官能性カルボン酸のビニルエステル類、ポリ
エステルグリコールポリアクリレート類およびポリエー
テルグリコールポリアクリレート類である。

グラフト生成物Ａ）は、乳液、懸濁液または溶液中でグ
ラフト重合によって製造し得る公知のポリマーである。

使用するグラフトベースは、ンエンゴムとすることがで
き、更に特定的には、ポリブタジェン、ブタジェン−ア
クリロニトリルもしくはブタジェン−スチレンコポリマ
ーとすることができる。架橋された粒状の構造を有し、
好ましくは平均粒子直径（ｄｓｏ）ｏ−２乃至０．６ｇ
ｍのアクリレートゴムが殊に好適である。

殊に好ましいのは、高架橋ジエンゴムからなる芯、架橋
アクリレートゴムからなる第一の殻および樹脂生成モノ
マー、例えばメチ１／ンおよびアクリロニトリルからな
るポリマーもしくはコポリマーからなる第二の殻を有す
る、粒状のグラフ！・ポリマーである。

これらのグラフトポリマーは、ドイツ特許公開節３０　
０６　８０４号に記載されている。

クラフト生成物Ａ）は、２０乃至５０重針％、更に特定
的には２０乃至４０重番４％のゴムを含有し、モしてジ
メチルホルムアミド中２５°Ｃで１１１＋１２［７て３
０乃至８５重量％、更に特定的には４０乃至７０重量％
のゲル含有率を有する。好適なグラフトモノマーは、ス
チレン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、メチ
ルメタクリレートまたはこれらのものの混合物であり、
殊に、アクリロニトソ）Ｖおよび場合により比較的少量
のメチルメタクリレートとスチレンからなる、少なくと
もアクリロニトリルを２０重罎％含有する混合物である
。グラフ］・生成物Ａ）は、これらのモノマーを粒状ジ
エンもしくはアクリレートゴムの存在下で重合させるこ
とによって製造される。

アルキルアクリレートコポリマーＢ）は、アクリロニト
リルおよび／もしくはメチルメタクリレート２０乃至４
０重量％およびアルキル基中に１０個までの炭素原子を
含有するアルキルアクリレート８０乃至６０重量％のモ
ノマー混合物を、３０乃至９０℃の温度、好ましくは４
０乃至８５℃の温度でラジカル乳液重合させることによ
って製造することができるが、コポリマーの高架橋度お
よび高い膨潤度が保証されなければならない。

コポリマーＢ）は、８０乃至９９重量％、更に特定的に
は９０乃至９９重量％のゲル含有率および１０乃至４０
、更に特定的には１５乃至２５の膨潤度をイ〕するもの
とする。比較的低い架橋密度（膨潤指数によって表わさ
れる）に対する高架橋度（ゲル含有率によって表わされ
る）は、製造か乳液重合によって行なわれる場合は、例
えば、１１％までの多官爺性共東合呵能アリル化合物を
使用することによって得ることができる。好適な多官能
性共重合可能アリル化合物は、トリアリル（イソ）シア
ヌレ−１・の如きトリアリル化合物である。

本発明に従うポリマーアロイは、比較的高い温度、更に
特定的には１００℃乃至２５０℃の範囲の温度において
、例えばニーグー中、ロールスタンド上またはスクリュ
ー型押出成型器中で、成分Ａ）およびＢ）を互いに混合
することによってギｌｊることかできる。Ａ）およびＢ
）が乳液、懸濁液または溶液の形で蓄積する場合は、こ
れらのものはその形で混合され共に仕−ヒげられなけれ
ばならない。

ポリマーアロイは、酸化防ＩＬ剤、抗老化剤、潤滑剤、
充填剤、顔料および静電防止剤の如き標準的な添加剤を
普通の量だけ含有することができる。

本発明に従うポリマーアロイは、押出成型、カレンター
加工および射出成型によって加工される時には有利な流
動特性を示す、比較的軟質で、Ｏｆ撓性の、熱可塑性成
型組成物である。グラフト化および未クラフト化アルキ
ルアクリレートコポリマーのポリマーアロイは、殊に、
ジエン／アクリロニトリルコポリマーを含有する相当の
混合物と比較して、改善された老化挙動、溶媒に対して
かなり高められた耐性および熱可塑性加工に対して更に
有利なしオロジー特性を示す。

本発明に従うポリマーアロイは、例えば自動車において
、ライニング用のフィルム、射出成型キャビネットおよ
び他の非負荷耐性構造用部品として可塑剤移行の好まし
くない応用に使用し得る。本発明に従うポリマーアロイ
は、積層フィルムの製造に殊に好適である。これらのも
のの如きフィルムは、例えば、ＡＢＳもしくはＡＢＳ−
ポリビニルクロリド混合物の層の上へ積層させて、模様
の浮彫りに適した軟らかい光安定性表面または改善され
た溶媒耐性を示す表面を生成させることができる。本発
明に従うポリマーアロイは、また、感光性ポリマーと共
押出成型するのにも好適である。即ち、ＡＢＳの芯と本
発明に従うポリマーアロイの外層もしくは表皮層を有す
る「サンドイッチ」パネルを製造することが０目屯であ
る。

これらのものの如き材料は、管、輪郭、中空体および化
粧面を製造するのに好適である。

ゲル含有率および膨潤指数はジメチルホルムアミド中２
５℃で測定した（Ｍ、Ｈｏｆｆｍａｎｎら、　　Ｐｏｌ
ｙｍｅｒａｎａｌｙｔｉｋ　　　　ＩＩ、Ｇｅｏｒｇ　
　Ｔｈｊｅｍｅ　　Ｖｅｒｌａｇ、Ｓｔｕｔｔｇａｒｔ
　　１９７７参照）。粒度は平均粒子直径ｄｓｏである
（Ｗ、５ｃｈｏｌｔａｎらによる”Ｕｌｔｒａｚｅｎｔ
ｒｉｆｕｇｅｎｍｅｓｓｕｎｇｅｎ”、Ｋｏｌ　１ｏｉ
ｄｚ、ｕ、Ｚ、Ｐ。

ｌｙｍｅｒｅ　　２５０　　（１９７２）　　７８３−
７９６参照）。

１）平均粒子直径０．４ｇｍを有するポリブタジェンラ
テックス３０重Ｍ：部（固体を基準として）の存在下で
スチレン／アクリロニトリル混合物（重量比６６：３４
）７０重量部を重合させることによって得られたＡＢＳ
グラフトポリマー。

２）平均粒子直径Ｑ、４５．ｗｍを有する高架橋ポリ−
ｎ−ブチルアクリレートラッテクス３０重量部（固体を
基準として）の存在下でスチレンおよびアクリロニトリ
ルの混合物（重量比６６：３４）７０重量部を重合させ
ることによって得られたＡＡＳグラフトポリマー。

生成物はドイツ特許公開第３０　０６　８０４号に従っ
て製造された。

ＩＩ　、コポリマーＢ １）平均粒子直径０．１５ｇｍおよびアクリロニトリル
含有率３０重量％、ゲル含有率９０重量％および膨潤指
数１９を有するアクリロニトリル−ブタジェンゴム。

２）アルキルアクリレートコポリマーゴム水３２．７重
祉部、炭素数９〜１４のアルキルスルホン酸のナトリウ
ム塩０．０９５重−皺部およびｎ−ブチルアクリレート
６９．６９％Ｍ％、トリアリルシアヌレート０．４４２
％量％およびアクリロニトリル２９．８６爪祉％からな
る混合物５．７敬呈部を反応容器の中へ入れる。水２．
４重量部中の過硫酸カリウム０．０９５重量部を加える
ことによって、６５〜６７°Ｃで重合反応を開始させる
。以ドの溶液を、次に、５時間の間に頁って、上記の温
度で導入する： 溶液ａ）上記のモノマー混合物６９．６３３重量部 溶液ｂ）水８５重量部プラス炭素数９〜１４のアルキル
スルホン酸のナトリウム塩１．５重量部。

反応混合物を次に６７℃で４時間重合させる。

■、木　　に′Ｓラポリマーアロイの　。

ポリマー混合物１００部あたり１．２部のフェノール性
酸化防止剤で安定化させた後、以下のポリマーアロイを
製造した（相当するラテックス混合物の共沈によって製
造された粉末状の材料を１７５℃で１０分間ロールする
ことによって製造）： ■）５０部のグラフトポリマー　Ｉ　　１）５０部のゴ
ム１Ｉｌ）　　　　　　　　比較２）５０部のグラフト
ポリマー　丁　１）５０部のゴムｌｌ２） ３）５０部のグラフトポリマー　Ｉ　　２）５０部のゴ
ムｌｌ２） 化成品の耐性：圧縮成型パネルを２３°Ｃで２４時間貯
蔵し、その後、その爪址変化をグラム単位で測定する： 牛−゛　奴 石油　トルエン／イソオクタン　トリク５０　　５０　
　　　ロロエ ー　　　　　　　　　　　　　　　　　チレンＩＩＩ　
１　）　　＋ｏ、ｏａｅ　　　　十０．５３７　　　　
　　パネルが崩壊 ＩＩＩ　２　）　　＋０．０２８　　　　＋０．２３０
　　　　　　　＋０．９４９ｍ　３　）　　＋０．０３
９　　　　＋０．３９１　　　　　　　＋ｌ、　１３０
表から判るように、本発明に従う成型組成物は、溶媒に
影響される程度が遥かに少ない。

次の表参照。

表から判るように、本発明に従う成型組成物は、ＮＢＲ
を含有する組成物と比較すると、改善された熱時寸法安
定性、より大きな丈夫さおよびより高い伸びを示す。成
型組成物を光に曝した時、これらのものの老化（機械的
語数値の悪化）は次の順序　ＩＩＩ　　ｌ）＜　　ＩＩ
Ｉ　　２）＜　　ＩＩＩ　　３）で改善される。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 軟質ポリマーアロイにして、 Ａ）７クリロニトリル２０乃至４０重量部およびスチレ
   ン、α−メチルスチレン、メチルメタクリレ−１・もし
   くはこれらのものの混合物８０乃至６０重量部のＩじ合
   物を、０．１乃至２．０μｍの平均粒子直径（ｄａｏ）
   を有する粒状の高架橋ジエンもしくはアルキルアクリレ
   −１−−１ムの上へグラフトｉ合させた、全ゴム含有率
   が２０乃至５０重量％の間となるグラフト生成物９５乃
   至２０重冴え、好ましくは７０乃至３０重液形、および Ｂ）（コポリマーを基準として）２０乃至４０重液浸の
   アクリロニトリルおよび／もしくはメチルメタクリレー
   トを含有し、平均粒子直径（ｄｓｏ）０．０５乃至０　
   、６　ｐＬｍ、ゲル含有率８０乃至９９重量％（ジメチ
   ルポル１＼アミド中２５°Ｃで測定）および１膨潤度１
   ０乃至４０（ジメチルホルムアミド中２５℃で測定）を
   有する、アルキルアクリレートからなる粒状架橋ゴム様
   コポリマー５乃至８０市昂％、好ましくは３０乃至７０
   重量％ からなる軟質ポリマーアロイ。