JPH05507309A - 塩化ビニルグラフト共重合体細粒の製造方法および粘度低下剤およびつや消し剤としてのその用途 - Google Patents

塩化ビニルグラフト共重合体細粒の製造方法および粘度低下剤およびつや消し剤としてのその用途

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 塩化ビニルグ57)共重合体細粒の製造方法および粘度低下剤およびつや消し剤 としてのその用途 技術分野 本発明は塩化ビニルグラフト共重合体細粒の製造およびその生成物のプラスチゾ ルの粘度低下剤または熱可塑性樹脂およびブーyxチゾルのつや消し剤として用 途に関するものである。
背景技術 DI!−A 3.1.32.890にはエチレン/酢酸ビニル共重合体にグラフ トシた塩化ビニルグラフト共重合体細粒の製造が記載されている。この反応では 、グラフト共重合体は、乳化剤を使用しないでエチレン/酢酸ビニル固体樹脂を 溶解した後に得られ、これはプラスチゾルの粘度低下剤としての用途とりわけ適 している。この方法の欠点は固体樹脂の溶解が煩雑であり、そのクラフト共重合 体組成物の上の部分は全て不均質物となってしまう。
DE−A3.544.235には粘度低下およびつや消しのためのエチレン/酢 酸ビニル共重合体にfう1 )した架橋塩化ビニルグラフト共重合体細粒を含有 するプラスチゾル組成物が記載されている。このグラフト共重合体はまた、重合 開始前に塩化ビニル単量体中にエチレン/酢酸ビニル固体樹脂を溶解させる懸濁 重合法によっても作ることができる。
DF!−A3.803.0361: ハゲラフト基トシテ架!84qブfk7’ lrlレ−) ヲ持つm化ビニルグラフ)共重合体の製造が記載されている。そ のztx)マー含有量は65 重量X迄てあり、塩化ビニルはIIブチル7り1 ルートが凝固してはしめてグラフ)する。この方法では塩化ビニルブラット共重 合体細粒を作ることはできず、不規則な形の粗重合体粒が形成される。
発明の開示 本発明の目的は、上記の欠点のない粘度低下剤またはつや消し剤としての用途に 適した塩化ビニルグラフト共重合体細粒を作る方法を開発することであった。
本発明は単量体に可溶な遊離ラジカル開始剤とさらに例えば緩衝物質または乳化 剤のような通常の添加剤との存在下に懸濁重合法により20ないし30μmの平 均粒径を有する塩化ビニルグラフト共重合体細粒を作る方法に関するものであり 、そしてその方法は、グラフ)単量体を、30ないし60重量%の固体含有量を 有する水性エマル7iン中に最初に混入しておく、そのグラフト単量体含有量の 1.Oないし5.0重量%のアルキル771ルート重合体と、最初から混入させ ておくかあるいはクラフト単量体の添加後に加える、そのりt7 )単量体含有 量の0.1ないし1.0重量%の、15ないし25%のメトキシ含有量と3ない し10%の七Fロキンブロビル含有量を持ちそしてASTM D 2363によ る30ないし150mPa、 sの粘度を持つセルロースエーテルとの存在下に 重合させることを特徴とするものである。
この塩化ビニルグラフト 共重合体を作るため1こ、 ポリアルキルアクリレー トエマルソ運ンを水、遊離う’)ftル開始剤および所望によっては緩衝物質や その他の通常の添加剤と一緒に最初から混入しておく。次いで、hl )単量体 をその中に添加する。保護コロイドは最初から混入しておいてもよくまたはグラ フ)単量体の添加後に加えてもよい。重合は50ないし80’ C、好ましくは 55ないし70°Cの温度において行う。1ないし5バール、好ましくは3ない し5バールに圧力が低下したら未反応の塩化ビニルを留去して重合を停止する。
脱気後に、遠心分離により生成物を水から遊離させて乾燥する。
C2−ないしC8−アルキル基を有するアルキルア7リレー)の非架橋単重合体 または架橋共重合体をグラフト基として使用する。これらの例としては、ポリエ チル7タリレ −ト 、 ポリブチルアクリレ −ト およびポリ(2−エチル ヘキシル)アクリテート が挙げられる。使用するアルキルアクリレート 共重 合体は、そのアルキルアクリレート含有量に関して0.1ないし1.0重量%の 架橋性を有するLチレン性多不飽和共単量体を含有するものである。これらの例 としては、例えばアリルメタク1ルート のような不飽和C3−ないしC8−モ ノカルボン酸のビニルおよびアリルエステル:例えばブアリル7タレートのよう な飽和または不飽和C4−ないしCIO−ジカルボン 酸の七ノーまたはノ − ビニル および−アリルエステル;多価アルコ −ル のり(メタ)アクリル  およびトリ(メタ)アクリルエステル、 フエチレングリコールクメタクリレ  −ト またはトリメチロ −ルブロバントリメタクリレート:およびトリアリル シアヌレ −ト およびその他の多官能性アルコ −ル のアリルエステル が 挙げられる。 アルキルアクリレート の架橋共重合体をグラフ)基として使用 するのが好ましい。0.1ないし1.0重量% の7リルメタク1ルート で架 橋したポリブチルアクリレ −ト がとりわけ好ましく使用できる。グラフト単 量体に関して1ないし5重量%、好ましくは1ないし3重量%のフルキル7りt ルート重合体を使用する。
グラフト基は乳化重合法においてそれ自体公知の方法によって作る。
グラフト共重合体を作るのには、非架橋または架橋アルキルアク1ルート重合体 を30ないし60重量%の固体含有量を有する水性ラテyクスとして使用する。
本発明の製造方法においてそれを使用する前にその水性ラテックスにグラフ)単 量体含有量に関して0.01ないし0.5重量%のアニわ性乳化剤を加えるのが 好ましい態様である。適当なアニオン性乳化剤としては、8ないし18個の炭素 を持つアルキル硫酸、8ないし18個の炭素を持つアルキルスル1酸、8ないし 20個の炭素を持つbkボン酸の了ルfil+金属塩およびDモニウム塩、およ びリン酸水素塩およびアルキルエーテルリン酸塩が挙げられる。
8ないし工8個の炭素を持つrルキルスル峠酸およびフルキル硫酸を使用するの が好ましい。
グラフト単量体としては塩化ヒ昂を使用するのが好ましい。しかしながら、例え ば2ないし12個の炭素原子を持つ脂肪族キ7カルポン酸のビニルエステル ま たはC2−ないしC12−アルキル基を持つアルキル(メタ)アク1ルート の ような、塩化ビニルと共重合可能な単量体を20重量%まで使用することもでき る。架橋グラフト共重合体をつくるのには、10重量%まで、好ましくは0.0 1ないし5.0重量%の前記の架橋性を有するエチレン性多不飽和共単量体をグ ラ丹単量体相に含有させてもよい。このグラフ)単量体相は0.01ないし5. 0重量%のトリ7リルシアスレートを含有するのが好ましい。
グ51)単量体含有量に関して0.1ないし1.0重量%の、15ないし25% のメトキシ含有量と3ないし10%のヒドロキシプロピル含有量を持ちそしてA sTM D 2363による30ないし150mPa、 sの粘度を持つセルロ ースエーテルを保護コロ(Fとして使用する。この保護コロ4Fは工ないし5重 量%の水性溶液として加えるのが好ましい。
使用する開始剤は過酸化物およびアゾ開始剤からなる群からの単量体に可溶性の 遊離ラフカル形成剤である。通常の過酸化物の例としては、例えはワラウロイル またはジアセチルバーオキシFのようなジアルキル 、 ジアシルおよび)了ロ イルパーオキシド: または例えばジ −【 −ブチルシクロへキンルバ −オ キシフbIlボネート およびジセチルバ −オキシフカルボネート のような バ −tオキシフカルボネートまたはバ −エステルが挙げられる。通常のアゾ 開始剤としてはアゾビスイソブチロニトリル またはアゾビスクメチルバレσ二 )IIルがある。所望によっては、これらの過酸化物開始剤はまた還元剤との混 合物としても使用できる。開始剤はグラフト単量体に関して0.01ないし1. 50重量%の量で使用するのが好ましい。
使用する緩衝物質は通常、グラフト単量体に関して0.005ないし0.5重量 % の濃度の、 炭酸tFvtム 、 リン酸水素tトリウム 、 アルカリ金 属リン酸塩およびアルカリ金属酢酸塩である。
重合に通常使用するその他の添加剤としては、例えば7りoロエチレン、トリク ロロエチレン 、 クロロフォルム のような塩素化炭化水素や脂肪族アルデヒ ド のようなグラフト生成物のに値を調整する調整剤があり、これらはグラフト 単量体に関して5重量%までの量で使用される。
産業上の利用分野 本発明の方法によれば、20ないし30μmの平均粒径と狭い粒径分布とを有す る非常に細かい粒子であることを特徴とする利用しゃすい塩化ビニルグラフト共 重合体ができる。
本発明の塩化ビニルグラフト共重合体は特にプラスチゾル組成物における粘度低 下用添加剤としての使用ならびに熱可塑性樹脂およびプラスチゾルのつや消し剤 としての使用に適している。
ペーストの粘度を変えるためには、そのペーX)中の全重合体に関して5ないし 50重量%の本発明の塩化ビニルグラフ)共重合体を使用する。
そのグラフト共重合体は、グラフト基に関して0.1ないし1.0重量%のアリ ルメタクリレートで架橋したlないし5重量%のポリブチルアクリレートと95 ないし99重量%の塩化ビニルとを含有するのが好ましい。これを変えるために は、公知の方法によって上記した量のグラフト共重合体を、ぺ−2)として加工 するのに適当なポリ塩化ビニル、通常は50ないし95重量%の乳化物またはミ クロ懸濁物PvCとしてと、ならびに 全重合体含有量に関して20ないし20 0重量%の可塑化剤、例えばクヵルボン酸および’Iン酸エステルを基剤とする 可塑化剤、および所望によっては更にその池の添加剤、例えば光および熱安定剤 、顔料および充填剤と混合する。PVC1ラスチゾルの製造およびその組成物は 例えばH9Kainerによる、rPolyvinylchlorid und  Vinylchlorid−Mischpolymerisate(ポリ塩化 ビニル および塩化ビニル 共重合体) J (Springer−Verla g、ベルリン−ハイデルベルグ −ニューヨーク、1965)に記載されている 。
PvCプラスチゾルの主用途の1つとしては、例えば布または紙を被覆するため の、刷毛被覆による基材物質への被覆剤を作成することがある。本発明により作 成した塩化ビニルグラフト共重合体は非常に細かい粒子であるので、これで変性 処理したブ5Xチゾルは、例えは壁紙の被覆をする場合のような刷毛被覆による 薄い層を作るのに特に適している。
例えばポリ塩化ビニルや塩化ビニルの共重合体や塩化ビニルのグラフト共重合体 の様な熱可塑性樹脂用のつや消し剤として使用するばあいには、本発明の塩化ヒ ラグラフト共重合体をその全重合体量の1ないし50重量%使用する。熱可塑性 物に加工する場合には好ましくはつや消しする樹脂を2ないし10重量%1そし てプラスチゾルに加工する場合にはそれを10ないし50重量%使用する。グラ フト単量体相中に0.01ないし5.0重量%の架橋性を有するエチレン性多不 飽和共単量体を含有する架橋塩化ビニルグラフト共重合体はとりわけつや消し剤 としての用途に適している。架橋ポリアク1ルードグ57)基を持つ架橋塩化ビ ニルグラフト共重合体は特に適している。
可塑化剤を使用しないかあるいは可塑化剤およびプラスチゾルを使用して加工し て熱可塑性樹脂、特にVC重合体を作る方法は一般に知られている。それぞれの 場合における通常の添加剤、たとえば、可塑化剤、たとえばリカルボン酸および リン酸エステルを基剤とするもの、光および熱安定剤、たとえばZn−Cd−、 Ba、 Pb、Caを基剤とするもの、加工助剤、たとえばアクリル酸エステル を基剤とするもの、耐衝撃変性剤、顔料または充填剤のような添加剤は勿論本発 明においても使用できることは理解出来よう。これらの添加剤は通常の量を使用 することが出来る。
本発明の塩化ビニルグラフト共重合体は非常に細かい粒子であるので、肉眼で評 価した場合に優れた極めて均一なつや消し効果が得られる。
特に架橋塩化ビニルグラフト共重合体の場合に、それらの剪断性が安定であるこ とからこのつや消し効果は実質的に通常の加工条件に依存することがない。
本発明により作成した塩化ビニルグ57)共重合体は、カレンダー処理によって のみ加工されるだけでなくまた押出しによる塑性成形体や射出成形によっても加 工できる。
発明を実施するための最良の形態 次に示す実施例によって本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1ないし8(表1) 緩衝物質および表1に記載の量の開始剤と架橋剤とを水と一緒に2、5m3のパ イ01ドブラントオートクレープの中に最初から入れておいた。相当量の乳化剤 をラテックスに加えてからグラフト基をその最初の混合物中に計量して加えた。
次いで塩化ビニルを注入し、そして次いで保護冗イドを3%の水性溶液として計 量して加えた。圧力が3バールに低下するまで59” Cの温度で重合を行った 。次いでバッチを脱気し、重合体を濾過して乾燥した。
使用したゲラブト基は0.175 重量% のアリルメタクリレート で架橋し たポリブチルアクリレートを40%の水性ラテックスとしたものである。
本実施例においてはグラフ)単量体相はTAC(・トリアリルンアヌレート)で 架橋した。
度とを有するメチルヒドロキシブロビルセルロ −ス下記の乳化剤をボリア91 ルートラテツクスに加えた。
メルソラート(Mersolat) K30=バイエル社(Bayer AG) の、 平均14ないし15個のC原子鎖を持つ色々なパラフィンスル本ネートの 混合物テキサポン(Te+capon) K12 =ヘンケル社()Ienke l KGaA) の、 ソジウムラウリルスル7エート開始剤としては次のもの を使用した。
CEPC= クセチルバーオキシフカルボネートLPO= ラウロイルパーオキ シド 比較例人ないしE(表2) 比較例A 最初にグラフト基を加えることなくまた乳化剤を加えずに通常の塩化ビニル懸濁 重合体を作ったこと以外は実施例2と同様にして行つた。
比較例Aの生成物は実施例2のものよりもより粗粒子であるために、薄層とする ことは不可能である。
比較例日 従来法として前記した方法により45重量%の酢酸ビニル含有量をもつエチレン /酢酸ビニル固体樹脂をグラフト基として使用したこと以外は実施例1と同様に して行った。
比較例C 最初にグラフト基を加えることなくそして乳化剤を加えて通常の塩化ビニル懸濁 重合体を作ったこと以外は実施例1と同様にして行った。
比較fplID グラフト基を加えることなくまた乳化剤を加えずにトリ7リルンフルートで架橋 した懸濁PvCを作ったこと以外は実施例5と同様にして行った。
成形混合物をミキシングロールを使う代わりに押出し機によりあらかじめ可塑化 してカレンダー処理してフィルムを試作したときに、そのつや消し効果は実施例 5のものに比べて加工条件に大きく依存するものであった。比較例りの生成物は 粗粒子であり、押出し機での加工において製品の表面構造は満足なものではない 。
比較例日 トリ7リル’1731t−)を2倍量使用した以外は実施例りと同様にして行っ た。生成物が粗粒子であるために、つや消し効果は不満足なものでありまた表面 構造の粗なものが得られた。
不溶部分の測定結果と可塑化剤吸収度およびぺ−2)粘度の測定試験を表3およ び4にまとめて示す。
不溶部分 不溶部分を測定するために、Igのサンプルをソックスレイ(Soxley)抽 出きに入れて24時間還流下に500 mlのTHFで抽出した。THF相を単 離し、T)IPを留去し、そしてTHFに溶解した部分の重量を測定した。
可塑化剤吸収度 可塑化剤吸収度はDIN 53417−1に従って遠心分離法によって測定した 。
ペースト粘度 ペー2)粘度を測定するために、次の方法によりペーストを作成した。
50部のビンノ −ル (Vinnol) P2O(ワフカーヘミ−(Wack er−Che+oie)社の、70のに値をもつミクロ懸濁PVC)を50部の 試験物質と50部のりオクチルフタレートとで温度を256Cに制御しなからペ ーX)とした。4時間後に、ブルフクフィールF(Brookf teld)粘 度計を使用してlorpmでその粘度を測定した。
つや消し効果の測定結果を表5にまとめて示す。
つや消し効果は可塑化剤を使わないで加工した場合と可塑化剤を使って加工した 場合とだけでなくぺ−2)の形で加工した場合もまた測定した。これには次の方 法を使用した。
可塑化剤を使わない加工の場合 1.00部のビンノールY60MS(’77カーヘミー社 の、60のに値をも つ塊状PVC)を、 10部の試験物質と、 イルガスタップ(Irgasta b)17MOK(チバガイギ−(Ciba−Geigy)社のオクチルメルカブ チF錫) と、 0.5 部のロキシオール(Loxiol)G16(ヘンケル 社のグリシンモノオレート)と、 0.5 部の滑剤ワックスE(ヘキスト社( Hoechst AG)のモンクン酸エステル) と混合した。
可塑化剤を使った加工の場合 100部のビンノールH700F(ワテh−ヘミー社 の、70のに値をもつ懸 濁PVC)を、10部の試験物質と、40部のジオクチルフタレート と、2  部のイルガスタップBZ555(チバガイギー社のBa/Zn安定剤)と混合し た。
混合物の前可塑化処理は、可塑化剤を使わない場合も可塑化剤を使った場合も両 方とも165 ’ Cでミキシングロールを使用するかあるいは160ないし1 75 ’ Cで可塑化押出し機を使用するかして行った。混合物を最後にカレン ダー処理して200μmの厚さのフィルムとした。ペーストの形での加工の場合 プラスチゾル粘度を測定するためのペースト作成法によりペーストを作った。
そのプラスチゾル組成物から200μmの厚さの被覆を作り、加熱してゲル化し 、冷却し、そして得られたフィルムのつや消し効果を測定した。
つや消し効果は肉眼で評価して次のように分類した。
O:表面に光沢がある。
1=表面に光沢がなく、肉眼で表面構造が検出されなし)。
2:表面に光沢がなく、細かい表面構造がみられる。
3・表面に光沢がなく、粗い表面構造がみられる。
4・表面に光沢があり、粗い「砂吹きつけ」をしたような表面構造がみられる。
実施例1,3.5および比較例Aで作成したべ−2)を上記の様にして表面光沢 試験に伏した。
実施例1: o−i 実施例3: O−1 実施例5:2 比較例A:0 要約書 本発明は懸濁重合法により20ないし30μ蓬の平均粒径を有する塩化ビニルグ 57)共重合体細粒を作ることに関するものであり、その方法は、グラフト単量 体を、所望により架橋したフルキル7り1ル一ト重合体の存在下にそして15な いし25%のハキシ含有量と3ないし10%のヒドロキシプロピル含有量を持ち そしてASTM D 2363による30ないし150mPa、 sの粘度を持 つセルロースエーテルを使用して重合させることからなる。この重合法による生 成物はプラスチゾルの粘度低下剤としてまた熱可堕性樹脂およびプラスチゾルの つや消し剤としての使用にとくに適当である。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8の規定による補正書)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.単量体に可溶な遊離ラジカル開始剤とさらに例えば緩衝物質または乳化剤の ような通常の添加剤との存在下に懸濁重合法により20ないし30μmの平均粒 径を有する塩化ビニルグラト共重合体細粒を作る方法において、グラフト単量体 を、30ないし60重量%の固体含有量を有する水性エマルジョン中に最初に混 入しておく、そのグラフト単量体含有量の1.0ないし5.0重量%のアルキル アクリレート重合体と、最初から混入させておくかあるいはグラフト単量体の添 加後に加える、そのグラフト単量体含有量の0.1ないし1.0重量%の、15 ないし25%のメトキシ含有量と3ないし10%のヒドロキシプロピル含有量を 持ちそしてASTM D2363による30ないし150mPa.sの粘度を持 つセんロースエーテルとの存在下に重合させることを特徴とする前記方法。
  2. 2.使用するグラフト単量体が塩かビニルである、請求の範囲第1項の方法。
  3. 3.使用するアルキルアクリレート重合体が利ブチルアクリレートである、請求 の範囲第1または2項の方法。
  4. 4.使用するアルキルアクリレート重合体がそのアルキルアクリレート部分の0 .1ないし1.0重量%の架橋性を有するエチレン性多不飽和共単量体を含むも のである、請求の範囲第1、2または3項の方法。
  5. 5.0.1ないし1.0重量%のアリルメタクリレートで架橋したポリブチルア クリレートを使用する、請求の範囲第1、2、3または4項の方法。
  6. 6.その塩化ビニルグラフト単量体相が0.01ないし5.0重量%の架橋性を 有するエチレン性多不飽和共単量体を含むものである、請求の範囲第1、2、3 、4または5項の方法。
  7. 7.請求の範囲第1ないし6項により作成した塩化ビニルグラフト共重合体の、 ベーストにすることの出来る塩化ビニル単重合体または共重合体のプラスチゾル の粘度を低下させるための用途であって、ベースト粘度を変えるために、5ない し50重量%の塩化ビニルグラフト共重合体を、それぞれ全重合体量に関して、 50ないし95重量%のベーストの形において加工するのに適当な利塩化ビニル および20ないし200重量%の可塑化剤と一緒に使用し、さらに所望によって は添加剤を使用することからなる前記用途。
  8. 8.請求の範囲第1ないし6項により作成した塩化ビニルグラフト共重合体の、 熱可塑性樹脂およびプラスチゾルのつや消し剤としての用途であって、その全重 合体量に関して1ないし50重量%の塩化ビニルグラフト共重合体を使用するこ とからなる前記用途。
JP3514726A 1990-09-17 1991-09-12 塩化ビニルグラフト共重合体細粒の製造方法および粘度低下剤およびつや消し剤としてのその用途 Expired - Lifetime JPH0747610B2 (ja)

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