JPS59189126A - ポリジハイドロジエンシロキサンの製造方法 - Google Patents
ポリジハイドロジエンシロキサンの製造方法Info
- Publication number
- JPS59189126A JPS59189126A JP6473583A JP6473583A JPS59189126A JP S59189126 A JPS59189126 A JP S59189126A JP 6473583 A JP6473583 A JP 6473583A JP 6473583 A JP6473583 A JP 6473583A JP S59189126 A JPS59189126 A JP S59189126A
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- JP
- Japan
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- polydihydrogensiloxane
- dichlorosilane
- alcohol
- reaction
- stable
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a) 発明の技術分野
本発明は安定なポリジハイドロジェンシロキサンの製造
方法に関する。
方法に関する。
(b) 技術の背景
ポリジハイドロジェンシロキサン(H2SjO)n(以
下略してPD)18 )はホリハイドロジェンシルセス
キオキサン(H8iOts)nなどと共にポリシロキサ
ンハイドライドの一種であり、純度の高い酸化硅素を生
成する原材料として知らノ1.ている。
下略してPD)18 )はホリハイドロジェンシルセス
キオキサン(H8iOts)nなどと共にポリシロキサ
ンハイドライドの一種であり、純度の高い酸化硅素を生
成する原材料として知らノ1.ている。
すなわち酸素(02)を含む雰囲気中で加熱す力。
ば約250C℃〕程度の低温で分解し次式で示すように
二酸化硅素(SiO2)となジ、一方非酸素算囲気中で
は分解して酸化硅素(S10)Kなる。
二酸化硅素(SiO2)となジ、一方非酸素算囲気中で
は分解して酸化硅素(S10)Kなる。
(HzSi O) n −H2SiO−(2)また分
子式の中VCアルキル基寺の有機基を含まぬため低温で
分解する割には未分解の有機物が残留することもなく抵
抗率の高いSiO□或はSiOを得ることができる#徴
がある。
子式の中VCアルキル基寺の有機基を含まぬため低温で
分解する割には未分解の有機物が残留することもなく抵
抗率の高いSiO□或はSiOを得ることができる#徴
がある。
本発明は安定なPDHSを得る方法に関するものである
。
。
(c) 従来技術と問題点
PDHSはジクロルシランCH25iC1jt )から
合成する場合に直接に加水分解するとく32式でボす反
応によpジシラノールH2S i (OH) 2全住す
る0H2SiC4+2 H20→f(2S 1(OfJ
〕2 + 2Hcl−<3)然しH2Si (Of()
2は不菱定であシまた塩化水素(f(C4)もH2S
l(OH) 2のSi−′H結合を分解させるので容易
に脱水反応が進行しゲル化すると云う問題点があった。
合成する場合に直接に加水分解するとく32式でボす反
応によpジシラノールH2S i (OH) 2全住す
る0H2SiC4+2 H20→f(2S 1(OfJ
〕2 + 2Hcl−<3)然しH2Si (Of()
2は不菱定であシまた塩化水素(f(C4)もH2S
l(OH) 2のSi−′H結合を分解させるので容易
に脱水反応が進行しゲル化すると云う問題点があった。
n HzSi(OI()2−4 n 5i(h +n
N20 −(4)すなわち(3)式の反応は発熱量が大
きくて温度調節が困難であり、5i−H結合も切れる結
果3次元架橋が進行してゲル化が起り易い。
N20 −(4)すなわち(3)式の反応は発熱量が大
きくて温度調節が困難であり、5i−H結合も切れる結
果3次元架橋が進行してゲル化が起り易い。
それ故にH2S1C4からPDHSを安定した形で得る
ことは困難であると思われていた。
ことは困難であると思われていた。
(d) 発明の目的
本発明はPDHSを安定した形で得ることが可能な製造
方法を提供することを目的とする〇(e) 発明の構
成 本発明の目的は低温に保持したカルボン酸溶液にH2S
1(J?2ガスを導入してN2 S t 0112のC
I基をカルボキシ基で置換した後この置換体よりなる溶
液にアルコールを添加してエステル化させ7ラノールの
縮重合を起させる製造方法金とることによシ達成するこ
とができる。
方法を提供することを目的とする〇(e) 発明の構
成 本発明の目的は低温に保持したカルボン酸溶液にH2S
1(J?2ガスを導入してN2 S t 0112のC
I基をカルボキシ基で置換した後この置換体よりなる溶
液にアルコールを添加してエステル化させ7ラノールの
縮重合を起させる製造方法金とることによシ達成するこ
とができる。
(f) 発明の実施例
本発明はシラノール化全緩かに行うと共に末端のOH基
を他の基で置換1−ることKより安定したPD)(Sを
得るものである。
を他の基で置換1−ることKより安定したPD)(Sを
得るものである。
発明者等はH2SiCl2をカル7yン酸(RCOOH
)で反応させた後アルコール エステル化することにより急激な温度上昇を生せずまた
S i−H結合を切断する恐れもな(PDHS全作るこ
とができることを見出したO すなわち N2 s1cz2+ 2 R’ COOH→H2Si(
OOCR’ )2 十2HCl (5) こSで(5)式のR′は水素(Jl)又は1 idhの
炭イヒ水素であシ、酢酸( CH3 Cool ) k
用いた例について云kIdCHsCoon Viトルエ
ン、メテルイソフ゛チールケトン(路してMI BK
)などのイj扱浴存]と任意の割合で可溶なので予めC
H3COOH. k ト/レニンやMIBKに溶かして
おきこわ,にN2SiC12ガス全導入することによp
(5)式の反応か進行する。
)で反応させた後アルコール エステル化することにより急激な温度上昇を生せずまた
S i−H結合を切断する恐れもな(PDHS全作るこ
とができることを見出したO すなわち N2 s1cz2+ 2 R’ COOH→H2Si(
OOCR’ )2 十2HCl (5) こSで(5)式のR′は水素(Jl)又は1 idhの
炭イヒ水素であシ、酢酸( CH3 Cool ) k
用いた例について云kIdCHsCoon Viトルエ
ン、メテルイソフ゛チールケトン(路してMI BK
)などのイj扱浴存]と任意の割合で可溶なので予めC
H3COOH. k ト/レニンやMIBKに溶かして
おきこわ,にN2SiC12ガス全導入することによp
(5)式の反応か進行する。
こ\で(5)式の反応は発熱反応であり、温度力S上昇
するとSt−H結合が切れる危険力;あるので10〔℃
〕以下の低温で反応を進行させるの力;よ<、マた(5
)式の反応で生ずるHC7もSi−H結合を分解させる
働をするので反応終了後に減圧処理してHC7を除去す
るとよい。
するとSt−H結合が切れる危険力;あるので10〔℃
〕以下の低温で反応を進行させるの力;よ<、マた(5
)式の反応で生ずるHC7もSi−H結合を分解させる
働をするので反応終了後に減圧処理してHC7を除去す
るとよい。
次に(5)式の反応で得られたN2Si(OOCR )
を含むトルエン浴液又はMII3に溶液にアルコールを
添加してシラノールとする。
を含むトルエン浴液又はMII3に溶液にアルコールを
添加してシラノールとする。
N2 Sl (00 0 R’ ) 2 千2 R″O
IOIゴ→H2 ( Oli 、)2 +2R’COO
R“ (6) 但しR′はH又はアルキル基、R″はアルキル基こ\で
加えるR″OHの添加速就は反応を緩かに進めるために
3〜10秒毎に1簡の速度が望オしく、また液温は2
0 (℃)以下特に1 0 [℃)以下に保つのがよい
。
IOIゴ→H2 ( Oli 、)2 +2R’COO
R“ (6) 但しR′はH又はアルキル基、R″はアルキル基こ\で
加えるR″OHの添加速就は反応を緩かに進めるために
3〜10秒毎に1簡の速度が望オしく、また液温は2
0 (℃)以下特に1 0 [℃)以下に保つのがよい
。
次にシラメールを温度30〜50〔℃〕で重合させてl
)DBSとする。
)DBSとする。
n N2Si(OH)2→HO−eH2SIO+−nH
+(n−1)H,、0 ・ ・ (7λこ\
で(7)式でHO + IhSlO +−nH で表わ
されるPD■(Sの末端にあるOH基はこれが右・在す
るとPDHS k不安定とするのでトリアルキルクロル
シジンを用いて(8)式のようVC ?J:′.iJi
イヒ処理をイボうことにより安定なPDHSを得ること
〃:できるOHO+H2SiO−+−11 1F(+
2R3 sica −すR,SiO−f−HzSi
O−+11SiR,、 (8)但しR
けHまたはアルキル基 以下本発明全実施例について1悦明する。
+(n−1)H,、0 ・ ・ (7λこ\
で(7)式でHO + IhSlO +−nH で表わ
されるPD■(Sの末端にあるOH基はこれが右・在す
るとPDHS k不安定とするのでトリアルキルクロル
シジンを用いて(8)式のようVC ?J:′.iJi
イヒ処理をイボうことにより安定なPDHSを得ること
〃:できるOHO+H2SiO−+−11 1F(+
2R3 sica −すR,SiO−f−HzSi
O−+11SiR,、 (8)但しR
けHまたはアルキル基 以下本発明全実施例について1悦明する。
撹拌棒と温度側を俯えた4つロフラスコにM.IBK
9 009)と氷酢酸1 2 U)( 0.2モル)と
を採取しよく混合しフラスコ全氷水「←で冷し′「ら溶
液中KH=SiC4ト粱素(N2)’k ] : 1に
ン昆合したガスを毎分1〔e〕の速度で5分間酌入する
。沙こにこのフラスコをドライアイヌでン令さノ],た
エタノールを入れたデユワ−ビンをトシソフ゛とする減
圧系に接続(7て減圧することによp反し′己; i+
11戸rvlでおるHcl全除去するO 次に残pの溶液にノタノーノ【・40抄でr ?+!i
t +Z)速度で9211崗下し次w X府中i’c人
it J U L−C3に保ち乍ら4時間攪拌する。
9 009)と氷酢酸1 2 U)( 0.2モル)と
を採取しよく混合しフラスコ全氷水「←で冷し′「ら溶
液中KH=SiC4ト粱素(N2)’k ] : 1に
ン昆合したガスを毎分1〔e〕の速度で5分間酌入する
。沙こにこのフラスコをドライアイヌでン令さノ],た
エタノールを入れたデユワ−ビンをトシソフ゛とする減
圧系に接続(7て減圧することによp反し′己; i+
11戸rvlでおるHcl全除去するO 次に残pの溶液にノタノーノ【・40抄でr ?+!i
t +Z)速度で9211崗下し次w X府中i’c人
it J U L−C3に保ち乍ら4時間攪拌する。
次に重合液を分液ロートに取広水洗後ヲース勇すフラス
コに有機層を移し1 0 LV)のジメチルクロロンラ
ンを加えンリル化する。次に]、 55 mm’J−”
1;J)の条件で跪3圧濃籟;した後アセトニドIJル
とトルエンを用いて精製し粉末状のPDH8(H得るこ
とができプで。
コに有機層を移し1 0 LV)のジメチルクロロンラ
ンを加えンリル化する。次に]、 55 mm’J−”
1;J)の条件で跪3圧濃籟;した後アセトニドIJル
とトルエンを用いて精製し粉末状のPDH8(H得るこ
とができプで。
(g) 発明の効果
本発明の実施によシ今一まで不安定とされていたPD4
−Isを安定な形で得ることが一+ij能となジ、半尋
体集積回路の素子間分離用などの拐月として使用が可能
となった。
−Isを安定な形で得ることが一+ij能となジ、半尋
体集積回路の素子間分離用などの拐月として使用が可能
となった。
159−
Claims (1)
- 低温に保持したカルボン酸溶液にジクロルシランガスを
導入して該ジクロルシランの塩素基金カルボキシ基で置
換した後該置換体よシなる溶液にアルコールを添加する
ことにょジエステル化すせシンノールの縮重合を起させ
ることを%徴とするポリジハイドロジェンシロキサンの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6473583A JPS59189126A (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | ポリジハイドロジエンシロキサンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6473583A JPS59189126A (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | ポリジハイドロジエンシロキサンの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59189126A true JPS59189126A (ja) | 1984-10-26 |
Family
ID=13266697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6473583A Pending JPS59189126A (ja) | 1983-04-13 | 1983-04-13 | ポリジハイドロジエンシロキサンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59189126A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5416190A (en) * | 1992-11-24 | 1995-05-16 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Method for the molecular weight fractionation of polyhydrogen silsesquioxane |
US6074695A (en) * | 1997-03-31 | 2000-06-13 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Composition and process for forming electrically insulating thin films |
WO2008035820A1 (fr) * | 2006-09-21 | 2008-03-27 | Jsr Corporation | Composition de résine de silicone et procédé de formation d'une isolation de tranchée |
JP2008101206A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-05-01 | Jsr Corp | シリコーン樹脂、シリコーン樹脂組成物およびトレンチアイソレーションの形成方法 |
JP2008266119A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-11-06 | Jsr Corp | シリコーン樹脂、シリコーン樹脂組成物およびトレンチアイソレーションの形成方法 |
CN103261281A (zh) * | 2010-11-02 | 2013-08-21 | 汉高股份有限公司 | 含氢硅树脂及其制备方法 |
-
1983
- 1983-04-13 JP JP6473583A patent/JPS59189126A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5416190A (en) * | 1992-11-24 | 1995-05-16 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Method for the molecular weight fractionation of polyhydrogen silsesquioxane |
US5486564A (en) * | 1992-11-24 | 1996-01-23 | Dow Corning Toray Silicone Company, Ltd. | High purity polyhydrogen silsesquioxane resin for electronic coatings |
US6074695A (en) * | 1997-03-31 | 2000-06-13 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Composition and process for forming electrically insulating thin films |
US6149966A (en) * | 1997-03-31 | 2000-11-21 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Composition and process for forming electrically insulating thin films |
WO2008035820A1 (fr) * | 2006-09-21 | 2008-03-27 | Jsr Corporation | Composition de résine de silicone et procédé de formation d'une isolation de tranchée |
JP2008101206A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-05-01 | Jsr Corp | シリコーン樹脂、シリコーン樹脂組成物およびトレンチアイソレーションの形成方法 |
JP2008266119A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-11-06 | Jsr Corp | シリコーン樹脂、シリコーン樹脂組成物およびトレンチアイソレーションの形成方法 |
CN103261281A (zh) * | 2010-11-02 | 2013-08-21 | 汉高股份有限公司 | 含氢硅树脂及其制备方法 |
CN103261281B (zh) * | 2010-11-02 | 2015-09-30 | 汉高股份有限公司 | 含氢硅树脂及其制备方法 |
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