JPS5918906B2 - 時間軸変動補正方式 - Google Patents

時間軸変動補正方式

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JPS5918906B2
JPS5918906B2 JP50114109A JP11410975A JPS5918906B2 JP S5918906 B2 JPS5918906 B2 JP S5918906B2 JP 50114109 A JP50114109 A JP 50114109A JP 11410975 A JP11410975 A JP 11410975A JP S5918906 B2 JPS5918906 B2 JP S5918906B2
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signal
time
charge
clock pulse
time axis
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正光 大津
宏 谷口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電荷結合素子を用いたビデオ信号の時間軸変
動を補償する方式に関するものである。
従来、上記補償を行なうビデオ信号のタイムベースコレ
クターとして、1水平走査期間(以下、IHと略記する
)の信号を、時間軸変動に応じて記憶装置に書き込み、
読み出しを一定のタイミングで読み出すことによつて時
間軸変動を除去する方式がある。この方式の原理を簡単
に説明すると第1図において、1は入力端子、2は書き
込みモード切換えスイッチ、3〜5は記録装置、6は読
み出しモード切換えスイッチ、Tは出力端子である。第
2図はタイミングチャートであり、各水平走査期間H1
、H2・・・・・・・・・が時間軸変動で変化している
入力ビデオ信号が入力端子1に与えられる。
この時、書き込みモード切換えスイッチ2はa端子に閉
じているものとすると、記憶装置3にH、の信号が書き
込まれる。記憶装置3にH、の信号の書き込みが終了す
ると、書き込みモード切換えスイッチ2は切換えられて
b端子に閉じる。そこで、記憶装置4にH2の信号が書
き込まれる。記憶装置4のH2の信号の書き込みが終了
すると、切換えスイッチ2は切換えられてc端子に閉じ
、記憶装置5にH3の信号が書き込まれる。記憶装置5
にH3の信号の書き込みが終了すると、切換えスイッチ
2は切換えられてa端子に閉じ、記憶装置3にH4が書
き込まれる。以上の様に、各記憶装置に順次、時間軸変
動に応じて、各水平走査期間が書き込まれる。各記憶装
置の読み出しは、第2図の様な一定のタイミングで、各
記憶装置から、読み出しモード切換えスイッチ6を通つ
て順次読み出され、時間軸変動のない信号が出力端子T
に得られる。第2図で実線が書き込みモード、破線が読
み出しモードであり、書き込みモードと読み出しモード
が重ならない様な時間軸変動まで補正できることになる
。この場合は、±−Hの時間軸変動まで補正できること
になる。
以上が基本原理の説明であるが、記憶装置としては、入
力信号をAD変換して、デジタル信号をデイジタルメモ
リ一に記憶する装置があるが、AD変換器、デイジタル
メモリ一が高価であり、低コスト化に限界がある。本発
明は記憶装置に電荷結合素子(例えば、チヤージカツプ
ルドデバイス(CCD)、バヶッドブリゲードデバイス
(BBD)を用いて、低コスト Jのタイムベースコレ
クタを実現できる方式を提供することを目的とする。
以下、記憶装置にCCDを用いた場合について説明する
CCDは入力信号をクロツクパルスによつてサンプリン
グして、信号に対応した電荷量 1に変換し、転送電極
をクロツクパルスで駆動して転送し、出力で転送された
電荷量を元の信号に変換して、信号の遅延を行うもので
あるが、入力信号を転送して、記憶すべき信号が出力さ
れる前で転送を停止すれば、信号の記憶ができる。入力
信 〉号はクロツクパルスでサンプリングされることに
なり、ビデオ信号を伝送するには、サンプリング定理か
らビデオ信号の最大周波数(4.5MHz)の2倍以上
の周波数に、クロツク周波数を設定しなけれはならない
、クロツク周波数としては、色副 乏搬送波周波数の3
倍の周波数にした方が最適である。理由としては、次の
点があげられる。(1)色信号の場合には位相にも情報
(色相情報)を含んでおり、色信号の位相を正確に伝送
するには、色副搬送波周波数の3倍以上の周波数にクロ
ック周波数を設定する必要がある。(2)正確に1Hの
遅延時間を得るには、水平同期信号よりも色信号のバー
スト信号に同期させて得る方が同期の安定度が良く、色
副搬送波周波数の整数倍にクロック周波数を設定すれば
、クロツクを色副搬送波周波数と同一の周波数に分周し
て、色信号のバースト信号と位相比較するために信号を
得る分周回路が簡単になる。従つて、以上1、2の条件
を満足する周波数で、最も低い周波数は色副搬送波周波
数の3倍の周波数となる。
NTSC方式では、色副搬送波周波数は水平同期信号周
波数)であるから、クロツク周波数はとなる。
NビツトのCCDを用いて、信号遅延を行わせた場合の
遅延時間は、となるから、TH=7=(=1H)とすれ
ば、必要なピット数Nは、(1)、(2)式から従つて
、1Hの信号を記憶するためのCCDのビツト数は、6
82.5ビットとなり、端数のビツト数となる。
AD変換して、デイジタルメモリ一に記録する方式では
、端数のビット数の記憶ができないので、1H毎に68
2ビットと683ビットを交互に切り換える方法が考え
られている。本発明では、2相及び4相駆動のCCDの
転送電極数、駆動方法を整数ビットの場合の駆動方式に
比べて若干変えることによつて得られた、端数のビツト
数のCCDを記憶装置として用いている。記憶装置とし
て4相駆動のCCDを用いた堪をについて説明する。第
3図はCCDの構造を示す断面図であるが、8はP型半
導体基板、10はn型半導体の入力ダイオード、9は酸
化膜、11は入力ゲート電極、12は転送電極、13は
出力ゲート電極、14はn型半導体の出力ダイオードで
ある。このCCDは入力ダイオードから注入された電荷
を、転送電極の電圧によつて、ポテンシヤルの井戸を設
けて電荷を蓄積し、転送電極の電圧を制御して、ポテン
シャルの井戸を移動することによつて電荷を転送し、出
力ダイオードで電流として取り出すものである。
次に、端数の段数を実現するための実施例として説明を
容易にするために2.5ビットのCCDについて説明す
る。
第4図は4相駆動の場合の構造と、各時間における電位
状態を示す説明図である。
第5図は各電極に与えられるクロックパルスの波形と、
電荷の注入及び出力のタイミングを示す図である。同図
において、転送電極A,b,c,dにそれぞれφ1,φ
2,φ3,φ4のクロツクパルスが与えられ、1ビツト
の転送を行い、転送電極E,f,g,hに同様にφ1,
φ2,φ3,φ4のクロツクパルスが与えられ次の1ビ
ットの転送を行う。次の転送電極1クjにφ1,φ2の
クロツクパルスが与えられて、0.5bitの転送を行
い、端数のビットの転送を行うものである。最後の転送
電極kには、φ4のクロツクパルスを与えて、出力のタ
イミングが正確になる様にする。入力ゲート電極には、
φ4のクロックを与えて、φ4に同期した入力タイミン
グになる様にしている。出力ゲート電極には、一定の直
流電圧を与えて、出力に電荷を誘導し、かつ、転送電極
kからのクロツクノイズの出力への漏れを軽減している
。入力ダイオードには入力信号が与えられ、入力信号に
よつて、そのポテンシヤルは制御されている。出力ダイ
オードには、転送されてきた電荷を取り出すための一定
の直流電圧が与えられている。次に転送動作について説
明すると、第5図における、時間T1において、電圧の
状態を高い状態をH、低い状態をLとすると、φ1はH
、φ2はL1φ3はL1φ4はHの状態にあり、CCD
の各位置のポテンシヤル状態は転送電荷のキャリヤーが
電子であるので、クロックの電圧が高い場合は深いポテ
ンシヤルとなり、イの状態となる。
イの状態ではポテンシャルは、入力ゲートでL1転送電
極a(′Lとなつて、入カダイオードポテンシャルより
低く、電荷が注入されてこれらの電極におけるポテンシ
ャルは上がり、入カダイオードポテンシヤルに等しくな
るまで、電荷が注入される。従つて、入カダイオードポ
テンシヤルに応じた電荷が注入されることになる。時間
T1においては、入力信号の変化に応じて注入される電
荷は変化しているが、時間T1から時間T2に移る時点
t1に、入力ゲート電極におけるポテンシヤルはHとな
つて、入力ダイオードからの電荷の注入が停止する。従
つて、時点t1における入力信号に応じた電荷Q1が注
入されたことになり、換言すれば、時点t1における入
力信号がサンプリングされて、入力されたことになる。
次に、時間T2では口の様なポテンシヤル状態となつて
、イの状態に対して、位置的に1電極分転送されること
になる。時間T3,T4,T5ではハ,二,ホの状態と
なつて、電荷は逐時転送され、次に時間T6で、次の電
荷Q2が注入される。電荷Q2は電荷Q1と同様に、時
間T5と時間T6の間に時点T2における入力信号に応
じた電荷である。つまりクロツクパルスφ4の立下り時
点の入力信号が入力されることになる。この様にして、
クロツクパルスの1Hzで、1bitの信号が転送され
ることになる。時間T6から、クロツクパルスの1周期
Tcの時間後の時間TlOには、同様に転送が行われて
、卜の状態となる。次に、時間Tllでは、チの状態と
なり、電荷Q1を蓄積するポテンシヤルの井戸の巾は狭
くなるが、注入電荷量の最大値を、転送効率、歪を良く
するために、ポテンシヤルの井戸に最大蓄積可能な電荷
量の数分の1にしているので、ポテンシヤルの井戸から
あふれることはない。次に、時間Tl2になると、りの
状態となつて、Q,が出力ダイオードに出力される。
従つて、時間Tllと時間Tl2の間の時点tl′に出
力されることになる。以上の様に、t1の時点に入力さ
れた入力信号はt/の時点に出力されることになり、遅
延時間Tだけ遅れて出力されることになる。
そして、遅延時間Tはクロツクパルスの周期Tcの2.
5倍の値となる。以上は、2.5ビツトの場合について
説明したが前記した様に、1Hメモリーの場合のビツト
数682.5ビツトの場合も、同様にして実現できる。
以上の実施例としては、4相駆動方式のCCDについて
説明したが、次に2相駆動方式の場合について説明する
。説明を容易にするために、2.5ビットのCCDにつ
いて、説明すると、第6図は2相駆動方式のCCDの構
造と、各時間における各部の電位状態を示す図、第7図
は各電極に与えられるクロツクパルスの波形と、電荷の
注入及び出力のタイミングを示す図である。第6図にお
いて、転送電極A,a′,C,c′,E,e′にφ1、
転送電極B,b′,D,d′,fにφ2のクロツクパル
スが与えられている。ここで、転送電極の構造について
説明する。
第8図はCCDの断片を示す図であるが、15はAlの
転送電極、16はポリシリコンの転送電極、17はシリ
コン酸化膜の絶縁層、18はシリコン基板である。転送
電極15は転送電極16に比べて、転送電荷に対して位
置的により離れているので、同一の電圧を与えた場合、
転送電荷に作用する電位効果はより少くなる。従つて、
第6図において転送電極A,b,c,d,e,fをAl
の転送電極a′,b′,c′,d′,e′をポリシリコ
ンの転送電極にすれば、時間T1における各部の電位状
態はレの様になる。図の様に転送電極A,b,c,d,
eと転送電極a′,b′,c′,d′,e′との電極下
の電位に差が生じ、この電位差によつて、電荷の転送方
向が規制されることになる。入力ダイオードはこの場合
、一定の直流電圧が与えられており、入力ゲート電極1
には第7図オの様な、入力信号によつて、パルス振巾変
調(PAM)された信号φiが与えられている。この信
号φiが零レベルの時は、第6図レの実線で示している
様な電位となつて、入力ダイオードからの電荷注入はな
されない。信号φiが信号レベルの時には、破線になつ
て、入力ダイオードより低い電位となつて、電荷注入が
行われるが、注入電荷量は、入力ダイオードとの電位差
に比例し、入力信号に応じた電荷が注入されることにな
る。従つて、時間T1には入力電圧E1に応じた電荷Q
,が時点t1に注入される。注入された電荷は電位の最
も低い電極a′の下に転送され、レの様になる。次に、
時間T2では、電極A,a′の下の電位は、H状態とな
つて電荷Q1は規制されずに自由になるが、電位が低く
位置的に近い電極bの下に移動し、さらに電位の低い電
極b′の下に移動して、ソの状態となり、電荷Q1は2
電極分転送されたことになる。同様にして時間T3では
電荷Q2が注入されると共に電荷Q1は2電極分転送さ
れ、ツの状態となる。同様に時間T4ではネの状態とな
り、時間T5ではナの状態となる。次に時間T6で、ラ
の状態となつて、電荷Q1は出力ダイオードに出力され
ることになる。つまり、時点t1に入力された信号が、
時点t/(時間T5と時間T6の間の時点)に出力され
たことになる。すなわち、4相駆動方式の場合と同様に
、遅延時間Tは、クロツクパルスの周期の2,5倍とな
る。以上は、2.5ビツトの場合について説明したが同
様にして、1Hメモリの場合のビツト数、682.5ビ
ットの場合について実現できる。
次に、この682,5ビツトの2相駆動方式のCCDを
記憶装置に用いたタイムベースコレクタについて説明す
る。第6図、第7図で説明した様にクロックパルスφ1
がLのときのCCDの電位状態をL,HのときのCCD
の電位状態をHとすると、電位状態がLからHの状態に
変化するときに、入力信号が入力され、HからLの状態
に変化するときに出力されることになる。
タイムベースコレクタの場合のCCDの動作としては、
書き込みモードと読み出しモードとの間に保持モード(
不動作)があるが、この保持モードのときの電位状態は
特定の状態でなければならない。この理由を2.5ビツ
トの場合について更に詳しく説明すると、第9図は各モ
ードの電位状態と、信号の入出力タイミングを示すタイ
ムチヤートであるが、ヨは各モードのタイミングを示し
、TNは保持モード、Twは書き込みモード、TRは読
み出しモードである。ここで、夕の様な電位状態でCC
Dを駆動した場合には、書き込みモードの直前の電位状
態がLであり、次の書き込みモードでHの状態になり、
信号S1が書き込まれる。次に1クロック毎にLからH
に変る時に、S2,S3が書き込まれ、2.5ビツトで
あるので2.5クロックで書き込みモードが終了するか
ら、書き込みモードの最後の電位状態はHの状態となる
。次の保持モードはHであるので、Sl,S2,S3は
そのまま保持される。次に、読み出しモードで、Lの状
態に変るので、この変化した時にS1が出力される。次
に、1クロツク毎にHからLに変る時にS2,S3が出
力され、Lの状態で終る。次の保持モードは第9の夕に
示すように図Lの状態で、次の書き込みモードでHとな
り、次の書き込み、読み出しが同様になされる。この様
に、保持モードのときの電位状態を直前の書き込みモー
ド又は読み出しモードの電位状態と等しい状態にすれば
、第9図、レ,ソの様に、書き込まれた信号Sl,S2
,S3が書き込み時と同じタイミングで、読み出し時に
読み出される。ところが第9図ツの様に、書き込みモー
ドの最後のH状態から次の保持モードで、HでなくL状
態になつた場合には、電位状態がHからLに変化するこ
とになり、最初に書き込まれた信号S1が出力されるこ
とになる。
この場合、書き込みは、第9図ネの様に正常になされる
が、読み出しは、第9図ナの様に、信号S1は書き込み
モードの最後の時点で出力されてしまい、記憶されない
ことになる。
また第9図夕の様に書き込みモードの直前の保持モード
がL状態の場合には、3信号が記憶されることになる。
書き込みモードの直前の保持モードがH状態には第9図
ラ,ウの様になり、2信号が記憶されることになる。以
上説明した様に、保持モードの電位状態は直前の、書き
込みモード又は読み出しモードの電位状態でなければな
らない。
第9図の夕,ラはクロツクパルスφ1の波形を示してお
り、以下、この様なクロツクパルスを発生する方法につ
いて説明する。
書き込みモードのクロックパルスは時間軸変動に応じて
変化しており、書き込みモードのタイミングも又変化し
ている。従つて、書き込み用クロツクパルスと読み出し
用クロックパルスを個々に発生させて、各々のモードで
ゲートして、各々のゲートされたクロツクパルスを加え
合わせる方法が考えられる。しかし第9図で説明した様
に、書き込みクロックパルスと読み出しクロツクパルス
、及び保持モードの電位状態との関係を特定の関係にし
なければならず、この方法での構成は複雑となる。第9
図夕,ラの様なクロックパルスを得る簡単な方法につい
て図と共に説明すると、第10図で、19は駆動クロッ
クパルスの2倍の周波数の反転用書き込みクロックパル
スを入力する反転用書き込みクロツクパルス入力端子、
20は書き込みモード時に反転用書き込みクロックパル
スをゲートするための書き込みゲートパルスを入力する
書き込みゲートパルス入力端子、21は駆動クロツクパ
ルスの2倍の周波数の反転用読み出しクロツクパルスを
入力する反転用読み出しクロックパルス入力端子、22
は読み出しモード時に反転用読み出しクロツクパルスを
ゲートするための読み出しゲートパルスを入力する読み
出しゲートパルス入力端子、23,24はAND回路、
25は0R回路、26はTフリツプフロツプである。次
に動作を説明する。
第11図は各部の波形図であるが、入力端子19に、1
の様な時間軸変動に応じて周期の変化している反転用書
き込みクロックパルスが入力されAND回路23に与え
られる。一方、入力端子20に、オの様な書き込みゲー
トパルスが入力されて、AND回路24に与えられ、出
力に7の様なゲートされた反転用書き込みクロツクパル
スが得られる。第11図では、2.5ビツトの場合につ
いて記しており、ゲートされた反転用クロックパルスの
パルス数は5個である。入力端子21に、ヤの様な一定
周期の反転用読み出しクロックパルスが入力されAND
回路24に与えられる。一方、入力端子22に、マの様
な読み出しゲートパルスが入力されて、AND回路24
に与えられ、出力にケの様なゲートされた反転用読み出
しクロツクパルスが得られる。次にAND回路23とA
ND回路24からの出力信号は、0R回路25に与えら
れて、出力として、コの様な、反転用クロツクパルスが
得られる。この反転用クロツクパルスでTフリツプフロ
ツプ26をトリカーすれば出力端子27に工の様なクロ
ツクパルスφ1が得られる。出力端子28には、クロツ
クパルスφ1と逆相のクロツクパルスφ2が得られる。
以上の様にして、第9図夕の様なクロックパルスが得ら
れることになる。
次に、第1図、第2図で説明した様な、3個の記憶装置
を用いたタイムベースコレクタの記憶装置にCCDを用
いた場合について説明する。
第12図は、2.5ビットのCCDを用いた場合のタイ
ムチヤートであるが、アは書き込みクロツクパルスの電
位状態の変化時点を示すタイムチヤート、サは読み出し
クロックパルスの電位状態の変化時点を示すタイムチヤ
ート、キ,ユ,メは各CCDの電位状態を示すタイムチ
ヤート(実線は書き込みモード、破線は読み出しモード
、一点鎖線は保持モードを示す)、ミは入力される信号
のタイミングを示すタイムチヤート、シは出力される信
号のタイミングを示すタイムチヤート、工は出力信号の
各水平走査期間のタイミングを示すタイムチヤートであ
る。キ,ユ,メで動作しているCCDをそれぞれCCD
−A,CCD−B,CCD−Cとすると、CCD−Aで
は時点TO,t2,t4に信号Sl,S2,S3が書き
込まれて保持され、時点Td,tl,tlに出力される
。次のCCD−Bでは、時点T6,t8に信号S4,S
5が書き込まれて保持され、時点T6′,T8′に出力
される。同様に、CCD−Cでは、時点TlO,tl2
,tl4に信号S6,S7,S8が書き込まれて保持さ
れ、時点TlC!,Tll,tl4′に出力される。次
に、CCDAでは、信号Sl,S2,S3の読み出しの
後はL状態であり、次の保持モードもL状態にある。従
つて次の書き込みモードでは時点Tl5,tl7,tl
9に信号S,,SlO,Sllが書き込まれて保持され
、時点T,5′,TlJ,tl9′に出力されることに
なる。以下、順次、CCD−B,CCD−Cに信号Sl
2FSl3ラSl47Sl5゛゜゛゛゜゛゜が書き込ま
れて)保持され、各時点で出力される。そこで書き込ま
れる信号のタイミングはミの様になり、読み出される信
号のタイミングはシの様になる。以上が、2.5ビツト
のCCDを用いた場合の各CCDの動作及び入出力のタ
イミングを説明したが、682.5ビツトのCCDを用
(・た場合も同様な動作となる。
次に、タイムベースコレクタの実施例について説明する
と、第13図において、29は時間軸変動のあるビデオ
信号を入力する入力端子、30,31,32は、記憶装
置として用いられ、ビット数682.5ビットのCCD
、33,34,35はCCDの出力信号から時間軸補正
された信号のみをゲートするゲート回路、36はゲート
回路33,34,35でゲートされた各信号を加算する
加算回路、37は加算回路36からの時間軸補正された
ビデオ信号からクロック成分を除去する低域フイルタ、
38は出力端子、39は入力端子29に入力されたビデ
オ信号から同期信号を分離する同期信号分離回路、40
は位相比較回路、41は反転用書き込みクロツクパルス
を発生する可変周波数発振器(VCO)、42はVCO
4lの信号を同期信号周波数まで分周する分周回路、4
3は分周回路42の出力信号で駆動されて書き込みゲー
トパルスを発生するリングカウンタ、44は基準の同期
信号を入力する入力端子、45は入力端子44からの基
準同期信号と同期信号分離回路39からの同期信号とを
切り換える切換えスイッチ、46は位相比較回路、47
は反転用読み出しクロツクパルスを発生するCOl48
はCO47の信号を同期信号周波数まで分周する分周回
路、49は分周回路48からの信号で駆動され読み出し
ゲートパルスを発生するリングカウンタ、50,51,
52は各CCD3O,3l,32を駆動するクロックパ
ルスを発生するクロックパルス発生回路である。
次に以上のように構成された実施例の動作について説明
する。
入力端子29に入力された時間軸変動のあるビデオ信号
はCCD3O,3l,32及び同期信号分離回路39に
与えられる。同期信号分離回路34で分離された同期信
号は位相比較回路40に与えられる。一方、VCO4l
からの反転用書き込みクロックパルス(発振周波数はク
ロック周波数1UU/XU ?FH(=682.5fH)の2倍の 1365fHである。
FHは水平同期信号周波数)は分周回路42(分周比は
1/1365である)で分周されて、位相比較回路40
に与えられる。位相比較回路40では、同期分離回路3
9からの同期信号と、分周回路42からの出力信号とを
位相比較して、その誤差信号でCO4lの発振周波数を
制御して、VCO4lの出力信号位相が時間軸変動して
いる同期信号と同期する様に制御する。従つて、VCO
4lで発生する反転用書き込みクロツクパルスは時間軸
変動に応じて周波数が変化していることになる。又、分
周回路42の出力信号(同期信号と同一周波数である。
)も、同期信号に位相同期している。第14図は各部の
波形を示す図であるが、イが時間軸変動している同期信
号である。町ま時間軸変動のない基準の同期信号である
。ハは分周回路42の出力信号で同期信号イに位相同期
している。この出力信号ハでリングカウンタ43が駆動
され出力として二,ホ,への様な書き込みゲートパルス
が発生する。これらの書き込みゲートパルスは各クロッ
クパルス発生回路50〜52に与えられる。同時に、C
O4lからの反転用書き込みクロックパルスも各クロッ
クパルス発生回路50〜52に与えられる。クロツクパ
ルス発生回路50〜52は、以前説明した、第10図の
様な構成から成つており、第11図の様に反転用書き込
みクロックパルスは書き込みゲートパルスでゲートされ
る。この場合は682,5ビツトのCCDを用いている
ので、ゲートされる反転用書き込みクロツクパルスの数
は、682.5の2倍の1365個である。この反転用
書き込みクロツクパルスは0R回路を通つて、Tフリツ
プフロツプを駆動して書き込みクロックパルスを発生さ
せる。次に、読み出しクロックパルスの発生について説
明すると、入力端子44に入力された基準の同期信号口
が切換スイツチ45(この場合はa側に閉じているもの
とする)を通つて位相比較回路46に与えられる。
一方、CO47からの反転読み出しクロツクパルス(周
波数は1365fHである)は分周回路48(分周比は
1/1365である)で分周されて位相比較回路46に
与えられて、前記同期信号と位相比較される。そして、
位相比較回路46の誤差信号でVCO47の発振周波数
が制御され、反転用読み出しクロックパルスは同期信号
と位相同期される。分周回路48の出力信号も第14図
卜の様に基準同期信号に同期されることになり、この出
力信号卜でリングカウンタ49を駆動すると、チ,り,
ヌの様な読み出しゲートパルスが出力として得られる。
以上の様にして得られた読み出しゲートパルス又は反転
用読み出しクロックパルスと共に、クロツクパルス発生
回路50〜52に与えられた読み出しクロツクパルスが
出力として得られる。以上の様にして得られた各クロッ
クパルスは、各CCD3O〜32を駆動する。第14図
ル,ヲ,ワの様なタイミング(実線は書き込みモード破
線は読み出しモード、一点鎖線は保持モードである)で
駆動され、各CCDから読み出されたビデオ信号(時間
軸補正されたビデオ信号)はチ,り,ヌの様なゲートパ
ルスによつて、ゲート回路33〜35でそれぞれゲート
される。これらのゲートされたビデオ信号は加算回路3
6で加算されて、力の様な時間的に連続したビデオ信号
となり、低域フイルタ37でクロック成分が除去されて
、出力端子38に出力される。以上の説明では、読み出
しクロツクパルスを得るのに、基準の同期信号を用いた
が、基準の同期信号が得られない場合には、切換えスイ
ツチ45をb側に閉じ時間軸変動ある同期信号を代りに
用いる。
この場合、位相比較回路46の誤差信号の低周波成分の
み取り出して、CO47を制御すればCOの出力信号の
位相は時間軸変動のある同期信号の平均位相に同期する
ことになり、基準信号を用いた場合とほぼ同等の動作を
することになる。以上実施例の説明から明らかなように
、本発明によれば、従米のAD変換してデジタルメモリ
に記憶する方式に比べて、メモリーとして電荷結合素子
を用いてアナログ的に記憶するので、高価なAD変換器
や、記憶容量の大きいデイジタルメモリ一が不用となり
、かなり低コストのタイムベースコレクターが実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はタイムベースコレクタの基本原理を説明するプ
ロツク図、第2図は第1図の各部の動作を示すタイムチ
ヤート、第3図はCCDの構造を示す構造図、第4図は
4相駆動方式のCCDの動作を示す説明図、第5図は第
4図のCCDのクロック波形と信号の入出力のタイミン
グを示すタイムチヤート、第6図は2相駆動方式のCC
Dの動作を示す説明図、第7図は第6図におけるCCD
のクロック波形と信号の入出力のタイミングを示すタイ
ムチヤート、第8図は第6図のCCDの要部を示す構造
図、第9図は第6図のCCDの動作及び信号の入出力の
タイミングを示すタイムチヤート、第10図はクロツク
パルス発生回路のプロック図、第11図は第10図の各
部の波形を示す波形図、第12図は本発明による時間軸
変動補正方式を用いたタイムベースコレクタにおける各
CCDの動作と、入出力信号のタイミングを示すタイム
チヤート、第13図は本発明による時間軸変動補正方式
を適用した実施例のプロツク図、第14図は第13図の
各部の波形と、各CCDの動作を示す図である。 30,31,32・・・・・・CCD、50,51,5
2・・・・・・クロツクパルス発生回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 時間軸変動のあるビデオ信号を、1水平走査期間ゲ
    ートして時間変動に応じたタイミングでサンプリングし
    て電荷結合素子に書き込み、その書き込み後、前記電荷
    結合素子の転送動作を停止し、その後に、時間軸変動の
    ない一定のタイミングで前記ビデオ信号を読み出すこと
    によつて時間軸変動のないビデオ信号を得るとともに、
    その読み出し後前記電荷結合素子の転送動作を停止する
    系統を複数系統設け、各水平走査期間のビデオ信号を順
    次各系統で時間軸補正して時間的に連続した、時間軸変
    動のないビデオ信号を得る時間軸補正方式であつて、前
    記電荷結合素子の構成が、駆動クロックパルスの立ち上
    り又は、立ち下り時点で信号を入力し、立ち下り又は、
    立ち上り時点で信号を出力する構成であつて、前記駆動
    クロックパルスの電位状態を、前記電荷結合素子の転送
    動作を停止している保持期間において、その保持間の直
    前の書き込み動作又は読み出し動作の電位状態と同一の
    電位状態に保つことを特徴とした時間軸変動補正方式。
JP50114109A 1975-09-19 1975-09-19 時間軸変動補正方式 Expired JPS5918906B2 (ja)

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