JP2601870B2 - カラー映像信号の処理方法及び装置 - Google Patents

カラー映像信号の処理方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、メモリを用いたカラー映像信号の処理方法
及び装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、映像信号の静止画処理、モザイク処理、雑音低
減処理などをメモリを用いて行なう技術が知られてい
る。その一例としては、たとえば日経エレクトロニクス
第406号(1986年10月20日)pp.195−214においては、
VTRにフイールドメモリを内蔵し、このフイールドメモ
リを用いて静止画再生、スロー再生、サーチモードでの
画質改善をはかつている。静止画再生の場合には、磁気
テープを通常の速度を送つているとき、静止画再生指令
があると1フイールド分の映像信号を抽出してフイール
ドメモリに書き込み、これを繰り返し再生する。また、
スロー再生の場合には、磁気テープを通常再生速度の1/
5〜1/30倍の範囲で間欠送りし、磁気テープが停止した
ときに1フイールド分の映像信号をフイールドメモリに
取り込み、磁気テープの移動中フイールドメモリから映
像信号を読み出す。このようにして、瞬間的な静止画再
生ができるし、また、磁気テープの走行速度に関係なく
滑らかな動きのスロー画像が得られるようにしている。
サーチ再生の場合には、磁気ヘツドが磁気テープを2回
走査する期間に再生される信号からトラツキングが良好
な部分を抽出してフイールドメモリに取り込み、これら
部分が継ぎ合わされた1画面分の映像信号を作り、これ
を読み出す。これにより、ノイズバーが除かれるし、ま
た、フイールドメモリの書込み,読み出しを独立にする
とともに、読み出された映像信号に同期信号を付け直す
ことにより、スキユー歪みを除いている。
かかる従来技術においては、信号の継ぎ目での色副搬
送波の位相が不連続とならないようにするために、フイ
ールドメモリに取り込む信号をカラー映像信号から分離
された輝度信号、色差信号、すなわちコンポーネント信
号としている。このような処理方式をコンポーネント信
号処理方式という。この処理方式を採用することによ
り、ストロボ効果、モザイク効果、ソラリゼーシヨン効
果ももたせている。
他の例としては、たとえばNEC技報 Vol.40 NO.3(1
987年3月)pp.49−52において、フイールドメモリを特
殊効果に用いるとともに、巡回型ノイズデユーサの1フ
イールド遅延素子として用い、通常再生時でのノイズ低
減をはかつている。
また、さらに、ピクチヤ・イン・ピクチヤ効果ももた
せるようにしたものも知られている(たとえば日経エレ
クトロニクス第406号(1986年10月20日)pp.178−17
9)。
〔発明が解決しようとする課題〕
フイールドメモリを用いて特殊再生や雑音低減などの
処理を行なう場合、従来では、上記の日経エレクトロニ
クスのpp.178−179に開示されるように、カラー映像信
号をそのまま処理するコンポジツト信号橇方式による場
合とコンポーネント処理方式による場合とがある。コン
ポジツト信号処理方式による場合には、メモリの容量を
小さくすることができるが、色副搬送波の連続性を考慮
する必要があり、このために、回路が複雑となるし、ま
た、色際限性などについて画質が劣化するという問題が
ある。
これに対し、コンポーネント信号処理方式による場合
には、フイールドメモリに取り込む信号はベースバンド
の輝度信号や色差信号であり、同期信号やカラーバース
ト信号などはフイールドメモリに記憶する必要がなく、
フイールドメモリから読み出された信号に付加すればよ
いから、色副搬送波の連続性については考慮する必要が
ない。
しかしながら、再生画像の高解像度化をはかるため
に、輝度信号の周波数帯域をクロマ信号の周波数帯域の
範囲まで含めて拡げると、色フリツカが生じて画質が劣
化するという問題があつた。以下、静止画再生を例にと
つてこの色フリツカについて説明する。
コンポーネント信号処理方式による静止画処理の場
合、1フイールド分のカラー映像信号を輝度信号とクロ
マ信号とに分け、クロマ信号は2つの色差信号に復調
し、夫々をフイールドメモリに記憶する。
この場合、NTSC方式とすると、走査線数が525本で2:1
インターレース走査であるから、1フイールド内の走査
線数は262.5本であつてこの分がフイールドメモリに書
き込まれる。静止画処理の場合、このフイールドメモリ
から書き込まれた各コンポーネント信号が繰り返し読み
出されるのであるが、インターレース走査によるライン
フリツカを失くすために、フイールドメモリから読み出
される走査線数を1フイールド毎に交互に262本,263本
となるようにしている。
フイールドメモリから読み出された輝度信号には同期
信号や帰線消去信号などが付加され、色差信号は夫々変
調され、カラーバースト信号などが付加されてクロマ信
号が形成されるが、1フイールド毎に走査線数が交互に
262本,263本となり、かつノンインターレース走査とな
るように、輝度信号への垂直同期信号の付加位置が設定
される。
ところで、画像の高解像度化をはかるために、輝度信
号の周波数帯域をクロマ信号の周波数帯域を含む範囲ま
で拡げる場合には、カラー映像信号を輝度信号とクロマ
信号とに分ける手段としてくし形フイルタが用いられ
る。しかしながら、一般に、くし形フイルタの調整誤差
などにより、分離された輝度信号にクロマ信号が残留す
る。また、くし形フイルタ以降の回路や配線などのクロ
ストークにより、分離された輝度信号にクロマ信号がも
れ込むこともある。このようにして輝度信号に残留する
クロマ信号を、以下、クロストーククロマ信号成分ΔC
ということにする。
クロストーククロマ信号成分ΔCを含む輝度信号は1
フイールド分フイールドメモリに書き込まれ、上記のよ
うに、1フイールド毎に走査線数が交互に262本,263本
となるように読み出される。いま、フイールドメモリか
ら読み出される第1〜第4フイールドの4フイールドに
ついてみると、説明を簡単にするために全画面単一色の
画像とした場合を示す第14図において、フイールドメモ
リから同一フイールドの信号が繰り返し読み出されるか
ら、第1〜第4フイールドでの水平同期信号(図示しな
いが、各走査線の左端とする)に対するクロストークク
ロマ信号成分ΔCの位相関係は、破線で示すように、同
一である。
ここで、NTSC方式の場合、色副搬送波周波数fSCは、
水平同期信号周波数fHに対し、 の関係があるから、各走査線の期間は色副搬送波の周期
の1/2の奇数倍である。
一方、フイールドメモリから読み出された色差信号は
連続した色副搬送波を変調してクロマ信号C′が形成さ
れる。第14図では、このクロマ信号C′を一点鎖線で示
す。いま、同図において、第1フイールドでクロストー
ククロマ信号成分ΔCとクロマ信号C′とが同位相する
と、色副搬送波周波数fSCと水平同期信号周波数fHとが
上記の関係にあつて、1走査線毎にクロストーククロマ
信号成分ΔCがクロマ信号C′とが水平同期信号に対し
位相反転し、かつ第1フイールドは奇数個の走査線から
なつて、しかも、静止画処理ではフイールドメモリから
同一フイールドの信号が繰り返し読み出されるから、第
2フイールドでは、クロストーククロマ信号成分ΔCと
クロマ信号C′とは互いに逆位相となる。また、同様に
して、第2フイールドは偶数個の走査線からなるから、
第3フイールドでは、第2フイールドと同様に、クロス
トーククロマ信号成分ΔCとクロマ信号C′とは互いに
逆位相であり、第3フイールドは奇数個の走査線からな
るから、第4フイールドでは、クロストーククロマ信号
成分ΔCとクロマ信号C′とは同位相となる。そして、
クロストーククロマ信号成分ΔCとクロマ信号C′との
かかるフイールド毎の位相関係の変化が、4フイールド
毎に繰り返す。
そこで、形成されたクロマ信号C′と輝度信号と合成
してカラー映像信号を形成すると、このカラー映像信号
のクロマ信号Cはクロマ信号C′とクロストーククロマ
信号ΔCとが合成されたものとなるが、このクロマ信号
Cは、第14図に実線で示すように、第1,第4フイールド
では、クロストーククロマ信号ΔCとクロマ信号C′と
が加算されたものとなり、第2,第3フイールドでは、ク
ロス信号C′からクロストーククロマ信号ΔCが減算さ
れたものとなる。このため、第1,第4フイールドではク
ロマ信号Cの振幅が増大し、第2,第3フイールドではク
ロマ信号Cの振幅が減少する。
このように、4フイールドを周期としてクロマ信号C
の振幅の増減があり、このため、画面上では4フイール
ドを周期として色飽和度の増減があつて色フリツカとな
るのである。
さらに、上記では、第1フイールドでクロストークク
ロマ信号ΔCとクロマ信号C′とを同位相としたが、通
常、クロマ信号C′の色副搬送波の位相はクロストーク
クロマ信号C′に対して任意であり、上記と同様のこと
から、これらの位相関係は第1,第4フイールドと第2,第
3フイールドとで異なる。このために、これらフイール
ド間でクロス信号Cの水平同期信号に対する位相関係が
異なり、色相方向の色フリツカも生ずることになる。
上記従来技術では、輝度信号を狭帯域信号として処理
されているために、上記の色フリツカについては問題と
ならなかつたが、画面の高解像度化が望まれる現状にお
いては、この色フリツカが画質の面から大きな問題とな
る。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、輝度信号を
広帯域化してコンポーネント信号処理を行なうに際し、
色フリツカを抑圧して画質向上をはかるカラー映像信号
の処理方法及び装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、メモリに書き
込まれた輝度信号と色差信号とを読み出すに際し、該輝
度信号と該色差信号とのフイールド期間長を、所定フイ
ールド数毎に交互に伸長,短縮する。該メモリから1フ
イールド分繰り返し読み出す場合には、これら伸長,短
縮の量を色副搬送波の1/2周忌の奇数倍とするが、伸長
と短縮とで等しくすることができる。
また、本発明は、該メモリから読み出される輝度信
号、色差信号の走査線長を色副搬送波の周期の整数倍と
する。
さらに、本発明は、該メモリからの輝度信号、色差信
号の読出し位相をフイールド毎に調整する。該メモリか
らこれら1フイールド分を繰り返し読み出す場合には、
このフイールド毎の読出し位相を読出し側の色副搬送波
に同期させ、該メモリで順次書込み,読出しを行なう場
合には、さらに、2以上の所定フイールド毎にこの読出
し位相を色副搬送波の1/2周期の奇数倍ずらす。
〔作用〕
上記いずれにおいても、メモリから読み出された輝度
信号中のクロストーククロマ信号成分と読出し側の色副
搬送波、したがつてクロマ信号とは一定の位相関係とな
り、色フリツカが生ずることはない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図は本発明によるカラー映像信号の処理方法の一
実施例を示す要部説明図、第2図はこの方法を用いたカ
ラー映像信号の処理装置の一例を示すブロツク図であ
る。なお、第2図において、1はカラー映像信号の入力
端子、2はY/C分離回路、3は復調回路、4はA/D変換回
路、5はフイールドメモリ、6はD/A変換回路、7は変
調回路、8は混合回路、9は出力端子、10は同期分離回
路、11は書込クロツク発生回路、12は逓倍回路、13は書
込み制御回路、14は読出し制御回路、15は信号処理回
路、16は同期信号発生回路である。
第2図において、入力端子1からカラー映像信号が入
力されるが、ここでは、一例として、このカラー映像信
号を静止画処理するものとする。
このカラー映像信号は、たとえばくし形フイルタから
なるY/C分離回路2に供給され、輝度信号Yとクロマ信
号Cとに分離される。このクロマ信号Cは復調回路3に
供給され、2つの色差信号R−Y,B−Yに復調される。
一方、輝度信号Yは同期分離回路10に供給されて同期信
号が分離され、書込みクロツク発生回路11はこの同期信
号から書込みクロツクを生成する。輝度信号Yと色差信
号R−Y,B−Yとは、A/D変換回路4により、書込みクロ
ツク発生回路11からの書込クロツクをサンプリングパル
スとしてデイジタル化され、信号処理回路15で適宜処理
された後、同期分離回路10から同期信号が、書込みクロ
ツク発生回路11から書込みクロツクが夫々供給される書
込み制御回路13によつて制御されて1フイールド分がフ
イールドメモリ5に書き込まれる。
ここで、輝度信号Yと色差信号R−Y,B−Yは別々に
デイジタル化されてフイールドメモリ5の別々の領域に
書き込まれるようにしてもよいし、これらを時分割多重
して同一A/D変換回路でデイジタル化し、フイールドメ
モリ5の別々の領域、もしくは同一領域に書き込むよう
にしてもよい。また、フイールドメモリ5には、各信号
とも帰線消去期間を除いて書き込まれる。フイールドメ
モリ5への1フイールド分の書込み、帰線消去期間の書
込み禁止は、同期分離回路10からの同期信号にもとづい
て書込み制御回路13により制御される。
フイールドメモリ5への1フイールド分の書込みが終
ると、次いで、読出し制御回路14により、読出しが繰り
返し行なわれる。つまり、復調回路3にはクロマ信号C
の復調のための色副搬送発生回路が設けられているが、
これで発生された色副搬送波は逓倍回路12で逓倍され、
読出しクロツクとして読出し制御回路14に供給されると
ともに、この読出しクロツクは同期信号発生回路16に供
給されて読出し用の同期信号が生成され、この同期信号
が読出し制御回路14に供給される。読出し制御回路14は
これら読出しクロツクと同期信号をもとにしてフイール
ドメモリ5を読出し制御する。
ここで、読出し制御回路14は、フイールドメモリ5か
ら読み出される信号の走査線数が1フイールド毎に交互
に262本,263本となるように、読出し制御するととも
に、走査線が263本のフイールド毎に交互に最後の走査
線(第263番目の走査線)で他の走査線よりも色副搬送
波の周期2τの1/2の奇数倍、ここでは、1/2倍だけ長く
したり、短かくしたりするように、読出し制御する。
第1図では、第1,第3フイールドを走査線数が263本
のフイールドとし、第2,第4フイールドを走査線数が26
2本のフイールドとしており、第1フイールドの最後の
走査線を他の走査線よりも時間τだけ長くし、第3フイ
ールドの最後の走査線を同じく時間τだけ短くしてい
る。
このようにフイールドメモリ5から読み出された信号
は、信号処理回路15で適宜処理された後、D/A変換回路
6でアナログ化される。D/A変換回路6から出力される
色差信号R−Y′,B−Y′は、変調回路7により、復調
回路3からの色副搬送波を変調し、さらに、カラーバー
スト信号が付加されてクロマ信号C′が生成される。こ
のクロマ信号C′は混合回路8でD/A変換回路6からの
輝度信号Y′と混合され、さらに同期信号発生回路16か
らの同期信号、帰線消去信号が付加されてカラー映像信
号が生成され、出力端子9から出力される。
ところで、第1図に示すようにフイールドメモリ5の
読出しが行なわれた場合、輝度信号Y′に混入している
クロストーククロマ信号成分ΔCは、破線で示すよう
に、第14図と同様、各フイールド毎に水平同期信号に対
する位相関係が同じであるが、さらに、第1フイールド
で最後の走査線が他の走査線よりも時間τだけ長く、第
3フイールドで最後の走査線が同じく時間τだけ短いか
ら、各フイールド間で不連続とはならず、常に連続した
ものとなる。また、クロマ信号C′も、変調回路7で連
続した色副搬送波を変調して得られたものであるから、
第1図の一点鎖線で示すように、常に連続である。
そこでクロストーククロマ信号成分ΔCとクロマ信号
C′との位相関係も各フイールド同じであり、これらの
合成は各フイールドで同じである。第1図では、クロス
トーククロマ信号成分ΔCをクロマ信号C′とが同相し
ているが、この場合には、各フイールドで単に加算され
ることになり、混合回路8(第2図)から出力されるカ
ラー映像信号中のクロマ信号Cは、第1図に実線で示す
ように、フイールド間で位相や振幅が異なることがな
い。また、クロストーククロマ信号成分ΔCとクロマ信
号C′との間に位相差があつても、この位相差は各フイ
ールド同一であり、この場合にも、フイールド間でクロ
マ信号Cの位相や振幅が異なることはない。
以上のようにして、色飽和度や色相方向の色フリツカ
が抑圧されることになる。
また、この実施例によると、周波数インターリーブ条
件がなくなつてドツトスクローリングがなくなり、完全
に静止した映像を得ることができる。
さらに、1つおきのフイールドでフイールド長の伸縮
があるが、この伸縮は交互でかつ等量であるから、4フ
イールド単位でみると、映像信号の時間軸の伸縮はな
い。このために、入力されるカラー映像信号と処理によ
つて得られた静止画信号との間で位相が順次ずれていく
ということがなく、この静止画信号からこの動画のカラ
ー映像信号へ切換えて静止画から動画に切換えても、同
期乱れはほとんど生じない。
なお、第1図では、フイールド毎に走査線がインター
レースするように図示しているが、先に従来技術で説明
したように、混合回路8(第2図)で付加される垂直同
期信号の位置を調整することにより、ノンインターレー
ス走査とすることもできる。
第3図は第2図における読出し制御回路14の一具体例
を示すブロツク図であつて、20,21は入力端子、20aは2
分周回路、22は計数回路、23はフイールド検出回路、24
は位相調整回路、25はカウンタ、26はデコーダ、27は分
周回路、28はD−FF(D型フリツプフロツプ回路)、29
はアンドゲート、30はエツジ検出回路、31はインバー
タ、32,33はD−FF、34,35はマルチプレクサである。
同図において、入力端子20には、逓倍回路12(第2
図)から出力される読出しクロツクが入力される。ここ
で、この逓倍回路12は4逓倍するものとし、したがつ
て、この読出しクロツクの周波数fS2は4fSC(但し、fSC
=455fH/2)である。この読出しクロツクは2分周回路2
0aで分周され、周波数2fSCのクロツクFS2としてカウン
タ25とデコーダ26とからなる計数回路22に供給される。
計数回路22では、第4図に示すように、カウンタ25が
このクロツクFS2をカウントし、このカウント値Nがデ
コーダ26でデコードされる。デコーダ26はこのカウント
値Nが454のときパルスD3を出力し、455のときパルスD4
を、456のときパルスD5を出力する。これらパルスD3〜D
5はパルス幅がτ(=クロツクFS2の周期)であつて、位
相調整回路24に供給される。位相調整回路24は、詳細は
後述するが、通常、第4図(a)に示すように、パルス
D4をリセツトパルスRSとして選択しており、このリセツ
トパルスRSによつてカウンタ25がリセツトされる。した
がつて、カウンタ25は455カウントする毎にリセツト
さ、リセツトされてから次にリセツトされまでの周期は
455τ、すなわち、通常の1走査線期間(以下、1Hとい
う)となる。
また、位相調整回路24は、走査線数を263本とする1
つおきのフイールド(第1図)毎に交互に、その最後の
走査線で、第4図(b)に示すようにパルスD5の選択と
第4図(c)に示すようにパルスD3の選択とを行ない、
これら選択されたパルスをカウンタ25のリセツトパルス
RSとする。すなわち、ある263本の走査線数のフイール
ドの最後の走査線でカウンタ25の最大カウント値が456
とすると、次の263本の走査線数のフイールドの最後の
走査線でカウンタ25の最大カウント値は454となる。し
たがつて、夫々の最後の走査線でのカウンタ25のカウン
ト期間は、夫々456τ,454τとなる。
図示しないが、カウンタ25のカウント値Nはフイール
ドメモリ5(第2図)の列アドレス(走査線方向)の制
御にも用い、位相調整回路24から出力されるリセツトパ
ルスRSは同じく行アドレスの制御にも用いる。これによ
り、フイールドメモリ5から読み出される走査線の期間
は、通常1H(=455τ)であるが、走査線数が263本のフ
イールドの1つおきの最後の走査線の期間は1H+1τと
なり、他の1つおきの最後の走査線の期間は1H−1τと
なる。
デコーダ26は、またカウンタ25のカウント値Nによ
り、パルスD3〜D5とは異なるタイミングで、かつ互いに
異なるタイミングでパルス幅τのパルスD1,D2を出力す
る(第4図)。
フイールド検出回路23および位相調整回路24は期間長
が1H,1H+1τ,1H−1τの走査線を決定するためのもの
であり、以下、これらの動作を説明する。
フイールド検出回路23は2分周回路27,D−FF28,アン
ドゲート29およびエツジ検出回路30からなる。2分周回
路20aから出力されるクロツクFS2は2分周回路27で2分
周され、周期2τのクロツクFSとしてD−FF28に供給さ
れる。また、D−FF28には、デコーダ26からパルスD2が
データDとして供給される。
いま、この具体例が動作を開始するときには、位相調
整回路24がデコーダ26の出力パルスD4をリセツトパルス
RSとして選択する。このときには、カウンタ25は455ま
でカウントするから、デコーダ26からのパルスD2は、第
5図に示すように、周期が455τである。クロツクFSは
周期が2τであり、パルスD2のパルス幅はτであるか
ら、1つおきのパルスD2と他の1つおきのパルスD2とは
クロツクFSに対してτだけ位相が異なることになり、1
つおきのパルスD2の期間内にクロツクFSの立上りエツジ
があつて他の1つおきのパルスD2の期間内にはこのクロ
ツクFSの立上りエツジはない。D−FF28はクロツクFSの
立上りエツジでデータDをサンプルホールドする。した
がつて、D−FF28のQ端子からは周期が455τ×2(−2
H)で位相がクロツクFSに同期し、かつパルス幅2τの
“H"(高レベル)のパルスが出力される。
一方、入力端子21には、同期信号発生回路16から垂直
同期信号VDが入力される。この垂直同期信号VDはエツジ
検出回路30に供給される。エツジ検出回路30では、第6
図に示すように、垂直同期信号VDの後縁直後にデコーダ
26からのパルスD1に位相同期した1H幅のパルス(以下、
垂直エツジパルスという)VDEが発生される。このよう
に機能するエツジ検出回路30としては、たとえば、垂直
同期信号VDの後縁でトリガーされ、1H幅のパルスを発生
する単安定マルチバイブレータと、このパルスをデータ
入力とし、デコーダ26からのパルスD1をクロツクとする
D−FFとで構成することができる。この垂直エツジパル
スVDEとD−FF28のQ出力はアンドゲート29に供給さ
れ、D−FF28のQ端子から出力されるパルスのうち、垂
直エツジパルスVDEのパルス期間内のパルスがクロツクF
SPとして抽出される。
次に、位相調整回路24はインバータ31,D−FF32,33お
よびマルチプレクサ34,35からなり、フイールド検出回
路23からの垂直エツジパルスVDEとクロツクFSPとによ
り、カウンタ25のリセツトパルスRSとしてデコーダ26か
らのパルスD3〜D5のいずれかを選択する。
D−FF32はクロツクFSPで垂直エツジパルスVDEのレベ
ルをサンプルホールドし、しかる後、垂直エツジパルス
VDEをインバータ31で反転して得られるパルスの立上り
エツジ、すなわち、垂直エツジパルスVDEの立下りエツ
ジでリセツトされる。したがつて、D−FF32のQ端子か
らは、クロツクパルスFSPとその直後の垂直エツジパル
スの立下りエツジ(後縁)との間の期間の“H"の制御パ
ルスRSSが得られる。
また、D−FF33はその出力のレベルをクロツクFSP
でサンプルホールドする。したがつて、D−FF33のQ端
子からは、クロツクFSP毎にレベル反転する制御信号LS
が得られる。
マルチプレクサ34は制御信号LSによつて制御され、こ
こでは、制御信号LSが“L"のときY0入力であるパルスD3
を選択し、“H"のときY1入力であるパルスD5を選択す
る。また、マルチプレクサ35は制御信号RSSによつて制
御され、制御信号RSSが“H"のときY1入力であるパルスD
4を選択し、“L"のときY0入力であるマルチプレクサ34
の出力+Y(すなわち、パルスD3またはD5)を選択して
リセツトパルスRSとする。
入力端子21から入力される垂直同期パルスVDの周期
(すなわち、フイールドの幅)は交互に262Hと263Hとな
り、この垂直同期信号VDが入力される毎にエツジ検出回
路30は垂直エツジパルスVDEを出力する。
いま、第6図(a)に示すように、制御信号LS,RSSが
ともに“L"とすると、位相調整回路24はパルスD4をリセ
ツトパルスRSとして選択し、カウンタ25は455までのカ
ウントを繰り返す。したがつて、デコーダ26はパルスD1
〜D4を出力し、これらの周期は455τ(=14)である。
D−FF28のQ端子からは、クロツクFSに位相同期しか
つパルスD2のタイミングで2H周期のパルスが出力される
が、このパルスの1つが、第6図(a)に示すように、
263Hのフイールドの終りとなる垂直同期信号VDに続く垂
直エツジパルスVDEの期間内にあると、アンドゲート29
からこの期間内にクロツクFSPが出力され、D−FF32か
ら“H"の制御信号RSSが出力されてD−FF33から出力さ
れる制御信号LSが“H"にレベル反転する。このために、
マルチプレクサ34はY1入力を選択し、マルチプレクサ35
はこの制御信号RSSの期間マルチプレクサ34の出力+Y
を選択するから、結局、マルチプレクサ35はY1入力を選
択することになる。
そこで、カウンタ25はカウント値Nが455ではリセツ
トパルスRSが供給されず、このカウント値Nが456にな
るとデコーダ26がパルスD5を発生し、これがリセツトパ
ルスRSとして選択されてカウンタ25がリセツトされる。
その後直ちにD−FF32はリセツトされ、マルチプレクサ
35はパルスD4をリセツトパルスRSとして選択する。この
ため、垂直同期信号VDの直後で1回だけパルスD1〜D4は
周期が1H+1τとなるが、その後は再び周期が1Hとな
る。このことは、パルスD1〜D4が1τだけ位相が遅らさ
れたことになる。また、カウンタ25が456までカウント
することにより、フイールドメモリ5(第1図)での列
アドレスが1だけ増え、このときの走査線の長さが1Hよ
りも1τ(色福搬送波の1/2周期)だけ伸長されたこと
になる。
一方、パルスD2が1τだけ位相遅れとされると、第5
図を参照して明らかなように、D−FF28のQ端子から出
力されるパルスは1/2Hだけずれることになる。このた
め、第6図(a)に示すように、262Hのフイールドの終
わりとなる次の垂直同期信号VDの垂直エツジパルスVDE
の期間内にはD−FF28のQ端子からのパルスが含まれ
ず、クロツクFSPは発生しない、したがつて、パルスD4
がそのままリセツトパルスRSとして選択され、カウンタ
25は455までのカウントを繰り返す。
次の263Hのフイールドの終りとなる垂直同期信号VDの
垂直エツジパルスVDEの期間内にはD−FF28のQ端子か
らのパルスが含まれ、D−FF32は制御信号RSSを発生す
るとともに、制御信号LSが“L"に反転する。このため
に、パルスD3がリセツトパルスRSとして選択され、カウ
ンタ25はカウント値Nが454でリセツトされる。その後
は再びパルスD4がリセツトパルスRSとして選択され、カ
ウンタ25は455までのカウントを繰り返す。これによ
り、263Hの最後の差線の長さが1H−1τとなる。
また、パルスD2は、カウンタ25の1回の454までのカ
ウントにより、1τだけ位相が進められることになり、
位相が遅らされた上記の場合と同様に、D−FF28のQ端
子からのパルスは1Hだけ位相がずらされる。これによ
り、次の262Hのフイールドの終りとなる垂直同期信号VD
の垂直エツジパルスVDEの期間内にはD−FF28のQ端子
からのパルスが含まれず、クロツクFSPは発生しない。
したがつて、カウンタ25はそのまま455までのカウント
を続ける。
以上のように、フイールド検出回路23では、263Hのフ
イールドの終りでクロツクFSPを発生し、これにより、
位相調整回路24は454τまたは456τ周期のパルスD3,D5
を選択してカウンタ25をリセツトし、263Hのフイールド
の最後の走査線の長さを1H−1τまたは1H+1τとす
る。
なお、初期条件により、フイールドメモリ5からの読
出し開始時、262Hのフイールドの終りクロツクFSPを発
生することもあり得るが、第6図(b)に示すように、
次の263Hのフイールドの終りでもクロツクFSPが発生
し、結局第6図(a)に示した動作に安定する。
第7図は本発明によるカラー映像信号の処理方法の他
の実施例を示す図である。
この実施例は、第1図において、フイールドメモリ5
から読み出されるカラー映像信号の水平同期信号周波数
fHを色福搬送波周波数fSCの整数分の1とするものであ
る。
第7図において、各フイールドの各走査線は全て454
τあるいは456τとし、フイールドメモリ5(第2図)
からは、書き込まれた走査線について、最後のτ期間を
読み出さないか、τ期間を付加して読み出す。このため
の読出し制御回路としてはカウンタとデコーダとで構成
し、カウンタは、第3図と同様に、クロツクFS2をカウ
ントし、デコーダはカウンタのカウント値Nが454もし
くは456になつたときにパルスを発生し、このパルスを
カウンタのリセツトパルスとすればよい。
この実施例では、第7図から明らかなように、クロス
トーククロマ信号ΔCとクロマ信号C′との位相関係は
1走査線毎に反転する。ここで、第1フイールドの第1
走査線でこれらが同位相とすると、各フイールドとも奇
数番目の走査線ではこれらは同位相であつてクロマ信号
Cはこれらが加算されたものとなり、偶数番目の走査線
では、これらが逆位相であつてクロマ信号Cはこれらの
減算されたものとなる。
このために、クロマ信号Cは、クロマトーククロマ信
号成分ΔCにより、走査線毎にレベルが変化して変調を
受けることになるが、各フイールドとも同一走査線のレ
ベルは同一であるから、これによつて色フリツカが生ず
ることはない。クロストーククロマ信号成分ΔCとクロ
マ信号C′との間に位相差がある場合には、第7図に示
した位相関係からこの位相差分ずれるだけであるから、
同様である。
第8図は第2図における読出し制御回路14の他の具体
例を示すブロツク図であつて、36〜38は入力端子、38a
は2分周回路、39は位相調整回路、40は計数回路、41〜
43はD−FF、44は2分周回路、45はアンドゲート、46は
オア回路、47はカウンタ、48はデコーダである。
この具体例は、第2図において、入力端子1に入力さ
れるカラー映像信号と出力端子9から出力されるカラー
映像信号とを同期させるものであり、これらを選択して
画像再生などを行なう場合、継ぎ目で同期信号の不連続
性、したがつて、同期乱れが生じないようにしたもので
ある。
第8図において、入力端子36には同期分離回路10(第
2図)からの書込み側の水平同期信号WHDが、入力端子3
7には同期信号発生回路16(第2図)からの垂直同期信
号VDが、入力端子38には逓倍回路12(第2図)からの周
波数4fSCの読出しクロツクが夫々入力される。この読出
しクロツクは2分周回路38aで分周され、周波数2f
SC(周期τ)のクロツクFS2が生成される。
計数回路40はカウンタ47とうデコーダ48とからなり、
カウンタ47はクロツクFS2をカウントする。そのカウン
ト値Nはデコーダ48に供給され、このカウント値Nが45
5のときパルスD4が発生される。このパルスD4は位相調
整回路39のオア回路46を通り、リセツトパルスRSとして
カウンタ47をリセツトする。カウンタ47は通常このパル
スD4によつてリセツトされ、したがつて、455までのカ
ウントを繰り返す。フイールドメモリ5(第2図)は、
このカウンタ47のカウント値によつて列アドレスが制御
され、パルスD4によつて行アドレスが制御されており、
通常、走査線が455τの長さとなるように読出しを行な
つている。
一方、位相調整回路39はD−FF41〜43、2分周回路4
4、アンドゲート45およびオア回路46によつて構成され
ている。
D−FF41は入力端子36からの水平同期信号WHDのタイ
ミングで入力端子37からの垂直同期信号VDをサンプルホ
ールドし、第9図に示すように、水平同期信号WHDに位
相同期しかつその周期の整数倍のパルス幅の垂直同期信
号LHVDを発生する。D−FF42はクロツクFS2を2分周回
路44で分周して得られる周波数fSCのクロツクFSのタイ
ミングで垂直同期信号LHVDのレベルをサンプルホールド
し、クロツクFSに位相同期しかつその周期の整数倍のパ
ルス幅の垂直同期信号LFVDを発生する。垂直同期信号LF
VDは、D−FF43において、クロツクFS2のタイミングで
レベルがサンプルホールドされる。これにより、D−FF
4の端子からは、第10図に示すように、垂直同期信号L
SVDに対して位相が反転しかつクロツクFS2の周期τだけ
遅れたパルスが得られる。このパルスと垂直同期信号LF
VDはアンドゲート45に供給され、この垂直同期信号LFVD
の立上りエツジ(前縁)を表わすパルスRSVが形成され
る。このパルスRSVはオア回路46を通り、リセツトパル
スRSとしてカウンタ47をリセツトする。
この具体例では、第9図から明らかなように、入力端
子37に入力される垂直同期信号VDは周期が262.5Hとして
いるが、これが水平同期信号によつてサンプルホールド
されるから、垂直同期信号LHVD,LFVDは周期が交互に262
H,23Hとなり、したがつて、パルスRSVも同様となる。も
ちろん、垂直同期信号VDの周期が交互に262H,263Hであ
つても同様である。
以上のように、この具体例では、カウンタ47は各フイ
ールド毎に書込み側の水平同期信号に位相同期したパル
スRSVでリセツトされるので、フイールドメモリ5から
読み出される各走査線は入力側のカラー映像信号の走査
線に位相同期することになる。また、このパルスRSVは
連続したクロツクFSにも位相同期しているから、フイー
ルドメモリ5では輝度信号Yのクロストーククロマ信号
成分ΔCが読出し側の変調回路7の色副搬送波、したが
つて、クロマ信号C′と一定の位相関係となるように、
各フイールド毎に走査線の読み出しが制御される。した
がつて、色フリツカも生じないし、読み出されたカラー
映像信号と入力されるカラー映像信号とで水平同期信号
を連続にすることができる。
第11図は第2図における書込み制御回路14のさらに他
の具体例を示すブロツク図であつて、49,50は入力端
子、51,52は2分周回路、53はマルチプレクサであり、
第8図に対応する部分には同一符号をつけて重複する説
明は省略する。
この具体例は、静止画処理とともに動画処理もできる
ようにしたものである。
第11図において、入力端子49には1フイールド毎にレ
ベルが反転する読出し側のカラー映像信号の奇偶フイー
ルド識別信号OEが、入力端子50にはフイールドメモリ5
(第2図)の書込み制御信号STが夫々入力される。ここ
では、奇数個の走査線からなるフイールドを奇フイール
ド、偶数個の走査線からなるフイールドを偶フイールド
とする。書込み制御信号STは、フイールドメモリ5が書
込みモードのとき“H",書込み停止モードのとき“L"と
なる。
この具体例は第8図に示した具体例と構成が大部分似
ているが、動画処理も可能とするために、第8図での2
分周回路44の代りに2分周回路51,52、マルチプレクサ5
3が用いられる。2分周回路51は入力端子49からの奇偶
フイールド識別信号OEを2分周し、4フイールド周期の
制御信号を形成するが、書込み信号STが“L"のときリセ
ツト状態に保持される。2分周回路52はクロツクFS2を
2分周し周波数がともにfSCで互いに逆位相のクロツクF
S,FSNを発生する。マルチプレクサ53は2分周回路51か
らの制御信号によつて制御され、そのレベルが“L"のと
きクロツクFSを、“H"のときクロツクFSNを夫々選択し
てD−FF42のクロツクとする。
静止画処理の場合には、フイールドメモリ5は書込み
が停止されるので書込み制御信号STは“L"であり、2分
周回路51はリセツト状態に保持されて制御信号は“L"と
なる。このため、マルチプレクサ53は2分周回路52から
のクロツクFSを選択する。これにより、この具体例は第
8図に示した具体例と同様の動作を行なう。
動画処理の場合には、フイールドメモリ5は常に書込
みモードに設定され、これとともに読み出しが行なわれ
る。このために、書込み制御信号STは“H"に保持され、
2分周回路51は奇フイールドから偶フイールドに移る毎
にレベルが反転する4フイールド周期の制御信号を出力
する。そこで、マルチプレクサ53は2フイールド毎に交
互にクロツクFSとFSNを選択する。D−FF42は垂直同期
信号VD毎に水平同期信号WHDとマルチプレクサ53からの
クロツクに位相同期した垂直同期信号LFVDを発生する
が、このクロツクはフイールド毎に反転して位相がτだ
けずれるから、垂直同期信号LFVDも2フイールド毎にτ
だけ位相がずれ、したがつて、カウンタ48のリセツトパ
ルスとなるパルスRSVも同様である。
動画処理においては、インターリーブの関係をもつ必
要があり、この条件をもとに各フイールドでクロストー
ククロマ信号ΔCとクロマ信号C′とが、第12図に示す
ように、一定の位相関係を保つていれば色フリツカは生
じない。しかし、このためには、奇フイールドである第
1,第3フイールドと偶フイールドである第2,第4フイー
ルドとの開始点でのクロマ信号C′の位相は互いに逆相
でなければならない。
このような位相関係は、入力端子38から入力される読
取りクロツクと書込み側の水平同期信号に位相の変動が
なければ、垂直同期信号LHVDのレベルをクロツクFS2で
サンプルホールドして用いるだけで実現することがで
き、色フリツカは生じない。
しかしながら、動画処理されるカラー映像信号がVTR
の再生信号のようにジツターなどを有し、書込み側の水
平同期信号に位相の変動がある場合には、入力端子38か
ら入力される安定した読出りクロツクと書込み側の水平
同期信号WHDとの間でジツタとなり、したがつて垂直同
期信号LHVDとクロツクFS2との間でジツターとなる。た
とえば、第12図において、第1フイールドの第1走査線
でクロストーククロマ信号成分ΔCとクロマ信号C′と
が同位相関係にあるのが、第2フイールドの第1走査線
では逆位相関係となることもある。このような位相関係
の変化があると、当然のことながら、色フリツカを生ず
る。ジツターなどではフイールド長がランダムに変化を
するので、それに応じた色フリツカが生ずることにな
る。
また、第8図に示した具体例でもつてフイールドメモ
リ5の制御を行なうと、カウンタ47はフイールド毎に色
副搬送波と同一周波数fSCのクロツクFSに同期したパル
スRSVによつてリセツトされるので、2フイールド毎に
クロストーククロマ信号成分ΔCとクロマ信号C′との
位相関係が逆転するように、フイールドメモリ5の読出
しが行なわれ、この場合にも色フリツカが生ずる。
第11図に示した具体例では、動画処理時、カウンタ47
をリセツトするパルスRSVは、奇フイールドから偶フイ
ールドに移るとき、色副搬送波の周期の1/2(すなわ
ち、τ)だけ移相される。このために、偶フイールドの
開始では、その直前の奇フイールドの開始に対し、クロ
マ信号C′の位相は逆転し、奇フイールドの開始では、
その直前の偶フイールドの開始に対し、クロマ信号C′
は同一位相となる。フイールドメモリ5から読み出され
るクロストーククロマ信号ΔCについても同様の位相関
係があり、したがつて、第12図に示すように、クロスト
ーククロマ信号ΔCとクロマ信号C′との位相関係は一
定となつて色フリツカを抑圧できる。さらに、毎フイー
ルド水平同期信号の位相同期化を行なつているので、第
1図の入力端子1から入力されるカラー映像信号と、出
力端子9から出力されるカラー映像信号との位相を合わ
せることができる。
第13図は静止画処理と動画処理とを可能とした第2図
における読出し制御回路1のさらに他の具体例を示すブ
ロツク図であつて、54は4分周回路、55はマルチプレク
サ55であり、第8図,第11図に対応する部分には同一符
号をつけている。
この具体例は、動画処理時、第11図に示した具体例で
2フイールド毎にD−FF42のクロツクを反転させてパル
スRSVをτだけ移相させたのに対し、垂直同期信号VDの
4分周出力を用いて同様の効果を得るようにしたもので
ある。
第13図において、位相調整回路39は第8図に示した位
相調整回路39に4分周回路54、マルチプレクサ55が付加
されてなる。入力端子37からの垂直同期信号VDは、一方
では直接入力Y0としてマルチプレクサ55に供給され、他
方では4分周回路54で分周されて入力Y1としてマルチプ
レクサ55に供給される。マルチプレクサ55は入力端子50
からの書込み制御信号STによつて制御され、書込み停止
として書込み制御信号STが“L"のとき、マルチプレクサ
55は垂直同期信号VDを選択し、“H"のときには4分周回
路54の出力信号を選択してD−FF41にデータDとして供
給する。
そこで、静止画処理では、書込み制御信号STは“L"と
なり、D−FF41にはマルチプレクサ55を介して垂直同期
信号VDが供給される。これにより、第8図で示した具体
例と同様に制御する。
動画処理では、書込み制御信号STは“H"となり、D−
FF41にマルチプレクサ55を介して4分周回路54の周力信
号が供給される。この出力信号は4フイールド周期であ
り、したがつて、アンドゲート45では、4フイールド周
期で書込み側の水平周期信号WHDおよび2分周回路44の
出力クロツクFS(すなわち、色副搬送波)の位相に同期
したパルスRSVが出力される。このパルスRSVによつてカ
ウンタ47はリセツトされる。
この具体例では、4フイールド毎に(たとえば、第12
図で第1フイールド毎)にクロストーククロマ信号成分
ΔCとクロマ信号C′との位相関係が一定となるように
制御して色フリツカが除去し、かつ第2図の入力端子1
から出力されるカラー映像信号と出力端子9から出力さ
れるカラー映像信号の水平同期信号の位相を合わせるこ
とができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、メモリから読
み出された輝度信号中のクロストーククロマ信号成分と
クロマ信号との位相関係を一定にすることができるか
ら、色飽和度や色相の変動に伴なる色フリツカを除去す
ることができ、画質の大幅な改善を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカラー映像信号の処理方法の一実
施例を示す図、第2図は本発明によるカラー映像信号の
処理方法を用いた装置の一例を示すブロツク図、第3図
は第1図に示した実施例を用いた第1図における書込み
制御回路の一具体例を示すブロツク図、第4図〜第6図
は夫々この具体例の動作を示すタイミングチヤート、第
7図は本発明によるカラー映像信号の処理方法の他の実
施例を示す図、第8図は本発明によるカラー映像信号の
処理方法及び装置の他の実施例のための書込み制御回路
の具体例を示すブロツク図、第9図および第10図は夫々
この具体例の動作を示すタイミングチヤート、第11図は
本発明によるカラー映像信号の処理方法及び装置のさら
に他の実施例のための書込み制御回路の具体例を示すブ
ロツク図、第12図はこの具体例による動画処理を示す
図、第13図は本発明によるカラー映像信号処理方法及び
装置のさらに他の実施例のための書込み制御回路の具体
例を示すブロツク図、第14図の従来のカラー映像信号の
処理方法の一例を示す図である。 1……カラー映像信号の入力端子、2……Y/C分離回
路、3……復調回路、4……A/D変換回路、5……フイ
ールドメモリ、6……D/A変換回路、7……変調回路、
8……混合回路、9……カラー映像信号の出力端子、13
……書込み制御回路、14……読出し制御回路、16……同
期信号発生回路、ΔC……クロストーククロマ信号成
分、C′,C……クロマ信号。
フロントページの続き (72)発明者 三邊 晃史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 西島 英男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 増田 美智雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−59195(JP,A)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号の周波数帯域内にクロマ信号が多
    重されてなるカラー映像信号を該輝度信号と該クロマ信
    号とに分離して該クロマ信号を色差信号に復調し、該輝
    度信号と該色差信号とをメモリに書き込んで読み出し、
    読み出された該色差信号で色副搬送波を変調してクロマ
    信号を形成し、該クロマ信号と該メモリから読み出され
    た該輝度信号とを混合してカラー映像信号を得るように
    したカラー映像信号の処理方法において、 該メモリから読み出される該輝度信号と該色差信号のフ
    ィールド期間長を、所定フィールド数毎に伸長,短縮
    し、 該メモリから読み出された該輝度信号中のクロストーク
    クロマ信号成分と変調して形成される該クロマ信号との
    位相関係を各フィールド間で一定とすることを特徴とす
    るカラー映像信号の処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記メモリから夫々1フィールド分の前記輝度信号およ
    び前記色差信号を繰り返し読み出すことを特徴とするカ
    ラー映像信号の処理方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記伸長量,短縮量は夫々前記色副搬送波の1/2周期の
    奇数倍であることを特徴とするカラー映像信号の処理方
    法。
  4. 【請求項4】請求項3において、 上記伸長,短縮を同一量で交互に行なうことを特徴とす
    るカラー映像信号の処理方法。
  5. 【請求項5】輝度信号の周波数帯域内にクロマ信号が多
    重されてなるカラー映像信号を該輝度信号と該クロマ信
    号とに分離して該クロマ信号を色差信号に復調し、該輝
    度信号と該色差信号とをメモリに書き込んで読み出し、
    読み出された該色差信号で色副搬送波を変調してクロマ
    信号を形成し、該クロマ信号と該メモリから読み出され
    た該輝度信号とを混合してカラー映像信号を得るように
    したカラー映像信号の処理方法において、 各フィールドの期間長を該色副搬送波の周期の整数倍と
    して、該メモリから該輝度信号と該色差信号とを読み出
    し、 該メモリから読み出された該輝度信号中のクロストーク
    クロマ信号成分と変調して形成される該クロマ信号との
    位相関係を各フィールド間で一定とすることを特徴とす
    るカラー映像信号の処理方法。
  6. 【請求項6】輝度信号の周波数帯域内にクロマ信号が多
    重されてなるカラー映像信号を該輝度信号と該クロマ信
    号とに分離して該クロマ信号を色差信号に復調し、該輝
    度信号と該色差信号とをメモリに書き込んで読み出し、
    読み出された該色差信号で色副搬送波を変調してクロマ
    信号を形成し、該クロマ信号と該メモリから読み出され
    た該輝度信号とを混合してカラー映像信号を得るように
    したカラー映像信号の処理方法において、 該メモリは、該輝度信号および該色差信号の順次の書込
    み,読出しを行ない、該読出しに際し、1フィールド内
    の水平走査線数を1フィールド毎に交互に奇数,偶数と
    し、さらに、水平走査線数が奇数であるフィールドの期
    間長を色副搬送波の1/2周期の奇数倍とし、水平走査線
    数が偶数であるフィールドの期間長を該色副搬送波の1/
    2周期の偶数倍とするように、該メモリからの該輝度信
    号および該色差信号の読出し位相を調整し、 該メモリから読み出された該輝度信号のクロストークク
    ロマ信号成分と変調して形成される該クロマ信号との位
    相関係を各フィールド間で一定とすることを特徴とする
    カラー映像信号の処理方法。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記メモリからの読出し位相をフィールド毎に書込み側
    の前記輝度信号の水平同期信号に同期化したことを特徴
    とするカラー映像信号の処理方法。
  8. 【請求項8】輝度信号の周波数帯域内にクロマ信号が多
    重されてなるカラー映像信号を輝度信号とクロマ信号と
    に分離する分離手段と、 該分離手段で分離された該クロマ信号を色差信号に復調
    する復調手段と、 該分離手段で分離された該輝度信号と復調された該色差
    信号とが書き込まれ、また、読み出されるメモリ手段
    と、 該メモリ手段の書込みを制御する書込制御手段と、 該メモリ手段の読出しを制御する読出制御手段と、 該メモリ手段から読み出された該色差信号で色副搬送波
    を変調してクロマ信号を形成する変調手段と、 該変調手段で形成された該クロマ信号と該メモリ手段か
    ら読み出された該輝度信号と同期信号などを混合し、カ
    ラー映像信号を形成する混合手段と を備え、 該読出制御手段は、 該色副搬送波の2倍の周波数の読出クロックをカウント
    するカウント手段と、 該カウント手段の特定のカウント値を検出して第1のパ
    ルスを発生し、かつ、 該特定のカウント値とは該色副搬送波の1/2周期の奇数
    倍の期間だけずれた2種類のカウント値とを検出して夫
    々第2.第3のパルスを発生するデコード手段と、 該同期信号のうちの垂直同期信号により、所定フィール
    ド数毎のフィールドを判定するフィールド判定手段と、 該フィールド判定手段の判定結果に応じて制御され、通
    常、該デコード手段で発生する第1のパルスを選択し、
    該フィールド判定手段が該所定フィールド数毎のフィー
    ルドを判定すると、該デコード手段で発生する第2また
    は第3のパルスを選択して該カウント手段のリセットパ
    ルスとする位相調整手段と からなり、該カウント手段のカウント値を該メモリ手段
    の列アドレスの制御に、また該位相調整手段から出力さ
    れる該リセットパルスを該メモリ手段の行アドレスの制
    御に夫々用いたことを特徴とするカラー映像信号の処理
    装置。
  9. 【請求項9】輝度信号の周波数帯域内にクロマ信号が多
    重されてなるカラー映像信号を輝度信号とクロマ信号と
    に分離する分離手段と、 該分離手段で分離された該クロマ信号を色差信号に復調
    する復調手段と、 該分離手段で分離された該輝度信号と該復調手段で復調
    された該色差信号とが書き込まれ、また、読み出される
    メモリ手段と、 該メモリ手段の書込みを制御する書込制御手段と、 該メモリ手段の読出しを制御する読出制御手段と、 該メモリ手段から読み出された該色差信号で色副搬送波
    を変調してクロマ信号を形成する変調手段と、 該変調手段で形成された該クロマ信号と該メモリ手段か
    ら読み出された該輝度信号と同期信号などを混合し、カ
    ラー映像信号を形成する混合手段と を備え、 該読出制御手段は、 該色副搬送波の2倍の周波数の読出クロックをカウント
    するカウント手段と、 該カウント手段の特定のカウント値を検出して第1のパ
    ルスを発生するデコード手段と、 該同期信号のうちの垂直同期信号を入力信号とし、該入
    力信号を該メモリ手段の書込み側のカラー映像信号の水
    平同期信号と該色副搬送波の周波数とでサンプルホール
    ドすることにより、フィールド周期が所定フィールド数
    毎のフィールドとそれ以外のフィールドとで水平同期信
    号の周期の整数倍だけ異なるこれら各フィールド毎に、
    そのフィールド周期のパルス信号を生成するサンプルホ
    ールド手段と、 該サンプルホールド手段で生成された該パルス信号の前
    縁を検出して第2のパルスを発生するパルス発生手段
    と、 該該第1,第2のパルスで該カウント手段をリセットする
    リセット手段とからなり、該カウント手段のカウント値
    を該メモリ手段の列アドレスの制御に、また、該第1の
    パルスを該メモリ手段の行アドレスの制御に夫々用いた
    ことを特徴とするカラー映像信号の処理装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、 前記サンプルホールド手段で用いる前記色副搬送波は、 前記メモリ手段に書き込まれたフィールドを繰り返し読
    み出すときには、一定位相の色副搬送波であって、 前記メモリ手段に書き込まれる順次のフィールドを順次
    続けて読み出すときには、前記所定フィールド数毎に位
    相反転する ことを特徴とするカラー映像信号の処理装置。
  11. 【請求項11】請求項9において、 前記垂直同期信号を分周して複数フィールド数の周期の
    信号を出力する分周手段と、 前記メモリ手段に書き込まれたフィールドを繰り返し読
    み出すときには、前記垂直同期信号を選択し、前記メモ
    リ手段に書き込まれる順次のフィールドを順次続けて読
    み出すときには、該分周手段の出力信号とを選択して夫
    々前記サンプルホールド手段の前記入力信号とする選択
    手段と を設け、 前記サンプルホールド手段は、該分周手段の出力信号を
    入力信号とするとき、該分周器の出力信号の周期でパル
    ス信号を生成出力して、前記パルス発生手段に供給する
    ことを特徴とするカラー映像信号の処理装置。
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