JPS59188794A - セキユリテイ・スレツド検出装置 - Google Patents

セキユリテイ・スレツド検出装置

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JPS59188794A
JPS59188794A JP58062933A JP6293383A JPS59188794A JP S59188794 A JPS59188794 A JP S59188794A JP 58062933 A JP58062933 A JP 58062933A JP 6293383 A JP6293383 A JP 6293383A JP S59188794 A JPS59188794 A JP S59188794A
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大沢 秀雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、たとえば小切手あるいは紙幣などの印刷物に
あらかじめ入れられている偽造防止用のセキュリティ・
スレッドを光学的に検出するセキュリティ・スレッド検
出装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
最近、電子複写機などによる複写技術の進歩により、紙
幣、小切手、証券類の偽造が容易−行えるようになって
きた。そのため、特に紙幣には種々の偽造防止対策が施
されている。たとえば細長いプラスチックスなどの非金
属片の表面に光をしゃ断する膜を付加したもの、あるい
はアルミニウム箔などの金属片を紙幣用紙中に含有させ
るセキュリティ・スレッド(安全線)モ偽造防止に有効
で、そのセキュリティ・スレッドの有無により紙幣の真
偽判別が可能である。
しかしながら、セキュリティ・スレッドの有無を検出す
る技術には困難性が多く、たとえばセキュリティ・スレ
ッドによる紙幣の透過光の変化を検出する方法では、紙
幣の表面に印、刷などによる線を付けて偽造したもの、
あるいは紙幣の印刷図案中にセキュリティ・スレッドと
同程度の線が存在する場合、これと正規のセキュリティ
・スレッドとの識別ができなかった。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、印刷物表面の印刷などの影響を軽減し、
セキュリティ・スレッドの有無を正確に検出できるセキ
ュリティ・スレッド検出装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明のセキュリティ・スレッド検出装置は、搬送され
る印刷物に光を照射し、その反射光および透過光を受光
部に導ひいてそれぞれ電気信号に変換し、この変換され
た各電気信号をチェックすることにより、反射光による
電気信号が所定値以上あり、かつ透過光による電気信号
が所定値以下のときセキュリティ・スレッドあシと判定
するようにしだものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図(a) (b)は本発明に係るセキュリティ・ス
レッドの入った紙幣Pの一例を示すもので、1は用紙、
2はこの用紙1内に存在するセキュリティ・スレッドで
ある。上記セキュリティ・スレッド2は、たとえばプラ
スチックスの表面に光をしゃ断する膜を付加したもの(
紙幣取扱者が目視によって存在を確認し得るため、セキ
ュリティ・スレッド部分の透過率は、紙幣印刷部の透過
率の最も低い部分と同等あるいはそれ以下に作られてい
る)、あるいはアルミニウム箔などで形成されており、
その幅は約0.5〜11+lI++程度、長さは用紙1
の幅寸法と同一で、用紙1の長手方向(紙幣Pの搬送方
向となる)と直交方向に入れられている。
第2図は本発明による検出装置の光学系部分を示すもの
で、前述した紙幣Pは図示しない搬送ベルトによって矢
印a方向に立位状態で搬送される。この場合、紙幣Pは
その長手方、向両端部をそれぞれ挾持されて搬送される
。したがって、紙幣P内のセキュリティ・スレッド2は
その搬送方向aと直交方向に存在する状態となる。
しかして、紙幣Pのセキュリティ・スレッド2上には、
第3図に示すような搬送方向aと直交方向に長い形状(
たとえば幅が0. !5 tan、長さが5鱈)の特定
エリアU、Lが設定される。こうすることによシ、セキ
ュリティ・スレッド部分と印刷部分との信号比を大きく
することができる。そして、紙幣Pの一方の面の特定エ
リアUと他の一方の面の特定エリアLをそれぞれ光源3
1.32によって照明する。この照明による特定エリア
U、Lからの反射光および透過光は、それぞれレンズ4
□ 、4□ 、50,5□によシスリット61  + 
62  + 71  + 72上に結像し、ここで第3
図に示した形状の特定エリ′アの光だけを受光部(ホト
センサ)81,8□ 、91 。
9□に導びき、それぞれ電気信号に変換する。
この受光部81 182  +91  +92の各出力
は、それぞれ増幅器101 .10z  +11+  
、11zによって増幅し、特定エリアUの反射信号PU
RFおよび透過信号PUTR、特定エリアLの反射信号
PLRFおよび透過信号PLTRを得る。これら各信号
の波形例を示すと第5図(a) (b)のようになる。
すなわち、反射受光部81 .82は、紙幣Pが検出部
にないときには紙幣通路の後側に設置された反射標準板
(図示しない)からの反射光を受け、紙幣Pが検出部に
入ると紙幣Pの印刷濃疼5応じて変化する反射光を受け
るので、反射増幅器101 .102の各出力PURF
 、 PI、RFは第5図(、)のようになる。また、
透過受光部9192は、紙幣Pのないときには照明光を
直接受i1紙幣Pが入ると紙幣Pの透過率に応じた透過
光を受けるので、透過増幅器111.112の各出力P
UTR、PLTRは第5図(b)のようになる。
第4図は本発明による検出装置の信号処理。
判定を行う回路を示すものである。すなわち、前記増幅
器1”l 1102  +111  +112の各出力
PURF 、 PLRF 、 PUTR、PLTRは、
それぞれAGC(自動利得制御)回路121.122+
”31+132に供給され、ここで紙幣Pが検出部にな
い状態での出力が一定となるように自動的に利得制御さ
れ、照明光、埃、受光部感度などの変化があってもそれ
が出力波形に影響を与えないようになっている。上記A
GC回路131゜132の各出力はそれぞれゲイン切換
部141 。
142に供給される。このダイン切換部14工 。
142は、透過増幅器1111JJ2の各出力PUTR
、PLTRは第5図(b)のように、照明光を直接受光
したときの出力に対し紙幣Pの透過光を受光したときの
出力が1/100程度しかないので、紙幣Pがないとき
に対し紙幣Pが検出部に入ったときが100倍程度にな
るように電圧ダインを切換えることにより、第5図(c
)に示すような判定に適した透過信号AUTR、ALT
Rを作っている。そして、上記AGC回路12..12
213x+132およびゲイン切換部141 。
142の各制御部タイミング用として、AGC回路13
】 r13Zの各出力をスライス回路15115□によ
シ一定レベルでスライスしてデジタル信号にし、このス
ライス回路15..152の各出力をそれぞれ対応する
ゲイン切換部14114□に、またこのスライス回路1
5(,152の各出力をオア回路16に供給してその出
力TTHをAGC回路121 .122 .131  
+132にそれぞれ供給している。なお、上記オア回路
16の出力TTHは第5図(d)に示す。しかして、上
記オア回路16の出力TTHはタイミング発生部17に
供給される。このタイミング発生部17は、セキュリテ
ィ・スレッド2ハ紙幣P (D特定位置に入れられてい
るので、第5図(d)〜(h)のように上記信号TTH
を基に、このセキュリティ・スレッド存在範囲に対応し
たダート信号(検出範囲信号) SG 、 SGF 、
 SGRをそれぞれ作る。通常、紙幣Pの搬送方向は表
、裏、前。
後の4通りあるので、セキュリティ・スレッド存在範囲
は第5図(h)のようにSEl’ 、 SF3の2箇所
となっている0 しかして、ゲイン切換部J41+742の各出力AUT
R、ALTRは、それぞれ黒ピーク検出部1 +!l 
1  + 182および白ピーク検出部191 。
19□に供給される。また、上記黒ピーク検出部281
,182および白ピーク検出部191 。
192には、前記ゲート信号SGおよびサンプリングパ
ルス発生部20からのサンプリングツ9ルスCLKもそ
れぞれ供給される。上記黒ピーク検出部1811182
は、サングリングノ母ルスCLKに応じて動作し、第6
図(a) (b)に示すようにダート信号SGが″′1
″レベルのときの透過信号AUTR、ALTRの黒ピー
ク値TBPを検出する。
捷だ、上記白ざ−り検出部191.192は、同じくサ
ンプリング・ぐルスCLKに応じて動作し、第6図(a
) (b)に示すようにダート信号SGがパ1″レベル
のときの透過信号AUTR、ALTRの白ピーク値面を
検出する。そして、上記黒ピーク検出部181の出力T
BPUおよび白ピー′り検出部191の出力TWPUは
差検出部(差動増幅器)211に供給され、ここで両信
号の差(TWPU−TBPU )が検出される。また、
上記黒ピーク検出部182の出力TBPLおよび白ピー
ク検出部192の出力TWPLは差検出部(差動増幅器
)212に供給され、ここで両信号の差(TWPL−T
BPL )が検出される。一方、前記AGC回路121
.122の各出力AURF 、 ALRFは、それぞれ
反射信号サンプリング部221 .222 に供給され
る。このサンプリング部221.222は、黒ピーク検
出部181.182がらサンプリングパルスを受けるこ
とにより、第6図(c)に示すように黒ピーク値が検出
されたときの反射信号AURF 、 ’ALRFをそれ
ぞれサンプリイブする。
このサンプリング部221.222の各出力RBPU 
、 RBPLは加算器232で加算され、その加算結果
は比較器242に供給される。まだ、前記差検出部21
1.21□の各出力は加算器231で加算され、その加
算結果は比較器241に供給される。上記比較器、24
1は、加算器231の出力を判定レベル設定部251か
らの判定レベルL1と比較することによシ、セキュリテ
ィ・スレッドの有無を判定する。丑だ、上記比較器24
2は、加算器232の出力を判定レベル設定部252か
らの判定レベルL2と比較することにより、セキュリテ
ィ・スレッドの有無を判定する。
すなわち、ケ゛イン切換部141.1−42 の各出力
AUTR、ALTRは、前述のようにAGC回路131
r132の各出力を約100倍したものであるため、A
GC回路出力部での誤差が約100倍されていること、
また紙幣価々のばらつきによシ直流レベルが大きく変化
することから、この値をある一定値と比較してセキュリ
ティ・スレッドの検出を行うことは困難である。しだが
って、本発明では第6図(a) (b)に示すように、
ゲート信号SGが1”レベルのときの透過信号AUTR
、ALTHの黒ピーク値’rBPおよび白ピーク値面を
それぞれ検出し、その差(TWP−TBP )の大小を
判定に用いている。すなわち、セキュリティ・スレッド
部分(黒ピーク値)がその周辺部分(白ピーク値)に比
べて充分低いかどうかによって判定している。筐だ、透
過信号AUTR。
ALTHによってセキュリティ・スレッドらしきものが
検出されたとき、それが紙幣表面の印刷などによるもの
か、あるいは紙幣中に存在するセキュリティ・スレッド
によるものかを見分けるために、透過信号AUTR、A
LTRの黒ピーク値が検出されたときの反射信号AUR
F 、 ALRFをサンプリングし、その値の大小によ
シ判定している。そして、比較器241では (TWPU −TBPU) + (TWPL −TBp
L)> L 1  ・・=・(1)の条件が満足するか
否かを比較し、この条件(1)が満足したときセキュリ
ティ・スレッドありと判定する。また、比較器242で
は ” RBPU + RBPL )L2  ・・・・・ 
(2)の条件が満足するか否かを比較し、この条件(2
)が満足したときセキュリティ・スレッドわすと判定す
る。なお、上記条件(1)は、セキュリティ・スレッド
存在範囲内において、特定エリアUとLの部分の光透過
率が周辺よりも充分低いか否かをチェックするためのも
のである。また、上記条件(2)は、透過信号によりセ
キュリティ・スレッドあり、つまり条件(1)が満足し
たとき−のセキュリティ・スレッド部分(黒ピーク値が
あった部分)の反射信号が所定レベルよりも高いことを
チェックすることにより、条件(1)が紙幣表面の印刷
などによって満足したのではないことをチェックするだ
めのものである。したがって、第2図に示すように紙幣
Pの両面からそれぞれ反射信号を得るように構成してい
る。
しかして、比較器241.242の各出力が判定部26
にそれぞれ供給されることにより、ここで最終的な判定
が行われる。すなわち、判定部26は、比較器241.
242において前記条件(1) (2)が共に満足した
とき最終的なセキュリティ・スレッドあシの判定を行い
、その判定結果を出力する。この判定部26における判
定は、タイミング発生部17から出力されるダート信号
SGF 、 SGHのタイミングで行わ′れる。
第7図は前記黒ピーク検出部181 、白ピーク検出部
191および反射信号サンプリング部221を詳細に示
すものである。なお、前記黒ピーク検出部18□ 、白
ピーク検出部192および反射信号サンプリング部22
1は同様な構成であるのでその説明は省略する。黒ピー
ク検出部18.において、31はインバータ回路で、ダ
ート信号SGを反転してダート信号SGを得る。32は
サンプルホールド回路で、入力端子INにはゲイン切換
部141の出力AUTRが供給され、入力端子Tには後
述するアンド回路35の出力が供給され、出力端子OU
Tから黒ピーク検出出力TBPUが得られるようになっ
ている。このサンプルホールド回路32は、入力端子T
が°′1″レベルのとき出力端子OUTには入力端子I
Nと同じ電圧が出力され、入力端子TがII O#レベ
ルになると、入力端子Tが°′1”→パ0”レベルに変
化したときの入力端子INの値が保持されて出力端子O
UTに出力される。
33は電圧比較器で、その非反転入力端子(ト)にはサ
ンプルホールド回路32の出力が供給され、反転入力端
子←)にはケ゛イン切換部141の出力AUTRが供給
される。この電圧比較器33は、非反転入力端子が反転
入力端子よりも電圧−が高いときに“1″レベルの信号
を出力し、その逆のときはパO”レベルの信号を出力す
る。34はオア回路で、電圧比較器33の出力、ゲート
信号SGおよび後述するアンド回路35の出力のオアを
取る。35はアンド回路で、オア回路34の出力とサン
プリングパルスCLKトのアンドを取る。なお、上記サ
ンプリングパルスCLKは、第8図に示すように、セキ
ュリティ・スレッド部分の黒ピーク値を検出するため、
セキュリティ・スレッドの幅に対しノソルスが2周期以
上となるような一定周期のパルスに設定されている。こ
のような構成により、黒ピーク検出出力TBPUは、ダ
ート信号面が゛1″レベルのときはサンプリングパルス
CLKが入力されるごとに透過信号AUTRと同じ電圧
になるように更新されて行くが、ダート信号SGが+t
 O#レベルのときは検出出力TBPUが透過信号AU
TRよりも電圧が高いときだけサンプリング・リレスC
LKがアンド回路35を通りてサンノルホールド回路3
2に入力され、更新される。したがって、ケ9−ト信号
SGがII OITレベルの範囲では、最終的に透過信
号AUTRの最も小さい値(黒ピーク値)が検出出力T
BPUとして保持される。
反射信号サンプリング部221は、前記サンプルホール
ド回路32と同様な回路であり、前記アンド回路35の
出力がサンプリング・ぐルスとして入力されることによ
り、そのノ、Zルスによって反射信号AURFをサンプ
リングする。したがって、ダート信号SGが°゛0″0
″レベルでは、最終的に黒ピーク検出と同時の反射信号
AURFO値がサンプリング出力RBPUとして保持さ
れる。
以上の動作説明におけるタイミングチャートを示すと第
8図のようになる。
一方、白ピーク検出部191は、上述した黒ピーク検出
部181と同様な構成であり、ただ1つ異なる点は電圧
比較器33の2つの入力を互いに入れ換えである。した
がって、ゲート信号SGがパ0#レベルの範囲では、最
終的に透過信号AUTRの最も大きい値(白ピーク値)
が。
検出出力TwPUとして保持される。
以上説明したような検出装置によれは、次のような種々
の効果が得られる。
■ セキュリティ・スレッド部分の透過光だけでなく、
同一部分の反射光(表、裏)をも検出することによシ、
紙幣表面に線を印刷などで入れて偽造したものも確実に
見分けることができる。
■ 透過信号は第5図(b)のように、紙幣が検出部に
入ったときは紙幣のないときに比べ非常に小さいため、
これを増幅しなければ検出に使えないが、単に増幅した
だけでは、紙幣のないときに増幅器の出力が電源電圧近
くの値に飽和し、増幅器のラッチアップを起したり、後
段に過大入力を加えることになるが、本発明ではゲイン
切換部141.142を設けたこ′とでこれを解決して
いる。
■ セキュリティ・スレッド存在エリアの透過信号の黒
ピーク値と白ピーク値との差を判定に用いることにより
、紙幣透過光の紙幣ごとのばらつきがあったり、透過増
幅器111.112の出力にレベル変動があっても、常
に安定した検出が可能となる。
■ 特定エリアU、Lの信号を加算してから判定レベル
と比較することによシ、単独で用いるよりもセキュリテ
ィ・スレッド部分と印刷部分との信号比を大きくとれる
。(セキュリティ・スレッドは特定エリアU、Lとも同
時に力・マーするが、印刷部はたとえばU十りとしたよ
うに特定エリアを広げるほど、特定エリアのほとんど全
部番印刷部でおおうことが少なくムるため。)しだがっ
て、印刷部分などをセキュリティ・スレッドと誤判定す
る確率は非常に小さくなる。
また、特定エリアU、Lの形状を第3図のようにするこ
とで、上記同様の効果が得られる。
■ 黒ピーク検出部181+ 182 、白ピーク検出
部191.192および反射信号サンプリング部221
.22□を第7図のように構成することで、透過信号の
黒ピーク値、白ピーク値の検出、および黒ピーク検出時
の反射信号のサンプリングを確実に、かつ単純な回路構
成で行うことができる。
第9図は本発明の他の実施例を示すものでおる。この実
施例は、前述した2つの条件(1) (2)の他に、黒
ぎ−り値TBPUとTBPLの発生点の時間差を測定し
、これがある一定値以下であるという条件(3)、およ
びダイン切換部141.142の各出力AUTR、AL
TRを所定レベルでスライスしたときのパルス幅を測定
し、これがある一定値以下であるという条件(4)を更
に付加することにより、誤判定の確率をより低下せしめ
るようにしたものである。上記条件(3)の処理は、点
間隔測定部27によりゲイン切換部14@、142の各
出力AUTR、ALTRを用いて行い、測定値が一定値
以下のとき判定部26へ信号を出力する。
まだ、上記条件(4)の処理は、線幅測定部28により
ゲイン切換部141  r 142の各出力At1TR
ALTRを用いて行い、測定値が一定値以下のとき判定
部26へ信号を出力する。しだがって、判定部26は、
比較器241,242において条件(1) (2)が共
に満足し、かつ点間隔測定部27および線幅測定部28
において条件(3) (4)が共に満足したとき、最終
的なセキュリティ・スレッドありの判定を行う。なお、
上記希件(3)は、紙幣の搬送方向に対しセキュリティ
・スレッドの傾きが90″±3°以内に入っていること
、また上記条件(4)は、セキュリティ・スレッドの幅
は0.5〜1mn程度のある一定値に定められているこ
とから、判定条件をできるだけせばめて、正規のセキュ
リティ・スレッド以外のものをセキュリティ・スレッド
と誤判定する可能性を下げるだめのものである。
なお、前記実施例では、反射受光部および透過受光部を
それぞれ一対ずつ設けだが、透過受光部のいずれか一方
を省略してもよい。この場合、第4図の回路がその分だ
け簡略化されるOこのようにしても前記実施例と同等な
作用効果が得られる。
また、前記実施例では、反射受光部および透−過受光部
をそれぞれ2個ずつ設けたが、それぞれ3個以上設ける
ことにより、前記実施例と同等以上の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、印刷物表面の印刷
などの影響を軽減し、セキュリティ・スレッドの有無を
正確に検出できるセキュリティ・スレッド検出装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図(−)はセキュリティ・スレッドの入った紙幣の
一例を示す平面図、第1図(b)は同図(a)の断面図
、第2図は光学系部分の構成図、第3図は特定エリアの
形状を示す図、第4図は信号処理1判定を行う回路を示
すブロック図、第5図および第6図は動作を説明するだ
めの各部の信号波形を示す図、第7図は黒ピーク検出部
、白ピーク検出部および反射信号サンプリング部を詳細
に示すブロック図、第8図は第7図の動作を説明するだ
めのタイミングチャート、第9図は本発明の他の実施例
における信号処理判定を行う回路を示すブロック図であ
る。 P・・・紙幣(印刷物)、2・・・セキュリティ・スレ
ッド、U、L・・・特定エリア、31+32・・・光源
、81+82・・・反射受光部(第1受光部)、91r
92・・・透過受光部(第2受光部)、17・・・タイ
ミング発生部、181.18□・・・黒ピーク検出部、
191  + 192・・・白ピーク検出部、20・・
・サンプリングパルス発生部、211 。 212・・・差検出部、221.22□・・・反射信号
サンプリング部、231 .232 ・・・加N 器、
241.242 ・・・比較器、251’、25□・・
・判定レベル設定部、26・・・判定部、32・・・サ
ンプルホールド回路、33・・・比較器、34・・・オ
ア回路、35・・・アンド回路。 代理人弁理士  則 近 憲 佑(ほか1名)第5図 第 6凶

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送される印刷物に存在するセキュリティ・スレ
    ッドを検出するものにおいて、前記印刷物を照明する光
    源と、この光源による印刷物からの反射光を受光し電気
    信号に変換する第1受光部と、前記光源による印刷物か
    ら′の透過光を受光し電気信号に変換する第2受光部と
    、これら第1.第2受光部の各出力をチェックすること
    により第1受光部の出力が所定値以上あり、かつ第2受
    光部の出力が所定値以下のときセキュリティ・スレッド
    ありと判定する判定手段とを具備したことを特徴とする
    セキュリティ・スレッド検出装置。
  2. (2)前記第1.第2受光部は印刷物の搬送方向と直交
    方向に一対あり、第1受光部は・印刷物の異゛′なった
    面の反射光を受光することを特徴とする特許請求の*F
    M舘i項記載のセキュリティ・スレッド検出装置。
  3. (3)前記判定手段は、一対の第1.第2受光部の出力
    をそれぞれ加算し、その加算した各値をそれぞれ所定値
    と比較することにより、セキュリティ・スレッドありを
    判定することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    セキュリティ・スレッド検出装置。
  4. (4)前記判定手段は、第2受光部の出力信号の白ピー
    ク値を検出する白ピーク検出部と、同じく第2受光部の
    出力信号の黒ピーク値を検出する黒ピーク検出部と、こ
    の黒ピーク検出部による黒ピーク値の検出と同時に第1
    受光部の出力信号をサンプ1ノングするサンプリング部
    と、前記白ピーク検出部の出力と黒ピーク検出部の出力
    との差を検出する差検出部と、この差検出部の出力が所
    定値以上あシ、かつ前記サンプリング部の出力が所定値
    以上あったときセキュリティ・スレッドありと判定する
    比較判定部とから構成されてなることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のセキュリティ・スレッド検出装
    置。
  5. (5)  前記白ピーク検出部および黒ピーク検出部は
    、第2受光部の出力信号をサンプルホールドするサンプ
    ルホールド回路と、このサンプルホールド回路の出力信
    号と第2受光部の出力信号とを比較する比較器と、この
    比較器の出力、印刷物のある一定区間に対応したゲート
    信号および一定周期のサンプリングパルスにより前記サ
    ンプルホールド回路のサンプリングパルスを作るダート
    回路とから構成されてなることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載のセキュリティ・スレッド検出装置。
JP58062933A 1983-04-12 1983-04-12 セキユリテイ・スレツド検出装置 Pending JPS59188794A (ja)

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JP58062933A JPS59188794A (ja) 1983-04-12 1983-04-12 セキユリテイ・スレツド検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026694A (ja) * 1987-12-04 1990-01-10 Portals Ltd 銀行券等のための安全保護紙
WO2004023402A1 (ja) * 2002-08-30 2004-03-18 Fujitsu Limited 紙葉類特徴検出装置及び紙葉類特徴検出方法
JP2007320439A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Universal Shipbuilding Corp 船体格納式荷役運搬装置

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