JPS5911156B2 - 紙葉類判別方法 - Google Patents

紙葉類判別方法

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JPS5911156B2
JPS5911156B2 JP53125363A JP12536378A JPS5911156B2 JP S5911156 B2 JPS5911156 B2 JP S5911156B2 JP 53125363 A JP53125363 A JP 53125363A JP 12536378 A JP12536378 A JP 12536378A JP S5911156 B2 JPS5911156 B2 JP S5911156B2
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JP
Japan
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signal
watermark pattern
photoelectric detector
banknote
paper sheet
Prior art date
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JP53125363A
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JPS5552190A (en
Inventor
勇 内田
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は透かし模様を施こされた紙幣等の紙葉類の種
類、および真偽を光学的な方法により判別する紙葉類判
別方法に関する。
従来、紙幣等の紙葉類の種類および真偽を判別するため
に、その印刷模様や色を光学的に検出する方法が知られ
ている。
然しこの方法による場合、カラー複写機を使用して得ら
れるカラーコピー等のように精功に咋られた偽造紙葉類
を判別することは困難である。ところで現在流通してい
る紙幣には偽造防止用の透かし模様が施こされている。
この透かし模様をカラーコピー等によつて再現し紙幣を
偽造することは極めて困難である。そこでこの出願入は
先に、特願昭53−29567、発明の名称「紙葉類判
別方法」の明細書に記載した発明を提案した。この発明
の紙葉類判別方法は、紙葉類に施こされている透かし模
様を光学的に検出することにより紙葉類の種類および真
偽を判別できるようにしたものである。すなわちこの先
願発明によると、透かし模様を施こされた紙葉類を光電
検出器に対して相対的に移動させて前記光電検出器によ
り前記紙葉類の透かし模様部および透かし模様部以外の
部分との濃淡を検出し、この検出信号波形のレベルが第
1および第2の設定レベル間に連続してある期間対応す
るパルス信号を発生してこのパルス信号を計数し、この
計数値を利用して前記紙葉類の種類等を判別するように
したものである。ところでこの先願発明の方法による場
合、紙葉類上の透かし模様部の位置を検出するための位
置検出器が必要であり、また前記透かし模様部の位置は
紙葉類の種類によつて異なるため、1台の紙葉類判別装
置により透かし模様を施こされた複数種類の紙葉類の判
別を行うようにするためには、前記位置検出器の設置位
置を紙葉類の種類に対応して調整する必要もあつた。
この発明は前記事情を考慮してなさえたもので、その目
的とするところは、極めて簡単な構成により紙葉類に施
こされている透かし模様を検出し、紙葉類の種類および
真偽を判別できるようにした紙葉類判別方法を提供する
ことであり、反射光によつて透かし模様部をマクロ的に
検出するととも90に、透過光によつて前記透かし模様
部の細部をミクロ的に検出し、これによつて前記紙葉類
の判別を行うことを特徴とする。
以下、図面を参照してこの発明を紙幣判別方法に適用し
た一実施例を説明する。
この実施例では、35現在流通している一万円札(紙幣
)6の長さ方向、略中央部に施こされている透かし模様
16(法隆寺・夢殿、第3図、第4図)を検出する場合
につIAf7一き説明する。
第1図および第2図において、紙幣判別装置の透過光光
電検出器1は発光素子1aおよび受光素子1bにより構
成されている。発光素子1aおよび受光素子1bは紙幣
移送路3を挟んで上下方向に対向して設けられている。
また紙幣移送路3上には検出用孔4が形成され、更にこ
の検出用孔4および受光素子1b間にはスリツト板5が
配設されている。このスリツト板5は、前記透かし模様
16の格子17部分を検出する際の受光素子1bの検出
能力(分解能)を高めるために設けられたもので、図示
するような直線上のスリツト5aが設けられている。前
記構成により、発光素子1aから発した光は前記紙幣移
送路3上を矢印A方向から移送されてくる紙幣6を透過
し、検出用孔4、スリツト板5のスリツト5aを介して
受光素子1bに受光される。そしてこの受光素子1bに
より電気信号(検出信号)D2に変換され、増幅器11
に送られる。反射光光電検出器2は発光素子2aおよび
受光素子2bにより構成され、前記検出用孔4上に達し
た紙幣6の部分を検出できるように、前記紙幣移送路3
の上方側に配置されている。
したがつて発光素子2aを発した光は紙幣6により反射
され、この反射光が受光素子2bにより受光されて電気
信号(検出信号)D,に変換される。また検出信号D,
は増幅器8に送られる。前記検出信号D1は増幅器8に
より増幅されたのち、下限電圧比較器9および上限電圧
比較器10の各第1比較入力端に入力されている。
下限電圧比較器9の第2比較入力端には、電源E1に,
よる比較電圧R1が入力されている。また上限電圧比較
器10の第2比較入力端には、電源E2による比較電圧
R2(VR2〉VR,)が入力されている。下限電圧比
較器9は、前記増幅器8の出力信号D1のレベルが比較
電圧R1より大きい3とき2値論理レベル″1″信号を
発生し、紙幣6が前記検出孔4上を通過中であることを
示すようになつている。この下限電圧比較器9から出力
される比較結果信号C1は計数回路15および判別部へ
制御信号として送られ、計数回路15および4判別部の
各動作の制御用信号として利用される。また上限電圧比
較器10は、前記増幅器8の出力信号のレベルが比較電
圧R2より大きいとき11″信号を発生し、紙幣6の周
縁の非印刷部18および前記透かし模様16(第4図)
を検出中であることを示すようになつている。この上限
電圧比較器10から出力される比較結果信号C2はアン
ドゲート14に制御用信号として入力される。前記検出
信号D2は増幅器11により増幅されたのちハイパスフ
イルタ12に入力される。
この検出信号D2は紙幣(一万円札)6上の透かし模様
16を含めた印刷部分19の濃淡に応じたレベルの交流
信号として出力されるから、ハイパスフイルタ12の出
力信号D2′″は第5図dに示すようなパルス信号とな
る。そして前記信号D2′は電圧比較器13の第1比較
入力端に入力される。この電圧比較器13の第2比較入
力端には電源E3による比較電圧R3が人力されている
。そして電圧比較器13は前記信号D2′のレベルが比
較電圧VR3より大きいとき、紙幣6の透かし模様16
、非印刷部18等め淡部(明部)を検出中であることを
示す′1″信号(パルス信号、第5図e)を発生するよ
うになつている。電圧比較器13のこの比較結果信号C
3は前記アンドゲート14を介して計数回路15に入力
され、計数されるようになつている。そして計数回路1
5の計数値は前記判別部に送られて真.紙幣と対応づけ
られている金種別の設定値と比較され、真偽判別および
種頽の判別の各判断動作を実行されるようになつている
。次に前記実施例の動作を説明する。紙幣判別装置の紙
幣投入口(図示略)から一万円札6を投入すると、この
一万円札6は移送機構(図示略)により矢印A方向から
紙幣移送路3上を移送され、透過光光電検出器1および
反射光光電検出器2を通過して各光電検出器1,2によ
り検出される。反射光光電検出器2の検出信号D1を増
幅器8により増幅した信号D1′は、第5図aに示すよ
うな信号となる。すなわち、一万円札6の非印刷部18
を検出する時間t1〜T2,t5〜T6および前記透か
し模様16を検出する時間T3〜T4の各期間、明部を
検出中であるから前記信号D1′のレベルが比較電圧V
R2より高くなり、また時間T2〜T3,t4〜T5の
各期間は、暗部を検出中のため前記信号D1′のレベル
が比較電圧R1〜VR2間の値となる。前記信号DJは
両電圧比較器9,10に同時に入力されて各比較電圧V
Rl,R2と比較されるが、信号D1′が第5図aのよ
うなレベルにより出力されるため、下限電圧比較器9か
らは時間t1〜T6の期間、51″信号の比較結果信号
C1が出力され、計数回路15および判別部に送出され
る。したがつてこの時間T,〜T6の期間、計数回路1
5は計数動作が実行可能となり、また判別部は判別動咋
が実行可能となる。また上限電圧比較器10からは、時
間t1〜T2,t3〜T4,t5〜T6の各期間り2信
号の比較結果信号C2が出力され、アンドゲート14に
送られる。このため時間t1〜T2,t3〜T4,t5
〜T6の各期間、アンドゲート14が規制解除される。
他方、透過光光電検出器1の検出信号D2は、一万円札
6の印刷部分19の濃淡に応じたレベルをもつ交流信号
となり、したがつてこの交流信号をハイパスフイルタ1
2を介した信号D2′は第5図dに示すように、比較電
圧VR3をほぼ中心電圧とし)また時間T2ゞT3?T
3ゝT49t45t5間に出力される交流信号となる。
この交流信号は電圧比較器13に入力され、この電圧比
較器13から前記各期間パルス信号が出力されウ5図c
)、アンドゲート14に送られる。アンドゲート14は
、時間T2〜T3,t3〜T4,t4〜T5の前記各期
間のうち、透かし模様16が検出されている時間T3〜
T4の期間においてのみ規制解除されているから、第5
図eに示すパルス信号群のうち、時間T3〜T4間に出
力されるパルス信号群のパルス信号のみを計数回路15
に通過させる。このため計数回路15は透かし模様16
の部分に対応する前記パルス信号を入力して計数し、そ
の計数値を判別部へ転送する。一万円札6が両光電検出
器1,2を完全に通過しおわつたときの前記計数値は、
判別部に予め設定されている一万円札に対応づけられた
設定値の範囲内にあり、したがつて、前記一万円札が真
券で且つ一万円札であることが判別されるものである。
一方、たとえば一万円札をカラーコピーしたものを前記
紙幣判別装置により判別した場合には、透かし模様はカ
ラーコピーにより再現できないから、前記時間T3〜T
4の期間においてパルス信号が発生されず、したがつて
最終計数値はほぼOである。
このためこの最終計数値から判別部が偽紙幣であること
を判別できるものである。猶、前記実施例の場合、透過
光光電検出器および反射光光電検出器がともに移送紙幣
の同一部分ノつ を同時に検出できるように配設したが、何れか一方の光
電検出器の前記同一部分の検出が時間的に遅れるように
配設されている場合には、早く検出するその光電検出器
の出力信号を遅延させて両光電検出信号の同期をとるよ
うにすることができる。
この発明は以上説明したように、透かし模様を施こされ
た紙葉類の前記透かし模様を、透過光光電検出器および
反射光光電検出器によりそれぞれ検出し、前記反射光光
電検出器の出力に基づいて紙葉類の透かし模様部および
非印刷部対印刷部分の区別をなす第1の信号と、前記透
過光光電検出器の出力の交流成分を抽出して得たパルス
状の第2の信号と、前記第1の信号と第2の信号との論
理積信号とを形成し、前記論理積信号のパルス数に基づ
いて透かし模様部の細部を判定し、これによつて、紙葉
類の真偽および種類の判別を行えるようにしたものであ
る。このためこの発明の判別方法による場合、透かし模
様の印刷位置を検出する必要が全くなく、したがつて何
れの位置に透かし模様が印刷されていても判別が行える
ものである。したがつて透かし模様の位置を検出するた
めの位置検出器が全く不要となり構成が極めて簡単とな
る利点がある。また従来装置の場合、紙葉類の種類に応
じた複数の位置検出器を設ける必要があつたが、この発
明の場合、このような配慮が全く必要がないから、極め
て好都合である。またこの発明の場合、パルス発生器を
用いたりする必要もないから、構成を更に簡単にするこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の紙幣判別装置の回路構成
図、第2図は同例の要部の機構を示す斜視図、第3図お
よび第4図は一万円札の透かし模様等の印刷状態図、第
5図は前記実施例の動洋波形図である。 1・・・・・・透過光光電検出器、2・・・・・・反射
光光電検出器、6・・・・・・紙葉類、9,10,13
・・・・・・電圧比較器、12・・・・・・ハイパスフ
イルタ、15・・・・・・計数回路、16・・・・・・
透かし模様部、18・・・・・・非印刷部、19・・・
・・・印刷部分、C2・・・・・・上限電圧比較器10
の出力信号(第1の信号)、C3・・・・・・電圧比較
器13の出力信号(第2の信号)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 反射光の明/暗に基づいて紙葉類の透かし模様部お
    よび非印刷部/印刷部分を区別する第1の信号と、前記
    紙葉類の透かし模様部および印刷部分を透過する透過光
    の交流成分を抽出して得たパルス状の第2の信号と、前
    記第1の信号と第2の信号との論理積信号とを形成し、
    前記論理積信号のパルス数に基づいて前記紙葉類の真偽
    種別等の判別をなすことを特徴とする紙葉類判別方法。
JP53125363A 1978-10-12 1978-10-12 紙葉類判別方法 Expired JPS5911156B2 (ja)

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