JPS59187788A - シクロペンテノン類の分離方法 - Google Patents
シクロペンテノン類の分離方法Info
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- JPS59187788A JPS59187788A JP6274583A JP6274583A JPS59187788A JP S59187788 A JPS59187788 A JP S59187788A JP 6274583 A JP6274583 A JP 6274583A JP 6274583 A JP6274583 A JP 6274583A JP S59187788 A JPS59187788 A JP S59187788A
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- cyclobentenone
- optically active
- cyclopentenone
- ester
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式+I)
(式中、k、は水素原子まtこはメチル基を、R2はC
3〜3のアルキル基、アルキニル基またはアルキニル基
をそれぞれ示す。)で示される光学活性なシクロベンテ
ノンアルコールと一般式(ロ) (式中、艮は低級アルキル基を示し、R1およびR2は
前記と同じ意味である。)で示される光学活性なシクロ
ベンテノンエステルの混合物の分離方法に関する。
3〜3のアルキル基、アルキニル基またはアルキニル基
をそれぞれ示す。)で示される光学活性なシクロベンテ
ノンアルコールと一般式(ロ) (式中、艮は低級アルキル基を示し、R1およびR2は
前記と同じ意味である。)で示される光学活性なシクロ
ベンテノンエステルの混合物の分離方法に関する。
上記一般式(I)および(!″I)で示される光学活性
なシクロベンテノンアルコールおよびシクロベンゾノン
エステルは医薬、/m薬、香料の中間体として有用な化
合物であり、その製造法について先fこ本発明者らは一
般式(叫υ (式中、艮、λ1およびR2は前記と同じ意味である。
なシクロベンテノンアルコールおよびシクロベンゾノン
エステルは医薬、/m薬、香料の中間体として有用な化
合物であり、その製造法について先fこ本発明者らは一
般式(叫υ (式中、艮、λ1およびR2は前記と同じ意味である。
)
で示されるシクロベンテノンエステル類を原料とし、該
シクロベンテノン類中のいずれが一方の光学活性体を加
水分解する方法を見出し、すでに特許出願も行っている
(特願昭56−212398号、同57−41207号
、同57−155570号、同57−220965号。
シクロベンテノン類中のいずれが一方の光学活性体を加
水分解する方法を見出し、すでに特許出願も行っている
(特願昭56−212398号、同57−41207号
、同57−155570号、同57−220965号。
)
ところで、上記の加水分解法では一般式(I)および(
[+で示される光学活性なシクロベンテノンアルコール
およびシクロベンテノンエステルが混合物として得られ
るため、これらを有効に利用するためには両者を分離す
る必要があり、そのための方法として加水分解により得
られる反応液をメチルイソブチルデトン、酢酸エチル、
エチルエーテル等の溶媒で抽出処理して両者を有機層(
こ移行せしめ、この有機層からクロマトグラフィー等を
利用して両者を分離する方法を採用していた。
[+で示される光学活性なシクロベンテノンアルコール
およびシクロベンテノンエステルが混合物として得られ
るため、これらを有効に利用するためには両者を分離す
る必要があり、そのための方法として加水分解により得
られる反応液をメチルイソブチルデトン、酢酸エチル、
エチルエーテル等の溶媒で抽出処理して両者を有機層(
こ移行せしめ、この有機層からクロマトグラフィー等を
利用して両者を分離する方法を採用していた。
しかし、この方法では処理操作が繁雑である等の問題が
あり、工業的方法として必ずしも満足し得ないため、工
業的に有利な分離方法を開発すべく更1こ検討の結果、
本発明を完成するに至った。
あり、工業的方法として必ずしも満足し得ないため、工
業的に有利な分離方法を開発すべく更1こ検討の結果、
本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、前記一般式(叫で示されるシクロベ
ンテノンエステル類を、該シクロベンテノン類中のいず
れ7か一方の光学活性体を加水分解する能、力を有する
酵素も1. <は微生物な用いて加水分解17、得らね
、た削記一般式(Ilで示される光学活性なシフ「!ベ
ンヂーノ゛・′5−− アルコールと前記一般式([r)で示される光学活性ナ
シクロベンテノンエステルの混合物を含む水溶液を、脂
肪族もしくは芳香族炭化水素を用いて抽出処理し、分離
された有機層から光学活性なシクロベンテノンエステル
を、水層から光学活性なシクロベンテノンアルコールを
それぞれ取得することを特徴とするシクロベンテノン類
の分離方法である。
ンテノンエステル類を、該シクロベンテノン類中のいず
れ7か一方の光学活性体を加水分解する能、力を有する
酵素も1. <は微生物な用いて加水分解17、得らね
、た削記一般式(Ilで示される光学活性なシフ「!ベ
ンヂーノ゛・′5−− アルコールと前記一般式([r)で示される光学活性ナ
シクロベンテノンエステルの混合物を含む水溶液を、脂
肪族もしくは芳香族炭化水素を用いて抽出処理し、分離
された有機層から光学活性なシクロベンテノンエステル
を、水層から光学活性なシクロベンテノンアルコールを
それぞれ取得することを特徴とするシクロベンテノン類
の分離方法である。
一般式(叫で示さり、るシクロベンゾノンエステル類の
加水分解は、該シクロベンテノンエステル類のいずれか
一方の光学活性体を加水分解する能力を有する酵素もし
くは微生物を用いて行われ、たとえば原料シクロベンテ
ノンエステル類のうちのd一体を加水分解する能力を有
する酵素もしくは微生物を用いて加水分解を行った場合
fこは、加水分解iこよる反応生成物として一般式(I
)で示される7ff−jシクロペンテノン】″ルコール
が得らり、s材中の他の光学活j4一体である一般式(
11)で示みれ7るe一体はぐのまン(、未反応物とし
、て残2存する六゛め、 6− 結’MI、6−シクロベンテノンアルコールトe−シク
ロベンテノンエステルの混合物が得られることとなり、
一方、原料シクロベンテノンエステル類のうちのe一体
を加水分解する能力を有する酵素もしくは微生物を用い
て加水分解を行った場合には、上記と反対にd−シクロ
ペンテノンアルコールとd−シクロベンテノンエステル
の混合物が得られる。
加水分解は、該シクロベンテノンエステル類のいずれか
一方の光学活性体を加水分解する能力を有する酵素もし
くは微生物を用いて行われ、たとえば原料シクロベンテ
ノンエステル類のうちのd一体を加水分解する能力を有
する酵素もしくは微生物を用いて加水分解を行った場合
fこは、加水分解iこよる反応生成物として一般式(I
)で示される7ff−jシクロペンテノン】″ルコール
が得らり、s材中の他の光学活j4一体である一般式(
11)で示みれ7るe一体はぐのまン(、未反応物とし
、て残2存する六゛め、 6− 結’MI、6−シクロベンテノンアルコールトe−シク
ロベンテノンエステルの混合物が得られることとなり、
一方、原料シクロベンテノンエステル類のうちのe一体
を加水分解する能力を有する酵素もしくは微生物を用い
て加水分解を行った場合には、上記と反対にd−シクロ
ペンテノンアルコールとd−シクロベンテノンエステル
の混合物が得られる。
上記加水分解反応に用いられる酵素もしくは微生物とし
では特願昭57−220965号、同57−15557
0号に示されるような、たとえば豚肝臓エステラーゼ、
牛肝臓エステラーゼ、豚膵臓エステラーゼ、大計Qエス
テラーゼ、豚ホスファターゼなどの動物性加水分解酵素
、大麦、ポテトより得られるβ−アミラーゼ、小麦より
得られるリパーゼ(ジグ7社製、Whea、t Ger
m ) 等の植物性加水分解酵素、Rhodo t
o r LX l a属、Tr ichoderma属
、Candida 媚、Hansenula属、Bac
illus %Achromobacter属、Noc
ardia属、Chromobac−Lerium属、
Flavobacterium属、Rizopus属、
Mucor属、Aspergi l lus属、Alk
al igenes属、−I’o1°ulopsis
属、 Corynebacterium 属、End
omyces属、Saccaromyces属、Art
hroba−cter属、Metshnikowia属
、Pleurotus属、Streptmyces属、
Proteus属、Gliocladium属、Ace
tobacter属、f−1e1minthospor
ium属、Brevibacteri11m属、F、5
cherichia属、Ci t roba−c t、
e r属、Abs 1dia lfi 、Micro
coccus属、Pediococcus属、Kieb
siella属、Geo t r i chun属、P
seudomonas属などの各属に属する微生物や地
衣類、藻類などと微生物もしくはこれらより得られる加
水分解酵素などが挙げられる。
では特願昭57−220965号、同57−15557
0号に示されるような、たとえば豚肝臓エステラーゼ、
牛肝臓エステラーゼ、豚膵臓エステラーゼ、大計Qエス
テラーゼ、豚ホスファターゼなどの動物性加水分解酵素
、大麦、ポテトより得られるβ−アミラーゼ、小麦より
得られるリパーゼ(ジグ7社製、Whea、t Ger
m ) 等の植物性加水分解酵素、Rhodo t
o r LX l a属、Tr ichoderma属
、Candida 媚、Hansenula属、Bac
illus %Achromobacter属、Noc
ardia属、Chromobac−Lerium属、
Flavobacterium属、Rizopus属、
Mucor属、Aspergi l lus属、Alk
al igenes属、−I’o1°ulopsis
属、 Corynebacterium 属、End
omyces属、Saccaromyces属、Art
hroba−cter属、Metshnikowia属
、Pleurotus属、Streptmyces属、
Proteus属、Gliocladium属、Ace
tobacter属、f−1e1minthospor
ium属、Brevibacteri11m属、F、5
cherichia属、Ci t roba−c t、
e r属、Abs 1dia lfi 、Micro
coccus属、Pediococcus属、Kieb
siella属、Geo t r i chun属、P
seudomonas属などの各属に属する微生物や地
衣類、藻類などと微生物もしくはこれらより得られる加
水分解酵素などが挙げられる。
加水分解反応は、原料シクロベンテノンエステル類と上
記酵素もしくは微生物を、通常、水可溶性有機溶媒(た
とえばメタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、アセトン等)をO〜30巾量%含んでいて
もよい緩衝水溶液中で攪拌ずろことにより行われる。
記酵素もしくは微生物を、通常、水可溶性有機溶媒(た
とえばメタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、アセトン等)をO〜30巾量%含んでいて
もよい緩衝水溶液中で攪拌ずろことにより行われる。
緩衝液としては、通常用いられるリン酸ナトリウム・リ
ン酸カリウムのごとき無機酸頃の緩衝液、クエン酸ナト
リウムの如き有機酸塩の緩衝液等が用いられ、そのpH
は4〜10、好ましくは5〜9の範囲であり、濃度は通
常0.05〜2M、好ましくは0.05〜0.5Mの範
囲である。
ン酸カリウムのごとき無機酸頃の緩衝液、クエン酸ナト
リウムの如き有機酸塩の緩衝液等が用いられ、そのpH
は4〜10、好ましくは5〜9の範囲であり、濃度は通
常0.05〜2M、好ましくは0.05〜0.5Mの範
囲である。
反応温度は通常20〜40℃であり、反応時間は一般的
には10〜70時間であるが、これに限定されることは
ない。
には10〜70時間であるが、これに限定されることは
ない。
かかる加水分解により、一般式(I)および(II)で
示される光学活性なシクロベンテノンアルコールとシク
ロベンテノンエステルの混合物を含む水溶液が得られ、
この水溶液を抽出処理することにより両者を分離するこ
とができる。
示される光学活性なシクロベンテノンアルコールとシク
ロベンテノンエステルの混合物を含む水溶液が得られ、
この水溶液を抽出処理することにより両者を分離するこ
とができる。
抽出溶媒としては脂肪族もしくは芳香族炭化水素が用い
られ、具体的にはペンタン、ヘキサノ、ヘプタン、オク
タン、デカン、シフ9− ロペンタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどが例示され、これらは単独あるいは2種以上
の混合物として用いられる。
られ、具体的にはペンタン、ヘキサノ、ヘプタン、オク
タン、デカン、シフ9− ロペンタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キ
シレンなどが例示され、これらは単独あるいは2種以上
の混合物として用いられる。
抽出溶媒の使用量は特に制限されないが、水溶液中の一
般式(川で示される光学活性なシクロベンテノンエステ
ルに対して通常0.8〜100重量倍、好ましくは0.
8〜30重量倍である。
般式(川で示される光学活性なシクロベンテノンエステ
ルに対して通常0.8〜100重量倍、好ましくは0.
8〜30重量倍である。
抽出温度は、通常0℃以上抽出系の沸点以下の範囲であ
る。
る。
抽出方法は従来より公知の種々の方法が適用され、特に
制限されない。
制限されない。
かかる抽出処理により、光学活性なシクロベンテノンエ
ステルは有機層に移行し、水層と分離したのちの該有機
層から溶媒を除去すルコとにより光学活性なシクロベン
テノンエステルを単離することができる。
ステルは有機層に移行し、水層と分離したのちの該有機
層から溶媒を除去すルコとにより光学活性なシクロベン
テノンエステルを単離することができる。
一方、有機層を分離したのちの水層はこれを濃縮し、更
に蒸留するか、あるいは該水層10− もしくはその濃縮水層(こ必要ならば塩化ナトリウム、
硫酸すl−IJウム等の塩を加えて塩析したのちメチル
イソブチルゲトン、酢酸エチル、n−ブタノール等の抽
出効果の高い溶媒を用いて抽出処理し、得らt′した有
機層から溶媒を除去するなどの方法により光学活性なシ
クロベンテノンアルコールを単離することができる。
に蒸留するか、あるいは該水層10− もしくはその濃縮水層(こ必要ならば塩化ナトリウム、
硫酸すl−IJウム等の塩を加えて塩析したのちメチル
イソブチルゲトン、酢酸エチル、n−ブタノール等の抽
出効果の高い溶媒を用いて抽出処理し、得らt′した有
機層から溶媒を除去するなどの方法により光学活性なシ
クロベンテノンアルコールを単離することができる。
かくして、本発明の方法によれば、シクロベンテノンエ
ステル類の酵素もしくは微生物の作用による加水分解反
応液から、光学活性なシクロベンテノンエステルと光学
活性なシクロベンテノンアルコールを工業的に容易な手
段で有利に分離することができる。
ステル類の酵素もしくは微生物の作用による加水分解反
応液から、光学活性なシクロベンテノンエステルと光学
活性なシクロベンテノンアルコールを工業的に容易な手
段で有利に分離することができる。
以下q実施例により本発明を説明する。
実施例1ae−8−アセトキシ−3−メチル−2−プロ
パルギル−4−シクロベンテノン2y1Porcine
Liver Esterase(シグマ社製)80〜
、およびQ、 l M IJン酸バックアー水溶液(P
H6)80肩lを混合し、80℃にて20時間激しく攪
拌する。
パルギル−4−シクロベンテノン2y1Porcine
Liver Esterase(シグマ社製)80〜
、およびQ、 l M IJン酸バックアー水溶液(P
H6)80肩lを混合し、80℃にて20時間激しく攪
拌する。
反応終了後、反応液を遠心分離し、上清液を得る。上清
液をヘキサン15m1にて2回抽出する。ヘキサン層は
あわせて濃縮すれは6−8−アセトキシ−3−メチル−
2−フロパルギル−4−シクロベンテノンの含量96%
の油状物1.04Fを得た。α〕D2〇−160° (
C二11クロロポルム)。 e−8−ヒドロキシ−8−
メチル−4−シクロベンテノンの混入は0.8%であっ
た。
液をヘキサン15m1にて2回抽出する。ヘキサン層は
あわせて濃縮すれは6−8−アセトキシ−3−メチル−
2−フロパルギル−4−シクロベンテノンの含量96%
の油状物1.04Fを得た。α〕D2〇−160° (
C二11クロロポルム)。 e−8−ヒドロキシ−8−
メチル−4−シクロベンテノンの混入は0.8%であっ
た。
一方、水層を減圧にて1/2量まで濃縮したのち食塩2
05’を加え、メチルイ°ノブチルケトン20m1にて
4回抽出を行なう。メチルイソブチルテトン層を濃縮し
で、e−3−ヒドロキシ−3−メチル−4−シクロベン
テノンの含量95%の油状物0.75Fを得た。
05’を加え、メチルイ°ノブチルケトン20m1にて
4回抽出を行なう。メチルイソブチルテトン層を濃縮し
で、e−3−ヒドロキシ−3−メチル−4−シクロベン
テノンの含量95%の油状物0.75Fを得た。
α)2D −125,1°(c=11 ’/ ” *
/l/ ム)。
/l/ ム)。
e−8−アセトキシ−3−メチル−2−プロパルギル−
4−シクロベンテノンの混入は0.2%であった。
4−シクロベンテノンの混入は0.2%であった。
実施例2
de−8−アセトキシ−2−アリル−4−シクロベンテ
ツン2.’15f、l)パーゼPL(名糖社製)400
■およびQ、 l M IJン酸バッファー水溶液(P
I(7)2QQ肩lを混合し、20〜25℃で20時間
激しく攪拌する。
ツン2.’15f、l)パーゼPL(名糖社製)400
■およびQ、 l M IJン酸バッファー水溶液(P
I(7)2QQ肩lを混合し、20〜25℃で20時間
激しく攪拌する。
反応終了後、反応液をトルエン−ヘキサン(vol比
1/2) 45肩lにて2回抽出する。有機層を硫酸
マグネシウムで乾燥後、濃縮すればd−3−アセトキシ
−2−アリル−4−シクロベンテノン98.1%を含ム
油秋物1.68Fを得る。α)%+68.2゜(c=l
、クロロホルム)。6−2−アリル−3−ヒドロキシ−
4−シクロベンテノンの混入は0.2%であった。
1/2) 45肩lにて2回抽出する。有機層を硫酸
マグネシウムで乾燥後、濃縮すればd−3−アセトキシ
−2−アリル−4−シクロベンテノン98.1%を含ム
油秋物1.68Fを得る。α)%+68.2゜(c=l
、クロロホルム)。6−2−アリル−3−ヒドロキシ−
4−シクロベンテノンの混入は0.2%であった。
一方、トルエン−ヘキサンにて抽出後の水層に食塩50
1を加え、メチルイソブチルケトン40m1にて5回抽
出を行なう。メ18− チルイソブチルIrトン層をあわせ、硫酸マグネシウム
にで乾燥後、濃縮すれは、e−27IJ ルー 3−ヒ
ドロキシ−4−シクロベンテノンの含量が94.2%の
油状物0.852ヲ得る。CI’J% −26,1°
(C=1. りo。
1を加え、メチルイソブチルケトン40m1にて5回抽
出を行なう。メ18− チルイソブチルIrトン層をあわせ、硫酸マグネシウム
にで乾燥後、濃縮すれは、e−27IJ ルー 3−ヒ
ドロキシ−4−シクロベンテノンの含量が94.2%の
油状物0.852ヲ得る。CI’J% −26,1°
(C=1. りo。
ホルム)。
6−8−アセトキシ−2−アリル−4−シクロベンテノ
ンの混入は0.15%であった。
ンの混入は0.15%であった。
実施例3
de−8−7セl−キシ−2−7’) ルー8−メチル
−4−シクロベンテノン51、 Porcine Liver Esterase (
:7グマ社製)300■、0.1 M l)ン酸バッフ
ァー水溶液(P [T7 ) 90 alおよびメタノ
ール10m1を混合し、25〜30℃で24時間攪拌す
る。
−4−シクロベンテノン51、 Porcine Liver Esterase (
:7グマ社製)300■、0.1 M l)ン酸バッフ
ァー水溶液(P [T7 ) 90 alおよびメタノ
ール10m1を混合し、25〜30℃で24時間攪拌す
る。
反応終了後、反応液を遠心分離し、上清液を得る。」二
清液をヘキサン−トルエン(vol比 2/1 ) 8
0 tylにて2回抽出する。
清液をヘキサン−トルエン(vol比 2/1 ) 8
0 tylにて2回抽出する。
有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮14−
しで含1に95%の4−3−アセトキシ−2−アリル−
3−メチル−4−シクロベンテノンを含む油状物を2.
67r得た。α〕も−89,2° (c二4.りooホ
ルム) e−2−アリル−8−ヒドロキシ−3−メチル
−4−シクロベンテノンの混入は0.4%であっ看 一方、ヘキサン−トルエンにて細小後の水層に食塩50
Fを加え、メチルインブチルケトン50 mlにて4回
抽出を行なう。メチルイソブチルケトン層をあわせ、硫
酸マグネシウムにて乾燥後、濃縮してe−2−アリル−
3−ヒドロキシ−8−メチル−4−シクロベンテノンの
含量が94.5%の油状物1.959を得た。α〕2も
−22,1゜(c二l 、クロロホルム)。e−8−
アセトキシ−2−アリル−3−メチル−4−シクロベン
テノンの混入は02%であった。
3−メチル−4−シクロベンテノンを含む油状物を2.
67r得た。α〕も−89,2° (c二4.りooホ
ルム) e−2−アリル−8−ヒドロキシ−3−メチル
−4−シクロベンテノンの混入は0.4%であっ看 一方、ヘキサン−トルエンにて細小後の水層に食塩50
Fを加え、メチルインブチルケトン50 mlにて4回
抽出を行なう。メチルイソブチルケトン層をあわせ、硫
酸マグネシウムにて乾燥後、濃縮してe−2−アリル−
3−ヒドロキシ−8−メチル−4−シクロベンテノンの
含量が94.5%の油状物1.959を得た。α〕2も
−22,1゜(c二l 、クロロホルム)。e−8−
アセトキシ−2−アリル−3−メチル−4−シクロベン
テノンの混入は02%であった。
実施例4
de−8−アセトキシ−2,3−ジメチル15−
−4− シクロベンテノン27、PorcineI、1
vcr’ Esterase (シグマ社製) 100
711fおよび0.1 Mリン酸バッファー水溶液(p
1(7)100鹸を混合し、25〜30℃にで24時
間攪拌する。
vcr’ Esterase (シグマ社製) 100
711fおよび0.1 Mリン酸バッファー水溶液(p
1(7)100鹸を混合し、25〜30℃にで24時
間攪拌する。
反応終了後、反応液を遠心分離し、上清液を得る。上清
液をヘキザンートルエン(■01比1/1) 20肩
lにて2回抽出する。
液をヘキザンートルエン(■01比1/1) 20肩
lにて2回抽出する。
有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮しre−3−
アセトキシ−2,3−ジメチル−4−シクロベンテノン
(含ff95.5%)を含む油状物を1.881?得た
。α〕B−19,1゜(C−11クロロホルム)。6−
3−ヒドロキシ−2+ 3 ”メチル−4−シクロベ
ンテノンの混入は05%であった。
アセトキシ−2,3−ジメチル−4−シクロベンテノン
(含ff95.5%)を含む油状物を1.881?得た
。α〕B−19,1゜(C−11クロロホルム)。6−
3−ヒドロキシ−2+ 3 ”メチル−4−シクロベ
ンテノンの混入は05%であった。
一方、分離水層に食塩301を加え、酢酸エチルエステ
ル40 atにて4回抽出を行なう。酢酸エチルエステ
ル層をあわせ硫酸マグネシウムにで乾燥後、濃縮しで、
4−3−ヒドロキシ−2,3−ジメチル−4−16− シクロベンテノン96.2%を含む油状物Q、 4.7
79を得lコ。α1% −2B、10(C=11クロ
ロホルム) e−3−アセトキシ−2゜8−ジメチル
−4−シクロベンテノンの混入は0.85%であった。
ル40 atにて4回抽出を行なう。酢酸エチルエステ
ル層をあわせ硫酸マグネシウムにで乾燥後、濃縮しで、
4−3−ヒドロキシ−2,3−ジメチル−4−16− シクロベンテノン96.2%を含む油状物Q、 4.7
79を得lコ。α1% −2B、10(C=11クロ
ロホルム) e−3−アセトキシ−2゜8−ジメチル
−4−シクロベンテノンの混入は0.85%であった。
実施例5
d5−3−アセトキシ−2,8−ジメチル−−4−シク
ロベンテノン21、PorcineLiver Est
erase (シグマ社製)tooq、0.1Mリン
酸バッファー水溶液(pH7)100 wrlおよびテ
トラヒドロフラン8 yttを混合し、25’Cにて2
4時間激しく攪拌する。
ロベンテノン21、PorcineLiver Est
erase (シグマ社製)tooq、0.1Mリン
酸バッファー水溶液(pH7)100 wrlおよびテ
トラヒドロフラン8 yttを混合し、25’Cにて2
4時間激しく攪拌する。
反応終了後、反応液を遠心分離し、上清液を得る。上清
液をヘキサン−トルエン(vol比 2/1)40イl
にて2回抽出する。
液をヘキサン−トルエン(vol比 2/1)40イl
にて2回抽出する。
有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮してe−3−
アセトキシ−2,3−ジメチル−4−シクロベンテノン
(−1L96.8%)を含む油状物1.26Fを得た。
アセトキシ−2,3−ジメチル−4−シクロベンテノン
(−1L96.8%)を含む油状物1.26Fを得た。
α〕917−
−18.6°(c=l 、 りoロホI?ム)。
6−3−ヒドロキシ−2,8−ジメチル−4−シクロベ
ンテノンの混入は0.8%であった。
ンテノンの混入は0.8%であった。
一方、分離水層に食塩80fを加え、メチルインブチル
ケトン80 wrlにで4回抽出を行なう。メチルイソ
ブチルケトン層をあわせ、硫酸マグネシウムにて乾燥後
、濃縮して、e−8−ヒドロキシ−2,3−ジメチル−
4−シクロベンテノン95.8%を含ム油状物0.54
f ヲ得り。+2’)2oD−28,2゜(c=]、
、クロロホルム)。e−8−アセトキシ−2,3−ジメ
チル−4−シクロベンテノンの混入は0.6%であった
。
ケトン80 wrlにで4回抽出を行なう。メチルイソ
ブチルケトン層をあわせ、硫酸マグネシウムにて乾燥後
、濃縮して、e−8−ヒドロキシ−2,3−ジメチル−
4−シクロベンテノン95.8%を含ム油状物0.54
f ヲ得り。+2’)2oD−28,2゜(c=]、
、クロロホルム)。e−8−アセトキシ−2,3−ジメ
チル−4−シクロベンテノンの混入は0.6%であった
。
−18完′−
第10の続き
1/20 6760−−
481/265 6760−4 B1
/37 6760−4 B1、/3
8 6760−、−4
B1/465 6760
−481 ’66 6760−4
B1・’72 676
0 −4B1 /78
6760−4 B1/785
6760−−−−−−4 B1、・’845
6760−481/85
6760−4 B1
788 6760−4
B1/785 676
0−4 B■発 明 者 仕丁 大阪市此花区春日出中3丁目1 番98号住友化学工業株式会社内 ・「b′こ 補 11ER(自発) 昭和58ζ「7月/11’J ’l!j許斤ノ(官 ン冒形和人 殿 昭ll’l Fi F’(”t1’(ル′f願第627
45刊2、発明の名((1、 シフ10!ベン〜11ノン類の分離方法73、補正をす
る名 事1′1゜どの関係 特許出願人 大阪山東区北浜5丁目15番地 (209) 住人化学T業株式会計 代表名 」、方 武 4゜代理人 5− ’W正のス・1象 明朗lI吉の発明の詳細な説明の11416、補+Hの
内容 (1)明キlit書第12頁8〜10行および同14〜
16行に、それぞれ「ノー3−ヒト[1ギシー3−メチ
ル−4−シクロベンテノン」とあるな、それぞれ「ノー
3−ヒトし1キシ−3−メチル−2−プロパルキル−4
−シクロベンテノン」と補正する。
481/265 6760−4 B1
/37 6760−4 B1、/3
8 6760−、−4
B1/465 6760
−481 ’66 6760−4
B1・’72 676
0 −4B1 /78
6760−4 B1/785
6760−−−−−−4 B1、・’845
6760−481/85
6760−4 B1
788 6760−4
B1/785 676
0−4 B■発 明 者 仕丁 大阪市此花区春日出中3丁目1 番98号住友化学工業株式会社内 ・「b′こ 補 11ER(自発) 昭和58ζ「7月/11’J ’l!j許斤ノ(官 ン冒形和人 殿 昭ll’l Fi F’(”t1’(ル′f願第627
45刊2、発明の名((1、 シフ10!ベン〜11ノン類の分離方法73、補正をす
る名 事1′1゜どの関係 特許出願人 大阪山東区北浜5丁目15番地 (209) 住人化学T業株式会計 代表名 」、方 武 4゜代理人 5− ’W正のス・1象 明朗lI吉の発明の詳細な説明の11416、補+Hの
内容 (1)明キlit書第12頁8〜10行および同14〜
16行に、それぞれ「ノー3−ヒト[1ギシー3−メチ
ル−4−シクロベンテノン」とあるな、それぞれ「ノー
3−ヒトし1キシ−3−メチル−2−プロパルキル−4
−シクロベンテノン」と補正する。
以−1ニ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 (式中、■は低級アルキル基を、R1は水素原子まtこ
はメチル基を、R2は01〜.のアルキル基、アルケニ
ル基またはアルキニル基をそれぞれ示す。) で示されるシクロベンテノンエステル類を、該シクロベ
ンテノンエステル類中のいずれか一方の光学活性体を加
水分解する能力を有する酵素もしくは微生物を用いで加
水分解し、得らしした一般式 (式中、艮、およびに2は前記と同じ意味である。) で示される光学活性なシクロベンテノンアルコールと一
般式 (式中、R,R,およびR02は前記と同じ意味である
。) で示される光学活性なシクロベンテノンエステルの混合
物を含む水溶液を、脂肪族もしくは芳香族炭化水素を用
いて抽出処理し、分離された有機層から光学活性なシク
ロベンテノンエステルを、水層から光学活性なシクロベ
ンテノンアルコールをそれぞれ取得することを特徴とす
るシクロベンテノン類の分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6274583A JPS59187788A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | シクロペンテノン類の分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6274583A JPS59187788A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | シクロペンテノン類の分離方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59187788A true JPS59187788A (ja) | 1984-10-24 |
Family
ID=13209233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6274583A Pending JPS59187788A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | シクロペンテノン類の分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59187788A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0247620A2 (en) * | 1986-05-29 | 1987-12-02 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Production of cyclopentenones |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741207A (en) * | 1980-08-21 | 1982-03-08 | Nippon Soken Inc | Safety device of cooling apparatus for vehicle |
JPS57155570A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-25 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Fixing device |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP6274583A patent/JPS59187788A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741207A (en) * | 1980-08-21 | 1982-03-08 | Nippon Soken Inc | Safety device of cooling apparatus for vehicle |
JPS57155570A (en) * | 1981-03-20 | 1982-09-25 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Fixing device |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0247620A2 (en) * | 1986-05-29 | 1987-12-02 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Production of cyclopentenones |
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