JPS59187617A - 高強力ナイロン6糸の製造法 - Google Patents
高強力ナイロン6糸の製造法Info
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- JPS59187617A JPS59187617A JP6043983A JP6043983A JPS59187617A JP S59187617 A JPS59187617 A JP S59187617A JP 6043983 A JP6043983 A JP 6043983A JP 6043983 A JP6043983 A JP 6043983A JP S59187617 A JPS59187617 A JP S59187617A
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- yarn
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ン6マルチフイラメン1糸を製造する方法に関するもの
であり,詳L <は、産業14d用糸条,タトえは,タ
イヤコード9ベルト,ホ・−ス等のゴム補強材用に適す
る高強力を有するPイロン6糸を工業的eこ有利に製造
する方法に関するものである。
であり,詳L <は、産業14d用糸条,タトえは,タ
イヤコード9ベルト,ホ・−ス等のゴム補強材用に適す
る高強力を有するPイロン6糸を工業的eこ有利に製造
する方法に関するものである。
近年,生産性向上のために,工業的に有利な方法として
,溶融紡糸された未延伸糸を一旦捲き上げることなく引
続き延伸するいわゆる直接紡糸延伸法(スピンドロー法
)が数多く提案されている。
,溶融紡糸された未延伸糸を一旦捲き上げることなく引
続き延伸するいわゆる直接紡糸延伸法(スピンドロー法
)が数多く提案されている。
l7かし,高速での糸条の変形,またポリアミドの構造
形成に重要な役割りを果す,糸条内部への水の拡散が妨
げられる結果,通常未延伸糸を一旦捲き取り,放置後,
低速で延伸,熱処理する従来の二T稈法に比較して強度
,寸法安定性の優れたナイロン乙原糸を得ることは困難
である。これらの点しこ関1,て特公昭45−6284
号,特公昭45−と)285号のごとく,6段以上の多
段延伸による高品質のボリアミド糸条の製造法が提案さ
れているが,延伸段数が多いため,コスト高となり,工
業的tこ極めて不利である。
形成に重要な役割りを果す,糸条内部への水の拡散が妨
げられる結果,通常未延伸糸を一旦捲き取り,放置後,
低速で延伸,熱処理する従来の二T稈法に比較して強度
,寸法安定性の優れたナイロン乙原糸を得ることは困難
である。これらの点しこ関1,て特公昭45−6284
号,特公昭45−と)285号のごとく,6段以上の多
段延伸による高品質のボリアミド糸条の製造法が提案さ
れているが,延伸段数が多いため,コスト高となり,工
業的tこ極めて不利である。
一方,ポリエチレンテレフタレートに代表されるポリエ
ステルは,一般をこ疎水性であり,熱可塑的性質が強い
ため,高速延伸されるスビンドロー法においても、十分
の熱量が与えられれば、1段の延伸により高度に配向し
た糸条とすることができる。例えは、特公昭41−78
92号公報、および特公昭56−31365号公報には
過熱蒸気ヌは気体をオリフィスから糸条に吹きつけて、
1段延伸で最終糸とする方法が提案されている。この方
法をポリアミド糸条に適用した提案が例えば、特公昭4
6−13934号公報、および特公昭48−4205号
公報にみられるが、実施例で見る限り。
ステルは,一般をこ疎水性であり,熱可塑的性質が強い
ため,高速延伸されるスビンドロー法においても、十分
の熱量が与えられれば、1段の延伸により高度に配向し
た糸条とすることができる。例えは、特公昭41−78
92号公報、および特公昭56−31365号公報には
過熱蒸気ヌは気体をオリフィスから糸条に吹きつけて、
1段延伸で最終糸とする方法が提案されている。この方
法をポリアミド糸条に適用した提案が例えば、特公昭4
6−13934号公報、および特公昭48−4205号
公報にみられるが、実施例で見る限り。
強度4〜59/d程度で、衣料用レベルの糸質しか得ら
れていない。従って、過熱蒸気を利用し、スピンドロー
法で1段延伸する方法では2本発明の目的とする高強力
ナイロン6糸を製造することは困難であるといわざるを
得ない。
れていない。従って、過熱蒸気を利用し、スピンドロー
法で1段延伸する方法では2本発明の目的とする高強力
ナイロン6糸を製造することは困難であるといわざるを
得ない。
特開昭57−195516号公報には、ナイロン6糸を
全延伸倍率(DR,)の60%以上延伸後、最終延伸領
域tこおいて250−450℃の加圧蒸気処理すること
により9寸法安定性を向上させる多段延伸方法が提案さ
れている。しかし、その実施例によれば、62%程度の
延伸後、過熱蒸気による延伸の結果9強度は9.3−9
.4 Q/dである。この方法では2本発明でいう9.
69/d以上、より好ましくは9.8976以上の高強
力ナイロン6糸を得ることは困難である。
全延伸倍率(DR,)の60%以上延伸後、最終延伸領
域tこおいて250−450℃の加圧蒸気処理すること
により9寸法安定性を向上させる多段延伸方法が提案さ
れている。しかし、その実施例によれば、62%程度の
延伸後、過熱蒸気による延伸の結果9強度は9.3−9
.4 Q/dである。この方法では2本発明でいう9.
69/d以上、より好ましくは9.8976以上の高強
力ナイロン6糸を得ることは困難である。
また、特開昭5.7−19′5516号公報には、油剤
について記載がないが、その実施例によれば、油剤が1
.2%付与されており、DRTの60%以上延伸した場
合、マルチフィラメントが強く収束し、糸条eこ過熱蒸
気を吹きつけても、マルチフィラメントの広がりが十分
でなく各フィラメントが均一に加熱されないものと認め
られる。しかも、第1段目の延伸倍率が高くなればなる
程、引きつづき行なわれる過熱蒸気による延伸が困難に
なることを示している。
について記載がないが、その実施例によれば、油剤が1
.2%付与されており、DRTの60%以上延伸した場
合、マルチフィラメントが強く収束し、糸条eこ過熱蒸
気を吹きつけても、マルチフィラメントの広がりが十分
でなく各フィラメントが均一に加熱されないものと認め
られる。しかも、第1段目の延伸倍率が高くなればなる
程、引きつづき行なわれる過熱蒸気による延伸が困難に
なることを示している。
一方、マルチフィラメントの収束性が高くない段階、す
なわち、引き取りローラと、第1延伸ローラとの間で、
過熱蒸気で延伸する方法が特願昭57−14042号に
提案されている。すなわち、第1段目の過熱蒸気での延
伸倍率(DRl・)を全延伸倍率(DRT)の80%以
上95%未満とし、引き続き加熱ローラで延伸する方法
である。この場合、必要に応じて引き取り(供給)ロー
ラの前に前緊張ローラを配し、供給ローラに供される糸
条の張力が調整される。前緊張ローラを使用しない場合
ナイロン6未延伸糸は、剛性が低く、DRlをDRTの
80%以上とする場合、第1延伸部の糸条の一部が、引
き取りローラ上の糸条に移り、糸条の乱れがおこる。こ
の様に、延伸点が固定(局在化)していないと延伸性の
低下(毛羽の発生)がおこる。
なわち、引き取りローラと、第1延伸ローラとの間で、
過熱蒸気で延伸する方法が特願昭57−14042号に
提案されている。すなわち、第1段目の過熱蒸気での延
伸倍率(DRl・)を全延伸倍率(DRT)の80%以
上95%未満とし、引き続き加熱ローラで延伸する方法
である。この場合、必要に応じて引き取り(供給)ロー
ラの前に前緊張ローラを配し、供給ローラに供される糸
条の張力が調整される。前緊張ローラを使用しない場合
ナイロン6未延伸糸は、剛性が低く、DRlをDRTの
80%以上とする場合、第1延伸部の糸条の一部が、引
き取りローラ上の糸条に移り、糸条の乱れがおこる。こ
の様に、延伸点が固定(局在化)していないと延伸性の
低下(毛羽の発生)がおこる。
このことは、特に非水油剤を使用した場合著しい。
過熱蒸気温度を高めることeこよっても幾分解消するこ
とができるが、エネlレギー的をこ不利である。
とができるが、エネlレギー的をこ不利である。
また前緊張ローラの使用eこより、この問題も解決され
るが、設備上不利であり、工業化の妨げとなる。
るが、設備上不利であり、工業化の妨げとなる。
以上に鑑み9本発明者らは、鋭意検討した結果糸条tこ
過熱蒸気を吹きつけてもマルチフィラメントが収束する
ことなく、十分に拡り、過熱蒸気による延伸が極めて容
易となり、しかも設備が簡略化され9寸法安定性にもす
ぐれた高強力アイロン〜 5− 6糸のスピンドロー法による製造法を見い出し。
過熱蒸気を吹きつけてもマルチフィラメントが収束する
ことなく、十分に拡り、過熱蒸気による延伸が極めて容
易となり、しかも設備が簡略化され9寸法安定性にもす
ぐれた高強力アイロン〜 5− 6糸のスピンドロー法による製造法を見い出し。
本発明tこ到達した。
すなわち5本発明は、相対粘度3.IJ以上のナイロン
6を紡糸後、非水油剤を付与し、一旦巻き取ることなく
、連続して2段延伸することによりマルチフィラメント
糸を製造するに際し、全延伸倍率の6596以上80%
未満の延伸倍率の第1延伸段階で過熱蒸気をオリフィス
を通して、糸条に吹きつけて延伸することを特徴とする
高強力ナイロン6糸の製造法を要旨とするものである。
6を紡糸後、非水油剤を付与し、一旦巻き取ることなく
、連続して2段延伸することによりマルチフィラメント
糸を製造するに際し、全延伸倍率の6596以上80%
未満の延伸倍率の第1延伸段階で過熱蒸気をオリフィス
を通して、糸条に吹きつけて延伸することを特徴とする
高強力ナイロン6糸の製造法を要旨とするものである。
本発明を更に詳細に説明する。
相対粘度6.0〜4.2.より好ましくは、3.1〜4
80のナイロンチップが、280〜610℃で、紡糸速
度100m/min〜1000m/min、 より好ま
しくは。
80のナイロンチップが、280〜610℃で、紡糸速
度100m/min〜1000m/min、 より好ま
しくは。
200m/min〜800m/minで溶融紡糸される
。この様に紡出された糸条に非水油剤が0.3〜2.0
wt%。
。この様に紡出された糸条に非水油剤が0.3〜2.0
wt%。
より好ましくは0.5〜1.5wt%付着され、引き取
り(供&li)ローブに引き取られる。供給ロー−)ノ
温度は非加熱から80℃の範囲である。この温度を越え
た場合、ナイロン6糸条の自己伸長による 6− 糸揺れが生じ、糸通が該ローラーヒで安定しない。
り(供&li)ローブに引き取られる。供給ロー−)ノ
温度は非加熱から80℃の範囲である。この温度を越え
た場合、ナイロン6糸条の自己伸長による 6− 糸揺れが生じ、糸通が該ローラーヒで安定しない。
本発明では、非水油剤は延伸倍率を向上させる効果があ
るので、好ましく用いられる。非水油剤の例としては、
オレイン酸、オクチル酸、プロピオン酸等のエステル、
J−タネ油、ヒマシ油及びそれらのポリエチレンオキサ
イド付加物、鉱物油等からなるもので、油剤粘度はレッ
ドウッド粘度で2[]〜100秒のものが使用される。
るので、好ましく用いられる。非水油剤の例としては、
オレイン酸、オクチル酸、プロピオン酸等のエステル、
J−タネ油、ヒマシ油及びそれらのポリエチレンオキサ
イド付加物、鉱物油等からなるもので、油剤粘度はレッ
ドウッド粘度で2[]〜100秒のものが使用される。
本発明においては、含水油剤(エマルジョンタイプ)は
延伸倍率を低下させるので好ましくない。
延伸倍率を低下させるので好ましくない。
第1延伸ローラは120〜210℃、より好ましくは1
40〜190℃に加熱される。供給ローラと第1延伸ロ
ーラとの間に過熱蒸気吹付は装置(7−チームジェット
ノズル)が設けられる。こ(7) 第1 (1)スチー
ムジェットノズルは5通當製品とされる420〜252
0デニールのナイロン6マルチフイラメン糸に対して、
糸道通路が3−10fl、蒸気吹出孔径が2−5”、の
ものが適当であり、供給される蒸気は温度250−45
[1℃、より好ましくは300−4[JO℃、圧力1.
5−9 kg/d 、 より好ましくは2−61g/
cdのものが適当である。
40〜190℃に加熱される。供給ローラと第1延伸ロ
ーラとの間に過熱蒸気吹付は装置(7−チームジェット
ノズル)が設けられる。こ(7) 第1 (1)スチー
ムジェットノズルは5通當製品とされる420〜252
0デニールのナイロン6マルチフイラメン糸に対して、
糸道通路が3−10fl、蒸気吹出孔径が2−5”、の
ものが適当であり、供給される蒸気は温度250−45
[1℃、より好ましくは300−4[JO℃、圧力1.
5−9 kg/d 、 より好ましくは2−61g/
cdのものが適当である。
第1段延伸領域において、非水油剤を付与され引ぎ板ら
れた未延伸糸マルチフィラメントがDRTに対する65
〜80%の間で第1スチームジェットノズルを使用して
延伸される。65%未満の場合、糸条のたるみ、融着が
起こりやすい。また。
れた未延伸糸マルチフィラメントがDRTに対する65
〜80%の間で第1スチームジェットノズルを使用して
延伸される。65%未満の場合、糸条のたるみ、融着が
起こりやすい。また。
80%以上の 延伸の場合、延伸点がスチームジェッ
トノズル近辺で局在化せず、安定しないばかりか、第2
延伸領域tこおいて、必要に応じて用いられる第2スチ
ームジェットノズルでの延伸が困難となる。DRlをD
RTの65〜80%とした後。
トノズル近辺で局在化せず、安定しないばかりか、第2
延伸領域tこおいて、必要に応じて用いられる第2スチ
ームジェットノズルでの延伸が困難となる。DRlをD
RTの65〜80%とした後。
第1延伸ローラと第2延伸ローラと間で最終のDRT迄
延伸される。必要に応じて熱板等を使用してもよい。
延伸される。必要に応じて熱板等を使用してもよい。
また、驚<べぎことには、この様をこ第1スチームジエ
ツトで延伸されたものは、引き続く第2延伸段階におい
て、第2のスチームジェットノズルによっても前述のマ
ルチフィラメント糸の収束による延伸のトラブルが全く
無くなる。この理由はスチームジエン1−ノズルを使用
しない場合には。
ツトで延伸されたものは、引き続く第2延伸段階におい
て、第2のスチームジェットノズルによっても前述のマ
ルチフィラメント糸の収束による延伸のトラブルが全く
無くなる。この理由はスチームジエン1−ノズルを使用
しない場合には。
供給ローラと第1延伸ローラとの間で延伸される際tこ
、糸条の延伸張力が高く、その結果、糸条が収束される
が、第1のスチームジェットノズルを使用し、しかもD
RiをDRTの80g2未満とした場合、糸条の張力が
極めて低下することによる効果と推定される。第2のス
チームジェットノズルは第1のスチームジェットノズル
に準するが、蒸気温度は300−50[)℃、 より
好ましくは350−450℃と高い方が延伸性及び寸法
安定性に効果がある。
、糸条の延伸張力が高く、その結果、糸条が収束される
が、第1のスチームジェットノズルを使用し、しかもD
RiをDRTの80g2未満とした場合、糸条の張力が
極めて低下することによる効果と推定される。第2のス
チームジェットノズルは第1のスチームジェットノズル
に準するが、蒸気温度は300−50[)℃、 より
好ましくは350−450℃と高い方が延伸性及び寸法
安定性に効果がある。
第20−ラ温度は160℃以上、糸条の融解する温度以
下、好ましくは、 180−210℃で使用される。
下、好ましくは、 180−210℃で使用される。
この様Pこして第2&1!;伸ローラで延伸された糸条
が捲き取られる。必要に応じて前緊張ローフ及び糸条の
冷却安定化(セット)のための第60−プを設けること
ができるが、設備コストおよび運転コストの而からはこ
れらのローラは省略した方が望ましい。また、供給ロー
ラ及び第1延伸ローラはローラとエアーベアリンクニよ
るセパレートローラの組合せによる方法がネルソンロー
ラ対によるものより設備」二有利である。第2延伸ロー
プは一 9一 般eこネルソンタイプのローラが用いられる。
が捲き取られる。必要に応じて前緊張ローフ及び糸条の
冷却安定化(セット)のための第60−プを設けること
ができるが、設備コストおよび運転コストの而からはこ
れらのローラは省略した方が望ましい。また、供給ロー
ラ及び第1延伸ローラはローラとエアーベアリンクニよ
るセパレートローラの組合せによる方法がネルソンロー
ラ対によるものより設備」二有利である。第2延伸ロー
プは一 9一 般eこネルソンタイプのローラが用いられる。
以下実施例により2本発明をさらに具体的に説明する。
実施例中の糸条の機械的性質の61!l定は、 、TI
S規格に準じて実施した。相対粘度は96%硫酸100
QCにポリマー19を溶解し、25℃で測定した。乾
熱収縮率(乾収)は160 ’Cで5θ分間処理後の収
縮率を表す。
S規格に準じて実施した。相対粘度は96%硫酸100
QCにポリマー19を溶解し、25℃で測定した。乾
熱収縮率(乾収)は160 ’Cで5θ分間処理後の収
縮率を表す。
実施例1゜
相対粘度(ηre(1)が3.35のPイロン6チツプ
をエクストルーダー型溶融紡糸機を用い、常法に従い、
280℃で溶融後孔径0,4jll!、孔数210の紡
紡糸口金より吐出し、冷却風吹付装置より冷風にて吐出
糸条を冷却し、紡糸筒を通して固化された糸条Vこ、オ
イリングローラ1こより、非水油剤(付着量0.9%)
を付与後+ 420 m/minで非加熱の引取りロ
ーラとセパレートローラtこより引き取った。
をエクストルーダー型溶融紡糸機を用い、常法に従い、
280℃で溶融後孔径0,4jll!、孔数210の紡
紡糸口金より吐出し、冷却風吹付装置より冷風にて吐出
糸条を冷却し、紡糸筒を通して固化された糸条Vこ、オ
イリングローラ1こより、非水油剤(付着量0.9%)
を付与後+ 420 m/minで非加熱の引取りロ
ーラとセパレートローラtこより引き取った。
引き続き、引取リローラと加熱された第1延伸ローラと
セバレー・l−ローブの間で、第1スチームジェットノ
ズル(糸道口径が7Hで、「1径2nの蒸 10− 気吹出孔2個が糸道通路と90°の角度をなすように設
けられたもの。)を設けて第1段延伸倍率(DRl)で
第1段の延伸を行った。全姑伸倍率(DRT)が切断に
至る迄の延伸倍率の0.94倍となるようtこ、第1延
伸ローラと100℃tこ加熱されたネルソン型第2延伸
ローラとの間で第2段延伸倍率(DR2)で第2段延伸
し、7.5%のリラックスを施して捲き取り、 12
60デニールの糸とした。
セバレー・l−ローブの間で、第1スチームジェットノ
ズル(糸道口径が7Hで、「1径2nの蒸 10− 気吹出孔2個が糸道通路と90°の角度をなすように設
けられたもの。)を設けて第1段延伸倍率(DRl)で
第1段の延伸を行った。全姑伸倍率(DRT)が切断に
至る迄の延伸倍率の0.94倍となるようtこ、第1延
伸ローラと100℃tこ加熱されたネルソン型第2延伸
ローラとの間で第2段延伸倍率(DR2)で第2段延伸
し、7.5%のリラックスを施して捲き取り、 12
60デニールの糸とした。
表1に延伸条件及び糸質をまとめた。
表 1
なお、第1段延伸において、第17チームジエツトを使
用せずに2段延伸して得られる糸は強度8 &/d程度
、乾収109b以上の低強度で寸法安定性の劣るもので
ある。
用せずに2段延伸して得られる糸は強度8 &/d程度
、乾収109b以上の低強度で寸法安定性の劣るもので
ある。
実施例2゜
実施例1 fLおいて、第1延伸ローラ(140℃)と
第2延伸ローラ(190℃)との間に第2スチームジェ
ットノズル(糸道口径6ffで5ロ径6flの蒸気吹出
孔2個が糸道と90’の角度をなすように設けられたも
の。)を設け1表2に−示す条件で延伸した。
第2延伸ローラ(190℃)との間に第2スチームジェ
ットノズル(糸道口径6ffで5ロ径6flの蒸気吹出
孔2個が糸道と90’の角度をなすように設けられたも
の。)を設け1表2に−示す条件で延伸した。
比較のため、第1スチームジエツトノズルを使用しない
場合も行ったが、この場合、引取リローフ温度は60℃
とした。この場合第1段延伸倍率(DRl)を4.0以
上tこすることは困難であった。
場合も行ったが、この場合、引取リローフ温度は60℃
とした。この場合第1段延伸倍率(DRl)を4.0以
上tこすることは困難であった。
13−
表 2
14−
実施例6
〈彰
相対粘度が6.4及びろ、8のナイロンチップをエクス
トルーダー型溶融紡糸機を用い、常法に従いそれぞれ2
85℃、500℃で溶融後、孔数105の紡糸口金より
吐出し、紡糸筒を経て、吐出糸条な冷却固化し、オイリ
ングローラにより非水油剤(付着量1.2%)及び比較
のため、含水油剤(付着油分量1.2%)を付与後、
65 [1m/minで50℃に加熱された引取りロ
ーラに引ぎ取り、引き続き、引JIiローラと190℃
の第1延伸ローラとの間で第1スチームジエツトノズル
(糸道口径5 +n+で2口径6.5Hの蒸気吹出孔2
個を糸道と90’の角度をなすように設けたもの。)を
設け、390℃、6kq/cdの蒸気を吹きつけ第1段
延伸を行い2次いで第1第1延伸ローラと第2延伸ロー
ラとの間に、7510200℃に加熱された熱板を使用
した。延伸条件及び得られた原糸糸質な表3にまとめた
。
トルーダー型溶融紡糸機を用い、常法に従いそれぞれ2
85℃、500℃で溶融後、孔数105の紡糸口金より
吐出し、紡糸筒を経て、吐出糸条な冷却固化し、オイリ
ングローラにより非水油剤(付着量1.2%)及び比較
のため、含水油剤(付着油分量1.2%)を付与後、
65 [1m/minで50℃に加熱された引取りロ
ーラに引ぎ取り、引き続き、引JIiローラと190℃
の第1延伸ローラとの間で第1スチームジエツトノズル
(糸道口径5 +n+で2口径6.5Hの蒸気吹出孔2
個を糸道と90’の角度をなすように設けたもの。)を
設け、390℃、6kq/cdの蒸気を吹きつけ第1段
延伸を行い2次いで第1第1延伸ローラと第2延伸ロー
ラとの間に、7510200℃に加熱された熱板を使用
した。延伸条件及び得られた原糸糸質な表3にまとめた
。
表 5
※製品チーズの表面の毛羽(単糸切断)の発生状況○・
・毛羽の少ない良好チーズ ×・・・毛羽の多い不良チーズ 特許出願人 ユニチカ株式会社
・毛羽の少ない良好チーズ ×・・・毛羽の多い不良チーズ 特許出願人 ユニチカ株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (])相対粘度6.0以上のγイロン6を紡糸後非水油
剤を付与し、一旦、捲取ることな(連続して2段延伸す
ることにより、マルチフイラメンi・糸を製造するに際
し、全延伸倍率の659b以」−80%未満の姑伸倍率
の第1延伸段階で過熱蒸気をオリフィスを通して糸条に
吹きつけて延伸することを特徴とする高強力J−イロン
6糸の製造法。 (2)第2延伸段階でさらに過熱蒸気をオリフィスを通
して糸条に吹きつけて延伸する特許請求の範囲第1項記
載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6043983A JPS59187617A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 高強力ナイロン6糸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6043983A JPS59187617A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 高強力ナイロン6糸の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59187617A true JPS59187617A (ja) | 1984-10-24 |
JPH0411649B2 JPH0411649B2 (ja) | 1992-03-02 |
Family
ID=13142302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6043983A Granted JPS59187617A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | 高強力ナイロン6糸の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59187617A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519047A (ja) * | 1974-07-14 | 1976-01-24 | Sumitomo Electric Industries | Rogokin |
JPS5423716A (en) * | 1977-07-14 | 1979-02-22 | Unitika Ltd | Two-stage drawing of polyamide fiber |
JPS57193516A (en) * | 1981-05-20 | 1982-11-27 | Teijin Ltd | Direct spinning and drawing method of polyamide |
JPS5865008A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-04-18 | Toyobo Co Ltd | 優れた強度を有するポリアミド繊維及びその製造方法 |
JPS5865118A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-04-18 | ボツシユシ−メンス・ハウスゲレ−テ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 遠心フイルタを持つた電気式コ−ヒ−メ−カ− |
-
1983
- 1983-04-05 JP JP6043983A patent/JPS59187617A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519047A (ja) * | 1974-07-14 | 1976-01-24 | Sumitomo Electric Industries | Rogokin |
JPS5423716A (en) * | 1977-07-14 | 1979-02-22 | Unitika Ltd | Two-stage drawing of polyamide fiber |
JPS57193516A (en) * | 1981-05-20 | 1982-11-27 | Teijin Ltd | Direct spinning and drawing method of polyamide |
JPS5865008A (ja) * | 1981-09-08 | 1983-04-18 | Toyobo Co Ltd | 優れた強度を有するポリアミド繊維及びその製造方法 |
JPS5865118A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-04-18 | ボツシユシ−メンス・ハウスゲレ−テ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 遠心フイルタを持つた電気式コ−ヒ−メ−カ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0411649B2 (ja) | 1992-03-02 |
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