JPS59187009A - エマルジヨンの後処理方法 - Google Patents
エマルジヨンの後処理方法Info
- Publication number
- JPS59187009A JPS59187009A JP6174183A JP6174183A JPS59187009A JP S59187009 A JPS59187009 A JP S59187009A JP 6174183 A JP6174183 A JP 6174183A JP 6174183 A JP6174183 A JP 6174183A JP S59187009 A JPS59187009 A JP S59187009A
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- JP
- Japan
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- emulsion
- ethylene
- vinyl acetate
- vinyl chloride
- ppm
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエマルジョン中に残留する微量の未反応エチレ
ン、酢酸ビニル及び/又は塩化ビニルの除去方法に関す
る。
ン、酢酸ビニル及び/又は塩化ビニルの除去方法に関す
る。
エチレン−酢酸ビニル及び/又は塩化ビニル系共重合体
エマルジョンは接着剤をはじめ、塗料、紙コート、不織
布等積々の用途に用いられるが、単に過剰のエチレンを
脱気しただけでは酢酸ビニルはエマルジョンに対して0
.5〜1.0重量%、塩化ビニルは100〜200 p
pm、エチレンは20〜a o ppm程度残留し、エ
マルシバあるので極力未反応単量体を除去することが望
ましい。このため、従来微量の未反応単量体を除去する
方法として、エマルジョンを攪拌しながら容器を減圧に
して脱気する方法、容器内気相に不活性ガスを通気する
方法、不活性ガスをエマルジョンにバブリングする方法
等がある。
エマルジョンは接着剤をはじめ、塗料、紙コート、不織
布等積々の用途に用いられるが、単に過剰のエチレンを
脱気しただけでは酢酸ビニルはエマルジョンに対して0
.5〜1.0重量%、塩化ビニルは100〜200 p
pm、エチレンは20〜a o ppm程度残留し、エ
マルシバあるので極力未反応単量体を除去することが望
ましい。このため、従来微量の未反応単量体を除去する
方法として、エマルジョンを攪拌しながら容器を減圧に
して脱気する方法、容器内気相に不活性ガスを通気する
方法、不活性ガスをエマルジョンにバブリングする方法
等がある。
しかしながら、これらの方法では未反応単量体の減少に
非常に長時間を要17、これを解決するlで不活性ガス
を通気するに際し、エマルジョンの温度を上げると水分
の蒸発によって固形分濃度が高くなったり、容器の壁面
に付着固化したりして操作上非常に不便を生ずる。
非常に長時間を要17、これを解決するlで不活性ガス
を通気するに際し、エマルジョンの温度を上げると水分
の蒸発によって固形分濃度が高くなったり、容器の壁面
に付着固化したりして操作上非常に不便を生ずる。
本発明者等は、短時間で残留モノマーを除去できしかも
上記のような欠点のない方法について種々検討の結果、
エマルジョンを減圧下にスチームを吹き込むこ、とによ
って、エマルジョンの品質を何ら損うことなく、又固形
分濃度の増加や容器壁面への付着固化を伴うこともなく
、短時間で未反応単量体を除去できることを見い出し本
発明に至った。
上記のような欠点のない方法について種々検討の結果、
エマルジョンを減圧下にスチームを吹き込むこ、とによ
って、エマルジョンの品質を何ら損うことなく、又固形
分濃度の増加や容器壁面への付着固化を伴うこともなく
、短時間で未反応単量体を除去できることを見い出し本
発明に至った。
すなわち、本発明は、エチレンと酢酸ビニル及び/又は
塩化ビニルさらに必要に応じて他の共重合性単量体とを
水性媒体中で乳化重合したエマルジョンを、過剰のエチ
レンを脱気したのち減圧下にスチームを吹き込むことを
特徴とするエマルジョンの後処理方法である。以下、本
発明の詳細な説明する。
塩化ビニルさらに必要に応じて他の共重合性単量体とを
水性媒体中で乳化重合したエマルジョンを、過剰のエチ
レンを脱気したのち減圧下にスチームを吹き込むことを
特徴とするエマルジョンの後処理方法である。以下、本
発明の詳細な説明する。
本発明におけるエマルジョンは、エチレンと酢酸ビニル
及び/又は塩化ビニルさらに必要に応じて他の共重合性
単量体とを水性媒体中で公知の方法により乳化重合した
ものである。
及び/又は塩化ビニルさらに必要に応じて他の共重合性
単量体とを水性媒体中で公知の方法により乳化重合した
ものである。
該エマルジョンは、例えば水に乳化剤、保護コロイド、
pH調節剤及び触媒を溶解して、これをあらかじめエチ
レンで置換した重合槽に送り込み、次いで酢酸ビニル及
び/又は塩化ビニルを所定量の10〜100%仕込んで
攪拌乳化させた後、エチレンを圧入して所定圧(5〜1
00 Wrd )にし、昇温しで重合を開始し残余の酢
酸ビニル及び/又は塩化ビニル(所定量の0〜90%)
及び触媒を連続、分割又は一括して追加添加し、重合温
度が30°C〜80°Cになるようにして重合を続けろ
ことによって得られる。反応は通常酢酸ビニル及び/又
は塩化ビニルが99%以上反応するまで継続する。触媒
としては通常レドックス触媒が用いられるが必ずしもこ
れに限定されるものではない。重合の開始剤又はレドッ
クス系の酸化剤としては過酸化水素、過硫酸アンモニウ
ム、過硫酸カリウム、有機過酸化物例えばベンゾイルパ
ーオキサイド、ターシャリ−ブチルハイドロパーオキサ
イド等が用いられろ。又レドックス系の還元剤としては
、硫酸第1鉄、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシ
レート、重亜硫酸ソーダ、メタ重亜硫酸ソーダなどが用
いられる。乳化剤としてはアニオン系界面活性剤、ノニ
オン系界面活性剤、保護コロイドが単独又は必要に応じ
て併用して用いられる。アニオン系界面活性剤としては
高級アルコール硫酸エステル類、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキルフェノールサ
ルフェート類、ポリオキシエチレンサルフェート類、ジ
アルキルスルホコハク酸塩などがあげられる。ノニオン
系界面活性剤トシテハホリオキシエチレンアルキルフェ
ノールエーテル、オキシエチレン−オキシプロピレンブ
ロックコポリマー、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル類などがあげられる。
pH調節剤及び触媒を溶解して、これをあらかじめエチ
レンで置換した重合槽に送り込み、次いで酢酸ビニル及
び/又は塩化ビニルを所定量の10〜100%仕込んで
攪拌乳化させた後、エチレンを圧入して所定圧(5〜1
00 Wrd )にし、昇温しで重合を開始し残余の酢
酸ビニル及び/又は塩化ビニル(所定量の0〜90%)
及び触媒を連続、分割又は一括して追加添加し、重合温
度が30°C〜80°Cになるようにして重合を続けろ
ことによって得られる。反応は通常酢酸ビニル及び/又
は塩化ビニルが99%以上反応するまで継続する。触媒
としては通常レドックス触媒が用いられるが必ずしもこ
れに限定されるものではない。重合の開始剤又はレドッ
クス系の酸化剤としては過酸化水素、過硫酸アンモニウ
ム、過硫酸カリウム、有機過酸化物例えばベンゾイルパ
ーオキサイド、ターシャリ−ブチルハイドロパーオキサ
イド等が用いられろ。又レドックス系の還元剤としては
、硫酸第1鉄、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシ
レート、重亜硫酸ソーダ、メタ重亜硫酸ソーダなどが用
いられる。乳化剤としてはアニオン系界面活性剤、ノニ
オン系界面活性剤、保護コロイドが単独又は必要に応じ
て併用して用いられる。アニオン系界面活性剤としては
高級アルコール硫酸エステル類、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキルフェノールサ
ルフェート類、ポリオキシエチレンサルフェート類、ジ
アルキルスルホコハク酸塩などがあげられる。ノニオン
系界面活性剤トシテハホリオキシエチレンアルキルフェ
ノールエーテル、オキシエチレン−オキシプロピレンブ
ロックコポリマー、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル類などがあげられる。
これらのアニオン系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤
及び保護コロイドは単独又は適当な組合せで併用して用
いられるが、その添加量はそれぞれ系内に導入される重
合性単量体重量に対して通常1〜10重量%、1〜10
重量%、0.1〜10重量%の範囲である。
及び保護コロイドは単独又は適当な組合せで併用して用
いられるが、その添加量はそれぞれ系内に導入される重
合性単量体重量に対して通常1〜10重量%、1〜10
重量%、0.1〜10重量%の範囲である。
エチレンと酢酸ビニル及び/又は塩化ビニル以外の共重
合性単量体としてはアクリル酸エステル類、アクリルグ
リシジル、メタクリルグリシジルのようなグリシジル基
を有する不飽和ビニルモノマー;N−メチロールアクリ
ルアミド、N−メチロールメタクリルアミドなどのよう
なN−メチロール基又はアルコキシ基を有する不飽和ビ
ニルモノマー:アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸及
びそれらのエステルのようなカルボキシル基、カルボン
酸エステル基を有する不飽和ビニルモノマー;パーサデ
ィ・ツク酸ビゝ ニルエステルの様な分岐モノカルボン
酸のビニルエステルなどが挙げられる。
合性単量体としてはアクリル酸エステル類、アクリルグ
リシジル、メタクリルグリシジルのようなグリシジル基
を有する不飽和ビニルモノマー;N−メチロールアクリ
ルアミド、N−メチロールメタクリルアミドなどのよう
なN−メチロール基又はアルコキシ基を有する不飽和ビ
ニルモノマー:アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸及
びそれらのエステルのようなカルボキシル基、カルボン
酸エステル基を有する不飽和ビニルモノマー;パーサデ
ィ・ツク酸ビゝ ニルエステルの様な分岐モノカルボン
酸のビニルエステルなどが挙げられる。
150〜250 tasHf、スチーム圧1〜4 V4
/iG、スチーム量50〜100 Kg/HR、温度5
0〜80°Cで吹き込む。
/iG、スチーム量50〜100 Kg/HR、温度5
0〜80°Cで吹き込む。
本発明によれば、エマルジョンから、短時間でしかもエ
マルジョンの品質を損うことなく、又固形分濃度の増加
や容器壁面への付着固化を伴うこともなく、未反応単量
体を除去することが可能となる。また、本発明の方法は
、酢酸ビニル等高沸点単量体の除去にも効果的なもので
ある。
マルジョンの品質を損うことなく、又固形分濃度の増加
や容器壁面への付着固化を伴うこともなく、未反応単量
体を除去することが可能となる。また、本発明の方法は
、酢酸ビニル等高沸点単量体の除去にも効果的なもので
ある。
以下、本発明を実施例をもって説明する。
参考例1
水20Kfにポリビニルアルコール(ケン化度88.0
%、平均重合度800)IKf、ロンガリット1ON、
硫酸第−鉄を0.5gを溶解し塩酸でpHを4.0に調
整する。これをあらかじめエチレンで置換した重合槽に
送り込み、次いで酢酸ビニル20Kgを仕込み、攪拌乳
化した後、エチレンを圧入して50胸/−に昇圧、50
℃に昇温する。内温を50°Cに保ちながら過酸化水素
及びロンガリットの水溶液を連続添加しながら7時間に
わたって重合をおこなった後、過剰エチレンを大気圧ま
で排出して、酢酸ビニル−エチレン共重合体エマルジョ
ンを得た。
%、平均重合度800)IKf、ロンガリット1ON、
硫酸第−鉄を0.5gを溶解し塩酸でpHを4.0に調
整する。これをあらかじめエチレンで置換した重合槽に
送り込み、次いで酢酸ビニル20Kgを仕込み、攪拌乳
化した後、エチレンを圧入して50胸/−に昇圧、50
℃に昇温する。内温を50°Cに保ちながら過酸化水素
及びロンガリットの水溶液を連続添加しながら7時間に
わたって重合をおこなった後、過剰エチレンを大気圧ま
で排出して、酢酸ビニル−エチレン共重合体エマルジョ
ンを得た。
参考例2
水20Kfにポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル1. a Kf、ロンガリット10y。
ル1. a Kf、ロンガリット10y。
硫酸第一鉄々0.5yを溶解し酢酸でpHを4.0に調
整する。これをあらかじめエチレンで置換した重合槽に
送り込み、次いで酢酸ビニル2〜及び塩化ビニル2〜を
仕込み攪拌乳化した後、エチレンを圧入して60 h
/ cMに昇圧、50℃に昇温する。内温を50°Cに
保ちつつ酢酸ビニル8Kf、塩化ビニルg Kf、過硫
酸アンモニウム水溶液、ロンガリット水溶液を連続添加
しながら10時間にわたって重合をおこなった後、過剰
エチレンを大気圧まで排出して酢酸ビニル−塩化ビニル
−エチレン共重合体エマルジョンを得た。
整する。これをあらかじめエチレンで置換した重合槽に
送り込み、次いで酢酸ビニル2〜及び塩化ビニル2〜を
仕込み攪拌乳化した後、エチレンを圧入して60 h
/ cMに昇圧、50℃に昇温する。内温を50°Cに
保ちつつ酢酸ビニル8Kf、塩化ビニルg Kf、過硫
酸アンモニウム水溶液、ロンガリット水溶液を連続添加
しながら10時間にわたって重合をおこなった後、過剰
エチレンを大気圧まで排出して酢酸ビニル−塩化ビニル
−エチレン共重合体エマルジョンを得た。
参考例8
水25に4にドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ0.7
〜、硫酸第一鉄5g、炭酸水素ナトリウム300gを溶
解しこれをあらかじめエチL・ンで置換した重合槽に送
り込み、次いで塩化ビニル2Kfを仕込み攪拌乳化した
後、エチレンヲ圧入して50Kl!/iに昇圧、50’
Cに昇温する。内温を50’Cに保ちつつ塩化ビニル1
8Kf、ロンガリ・ソト水溶液1.5Kf、過硫酸アア
ンモニウム水溶液を8. OKfを連続的に添加しなが
ら8時間にわたって重合をおこなった後過剰エチレンを
大気圧まで排出して塩化ビニル−エチレン共重合体エマ
ルジョンを得た。
〜、硫酸第一鉄5g、炭酸水素ナトリウム300gを溶
解しこれをあらかじめエチL・ンで置換した重合槽に送
り込み、次いで塩化ビニル2Kfを仕込み攪拌乳化した
後、エチレンヲ圧入して50Kl!/iに昇圧、50’
Cに昇温する。内温を50’Cに保ちつつ塩化ビニル1
8Kf、ロンガリ・ソト水溶液1.5Kf、過硫酸アア
ンモニウム水溶液を8. OKfを連続的に添加しなが
ら8時間にわたって重合をおこなった後過剰エチレンを
大気圧まで排出して塩化ビニル−エチレン共重合体エマ
ルジョンを得た。
実施例1
参考例1で得られた酢酸ビニル−エチレン共重合体エマ
ルジョンを50℃で200■Hfの減圧下に2時間スチ
ームを吹き込むことなく脱気をおこない固形分51.0
%、未反応酢酸ビニル5000 ppm、残留エチレン
20ppmのエマルジョンが得られた。このエマルジョ
ンを50℃のま\150 mHfまで減圧にして、槽の
底部から1.5〜/iGのスチームを攪拌し乍ら8時間
吹込んだ。この間約15%のスチームが凝縮し、脱泡槽
内部のエマルジョンは60°Cに上昇して保持され残り
のスチームは凝縮することなく排出された。
ルジョンを50℃で200■Hfの減圧下に2時間スチ
ームを吹き込むことなく脱気をおこない固形分51.0
%、未反応酢酸ビニル5000 ppm、残留エチレン
20ppmのエマルジョンが得られた。このエマルジョ
ンを50℃のま\150 mHfまで減圧にして、槽の
底部から1.5〜/iGのスチームを攪拌し乍ら8時間
吹込んだ。この間約15%のスチームが凝縮し、脱泡槽
内部のエマルジョンは60°Cに上昇して保持され残り
のスチームは凝縮することなく排出された。
8時間後分析した所固形分50.0%、未反応酢酸ビニ
ルは15009Pm、残留エチレンは5 ppmであっ
た。又槽壁2面への付着も殆んどなかった。
ルは15009Pm、残留エチレンは5 ppmであっ
た。又槽壁2面への付着も殆んどなかった。
実施例2
参考例2で得られた酢酸ビニル−塩化ビニル−エチレン
共重体エマルジョンを50°Cで200+mHf の
減圧下にスチームを吹込むことなく2時間脱気をおこな
い、固形分5−1.2%、未反応酢酸ビニル7000
ppm、塩化ビニル200PPm1エチレン50PPm
のエマルジョンが得られた。このエマルジョンを引き続
いて180 mHfまで減圧し1.5Kf/cjG(7
)低圧スチームを攪拌しながら4時間吹き込んだ。この
間吹き込んだスチームの約20%のスチームが凝縮し、
脱泡槽内部のエマルジョンは64℃に保持され残りのス
チームイよ凝縮されることなくエマルジョン中を分散し
て通り抜は排出された。
共重体エマルジョンを50°Cで200+mHf の
減圧下にスチームを吹込むことなく2時間脱気をおこな
い、固形分5−1.2%、未反応酢酸ビニル7000
ppm、塩化ビニル200PPm1エチレン50PPm
のエマルジョンが得られた。このエマルジョンを引き続
いて180 mHfまで減圧し1.5Kf/cjG(7
)低圧スチームを攪拌しながら4時間吹き込んだ。この
間吹き込んだスチームの約20%のスチームが凝縮し、
脱泡槽内部のエマルジョンは64℃に保持され残りのス
チームイよ凝縮されることなくエマルジョン中を分散し
て通り抜は排出された。
3時間後分析した所、固形分49.9%、未反応酢酸ビ
ニル1200 Ppm、塩化ビニル5ppm、エチレン
4 PPmであった。又槽壁面へのエマルジョン皮膜の
付着も殆んどりなかった。
ニル1200 Ppm、塩化ビニル5ppm、エチレン
4 PPmであった。又槽壁面へのエマルジョン皮膜の
付着も殆んどりなかった。
実施例8
参考例8で得られたエチレン−塩化ビニル共重合体エマ
ルジョンを50℃、150■Hgの減圧下に8時間スチ
ームを吹き込むことなく脱ガスをおこなった所、固形分
50.5%、未反応塩化ビニル800 PPm、未反応
エチレン80 ppmのエマルジョンが得られた。この
エマルジョンを引き続いて150 mHfに保ったま”
>1.5Kf/iGの低圧スチームを4時間吹き込んだ
。この間吹き込んだスチームの約15%は凝縮しエマル
ジョン温度は60°Cに上Jl持された。残りのスチー
ムはエマルジョン中を分散通過して排出された。
ルジョンを50℃、150■Hgの減圧下に8時間スチ
ームを吹き込むことなく脱ガスをおこなった所、固形分
50.5%、未反応塩化ビニル800 PPm、未反応
エチレン80 ppmのエマルジョンが得られた。この
エマルジョンを引き続いて150 mHfに保ったま”
>1.5Kf/iGの低圧スチームを4時間吹き込んだ
。この間吹き込んだスチームの約15%は凝縮しエマル
ジョン温度は60°Cに上Jl持された。残りのスチー
ムはエマルジョン中を分散通過して排出された。
4時間後分析した所、固形分49.5%、塩化ビニル5
ppm、エチレン5 PPmであった。又槽壁面への
エマルジョン皮膜の付着も殆んどなかった。
ppm、エチレン5 PPmであった。又槽壁面への
エマルジョン皮膜の付着も殆んどなかった。
比較例1
実施例1において得られた、固形分51.0%、未反応
酢酸ビニル5000 ppm残留エチレン20 ppm
の脱気エマルジョンを常圧に戻し、エマルジョン温度を
50°Cに保ち攪拌しつつチッソガスを吹き込んだが未
反応酢酸ビニルsoooppm、エチレン10 ppm
まで減少させるのに18時間を要した。又槽の壁面への
エマルジョン皮膜の付着が多く槽の洗滌が困難であり且
製品エマルジョン中へ皮膜が混入しt過が必要であった
、 比較例2 実施例2において得られた固形分51,2%、未反応酢
酸ビニル7000 PPm、塩化ビニル200 ppm
、エチレン50 ppmの脱気エマルジョンを常圧に戻
しエマルジョン温度を50°Cに保ち攪拌しつつチッソ
ガスを吹き込んだが、未反応酢酸ビニル2000 PP
”+塩化ビニル1100PP、エチレン10 ppmま
で減少させるのに15時間を要した。又槽の壁面へのエ
マルジョン皮膜の付着が多く檜の洗滌が困難であり、且
製品エマルジョン中へ皮膜が混入し押退が必要であった
。
酢酸ビニル5000 ppm残留エチレン20 ppm
の脱気エマルジョンを常圧に戻し、エマルジョン温度を
50°Cに保ち攪拌しつつチッソガスを吹き込んだが未
反応酢酸ビニルsoooppm、エチレン10 ppm
まで減少させるのに18時間を要した。又槽の壁面への
エマルジョン皮膜の付着が多く槽の洗滌が困難であり且
製品エマルジョン中へ皮膜が混入しt過が必要であった
、 比較例2 実施例2において得られた固形分51,2%、未反応酢
酸ビニル7000 PPm、塩化ビニル200 ppm
、エチレン50 ppmの脱気エマルジョンを常圧に戻
しエマルジョン温度を50°Cに保ち攪拌しつつチッソ
ガスを吹き込んだが、未反応酢酸ビニル2000 PP
”+塩化ビニル1100PP、エチレン10 ppmま
で減少させるのに15時間を要した。又槽の壁面へのエ
マルジョン皮膜の付着が多く檜の洗滌が困難であり、且
製品エマルジョン中へ皮膜が混入し押退が必要であった
。
比較例B
実施例8で得られた固形分50.5%、未反応塩化ビニ
ルs o o ppm、未反応エチレン30ppmのエ
マルジョンを常圧に戻しエマルジョン温度を50℃に保
ち、攪拌をおこないつつチッソガスを吹き込んだ。未反
応塩化ビニル40 ppm+未反応エチレン5PPmま
で下げるのに10時間を要し且槽壁への付着、エマルジ
ョンへの皮膜の混入が著るしく槽の洗滌、製品エマルジ
ョンの押退が困難であった。
ルs o o ppm、未反応エチレン30ppmのエ
マルジョンを常圧に戻しエマルジョン温度を50℃に保
ち、攪拌をおこないつつチッソガスを吹き込んだ。未反
応塩化ビニル40 ppm+未反応エチレン5PPmま
で下げるのに10時間を要し且槽壁への付着、エマルジ
ョンへの皮膜の混入が著るしく槽の洗滌、製品エマルジ
ョンの押退が困難であった。
第1頁の続き
0発 明 者 本田民次部
千葉県君津郡袖ケ浦町北袖9番
1住友化学工業株式会社内 。
0発 明 者 中野能孝
千葉県君津郡袖ケ浦町北袖9番
1住友化学工業株建会社内′
0発 明 者 鈴木輝行
千葉県君津郡袖ケ浦町北袖9番
1住友化学工業株式会社内
0発 明 者 塩野裕幸
千葉県君津郡袖ケ浦町北袖9番
1住友化学工業株式会社内
Claims (1)
- エチレンと酢酸ビニル及び/又は塩化ビニルさらに必要
に応じて他の共重合体性単量体とを水性媒体中で乳化重
合したエマルジョンを、過剰のエチレンを脱気したのち
、減圧下にスチームを吹き込むことを特徴とするエマル
ジョンの後処理方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6174183A JPS59187009A (ja) | 1983-04-07 | 1983-04-07 | エマルジヨンの後処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6174183A JPS59187009A (ja) | 1983-04-07 | 1983-04-07 | エマルジヨンの後処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59187009A true JPS59187009A (ja) | 1984-10-24 |
Family
ID=13179908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6174183A Pending JPS59187009A (ja) | 1983-04-07 | 1983-04-07 | エマルジヨンの後処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59187009A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10253043A1 (de) * | 2002-11-14 | 2004-06-03 | Wacker Polymer Systems Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur Rückgewinnung von Restethylen bei der Herstellung von Vinylester-Ethylen-Mischpolymerisaten |
JP2009520852A (ja) * | 2005-12-22 | 2009-05-28 | ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト | ビニルエステル−エチレン混合ポリマー製造の残存ガス流からのエチレン及び酢酸ビニルの回収 |
-
1983
- 1983-04-07 JP JP6174183A patent/JPS59187009A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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