JPS59186925A - カンジダ菌感染症治療用薬剤 - Google Patents

カンジダ菌感染症治療用薬剤

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JPS59186925A
JPS59186925A JP6191583A JP6191583A JPS59186925A JP S59186925 A JPS59186925 A JP S59186925A JP 6191583 A JP6191583 A JP 6191583A JP 6191583 A JP6191583 A JP 6191583A JP S59186925 A JPS59186925 A JP S59186925A
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JP
Japan
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antibody
candida
cells
hybridoma
cell
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Application number
JP6191583A
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English (en)
Inventor
Kenichi Matsunaga
謙一 松永
Yoshiharu Oguchi
小口 義春
Tomoko Chiku
知久 友子
Isamu Motokawa
元川 勇
Katsuo Sakurai
桜井 勝雄
Takao Ando
安藤 隆雄
Chikao Yoshikumi
吉汲 親雄
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Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Publication date
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カンジダ菌に対する抗体産生細胞とインビト
ロにおいて長期継代培養可能な細胞との間の融合細胞(
以下、ハイブリドーマと称する)より分泌される抗体、
その誘導体またはその限定分解物を含有するカンジダ菌
症の治療剤や予防剤およびその方法に関する。
ここでいう抗体の誘導体とは、該抗体に抗真菌剤を化学
的に結合させた生成物であり、抗体の限定分解物とは、
該抗体を化学的処理または酵素処理によって限定分解し
て生ずる分解物であって、これら自身も本発明に包含さ
れる。
近年、細菌による感染症は予防医学の発達と抗生物質の
普及によって著しく減少してきたが、真菌による疾患は
世界的にかえって増加の傾向にある。これらの多くは通
常の環境下に常在している菌であり、健康者の口腔、消
化管、咽頭、皮虞、膣などに存在しており、真菌症とし
ては心内膜炎、肺炎、尿路疾患、髄膜炎、骨、関節疾患
および皮5− 膚疾患等が報告されている。真菌症はまた、結核や癌な
ど慢性消耗性疾患に併発して著しく症状を悪化させるこ
とも知られている。一方、真菌症に有効な抗生物質等の
治療剤は少なく、その副作用は強い。したがって、真菌
症に有効な治療剤が切望されている。
カンジダ菌は、このような真菌の代表的なものの1つで
あり、本発明の抗体およびその組成物は、上記のような
要請のあるカンジダ症の治療剤として極めて有効な手段
を提供するものである。
従来、真菌症の治療剤にはアムホテリシンBや5−フル
オロサイトシンを中心とした抗真菌剤が用いられていた
が、真菌のこれら薬剤に対する感受性は一般に低く、し
かも副作用が強く、必ずしも満足すべき結果は得られて
いなかった。
一方、抗体を治療に用いる方法として、感染症などに対
し、ヒトガンマグロブリン製剤の投与が  − 行なわれているが、特に免疫操作等を行なっていないた
め、製剤中に占める起炎菌に対する特異抗体の含量は低
いと考えられ、その効果は限られていた。免疫操作を行
なって目′的とする抗体の力価を高めた抗体液を用いる
治療法としては、従来よりヘビ毒などによる急性中毒に
対する血清療法が行なわれていた。この療法は著効を示
すが、特異抗体以外に多くの不純物を含むウマ等の異種
血清を投与するため、異種抗原に対する免疫反応が惹起
され、再度の使用に際して異種抗原に対するアレルギー
反応を起こしたり、効果が減弱することが予想され、真
菌症の治療法としては用いられていなかった。
本発明者らは、治療目的に使用可能な抗カンジダ菌抗体
について研究を重ねた結果、カンジダ菌に対する抗体産
生細胞とインビトロにおいて長期継代培養可能な細胞と
の間のハイブリドーマにより分泌される抗体がこの目的
に使用できることを見出し、更にそれらを用いたカンジ
ダ症の治療、予防剤について検討を重ねた結果、本発明
を完成するに至った。
本発明の方法を適用できる感染症は、カンジダ症であれ
ばよく、尿路、肺、腎臓などその部位は問わない。たと
えば次のような起炎菌が例示でき(rusei 0 また、本発明の方法に使用できる抗体も、カンジダ菌に
対する抗体産生細胞と4211〜口において長期継代培
養可能な細胞との間のハイブリドーマより分泌される抗
体で、カンジダ菌に反応すればいずれでもよくζたとえ
ば後記表−1に示すようなハイブリドーマによって分泌
される抗体が例示できる。本発明の抗体は、単一の特異
性を右し、単一の分子種からなり、タンパク質当りの力
価は極めて高い。さらに、抗原に対する高度に特異的な
反応性のために、あらかじめ投与対象とする動物(ヒト
を含む)の組織との反応性を調べて交叉反応しないもの
を選ぶことにより、宿主組織に対する抗体の攻撃に由来
する副作用をほとんどなくすことができる。また、物質
としての純度の高さの故に、従来の血清療法にありがち
であった夾雑物質に由来するアレルギー反応等の出現頻
度も低下する。
本発明に使用する抗体は例えば以下の方法で製造される
A、抗体産生細胞の調製 〜 本発明のハイブリドーマおよび抗体を得る為には、カン
ジダ菌に対する抗体産生細胞とインビトロにおける長期
継代培養可能な細胞を必要とする。
両者の融合により、カンジダ菌に対する抗体を産生じ、
しかもインごトロにおいて長期継代培養可能なハイブリ
ドーマを)与ることができるわtづである。
カンジダ菌に対する抗体産生細胞は、ヒトを含めたいず
れの動物種から得てもよく、また、あらかじめ免疫を行
なうことは必須ではないが、これを行なうことによって
目的とするハイブリドーマの採取効率を著しく上げるこ
とができる。
ヒトの細胞を用いる場合には、カンジダ感染症の病歴の
ある者や、血清中のカンジダ菌に対する抗体価が高い者
を選ぶことができる。人為的に免疫した生体から得よう
とする場合、免疫原としては、生菌またはグルタルアル
デヒド処理、マイトマイシン処理もしくI^加熱処理な
どによって増殖性を失わせた菌体を用いてもよく、また
菌体より表面抗原を酵素処卵などの適当な方法で分1[
製したものを用いてもよい。また菌種としては次に挙げ
る菌種の中から選ぶことができる。菌糸、酵母、厚膜胞
子などその形態はいずれでもよい。
免疫に際し、フロイント完全または不完全アジュバント
のような助剤を免疫原に混合して用いることができる。
免疫の際の免疫原投与法は皮下注射、腹腔内注射、静脈
内注射、皮肉注射、筋肉内注射等いずれでもよいが、皮
下注射または腹腔内注射が好ましい。免疫は1回、また
は適当な間隔、好ましくは1週乃至5週をおいて繰り返
し行なってもよい。免疫した動物の血清中のカンジダ菌
に対する抗体価を測定し抗体価が充分高くなった動物か
ら抗体産生細胞を得れば、その後の操作の効率を上げる
ことかできる。融合には最終免疫後3〜5日後の動物由
来の抗体産生細胞を用いるのが好ましい。該抗体産生細
胞は形質細胞およびその前駆細胞であるリンパ球であり
、これは個体のいずれの部位から得てもよいが、一般に
は牌臓、リンパ節、末梢血またはそれらの組み合わせか
ら得ることができる。
B、靴濃」1℃ インビトロにおいて長期継代培養可能な細胞は、抗体産
生細胞と融合して目的にかなったハイブリドーマを生ず
るものであればいずれぐもよいが、その確率の高いのは
骨髄腫等の白血病細胞である、由来の秤もヒト、ラット
、マウス等いずれでもよい。後述するように、融合後混
在する親細胞を除くためにはヒポキサンチングアニンホ
スホリボシルトランスフェラーゼ欠損株細胞またはチミ
ジンキナーゼ欠損株細胞を用いるのが好ましい。
例えば、ヒト由来の(J−15006TG−AI−2゜
RPMI8226、マウス由来のp 3−X 63−Δ
g8. P3−N S I /1−A!114−1. 
S p210−Ao14.X63− A(+8.653
などを用いることができる。
上述の抗体産生細胞の由来する種と長期継代培養可能な
細胞の由来する種は同一であることが不可欠ではないが
、融合の効率、融合後の細胞の性質の安定性、生体内で
培養する際の簡便さなどの点から一般には同一のものを
用いる方が有利である場合が多い。特に長期継代培養可
能な細胞としテマウス由来(7)P3−X63−ACI
8. P3−NS I/1−八04−1.5r1210
−A(114またはX 63− A g8.653を用
いる場合には、同系マウスであるBALB/cまたはそ
の交雑マウスを用いるのが有利である。
=13− 融合に際してはセンダイウィルス、ポリエチレングリコ
ール等の融合促進剤を用いるのがよく、特にポリエチレ
ングリコール1000,1540,2000゜4000
または6000などを用いるのが好ましい。これを約3
0〜55%含む溶液中で融合を行なわせる。助剤として
更にジメヂルスルホキシドを添加してもよい。
C,ハイブリドーマの樹立 融合後の混合物中には、ハイブリドーマの他、親細胞で
ある抗体産生細胞とインビトロで長期継代培養可能な細
胞等が残存している。前者は通常長期間のインビトロの
培養に耐えられないので問題はないが、後者は目的とす
るハイブリドーマと共に増殖する可能性があるのでこれ
を除くことが望ましい。このため後者として、ヒポキサ
ンヂングアニンホスボリボシルトランスフエラーゼまた
はチミジンキナーゼ欠損株細胞を用い、融合させ14− た後、ヒボキサンチン、アミノプテリンおよびチミジン
を含む培地中で培養する。これによりハイブリドーマの
みを選択的に生育させることができる。親細胞としてヒ
ポキサン°チングアニンホスホリボシルトランスフェラ
ーゼまたはチミジンキナーゼ欠損株細胞を用いない場合
には、融合に先だって該細胞をエメヂンおよびアクチノ
マイシンDで処理して細胞の増殖性を失わせておくこと
により、ハイブリドーマを親細胞との混合物から選択し
てもよい。
このようにして得たハイブリドーマ群は、一般には2個
以上のクローンを含むことが多く、完全に同一の性質を
右する細胞の集団ではない。個々のクローンを分離した
い場合には、クローン化を行なうことが必要である。ク
ローン化は、単一の特異性をもつ抗体を製造する為には
勿論であるが、多種類のクローンが混在する系において
長期間培養を行なっている間にしばしば起こるポピユレ
ーションの変化を防ぐ意味からも有効であり、行なうこ
とが望ましい。クローン化の方法としては、限界希釈法
、軟寒天法、フィブリンゲル法等を用いることができる
。また螢光活性化細胞選別装置を用いてクローン化の際
の細胞の分離を行なうことも可能である。また、長期間
培養の間に起こる変異株の出現に対し、時々クローン化
を行なうことで元の細胞の性質をもった細胞を保存する
ことができる。
以上のような製造法に従って作製したカンジダ菌に対す
る抗体を産生ずるハイブリドーマの例として、後述の実
施例にも示すように、CD−1,CD−2,CD−3,
CD−4,Cr)−5,CD−6,CD−7゜CD−8
およびCD−9が挙げられる。
ハイブリドーマの維持法としては、インビトロおよびイ
ンビボで継代する弛に常法に従って凍結保存することが
できる。
D、抗体の製造 抗体の製造にあたっては、カンジダ菌に対する抗体を産
生ずるハイブリドーマをインごトロまたは生体内で培養
する。
インビトロの培養の場合には、本発明のハイブリドーマ
のために適当な栄養培地、例えば10%(V/V)の牛
胎児血清、5x10  Mのβ−メルカプトエタノール
、1mMのピルビン酸ナトリウムおよび抗生物質を含有
したR PM I 1640培地を用いることができる
。RPMT1640培地に代えて、4.5(+/Lのグ
ルコースを含む1)ulbeaco smodifie
d  E agle’s  M E M (以下、[)
 u l beccOsMEMと略す)培地を用いても
よい。細胞を増殖させる時適当な初期濃度は、各々のハ
イブリドーマによって異なるが、一般に約10  個/
mlであり、培養中の細胞濃度は2X10’個/mlを
超えないこ17− とが望ましい。
本発明のハイブリドーマを生体に移植して、固型または
腹水τjで増殖させ、その生体より体液、望ましくは血
清または腹水を採取することにより、該ハイブリドーマ
が分泌する抗体を製造することもできる。この方法によ
って得られる粗製抗体液は、不純物として宿主となった
生体由来の種々の物質を含むという欠点をもつ一方、生
体外の培養によって得られる抗体液に比べて著しく高濃
度の目的抗体を含むという点で優れている。ハイブリド
ーマを腹腔に移植して増殖させる場合においては移植の
前、好ましくは3〜9週間前にブリスタン(2,6,1
0,14−テトラメヂルペンタデカン)を腹腔内に投与
しておくことにより、粗製抗体液の収量を高めることが
できるが、この処置は必須ではない。なお、宿主として
用いる生体は、移植するハイブリドーマの親細胞と同種
同系の動物が望ま18− しい。この場合には通常特別の処置をしなくてもハイブ
リドーマはその生体内で増殖するが、ハイブリドーマと
宿主の組織適合性抗原型が一致しない場合、一般に宿主
生体に抗リンパ球抗体投与、X線照射等の処置をあらか
じめ施しておくことが必要である。移植後、細胞が成長
してくるまでに通常1週間から3週間を要する。
以上のような製造法に従って作製したCandidaa
lbicansに対する抗体の例として、後述の実施例
に示すように、Candida albicansと反
応する抗pseudotropical isとも反応
する抗体、および伯の真菌類とも反応する抗体が挙げら
れる。その特異性と免疫グロブリンのクラスは後記表−
1に示す通りである。
なお、従来法により、ウサギをCandidaalbi
cansで免疫して得られた抗自消をCandidat
ropicalisで吸収して得られた抗体は、Can
dida albicansのみならず仙のCandi
da属の秤(Candida parapsilosi
s )とも反応した。まpseudotropical
isで吸収して得られた抗体は、力価が極めて低く C
andida albicansとほとんど反応しなか
った。
本発明の抗体は、精製抗体液のまま使用してもよいが、
硫酸アンモニウム分画法やイオン交換クロマトグラフィ
ーなど免疫グロブリン精製の常法に従って、或いはp 
rotein  Aや抗原によるアフィニティクロマト
グラフィー法等により、精製して用いることができる。
また、得られた抗体は、前述の如く、Candidaa
lbicansの分類・同定およびカンジダ症の治療剤
や予防剤に有効であり、アフィニテイクロマトグラフイ
ー等によって抗原物質の精製を行なう場合など、広範囲
に使用できる。
また、必要に応じて上記抗体を混合して用いても差し支
えない。
投与による効果は、後述の実施例に示した如く、カンジ
ダ菌の致死的感染の防御という形で確認することができ
る。その作用機序は、投与された抗体がカンジダ菌菌体
表面の抗原と結合することに伴い、補体結合反応や体内
のマクロファージその他の免疫系の細胞のカンジダ菌に
対する攻撃が促進されることによると考えられ、これら
の反応はインビトロにおいても確認できる。
抗体はそのまま投与してもよいが、殺菌剤やアムホテリ
シン3,5−フルオロサイトシン、ナイス21− クチン、グリセオフルビンなどの抗真菌剤と化学的に結
合させた生成物を用いることにより、更に高い効果が発
揮できる。また、抗体そのものの代わりに、抗体を化学
的または酵素的処理によって限定分解して得た抗体の部
分、たとえば、F’(ab’)  を用いることもでき
る。これにより、補体結合反応等が非特異的に生じて、
宿主の組織を障害する可能性を除くことができる。なお
、これらの生成物も混合して用いることもできる。
本発明の抗体又は生成物の急性毒性を知るため3群のI
C,Rマウス(1群10匹)の第1群に経口投与で2a
/ ka、第2群に腹腔内投与で400m(1/ k(
1゜また第3群に静脈内投与で200mg/ kQをそ
れぞれ投与し、14日間観察したが、死亡は認められな
かった。従って、本発明の抗体は極めて安全なものであ
るといえる。
本発明の抗体及び生成物は、注射剤として皮下注射、筋
肉的注射、静脈内注射、好ましくは皮下または筋肉内に
投与することができ、また、経口投与によっても、その
一部が抗体として構造を保持したまま、腸管を通過して
吸収されることが確認されているので、経口投与°剤と
して投与することも可能である。注射剤の製剤方法とし
ては、例えば、抗体そのものまたはアムホテリシンBや
5−フルオロサイトシン結合抗体10mgを蒸溜水に溶
解または懸濁させて101111とし、常法で除菌した
後、21ずつを注射用小瓶に分注し、そのまま凍結乾燥
して注射剤とする。この場合、使用に際しては生理食塩
水に溶解して注射液とする。このほか、注射剤の製剤に
は、本抗体の弛に、担体、希釈剤、!!衝剤、安定化剤
、等層剤等を添加してもよく、常法によって皮下注射剤
、筋肉注射剤および静脈内注射剤とすることができる。
経口投与剤としては、常法により腸溶剤の形で用いるこ
とができる。
投与量は、主として症状に左右されるが、マウスなどの
動物で0.001mg〜10(1/k(J/日、ヒトで
は0.01〜3,000mg/人/日である。
以下、具体的な実施例を述べる。
実施例1 (1111jQの調製:  Candida albi
cans A 700752株をサブロー培地を含む斜
面寒天に接種し、37℃のふ開蓋で3日間培養を行なっ
た。培養終了後、リン酸緩衝生理食塩水(以下、PBS
と略、pH7,2>を入れ、ピペッティングによって菌
を浮遊せしめ、遠心分@ (1000x g、 4℃、
10分間)を行ない、沈渣(菌体)を得た。この洗浄操
作を3回繰り返した後の菌体に1.0%グルタルアルデ
ヒドを加え、0℃で30分間処理した。次に、菌体をP
BSで5回洗浄した後、PBSで2×107個/1の濃
度に調整し、免疫原懸濁液として以下の実験に用いた。
(2)抗体産生細胞の調製:  8週令の雌性BΔLB
/Cマウス(日本チャールズリバー)に、上記免疫原懸
濁液0.2mlを腹腔内投与することにより免疫を行な
った。さらに、10日間隔で免疫を繰り返し、免疫開始
後100日目に、上記免疫原懸濁液0.21を静脈内投
与することによりブースターを行ない、3日後にマウス
を脱血死せしめ、クリーンベンヂ(日立製作所)内rl
を無菌的に摘出した。次に、RPM I 1640培地
を含むシャーレに稗を入れ、ビンセットにて細片にほぐ
し、おだやかにピペッティングを行なった後、上記牌懸
濁液をステンレス製金網で濾過して、牌細胞懸濁液を得
た。この懸濁液を遠心分離(500xg、  10分間
)して得た細胞ペレットに対して、0.747%の塩化
アンモニウムを含む1.711IMトリス・塩酸緩衝液
(1)l−17,65)を加え、懸濁することにより赤
血球を破壊・除去した。そして、この牌細胞懸濁液25
− を遠心分離(500xg、 3分間)して得た細胞ペレ
ットを、RPM I 1640培地で3回洗浄し、RP
Mi 1640培地で10  個/1の濃度に調整した
(3)乳腹員澄Jよびハイブリドーマ■:前もってイン
ビトロで培養したマウス骨髄腫細胞Sp210−Ag1
41×107個と、上記P細胞懸濁液(lX10  個
)とを混合し、遠心分@ (!100X(+、 5分間
)を行ない、上清を除去して細胞ペレットを得た。容器
の底をおだやかにたたくことによりペレットをほぐした
後、37℃に保温した50%(V/V)のポリエチレン
グリコール4000を含むRPM T 1640培地1
1を添加し、1分間放置した。
次に、37℃の恒温槽に入れ、1分間容器をおだやかに
まわすことにより、ポリエチレングリコール溶液と細胞
ペレットを混合させた。次に37℃に保温したR PM
 T 1640培地を、1ml/30秒の速度で合計1
01加えた後、遠心分離(500Xg、 5分間)−9
6− を行なった。上清を除去した後、細胞ペレットをRPM
 r 1640培地に懸濁させ、遠心分離(500x(
]、 55分間を行ない、細胞ペレットを得た。この洗
浄操作を再度繰り返した後、細胞ペレットに、37℃に
保温した)−IAT培地、すなわち20%牛脂児面清、
 2mMグルタミン、 1mMピルビン酸、  4.5
(]/Lのグルコース、  5x10  Mのβ−メル
カプトエタノール、  1xio’Mヒポキサンチン、
  4x10−”Mアミノプテリン、  1.6X10
  Mチミジンおよび50mo/ Lの硫酸カナマイシ
ンを含むRPM I 1640培地20m1を加え、よ
く懸濁させた。この細胞懸濁液を96ウエルの組織培養
用プレート< N unc167008、 Nunc社
、デンマーク)の各ウェルに100μmずつ分注し、3
7℃で、5%の炭酸ガスを含む炭酸ガス培養器中で培養
を開始した。培養開始24時間後に、HAT培地を10
0μmずつ添加した。その後、2〜3日間隔で各ウェル
中の培地100μmを除き、新たにl−I A T培地
100Illを加えることにより培養を行ない、l−I
 A T培地中で増殖能力を右するハイブリドーマを選
択した。
培養開始2週間以後、ハイブリドーマの増殖を観察する
と共に、各つIル中の培養上清中の産生抗体の有無を下
記(4)に記載の方法で検査した。
(4)抗体産生ハイブリドーマの樹立二 上記により得
られた培養上清中の抗体産生の有無は酵素免疫測定法に
より調べた。すなわち、96ウ工ル組織培養用プレート
(N unc 167008. N uncネ1.デン
マーク)の各ウェルに、抗Candida alt+1
cans抗体(100℃テ2.5時間加熱処理したCa
ndidaalbicans  2x 10  個をウ
サギに5回静脈内免疫して得られた白酒を、硫安塩析法
により分画した1(IG両分)を0.1Mの炭酸水素ナ
トリウムで30μO/mlの蛋白質濃度に調整した溶液
を、50μm ′ずつ分注し、4℃で24時間放胃した
。次に、蒸溜水で充分に各ウェルを洗浄した後、Can
didaalbicans ATCC752菌体液(2
X10  個/m1)30μmを分注し、室温で反応さ
せた。更に、70℃。
3時間の処理によりプレートウェルを乾燥させた。
このプレートは使用時まで一20℃で保存した。次に、
このプレートの各ウェルに、0.5%グルタルアルデヒ
ドを含むP B S 50μmを分注し、室温で30分
間放置後、各ウェルを0.05%ツイーン20゜を含む
PBSで3回洗浄した。洗浄後の各ウェルに、被検体(
各ウェルの培養上清)を100μm加え、37℃で1時
間反応させた。そして0.05%ツイーン20@を含む
PBSで3回洗浄後、西洋ワサビ由来ペルオキシダーゼ
結合ヤギ抗マウス免疫グロブリン抗体(カッベル社、ア
メリカ)を馬血清で1ooo倍に希釈した溶液50μm
を、各ウェルに分注し、37℃で1時間反応させた。反
応終了後、0.05%ツイーン20(!りを含むPBS
で各ウェルを29− 5回洗浄し、1mMl1llの0−)Xニレンジアミン
および0.04%(V/V)の31%過酸化水素水を含
む0.IM/7Tン酸緩衝液(1’184.5)  1
00μmを、各ウェルに加え、室温で30分間反応させ
た。各つIルに12.5%硫酸を50μm加えることに
より酵素反応を停止Fさせ、492nmにおける吸光度
測定により同定を行なった。その結果、192つTル中
22個のウェルで抗体産生が認められた。
次いで、抗体産生が認められたウ−[ル中のハイブリド
ーマのり[1−ン化を行なった。すなわち、栄養供給細
胞(feeder cells)として無処置の8週令
旧性BALB/cマウスから稗を摘出し、上記(2)と
同様の方法で牌PR胞を得、HAT培地で5X10’個
/1の濃度に調整した。そして、この特細胞懸濁液に上
記ハイブリドーマを2個/mlになるように加え、よく
撹拌した後、96ウエルの組織培養用プレート(N u
nc 167008. N unc社。
30− デンマーク)の各ウェルに100μmずつ分注した。
24時間後に、各ウェルにHAT培地を100μiずつ
分注し、37℃で、5%の炭酸ガスを含む培養器中で培
養を行なった。
クローン化2週間以後、ハイブリドーマの増殖を観察す
ると共に、各ウェル中の培養上清中の抗体の有無を上記
の方法で検査した。その結果、各ウェルのクローン化に
つき、2個から80個の抗体産生クローンが得られた。
これらクローンの中から、抗体分泌能が高く、増殖性に
優れ、しかも安定な細胞であるクローンを選び、上と同
様の方法で再度クローン化を行ない、抗体産生ハイブリ
ドーマCD−1,CD−2およびCD−3を樹立した。
(5)抗体の生産: (インビトロ培養による生L);
ハイブリドーマCD−1,CD−2ま\たはCD−3を
、20%牛脂児血清、 2mMグルタミン、 1mMピ
ルビン酸、4.5(]/Lのグルコース、  5X10
  M−31−’ のβ−メルカプトエタノールおよび!i0mo/ Lの
硫酸カナマイシンを含むRP M I 1640培地に
、1×10’個/mlになるように懸濁させ、この細胞
懸濁液25m1を75 c m2 組織培養用フラスコ
(コーニング社、アメリカ)に分注し、37℃で5%炭
酸ガスを含む炭酸ガス培養器中で培養を行なった。増殖
がほぼ定常に達した4日日に、培養上清を採取した。
この時の細胞数は約2x10’ 個/+111であり、
上清の抗体含量は各々3,0tla /ml、  2.
3μ!]/n+I。
2.8μ0/m1であった。
(インビボ培養による生産);ブリスタン(2,6゜1
0.14−テトラメチルペンタデカン)  0.5ml
を腹腔内に投与後10日から30日口のBALB/cマ
ウスの腹腔内に、インビトロで増殖させたハイブリドー
マCD−1,CD−2またはc 6−3を5X10’個
接種した。接種後2ないし3週目に腹水を採取し、遠心
分離(1000x g、 4℃、15分間)により腹水
上32− 清を得た。各ハイブリドーマにつき10匹のマウスから
約30m1の腹水上清が得られ、その抗体含量は各々 
1.5111Mml、  2.3111g/111+、
  1.8111!+/mlであった。
(6)抗体の特異性および性状= (特異性の検N )
 : Candida albicans A T C
C752の他、同種賃株の抗原細胞としてCandid
a albicans T F00588、 Cand
ida albicans I F 01385゜Ca
ndida albicans  I FO1389,
Candidaalbicans I F 01594
およびCandida atbicansIFO126
9を、同居異種の抗原細胞としてCandida tr
opicalis ATCC750、Candidag
uilliermondii  I FOO679,C
andida kruseiI F 01395. C
andida parapstlosis  I F 
O1396およびCandtda pseudotro
picalis I F 00432株を上記〈1)と
同様の方法で培養し、ホルマリン処理を行ない、0.0
5%ツイーン20°を含むPB−33−・ Sで1×10  個/1に調整した。この抗原細胞懸濁
液0.31111を、直径1.2cmのシリコン化・処
理した試験管に分注し、遠心分l!!l (1000x
g、 5分間)して上清を除いた後、上記(5)で得た
バイブリド−vCD−1,CD−2またハcD−3(7
)インビトロ培養液上清を0.51加え、37℃で1時
間反応させた。
反応終了後、0.05%ツイーン20ノを含むPBSで
3回洗浄し、次いで西洋ワサビ由来ペルオキシダーゼ結
合抗マウス免疫グロブリン抗体(カッベル社、アメリカ
)を馬面清で1000倍に希釈した溶液を0.5111
1加え、37℃で1時間反応させた。反応終了後、0.
05%ツイーン20°を含むPBSで5回洗浄し、次い
で、1mg/mlの0−フェニレンジアミンおよび0.
04%(V/V)の31%過酸化水素水を含む0.1M
クエン酸緩衝液antを加え、室温で30分間反応させ
た。そして、反応停止剤として12.5%硫酸を0.5
1加え、492nmにお番プる吸光度34− 測定により同定を行なった。その結果を後記表−1に示
した。
(fi);抗マウスT(IG抗体、抗マウスHA抗体お
よび抗マウスI(IM抗体(マイルス社、アメリカ)を
0.1M炭酸水素ナトリウムで100倍希釈した溶液5
0μmを、96ウ工ル平底組織培養用プレート(N +
inc 167008.Nunc社、デンマーク)に分
注し、4℃で24時間放置した。
0.05%ツイーン20@を含むPBSで各ウェルを充
分に洗浄後、上記(5)で得たハイブリドーマCD−1
,CD−2またはCD−3の培養上清を100μm添加
し、37℃で1時間反応させた。反応終了後、0.05
%ツイーン2Pを含むPBSで3回洗浄し、西洋ワサビ
由来ペルオキシダーゼ結合抗マウス免疫グロブリン抗体
(カッベル社、アメリカ)を馬血清で1000倍に希釈
した溶液50μmを、各ウェルに分注し、31℃で1時
間反応させた。反応終了後、0.05%ツイーン2Pを
含むPBSで各ウェルを5回洗浄し、 11nO/ml
の0−フェニレンジアミンおよび0.04%(V/V)
の31%過酸化水素水を含む0.1Mクエン酸緩衝液(
rll−14,5)  100μmを各つ゛[ルに加え
、室温で30分間反応させた。
各つIルに12.5%硫酸を加えることにより酵素反応
を停」1させ、/192nmにお(プる吸光度の測定に
J:り同定を行なった。
その結果を後記表−1に示す。
実施例2 (1)免q原のp% :  Candida albi
cans I F01594株をサブロー培地を含む斜
面寒天に接種し、37℃の/SN卵器開蓋日間培養を行
なった。培養終了後、PBS (pH7,2)を入れ、
ピペッティングによって菌を浮遊せしめ、遠心分#I(
1000xg、 4℃、10分間)を行ない、沈渣(菌
体)を得た。この洗浄操作を3回繰り返した後、PBS
で5×109個/mlの濃度に調整し、免疫原懸濁液と
して以下の実験に用いた。
(2)抗体産生  の調製二  8週令の雌性CDF1
  マウス(日本フレア)に上記免疫原懸濁液0.2m
lを静脈内投与することにより免疫を行なった。さらに
、14日間隔で免疫を繰り返し、免疫開始後70日日日
、上記免疫原懸濁液0.2mlを静脈内投与することに
よりブースターを行ない、3日後にマウスを脱血化せし
め、クリーンベンチ(日立製作所)内で稗を無菌的に摘
出した。次に、D ulbecco’s M E M培
地を含むシャーレに牌を入れ、実施例1(2)と同様の
方法により I X、 10’個/mlの牌細胞懸濁液
を得た。
(3)細胞融合およびハイブリドーマの調製:前もって
インビトロで培養したマウス骨髄腫細胞P 3−X 6
3−ΔQ81X10  個と、上記牌細胞懸濁液(1X
10’個)とを混合し、遠心分@ (500x37− 11 9.5分間)を行ない、上清を除去して細胞ペレットを
得た。容器の底をおだやかにたたくことによりベレット
をほぐした後、37℃に保温した。これに、37℃に保
温した45%ポリエヂレングリコール4000を含むO
ulbecco’s M E M培地11を、約1分間
かけて徐々に加えた。37℃に7分間保った後、容器を
ゆっくりと回転さ刊ながら、37℃に保温した[) u
lbecco’s M E M培地15m1を、容器壁
面に伝わらせながら約5分間かけて加えた。更に約25
m1のQ ulbecco’s M E M培地を加え
た後、遠心分離(500xg、 5分間)を行ない、上
清を除いた。
細胞ペレットに、37℃に保温した10%牛脂児而清を
含む[) ulbecco’s M E M培地を加え
、1xlO’個/1に調整し、おだやかにピペットで混
和した後、24ウエルの組織培養用プレート(N un
clon。
N11nc社、デンマーク)の各ウェルに1×10  
個分注し、37℃で5%の炭酸ガスを含む炭酸ガス培。
           −38− ?!!器中で培養を開始した。培養開始24時間後に、
HAT培地を1mlずつ添加した。その後、2〜3日間
隔で各ウェル中の培地11を除き、新たにHAT培地培
地1加l加ことにより培養を行ない、HAT培地中で増
殖能力を右するハイブリドーマを選択した。
培養開始2週間以後、ハイブリドーマの増殖を観察する
と共に、各ウェル中の培養上清中の産生抗体を実施例1
(4)に記載の方法で検査した。
その結果、48ウ工ル中10個のウェルで抗体産生が認
められた。
(4)抗体産生ハイブリドーマの樹立:次いで、抗体産
生が認められたウェル中のハイブリドーマのクローン化
を、軟寒天法により行なった。すなわち、45℃に保温
した2、5%寒天(1) tfco、  ドイツ) 3
0m1と10倍濃度の[) u l becco’sM
EM培地3mlを混合し培地3転l5℃保温の[) u
lbecco’s M F M培地117m1を加えた
。この寒天溶液に栄養供給細胞(f’ee’der c
ells)として無処訂の8週令雌性CDF  マウス
牌細胞を5x105個/1になるように加えた後、直径
10cmのペトリ皿(F alcon 3003. R
ecton−Dickinson、アメリカ)に10m
1ずつ分注し、室温で15分間放置することによりゲル
化させた。そして、抗体産生陽性のウール中のハイプリ
ドーマ懸濁液約21と、等量の0.5%寒天を含む[)
 ulhecco”S M E M培地を混合し、21
ずつ上記ゲル化層上に細胞が均一に分布するように分注
した。37℃で5%炭酸ガスを含む炭酸ガス培養器中で
培養を行なった。培養開始後10日日日降、軟寒天上に
生じた細胞のコロニーをバスツールビペラ]へにて採取
し、96ウエルの組織培養用平底プレートに移し、さら
にD u l beccosMEM培地を0.21加え
、37℃で5%炭酸ガスを含む炭酸ガス培養器中で培養
を行なった。そして、ハイブリドーマの増殖を観察する
と共に、各つ■ル中の培養上清中の抗体の有無を実施例
1(4)に記載の方法で検査した。
抗体産生が陽性のハイブリドーマの中から、抗体分泌能
が高く、増殖性に優れ、しかも安定なりローンを選び、
上述と同様の方法で再度クローン化を行ない、抗体産生
ハイブリドーマCD−4およびCD−5を樹立した。
(5)抗体の生産: (インビトロ培養による生産−)
:実施例1(5)に記載の方法によりハイブリドーマC
D−4およびCD−5の培養を行ない、培養上清を得た
(インビボ培養による生産):実施例1(5)に記載の
方法により、CDF、  マウス腹腔内にハイブリドー
マCD−4およびCD−5を移植し、2ないし3週目に
腹水を採取し、腹水上清を得た。10匹のマウスから約
30m lの上清が得られた。
−41= (6)疲淋の特異性および付人: 実施例1(6)に記
載の方法eハイブリドーマCI)−’4およびCD=5
の培養上清中に含まれる抗体の特異性および免疫グロブ
リンのクラスを調べた。その結果を後記表−1に示す。
実施例3 (1)■原のp ’!@−:  Candida al
btcans I FQ 0588株をサブロー培地を
含む斜面寒天に接種し、37℃のふ部器で3日間培養を
行なった。培養終了後、白金■にて菌を回収し、PBS
 ’(IIH7,2>に懸濁せしめ、遠心分離(100
0x g、 4℃、10分間)を行ない、沈8+1(菌
体)を得た。この洗浄操作を3回繰り返した後の菌体を
100℃で2.5時間加熱処理した。
菌体をPr3Sで3回洗浄した後、PBSで2×107
個/m1の濃度に調整し、免疫原!濁液として以下の実
験に用いた。
−49− (2)抗体産生細胞の調製二  8週令の雌性BALB
/cマウス(日本ヂャールズリバー)に上記免疫原懸濁
液0.2mlを腹腔的投与することにより免疫を行なっ
た。さらに2週間隔で免疫を繰り返し、免疫開始後10
週目に上記免疫原懸濁液0.2mlを静脈内投与するこ
とによりブースターを行ない、3日後にマウスを脱血化
せしめ、クリーンベンチ(日立製作所)内で牌を無菌的
に摘出した。次に、RPM I 1640培地を含むシ
ャーレに牌を入れ、実施例1(2)と同様の方法により
、5×10  個/m1の濃度の牌細胞懸濁液を得た。
(3)細胞融合およびハイブリドーマの調製:前もって
インビトロで培養したマウス骨髄腫細胞P 3−N S
 I / 1−A g4−10.5x io  個と、
上記牌細胞懸濁液(5X10  個)とを混合し、遠心
分離(500Xg、 5分間)を行ない、上清を除去し
て細胞ペレットを得た。容器の底をおだやかにたたくこ
とによりベレットをほぐした後、37℃に保温した42
.5%ポリエチレングリコール1540および15%ジ
メヂルスルホキシドを含むRPM I 1640培地0
.5mlを添加し、1分間反応させた。この際、容器を
ゆっくり指でまわしでおだやかに回転させることにより
、ポリ■チレングリ]−ル溶液と細胞ベレットを混合さ
せた。1分後より同様にゆっくりと容器を回転させなが
ら、37℃に保温したRPM I 1640培地をl+
I/30秒の速度で合計10m1加えた後、遠心分11
 (500Xg、 5分間)を行なった。
上清を除去した後、細胞ペレットをRPM I 164
0培地に懸濁させ、遠心分11ff (500Xg、 
5分間)を行ない、細胞ペレットを得た。この洗浄操作
を再度繰り返した後、細胞ペレットに37℃に保温した
培養用培地、すなわち10%牛脂児面清、 2111M
グルタミン、 1mMピルビン酸、  4.50/L、
(7)クルr −ス、5x10  Mのβ−メルカプト
エタノールおよび50mg/ Lの硫酸カナマイシンを
含むRPM11640培地10m1を加え、よく懸濁さ
せた。この細胞懸濁液を96ウエルの組織培養用プレー
ト(N unc167008、 N unc社、デンマ
ーク)の各ウェルに200μiずつ分注し、37℃で5
%の炭酸ガスを含む炭酸ガス培養器中で培養を開始した
。培養開始24時間後に、上清を半分すて、37℃に保
温した1」ΔT培地、すなわち上記培養用培地に1x1
0  Mヒボキサンチン、  4x10  Mアミノプ
テリン。
1.6X 10−9Mチミジンを添加したものを100
μm加えた。以後、2〜3日間隔で各ウェル中の培地1
00μmを除き、新たにSAT培地100μmを加える
ことにより培養を行ない、HΔT培地中で増殖能力を有
するハイブリドーマを選択した。
培養開始2週間以後、ハイブリドーマの増殖を観察する
と共に、各ウェル中の培養上滑中の産生抗体を実施例1
(4)に記載の方法で検査した。
−45−++ ただしプレートに結合させる菌体としてはCandid
a albicans I F 00588株を用いた
。その結果、48ウ工ル中3個のウェルで抗体産生が認
められた。
(4)鉄産(トハイブリドーマの1魚:  次いで、抗
体産生が認められたウェル中のハイブリドーマのクロー
ン化を、実施例1(4)に記載の方法により行ない、抗
体産生ハイブリドーマCD−6およびCD−7を樹立し
た。
ハイブリドーマは培地交換または継代に際し、1−IA
T培地に代えてHT培地(培養用培地に1×4 10  Mヒポ先すンヂンおよび1,6X 10  M
チミジンを添加したもの)を用いることにより、徐々に
培地をHT培地に交換し、HT培地にて2週間以上培養
した後、更に)−IT培地に代えてヒポキサンチンやチ
ミジンを含まない培養用培地を用いることにより、徐々
に選択培地中での培養から通常の46− 培養用培地中での培養に適合させた。
(5)抗体の生産: (インビトロ培養による生L):
実施例1(5)に記載の方法により、ハイブリドーマC
D−6およびCD−7の培養を行ない、培養上清を得た
。ただし、培養開始時の細胞濃度は2×10  個/m
lであり、4B後の培養上清の抗体含量は各々2.5μ
g /ml、  3.0μg /mlであった。
(インビボ培養による生産):実施例1(5)に記載の
方法により、BALB/cマウス腹腔内にハイブリドー
マCD−6またはCD−7を各々lX107個接秤し、
接種後2ないし3週目に腹水を採取して腹水上清を得た
。10匹のマウスから各々約30m1の上清が得られた
(6)抗体の特異性および性状: 実施例1(6)に記
載の方法でハイブリドーマCD−6およびCD−7の培
養上清中に含まれる抗体の特異性および免疫グロブリン
のクラスを調べた。その結果を後記表−1に示す。
実施例4 (1)免疫原のm!Jf :  Candida al
bicans A 700752株をコーンミール(日
本製薬)を含む平板寒天に接種し、25℃のふ開蓋で1
0日間培養を行なった。培養終了後、薬匙にて菌糸体お
よび厚膜胞子に富む部分を回収し、PBS (IIH7
,2)に懸濁せしめ、ホモゲナイズした。そして遠心分
離(1000x g、 4℃、10分間)を行ない、沈
渣(菌体)を得た。この洗浄操作を3回繰り返した後、
PBSで1%容積に調整し、免疫原懸濁液として以下の
実験に用いた。
(2)抗体産生細胞の[L=8週令の雌性BΔLB/C
マウス(日本ヂャールズリバー)に上記免疫原懸濁液0
.21111を腹腔的投与することにより免疫を行なっ
た。さらに140間隔で免疫を繰り返し、免疫開始後1
0日日に上記免疫原懸濁液0.2mlを腹腔的投与する
ことによりブースターを行ない、3日後にマウスを脱血
死せしめ、クリーンベンヂ(日立製作所)内で牌及び腸
間膜リンパ節を無菌的に摘出した。以下、実施例1.(
2)に記載の方法に従い108個/m1の牌細胞懸濁液
を得た。
(3)細胞融合およびハイブリドーマの調製:前もって
インビトロで培養したマウス骨髄腫細胞X 63− A
 (+8,6531x 107個と上記pm胞懸濁液(
IX10e個)とを混合し、実施例2(3)に記載の方
法で細胞融合を行ない、ハイブリドーマをvA!F!I
した。その結果、48ウエル中10ウエルで抗体産生が
認められた。
(4)抗体産生ハイブリドーマの樹立: 次いで、抗体
産生が認められたウェル中のハイブリドーマのクローン
化をフィブリンゲル法により行なった。
すなわち、2,5mo/mlのフィブリノーゲン(マイ
49− ルス社、アメリカ)、8111(+/+nlの塩化ナト
リウム、0.5m(1/111+の塩化カリウムおよび
クエン酸ナトリウムを含む溶液1mlをシ17−レ([
alcon 3002゜[3eckton −[) 1
ckinson社、アメリカ)に分注し、底にまんべん
なく広げた侵、10mU/mlのトロンビン(マイルス
社、アメリカ)および20%の牛脂児白酒を含むDul
hecco’s M E M培地41を加え、37℃で
1時間静置してゲル化させた。次にハイブリドーマ1X
10  個/1を100μIずつゲルに加えて細胞が均
一に広がるようにして、37℃で5%炭酸ガスを含む炭
酸ガス培養器中で培養を行なった。培養開始10日日日
陪、ゲル上に生じた細胞コロニーをパスツールピペット
にて採取し、96ウエルの組織培養用平底プレートに移
し、Q u l beccosMEM培地0.2mlを
さらに加え、37℃で5%炭酸ガスを含む炭酸ガス培養
器中で培養を行なった。
そしてハイブリドーマの増殖を観察すると共に、50− 各ウェル中の培養上清中の抗体の有無を実施例1(4)
に記載の方法で検査した。抗体産生が陽性のハイブリド
ーマの中から、抗体分泌能が高く、増殖性に優れ、しか
も安定なりローンを選び、上述と同様の方法で再度クロ
ーン化を行ない、抗体産生ハイブリドーマCD−8およ
びCD−9を樹立した。
(5)抗体の生産: 実施例1(5)に記載の方法によ
り、上記ハイブリドーマCD−8およびCD−9のイン
ごトロおよびインビボ培養を行ない、培養上清および腹
水上清を得た。
(6)抗体の特異性および性状: 実施例1(6)に記
載の方法によりハイブリドーマCD−8およびCD−9
の培養上清中に含まれる抗体の特異性および免疫グロブ
リンクラスを調べだ。その結果を表−1に示す。
実施例5 実施例1乃至4で冑られた抗体を、1群10匹のICR
マウスに2g/kg経口、4001110/kg腹腔内
または20011<l/ ha静脈内投与し、14日間
観察したところ、これら抗体による死亡は全く認められ
なかった。
また、実施例1乃至4で得られたハイブリドーマCD−
1乃至CI) −9の形・状、大きさ、性状を表−2に
示す。
前二2 54− D  () 一 実施例6 抗体にJ:仝Jスえ久豆屓速防御効果=1n
Y15匹17)8週令(7)IffRALB/cvウス
(日本チャールズリバー、[1木)に、βj見す」史a
lbicans A T G C752を5xlO’C
FU腹腔内に接種した。3週間後に、ハイブリドーマC
D−1゜CD−2,CD=3.CD−4,CD−5,C
D−6,CD−7,CD−8またはCD−9から得られ
た抗体溶液(凝集力価1:  512)を0.21静脈
内投与し、2時間後に致死量のC!μdida alb
icans A T CC752!1X10  CFU
を静脈内接種して感染死の有無を14日間観察した。
その結果、表−3に示すように、抗体非投与群では全例
死亡するが、抗体を投与した群では治癒生存マウスがみ
られ、明らかに感染防御効果がみとめられた。
55− 表−3 ※ Candida albicans致死量接種後1
4日目の生存匹数実施例7 腹腔マクロファージのカン
ジダ菌食菌8週令の雌゛性BALB/Cマウス(日本チ
17−ルズリバー、日本)に0.1%グリコーゲン(関
東化学2日本)11を腹腔的投与し、4日後にマウスを
屠殺せしめ、腹腔滲出細胞を10%牛脂児血清を含むR
PM T 1640培地で洗い出し、遠心分離(500
xg、 5分間)により腹腔滲出細胞を回収した。10
%牛脂児面清を含むRPM I 1640培地に上記細
胞を懸濁させ、1x10’個/1に調整後、組織培養用
ヂャンバ=(L ah −T eke: 、アメリカ)
に 11ずつ分注し、37℃で30分間静直重ることに
より、腹腔滲出細胞中のマクロファージをヂャンバー底
に付着せしめた。同ヂャンバーをRPM11640培地
で洗浄し、非付着性細胞を除いた後、10%牛脂児而清
を含むRPM I 1640培地に、lX10’個/m
lの濃度に調整したCandida albicans
ΔTCG7521mlを加え、37℃で2時間反応させ
た。
ハイブリドーマCD−1,CD−2,CD−3,CD−
4゜CD−5,CD−6,CD−7,CD−8またはC
D−9から得られた抗体は、菌体添加と同時に加えた。
反応終了後、PBS (l1l−17,2)でヂャンバ
ーを洗浄し、その後1.0%ホルマリンで固定した。そ
して、メイ・グリンワルド・ギムザ染色により食菌して
いるマクロファージ数を測定した。食菌率は全マクロフ
ァージに対する食菌マクロファージの比率で示した。そ
の結果、表−4に示すように、抗体添加により約14〜
23%食菌率が高まった。
表−4 59一 実施例8 ハイブリドーマCD−1,CD−2,CD−3,CD−
4,CD−5,CD−6,CD−7,CD−8またはC
D=9から得られた抗体(腹水上清を精製した抗体)を
蒸溜水にて10.4mg/mlに調整し、これに13.
0mg/llのアムホテリシンB・ジメチルスルホキシ
ド液を加え、撹拌下に塩酸で溶液のpHを4.75に調
節しつつ、3.7Il1gの1−エチル−3−(3−ジ
メチルアミノプロピル)−カルボジイミド塩酸塩を加え
て1.3または4時間反応させ、酢酸Mlij液(pH
4,70)  2n+Iを添加することにより反応を停
止させた。次いで、反応液を4℃で72時間、SLの蒸
溜水に対して透析した。なお、透析外液は3回交換した
。透析内液を濃縮した後に、3ephadex G−2
5[F] (ファルマシア、スウェーデン)を充填した
直径1.5cm、高さ55cmのカラムを通して反応液
中の低分子物質を完全に除去し、得られた溶液を−88
− −20℃で凍結乾燥し、アムホテリシンB−抗体結合物
を得た。なお、抗体1mg当りのアムホテリシンB結合
吊は、表−5に示す通りである。
上記の操作に準じて、抗体と5−フルオロサイトシンと
を反応Vしめて結合物を得た。抗体1mg当りの5−フ
ルオロサイトシンの結合量は表−5に示す通りである。
なお、これら抗真菌剤と抗体との結合物を、1iY10
匹のr CR?ウスに20/ kO経口、  4001
11(+/ k(1腹腔内または200m!+/ k(
l静脈内投与し、140間死亡率を観察したところ、こ
れら薬剤投与による死亡は全く認められなかった。
表−5 −6つ− −b 1− 欠溝」1と 実施例8で得られた抗真菌剤−抗体結合物のカンジダ菌
感染防御効果を調べた。すなわち、1群15四の8週令
雌性BALB/Cマウス(日本チV−ルズリバー)にC
andida albicans A T CC152
を5x 107CF (J静脈内接種し、1時間後、2
4時間後、48時間後に実施例8で得られた抗真菌剤−
抗体結合物(4時間反応物)を静脈内または腹腔的投与
した。なお、アムホテリシンBは静脈内投与、5−フル
オロサイトシンは経口投与した。
本発明の結合物の投与量は、アムホテリシンB相当で5
μg/四、5−フルオロサイトシン相当で20μg/匹
である。その結果、表−6で示すように、本発明の結合
物投与により、明らかに感染治療効果がみられた。
63− 表−6 ※   Candida albicans接種後14
日目の生存画数日日  アムホテリシンB−抗体結合物
は静脈内投与した。
※※※ 5−フルオロサイトシン−抗体結合物は腹腔的
投与した。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 抗カンジダ菌抗体産生細胞と、インごトロにお
    いて長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドーマに
    より分泌される抗体の一種またはそれ以上を含有するカ
    ンジダ菌感染症治療用薬剤。
  2. (2) 担体または希釈剤を含有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の薬剤。
  3. (3) 該カンジダ菌がCandida albica
    nsであることを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項に記載の薬剤。
  4. (4) 該抗体がCandida albicansに
    対する抗体であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第3項のいずれかに記載の薬剤。
  5. (5) 該抗体がハイブリドーマCD−1,CD−2゜
    CD−3,CD−II、CD−5,CD−6,CD−7
    ,CD−8またはCD−9により分泌される抗体である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の薬剤。
  6. (6) ヒトまたは動物用であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の薬剤。
  7. (7) 抗カンジダ菌抗体産生細胞とインビトロにおい
    て長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドーマによ
    り分泌される抗体に抗真菌剤を化学的に結合させた物質
  8. (8) 該抗真菌剤がアムホテリシンBまたは5−フル
    オロサイトシンであることを特徴とする特許請求の範囲
    第7項に記載の物質。
  9. (9) 該カンジダ菌がCandida albica
    nsであることを特徴とする特許請求の範囲第7項また
    は第8項に記載の物質。
  10. (10)  該抗体がCandida albican
    s ニ対する抗体であることを特徴とする特許請求の範
    囲第7項乃至第9項のいずれかに記載の物質。
  11. (11)  該抗体がハイブリドーマCD −1,CU
    ) −’2゜CD”3. co−4,CD−5’、’C
    D−6.CD−7.CD−8またはCD−9により分泌
    される抗体であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    0項に記載の物質。
  12. (12)  抗カンジダ菌抗体産生細胞とインビトロに
    おいて長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドーマ
    により分泌される抗体に抗真菌剤を化学的に結合させた
    物質の一種またはそれ以上を含有するカンジダ菌感染症
    治療用薬剤。
  13. (13)  担体または希釈剤を含有することを特徴と
    する特許請求の範囲第12項に記載の薬剤。
  14. (14)  該抗真菌剤がアムホテリシンBまたは5−
    フルオロサイトシンであることを特徴とする特許請求の
    範囲第12項または第13項に記載の薬剤。
  15. (15)  該カンジダ菌がCandida albi
    cansであ、 ることを特徴とする特許請求の範囲第
    12項乃至第14項のいずれかに記載の薬剤。
  16. (16)  該抗体がCandicja albica
    nsに対する抗体であることを特徴とする特許請求の範
    囲第12項乃至第15TJ’iのいずれかに記載の薬剤
  17. (17)  該抗体がハイブリドーマCI)−1,CD
    −2゜CD−3,CD−4,CD−5,CD−6,CD
    −7,CD−8またはCD−9により分泌される抗体で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第16項に記載の
    薬剤。
  18. (18)  ヒトまたは動物用であることを特徴とする
    特許請求の範囲第12項乃至第17項のいずれかに記載
    の薬剤。
  19. (19)  特許請求の範囲第1項乃至第6項および第
    12項乃至第18項のいずれかに記載の薬剤を用いるこ
    とからなるカンジダ菌感染症の治療方法。
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GB08408883A GB2138444A (en) 1983-04-08 1984-04-06 Antibody to candida fungi
FR8405574A FR2543969A1 (fr) 1983-04-08 1984-04-09 Anticorps dirige contre les champignons du genre candida, hybridome et procede pour la preparation de cet anticorps, procede d'identification et/ou de classification des champignons du genre candida utilisant cet anticorps ou un de ses derives ou produits de restriction et medicament contre les candidoses contenant cet anticorps ou ses derives
DE19843413339 DE3413339A1 (de) 1983-04-08 1984-04-09 Gegen pilze der gattung candida gerichtete antikoerper

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