JPS59186923A - ヒト前立腺癌治療用薬剤 - Google Patents

ヒト前立腺癌治療用薬剤

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JPS59186923A
JPS59186923A JP6192283A JP6192283A JPS59186923A JP S59186923 A JPS59186923 A JP S59186923A JP 6192283 A JP6192283 A JP 6192283A JP 6192283 A JP6192283 A JP 6192283A JP S59186923 A JPS59186923 A JP S59186923A
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JP
Japan
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antibody
cells
prostate cancer
hybridoma
human prostate
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Application number
JP6192283A
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English (en)
Inventor
Makoto Yoshimura
真 吉村
Eiji Inoguchi
井野口 英司
Kenichi Saito
健一 斎藤
Yasuhiko Kobayashi
靖彦 小林
Tomoko Chiku
知久 友子
Kenichi Matsunaga
謙一 松永
Takami Fujii
藤井 孝美
Chikao Yoshikumi
吉汲 親雄
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Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Publication date
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒト前立腺癌に対する抗体産生細胞とインビ
トロにおいて長期継代培養可能な細胞との門の融合細胞
(以下、ハイブリドーマと称する)より分泌される抗体
、その誘導体またはその限定分解物のヒト前立腺癌の治
療剤および治療方法に関する。
ここでいう抗体の誘導体とは、該抗体に抗癌剤を化学的
に結合させた生成物であり、抗体の限定分解物とは、該
抗体を化学的処理または酵素処理によって限定分解して
生ずる分解物であって、これら自身も本発明に包含され
る。
近年、癌はあらゆる疾患の中で死亡率の最も高い疾患に
なっており、ネ1会的問題になっている。
その対策はあらゆる方面から検討されているが、未だ根
本的な解決法は見出されていない。日本に於いては、胃
癌、肺癌、肝癌が多く、癌による死亡者全体の50%以
」−を占めているが、一方において、近年、生活様式の
変化から従来は少なかった種類の癌も増加傾向にある。
その中で、前立腺癌などの泌尿器系悪性腫瘍は年々増加
の一途をたどっている代表的な例である。
その治療法としては手術療法を主体とし、放射線療法、
化学療法、免疫療法などが施行されているが、末期熱や
進行病では限界があり、従来と異なった治療方法が求め
られているのが現状である。
本発明の抗体は前立腺癌の治療に極めて有効な手段を提
供するものである。
5− 一般に、癌11I飽表面に存在する癌関連抗原・癌特異
抗原については膨大な研究がなされている。
これらの抗原は、実験動物を用いた移植実験等でその存
在が証明されているが、人癌については充分な検討がな
されていない。現在、癌表面にある抗原としては、■自
家にのみ存在する抗原、■同種の腫瘍に共通して存在す
る抗原、■他臓器の腫瘍あるいは正常細胞にも存在する
抗原などが考えられている。
従来の同種又は異種抗血清を用いて上記の3種を区別す
る抗体を作製するためには、吸収操作を繰り返す必要が
ある。しかし、この操作は抗体力価の低下を伴い、実用
に適さない。又、目的とする抗体が得られても、再現性
よく同じ特箕性をもつ抗体を得ることは不可能に近い。
1975年、M 1lsteinらによって始められた
細胞融合法によるモノクローナル抗体の作製は、上記、
7%             6一の3種類の抗原を
区別することが可能な新しい手法の1つである。そして
、ヒトリンパ球すブセッ1〜、ヒト白面病、ヒ]〜メラ
ノーマなどのヒト細胞表面抗原に対するモノクローナル
抗体が得られたとの報告が近年なさねている。
しかし、細胞融合法によるモノクローナル抗体作製の手
法を用いれば一般的に特異抗体の作製は可能とされてい
るものの、細胞によってはその抗原性に変動があり、果
して目的とする特異性の優れた抗体が得られるかどうか
は現在のところ予知できないとされている。癌細胞に関
しても上述のごく一部の、しかも特定の癌細胞について
の報告しかなく、前立腺癌に関してはその報告もなく、
まして実用化されている抗体もない。
本発明者らは、ヒト前立腺癌の表面抗原についての研究
を重ねた結果、ヒト前立腺癌に対する抗体産生細胞とイ
ンビトロにおいて長期継代培養可能な細胞との間のハイ
ブリドーマにより分泌される抗体にはヒト前立腺癌に対
する極めて特異性の優れた抗体が存在することを見出し
た。更にそれを用いたヒト前立腺癌の治療剤について検
討を重ね、本発明を完成するに至った。
本発明で用いる抗体は、事実上、単一の特異性を有する
、また単一の分子種からなる抗体である。
またタンパク質当りの力価は極めて高い。抗原に対する
高度に特異的な反応性のために、あらかじめ投与する宿
主の正常組織との反応性を調べて交叉反応しないものを
選ぶことにより、宿主組織に対する抗体の攻撃に由来す
る副作用をほとんどなくすことができる。また、物質と
しての純度の高さの故に、従来の血清療法にありがちで
あった夾雑物質に由来するアレルギー反応等の出現頻度
が低下する。
本発明で使用する抗体は、例えば次のようにして製造で
きる。
A、民化寛ユ」胞を調製する王稈: ヒ[−前立腺癌細胞に対する抗体産生細胞はヒトを含め
たいずれの動物種から得てもよく、またあらかじめ免疫
を行なうことは必須ではないが、これを行なうことによ
って目的とするハイブリドーマの採取効率を著しく1げ
ることができる。
ヒトの細胞を用いる場合には、前立腺癌の病歴のある者
や血清中の該細胞に対する抗体価が高い者を選ぶことが
できる。癌細胞の免疫においては、癌細胞そのものまた
はグルタルアルデヒド処理やマイトマイシン処理により
増殖性を失わせたml胞を用いてもよく、また細胞より
該表面抗原を適当な方法で分離、精製したものを用いて
もよい。また免疫に際し、フロイント完全または不完全
7ジコバントのような助剤を免疫原に混入して用いるこ
とができる。免疫の際の免疫原投与法は、皮下9− 注射、腹腔内注射、静脈内注射、皮肉注射、筋肉内注射
等いずれでもよいが、皮下注射または腹腔内注射が好ま
しい。免疫は1回または適当な間隔、好ましくは1週乃
至5週をおいて繰り返し行なってもよい。免疫した動物
の血清中の該細胞に対する抗体価を測定し、抗体価が充
分高くなった動物を抗体産生細胞のソースとして用いれ
ば、その後の操作の効率を上げることができる。融合に
は、最終免疫後3〜5日後の動物由来の抗体産生細胞を
用いるのが好ましい。該抗体産生細胞は形質細胞および
その前駆細胞であるリンパ球であり、これは個体のいず
れの部位から得てもよいが、一般には牌、リンパ節、末
梢血またはこれらの適宜の組み合わせから得ることがで
きる。
B、細胞融合の工程: もう一方の親IIl飽であるインビトロにおいて長期継
代培養可能な細胞は、抗体産生細胞と融合し一1ハ− て目的にかなったハイブリドーマを生ずるものであれば
いずれでもよいが、その確率の高いのは骨髄腫等の白面
病細胞である。由来の秤も、ヒト、ラット、マウス等い
ずれでもよい。後述するように、融合後混在する親細胞
を除くためにはヒボキサンチングアニンホスホリボシル
トランスフェラーゼ欠損細胞またはブミジンキナーゼ欠
損細胞を用いるのが好ましい。例えば、ヒト由来のGM
1500−6T G −A I2. RP M I 8
226.マウス由来のP3−X63−A(+8. P3
−NS I/1−A(+4−1.5p210−Ao 1
4. X63−A<18,653等を用いることができ
る。
上述の抗体産生細胞の由来する種と長期継代培養可能な
細胞の由来する種が同一であることは不可欠ではないが
、融合の効率、融合後の細胞の性質の安定性、生体内で
培養する際の簡便さなどの点から、一般には同一のもの
を用いる方が右利である場合が多い。特に長期継代培養
可能な細胞として、マウス由来のP3−X63−Ag8
. P3−NS I/1−A(+4−1.5t1210
−A(114またはX 63− A (]8.653を
用いる場合には、抗体産生細胞を得る動物として、同系
マウスであるBALB/cまたはその交雑マウスを用い
るのが有利である。融合に際しては、センダイウィルス
、ポリエチレングリコール等の融合促進剤を用いるのが
よく、特にポリエチレングリコール1000,1540
,2000.4000または6000などを用いるのが
好ましい。これを約30〜55%含む溶液中で融合を行
なわせる。助剤として更にジメヂルスルホキシドを添加
してもよい。
C,ハイブリドーマの樹立: 融合後の混合物中には、ハイブリドーマの伯、親細胞で
ある抗体産生細胞とインビトロで長期継代培養可能な細
胞等が残存している。前者は通常長期間のインビトロの
培養に耐えられないので問題はないが、後者は目的とす
るハイブリドーマと共に増殖する可能性があるのでこれ
を除くことが望ましい。このため41として、ヒボキサ
ンチングアニンホスホリボシルトランスフェラーゼまた
はチミジンキナーゼ欠損株a胞を用いて融合をさせた後
、ヒボキサンチン、アミノプテリンおよびデミジンを含
む培地中で培養する。これによりハイブリドーマのみを
選択的に生育させることができる。親細胞としてヒボキ
サンチングアニンホスホリボシルトランスフェラーゼま
たはチミジンキナーゼ欠損株細胞を用いない場合には、
融合に先だって該細胞をエメチンおよびアクチノマイシ
ンDで処理して細胞の増殖性を失わせておくことにより
、ハイブリドーマを親細胞との混合物から選択してもよ
い。
このようにして得たハイブリドーマは、一般には2種類
以上のクローンを含むことが多く完全に同一の性質を有
する細胞の集団ではない。個々のクローンを分離したい
場合には、クローン化を行なうことが必要である。クロ
ーン化は、単一の特異性をもつ抗体を製造するためには
勿論であるが、多種類のクローンが混在する系において
長期間培養を行なっている間にしばしば起こるポピユレ
ーションの変化を防ぐ意味からも有効であり、行なうこ
とが望ましい。クローン化の方法としては、限界希釈法
、軟寒天法、フィブリンゲル法を用いることができる。
また螢光活性化細胞選別装置を用いてクローン化の際の
細胞の分離を行なうことも可能である。また、長期間培
養の間に起こる変異株の出現に対し、時々クローン化を
行なうことで元の細胞の性質をもった細胞を保存するこ
とができる。以上のような製造方法に従って作製したヒ
ト前立腺癌に対する抗体を分泌するハイブリドーマの例
としては、後述の実施例に示すようにP−001,P−
002,p−003またはp−004が挙げられる。
本発明のハイブリドーマは、対数増殖期において、凍害
防御物質として5%(V/V)のジメチルスルホキシド
を添加した牛胎児血清中に1〜10×10′個/1に懸
濁して凍結することで長期間保存することができる。そ
の場合、凍結時の冷却速度は−1℃/分であることが望
ましく、また保存は一80℃以下で行なうのが好ましい
解凍はなるべく1みやかに行なうのがよく、融解後直ち
に細胞を培地で洗浄してジメチルスルホキシドをとり除
けば、そのまま通常の培地に懸濁して培養を再開するこ
とができる。但し解凍した時点での細胞の生存率が悪く
、増殖活性が著しく低い場合には、適宜マウス牌細胞な
どを加える必要がある。
D、肛碧(7) ’JJ ’>’M :抗体の製造にあ
たっては、ヒト前立腺癌細胞に対する抗体を産生ずるハ
イブリドーマを、インビトロまたは生体内(インビボ)
で培養する。
インビトロの培養の場合には、本発明のハイブリドーマ
増殖のために適当な栄養培地、たとえば10%(V/V
)の牛胎児血清、5xlO−5Mのβ−メルカプトエタ
ノール、In+Mのピルビン酸ナトリウムおよび抗生物
質を含有したR PM I 1640培地を用いること
ができる。また、RPM I 1640培地に代えて、
4.5o/Lのグルコースを含むDulbecco s
 modified  Eagle s  MEM (
以下、11−MEMと略す)を用いてもよい。細胞を増
殖させる時の適当な初期濃度は、各々のハイブリドーマ
によって異なるが一般に約10  個/mlであり、培
養中の細胞濃度は2×10  個/mlを越えないこと
が望ましい。
また、本発明のハイブリドーマを生体に移植して固型ま
たは腹水型で増殖させ、その生体より体液、望ましくは
白酒または腹水を採取することにより、該ハイブリドー
マが分泌する抗体を製造することができる。この方法に
よって得られる粗製抗体液は、不純物として宿主となっ
た生体由来の種々の物質を含むという欠点をもつ一方、
生体外(インご1−口)の培養によって得られる抗体液
に比べて著しく高濃度の目的抗体を含むという点で優れ
ている。ハイブリドーマを腹腔に移植して増殖させる場
合においては、移植の前、好ましくは3〜9″IM間前
にブリスタン(2,6,10,14−テトラメヂルペン
タデカン)を腹腔内に投与しておくことにより、粗製抗
体液の収量を高めることができるが、この処置は必須ぐ
はない。なお、宿主として用いる生体は、移植するハイ
ブリドーマの親細胞と同種同系の動物が望ましい。この
場合には、通常、特別の処置をしなくてもハイブリドー
マはその生体内で増殖するが、ハイブリドーマと宿主の
17− 組織適合性抗原型が一致しない場合、一般に宿主生体に
抗リンパ球抗体投与、X線照射等の処置をあらかじめ施
しておくことが必要である。移植後、細胞が生長してく
るまでに通常1週間から3週間を要する。
ハイブリドーマを生体外または生体内で培養して抗体を
産生分泌させる時に、放射性同位元素標識のロイシンま
たはりシン等の放射活性物質を培地中に添加または宿主
に投与することにより、分子内部に放射活性物質を含み
、化学構造が非標識物と全く変わらない抗体を製造する
ことができる。
本発明の抗体は、粗製抗体液のまま使用してもよいが、
硫酸アンモニウム分画法やイオン交換クロマトグラフィ
ーなど免疫グロブリン精製の常法に従って、或いは、p
 rotein  Aや抗原によるアフイニティクロマ
トグラフィー等により精製して用いることができる。
18− 抗体は、そのまま投与してもよいが、抗体の代わりに抗
体を化学的又は酵素的処理によって限定分解して得た抗
体の部分たとえばr(ab′)2 を用いることもでき
る。これにより、補体結合反応等が非特異的に生じて宿
主の組織を障害する可能性を除くことができる。また、
マイトマイシンや塩酸ドキソルごシンなどの抗癌剤やリ
シンなどの毒素を化学的に結合させた生成物を用いるこ
とにより更に高い効果が発揮される。その作用機序は、
投与された抗体がヒト前立腺癌細胞表面の抗原と結合す
るに伴い、補体結合反応や体内のマクロファージその他
の免疫系細胞の癌細胞に対する攻撃が促進されることに
よると考えられる。制癌剤や毒素と抗体との結合物を用
いる場合、その作用機序は、投与された結合物質がヒト
前立腺癌細胞表面の抗原と結合するに伴い、抗癌剤や毒
素が癌細胞を攻撃することにJ、るものであり、この場
合、抗癌剤や毒素単独投与時と比べ副作用は極めて低く
なり、効果が増強される。
本発明の抗体または抗癌剤結合物の急性毒性を知るため
、3群のICRマウス(1群10匹)の第1群に経口投
与で2a/ ko、第2群に腹腔内投与で400mM 
ko、また第3群に静脈内投与で20.Omg/kgを
それぞれ投与し、14日間観察したが、死亡は認められ
なかった。したがって、本発明の抗体および抗体・抗癌
剤結合物は、極めて安全なものであるといえる。
抗体及び該抗癌剤結合物は、注射剤として皮下注射、筋
肉的注射、静脈内注射、好ましくは皮下または筋肉的注
射で投与することができ、また経口投与によっても、そ
の一部が抗体としての構造を保持したまま腸管を通過し
て吸収されることが確認されているので、経口投与剤と
して投与することも可能である。
注射剤の製剤方法としては、例えば、抗体そのものまた
はマイトマイシンもしくは塩酸ドキソルビシン結合抗体
10mgとマンニトール50mgを蒸溜水に溶解させて
10m)とし、常法で除菌した後、2mlずつを注射用
小瓶に分注し、そのまま凍結乾燥して注射剤とする。こ
の場合、使用に際しては生理食塩水に溶解または!!濁
させて注射液とする。この他、注射剤の製剤には、本発
明の抗体または抗癌剤結合物の他に、担体、希釈剤、緩
衝剤、安定化剤、等層剤等を添加してもよく、常法によ
って皮下注射剤、筋肉注射剤および静脈内注射剤とする
ことができる。
経口投与剤としては常法により腸溶剤の形で用いること
ができる。
投与mは、主として症状に左右されるが、マウスなどの
動物で0.001mg〜10(1/K(1/日、ヒトで
は0.01〜3000mo/人/日である。
=21一 本発明の方法を適用できる熱押はヒト前立腺癌であれば
いずれでもよく、また、本発明の方法に使用できる抗体
も、ヒト前立腺癌に対する抗体産生細胞とインビトロに
おいて長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドーマ
より分泌される抗体で、ヒト前立腺癌と反応する抗体で
あればいずれでもよく、例えば後記表−1に示すような
ハイブリドーマによって分泌される抗体が例示できる。
その特異性、免疫グロブリンクラスは後記表−2に示す
通りである。
また、これらの抗体および抗癌剤結合物は必要に応じて
混合して用いることもできる。
以下、具体的な実施例を述べる。
長期インビトロ継代培養ヒト前立腺癌細胞8P22− C932X105個を、100Ijf(性器(F al
con 3003)中で、イーグルスMFMアール塩(
以下MFMと略)に10%(V/V)生胎児自消および
抗生物質硫酸カナマイシン(最終濃度60ma/ L 
)を添加した培地で、37℃、5%炭酸ガスを含む湿っ
た雰囲気中で培養した。3日後、細胞をポリスマンで剥
離し、培養上清を遠心で除き、さらに、リン酸緩衝生理
食塩水(pl]7.2、以下PBSと略)で遠心分離洗
浄後、PBSに懸濁させた。1枚の培養器より約2X 
10’個の細胞が得られた。
(2) fL!1iLII重細胞の培養マウス骨髄腫細
胞S p2/ O−A o1410 ’個/mlを、D
−MEMに牛脂児面清10%(V/V)、ピルビンil
l IIIIM 、グルタミン2mMおよび硫酸カナマ
イシン60mg/l−を添加した培地で培養し、3日ご
とに継代した。S p2/ 0−A o14は、細胞融
合を行なう前日に2,5x 105個/mlに細胞濃度
を調整し、上記の培地で培養した。
(3)8PC931胞による免疫 雌性BALB/Cマウス(日本チャールズリバー礼、9
週令)に0.51のPBSに懸濁した上記(1)の8P
C93細胞10  個を2回、約3週問おきに腹腔内に
注射することで免疫した。
(4)細胞の融合 細胞の融合をにδhlerおよびM 1lsteinの
方法に準じて実施した( ■mmunoassays 
; (:、 Iir+1calL aboratory
 Techniques for the 1980 
s ed。
by  NakamuraR,M、 et al、、 
E、 S、 AtanR,Li5s、Inc、N、 Y
、、 1980. pp301〜324 )。
最終免疫後4日目にマウスを層殺し、牌を取り出し、よ
くほぐした後、150メツシユのステンレスメツシュに
通し、400X gで遠心分l!i後、沈澱した細胞に
0.747%塩化アンモニウムを含むトリス・塩酸緩衝
液(0,017M トリス(ヒドロキシメチル)アミノ
メタン、  p+−+ 7.65 )を加えて赤血球を
除去1ノ、遠心(400X!II ’)で1!!?細胞
を集めた。
MFMを加えて遠心分1tlff (400xg )を
行ない、細胞を新たなMEMに懸濁する操作を3回繰り
返すことで洗浄し、最終的にMEMに懸濁した。
3 p2/ O−A IJ14は培養容器よりピペッテ
ィングではがし、遠沈管に移した。遠心分III (4
00xg )後、集めた細胞にMEMを加えて懸濁、遠
心分離(400xa )することで血清を除去した後、
MEMに再懸濁した。上記牌細胞10x107個と5p
210−△(+14 2X 102個を混合し、よくピ
ペッティングした後、遠心分1ift (400Xg 
) l、た。上清を除いた後、軽く遠沈管をたたくこと
で沈澱をほぐした。MEMに30%(V/V)のポリエ
チレングリコール(P E G 1000)を加えたも
のを37℃に保温し、その0.6mlをほぐした細胞に
加えた。ゆるやかに撹拌後、5分間室温に4いた。7X
gで遠心25− を2分間行なった後、MEMをゆっくりと5ml添加し
た。ゆるやかに撹拌後、400x gで5分間室温で遠
心した。上清をすて、沈澱に5mlのMEMを加え、同
様に遠心分離し、上清を除去した。沈澱した細胞に51
の次の培地を加え、ピペッティングした。培地としては
、D−MEMに、10%(V/V)牛胎児血清、2Il
1Mノクルタミン、5×10−5Mのβ−メルカプトエ
タノール、60mo/ Lの硫酸カナマイシンを加え、
さらにグルコースを4.5o / Lとなるように添加
したものを用いた。
なお、この培地をD−MEM−FBSと略称する。
上記10m1の細胞懸濁液に401のD−MEM−FB
Sを加え、その251ずつを250Ill”培養フラス
コ(コーニング社、C−25100>に分注し、たてて
37℃で、炭酸ガス5%を含む湿った雰囲気中で1晩培
養した。なお、培養は以下同様の条件で行なった。翌日
、軽くピペッティングをした後、遠心管に移して、4o
oxgr遠心分N1を行なった。上清を除去した後、1
x10  Mヒポキリーンヂン、4×10−′rM 7
 ミ/ フ7 !J ’、/オJ:(F 1.6x i
o−”Mチミジンを含むD−MEM−FBS (以下、
HAT培地と略す) 60n+Iに懸濁し、その0.1
1を96つIル培養用プレート(F alcon 30
72>の各つJルに入れ、1週間培養した。その後、2
5μmのLI T培地を20又は3日ごとに添加した。
HT培地としてはI」AT培地からアミノプテリンを除
いたものを用いた。
B、抗体産生ハイブリドーマの選択および増殖細胞融合
後、2週間めに酵素結合固相免疫測定法で、各ウェル上
清中の8PC93細胞に対する抗体産生の有無を調べた
8PC93細胞をプレート(F alcon 3072
)に固定し、上記各ウェル中の培養上清40μmと室温
で2時間反応さぜた後、よ<PBSで洗浄し、馬血清で
1000倍に希釈したペルオキシダーゼ結合抗マウス免
疫グロブリン抗体(Cappel L ab、  I 
、nc、。
アメリカ、カタログ番号3211−0231)  10
0μmと2時間反応させ、その後、よ<PBSで洗浄し
た。
クエン酸緩衝液(0,1M、  I)H4,5)に基質
(0−フェニレンジアミン)を1mg/mlおよび31
%過酸化水素水を0.4μm/m1加えた溶液を200
μm入れ、30分発色反応を行なわせた。8PC93細
胞と反応する抗体を含有する2ウエルにつぎクローン化
を行なった。クローン化は、限界希釈法を用い、以下の
通りに行なった。
抗体産生陽性の2ウエルのハイブリドーマ100個をそ
れぞれD−MEM−FBS中に懸濁し、一方、上記A、
(4)の融合に使用したと同様の方法で、BALB/c
マウスより稗細胞10”個をD−MEM−FBS中に調
整し、2種の細胞を混ぜ合せた。細胞密度5X 10’
個/m1となるようにD−MEM−Fr3Sを加え、0
.21を96ウエル培養プレーi−(Falcon 3
072)の各ウェルに入れ、培養した。培養開始14日
後に、上記の酵素結合同相免疫測定法でハイブリドーマ
の抗体産生の有無を各つrルにつき検討した。その結果
、表−1に示した4株を含め、総計38株のハイブリド
ーマが得られた。
C0抗体の生産= (インビトロ培養による生産)ハイ
ブリドーマP−001,P−002,P−003または
p−004を20%牛脂児血清、 2111Mグルタミ
ン、 1mMピルビン酸、4.5(1/l−のグルコー
ス、  5X10−SMのβ−メルカプ1−■タノール
および50mo/ Lの硫酸カッマイシンを含むD−M
EMに、lX105個/In+になるように懸濁させ、
この細胞懸濁液251を75cm  組織培養用フラス
コ(]−ニング社。
アメリカ)に分注し、37℃で5%炭酸ガスを含む炭酸
ガス培養器中で培養を行なった。増殖がほぼ29一 定常に達した4日目に、培養上清を採取した。この時の
細胞数はいずれも約2×10  個/mlであり、上清
の抗体含ωは各々3.1μg /ml、  2.8Mg
/ml、  2.8μa /ml、  2.5μg/m
lであった。
(インビボ培養による生産)ニブリスタン(2,6゜1
0.14−テトラメヂルペンタデカン)  0.5ml
を腹腔内に投与後10日から300日目BALB/cマ
ウスの腹腔内に、インビトロで増殖させたハイブリドー
マP−001,P−002,P−003またはP−00
4を5×10  個接種した。接種後2ないし3週目に
腹水を採取し、遠心弁111t (1000X(+ 、
  4℃、15分間)により腹水上清を得た。各ハイブ
リドーマにつき10匹のマウスから約30m1の腹水上
清が得られ、その抗体含量は各々2.5mMm1. 2
.On+Mml、  1.5n+。
/ml、  1,81HJ/mlであった。
これら4株の形状、大きさ、性状を表−1に示す。
30− なお、これら抗体を1群10匹のI CRマウスに20
/ k(II 口、400m!’]/ kg腹腔内また
は200mQ/ kg静脈内投与し、14日間観察した
ところ、これら抗体による死亡は全く認められなかった
−91− 表−1 32− 4211〜口で継代されている次の細胞を用いた。
I ntestine 407 (ヒト胎児小腸細胞株
) 、K −5e2(ヒト白血病細胞株)、13ri7
(ヒト末梢面リンパ球株)および8PC93(ヒト前立
腺癌細胞株)。
実施例1で得られた培養上清を用いて、上記細胞との反
応性を酵素結合固相免疫測定法により調べた。表−2に
示す如<8PC93に極めて特異的な抗体が得られた。
B、螢光抗体法による細胞染色 ハイブリドーマの1つP−002が分泌する抗体を用い
て、8PC93細胞を間接螢光抗体法で染色した。
8PC93細胞を無螢光のガラススライドに固定し、培
養上清50μmと37℃、45分湿った雰囲気中で反応
させた後、PBSに1%牛而自消ルブミン、1o mM
  1−IFPEs (N−2−ヒt’ロキシIチルヒ
ペラジンーN′−2−エタンスルホン酸)および0.1
%アジ化ナトリウムを添加した溶液に、3分から5分処
理することで洗浄を3回行なった。フルオレッセイン結
合抗マウスI gG (M 1les −YedaLt
d、、イスラエル、コード番号65−171 )を20
倍希釈した溶液50μmと、上記と同じ条件でさらに4
5分反応させた。洗浄も同様の手法で行なった。乾燥さ
せた後、炭酸緩衝・グリセリン液(0,05M。
DH9,5,10%グリセリンを含む)を重層し、カバ
ーグラスをのス螢光顕微鏡(オリンパス、モデルA I
−1−RF L −L B )で検鏡した。その結果、
8PC93細胞表面で強い螢光が観察された。なお、使
用したフルオレッセイン結合抗マウスIgGは、あらか
じめ8PC9311fl胞で6回吸収操作を行なった。
C0免疫グロブリンクラスの同定 抗体の免疫グロブリンクラスの同定を酵素結合固相免疫
測定法で行なった。ペルオキシダーゼ結合抗マウス免疫
グロブリン抗体として、抗免疫グロブリン(Ill)、
抗10G1抗1(IM(いずれもCat+t+cl L
 ah、  I nc、、アメリカ、カタログ番号32
11−0231.3211−0081.3211−02
01 >を用いた。
検討した4種の抗体は、いずれも表−2に示したように
I(IGであった。
−fl+:1− 表−2 +:反応陽性、−:反応陰性 =3G− ハイブリドーマP−001,P−002,P−003ま
たはP−004から得られた抗体く腹水上清を精製した
抗体)を蒸溜水にて10.4m(J/mlに調整し、こ
れに13、Omgのマイトマイシンを加え、撹拌下に塩
酸で溶液のρ1−1を4.75に調節しつつ、3.7m
gの1−.1デル−3−(3−ジメチルアミノプロピル
ジイミド塩酸塩を加えて10. 30または60分間反
応させ、酢酸緩衝液(  pH 4.70 )  2m
lを添加することにより反応を停止させた。次いで、反
応液を4℃で72時間 5Lの蒸溜水に対して透析した
なお、透析外液は3回交換した。透析内液を濃縮した後
に、3 ephadex G−25”(ファルマシア,
スウェーデン)を充填した直径1.5cm.高さ55c
mのカラムを通して反応液中の低分子物質を完全に除去
し、得られた溶液を一20℃で凍結乾燥し、マイ37− トマイシンと抗体の結合物を得た。なお、抗体1mg当
りの結合量は表−3に示す通りである。
上記の操作に準じて、抗体ど塩酸ドキソルビシンとを反
応せしめて、結合物を得た。抗体1mg当りの塩酸ドキ
ソルビシンとの結合量は表−3に示す通りであった。
なお、これら抗体と抗癌剤との結合物(60分間反応物
)を1群10匹のICRマウスに400+ng/ kg
経口,  100+110/ ka静脈内または50m
g/ ko静脈内投与し、14日間観察したところ、こ
れら薬剤投与による死亡は全く認められなかった。
へ・           −38− 表−3 11」(1止且イyχ津J1ロ11」」インビトロで継
代されているヒト前立腺癌細胞株8PC93を用い、抗
体および実施例3で得た制癌剤と抗体との結合物質の抗
Ili!瘍活性を調べた。
すなわち、10%の牛胎児血清を添加したEagles
MEM培地で上記細胞を5x 10  / mlの濃度
に調整し、5miずつシャーレに分注し、37℃で5%
炭酸ガスを含んだ炭酸ガス培養器中で24時間培養を行
なった後、ハイブリドーマP−004由来抗体又は実施
例3で調製したハイブリドーマP−004由来抗体とマ
イトマイシンとの結合物(60分間反応物質)を加え、
さらに培養を行なった。薬剤添加後、24時間目にL 
−[LJ−”’C’]ロイシン(R2O社。
アメリカ、比放射活性342m Ci /m mole
)  1uCi/mlを加え、更に2時間培養を行なっ
た。培養終了後、培地を除き、細胞を0℃に冷却したP
B S (pf−(、、,7,2)で3回洗浄し、5%
トリクロル酢酸溶液で処即し、洗浄細胞を濾紙に移して
乾燥させた。そして、液体シンデレージョンカウンター
(パラカード社、アメリカ)を用いて、細胞内蛋白質に
取り込まれた放射活性を測定した。
その結果、第1図に見られるように、マイトマイシンと
抗体との結合物添加により、放tF1g性取り込みの5
0%l害濃度が対照に比して低下した。
X濃側5 抗体のインビボ抗腫瘍効果 1群10匹の雌性BA LB/c nu/n+1マウス
にヒト前立腺癌細胞株8PC93を6X 105個/匹
、腹腔内移植し、5時間後及び12時間後にハイブリド
ーマP−004由来抗体またはハイブリドーマP −0
04由来抗体とマイトマイシンとの結合物(60分間反
応物質、マイトマイシンとして50μg/l)を500
μg/匹(マイトマイシン換算20μg/匹)腹腔的投
与し、60日間4ト存率を観察することにより、抗腫瘍
活性を調べた。
41− その結果、第2図に見られるように、マイトマイシンと
抗体との結合物投与により50%生存日数の延長がみら
れた。また、抗体単独投与でも延命傾向がみられた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例4のマイトマイシン−抗体結合物によ
る特異的殺細胞効果を示す図であり、第2図は、実施例
5のマイトマイシン−抗体結合物のインビボ抗腫瘍効果
を示す図である。 代理人弁理士今  村   元 −49− ン1トマTシン (Ag/ml) 第2図 腫S朴厄後の日数 第1頁の続き 0発 明 者 吉汲親雄 国立市東2−19−46

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 抗ヒト前立腺癌抗体産生細胞とインビトロにお
    いて長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドーマに
    より分泌される抗体の一種またはそれ以上を含有するヒ
    ト前立腺癌治療用薬剤。
  2. (2) 担体または希釈剤を含有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の薬剤。
  3. (3) 該ヒト前立腺癌がヒト前立腺癌細胞株8PC9
    3であることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項に記載の薬剤。
  4. (4) 該抗体がハイブリドーマP−001,P−00
    2゜P−003またはp−00/Iにより分泌される抗
    体であることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載
    の薬剤。 1−
  5. (5) ヒトまたは動物用であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の薬剤。
  6. (6) 抗ヒト前立腺癌抗体産生細胞とインビトロにお
    いて長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドーマに
    より分泌される抗体に抗癌剤を化学的に結合させた物質
  7. (7) 該抗癌剤がマイトマイシンまたは塩酸ドキソル
    ビシンであることを特徴とする特許請求の範囲第6項に
    記載の物質。
  8. (8) 該ヒト前立腺癌がヒト前立腺癌細胞株8PC9
    3であることを特徴とする特許請求の範囲第6項または
    第7項に記載の物質。
  9. (9) 該抗体がハイブリドーマP−001,p−00
    2゜p−003またはP−004により分泌される抗体
    であることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の
    物質。 2−
  10. (10)  抗ヒト前立腺癌抗体産生細胞とインビトロ
    において長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドー
    マにより分泌される抗体に抗癌剤を化学的に結合させた
    物質の一種またはそれ以上を含有するヒト前立腺癌治療
    用薬剤。
  11. (11)  担体または希釈剤を含有することを特徴と
    する特許請求の範囲第10項に記載の薬剤。
  12. (12)  該抗癌剤がマイトマイシンまたは塩酸ドキ
    ソルビシンであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    0項または第11項に記載の薬剤。
  13. (13)  該ヒト前立腺癌がヒト前立腺癌細胞株8P
    C93であることを特徴とする特許請求の範囲第10項
    乃至第12項のいずれかに記載の薬剤。
  14. (14)  該抗体がハイブリドーマP −001,P
    −002゜p−003またはp−oo4により分泌され
    る抗体であることを特徴とする特許請求の範囲第13項
    に記載の薬剤。
  15. (15)  ヒトまたは動物用であることを特徴とする
    特許請求の範囲第10項乃至第14項のいずれかに記載
    の薬剤。
  16. (16)  特許請求の範囲第1項乃至第5項および第
    10項乃至第15項のいずれかに記載の薬剤を用いるこ
    とからなるヒト前立腺癌の治療法。
JP6192283A 1983-04-08 1983-04-08 ヒト前立腺癌治療用薬剤 Pending JPS59186923A (ja)

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GB08408988A GB2139645A (en) 1983-04-08 1984-04-06 Antibody to human prostrate cancer
SE8401946A SE8401946L (sv) 1983-04-08 1984-04-06 Antikropp mot human prostatacancer
FR8405576A FR2551085A1 (ja) 1983-04-08 1984-04-09
DE19843413341 DE3413341A1 (de) 1983-04-08 1984-04-09 Antikoerper fuer prostatakrebs beim menschen

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299332A (ja) * 1985-10-26 1987-05-08 Hagiwara Yoshihide 悪性腫瘍用ヒトモノクロナル抗体複合剤
JPH01255434A (ja) * 1988-04-01 1989-10-12 Hitachi Cable Ltd 分岐送電線故障方向標定装置

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