JPS59186922A - ヒト膀胱癌治療用薬剤 - Google Patents

ヒト膀胱癌治療用薬剤

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JPS59186922A
JPS59186922A JP6192183A JP6192183A JPS59186922A JP S59186922 A JPS59186922 A JP S59186922A JP 6192183 A JP6192183 A JP 6192183A JP 6192183 A JP6192183 A JP 6192183A JP S59186922 A JPS59186922 A JP S59186922A
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JP
Japan
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cells
antibody
bladder cancer
human bladder
cell
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Application number
JP6192183A
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English (en)
Inventor
Makoto Yoshimura
真 吉村
Eiji Inoguchi
井野口 英司
Kenichi Saito
健一 斎藤
Yasuhiko Kobayashi
靖彦 小林
Tomoko Chiku
知久 友子
Kenichi Matsunaga
謙一 松永
Takami Fujii
藤井 孝美
Chikao Yoshikumi
吉汲 親雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Publication date
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  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒト膀胱癌に対重る抗体産生細胞とインビト
ロにおいて長期継代培養可能な細胞との間の融合細胞(
以下、ハイブリドーマと称す)より分泌される抗体、そ
の誘導体またはその限定分解物のヒト膀胱癌の治療剤と
しての使用およびそ、の方法に関する。
ここでいう抗体の誘導体とは、該抗体に抗癌剤を化学的
に結合させた生成物であり、抗体の限定分解物とは、該
抗体を化学的処理または酵素処理によって限定分解して
生ずる分解物であって、これら自身も本発明に包含され
る。
近年、癌はあらゆる疾患の中で死亡率の最も高い疾患に
なっており、社会的問題になっている。
その対策はあらゆる方面から検討されているが、未だ根
本的な解決法は見出されていない。日本に於いては、胃
癌、肺癌、肝癌が多く、癌ににる死亡者全体の50%以
上を占めているが、一方において、近年、生活様式の変
化から従来は少なかった種類の癌も増加傾向にある。そ
の中で、膀胱癌などの泌尿器系悪性腫瘍は年々増加の一
途をたどっている代表的な例である。その治療法として
は千−術療法を主体とし、放射線療法、化学療法、免疫
療法などが施行されているが、末期病や進行路では限界
があり、従来と界なった治療方法が求めら5− れているのが現状である。本発明の抗体は膀胱癌の治療
に極めて有効な手段を提供するものである。
一般に、癌細胞表面に存在する癌関連抗原・癌特責抗原
については膨大な研究がなされており、特に実験動物を
用いた移植実験等でその存在が証明されているが、人癌
については充分な検討がなされていない。現在、層表面
にある抗原としては、■自家にのみ存在する抗原、■同
種の腫瘍に共通して存在する抗原、■@臓器の腫瘍ある
いは正常細胞にも存在する抗原などが考えられている。
従来の同種又は異種抗血清を用いて上記の3秤を区別す
る抗体を作製するためには、吸収操作を繰り返す必要が
ある。しかし、この操作は抗体力価の低下を伴い、実用
に適さない。又、目的とする抗体が得られても、再現性
よく、同じ特異性をもつ抗体を得ることは不可能に近い
 6− 1975年、M 1lsteinらによって始められた
細胞融合法によるモノクローナル抗体の作製は上記の3
種類の抗原を区別することが可能な新しい手法の1つで
ある。そして、ヒトリンパ球サブセットやヒト白血病、
ヒトメラノーマなどのヒト細胞表面抗原に対するモノク
ローナル抗体が得られたとの報告が近年なされている。
しかし、細胞融合法によるモノクローナル抗体作製の手
法を用いれば、一般的に特異抗体の作製は可能とされて
いるものの、細胞によってはその抗原性に変動があり、
果して、目的とする特異性の優れた抗体が得られるかど
うかは現在のところ予知できないとされている。癌細胞
に関しても上述のごく一部の、しかも特定の癌細胞につ
いての報告しかなく、膀胱癌に関しては報告もほとんど
なく、まして実用化されている抗体もない。
本発明者らは、ヒト膀胱癌の表面抗原についての研究を
重ねた結束、ヒト膀胱癌に対する抗体産生細胞とインビ
トロにおいて長期継代培養可能な細胞との間のハイブリ
ドーマにより分泌される抗体にはヒト膀胱癌に対する極
めて特異性の優れた抗体が存在することを見出した。更
にそれを用いたヒト膀胱癌の治療法について検討を重ね
、本発明を完成するに至った。
本発明で用いる抗体は、単一の特異性を有する、また単
一の分子種からなる抗体である。またタンパク質当りの
力価は極めて高い。抗原に対する高度に特異的な反応性
のために、あらかじめ投与する宿主の正常組織との反応
性を調べて交叉反応しないものを選ぶことにより、宿主
組織に対する抗体の攻撃に由来する副作用をほとんどな
くすことができる。また、物質としての純度の高さの故
に、従来の自消療法にありがちであった夾雑物質に由来
するアレルギー反応等の出現頻度が低下する。
本発明に使用する抗体は、例えば以下の方法で製造でき
る。
A、抗体産生細胞を調製する■程: ヒト膀胱癌細胞に対する抗体産生細胞は、ヒトを含めた
いずれの動物種から得てもよく、またあらかじめ免疫を
行なうことは必須ではないが、これを行なうことによっ
て目的とするハイブリドーマの採取効率を著しく上げる
ことができる。
ヒトの細胞を用いる場合には、膀胱癌の病歴のある者や
血清中の該細胞に対する抗体価が高い者を選ぶことがで
きる。癌細胞の免疫においては、癌細胞そのものまたは
グルタルアルデヒド処理やマイトマイシン処理により増
殖性を失わせた細胞を用いてもよく、また細胞より該表
面抗原を適当な方法で分離、精製したものを用いてもよ
い。また免疫に際し、フロイント完全または不完全アジ
ュバントのような助剤を免疫原に混入して用いることが
できる。免疫の際の免疫原投与法は、皮下注射、腹腔内
注射、静脈内注射、皮肉注射、筋肉的注射等いずれでも
よいが、皮下注射または腹腔内注射が好ましい。免疫は
1回または適当な間隔、好ましくは1週乃至5週をおい
て繰り返し行なってもよい。免疫した動物の血清中の該
細胞に対する抗体価を測定し、抗体価が充分高くなった
動物を抗体産生細胞のソースとして用いれば、その後の
操作の効率を上げることができる。融合には、最終免疫
後3〜5日後の動物由来の抗体産生細胞を用いるのが好
ましい。該抗体産生細胞は形質細胞およびその前駆細胞
であるリンパ球であり、こ托は個体のいずれの部位から
得てもよいが、一般には牌、リンパ節、末梢血またはこ
れらの適宜の組み合わせから19ることができる。
B、細胞融合の工程: もう一方の親細胞であるインビトロにおいて長期継代培
養可能な細胞は、抗体産生細胞と融合して目的にかなっ
たハイブリドーマを生ずるものであればいずれでもよい
が、その確率の高いのは骨髄腫等の白血病細胞である。
由来の種も、ヒト、ラット、マウス等いずれでもよい。
後述するように、融合後混在する親細胞を除くためには
ヒポキサンチングアニンホスホリボシルトランスフェラ
ーゼ欠損株細胞またはチミジンキナーゼ欠損株細胞を用
いるのが好ましい。例えば、ヒト由来のGM 1500
−6T G = A I−2,RP M I 8226
.マウス由来のP3−X63A!J8. P3 /NS
 I /1−Ag4−1.5p210−AQ 14. 
X63−Aa8.653等を用いることができる。
上述の抗体産生細胞の由来する種と長期継代Jg養可能
な細胞の由来する種が同一であることは不可欠ではない
が、融合の効率、融合後の細胞の性質の安定性、生体内
で培養する際の簡便さなどの点から、一般には同一のも
のを用いる方が有利である場合が多い。特に長期継代培
養可能な細胞として、マウス由来のP3−Xe3Ag8
. P3 /NS I/1−Al114−1.5112
10−A!1114またはX 63− A o8.65
3を用いる場合には、抗体産生細胞を得る動物として、
同系マウスであるBΔl B/cまたはその交雑マウス
を用いるのが有利である。融合に際しては、センダイウ
ィルス、ポリエチレングリコール等の融合促進剤を用い
るのがJ:り、特にポリエチレングリコール1000,
1540,2000.4000または6000などを用
いるのが好ましい。これを約30〜55%含む溶液中で
融合を行なわせる。助剤として更に一ジメチルスルホキ
シドを添加してもよい。
C,ハイブリドーマの樹立: 融合後の混合物中には、ハイブリドーマの仙、親細胞で
ある抗体産生細胞とインビトロで長期継代培養可能な細
胞等が残存している。前者は通常長期間のインビトロの
培養に耐えられないので問題はないが、後者は目的とす
るハイブリドーマと共に増殖する可能性があるのでこれ
を除くことが望ましい。このため後者として、ヒボキサ
ンチングアニンホスホリボシルトランスフェラーゼまた
はチミジンキナーゼ欠損株細胞を用いて融合をさせた後
、ヒボキサンチン、アミノプテリンおよびチミジンを含
む培地中で培養する。これによりハイブリドーマのみを
選択的に生育させることができる。親細胞としてヒボキ
サンチングアニンホスホリボシルトランスフェラーゼま
たはチミジンキナーゼ欠損株細胞を用いない場合には、
融合に先だって該細胞をエメチンおよびアクチノマイシ
ンDで処理して細胞の増殖性を失わせておくことにより
、ハイブリドーマを親細胞との混合物から選択してもよ
い。
このようにして得たハイブリドーマは、一般に13− は2種類以上のクローンを含むことが多く完全に同一の
性質を有する細胞の集団ではない。個々のクローンを分
離したい場合には、クローン化を行なうことが必要であ
る。クローン化は、単一の特異性をもつ抗体を製造する
ためには勿論であるが、多種類のクローンが混在する系
において長期間培養を行なっている間にしばしば起こる
ポピユレーションの変化を防ぐ意味からも有効であり、
行なうことが望ましい。り日−ン化の方法としては、限
界希釈法、軟寒天法、フィブリンゲル法を用いることが
できる。また螢光活性化細胞選別装置を用いてクローン
化の際の細胞の分離を行なうことも可、能である。また
、長期間培養の間に起こる変異株の出現に対し、時々ク
ローン化を行なうことで元の細胞の性質をもった細胞を
保存することができる。
以上のような製造方法に従って作製したヒト膀−14− 抗癌に対する抗体を分泌するハイブリドーマの例として
、後述の実施例に示すようにT−001,T−002,
T−003,T−004,T−005,T−006,T
−007゜T−008,T−009,T−010,T−
011またはT −012が挙げられる。
本発明のハイブリドーマは、対数増殖期において、凍害
防御物質として5%<V/V)のジメチルスルホキシド
を添加した牛胎児血清中に10 〜10  個/mlに
懸濁して凍結することで長期間保存することができる。
その場合、凍結時の冷却速度は−1℃/分であることが
望ましく、また保存は一80℃以下で行なうのが好まし
い。
解凍はなるべく速かに行なうのがよく、融解後直ちに細
胞を培地で洗浄してジメチルスルホキシドをとり除けば
、そのまま通常の培地に懸濁して培養を再開することが
できる。但し解凍した時点での細胞の生存率が悪く、増
殖活性が著しく低い場合には、適宜マウス牌細胞などを
加える必要がある。
D、抗体の製造: 抗体の製造にあたっては、ヒト膀胱癌細胞に対する抗体
を産生ずるハイブリドーマを、インビトロまたは生体内
(インビボ)で培養する。インビトロの培養の場合には
、本発明のハイブリドーマ増殖のために適当な栄養培地
、たとえば10%(V/V)の牛胎児血清、5X10 
 Mのβ−メルカ11へエタノール、1WAMのピルビ
ン酸ナトリウムおよび抗生物質を含有したR’ P M
 I 1640培地を用いることができる。RPM l
 1640培地に代えて、4.50/Lのグルコースを
含むD u l becco’s nod i f i
 edEagle’s  MEM (以下、r)−ME
Mと略す)を用いてもよい。細胞を増殖させる時適当な
初期濃度は、各々のハイブリドーマによって異なるが一
般に約101個/1であり、培養中の細胞濃度は、2×
10 個/1を越えないことが望ましい。
また、本発明のハイブリドーマを生体に移植して固型ま
たは腹水型で増殖させ、その生体より体液、望ましくは
血清または腹水を採取することにより該ハイブリドーマ
が分泌する抗体を製造することができる。この方法によ
って得られる粗製抗体液は不純物として宿主となった生
体由来の種々の物質を含むという欠点をもつ一方、生体
外(インビトロ)の培養によって得られる抗体液に比べ
て著しく高濃度の目的抗体を含むという点で優れている
。ハイブリドーマを腹腔に移植して増殖させる場合にお
いては、移植の前、好ましくは3〜9週間前にブリスタ
ン(2,6,10,14−テトラメチルペンタデカン)
を腹腔内に投与しておくことにより、粗製抗体液の収量
を高めることができるが、この処置は必須ではない。な
お、宿主として用いる生体は、移植するハイブリドーマ
の親細胞と同種同系の動物が望ましい。この場合には、
通常、特別の処置をしなくてもハイブリドーマはその生
体内で増殖するが、ハイブリドーマと宿主の111適合
性抗原型が一致しない場合、一般に宿主生体に抗リンパ
球抗体投与、X線照射等の処置をあらかじめ施しておく
ことが必要である。移植後、細胞が生長してくるまでに
通常1週間から3週間を要する。
ハイブリドーマを生体外または生体内で培養して抗体を
産生分泌させる時に、放射性同位元素標識のロイシンま
たはりジン゛等の放射活性物質を培地中に添加または宿
主に投与することにより、分子内部に放射活性物質を含
み、化学構造が非標識物と全く変わらない抗体を製造す
ることができる。
本発明の製造方法に従って製造したヒト膀胱癌に対する
抗体の例として、後記表−1に示すものが挙げられる。
その特巽性、免疫グロブリンクラスは後記表−1に示す
通りである。
本発明の抗体は、粗製抗体液のまま使用してもよいが、
硫酸アンモニウム分画法やイオン交換クロマトグラフィ
ーなど免疫グロブリン精製の常法に従って、或いは、p
rotein  Aや抗原によるアフイニテイクロマト
グラフイー等により精製して用いることができる。
抗体は、そのまま投与してもよいが、抗体の代わりに抗
体を化学的又は酵素的処理によって限定分解して得た抗
体の部分たとえばF(ab)2  を用いることもでき
る。これにより補体結合反応等が非特異的に生じて宿主
の組織を障害する可能性を除くことができる。また、マ
イトマイシンや塩酸ドキソルビシンなどの制癌剤やリシ
ンなどの毒素を化学的に結合させた生成物を用いること
により更に高い効果が発揮される。その作用機序は、投
与された抗体が癌細胞表面の抗原と結合するに伴い、補
体結合反応や体内のマクロファージその他の免疫系細胞
の癌細胞に対する攻撃が促進されることによると考えら
れる。制癌剤や毒素と抗体との結合物を用いる場合、そ
の作用機序は、投与された結合物質がヒ1〜膀胱癌細胞
表面の抗原と結合するに伴い、制癌剤や毒素が癌細胞を
攻撃することによるものであり、この場合、制癌剤や毒
素単独投与時と比べ副作用は極めて低くなり、効果が増
強される。
本発明の抗体又は生成物の急性毒性を知るため3群のI
CRマウス(1群10匹)の第1群に経口投!うで2!
]/k(1,第21!Yに腹腔内投与で7100111
0/ k(1゜また第3群に静脈内投与で20OnlG
/koをそれぞれ投与し、14日間観察したが、死亡は
認められなかった。極めて安全なものであるといえる。
抗体及び生成物は、注射剤として皮下注射、筋肉的注射
、静脈内注射で、好ましくは皮下または筋肉内に投与す
ることができ、また経口投与によっても、その一部が抗
体としての構造を保持したまま腸管を通過して吸収され
ることが確認されているので、経口投与剤として投与す
ることも可能である。
注射剤の製剤方法としては、例えば、抗体そのもの、マ
イトマイシンまたは塩酸ドキソルビシン結合抗体10m
gとマンニトール50mgを蒸溜水に溶解させて10m
1とし、常法で除菌した後、2n+lずつを注射用小瓶
に分注し、そのまま凍結乾燥して注射剤とする。この場
合、使用に際しては生理食塩水に溶解または懸濁させて
注射液とする。この仙、注射剤の製剤には、本発明抗体
、その誘導体またはその限定分解物の他に、担体、希釈
剤、緩衝剤、安定化剤、等服剤等を添加してもよく、常
法によって皮下注射剤、筋肉注射剤および静脈内注射剤
とすることができる。経口投与剤としては常法に21− より腸溶剤の形で用いることができ、投与量は、主とし
て症状に左右されるが、マウスなどの動物で0.001
mg〜10(] /k(37日、ヒ1へでは0.01〜
3000mo/人/日である。
本発明の方法を適用できる癌種はヒト膀胱癌であればい
ずれでもよく、また、本発明の方法に使用できる抗体も
、ヒト膀胱癌に対する抗体産生細胞とインビトロにおい
て長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドーマより
分泌される抗体で、ヒト膀胱癌と反応する抗体であれば
いずれでもよく、例えば後記表−1に示すようなハイブ
リドーマによって分泌される抗体が例示できる。
また、本発明の抗体および/または生成物は混合して使
用することもできる。
以下、具体的な実施例を述べる。
22− (1)免疫原として用いる細胞の調製 長期インビトロ継代培養ヒト膀胱移行上皮癌細ダ 胞T242X10  個を100mm @養血(F a
lcon 3003゜B ecton−D 1ckin
son社、アメリカ)にイーグルスM E M 7−/
L/塩(以下MEMと略)に、10%(V/V)牛胎児
血清、抗生物質硫酸カナマイシン(最終濃度60mo/
 L )を添加した培地で、37℃、5%炭酸ガスを含
む湿った雰囲気中で培養した。
3日後、細胞をポリスマンで剥離し、培養上清を遠心分
離で除き、さらに、リン酸緩衝生理食塩水(r)H7,
2、以下PBSと略)で遠心分離洗浄後、PBSに懸濁
させた。約2×10  個の細胞が1枚の培養皿より得
られた。
(2)骨髄腫細胞の培養 マウス骨髄腫細胞511210−AQ1410  個/
+111をD−MFMに牛胎児血清10%(V/V)、
ピルビン11mM、グルタミン2mM、硫酸カナマイシ
ン60mcJ/ Lを添加した培地で培養し、30ごと
に継代した。S 11210−A (114は、細胞融
合を行なう前日に2,5x 10  個/1に細胞濃度
を調整し、上記の培地で培養した。
(3)T24細胞による免疫 雌性BAL13/cマウス(ロ本チャールズリバー社、
9週令)に0.4mlのPBSに懸濁した上記(1)の
T24細胞(5X10 〜10X10  個)を4回、
約1ケ月おぎに腹腔内に注射することで免疫した。
(4)細胞の融合 細胞の融合をに′6旧erおよびM 1lsteinの
方法に準じて実施した( I mmunoassays
 : Cl1nicalLaboratory Tec
hniques for the 1980’s ed
by  Nakamura R,M、 et al、、
 F、 S、 AlanR,t iss、 I nc、
 N 、 Y、、 1980. pp301〜324 
)。
最終免疫後40目にマウスを層殺し、牌を取り出し、よ
くほぐした後、150メツシユのステンレスメツシュに
通し、400x gで遠心分離後、沈澱した細胞に0゜
747%塩化アンモニウムを含む1〜リス・塩酸緩衝液
(0,017Mトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタ
ン、  pH7,65)を加えて赤血球を除去し、遠心
分離(400xg )で細胞を集めた。MEMを加えて
遠心分@ (400xg)を行ない、又、細胞を新たな
MEMに懸濁する操作を3回繰り返すことで洗浄し、最
終的にMFMに懸濁した。S p2/ 0−A 014
は培養容器より、ピペッティングではがし、遠沈管に移
した。遠心分離(400X(1)後、集めた細胞にME
Mを加えて懸濁、遠心分Ilt (400XO)するこ
とで血清を除去した後、MEMに再懸濁した。上記牌細
胞5x107個と5p210−Ao1410  個を混
゛合し、よくピペッティングした後、遠心分離(400
xa ) シた。上清を除いた後、沈澱を軽く遠沈管を
たたくことで25− はぐした。MEM中に30%(V/V)のポリ二丁チレ
ングリコール(P E G 1000)を加えた溶液を
37℃に保温し、その0.3mlをほぐした細胞に加え
た。
ゆるやかに撹拌後、5分間室温で放置した。7×Qで遠
心を2分間行なった後、MFMをゆっくりと51添加し
た。ゆるやかに撹拌後、400x gで5分間室温で遠
心分離した。上清をすて、沈澱に5mlのMEMを加え
、同様に遠心分離し、上清を除去した。沈澱した細胞に
51の次の培地を加え、ピペッティングした。培地とし
ては、D−MFMに10%(V/V)牛脂児自消、2I
l1Mノクルタミン、g 5X10  Mのβ−メルカプトTタノール、60+1
1(1/Lの硫酸カナマイシンを加え、さらにグルコー
スを4.5り/Lとなるように添加したものを用いた。
なお、この培地をD−MEM−FBSと略す。上記5m
lの細胞懸濁液に201のD−MEM−FBSを加え、
その251ずつを25cm  培養フラスコ(C26− −25100,コーニング社、アメリカ)に分注し、た
てて37℃で炭酸ガス5%を含む湿った雰囲気中で1晩
培養した。なお、培養は以下同様の条件で行った。翌日
、軽くピペッティングをした後、遠心管に移して、40
0X gで遠心分離した。上清を除去した後、1x10
  Mヒポキサンチン、4X10−7→ Mアミノプテリンおよび1.6X 10  Mチミジン
を含むD−MEM−FBS ()IAT培地) 35m
1ニ懸濁し、その0.11を96ウエル培養プレート(
F alcon 3072. B ecton−D 1
ckinson社、アメリカ)の各ウェルに入れ、1週
間培養した。HAT培地中で1週間培養した後、25μ
mのHT培地を2日又は3日ごとに添加した。1−IT
培地としてはHA T培地からアミノプテリンを除いた
ものを用いた。
B、抗体産生ハイブリドーマの選択および増殖軸1m融
合後、2週間めに酵素結合固相免疫測定法で、各つTル
上清中のT24細胞に対する抗体産生を調べた。
T24細胞をプレーt−(F alcon 3072)
に固定し、上記各ウェル中の培養上清40μmと室温で
2時間反応させた後、よ<PBSで洗浄し、馬面清で1
000倍に希釈したペルオキシダーゼ結合抗マウス免疫
グロブリン抗体(カタログ番号3211−0231゜C
appel  L ab、  I nc、、アメリカ)
100μ+と 2時間反応させた後、よ<PBSで洗浄
した。クエン酸緩衝液(0,1M、  I)H4,5)
に基質(0−フェニレンジアミン)を1mo/ml、 
31%過酸化水素水を0.4μm/1加えた溶液を20
0μm人れ、30分発色反応を行なわせた。
T24細胞と反応する抗体を含有する3ウエルにつきク
ローン化を行なった。りO−ン化は、限界希釈法を用い
、以下の通りに行なった。
抗体産生陽性の3ウエルからハイブリドーマ100個を
それぞれD−MEM−FBS中に懸濁し、一方、融合に
使用したと同様の方法でBALB/Cマウス稗臓より牌
細胞10  個をD−MEM−FBS中に調整し、2つ
を混ぜ合せた。細胞密度5×10  個/1となるよう
にD−MEM−FBSを加え、0.2mlを96ウエル
培養プレート(FaIcon3072 )の各ウェルに
入れ、培養した。培養開始13日後に前述の酵素結合固
相免疫測定法でハイブリドーマの抗体産生の有無を各ウ
ェルにつき検討した。その結果、後記衣−1にある6株
(T −001乃至T−006)を含め、総計33株の
バイブリドーマが得られた。
インビトロで継代されている次の細胞を用いた。
I ntesHne 407 (ヒト胎児小腸細胞株)
、[)u145(ヒト前立腺癌細胞株)、253J (
ヒト腎孟29− 癌細胞株)およびT24(ヒト膀胱癌細胞株)。
実施例1で得られた培養上清を用いて上記細胞との反応
性を実施例1のように、酵素結合固相免疫測定法により
調べた。後記衣−1に示す如くT−002以外のハイブ
リドーマにより分泌される抗体はT24と強く反応し、
他細胞とは胎児小腸細胞株を含め、ややあるいは弱く反
応することが認められた。T−002に関しては、T2
4と反応し、胎児小腸細胞株とは弱く、伯細胞とは反応
しないことが認められた。
B、螢光抗体法によるlIl胞染色 ハイブリドーマの1つT−003が分泌する抗体を用い
てT24細胞を間接螢光抗体法で染色した。T2411
1胞を無螢光のガラススライドに固定し、培養上清50
μmと37℃、45分湿った雰囲気中で反応させ、PB
Sに1%牛而自消ルブミン、10mMHEPES (N
−2−ヒドロキシエチルビペラジンーー 30− N’−2−エタンスルホン酸)、0.1%アジ化ナトリ
ウムを添加した溶液に3分から5分処理することで洗浄
を3回行なった。フルオレツセイン結合抗マウスI a
 G (M 1les−Yeda L td、、イスラ
エル。
コード番号65i71)を20倍希釈した溶液50μm
で上記と同じ条件でさらに45分反応させた。その後、
洗浄を上記と同様の手法で行なった。乾燥させた後、炭
酸緩衝・グリセリン液(0,05M、  I)l−IQ
、5.10%グリセリンを含む)を重層し、カバーグラ
スをのせ螢光顕微鏡(オリンパス、モデルハト1− R
F L −L B )で検鏡した。その結果、T242
4細胞で強い螢光が観察された。なお、使用したフルオ
レッセイン結合抗マウスIoGは、あらかじめT24細
胞で6回吸収操作を行なった。
C0免疫グロブリンクラスの同定 ハイブリドーマT−001乃至7−006が分泌する抗
体の免疫グロブリンクラスの同定を酵素結合固相免疫測
定法で行なった。ペルオキシダーゼ結合抗マウス免疫グ
ロブリン抗体として、抗免疫グロブリン(1(1)、抗
1(IG、抗IgM(いずれもCappel L ab
、  l nc、、アメリカ、カタログ番号3211−
0231.3211−0081.3211−0201 
)を用いた。検討した6秤の抗体は、いずれも後記表−
1に示したようにIOGであった。
長期インビトロ継代培養ヒト膀胱移行上皮癌細胞T24
2X10  個を100111I11@養冊(F al
con 3003゜3 ecton−[) 1ckin
son社、アメリカ)に、MEMに10%(V/V )
生胎児面清、抗生物質硫酸カナマイシン(最終濃度60
mo/ L )を添加した培地で、37℃、5%炭酸ガ
スを含む湿った雰囲気中で培養した。3日後、細胞をポ
リスマンで剥離し、培養上清を遠心分離で除き、さらに
、PBS(pi−17,2)で遠心分離洗浄後、PBS
に懸濁させた。
約2×10  個の細胞が1枚の培養皿より得られた。
(2)骨髄腫細胞の培養 マウス骨髄腫細胞5p210−Ao1410  個/m
lをD−MEMに牛脂充血7m10%(V/V)、ピル
ビン1%91n+M、グルタミン2mM 、硫酸カナマ
イシン60111(]/I−を添加した培地で培養し、
3日ごとに継代した。S I)2/ O−A g14は
、細胞融合を行なう前日に2,5x 10  個/1に
細tm濃度を調整し、上記の培地で培養した。
(3)T241111胞による免疫 画性BALB/Cマウス(日本チャールズリバー社、9
週令)を0.4mlのPBSに懸濁した上記(1)のT
 2411[1胞(5x10 〜IOX 10  個)
で4回、約1ケ月おきに腹腔内に注射することで免疫し
た。
33− (4)細胞の融合 細胞の融合をに′6hlerおよびM 1lstcin
の方法に準じて実施した。
最終免疫後4日日にマウスを層殺し、牌を取り出し、よ
くほぐした後、150メツシユのステンレスメツシュに
通し、400X (+で遠心分ill後、沈澱した細胞
に0.747%塩化アンモニウムを含むトリス・塩酸I
l衝液(0,017M トリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、  DH7,65)を加えて赤血球を除去
し、遠心分* (400X(1)で細胞を集めた。ME
Mを加えて遠心分@ (400X!I+ )を行ない、
又、細胞を新たなMEMに懸濁する操作を3回繰り返す
ことで洗浄し、最終的にMEMに懸濁した。S p2/
 0−A (114は培養容器より、ピペッティングで
はがし、遠沈管に移した。遠心分離(400XO’)後
、集めた細胞にMFMを加えて懸濁、遠心分離(400
Xg )することで血清を除去−リ A − した棲、MEMに再懸濁した。上記碑細胞2X10”7 個と5D210−A(J14 4X10  個を混合し
、よくピペッティングした後、遠心分11 (400X
(+ ) L/た。
上清を除いた後、軽く遠沈管をたたくことで沈澱をほぐ
した。MEM中に30%(V/V)のポリエチレングリ
コール(P E G 1000)を加えたものを37℃
に保温し、その1.21をほぐした細胞に加えた。ゆる
やかに撹拌後、5分間室温に置いた。7×りで遠心を2
分間行なった後、MFMをゆっくりと20m1添加した
。ゆるやかに撹拌後、400x gで5分間室温で遠心
分離した。上清をすて、沈澱に20m1のMEMを加え
、同様に遠心分離し、上清を除去した。沈澱した細胞に
15m1の次の培地を加え、ピペッティングした。培地
としては、D−MEMに10%(V/V)牛胎児血清、
2mM(1)クーttターダ ミン、5xlOMのβ−メルカプトエタノール、60m
a/ Lの硫酸カナマイシンを加え、さらにグルコース
を4.5(+/Lとなるように添加したもの(D−ME
M−FI3S)を用いた。−ト記15m1ノ細胞懸濁液
ニ90m1のD−M E M −F 13 Sを加え、
その約25m1ずつを25cm  培養フラスコ(コー
ニング社、アメリカ、 C−25100)に分注し、た
てて37℃で炭酸ガス5%を含む湿った雰囲気中で1晩
培養した。なお、培養は以下同様の条件で行なった。
翌日、軽くごベツティングをした後、遠心管に移して、
400X Qで遠心分離した。」−清を除去した−4 後、1xlOMヒポキサンチン、4X10  Mアミg ノプテリンおよび1,6X 10  Mチミジンを含む
D−MEM−FBS (+−IAT培地)  100n
+lk−懸濁し、その0.1mlを96ウー[ル培養プ
レート(F alcon3072、 [3ecton−
[) 1ckinson社、アメリカ)の各ウェルに入
れ、1週間培養した。その後、HA T培地中で1週間
培養した後、25μmのl−I T培地を20又は3日
ごとに添加した。ト11−培地としては1−1AT培地
からアミノプテリンを除いたものを用いた。
B、抗体産生ハイブリドーマの選択および増殖細胞融合
後、2週間めに酵素結合固相免疫測定法で、各ウェル上
清中のT24細胞に対する抗体産生の有無を調べた。
T24細胞をプレート(F alcon 3072)に
固定し、上記各ウェル中の培養上清40μmと室温で2
時間反応させた後、よ<pssで洗浄し、馬血清で10
00倍に希釈したペルオキシダーゼ結合抗マウス免疫グ
ロブリン抗体(Cappel Lab、  Inc、、
アメリカ、カタログ番号3211−0231)  10
0μmと2時間反応させた接、よ<PBSで洗浄した。
クエン酸緩衝液(0,IM、  pH4,5)に基質(
0−フェニレンジアミン)を11110/1111.3
1%過酸化水素水を0.4μm/1加えた溶液を200
μm入れ、30分発色反応を行なわせた。T24細胞と
反応する抗体を含有する3ウエルにつきクローン化を行
なった。
クローン化は、限界希釈法を用い、以下の通りに行なっ
た。
抗体産生陽性の3ウエルからハイブリドーマ100個を
それぞれD−MEM−FBS中に懸濁し、一方、融合に
使用したと同様の方法でBAIB/Cマウス牌臓より牌
細胞10  個をD −M E M−FBS中に調整し
、2つを混ぜ合せた。細胞密度5×10′個/mlとな
るようにD−MFM−FBSを加え、0.21を96ウ
エル培養プレート(F alcon3072)の各ウェ
ルに入れ、培養した。培養開始14日後に前述の酵素結
合固相免疫測定法でハイブリドーマの抗体産生の有無を
各ウェルにつき検討した。その結果、後記表−1にある
4株(T −009乃至T−012>を含め、総計16
株のハイブリドーマが得られた。
実施例4 ヒト膀胱癌に対する抗体の特性A、(l!!
細胞との反す性の比較 インビトロで継代されている次の細胞を用いた。
I ntestine 407 (ヒl〜胎児小腸細胞
株) 、K−562(ヒト白血病細胞株)、253J 
(ヒト腎孟癌細胞株)およびT0n(ヒト膀胱癌細胞株
)。
実施例3で得られた培養上清を用いて上記細胞との反応
性を実施例1のように、酵素結合固相免疫測定法で調べ
た。後記表−1に示す如<T−010は極めて高い特異
性を示し、T0nには強く反応するものの、伯細胞には
ほとんど反応を示さなかった。他の3株も特異性は低い
が同様の傾向を示した。
B、螢光抗体法による細胞染色 ハイブリドーマの1つT−010の分泌抗体を用いてT
24細胞を間接螢光抗体法で染色した。T24細胞を無
螢光のガラススライドに固定し、培養上清50μmと3
7℃、45分湿った雰囲気中で反応させ、PBSに1%
牛面清アルブミン、10mM  HE PES (N−
2−ヒドロキシエチルピペラジン−X)−2−エタンス
ルホン酸)、0.1%アジ化ナトリウムを添加した溶液
に3分から5分処理することで洗浄を3回行なった。フ
ルオレツレイン結合抗マウスr a G (M 1le
s−Yeda l−td、、イスラエル、コード番号6
5−171 )を20倍希釈した溶液50μmで上記と
同じ条件でさらに45分反応させた。その後、洗浄を上
記と同様の手払で行なった。軽く乾燥させ、炭酸緩衝・
グリセリン液(0,05M、  r)l−19,5,1
0%グリセリンを含む)をm Fし、カバーグラスをの
せ螢光顕微鏡(オリンパス、モデルAH−RFL−LB
)で検鏡した。その結果、T2424細胞で強い螢光が
観察された。なお、使用したフルオレツレイン結合抗マ
ウスNIGは、あらかじめT24細胞で6回吸収操作を
行なった。
C0免疫グロブリンクラスの同定 ハイブリドーマT−009乃至T−012が分泌する抗
体の免疫グロブリンクラスの同定を酵素結合固相免疫測
定法で行なった。ペルオキシダーゼ結合抗マウス免疫グ
ロブリン抗体として、抗免疫グロブリン(Io)、抗1
(IG、抗1(l M (いずれもCappel L 
ab、  l nc、、アメリカ、カタログ番号321
1−0231.3211−0081.3211−020
1 )を用いた。
検討した4種の抗体のうち3種は、後記表−1にあるよ
うにJoGで、あと1種(T−009分泌抗体)は[M
であった。
長期インビトロ継代培養ヒト膀胱移行上皮癌細胞T24
2x10’個を、100mm培養皿(F alcon3
003、 Recton−o 1ckinson社、ア
メリカ)に10%(V/V)牛脂児血清、抗生物質硫酸
カナマイシン(最終濃度60mo/ L )を添加した
MEM培地で、37℃、5%炭酸ガスを含む湿った雰囲
気中で培養した。3日後、細胞をポリスマンで剥離し、
培養上清を遠心分離で除き、さらに、PBS(Ill−
17,2)で遠心分離洗浄後、PBSに懸濁させた。
約2×10  個の細胞が1枚の培養器J:り得られた
(2)骨髄肝細胞の培養 マウス骨髄肝細胞511210−△(11/I 10 
 個/mlをD−MEMに牛脂児血清10%(■/V)
、ピルビンi!21111M1グルタミン2111M 
、硫酸カナマイシン60m(J/ Lを添加した培地で
培養し、3日ごとに継代した。S 112/ O−A 
C14は、細胞融合を行なう前日に2,5X 10ゞ個
/1に細胞濃度を調整し、上記の培地で培養した。
(3)T24細胞による免疫 雌性BALB/cマウス(日本チャールズリバー社、9
週令)を0.4mlのP13Sに懸濁した上記(1)の
T24細胞(5X10 〜IOX 10  個)で4回
、約1ケ月おきに腹腔内に注射することで免疫した。
(4)$111胞の融合 細胞の融合を)(′6hlerおよびM 1lstei
nの方法に準じて実施した。
最終免疫後4日日にマウスを層殺し、牌を取り出し、よ
くほぐした[9.150メツシコのステンレスメツシュ
に通し、400X Qで遠心分離後、沈澱した細胞に0
.747%塩化アンモニウムを含むトリス・塩酸III
液(0,017M t−リス(ヒドロキシメチル)アミ
ノメタン、  pl−17,65)を加えて赤血球を除
去し、遠心分離(400xo )でm胞を集めた。ME
Mを加えて遠心分Iff (400Xg )を行ない、
又、細胞を新たなMEMに懸濁する操作を3回繰り返す
ことで洗浄し、最終的にMEMに懸濁した。S p2/
 O−A at4は培養容器より、ビペツテ43− インクではがし、遠沈管に移した。遠心分離(400X
(+ )後、集めた細胞にMEMを加えて懸濁、遠心分
II (400XQ ) ’?jることで血清を除去し
た後、MEMに再懸濁した。上記稗細胞8.5×107
個と5p210−Δg14 1.7xlO7個を混合し
、よくピペッティングした後、遠心分1ift (40
0xg )した。上清を除いた後、沈澱を軽く遠沈管を
たたくことでほぐした。MEM中に30%(V/V)の
ポリエチレングリコール(P E G 1000)を加
えたものを31℃に保温し、その0.61をほぐした細
胞に加えた。ゆるやかに撹拌後、5分間室温に置いた。
1×0で遠心を2分間した後、MEMをゆっくりと51
添加した。ゆるやかに撹拌後、400×Qで5分間室温
で遠心分離した。土浦をすて、沈澱に51のMEMを加
え、同様に遠心分離し、上清を除去した。沈澱した細胞
に51の次の培地を加え、ピペッティングした。培地と
しては、D−44− MEMに10%(V/V )牛胎児血清、2mM (D
グルタミン、5X10  Mのβ−メルカプトエタノー
ル、60mo/ Lの硫酸カナマイシンを加え、さらに
グルコースを4.50/Lとなるように添加したもの(
D−MEM−FBS)を用いた。上記5mlの細胞懸濁
液に30m1のD−MEM−FBSを加え、その25m
1ずつを25cm  培養フラスコ(コーニング社。
アメリカ、 C−25100)に分注し、たてて37℃
で炭酸ガス5%を含む湿った雰囲気中で1晩培養した。
なお、培養は以下同様の条件で行な・った。翌日、軽く
ピペッティングをした後、遠心管に移して、400x 
gで遠心分離した。上清を除去した後、14−7 ×10 Mヒポキサンチン、4xlOMアミノプテリン
および1.6x 10  Mチミジンを含むD−MEM
−FBS (HAT培地)351に懸濁し、その1m1
を24ウエル培養プレート(N unc 143982
゜N unc社、デンマーク)の各ウェルに入れ、1週
45− 間培養した。その優、0.25m1のHT培地を2日又
は3日ごとに添加した。1−(T培地としてはト1Δ丁
培地からアミノプテリンを除いたものを用いた。
B、抗体産生ハイブリドーマの選択および増殖細胞融合
後、15日目の上清を用いて酵素結合固相免疫測定法で
、各つIルの724細胞に対する抗体産生の有無を調べ
た。
T24細胞をプレート(F alcon 3072)に
固定し、上記各ウェル中の培養上清40μmと室温で2
時間反応させた後、よ<PBSで洗浄し、馬血清で10
00倍に希釈したペルオキシダーゼ結合抗マウス免疫グ
ロブリン抗体(Cappel Lab、  Inc、、
7メリカ、カタログ番号3211−0231)  10
0μmと2時間反応させた後、よ<PBSで洗浄した。
クエン酸緩衝液(0,IM、  1)l−14,5)に
基質(0−フエ二一レンジアミン)を1+no/n+I
、 31%過酸化水素水を0.4μm/1加えた溶液を
200μm人れ、30分発−46− 色反応を行なわぜた。T24細胞と反応する抗体を含有
する2ウエルにつきクローン化を行なった。
クローン化は、限界希釈法を用い、以下の通りに行なっ
た。
抗体産生陽性の2ウエルからハイブリドーマ100個を
それぞれD−MEIVI−FBS中に懸濁し、一方、融
合に使用したと同様の方法でBALB/Cマウスより牌
細胞10  個をD−MEM−FBS中に調整し、2種
細胞を混ぜ合せた。細胞密度5×106個/m+となる
ようにD−MEM−FBSを加え、0.21を96ウエ
/L/培養プレート(F alcon3072、3 e
cton−□ 1ckinson社、アメリカ)の各ウ
ェルに入れ、培養した。培養開始12日後に前述の酵素
結合同相免疫測定法でハイブリドーマの抗体産生の有無
を各ウェルにつき検討した。その結果、後記表−1にあ
る2株(T−007およびT−008>を含め、総計1
0株のハイブリドーマが得られた。
実施例6 ヒト膀胱癌細胞に対゛する抗体の特性インビ
トロで継代されている次の細胞を用いた。
I ntestine 407 (e を−胎児小腸細
胞株)、DL1145(ヒト前立腺癌細胞株)、253
J (ヒト腎孟病細胞株)およびT24(ヒト膀胱癌細
胞株)。
実施例5で得られた培養上清を用いて上記細胞との反応
性を実施例1のように、酵素結合固相免疫測定法で調べ
た。後記表−1に示す如<T−007分泌抗体はT24
と強く反応し、他細胞とは胎児小腸細胞株(1−407
)を含め、やや、あるいは比較的反応することが認めら
れた。T−008に関してはT24と強く反応し、前立
腺癌細胞株(Du 145 )とやや反応し、他細胞と
は反応しないことが認められた。
B、螢光抗体法による細胞染色 ハイブリドーマの1つT−oos分泌抗体を用いてT2
4細胞を間接螢光抗体法で染色した。T24細胞を無螢
光のガラススライドに固定し、培養上清50μmと37
℃、45分個っだ雰囲気中で反応させ、PBSニ1%牛
1111清アルブミン、10mM  HE P ES 
(N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N/−2−エ
タンスルホン酸)、0.1%アジ化ナトリウムを添加し
た溶液に3分から5分スライドを処理することで洗浄を
3回行なった。フルオレツレイン結合抗マウスI a 
G (M 1les −Y eda L td、、イス
ラエル、コード番号65−171)を20倍希釈した溶
液50μmで上記と同じ条件でさらに45分反応させた
その後、洗浄を上記と同様の手法で行なった。軽く乾燥
させ、炭酸緩衝・グリセリン液(0,05M。
pl−19,5,10%グリセリンを含む)を重層し、
カバーグラスをのせ螢光顕微鏡(オリンパス、モデルA
H−RFL−LB)で検鏡した。その結果、T24Iw
l24℃で強い螢光が観察された。なお、使用したフル
オレツレイン結合抗マウスI(IGは、あらかじめT2
4細胞で6回吸収操作を行なった。
C3免疫グロブリンクラスの同定 ハイブリドーマT−007およびT−008が分泌する
抗体の免疫グロブリンクラスの同定を酵素結合固相免疫
測定法で行なった。ペルオキシダーゼ結合抗マウス免疫
グロブリン抗体として、抗免疫グロブリン(1g)、抗
TgG、抗roM(いずれもCappel l ab、
  r nc、、アメリカ、カタログ番号3211−0
231.3211−0081.3211−0201 )
を用いた。
検討した2種の抗体は、いずれも表−1に示すようにI
(JGであった。
表−1 実施例7 抗体の生産 (インごトロ培養による生産):ハイブリドーマT−0
01,T−002,T−003,T−004,T−00
5,T−006,T−007,T−008,T−009
,T−010,T−011またはT−012を20%牛
脂児血清、 2mMグルタミン。
1mMピルビン酸、4.50/Lのグルコース、5×−
ダ 10  Mのβ−メルカプトTタノールおよび50mo
/Lの硫酸カナマイシンを含むD−MEMにlXl0’
個/1になるように懸濁させ、この細胞懸濁液25m1
を75cm  11織培養要フラスコ(コーニング社。
アメリカ)に分注し、37℃で5%炭酸ガスを含む炭酸
ガス培養器中で培養を行なった。増殖がほぼ定常に達し
た4日日に、培養上清を採取した。この時の細胞数はい
ずれも約2×10  個/mlであり、上清の抗体含量
は各々 1.9  μ(J /111+、  3.3μ
9/ml、  2,3uQ /ml、  2.6  u
o /ml、  2,7μg/’ml、  2.1μg
/ml、  3.3μ<1 /n+l、  2.0μg
/ml、  2.1uQ  /ml、  3.1μo 
 /ml、  4,0uci  /ml。
2.3μo /mlであった。
(インビボ培養による生産)ニブリスタン(2,6゜1
0.14−テトラメチルペンタデカン)  0.5ml
を腹腔内に投与後10日から300uQBALB/cマ
ウスの腹腔内に、インご1〜口で増殖させたハイブリド
ーマT−001,T−002,T−003,T−004
,T−005゜T−006,T−007,T−008,
T−009,T−010,T−011またはT−012
を5×10  個接種した。接種後、2ないし3週目に
腹水を採取し、遠心分1(ioo。
×Q、4℃、15分間)により腹水上清を得た。各ハイ
ブリドーマにつき10匹のマウスから約30m lの腹
水上清が得られ、その抗体含量は各々1.1mg/ml
、  1.3mg/ml、  2.6mo/1. 2.
3ma/ml、  2.1111o/ml、  1.7
mo/ml、  2.0mMm1. 3.1mMm1゜
2.0mg/ml、  1.41110/111+、 
 2.2m(J/1. 3.Omg/m1であった。
53− なお、これら抗体を1群10匹のICRマウスに20/
 kg経口、  400111M k(]腹腔内または
200+110/ kO静脈内投与し、14日間生死を
観察したところ、これら抗体による死亡は全く認められ
なかった。
又、ハイブリドーマの形態、大きさ、性状を表−2に示
す。
−巨 A − 表−2 実施例8 抗体とマイトマイシンまたは塩M l’ =
t”ハイブリドーマT−002,T−008,またはT
 −010から得られた抗体(腹水上清を精製した抗体
)を蒸溜水にて10.4111(+/IIIに調整し、
これに13.Omgのマイトマイシンを加え、撹拌下に
塩酸で溶液のp+−+を4.75に調節しつつ、3.7
mgの1−Iチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル
)−カルボジイミド塩酸塩を加えて10.30または6
0分間反応させ、酢酸緩衝液(pH4,70)  2m
lを添加することにより反応を停止させた。次いで、反
応液を4℃で72時間、SLの蒸溜水に対して透析した
。なお、透析外液は3回交換した。透析内液を濃縮した
後に、3ephadex G−25(ファルマシア、ス
ウェーデン)を充填した直径1.5cm、高さ55cm
のカラムを通して反応液中の低分子物質を完全に除去し
、得られた溶液を一20℃で凍結乾燥し、マイトマイシ
ンと抗体の結合物を得た。なお、抗体1mg当りのマイ
トマイシンの結合量は表−3に示す通りである。
上記の操作に準じて、抗体とtelドキソルビシンとを
反応せしめて、結合物を得た。抗体1mg当りの塩酸ド
キソルビシンの結合量は表−3に示す通りであった。
なお、これら抗体と抗癌剤との結合物(60分間反応物
)を1群10匹のT CRVウスに400mg/ kg
経口、  100m(+/ kg腹腔内または50mg
/ k(l静脈内投与し、14日間生死を観察したとこ
ろ、これら薬剤投与による死亡は全く認められなかった
表−3 −岡− 実施例9 抗体のインビトロ抗腫瘍効果インビトロで継
代されているヒト膀胱癌細胞株T24を用い、抗体およ
び実施例8で得た制癌剤と抗体との結合物質の抗腫瘍活
性を調べた。すなわち、10%の牛胎児血清を添加した
Eagles  MEMで上記細胞を5×10+個/n
+Iの濃度に調整し、51ずつシャーレに分注し、37
℃で5%炭酸ガスを含んだ炭酸ガス培養器中で24時間
培養を行なった。その後、ハイブリドーマT−008由
来抗体又はバイプリドーマT−008由来抗体とマイト
マイシンとの結合物(反応時間60分間)を加え、さら
に培養を行なった。薬剤添加後、24時間目に1− [
U−”Clロイシン(R2O社、アメリカ、比放射活性
342mC17m mole)  1μci /mlを
加え、更に2時間培養を行なった。培養終了後、培地を
除き、細胞′を0℃に冷却したPBS (pH7,2)
で3回洗浄し、5%トリクロル酢酸溶液で処理し、洗浄
細胞を濾紙に移して乾燥させた。そして、液体シンチレ
ーションカウンター(パラカード社。
アメリカ)を用いて、細胞内蛋白質に取り込まれた放射
活性を測定した。
その結果、第1図に見られるように、マイトマイシンと
抗体との結合物添加により、放射活性取り込みの50%
阻害濃度が対照に比して減少した。
実施例10  抗体のインビボ抗腫瘍効果1群10匹の
雌ffBALB/c nu/nuvウスにヒト膀胱癌細
胞株T24を6x 10’個/匹、腹腔内移植し、5時
間後及び72時間後にハイブリドーマT−〇〇8由来抗
体またはハイブリドーマT−008由来抗体とマイト−
マイシンとの結合物(60分間反応物質、マイトマイシ
ンとして50μg/l)を450μO/匹(マイトマイ
シン換算20μq/匹)腹腔内投与し、60日間生存率
を観察することにより、投与薬−剤の抗腫瘍活性を調べ
た。
その結果、第2図に見られるように、マイトマイシンと
抗体との結合物投与により50%生存日数の延長がみら
れた。また、抗体単独投与でも延命傾向がみられた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例9のマイトマイシン−抗体の結合物に
よるインビトロ殺細胞効果を示す図であり、第2図は、
実施例10のマイトマイシン−抗体の結合物によるイン
ビボ抗ms効果を示す図である。 61− メ   第1図 = 71ドア丁シン (、ucyml) vL株(m9/而) 国立車乗2−19−46 −183−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 抗ヒト膀胱癌抗体産生細胞とインビトロにおい
    て長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドーマによ
    り分泌される抗体の一種またはそれ以上を含有するヒト
    膀胱癌治療用薬剤。 (2) 担体または希釈剤を含有することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の薬剤。 (3) 該ヒト膀胱癌がヒト膀胱癌細胞株T24である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に
    記載の薬剤。 (4) 該抗体がハイブリドーマT−001,T−00
    2゜T−003,T−004,T−005,T−006
    ,T−007,T−008,T−009,T−010,
    T−011またはT−012により分泌される抗体であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の薬剤
    。 (5) ヒトまたは動物用であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の薬剤。 (6) 抗ヒト膀胱癌抗体産生細胞とインビトロにおい
    て長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドーマによ
    り分泌される抗体に抗癌剤を化学的に結合させた物質。 (7) 該抗癌剤がマイトマイシンまたは塩酸ドキソル
    ビシンであることを特徴とする特許請求の範囲第6項に
    記載の物質。 (8) 該ヒト膀胱癌がヒト膀胱癌細胞株−「24であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第6項または第1項
    に記載の物質。 (9) 該抗体がバイブリド−vT−001,’r−0
    02゜T−003,T−004,T−005’、 Tm
    2O3,T−007,T−008,T’−009,T−
    010,T−011マタt、tT−012ニヨり分泌さ
    れる抗体であることを特徴とする特許請求の範囲第8項
    に記載の物質。 (10)  抗ヒト膀胱癌抗体産生細胞とインビトロに
    おいて長期継代培養可能な細胞との間のハイブリドーマ
    により分泌される抗体に抗癌剤を化学的に結合させた物
    質の一種またはそれ以上を含有するヒト膀胱癌治療用薬
    剤。 (11)  担体または希釈剤を含有することを特徴と
    する特許請求の範囲第10項に記載の薬剤。 (12)  該抗癌剤がマイトマイシンまたは塩酸ドキ
    ソルビシンであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    0項または第11項に記載の薬剤。 〈13)  該ヒト膀胱癌がヒト膀胱癌細胞株T24で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第10項乃至第1
    2項のいずれかに記載の薬剤。 (14)  該抗体がハイブリドーマT−001,T−
    002゜T−003,T−004,T−005,T−0
    06,T−007,T−008,T−009,T−01
    0,T−011またはT−012により分泌される抗体
    であることを特徴とする特n請求の範囲第13項に記載
    の薬剤。 (15)  ヒ1−または動物用であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第10項乃至第14項のいずれかに記
    載の薬剤。 (16)  特許請求の範囲第1項乃至第5項および第
    10項乃至第15項のいずれかに記載の薬剤を用いるこ
    とからなるヒト膀胱癌の治療法。
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GB08408987A GB2140030A (en) 1983-04-08 1984-04-06 Monoclonal antibody to human urinary bladder cancer
SE8401945A SE8401945L (sv) 1983-04-08 1984-04-06 Antikropp mot cancer i urinblasan hos menniska
FR8405577A FR2543971A1 (fr) 1983-04-08 1984-04-09 Anticorps contre le cancer humain de la vessie
DE19843413340 DE3413340A1 (de) 1983-04-08 1984-04-09 Antikoerper fuer harnblasenkrebs beim menschen

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61204133A (ja) * 1985-03-05 1986-09-10 Takeda Chem Ind Ltd 抗マウス膀胱癌抗体と抗腫瘍性物質との結合物
JPS6299332A (ja) * 1985-10-26 1987-05-08 Hagiwara Yoshihide 悪性腫瘍用ヒトモノクロナル抗体複合剤

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