JPS5918678Y2 - ワイヤボンデイング装置 - Google Patents

ワイヤボンデイング装置

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JPS5918678Y2
JPS5918678Y2 JP1980185554U JP18555480U JPS5918678Y2 JP S5918678 Y2 JPS5918678 Y2 JP S5918678Y2 JP 1980185554 U JP1980185554 U JP 1980185554U JP 18555480 U JP18555480 U JP 18555480U JP S5918678 Y2 JPS5918678 Y2 JP S5918678Y2
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JP
Japan
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capillary
lever
cam
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electromagnet
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JP1980185554U
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JPS57108335U (ja
Inventor
宏一 千葉
隆夫 渡辺
周治 神田
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株式会社東芝
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    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/78Apparatus for connecting with wire connectors
    • HELECTRICITY
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はキャピラリの初期位置の調節を容易にしたワイ
ヤポンチ゛イング装置に関する。
半導体装置の製造においてペレットにワイヤを圧着する
ワイヤボンディング工程がある。
この工程においては密接した多数の電極にリード線を圧
着するので、時間がかかり、生産性向上の障害になって
いる。
このためワイヤポンチ゛イング装置のキャピラリ駆動機
構は非常に高速な作動が要求されている。
この機構は一般にカムによりキャピラリの運動を制御し
ていて、ポンチ゛イングカムにまり回動駆動されるカム
レバーと、回動自在に支持されて、一端部にキャピラリ
を取付けた軽量のキャピラリレバーとを設けて、このキ
ャピラリレバーの他端部をカムレバーの一端にばねによ
り押圧して当接させ、カムレバーの動きに追従させると
ともに、このばねにより濤切なボンディング圧を与えて
いた。
一方ボンデイング圧は適切に保たねばならないので、ば
ねを強くするには限度があり、高連化に伴ってキャピラ
リレバーがカムレバーに追従しなくなり、チャタリング
を起す不都合があった。
この不都合を解決するため、キャピラリにボンディング
圧を与える押圧ばねをカムレバーとキャピラリレバーと
の間に設けるとともに、両レバーを電磁石装置により釈
放自在に固定して、キャピラリがボンディング位置近傍
に至るまでは電磁石を付勢して両レバーを一体的にチャ
タリングの恐れなく駆動し、近傍において消勢して押圧
ばねのみでキャピラリレバーを押してボンディングを行
なうキャピラリ駆動機構が考えられている。
この機構は上述の不都合を解決するものであるが、キャ
ピラリの初期位置すなわち、これのボンディング位置に
対する位置関係(高さ)は電磁石の吸着面とキャピラリ
レバーが吸着される位置との相対位置により決ってしま
うので、上記の位置関係の調節は吸着面の精密移動によ
り行なわねばならない。
このため例えばマイクロメータヘッドのようなものをカ
ムレバーに取付けることも考えられている。
しかしこれは重量が増すため、より高速な性能を得るた
めにはこれが著しい障害となっていて、軽量でかつ精密
に初期位置の調節ができるキャピラリの駆動機構をそな
えたワイヤボンディング装置が要望されている。
本考案は上述の事情にかんがみてなされたもので、カム
レバーに固定した取付は体に電磁石をもった基体を回動
自在に取付け、これを微回動させることにより、精密に
キャピラリの初期位置を調節できるようにしたもので、
軽量に構成して高速性能を向上したワイヤボンディング
装置である。
以下本考案の詳細を図示の一実施例により説明する。
第1図は本実施例の全体構成を示す図で、支持体として
のブラケット1にカムレバー2が回動自在に支持されて
いて、カム軸3に取付けられたポンチ゛イングカム4(
略図的に示す)により駆動され、ばね5によりカムロー
ラ6が常にポンチ゛インク゛勿ム4に追従する。
カムレバー2はほぼJの字状に形成されていて、本図右
端の方に上記カムローラ6が回動自在に取付けられてお
り、中央部には電磁石装置10が固定されていて、本図
左端部には押圧ばね11が下面側に取付けられている。
またカムレバー2のブラケット1近傍にばね体としての
板ばね12が取付けられていて、これの弾性によりアー
ムホールドレバー13が回動可能に取付けられている。
このアームホールドレバー13は、水平方向に延在する
水平部材14と、上下方向に延在する直立部材15とで
L字状に形成されていて、水平部材14は押圧ばねの一
端に係合しており、直立部材15は電磁石装置10に対
向していて、吸着されることによりカムレバー2に固定
される。
そして水平部材14と平行にキャピラリアーム17が保
持されていて、これの先端にキャピラリ18が取付けら
れており、これはポンチ゛イング部位であるペレット1
9に対向している。
このアームホールドレバー13は、水平、直立両部材1
4.15が一体となった角部で板ばね12に支持されて
いる。
次に第2図ないし第5図により電磁石装置10につき説
明する。
この装置10は、電磁石ヘッド21と制御回路22とか
らなっている。
電磁石ヘッド21は、以下に述べる部分から構成されて
いる。
すなわち断面り字状をなして、その一辺をカムレバー2
の上面に取付けられる固定部23とし、他辺を直立して
延びる取付は壁部24′とした一対のL形部材25.2
5を、取付壁部24.24が対向するように組立てて形
成した取付は体26と、中間部に偏心部28を形成した
偏心ピン29の一端にハンドル30を取付けて形成し、
かつ上記取付は壁部24,24を貫通して回動自在に設
けられた位置調節体31と、角ブロック状に形成されて
上部に上記偏心部28に係合する係合溝33をもち上記
取付は壁部24.24の間に挿入されて、これらを貫通
した支持ピン34により回動自在に支持された基体35
と、L形部材からなり、上部にねし孔38およびこのね
じ孔38に達する割り溝39およびこれを締め付ける挿
通孔40およびこれに対応したねじ孔41が設けられて
いて、基体35を貫通した取付けねじ42゜42により
基体35に固定されている中間体43と、吸着面45を
もち中間体43に皿ねし46.46により固定された電
磁石47と、上記ねじ孔38にねじ込まれた調節ねじ5
0およびアームホールドレバー13に当接する当接ねじ
51および両者を連結するターンバックル52からなり
、吸着面45とアームホールドレバー13との間隙を微
調節する間隙調節体53と、からなっている。
そして上述したように、間隙調節体53の調節ねじ50
を回転して、当接ねじ51をアームホールドレバー13
に当接させて挿通孔40に小ねじを挿入してねし孔41
にねじ込み、割溝39を締めて調節ねじ50を固定し、
その後ターンバックル52を回して吸着面45とアーム
ホールドレバー13との間隙を調節する。
所定の間隙が設定されたら次にキャピラリ18の初期位
置調節につき述べる。
位置調節体31のハンドル30を回して、偏心ピン29
を回し、偏心部28により基体35を支持ピン34の回
りに回動させる。
これにより間隙調節体53を介してアームホールドレバ
ー13が回動して、キャピラリ18がペレット19に対
して所定の初期位置に調節される。
調節が完了したら、取付は壁部24 、24を貫通した
固定ねじ55により基体35は取付は壁部24,24に
固定される。
次に作動とともに制御回路22の説明をする。
まずポンチ゛イングカム4のカム線図を第5図により略
説する。
本図は縦軸にカム軸3の中心からローラ6の中心までの
距離Sを表わし、横軸にカム4の基準位置からの回転角
度θを表わす。
なおりム4は1回転につき同じ動作を2回繰り返すよう
になっていて、またキャピラリ18の先端は、はぼこれ
に対応した動きをする。
今カムローラ6は基準のθ=0の位置においてカム軸3
の中心3aから最も離れたS。
にあるとする。この位置においてキャピラリ18の初期
位置調節が完了すると、カム軸3は始動する。
カム4が回転を始めると、その回転角度θは、カム軸3
に同期して回転するパルスジェネレータ61が発するパ
ルス数をカウンタ62で集計して計られる。
回転角度θ1まではカムローラ6は静止していて、電磁
石47は付勢されている。
回転角度θ1から02の間で急速に中心3aに近づき(
この間キャピラリ18もペレット19に近づく)次の回
転角θ2から03の間において等速度でS2の位置まで
接近する。
この間カウンタ62は連続的に集計値を作動回路63に
送出しており、集計値はカム4が回転計03に達するわ
ずか前において予め設定した値より大となり、作動回路
63は出力して電磁石47を消勢する。
すなわちカムローラ6がS2に達するわずか前にアーム
ホールドレバー13は吸着を解かれて、押圧ばね11に
押されてペレット19にキャピラリ18が当接する。
次にカム4が回転角θ3からθ4の間はカムローラ6は
静止していて、この間に所定のボンディング圧でポンチ
゛イングが完了する。
次に回転角θ4から05の間で゛、カムローラ6は最初
のS。
の位置にもどり、また電磁石装置10も最初の付勢状態
にリセットされ、キャピラリ18も初期位置に戻る。
以上詳述したように、本考案のワイヤボンディング装置
は、そのキャピラリ駆動機構を電磁石装置によりキャピ
ラリがペレット近傍に達するまでカムレバーとアームホ
ールドレバーとヲ一体にし、ペレット近傍において両レ
バーを釈放するように構成したので、高速度でカム駆動
してもチャタリングを起すようなことなく確実に作動し
、ボンディング圧が押圧ばねにより適正に保たれるので
、良好なポンチ゛イングを達成できる。
また、電磁石を回動自在に取付けてキャピラリの位置調
節をするように構成したので、電磁石装置が簡単かつ軽
量となり高速性および精度向上に益するところ極めて大
である。
なお本実施例においては、位置調節体を偏心機構により
構成したが、例えば取付は体に調節ねじを回転自在に取
付け、この調節ねじを基体に設けためねじにはめ込み、
調節ねじの回転により基体を回動させるねし機構で構成
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は同じく電
磁石ヘッドの平面図、第3図は同じく電磁石ヘッドの断
面正面図、第4図は同じく電磁石ヘッドの側面図、第5
図は同じく作動を説明するカム線図、第6図は同じく制
御回路のブロック図である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)カムレバーと、上記カムレバーを回動自在に支持
    する支持体と、キャピラリを取付けたキャピラリアーム
    を保持しばね体を介して上記力ムレピーに回動可能に取
    付けられたアームホールドレバーと、上記カムレバーを
    回動させ上記キャピラリをワイヤポンチ゛イング部位に
    対し近接離間させるポンチ゛イングカムと、上記カムレ
    バーおよび上記アームホールドレバーの間に設けられて
    上記キャピラリに所定のポンチ゛イングに圧を与える押
    圧体と、上記カムレバーに固定された取付は体および上
    記取付は体に回動自在に支持され所定の位置に釈放自在
    に固定された基体および上記取付体に取付けられて上記
    基体に係合し上記基体の位置調節をする位置調節体およ
    び上記基体に固定され付勢により上記アームホールドレ
    バーを吸着する電磁石および上記ボンディングカムに連
    動して上記電磁石の付勢消勢をする制御回路をもち上記
    付勢により上記カムレバーと上記アームホールドレバー
    とを一体回転させ上記キャピラリを上記ワイヤボンディ
    ング部位近傍に到達させて上記電磁石を消勢し上記押圧
    体によりキャピラリに上記所定の押圧力を与えるととも
    に上記基体の位置調節により上記キャピラリの初期位置
    を調節する”電磁石装置とを具備したことを特徴とする
    ワイヤボンディング装置。
  2. (2)位置調節体は偏心部をもった偏心ピンと基体に設
    けられた上記偏心部に係合した保合溝とをもった偏心機
    構であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のワイヤボンディング装置。
  3. (3)位置調節機構はねし機構により構成されているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のワ
    イヤボンディング装置。
JP1980185554U 1980-12-25 1980-12-25 ワイヤボンデイング装置 Expired JPS5918678Y2 (ja)

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JPS57108335U JPS57108335U (ja) 1982-07-03
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ID=29986710

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2618279B2 (ja) * 1990-03-19 1997-06-11 株式会社カイジョー ワイヤボンディング装置

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JPS57108335U (ja) 1982-07-03

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