JPS5918584B2 - ドラムブレ−キ - Google Patents

ドラムブレ−キ

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JPS5918584B2
JPS5918584B2 JP51072851A JP7285176A JPS5918584B2 JP S5918584 B2 JPS5918584 B2 JP S5918584B2 JP 51072851 A JP51072851 A JP 51072851A JP 7285176 A JP7285176 A JP 7285176A JP S5918584 B2 JPS5918584 B2 JP S5918584B2
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JP
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lever
shoe
spacer
drum
brake
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JP51072851A
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JPS523980A (en
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イーブ・メイエ
ピエール・クールボ
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DBA SA
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Publication date
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Publication of JPS5918584B2 publication Critical patent/JPS5918584B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/38Slack adjusters
    • F16D65/40Slack adjusters mechanical
    • F16D65/52Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play
    • F16D65/56Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut
    • F16D65/561Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut for mounting within the confines of a drum brake
    • F16D65/563Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play with screw-thread and nut for mounting within the confines of a drum brake arranged adjacent to service brake actuator, e.g. on parking brake lever, and not subjected to service brake force

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ブレーキシューとドラムとの間の間隙を調整
する自動調整装置を備えたドラムブレーキに関するもの
である。
ドラムブレーキ用自動調整装置は多種提案されており、
例として米国特許第3,339,678号及び特公昭4
3−21822号公報に開示されているものがある。
この種の自動調整装置では、調整レバー75E一方のブ
レーキシューに枢支されると共に、スペーサを介して他
方のブレーキシューに連結され、同レバーの自由端部に
は歯付扇形部分が形成され、一方のシューに枢支された
つめが歯付扇形部分に係合するように付勢されている。
ブレーキ作動中調整レバーがスペーサを介し一方のシュ
ーに対して十分に回転されると、つめがレバーの端部の
歯付扇形部分の1つの歯を飛び越し、両シューの端部間
を離している距離を増大させてドラムとシューとの間の
間隙を自動的に調整し、シューのライニングの摩耗が吸
収されるようになっている。
この自動調整装置は、特に構造が簡単であるという利点
を有する。
しかし、ブレーキの反復的な急適用によりドラムが熱膨
張した場合にも、上述したようにして過剰調整が行なわ
れることとなり、シューのライニングの過多摩耗を生じ
させる欠点がある。
本発明は、上記欠点を解消することを目的とするもので
あって、固定支持体上に装架された碇留部材に2つの隣
接端部を接触されている2個のブレーキシューと、上記
シューの2つの反対側端部間に挿設され、ブレーキ作動
持回シューを互いに離隔させてドラムに係合させるブレ
ーキ駆動装置と、上記シューと上記ドラムとの間の間隙
を調整する自動調整装置とを備え、上記自動調整装置が
、上記シューの一方に枢着されると共に、上記シューの
他方又は上記固定支持体に連結されたスペーサに遊隙を
存して連結されている中間レバーと、上記中間レバーに
枢着されると共に、上記スペーサに連結されている調整
レバーと、上記中間レバーを上記一方のシューに向けて
押圧する弾性的手段と、一方が上記一方のシューに非回
転的に係止すると共に、他方が上記中間レバーの自由端
部に回転可能にのみ支持されている2つのねじ結合され
た要素から成る伸長可能な部材とを含み、上記他方の要
素は上記調整レバーと協働し、上記スペーサを介し同調
整レバーが回転されると上記一方の要素に対して回転さ
れて、上記伸長可能な部材を伸長させ上記ドラムと上記
シューとの間の間隙を調整し、上記スペーサが上記遊隙
に相当する所定値を超えて移動された時、同スペーサは
上記弾性的手段に抗して上記中間レバーを回転させて上
記調整レバーの回転に追従させ、同調整レバーによる上
記両要素間の相対回転を防止するように構成したことを
特徴とするドラムブレーキを提案するものである。
このように、上記構成によれば、ブレーキの反復的な急
適用によりドラムが膨張し、ドラムとブレーキシューと
の間の間隙が一時的に増大した場合でも、伸長可能な部
材の伸長によるこの間隙の調整は、中間レバーとスペー
サとの間の遊隙によって設定された所定値に制限される
ので、過剰調整及びそれに伴うライニングの過多摩耗を
防止できるのである。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。
第1図ないし第4図に示す本発明の第1実施例において
、ドラムブレーキは、例えば車軸フランジのような車両
の固定要素上に装着される固定支持体又はブレーキ板1
0を有する。
2個のブレーキシュー12と14がブレーキ板10上に
摺動自在に支持される。
シュー12と14はドラム20と協働するライニング1
6と18をそれぞれ支持している。
図示の実施例においては、ブレーキ駆動装置はシュー1
2と14の2つの隣接端部24と26間に配置された流
体作動の車輪シリンダ22である。
シュー12と14の他の2つの端部28と30は、ばね
34によって碇留部材又は支点ブロック32に当接せし
められている。
図示の実施例においては、−・ンドプレーキレパー35
がピン36を介してシュー14の端部26に枢着されて
いる。
自由端部に−・ンドブレーキケーブル38を装着してい
るレバー35は、車輪シリンダ22に近接して配置され
たスペーサ40によってシュー12に連結されるように
なっている。
シュー戻しばね42がシュー12と14を、スペーサ4
0に当接するそれらの休止位置へ付勢する。
ピン36に巻装され且つシュー14とレバー35との両
方に係止しているヘヤピン型ばね43が、レバー35を
その自由端部のスタッド45を介してシュー14のウェ
ブに当接させる。
又、第2図に示すように、ばね43はスペーサ40の突
起部70に係合して、車輪シリンダ22の作動時スペー
サをハンドブレーキレバー35に当接したままに保つ。
ドラム20とシュー12,14との間の間隙を調整する
自動調整装置は、スペーサ40、調整レバー44、中間
レバー48及び調整機構52から成っている。
中間レバー48はピン50を介シてシュー12の端部2
4に枢着されている。
薄板金製の調整レバー44はピン50に接近しているピ
ン46によって中間レバー48に枢着されている。
中間レバー48の自由端部は調整機構52を支持してい
る。
調整機構52は、ねじ形成要素56とナツト形成要素5
8とから成る伸長可能な部材54を含む。
ナツト形成要素58は小径部分を有し、同部分には鋸歯
状リング60が固着されてラチェツト車を形成する。
第3図に示すように、中間レバー48の自由端部はナツ
ト形成要素58の小径部分を回転可能に収容する実質的
に円形の穴62を具え、その結果伸長可能な部材54は
、ピン50に巻装され且つ7ユー12と中間レバー48
との両方に係止されたヘヤピン型ばね64によって、シ
ュー12のウェブに向けて付勢される。
ねじ形成要素56の端部はシュー12のウェブを収容す
る凹所65を具えており、従ってねじ形成要素56は同
シューに非回転的に係止している。
第1図及び第3図に示すように、調整レバー44の自由
端部は折り曲げられ、ラチェツト車60の歯と係合する
カム面66を具えており、カム面66は、本実施例にお
いては、中心が調整レバー44の回転軸線に対してオフ
セットされた円弧をなしている。
第2図に示すように、スペーサ40は実際にはシ、−1
2のウェブに当接せず、中間レバー48と調整レバー4
4に当接するようになっている。
スペーサ40の突起部68は、本実施例では、遊隙なし
で調整レバー44に当接し、シュー12と14が車輪シ
リンダ22によって離隔せしめられた時、調整レバー4
4を回転させる。
゛ 一方、スペーサの突起部68と中間レノ(−48と
の間には遊隙が設けられておシ、突起部68は、車輪シ
リンダ22の作動時シュー12に対するスペーサ40の
移動が所定値を超えた場合に、レバー48を回転させる
ことができる。
下記説明から明らかなように、この中間レバー48とス
ペーサ40との間の遊隙を備えた連結部は、スペーサ4
0とシュー12の相対運動が上記所定値を超えた時に調
整機構52が作動されるのを阻止する調整制限装置を形
成する。
第1図ないし第4図を参照して説明したドラムブレーキ
は次のように作動する。
プレーキネ作動時、ブレーキの多数の構成要素は図示の
位置にある。
車輪シリンダ22が作動すると、ブレーキシュー12と
14は、そのライニング16と18がドラム20に係合
するまで、互いに離隔スる。
シュー12がドラム20に接近すると、スペーサ40と
中間レバー48との間の遊隙を備えた連結部により、シ
ュー12はばね640作用によりレバー48と調整機構
52を携行する。
一方、スペーサ40はヘヤピン型ばね43の作用によシ
シュー14に追動するので、スペーサの突起部68は調
整レバー44をピン46を中心として第1図の反時計方
向に回転させる。
調整レバー44が回転すると、カム面66とラチェツト
車60との協働により、ナツト形成要素58はねじ形成
要素56の周りを第3図の反時計方向に回転せしめられ
て、伸長可能な部材54を伸長させ、ナツト形成要素5
8をシュー12と協働するねじ形成要素56の端部から
離している距離を増大させる。
この際、調整機構52自体は本発明を構成するものでは
ないので詳細には説明しないが、伸長可能な部材54の
伸長によってシューがドラム20に向けて移動される量
は、シューがドラムと係合するまで移動する量よりも小
さいので、これら移動量の差がシューとドラムとの間の
間隙を形成することとなるのである。
この移動量の差は、シュー、スペーサ40及び調整レバ
ー44の移動量と伸長可能な部材54のねじのピッチと
の関係によって決定される。
[もし車輪シリンダ22の作動時にシュー12とスペー
サ40との相対運動が突起部68と中間レバー48との
間の遊隙に相当する所定値を超えない場合、レバー48
の自由端部はねじ形成要素56上でのナツト形成要素5
8の回転により決定される量をシュー12から離れるが
、レバー48はシュー12に固定されているかのように
作動する。
しかし、もし車輪シリンダ22の作動がシュー12とス
ペーサ40との十分な相対運動を生じさせて突起部68
を中間レバー48に当接させる場合、スペーサ40は、
調整機構52の作動により生じるレバー48の運動とは
独立して、同レバーをヘヤピン型はね64に抗してピン
50を中心として反時計方向に回転させるので、調整レ
バー44のカム面66と調整機構52のラチェツト車6
0との相対運動はもはや行なわれず、それ故ブレーキの
過剰調整が阻止される。
車輪シリンダ22内のブレーキ圧力解放時、もし調整制
限装置が作動されていた場合、即ち、伸長可能な部材5
4がピン50を中心とする中間レバー48の回転により
シュー12から離隔されていた場合には、第1位相にお
いて伸長可能な部材54はヘヤピン型ばね640作用に
よりシュー12のウェブに係止する位置に戻る。
第2位相時、中間レバー48と調整機構52はシュー1
2と共に移動する一方、調整レバー44はばね42とス
ペーサ400作用により、スペーサが中間レバー48と
再び当接するまで、ピン46を中心として時計方向に回
転し、伸長可能な部材54の伸長により生じた中間レバ
ー48の新らしい位置はシュー12と14の端部24と
26間の新らしい休止位置を設定する。
この戻り運動時、調整レバー44のカム面66はラチェ
ツト車60の一つの歯を飛び超えることとなる。
しかし、もし上記調整制限装置が車輪シリンダ22の作
動時に作動されていない場合には、ブレーキの休止位置
への戻り運動は第2位相で述べた態様で行なわれる。
そして、もしライニング16,18とドラム20との間
の間隙が非常に僅かである場合には、カム面66は調整
機構52のラチェツト車60の一つの歯を飛び越えるこ
とはない。
ブレーキがバンドブレーキケーブル38を介して手動的
に作動されると、−・ンドプレーキレパー35はピン3
6を中心として時計方向に回転され、シュー14は直接
的に又シュー12をスペーサ40を介してドラム20に
係合させる。
第5図ないし第8図に示すドラムブレーキの第2実施例
において、前記第1実施例の構成要素に相当する要素は
同一符号に100を加えて示されている。
第5図に示すドラムブレーキは第1図のものと同じ型の
ものである。
このブレーキは、調整機構152及び同調整機構と調整
レバー144との協働態様において相違している。
第7図及び第8図に明瞭に示すように、調整機構152
は、前記実施例と同様、ねじ形成要素156とナツト形
成要素158とから成る伸長可能な部材154を含む。
中間レバー148はねじ形成要素156を収容する穴1
62を具えている。
ヘヤピン型はね164の作用により、中間レバー148
は伸長可能な部材154をシュー112のウェブに向け
て押す。
このナツト形成要素158は摩擦ばね176と178を
収容する2つの環状溝172と174を具えている。
本実施例においては、ばね176と178は、第7図に
示すように、同一方向に巻かれた一巻きのものであり、
又その内径は自然状態において同一であり且つ溝172
と174の外径よりも小さいので、車輪シリンダ122
が作動していない時、ばねとナツト形成要素158との
摩擦力は略等しい。
ばね176の一端部180は半径方向に曲げられて調整
レバー144の自由端部に設けたスロット182内に挿
入される。
同様に、ばね178の一端部184は半径方向に曲げら
れて調整レバー144の端部に設けた他のスロット18
6内に挿入される。
スロット182と186は互いに鋭角をなしている。
本実施例においては、ばね176の運動を決定するスロ
ット182は、レバー1440回転軸線を形成するピン
146付近に中心を有する又は同ピンを中心とする円弧
をなしており、その結果、ばね176は、レバー144
0回転運動にかかわりな(、ねじ形成要素156に対し
て静止したままであり、ばね176とナツト形成要素1
58との間の摩擦力は略一定に保たれている。
一方、ばね178の運動を決定するスロット186はね
し形成要素156の軸線と略平行、即ち調整レバー14
40回転軸線に対してオフセットされた円弧をなしてお
り、その結果、ブレーキ作動時レバー144が反時計方
向に回転されると、ばね178の端部184はばね17
6の端部180から離隔する方向、即ち第7図の時計方
向に移動せしめられ、ばね178とナツト形成要素15
8との摩擦力が増大する。
逆に、ブレーキ解放時レバー144が時計方向に回転さ
れると、ばね178の端部184は第7図の反時計方向
に移動せしめられて、ばねとナツト形成要素との摩擦力
が減少する。
第5図ないし第8図を参照して説明したドラムブレーキ
は次のように作動する。
第1実施例と同様に、ブレーキの多数の構成要素は図面
において休止位置で示されている。
車輪シリンダ122が作動すると、シュー112と11
4はドラム120に係合され、シュー114はヘヤピン
型はね143の作用によりスペーサ140を携行する。
スペーサ140とシュー112が相対的に移動する時、
突起部168はピン146を中心として調整レバー14
4を第5図の反時計方向に回転させる。
しかし、中間レバー148と調整機構152は、突起部
168が中間レバーに係合しない間は、シュー112に
追動する。
その結果、スロット182と186を具えている調整レ
バー144の端部は、伸長可能な部材154而してばね
176と178の端部180と184に対して移動する
スロット182と186はそれらの間で鋭角をなしてい
るので、ばね178の端部184はばね176の端部1
80に対して離隔されて、ばね178と溝174との摩
擦力がばね176と溝172との摩擦力よりも大きくな
る。
それ故、ナツト形成部材158はばね178と共に、ス
ロット186の形状によって決定される量を第7図の時
計方向に回転する。
一方、ばね176はナツト形成部材158上を滑動し、
ねじ形成部材156に対して実質的に静止したままであ
る。
結果として、調整レバー1440反時計方向の回転によ
り、ナツト形成要素158はね[二形成要素156上を
伸長可能な部材154を伸長させる方向に回転せしめら
れる。
前記実施例と同様に、もし車輪シリンダ122の作動が
スペーサ140とシュー112との十分な相対運動を生
じさせて突起部168を中間レバー148に当接させる
場合、中間レバーははね164に抗してピン150を中
心として反時計方向に回転し、その結果レバー144と
148は共にピン150を中心として回転し、調整機構
152の作動が阻止される。
車輪シリンダ122内のブレーキ圧力が解放されると、
シュー戻しばね142はシュー112と114をドラム
120から離隔せしめ、シュー112をスペーサ140
に向けて押す。
もしブレーキ作動時調整制限装置が作動されていた場合
、第1位相において、レバー144と148及び調整機
構152から成る組立体はばね1640作用によりピン
150を中心として時計方向に回転される。
第2位相において、伸長可能な部材154がシュー11
2のウェブに再び係止した後、調整レバー144はピン
146を中心として時計方向に回転スる。
スロット182と186の形状は、レバー144が時計
方向に回転する時、ばね176と178の端部180と
184を互いに向って押すようになっている。
結果として、ばね176とナツト形成要素158との摩
擦力ははね178とナツト形成要素158との摩擦力よ
りも太き(なる。
それ故、ナツト形成要素158はばね176の作用によ
りねじ形成要素156に対して静止したままに保たれ、
一方ばね178はナツト形成要素158の溝174内を
滑動する。
このレバー144の移動の終りにおいて、ばね176と
178及びレバー148と144は第5図ないし第7図
に示されている位置へ再び戻る。
前記実施例と同様に、もし調整制限装置が車輪シリンダ
122の作動時に作動されていない場合、ブレーキの休
止位置への戻シ運動は第2位相と同じ態様で行なわれる
そして、もしシュー112,114とドラム120との
間の間隙が僅かである場合、本実施例ではレバー144
ど突起部168との間の僅かな遊隙、及びばねの端部1
80.184の直径がスロット182,186の幅より
幾分小さいことにより、ばね178は回転されない。
第1実施例と同様に、第5図ないし第8図を参照して説
明したブレーキは、ライニングの摩耗吸収をスペーサ1
40の突起部168と中間レバー148との間の遊隙に
相当する所定値に制限するように構成されている。
上記両実施例では、中間レバー48,148をブレーキ
シュー12,112に向けて付勢する弾性的手段として
ヘヤピン型ばね64,164を用いているが、図示しな
い実施例として、中間レバーの内端縁に係合する弾性部
分例えば切起し部を調整レバーに設けてもよいし、ある
いは、調整レバーの外端縁に係合する同様な弾性部分を
中間レバーに設けてもよく、いずれの場合にもヘヤピン
型ばねと同等の効果を奏することができる。
上述した実施例においては、−・ンドブレーキレバーは
ブレーキ駆動装置と組み合わされている。
しかし、このような手動制御機構は本発明にとって絶対
必要なものではないことが了解されよう。
同様に、ブレーキ駆動装置は流体作動の車輪シリンダに
限定されるものではな(、本発明の範囲を逸脱すること
なく、代りとして、例えばウェッジ型又はカム型の機械
的作動の駆動装置であってもよい。
又、スペーサは、両シュー間に挿設される代りに、シュ
ー12又は112とブレーキの固定支持体との間に挿設
されてもよい。
この場合、自動調整装置は2個のシューの相対運動には
応動しないが、ブレーキの固定支持体に対するシューの
移動に応動する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるドラムブレーキの第1実施例を示
す全体図、第2図は第1図の線2−2に沿う断面図、第
3図は第1図の線3−3に沿う断面図、第4図は第1図
の線4−4に沿う断面図、第5図は本発明によるドラム
ブレーキの第2実施例を示す全体図、第6図は第5図の
線6−6に沿う断面図、第7図は第5図の線7−7に沿
う断面図、第8図は第5図の線8−8に沿う断面図であ
る。 10・・・・・・ブレーキ板、12,14,112゜1
14・・・・・・ブレーキシュー、16,18・・・・
・・ライニング、20,120・・・・・・ドラム、2
2,122・・・・・・車輪シリンダ、32・・・・・
・碇留部材、40゜140・・・・・・スペーサ、42
,142・・・・・・シュー戻しばね、43,64,1
43,164・・・・・・ヘヤピン型ばね、44,14
4・・・・・・調整レバー、48゜148・・・・・・
中間レバー、52,152・・・・・・調整機構、54
,154・・・・・・伸長可能な部材、56゜156・
・・・・・ねじ形成要素、58,158・・・・・・ナ
ツト形成要素。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定支持体10上に装架された碇留部材32に2つ
    の隣接端部を接触されている2個のブレーキシュー12
    ,14:112,114と、上記シューの2つの反対側
    端部間に挿設され、ブレーキ作動時間シューを互いに離
    隔させてドラム20:120に係合させるブレーキ駆動
    装置22:122と、上記シューと上記ドラムとの間の
    間隙を調整する自動調整装置とを備え、上記自動調整装
    置が、上記シューの一方12:112に枢着されると共
    に、上記シューの他方14:114又は上記固定支持体
    に連結されたスペーサ40:140に遊隙を存して連結
    されている中間レバー48:148と、上記中間レバー
    に枢着されると共に、上記スペーサに連結されている調
    整レバー44:144と、上記中間レバーを上記一方の
    シューに向けて押圧する弾性的手段64:164と、一
    方が上記一方のシュー12:112に非回転的に係止す
    ると共に、他方が上記中間レバー48:148の自由端
    部に回転可能にのみ支持されている2つのねじ結合され
    た要素56,58:156,158から成る伸長可能な
    部材54:154とを含み、上記他方の要素58:15
    Bは上記調整レバー44:144と協働し、上記スペー
    サ40:140を介し同調整レバーが回転されると上記
    一方の要素56:156に対して回転されて、上記伸長
    可能な部材54:154を伸長させ上記ドラムと上記シ
    ューとの間の間隙を調整し、上記スペーサ40:140
    が上記遊隙に相当する所定値を超えて移動すした時、同
    スペーサは上記弾性的手段64:164に抗して上記中
    間レバー48:14Bを回転させて上記調整レバー44
    : 144の回転に追従すせ、同調レバーによる上記
    両要素56,58:156,158間の相対回転を防止
    するように構成したことを特徴とするドラムブレーキ。 2 上記弾性的手段が、上記中間レバー48:148の
    ための枢軸50:150と協働し上記一方のシュー12
    :112及び中間レバーに係止しているヘヤピン型ばね
    64:164であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のドラムブレーキ。 3 上記調整レバー44:144及び中間レバー48:
    148の一方がその他方と協働する弾性部分を具えてお
    り、同弾性部分が、上記中間レバーを一方のシューに向
    けて押圧する弾性的手段を構成していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載のドラムブレーキ。 4 上記調整レバー44がその自由端部に、円弧状をな
    し且つ同調整レバーの回転軸線に対してオフセットされ
    たカム面66を具え、同カム面が上記伸長可能な部材の
    他方の要素58に設けられた2チエツト車60と協働し
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれか1項に記載のドラムブレーキ。
JP51072851A 1975-06-23 1976-06-22 ドラムブレ−キ Expired JPS5918584B2 (ja)

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