JPS59184055A - マスタシリンダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、マスタシリンダに関する。

この発明のマスクシリンダは、報方向穴を有するハウジ
ングを備えて８５つ、この軸方向穴内には軸方向に摺動
自在なピストンが設けられている。

また、ハウジングには補償リザーバと連結されたリザー
バ用ソツケトが伺えられており、このソツケトはハウジ
ング内に略平行に延びる通路に連通されている。この通
路は軸方向穴の段部の肩部で終わっており、この肩部は
ハウジングの袋端に近接して配置されている。

自動車産業においては、自助皐の運転をより経済的なも
のとする試みが成されており、この為自動車には特にコ
ンパクト化及びその°：″ｉＱ化を図ることが要求され
ている。

安全性と信頌性を（１うことなく、ブレーキＬ　ＦｊＬ
を小形にしてかつ軽口にすることが、その（；構成部品
に要求されでいる。このことは、パワーブレーキブース
タ及びこれに付随するマスクシリンダの製作に関して、
次のことを意味しでいる。すなシ：つち、可能な限りブ
レーキユニット全体の寸法を小ざくする見地でみて、マ
スクシリンダにはすくなくともその構成部品の中の大型
部品であるハウジングをパワーブレーキブースタのハウ
ジングに組込むことが出来るような］、′に成が望まれ
ている。。

リングに徂込むことが出来るような構成が望まれている
。

既に、以下のようなマスクシリンダ（西独特許出願３０
　２１　８９３　）が公知となっている。

この公グｉ】のマスクシリンダはり’Ｍａｒ向穴及びリ
ザーバ用ソケットをイ１？Ｉ−るハウジングをｉｌａえ
ている。

また、ハウジング内にはご１方向１１８０．すｉ’ｉｌ
Ｑけられており、＜ｆ復方向間口は上記ソケットから後
方に離れた位；ｒ″Ｘの・：、ヒ方向穴内でＨ３わって
いる。また、更に、ハウジング内には通路が設【プられ
ており、この通路＋Ｊハウジングに沿って延び、（、′
１方向ＩＭｉ口及びソケラＩ−と相互に３ｊ　拮されて
いる。上記１；ｂ方向穴は　　　１ハウジングの後ζ；
１近傍に８部を形成Ｊるｊ、うに段　　　□）がイ」け
られており、上記横方向開口はこの肩部とソケッ１〜と
の間に配置、’−：されている。一方、上記通路は肩部
からソケツ１〜に亙っで、少なくとも軸方向穴の釉（（
２（こ（まぼＨ６＞つて延ａ１この結果、ソケットは横
方向開口及び肩部での通路の間口端を経て軸方（１部月
穴と連通状態にある。この公知のマスタシリングには、
横方向開口が外側からハウジングの壁を横方向に貫通し
て穿設されなければならず、またこの横方向開口の径方
向外側℃部位をこののちプラグで閉塞しなければならな
いため、作業手間がかかるという不具合がある。これと
は別に、ピストンのシーリングスリーブのシールリップ
が各ストローク毎に上記横方向開口上を越えて摺動する
ということは、経餞上、上記シールリップが横方向開口
の鋭いエツジで損傷しやすいという不具合を招きやすい
。最後に、この公知のマスクシリンダでは、ハウジング
に沿って延びる通路と作動室との間の連通をなす１つの
みの横方向開口が備えられているだけであるので、この
ため、圧力液体はソケットから通路及び横方向開口を経
て作動室へと比較的緩やかに流れるだけである。

この発明の目的は、ピストンの゛シーリンクスリーブが
鋭いエツジを有した開口と接触°丈ることなく、またピ
ストンの前方に作動室に向かいハウジングの縦方向に延
びる通路の流路断面積を比較的大きくして、ブレーキシ
ステムの負圧抜きを自動的になすことができ、パワーブ
レーキマスクシリンダへの取付けに好適したマスクシリ
ンダを提供することにある。

上記の目的はこの発明の以下の構成により達成される。

すなわち、上記肩部は区画室の一方の側壁を形成してお
り、この区画室は他方でＩｍ閉塞素つまりシーリングス
リーブを有したプラグにより制限されている。このプラ
グはピストンの操作棒を囲み、ハウジングの後姑側を閉
塞している。上記区画室はピストンの初期位置に８３い
て、このビスｔ”ン内の通孔及び／または軸方向穴内壁
の凹みを経て作ａ　’１と連通状態にある。一方、ピス
トンのシーリングスリーブのシーリングリップは部分的
にひえも軸方向穴の内壁とは接＋Ｕ１されていない。

好ましくは、ハウジングの軸方向穴内壁の凹みは、（［
子方内溝として形成されており、この縦方向溝はシーリ
ングスリーブのシーリングリップすぐ前方の領域で終わ
っており、圧力液体はピストンの初期位置において、シ
ーリングリップの周囲を流れる。

好ましい実流例においては、ピストン内に軸方向に摺動
自在にしてタペットが支持されており、このタペットは
ピストンの初期位ａにおいて、シーリングスリーブの後
端に直接当接して、シーリングスリーブの後端を変形さ
せている。他方、タペットは閉塞要素・すなわち、プラ
グに保持された支持リングに支持されている。好ましく
は、軸方向穴の内壁に段部が設けられ、この段部の一咄
は区画室で終端となるとともに、他端側−はハウジング
の閉塞端に向かう縁方向に延びている。上記段部の端面
はピストンの初期位Ｈにおいて、シーリングリップのす
ぐ前方で終わっている。

マスクシリンダの軸方向穴内でピストンを正証に案内す
るために、好ましくはリングがピストンロッドから遠く
Ｎれたビス１〜ンのｐ；セ部に支持されている。このリ
ングは縦方向溝の一方のＷＧ　蟹を形成しており、この
縦方向溝内にピストンのシールスリーブが保持されてい
る。また、ピストンのシールスリーブにはその外側縁に
外側に延びるラグが設けられており、このラグは上記軸
方向穴の内壁に当接されている。

供給リザーバからそのソケット及び通路を経て、作動蛮
への所望の急激な圧力法１本の流れを保証するために、
上記通路に辺結された区画室は環状至として形成されて
いる。この１３秋空の一方の側壁は軸方向穴の段部のｎ
部によし形成されており、またその他方の側壁は支持リ
ンクにより形成されている。この支持リングは上記プラ
グによって保シとされているとともに、ハウジングに対
して固定されている。これにより、支持リングはピスト
ンの迎１ツ弗肋を規ゐ・１するストッパとして６能して
いる。

好２乏しい実流例によれば、ビス１−ンのシーリングス
リーブはその佼端面に突出部（−なわちラグを（口えて
いる。このラグＩＪ軸方向に延び、ピスト・ンのｊ５帰
移動中、支持リングつまりプラグに対して支持されてい
る。また、上記ラグはシーリングスリーブを前方に向け
て何本し、このシーリンゲス　　−リーブのシーリング
リップが軸方向穴の内型を１ら持ち上がり、これによっ
てシーリングスリーブ後方の区画′室からピストン前方
の作動室に圧力液体が急激に流れるよ′うに、シーリン
グスリーブを変形させている。

軸方向穴内に備えられた環状溝に、作動室に近接したそ
の前端が終わる軸方向穴内呈の凹み又は溝には、特に大
ぎな開口断面積が与えられており、ピストンがその初期
位ｌに位置ずけられているとき、シーリングスリーブの
シーリングリップは上記環状室の領域に配置されている
。

以下、この発明の一実ｎ例を図面を参照して説明する。

マスターシリンダは、軸方向穴２を有するハウジング１
を最えている。このハウジング１は２つの作動室３．４
に区画されて（ぐる。また、ハウジング１内の後側の開
口端近傍には、更に内＋Ｎ、’Ｊ　肩部６が設けられて
いる。軸方向穴２には、ピストン７が摺動自在に挿通さ
れている。このピストン７はシールスリーブ２９を支持
しており、また、ピストン７は操作棒９にしっかりと速
結されているか、若しくはこの操作棒９と一体゛的に形
成されている。

上記操作棒９はハウジング１の上記開口端から延びてい
る。

【上方向穴２内の前側には他のピスト−／１ｏが摺動自
在に配置されている。このビスｌ〜ン１０はその前端部
に付加的な拉能を満足するシーリングスリーブ１１を支
持している、とともに、その後端部にシーリン、ゲスリ
ーブ１２を支持している。上記ピストン１０は、このピ
ストン１０と軸方向穴２の閉窓☆ごとの間に配置された
スプリング１３によって後方に付勢されている。また、
ピストン１０は突゛出部１４を備えており、この突出部
１４は上記閉塞端に対して当接することにより、ピスト
ン１０の前方への移動を阻止する。ピストン１０の弱部
は結合要景１５によってピストン７の前端部に追結され
ている。上記結合要素１５はこれらピストン７．１０を
それぞれ互いに対して軸方向に移動可能としている。ピ
ストン７．１０はスプリング１６１こよって互いに離れ
る方向に付勢されている。

ハウジング１は、２個のリザーバ用ソツケト１７．１８
を有している。これらソツケト１７．１″８はそれぞれ
作動室３．４に割轟てられている。

ソツケト１８は、ピストン１０とぐ１方向穴２の内端と
の間で規定された作Ｄ’Ｍ４に供給孔１９を経て連通さ
れている。さらにまた、ソック１−１８は、シーリング
スリーブ１１，１２Ｂの環状室５に他の通孔２０を経て
連通されている。

内側肩部６からソツケト１７に向かって通路２１が内側
に延びており、この通路２１はハウジング１の縦軸線と
略平行に延びている。この）５路２１すなわちソツケト
１７は、ピストン７．１ｏｉｆｆｌに形成された溝２２
を含む区画室２８に）１通されている。支持プレート２
３は、通路２１の端部がシーリングスリーブ８によって
ｌｆｌ　Ｍされるのを阻止している。このシーリングス
リーブ８はマスクシリンダの後端部をシールし、またマ
スクシリンダの外側でプラグ２６により支持されている
。このプラグ２６は、軸方向穴２内において、ロックワ
ッシャ２７によりその軸方向の移動を阻止するように固
定されている。

次に、−マスクシリンダの作動を説明する。

マスクシリンダは、そのハウジング１のフランジ３１後
方部分がパワープレーギブースタのハウジングに支は入
れられるよう゛にして、上記ブースタの前（員１に取り
付けられている。ブレニキを作動させようとすれ（ま、
ブースタは操作棒９を前方に作動させる。これにより、
作動室３，４とソツヶト１７，１．８との浦のそれぞれ
の３１通がシーリングスリーブ２９，１１により供ζａ
孔１９及び溝２２０位：で節しられるまで、ピストン７
．１０は壺勤される。このピスト＞−７，１０の前方へ
の移動が３絖すると、作８至３，４にはブレーキ作動の
圧力が作用される。この際、各リザーバはシーリングス
リーブ１１．’２９のそれぞれ後方の空にソックｒ−＋
７．１８を経て連通される必要が有り、これにより、シ
ーリングスリーブ１１．２’Ｑの潤清か十分になされ、
且つこれらシーリングスリーブ１１．２９が供？ａ孔′
１９及び満２２上に至るまで再び１１動じて元に戻ると
き、その損傷を阻止　　　　：することができる。

ピストン７が左方に３助されると、シーリングスリーブ
２９は）＝２２の前縁３２にｉワられて、！３動じ、シ
ンケト１７に対して作ｒＯ室３を閉塞する。

更に、ブレーキ作動がなされると、それに相応する液圧
がブレーキシステム内に生起される。ピストン７がその
休止位置に復帰されると、シーリングスリーブ２９はそ
の初萌位「に於いて溝２２を開き、区画室２８及び通路
２１を介して作動室３からのシンケト１７への液圧の３
１通がＴ’Ｗ　ｋされろ。

第２図の実施例において、作動室３からシンケト１７及
び区画釜２８へのそれぞ：″Ｌの連通（ユ、いくつかの
タラベト３つによりに保されている。これら夕、ツペト
３つはシーリングスリーブ４０の袋端を変形させ、これ
により、ピストン７の孔３８からシーリングスリーブ４
０を持ち上げる。圧力液体はシンケト１７から通路２１
、区画釜２８を経て、さらに孔３８を介してビス１〜ン
７とシーリングスリーブ４０の後蛸測との間のギ？ツブ
に伝達され、更に、ここからシーリングスリーブ４０の
シーリングリップ４２の周囲を通って作動室３γ：３冒
及び第４因の実施例において、軸方向穴２は９部４３を
有しており、この結果、シーリングスリーブ２９が段部
４３の刈面４６に乗り上げたとぎ、リング４４とピスト
ン７とのけコに１火持されたシーリングスリーブ２９は
区５　Ｍ　２８からつまりソケット１７から作動室３を
Ｚｎ′ｉする。なツ方向穴２内つまりその初期位二の領
域内で、ピストン７の正ミな案内をなすために、リング
４４はその径方向外側ｉ二延ひたラグ４７が牝方向穴２
の内面、すなわち作動方向で見て、段ｄ５４３の前方の
＋ｔｎ　”′、２に当１Ｘされている。ビス１〜ン７が
図示の位置にイ写る状悪で）よ、圧力液体（Ｊソノケト
１フがらＩ’ｄｉ路２１、区画釜２８、大径の段部４３
、シーリングスリーブ２つ、ラグ４７間の凹部４８を径
で、作動室３に邪ｉ；′２されることなく流入する。こ
れに３１し、て、シーリングスリーブ２９のリップ４２
は、作！８ストローク中、で出方歯穴２の内型に当接さ
れている。

第５図の実施例において、軸方向穴２はその内周に形成
された多数の溝２２を備えている。しかし、これら溝２
２は区画釜２Ｂから遇く龍れたその端部が環状の満４９
と接続されている。この活４９はシーリングスリーブ２
９のリップ４２がピストン７の初期位置に於いて完全に
ニア族されるようにし、また作動室３に伝）之される圧
力）ス（本の）コ路を大きく確保している。

第１図乃至第５図に示された各フコｒ！ｊ例によれ１ユ
。

作動室３とそのリザーバとの間の通りどの沫、Ｘ３５面
積が比較的大ぎい為、ブレーキシスデムの待にｚｉ激な
負圧抜きがピストン７のシーリングスリーブを介して可
能となり、この結果ブレーキシステムの取付（プに際し
て不必要な待ち詩［１がないという効果が有る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すタンデムマスタシリ
ンダの縦断面図、第２図及び宜３図：Ｊそれぞれ変形例
を示すマスクシリングの部分断面図、第４図は第３図中
、Ａ−Ｂ綿に）ａう断面図１、第５図は更に別の変形例
を示すマスクシリンダの部ガ断面図である。 ′１・・・ハウジング、２・・・ζ°二方向穴、３．４
・・・作動室、６・・・肩部、７．１０・・・ピストン
、８，２９゜４０・・・シーリングスリーブ、９・・・
９３作（ぐ、１７゜１８・・・ソケット、２１・・・ｊ
コ’ｉｃ’ｒ　ｚ２２，４３・・・肩、２８・・・区画
釜、４２・・・シーリングリップ、３９・・・クベツト
、４９・・・１７′、状畜、５０・・・支持リング。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　軸方向穴を有するハウジングと、上記ｔｈ方向穴
   内に＠軸方向に沿って摺動自在にＥ　Ｏされたピストン
   と、補償リザーバと接続されるととうに、ハウジング内
   にこのハウジングの帖踪と略平行に延び、かつハウジン
   グの、ｇ？　ｊｍ近滴１こＧげるす゛山方向穴内の段部
   の肩部で終わる通路に）上辺されたリザーバ用のソケッ
   トとを備えたマスクシリンダにおいて、上記肩部は区画
   空の一方の「）壁を形成し、この区画空は他方において
   シーリングスリーブを有した閉塞要素によって制限され
   、この閉塞要素はピストンの操作棒を囲むとともにハウ
   ジングの後端側を閉塞し、上記区画空ばピストンの初期
   位置で、ピストン内の通路及び／′またはＣ１方向穴内
   壁の凹みを経て作動空と連通状態にあり、一方ビス１〜
   ンのシーリングスリーブのシーリングリップは軸方向穴
   の内壁に部分的にさえも当接されていな、いことを１寺
   歌とするマスタシリンダ゛。 ２、　ハウジングの軸方向穴の凹みは溝として形成され
   、この溝はシーリングのシーリングリップの直ぐ前方で
   銘ねっており、ピストンの初期位げにおいてはシーリン
   グリップの周囲を圧力液体が流れることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載のマスクシリンダっ ３、　ピストン内にばその動方向と略平行に摺ζＶ自在
   なタペツ１−が支持され、このタペットはビス（・ンの
   初期位ｇにおい・て、一方でシーリングスリーブの後端
   に直に作用してこのシーリングスリーブのｉ受端を変形
   さぜ、他方で前記閉塞要素に支えら４′シていることを
   特徴とする請求第１項は第２項記θシのマスクシリンダ
   。 ４、　　ｌ白方向穴の内望には段部が股（プられ、この
   段部は一方で、区画苗に柊ねり、他方ではハウジングの
   Ｉ’Ｄ　塞Ｑ’５に向がって＃ｊ４　Ｍ３方向に延び、
   ピズ１〜ンの初期位■において、上記段部の端面はピス
   トンのシーリングスリーブの直ぐ前方で終ねっているこ
   とを特徴とする′１？ｆ許請求の即囲第１項又は第２項
   記載のマスクシリンダ。 ５．　前記操作棒から遠く離れたピストンの端部にはリ
   ングが支持され、このリングは溝の一方の側壁を形成し
   、この溝内にはピストンのシーリングスリーブが保持′
   されているとともに、その径方向外側縁部には外方に延
   びるラグが設けられ、このラグは軸方向穴の内壁に当接
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項、第
   ２項、第４項のいずれか１項に記載のマスクシリンダ。 ６、　前記通路と接続された区画至は環状至として形成
   され、この環状寮は一方において、その環状の側壁が軸
   方向穴の段部の肩部及び支持リングで形成され、他方に
   おいてこの支持リングは閉塞要素によって保持されてい
   るとともに、ハウジングに対して移動が阻止されており
   、これにより支持リングはピストンの復帰心力に対する
   ス！〜ツバとして機能することを特徴とする特許請求の
   範囲第１項ないし第５項のいずれか１項に記載のマスク
   シリンダ。 ７、　　ピストンのシーリングスリーブはその後９２１
   面にラグを儲えており、このラグは軸方向に延びるとと
   もに、ピストンの征帰移乃中支持リングに対して支えら
   れ、 このラグ；ま釉方高穴の内堡からシーリングリップを持
   ち上げ、これによりシーリングスリーブ後方の区忘至か
   らピストンＬゴ方の作九室へ圧力液体を流ツーヨうに、
   シーリングスリーブを変形させることを７４にダとする
   特許Ｌ請求の範囲第１項ないし第６囚のいずれが１項に
   記Ｓ７・Ｌのマスクシリンダ。 ８　、Ｑ”ａ方面穴の内壁にＩ口された活は作動室に近
   慇しｊ＝その前端がｉ；〕方向穴に１ヴ−えられた環状
   溝で終わり、シーリングスリーブのシーリングリップは
   ピストンが初努位「にあるとき、環状溝の領域に’４Ｑ
   口されていることを特徴とする特許請求の２−巨囲真１
   項ないし第７項のいずれか１項に記載のマスクシリンダ
   。