JPH06247281A - マスタシリンダ - Google Patents
マスタシリンダInfo
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- JPH06247281A JPH06247281A JP5038533A JP3853393A JPH06247281A JP H06247281 A JPH06247281 A JP H06247281A JP 5038533 A JP5038533 A JP 5038533A JP 3853393 A JP3853393 A JP 3853393A JP H06247281 A JPH06247281 A JP H06247281A
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- JP
- Japan
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- bearing
- inner peripheral
- seal groove
- set plate
- peripheral seal
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 35
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 11
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 abstract description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 abstract description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T11/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
- B60T11/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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- B60T11/16—Master control, e.g. master cylinders
- B60T11/236—Piston sealing arrangements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S92/00—Expansible chamber devices
- Y10S92/01—Bearing on piston or cylinder
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピストンロッドを支承する軸受の軸受ハウジ
ングでのガタつきを防止する。 【構成】 合成樹脂製の軸受本体11の内周に後面を開
放した断面L字形の内周シール溝13を形成して、これ
にピストンロッド4外周に接するカップシール16を装
着し、このカップシール16の離脱を抑えるセットプレ
ート12に、軸受本体11を弾力的に把持すると共に、
サークリップ10に弾発的に当接する複数の係止爪18
を設ける。
ングでのガタつきを防止する。 【構成】 合成樹脂製の軸受本体11の内周に後面を開
放した断面L字形の内周シール溝13を形成して、これ
にピストンロッド4外周に接するカップシール16を装
着し、このカップシール16の離脱を抑えるセットプレ
ート12に、軸受本体11を弾力的に把持すると共に、
サークリップ10に弾発的に当接する複数の係止爪18
を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のブレーキ、ク
ラッチ等を作動するマスタシリンダに関し、特に、シリ
ンダ本体のシリンダ孔後端に半径方向外方へ広がる段部
を介して軸受ハウジングを連設し、この軸受ハウジング
には、シリンダ孔内のピストンの後端面から突出したピ
ストンロッドを摺動自在に支承する軸受を嵌装し、前記
段部と軸受ハウジングの入口側に係止された止環とによ
り軸受を保持し、この軸受の内周面には、ピストンロッ
ドの外周面に摺動自在に密接するシール部材を装着する
内周シール溝を設けたものゝ改良に関する。
ラッチ等を作動するマスタシリンダに関し、特に、シリ
ンダ本体のシリンダ孔後端に半径方向外方へ広がる段部
を介して軸受ハウジングを連設し、この軸受ハウジング
には、シリンダ孔内のピストンの後端面から突出したピ
ストンロッドを摺動自在に支承する軸受を嵌装し、前記
段部と軸受ハウジングの入口側に係止された止環とによ
り軸受を保持し、この軸受の内周面には、ピストンロッ
ドの外周面に摺動自在に密接するシール部材を装着する
内周シール溝を設けたものゝ改良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝるマスタシリンダは、例えば実公平
1−43344号公報に開示されているように既に知ら
れている。
1−43344号公報に開示されているように既に知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマスタシリンダ
では、上記公報に開示されているように、一体型の軸受
の後端面に止環としてのサークリップを対向させて、軸
受の軸方向移動を拘束しているが、軸受及びサークリッ
プの対向面間には、加工上不可避の僅かな隙間が存在
し、これが軸受のガタを生じ、騒音の原因となる。ま
た、軸受の内周に形成された内周シール溝は断面U字状
をなしているため、該シール溝へのシール部材の装着時
には、シール部材を大きく変形させなければならないこ
とから、シール部材を損傷させる虞れがある。
では、上記公報に開示されているように、一体型の軸受
の後端面に止環としてのサークリップを対向させて、軸
受の軸方向移動を拘束しているが、軸受及びサークリッ
プの対向面間には、加工上不可避の僅かな隙間が存在
し、これが軸受のガタを生じ、騒音の原因となる。ま
た、軸受の内周に形成された内周シール溝は断面U字状
をなしているため、該シール溝へのシール部材の装着時
には、シール部材を大きく変形させなければならないこ
とから、シール部材を損傷させる虞れがある。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、軸受のガタを抑制し得ると共に、シール部材を大
きく変形させることなく軸受の内周シール溝へ容易に装
着し得る前記マスタシリンダを提供することを目的とす
る。
ので、軸受のガタを抑制し得ると共に、シール部材を大
きく変形させることなく軸受の内周シール溝へ容易に装
着し得る前記マスタシリンダを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内周シール溝を、その一側面を開放した
断面L字状に形成した軸受本体と、内周シール溝の開放
側面を閉じるように軸受本体の端面に重ねられるセット
プレートとから軸受を構成し、このセットプレートに
は、軸受本体を弾力的に把持すると共に止環又はシリン
ダ孔及び軸受ハウジング間の段部に弾発的に当接する複
数の係止爪を形成したことを特徴とする。
に、本発明は、内周シール溝を、その一側面を開放した
断面L字状に形成した軸受本体と、内周シール溝の開放
側面を閉じるように軸受本体の端面に重ねられるセット
プレートとから軸受を構成し、このセットプレートに
は、軸受本体を弾力的に把持すると共に止環又はシリン
ダ孔及び軸受ハウジング間の段部に弾発的に当接する複
数の係止爪を形成したことを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。
明する。
【0007】先ず図1ないし図4に示す第1実施例より
始める。図1において、自動車のブレーキ用マスタシリ
ンダMは、シリンダ本体1のシリンダ孔1aに前後一対
のピストン2f,2rを摺動自在に嵌装してタンデム型
に構成される。シリンダ孔1aの内部は両ピストン2
f,2rにより各独立した油圧室3f,3rに区画さ
れ、後部ピストン2rを前進させると、これら油圧室3
f,3rに発生した油圧が自動車の所定の車輪ブレーキ
(図示せず)に供給される。
始める。図1において、自動車のブレーキ用マスタシリ
ンダMは、シリンダ本体1のシリンダ孔1aに前後一対
のピストン2f,2rを摺動自在に嵌装してタンデム型
に構成される。シリンダ孔1aの内部は両ピストン2
f,2rにより各独立した油圧室3f,3rに区画さ
れ、後部ピストン2rを前進させると、これら油圧室3
f,3rに発生した油圧が自動車の所定の車輪ブレーキ
(図示せず)に供給される。
【0008】後部ピストン2rの後端には、シリンダ本
体1より後方へ延出するピストンロッド4が一体に突設
されており、このピストンロッド4を摺動自在に支承す
ると共に後部ピストン2rの後退限を規制する軸受5が
シリンダ本体1に装着される。
体1より後方へ延出するピストンロッド4が一体に突設
されており、このピストンロッド4を摺動自在に支承す
ると共に後部ピストン2rの後退限を規制する軸受5が
シリンダ本体1に装着される。
【0009】図2及び図3に示すように、シリンダ本体
1の後端部には、シリンダ孔1aの後端に半径方向外方
へ広がる段部7介して連なる軸受ハウジング6が形成さ
れ、この軸受ハウジング6の入口に後方に向って拡径す
るテーパ状の案内孔8が連なり、その直後に環状の係止
溝9が設けられる。軸受ハウジング6には、軸受5が嵌
装され、その抜止めのために、止環としてのサークリッ
プ10が係止溝9に係合される。
1の後端部には、シリンダ孔1aの後端に半径方向外方
へ広がる段部7介して連なる軸受ハウジング6が形成さ
れ、この軸受ハウジング6の入口に後方に向って拡径す
るテーパ状の案内孔8が連なり、その直後に環状の係止
溝9が設けられる。軸受ハウジング6には、軸受5が嵌
装され、その抜止めのために、止環としてのサークリッ
プ10が係止溝9に係合される。
【0010】軸受5は射出成形された合成樹脂製の軸受
本体11と、金属製のセットプレート12とを構成要素
とする。軸受本体11の内周面には後面を開放した断面
L字形の内周シール溝13が、またその外周面には、前
面を開放した断面L字形の外周シール溝14がそれぞれ
形成され、さらに軸受本体11の外周には、後面を開放
した複数の凹部15が周方向等間隔置きに形成される。
(図4参照)。
本体11と、金属製のセットプレート12とを構成要素
とする。軸受本体11の内周面には後面を開放した断面
L字形の内周シール溝13が、またその外周面には、前
面を開放した断面L字形の外周シール溝14がそれぞれ
形成され、さらに軸受本体11の外周には、後面を開放
した複数の凹部15が周方向等間隔置きに形成される。
(図4参照)。
【0011】内周シール溝13には、ピストンロッド4
の外周面に摺動自在に密接するシール部材としてのカッ
プシール16が、また外周シール溝4には、軸受ハウジ
ング6の内周面に密接するOリング17がそれぞれ装着
される。
の外周面に摺動自在に密接するシール部材としてのカッ
プシール16が、また外周シール溝4には、軸受ハウジ
ング6の内周面に密接するOリング17がそれぞれ装着
される。
【0012】一方、セットプレート12は、前記内周シ
ール溝13の開放後面を閉じつゝ軸受本体11の後端面
に重合するよう環状に形成されており、その外周には、
前方へ折曲げられて前記複数の凹部15に係合する複数
の係止爪18が形成される。これら係止爪18は、各凹
部15において軸受本体11を弾力的に把持するよう、
図3に鎖線で示すように自由状態では先端部が各凹部1
5の底面より半径方向内方位置を占めるようになってい
る。またこれら係止爪18の基部18aは同じく鎖線で
示すように後方へ膨出していて、前記サークリップ10
の前面に弾発的に当接するようになっている。
ール溝13の開放後面を閉じつゝ軸受本体11の後端面
に重合するよう環状に形成されており、その外周には、
前方へ折曲げられて前記複数の凹部15に係合する複数
の係止爪18が形成される。これら係止爪18は、各凹
部15において軸受本体11を弾力的に把持するよう、
図3に鎖線で示すように自由状態では先端部が各凹部1
5の底面より半径方向内方位置を占めるようになってい
る。またこれら係止爪18の基部18aは同じく鎖線で
示すように後方へ膨出していて、前記サークリップ10
の前面に弾発的に当接するようになっている。
【0013】再び図1において、シリンダ本体1は、そ
の後部に備えるフランジ1bにおいて、負圧ブースタB
のシェル20にボルト21で結合され、このシェル20
内の出力杆22が前記ピストンロッド4に連接され、こ
の出力杆22の推力により前記後部ピストン2rが前進
駆動されるようになっている。
の後部に備えるフランジ1bにおいて、負圧ブースタB
のシェル20にボルト21で結合され、このシェル20
内の出力杆22が前記ピストンロッド4に連接され、こ
の出力杆22の推力により前記後部ピストン2rが前進
駆動されるようになっている。
【0014】次にこの実施例の作用について説明する。
【0015】軸受5の組立てに際しては、先ず軸受本体
11の内周シール溝13及び外周シール溝14にカップ
シール16及びOリング17をそれぞれ装着してから、
セットプレート12を、その係止爪18を軸受本体11
の凹部15に弾力的に係合させつゝ軸受本体11の後面
に重ね、このセットプレート12によりカップシール1
6の内周シール溝13からの抜出しを阻止する。こうし
て、カップシール16及びOリング17を備えた軸受5
が組立てられる。
11の内周シール溝13及び外周シール溝14にカップ
シール16及びOリング17をそれぞれ装着してから、
セットプレート12を、その係止爪18を軸受本体11
の凹部15に弾力的に係合させつゝ軸受本体11の後面
に重ね、このセットプレート12によりカップシール1
6の内周シール溝13からの抜出しを阻止する。こうし
て、カップシール16及びOリング17を備えた軸受5
が組立てられる。
【0016】この軸受5を、シリンダ本体1の案内孔8
を経て軸受ハウジング6に嵌装し、セットプレート12
の係止爪18の膨出基部18aを前方へ押圧しつゝサー
クリップ10を係止溝9に装着する。
を経て軸受ハウジング6に嵌装し、セットプレート12
の係止爪18の膨出基部18aを前方へ押圧しつゝサー
クリップ10を係止溝9に装着する。
【0017】而して、係止爪18の膨出基部18aの反
発力により軸受本体11はシリンダ孔1a及び軸受ハウ
ジング6間の段部7に、またサークリップ10は係止溝
9の後側壁にそれぞれ押しつけられ、ガタつきが阻止さ
れる。また外周シール溝14の前方開放面は前記段部7
で閉じられるため、Oリング17の外周シール溝14か
らの離脱を防ぐことができる。
発力により軸受本体11はシリンダ孔1a及び軸受ハウ
ジング6間の段部7に、またサークリップ10は係止溝
9の後側壁にそれぞれ押しつけられ、ガタつきが阻止さ
れる。また外周シール溝14の前方開放面は前記段部7
で閉じられるため、Oリング17の外周シール溝14か
らの離脱を防ぐことができる。
【0018】ところで、内、外周シール溝13,14は
いずれも一側面を開放した断面L字形をなしているか
ら、これらを有する合成樹脂製の軸受本体11は、軸方
向に開閉される一対の単純な金型をもって容易に射出成
形することができ、しかもその際、各シール溝13,1
4にばりを発生させずに済む。
いずれも一側面を開放した断面L字形をなしているか
ら、これらを有する合成樹脂製の軸受本体11は、軸方
向に開閉される一対の単純な金型をもって容易に射出成
形することができ、しかもその際、各シール溝13,1
4にばりを発生させずに済む。
【0019】図5は本発明の第2実施例を示すもので、
断面L字形の内周シール溝13及び凹部15を軸受本体
11の前端側に形成して、セットプレート12を軸受本
体11の前端に装着し、このセットプレート12の係止
爪18の膨出基部18aをシリンダ孔1a及び軸受ハウ
ジング6間の段部7に弾発的に当接させると共に、その
反発力で軸受本体11の後端をサークリップ10に圧接
させる。一方、外周シール溝14は、軸受本体11外周
面の中央部に断面U字形に形成される。その他の構成は
前実施例と同様であり、図中、前実施例と対応する部分
には、それと同一の符号を付す。
断面L字形の内周シール溝13及び凹部15を軸受本体
11の前端側に形成して、セットプレート12を軸受本
体11の前端に装着し、このセットプレート12の係止
爪18の膨出基部18aをシリンダ孔1a及び軸受ハウ
ジング6間の段部7に弾発的に当接させると共に、その
反発力で軸受本体11の後端をサークリップ10に圧接
させる。一方、外周シール溝14は、軸受本体11外周
面の中央部に断面U字形に形成される。その他の構成は
前実施例と同様であり、図中、前実施例と対応する部分
には、それと同一の符号を付す。
【0020】この実施例によれば、金属製のセットプレ
ート12により後部ピストン2rの後退限を規制するこ
とになるから、後部ピストン2rによる軸受本体11の
叩き摩耗を防ぐことができる。
ート12により後部ピストン2rの後退限を規制するこ
とになるから、後部ピストン2rによる軸受本体11の
叩き摩耗を防ぐことができる。
【0021】上記各実施例においては、本発明の要旨を
逸脱することなく、種々の設計変更が可能である。例え
ば複数の凹部15に代えて、一連の環状凹部を軸受本体
11の外周面に形成してもよい。
逸脱することなく、種々の設計変更が可能である。例え
ば複数の凹部15に代えて、一連の環状凹部を軸受本体
11の外周面に形成してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、内周シー
ル溝を、その一側面を開放した断面L字状に形成した軸
受本体と、内周シール溝の開放側面を閉じるように軸受
本体の端面に重ねられるセットプレートとから軸受を構
成し、このセットプレートには、軸受本体を弾力的に把
持すると共に止環又はシリンダ孔及び軸受ハウジング間
の段部に弾発的に当接する複数の係止爪を形成したの
で、セットプレートの取付前に、内周シール溝へのシー
ル部材の装着を極めて容易に行うことができ、その際、
該シール部材は大きく変形させる必要があるから、損傷
の虞れがない。しかも、セットプレートの軸受本体への
取付後は、このセットプレートにより前記シール部材の
離脱を防ぐと共に、軸受ハウジングでの軸受のガタつき
を防ぐことができる。
ル溝を、その一側面を開放した断面L字状に形成した軸
受本体と、内周シール溝の開放側面を閉じるように軸受
本体の端面に重ねられるセットプレートとから軸受を構
成し、このセットプレートには、軸受本体を弾力的に把
持すると共に止環又はシリンダ孔及び軸受ハウジング間
の段部に弾発的に当接する複数の係止爪を形成したの
で、セットプレートの取付前に、内周シール溝へのシー
ル部材の装着を極めて容易に行うことができ、その際、
該シール部材は大きく変形させる必要があるから、損傷
の虞れがない。しかも、セットプレートの軸受本体への
取付後は、このセットプレートにより前記シール部材の
離脱を防ぐと共に、軸受ハウジングでの軸受のガタつき
を防ぐことができる。
【図1】本発明の第1実施例を示すマスタシリンダの縦
断側面図。
断側面図。
【図2】図1の2部拡大図。
【図3】図2の3部拡大図。
【図4】図3の4−4線断面図。
【図5】本発明の第2実施例を示す、図2と同様の断面
図。
図。
1・・・・・シリンダ本体 1a・・・・シリンダ孔 2r・・・・ピストン 4・・・・・ピストンロッド 5・・・・・軸受 6・・・・・軸受ハウジング 7・・・・・段部 10・・・・止環としてのサークリップ 11・・・・軸受本体 12・・・・セットプレート 13・・・・内周シール溝 16・・・・シール部材としてのカップシール 18・・・・係止爪 18a・・・膨出基部
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダ本体(1)のシリンダ孔(1
a)後端に半径方向外方へ広がる段部(7)を介して軸
受ハウジング(6)を連設し、この軸受ハウジング
(6)には、シリンダ孔(1a)内のピストン(2r)
の後端面から突出したピストンロッド(4)を摺動自在
に支承する軸受(5)を嵌装し、前記段部(7)と軸受
ハウジング(6)の入口側に係止された止環(10)と
により軸受(5)を保持し、この軸受(5)の内周面に
は、ピストンロッド(4)の外周面に摺動自在に密接す
るシール部材(16)を装着する内周シール溝(13)
を設けたマスタシリンダにおいて、 内周シール溝(13)を、その一側面を開放した断面L
字状に形成した軸受本体(11)と、内周シール溝(1
3)の開放側面を閉じるように軸受本体(11)の端面
に重ねられるセットプレート(12)とから軸受(5)
を構成し、このセットプレート(12)には、軸受本体
(11)を弾力的に把持すると共に前記止環(10)又
は前記段部(7)に弾発的に当接する複数の係止爪(1
8)を形成したことを特徴とする、マスタシリンダ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5038533A JPH06247281A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | マスタシリンダ |
KR93011847A KR960008341B1 (en) | 1993-02-26 | 1993-06-28 | Master cylinder |
GB9320807A GB2275746B (en) | 1993-02-26 | 1993-10-08 | Master cylinder |
US08/134,569 US5428960A (en) | 1993-02-26 | 1993-10-08 | Master cylinder |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5038533A JPH06247281A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | マスタシリンダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06247281A true JPH06247281A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12527922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5038533A Pending JPH06247281A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | マスタシリンダ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5428960A (ja) |
JP (1) | JPH06247281A (ja) |
KR (1) | KR960008341B1 (ja) |
GB (1) | GB2275746B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19523217A1 (de) * | 1995-06-27 | 1997-01-02 | Schaeffler Waelzlager Kg | Abdichtungen in einem Geberzylinder |
ES2206892T5 (es) | 1997-02-07 | 2009-09-25 | Kelsey Hayes Company | Simulador de pedal que utiliza un resorte de respuesta no lineal. |
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