JPS5918333Y2 - ラベルプリンタ付き電子秤 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ラベルプリンタ付電子秤に関するもので、
ラベルに品名を捺す品名印を省略することができ、しか
もきわめて簡単な操作でラベルに少なくとも品名を印字
しうるラベルプリンタ付電子秤をうろことを目的とする
ものである。

この考案は、重量信号と単価信号とを受けて値段を演算
する演算部とその値段をラベルに印字するプリンタを有
する電子秤において、前記ラベルに品名を印字するドツ
トプリンタを設け、商品毎に少なくとも前記品名と対応
する品名コードを記憶させた記憶カードを設けるととも
に、この記憶カードの記憶内容を読み取り少なくとも前
記品名コードを電気信号として前記ドツトプリンタに出
力する読取部を設けたものである。

すなわち、品名はドツトプリンタにより印字されるため
商品毎の多数の品名印を省略することができ、また、読
取部に記憶カードを差し込むだけのきわめて簡単な操作
で少なくとも選択された特定の品名が値段とともにラベ
ルに印字することができるように構成したものである。

この考案の一実施例を図面に基いて説明する。

１は電子秤の本体で、この本体１のテーブル面２には商
品を載置する受皿３が設けられている。

この受皿３は前記本体１・に内蔵したロードセル等荷重
を電気信号に変換して演算部２８に出力する変換部２９
に連結されている。

また、前記本体１の正面４には単価等を設定する操作部
５と、その単価を表示する表示部６と、計測された重量
を表示する表示部７と、値段を表示する表示部８と、ラ
ベル発行口９とが設けられている。

さらに、前記本体１の中には、ラベル１０が等ピッチで
貼着された長尺状の台紙１１がその両端が供給ローラ１
２及び巻取ローラ１３とに巻回されつつ設けられている
。

この台紙１１の経路中には、台紙１１に張力を与える押
え部１４と、前記ラベル１０を検出する検出部１５と、
台紙１１を屈曲してラベル１０を剥がす剥離部１６と、
フィードローラ１７及びこれに前記台紙１１を圧接する
ブツシュローラ１８とが順次設けられている。

前記フィードローラ１７と前記巻取ローラ１３とはモー
タ１９にベル） ２０により連結されている。

そして、前記検出部１５を保持するフレーム２１には、
品名ａ及び゛品名コードｂをラベル１０に印字するドツ
トプリンタ２２とそのラベル１０に単価Ｃ１重量ｄ、値
段ｅを印字するプリンタであるドツトプリンタ２３とが
並列に配列されつつ固定されている。

これらのドツトプリンタ２２．２３と前記台紙１１との
間には両端がスプール２４に巻回されたリボン２５が挿
通されている。

しかして、第１図のように、商品毎に品名ａに対応する
品名コードがバーコードイやホール等により記憶される
とともにその商品の単価Ｃがバーコードロやホール等に
より記憶された記憶カード２６が設けられている。

また、このような記憶カード２６の一側には見出しのた
めに品名ａ品名コードｂ単価Ｃ等が文字ハにより記載さ
れている。

そして、この記憶コード２６の内容を読み取る読取部２
７が設けられている。

この読取部２７は、前記品名コードｂのバーコードイを
読み取って前記ドツトプリンタ２２に出力するヘッド（
図示せず）と、前記単価Ｃのバーコードロを読み取って
前記演算部２８に出力するヘッド（図示せず）とを有し
ている。

このような構成において、読取部２７のセット孔２７
Ｈに記憶カード２６を差し込み、受皿３に商品をのせる
。

一方、単価Ｃは読取部２７がら演算部２８にバーコード
ロの読取信号として出力され表示部６に表示される。

重量Ｃは変換部２９からの信号として演算部２８に出力
され、値段ｅが演算されるが、重量Ｃと値段ｅとは表示
部７，８に表示される。

この単価Ｃと重量ｄと値段ｅとは演算部２８がら信号と
してドツトプリンタ２３に送られ、読取部２７からは品
名コードｂのバーコードイを読取った信号がドツトプリ
ンタ２２に送られる。

そして、ドツトプリンタ２２．２３の動作とタイミング
を合せて台紙１１が走行することにより、ドツトプリン
タ２２で品名ａと品名コードｂとがラベル１０に印字さ
れ、ドツトプリンタ２３で単価Ｃと重量ｄと値段ｅとが
ラベル１０に印字される。

印字されたラベル１０はラベル発行口９から発行される
。

したがって、商品毎の多数の品名印を省略することか゛
できる。

また、商品に対応する品名ａや品名コードｂも読取部２
７に記憶カード２６を差し込むだけの簡単な操作で印字
することができる。

しかも、記憶カード２６には単価Ｃのバーコードロが記
憶され、その読取信号が読取部２７から演算部２８に出
力されるので、単価を設定する場合にも操作部５を操作
するわずられしさを解消するとともに誤操作を防止する
ことができる。

この考案は上述のように構成したので、少なくとも品名
をドツトプリンタによってラベルに印字することかで゛
き、これにより、品名毎に品名印を設ける必要がなく、
小型化を図ることもでき、また、記憶カードを読取部に
差し込むだけの簡単な操作で品名等を値段とともにラベ
ルに印字することができる等の効果を有するものである
。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１図は斜視
図、第２図はプリンタ部の正面図、第３図はプリンタ部
の側面図、第４図はラベルに印字した状態の一部と拡大
した斜視図、第５図はブロック図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 重量信号と単価信号とを受けて値段を演算する演算部と
   その値段をラベルに印字するプリンタを有する電子秤に
   おいて、前記ラベルに品名を印字するドツトプリンタを
   設け、商品毎に少なくとも前記品名と対応する品名コー
   ドを記憶させたカードを設けるとともに、この記憶カー
   ドの記憶内容を読み取り少なくとも前記品名コードを電
   気信号として前記ドツトプリンタに出力する読取部を設
   けたことを特徴とするラベルプリンタ付き電子秤。