JPH074950B2

JPH074950B2 - ラベルプリンタ

Info

Publication number: JPH074950B2
Application number: JP62288975A
Authority: JP
Inventors: 正幸大沢
Original assignee: 東京電気株式会社
Priority date: 1987-11-16
Filing date: 1987-11-16
Publication date: 1995-01-25
Anticipated expiration: 2010-01-25
Also published as: JPH01128857A

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、商品の単価・品名・POSコード・部門等の情
報が予め設定されたPLU（プライス・ルツク・アツプ）
を備えたラベルプリンタに係り、特にバーコード印字可
能なラベルプリンタに関するものである。

従来の技術一般に、ホストコンピユータに多数のラベルプリンタが
インライン接続されて互いに関連動作するようにシステ
ム化されて使用されているものがある。この形式のもの
において、商品の単価・品名・POSコード・部門等の情
報が予め設定されたPLUは、ホストコンピユータのみな
らず各ラベルプリンタにも設けられている。そして、こ
れらのPLUについては、基本的にはホストコンピユータ
のPLUの内容に一致するように設定されているものであ
るが、それぞれ単独で設定することも可能であるため、
ホストコンピユータとラベルプリンタとのPLUの内容が
一致しない場合も多い。また、ホストコンピユータと接
続されていない場合においても同様である。

そこで、ホストコンピユータとラベルプリンタとのPLU
の設定内容を参照する必要があるが、従来最も一般的に
行われている手段は、ホストコンピユータ側の設定表と
ラベルプリンタ側の設定表とを個々に対照することであ
る。

また、別の手段として、ホストコンピユータに接続され
たPOS端末レジスタにバーコードスキヤナーが設けられ
ていることに着目し、ラベルプリンタ側でPOSコードを
含んだフォーマツトのバーコード印刷がなされたラベル
を発行し、これらのラベルをホストコンピユータに接続
されたPOS端末レジスタで光学的に読取が行われ、POS端
末レジスタからホストコンピユータに問合せを行い、レ
シート発行を行う。ここで、問合せに対して回答のある
ことと、レシートに印字されたホストコンピユータ間の
内容と、ラベルプリンタからの出力であるラベルの内容
とが同じであるかを対照する。

発明が解決しようとする問題点前者の対照表を使用する手段は、必ずしも設定表通りに
ラベルプリンタに設定されていると云えず、非能率的な
ものである。

また、後者のバーコードスキヤナーを利用する手段は、
ラベル発行が大変であると云う問題がある。すなわち、
バーコード印字のあるラベル発行は発行モードにより行
われるものであるか、一枚発行毎に発行動作は停止して
しまい、逐一、品番を設定して一枚ずつ発行しなければ
ならないものである。そのため、操作が煩雑であり、長
時間を必要とするものである。

問題点を解決するための手段商品の単価・品名・POSコード・部門等の情報が予め設
定されたPLUを有し、発行モードにおいて前記商品の設
定内容を商品毎にラベルまたはジヤーナルに印字して発
行するようにしたラベルプリンタにおいて、設定モード
時に操作される設定内容確認キーを設け、この設定内容
確認キーの操作により前記ラベルまたはジヤーナルに設
定されたPOSコードを含んだフオーマツトのバーコード
により印字して連続発行する連続発行手段を設けた。

作用設定内容確認キーを操作することにより連続発行手段が
動作してラベルまたはジヤーナルにバーコードにより設
定内容は印字されて連続発行され、これにより、一度の
操作で設定されたPOSコードを含むフオーマツトがバー
コードとして発行されるためその操作がきわめて容易で
ある。

実施例本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。まず、ホ
ストコンピユータ１に対し、第２図に示すように多数の
ラベルプリンタ２が並列接続されている。このようなホ
ストコンピユータ１とラベルプリンタ２との接続状態は
第３図に示すように直列接続されていてもよい。そし
て、前記ホストコンピユータ１は、特に図示しないがバ
ーコードスキヤナーを具備しているPOS端末レジスタに
接続されている。

ついで、前記ラベルプリンタ２は、第４図に示すよう
に、プリンタ部３と操作部４と表示部５と秤部６よりな
つている。そして、内部にはCPU7が設けられ、このCPU7
にはプログラムROM8、メモリ９、前記秤部６、前記表示
部５、キヤラクタジエネレータ10、設定内容確認キー1
1、連続発行手段12、前記プリンタ部３が接続された印
字バツフアメモリ13、I/Oポート14がそれぞれ接続され
ている。

前記プリンタ部３は、多数のラベル15が等間隔で貼着さ
れた台紙16を保持する供給部17を有し、この台紙16はプ
ラテン18とサーマルヘツド19との間を経てラベル剥離板
20で屈曲されて前記ラベル15を剥離し、巻取軸21に巻き
取られるものである。そして、前記ラベル15の発行方向
にそのラベル15の前縁を検出するラベル検出器22が設け
られている。

ついで、前記プリンタ部３の内部には、印字指令を受け
て動作する印字コントローラ23が設けられ、この印字コ
ントローラ23には前記ラベル検出器22が接続されてい
る。また、この印字コントローラ23に前記サーマルヘツ
ド19が接続され、また、モータドライバー24を介して前
記プラテン18を駆動するパルスモータ25が接続されてい
る。さらに、重量・品名等のデータラインに接続された
前記キヤラクタジエネレータ10は印字バツフアメモリ13
に接続され、この印字バツフアメモリ13は前記サーマル
ヘツド19に接続されている。

また、前記メモリ９内には、プライス・ルツク・アツプ
LPU26が設けられ、このPLU26の内容は、第７図に示すよ
うに、POSコード・品名・単価・風袋量・有効期間・内
容量及び添加物・部門等が品番毎に設定されている。

このような構成において、モードスイツチの切り換えに
より、発行モードや設定モードが選択されている。い
ま、発行モードであるとすれば、品番入力によりPLU26
からその品番のデータが呼び出され、秤量６に商品を載
置することにより得られた重量データに基づいて値段等
の必要事項が演算されて印字バツツフアメモリ13に入力
され、ラベル15に印字され、ラベル発行がなされる。

そして、ラベル発行時に発行されたラベル15の前縁がラ
ベル検出器22により検出されると、台紙16送りは停止し
てラベル発行を停止する。このようにして発行されたラ
ベル15を取り去ることにより次のラベル発行を許容する
状態になり、再び品番設定をして次のラベル発行を行わ
せる。

しかして、PLU26はそれぞれのラベルプリンタ２に設け
られており、ホストコンピユータ１にも設けられてい
る。そして、これらのPLU26の設定は各ラベルプリンタ
２とホストコンピユータ１とにおいて自由に行うことが
できるので、システムの管理の上でそれぞれのLPU26の
内容の対照を行う必要がある。

このような設定内容の対照を行うときには、設定モード
にしてから、設定内容確認キー11を操作する。たとえ
ば、その設定内容確認キー11は独立した単独キーではな
く、「風袋設定キー」を押した後に「アスタルキー」を
押せば設定内容確認キー11を押したのと同様になるよう
に設定されている。

その一例を第８図に示す。たとえば、「0002」と品番指
定してから品番キーを操作し、その品番を呼び出す。最
初の時には、テストキーを操作してサーマルヘツド19の
ドツト切れ等がないかどうかをチエツクする。その後に
風袋設定キーを押し、アスタルキーを押す。これによ
り、設定されている品番のすべてが対象となり、バーコ
ード印字がなされたラベル15が連続発行手段12の動作に
より連続的に発行される。この発行はラベル15が後から
後からと自動的に連続発行されるのではなく、ラベル検
出器22により検出された時には一時的に停止するが、そ
の発行口からラベル15を取り去ると直ちに次のラベル15
が発行されるものである。したがつて、発行されたラベ
ル15を取り去りながら、適当な台帳に貼付することによ
り、すべての品番のラベル15が自動的に発行される。

また、LPU26内の一定の範囲の設定状態を確認するに
は、品番呼び出しを行つてから、たとえば「0001」なる
指定開始の番号を入力し、その後に風袋設定キーを押
し、ついで、「1001」なる設定範囲の終了番号を押して
からアスタルキーを押す。これにより、「0001〜1001」
までの品番について対照ができる。

なお、前記実施例においてはラベル15にバーコードを印
字して発行する状態について説明したが、第９図に示す
ように、印字用紙をジヤーナル用紙27とすれば、バーコ
ードが印字された印字フオーマツトが連続して一挙に発
行される。

このようにして得られたバーコード付きのラベルまたは
ジヤーナル用紙は、ホストコンピユータ１に付属して設
けられたバーコードスキヤナー付きのPOS端末レジスタ
より順次読み取られ、POS端末レジスタがホストコンピ
ユータに問合せ出力するレシートの表示・印字内容とラ
ベルまたはジヤーナルの印字内容を対照することにより
両者の相違点が明確にされる。そして、必要に応じてPL
U26に追加設定等をする。

発明の効果本発明は上述のように、商品の単価・品名・POSコード
・部門等の情報が予め設定されたPLUを有し、発行モー
ドにおいて前記商品の設定内容を商品毎にラベルまたは
ジヤーナルに印字して発行するようにしたラベルプリン
タにおいて、設定モード時に操作される設定内容確認キ
ーを設け、この設定内容確認キーの操作により前記ラベ
ルまたはジヤーナルに設定されたPOSコードを含んだフ
オーマツトのバーコードを印字して連続発行する連続発
行手段を設けたので、設定内容確認キーを操作すること
により連続発行手段が動作してラベルまたはジヤーナル
にバーコードにより設定されたPOSコードは印字されて
連続発行され、これにより、一度の操作で設定された品
番のすべてがバーコード付き設定内容確認ラベルあるい
はジヤーナルとして発行されるためその操作がきわめて
容易である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はブロツ
ク図、第２図及び第３図はホストコンピユータとラベル
プリンタとの接続状態を示すシステム図、第４図はラベ
ルプリンタの斜視図、第５図はプリンタ部の側面図、第
６図はそのブロツク図、第７図はPLUのRAMマツプ、第８
図はジヤーナル用紙へ印字された一例を示す平面図、第
９図は操作手順を示すフローチヤートである。２……ラベルプリンタ、11……設定内容確認キー、12…
…連続発行手段、15……ラベル、26……PLU

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】商品の単価・品名・POSコード・部門等の
情報が予め設定されたPLUを有し、発行モードにおいて
前記商品の設定内容を商品毎にラベルまたはジヤーナル
に印字して発行するようにしたラベルプリンタにおい
て、設定モード時に操作される設定内容確認キーを設
け、この設定内容確認キーの操作により前記ラベルまた
はジヤーナルに設定されたPOSコードをバーコードによ
り印字して連続発行する連続発行手段を設けたことを特
徴とするラベルプリンタ。