JP2502573B2 - 熱転写インクシ−トカセツト - Google Patents
熱転写インクシ−トカセツトInfo
- Publication number
- JP2502573B2 JP2502573B2 JP5939687A JP5939687A JP2502573B2 JP 2502573 B2 JP2502573 B2 JP 2502573B2 JP 5939687 A JP5939687 A JP 5939687A JP 5939687 A JP5939687 A JP 5939687A JP 2502573 B2 JP2502573 B2 JP 2502573B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- ink sheet
- transfer ink
- recording
- thermal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J17/00—Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
- B41J17/36—Alarms, indicators, or feed-disabling devices responsible to material breakage or exhaustion
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は熱転写記録を行うサーマルプリンタに用いる
熱転写インクシートカセットに関するものである。
熱転写インクシートカセットに関するものである。
従来の技術 サーマルヘッドに加える印加エネルギと、この印加エ
ネルギに対応した記録濃度との関係は非線形な関係にあ
り、忠実な中間調記録を行うためには、この非線形な関
係を直線に補正するため一般にγ補正と呼ばれる補正を
行う必要がある(例えば特公昭59−17954号公報)。
ネルギに対応した記録濃度との関係は非線形な関係にあ
り、忠実な中間調記録を行うためには、この非線形な関
係を直線に補正するため一般にγ補正と呼ばれる補正を
行う必要がある(例えば特公昭59−17954号公報)。
従来、サーマルヘッドを用いて中間調記録を行うサー
マルプリンタには、γ補正データをテーブルの形で内蔵
したROMをプリンタ装置本体内のプリント基板に直接半
田付け、あるいは、ICソケットを介して取り付けられて
いた。
マルプリンタには、γ補正データをテーブルの形で内蔵
したROMをプリンタ装置本体内のプリント基板に直接半
田付け、あるいは、ICソケットを介して取り付けられて
いた。
発明が解決しようとする問題点 上記γ補正データは、使用する熱転写インクシートと
記録紙の特性の変化に大きく左右される。従って、熱転
写画像向上のために新たに特性の違う熱転写インクシー
ト、あるいは、記録紙に変更した場合、新たなγ補正デ
ータを内蔵したROMに交換する必要があり、このROMの交
換にはプリンタ装置の外装を取り外したり、半田の付け
直し等の一般使用者には大変困難な作業を強いることに
なっていた。
記録紙の特性の変化に大きく左右される。従って、熱転
写画像向上のために新たに特性の違う熱転写インクシー
ト、あるいは、記録紙に変更した場合、新たなγ補正デ
ータを内蔵したROMに交換する必要があり、このROMの交
換にはプリンタ装置の外装を取り外したり、半田の付け
直し等の一般使用者には大変困難な作業を強いることに
なっていた。
そのため、装置の発売以降に、熱転写インクシートま
たは記録紙の改良がなされた場合、サーマルプリンタ装
置と熱転写インクシートまたは記録紙との互換性が大き
な問題となっていた。また、いろいろな種類の熱転写イ
ンクシート、記録紙の組み合わせが可能なため、サーマ
ルプリンタに装着されている熱転写インクシートに対応
していない記録紙で熱転写記録を行い、正常な画像を得
ることができないという問題があった。
たは記録紙の改良がなされた場合、サーマルプリンタ装
置と熱転写インクシートまたは記録紙との互換性が大き
な問題となっていた。また、いろいろな種類の熱転写イ
ンクシート、記録紙の組み合わせが可能なため、サーマ
ルプリンタに装着されている熱転写インクシートに対応
していない記録紙で熱転写記録を行い、正常な画像を得
ることができないという問題があった。
問題点を解決するための手段 サーマルヘッドで記録紙に熱転写記録を行う感熱転写
プリンタに用いられるインクを1色または複数色塗布し
た熱転写インクシートを収納するための熱転写インクシ
ートカセットであって、上記サーマルヘッドに印加され
た記録エネルギーに対応して上記記録紙に熱転写された
画像の記録濃度と上記サーマルヘッドに印加された記録
エネルギーの関係を直線に補正した1種または複数種の
γ補正データを記憶したROMと、上記ROMのデータを上記
感熱転写プリンタで読み出すように上記感熱転写プリン
タへ電気的に接続するための接続手段とを内蔵したもの
である。
プリンタに用いられるインクを1色または複数色塗布し
た熱転写インクシートを収納するための熱転写インクシ
ートカセットであって、上記サーマルヘッドに印加され
た記録エネルギーに対応して上記記録紙に熱転写された
画像の記録濃度と上記サーマルヘッドに印加された記録
エネルギーの関係を直線に補正した1種または複数種の
γ補正データを記憶したROMと、上記ROMのデータを上記
感熱転写プリンタで読み出すように上記感熱転写プリン
タへ電気的に接続するための接続手段とを内蔵したもの
である。
作用 本発明は上記したように、熱転写画像向上のために新
たに特性の違う熱転写インクシート、あるいは、記録紙
に変更した場合でも、サーマルヘッドに印加された記録
エネルギに対応して記録紙に熱転写された画像の記録濃
度とサーマルヘッドに印加された記録エネルギの関係を
補正した新たなγ補正データと、熱転写インクシートの
種類と記録紙の種類またはどちらか一方の種類を示した
データを記憶したROMを熱転写インクシートカセットに
内蔵しているため、サーマルプリンタ装置と熱転写イン
クシートまたは記録紙との互換性が自動的に保証され
る。
たに特性の違う熱転写インクシート、あるいは、記録紙
に変更した場合でも、サーマルヘッドに印加された記録
エネルギに対応して記録紙に熱転写された画像の記録濃
度とサーマルヘッドに印加された記録エネルギの関係を
補正した新たなγ補正データと、熱転写インクシートの
種類と記録紙の種類またはどちらか一方の種類を示した
データを記憶したROMを熱転写インクシートカセットに
内蔵しているため、サーマルプリンタ装置と熱転写イン
クシートまたは記録紙との互換性が自動的に保証され
る。
実施例 第1図は本発明の熱転写インクシートカセットの一実
施例のブロック図で、第2図は本発明の熱転写インクシ
ートカセットとサーマルプリンタ装置とを接続したとき
のブロック図である。第1図,第2図において、1は熱
転写インクシートカセット、2はROM、3は熱転写イン
クシートカセットのコネクタ、4aはアドレスバス、5aは
データバスである。ここで、ROM2には、1色または複数
色からなるインクを塗布した熱転写インクシート13を用
い、サーマルヘッド12の発熱によりインクを記録紙14に
転写するサーマルプリンタ装置7におけるサーマルヘッ
ド12の印加エネルギと記録濃度との非線形な関係を補正
した、アドレスを記録濃度、データを印加エネルギとし
たγ補正テーブルと、この熱転写インクシートカセット
1のROM2を接続するサーマルプリンタ装置7の信号処理
や機構制御のためのプログラムと、熱転写インクシート
13の種類と記録紙14の種類またはどちらか一方の種類を
示すコードとを内蔵している。また、8はROMカートリ
ッジに接続するためのコネクタ、9はCPU、10はCPUの演
算結果や、データを記憶するRAM、11は入出力ポート、4
b,5bはこのサーマルプリンタ装置7内のアドレスバス、
データバス、15は熱転写インクシート13と記録紙14とを
サーマルヘッド12と共に挟みこみ、記録紙14を搬送する
プラテンローラ、16はCPU9が熱転写インクシートカセッ
ト1のROM2から熱転写インクシート13の種類と記録紙14
の種類またはどちらか一方の種類を示すコードを読み取
り、このγ補正データがどの熱転写インクシートと、ど
の記録紙の組み合わせであるかを表示する表示部であ
る。アドレスバス4a,4bと、データバス5a,5bとはそれぞ
れコネクタ3.8とにより接続されており、ROM2内のプロ
グラムによりCPU9は命令を実効し、所望の記録濃度に対
応する印加エネルギをROM2内のγ補正テーブルを参照す
ることにより得、これに基づいて入出力ポート11を通
じ、サーマルヘッド12を発熱させる。このサーマルヘッ
ド12の発熱によりインクを記録紙14に転写し、画像を記
録紙14上に形成する。ここで、このγ特性はサーマルヘ
ッド12の温度の変化に影響されるため、ある温度ごとの
γ補正テーブルを複数種備え、サーマルヘッド12の温度
変化に応じてこのγ補正テーブルを切り変えることによ
り温度変化に影響されない印写が行える。このように本
実施例においても、このγ補正テーブルをROM2内に複数
種備え、サーマルヘッド12の温度変化に応じたROM2内の
γ補正テーブルを読み出すことにより、温度変化に影響
されない印写が可能である。
施例のブロック図で、第2図は本発明の熱転写インクシ
ートカセットとサーマルプリンタ装置とを接続したとき
のブロック図である。第1図,第2図において、1は熱
転写インクシートカセット、2はROM、3は熱転写イン
クシートカセットのコネクタ、4aはアドレスバス、5aは
データバスである。ここで、ROM2には、1色または複数
色からなるインクを塗布した熱転写インクシート13を用
い、サーマルヘッド12の発熱によりインクを記録紙14に
転写するサーマルプリンタ装置7におけるサーマルヘッ
ド12の印加エネルギと記録濃度との非線形な関係を補正
した、アドレスを記録濃度、データを印加エネルギとし
たγ補正テーブルと、この熱転写インクシートカセット
1のROM2を接続するサーマルプリンタ装置7の信号処理
や機構制御のためのプログラムと、熱転写インクシート
13の種類と記録紙14の種類またはどちらか一方の種類を
示すコードとを内蔵している。また、8はROMカートリ
ッジに接続するためのコネクタ、9はCPU、10はCPUの演
算結果や、データを記憶するRAM、11は入出力ポート、4
b,5bはこのサーマルプリンタ装置7内のアドレスバス、
データバス、15は熱転写インクシート13と記録紙14とを
サーマルヘッド12と共に挟みこみ、記録紙14を搬送する
プラテンローラ、16はCPU9が熱転写インクシートカセッ
ト1のROM2から熱転写インクシート13の種類と記録紙14
の種類またはどちらか一方の種類を示すコードを読み取
り、このγ補正データがどの熱転写インクシートと、ど
の記録紙の組み合わせであるかを表示する表示部であ
る。アドレスバス4a,4bと、データバス5a,5bとはそれぞ
れコネクタ3.8とにより接続されており、ROM2内のプロ
グラムによりCPU9は命令を実効し、所望の記録濃度に対
応する印加エネルギをROM2内のγ補正テーブルを参照す
ることにより得、これに基づいて入出力ポート11を通
じ、サーマルヘッド12を発熱させる。このサーマルヘッ
ド12の発熱によりインクを記録紙14に転写し、画像を記
録紙14上に形成する。ここで、このγ特性はサーマルヘ
ッド12の温度の変化に影響されるため、ある温度ごとの
γ補正テーブルを複数種備え、サーマルヘッド12の温度
変化に応じてこのγ補正テーブルを切り変えることによ
り温度変化に影響されない印写が行える。このように本
実施例においても、このγ補正テーブルをROM2内に複数
種備え、サーマルヘッド12の温度変化に応じたROM2内の
γ補正テーブルを読み出すことにより、温度変化に影響
されない印写が可能である。
また、CPU9はROM2内の熱転写インクシート13の種類と
記録紙14の種類またはどちらか一方の種類を示すコード
を読み出し、サーマルプリンタ装置7の表示部に、熱転
写インクシートカセット1に対応する熱転写インクシー
ト13の種類と記録紙14の種類またはどちらか一方の種類
を表示する。これにより、使用者はどの熱転写インクシ
ート13と、どの記録紙14の組み合わせで印写すれば良い
かを知ることができる。
記録紙14の種類またはどちらか一方の種類を示すコード
を読み出し、サーマルプリンタ装置7の表示部に、熱転
写インクシートカセット1に対応する熱転写インクシー
ト13の種類と記録紙14の種類またはどちらか一方の種類
を表示する。これにより、使用者はどの熱転写インクシ
ート13と、どの記録紙14の組み合わせで印写すれば良い
かを知ることができる。
第3図は本発明の熱転写インクシートカセット1の一
実施例の外観図である。ROM2は図中に示していないが、
熱転写インクシートカセット1内でコネクタ3と接続さ
れている。またコネクタ3は熱転写インクシートカセッ
ト1をサーマルプリンタ装置7に装着する方法(矢印
A)に対して全面に配設されている。
実施例の外観図である。ROM2は図中に示していないが、
熱転写インクシートカセット1内でコネクタ3と接続さ
れている。またコネクタ3は熱転写インクシートカセッ
ト1をサーマルプリンタ装置7に装着する方法(矢印
A)に対して全面に配設されている。
発明の効果 以上述べてきたように本発明によれば、改良された熱
転写インクシートまたは記録紙が開発されたとき、改良
された熱転写インクシートを収納した熱転写インクシー
トカセットに、サーマルヘッドに印加された記録エネル
ギーに対応して上記記録紙に熱転写された画像の記録濃
度と上記サーマルヘッドに印加された記憶エネルギーの
新たな関係を直線に補正した1種または複数種のγ補正
データを記憶したROMと、上記ROMのデータを感熱転写プ
リンタで読み出すように上記感熱転写プリンタへ電気的
に接続するための接続手段とを内蔵しているため、上記
熱転写インクシートカセットを上記感熱転写プリンタへ
装着するだけで、上記感熱転写プリンタ本体内のプリン
ト基板等の変更することなく使用することができ、その
効果は多大である。
転写インクシートまたは記録紙が開発されたとき、改良
された熱転写インクシートを収納した熱転写インクシー
トカセットに、サーマルヘッドに印加された記録エネル
ギーに対応して上記記録紙に熱転写された画像の記録濃
度と上記サーマルヘッドに印加された記憶エネルギーの
新たな関係を直線に補正した1種または複数種のγ補正
データを記憶したROMと、上記ROMのデータを感熱転写プ
リンタで読み出すように上記感熱転写プリンタへ電気的
に接続するための接続手段とを内蔵しているため、上記
熱転写インクシートカセットを上記感熱転写プリンタへ
装着するだけで、上記感熱転写プリンタ本体内のプリン
ト基板等の変更することなく使用することができ、その
効果は多大である。
第1図は本発明の一実施例における熱転写インクシート
カセットのブロック図、第2図は同熱転写インクシート
カセットとサーマルプリンタ装置とを接続したときのブ
ロック図、第3図は同熱転写インクシートカセットの外
観図である。 1……熱転写インクシートカセット、2……ROM、3…
…コネクタ、4a……アドレスバス、5a……データバス、
13……熱転写インクシート。
カセットのブロック図、第2図は同熱転写インクシート
カセットとサーマルプリンタ装置とを接続したときのブ
ロック図、第3図は同熱転写インクシートカセットの外
観図である。 1……熱転写インクシートカセット、2……ROM、3…
…コネクタ、4a……アドレスバス、5a……データバス、
13……熱転写インクシート。
Claims (1)
- 【請求項1】サーマルヘッドで記録紙に熱転写記録を行
う感熱転写プリンタに用いられるインクを1色または複
数色塗布した熱転写インクシートを収納するための熱転
写インクシートカセットであって、上記サーマルヘッド
に印加された記録エネルギーに対応して上記記録紙に熱
転写された画像の記録濃度と上記サーマルヘッドに印加
された記録エネルギーの関係を直線に補正した1種また
は複数種のγ補正データを記憶したROMと、上記ROMのデ
ータを上記感熱転写プリンタで読み出すように上記感熱
転写プリンタへ電気的に接続するための接続手段とを内
蔵したことを特徴とする熱転写インクシートカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5939687A JP2502573B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 熱転写インクシ−トカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5939687A JP2502573B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 熱転写インクシ−トカセツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63224980A JPS63224980A (ja) | 1988-09-20 |
JP2502573B2 true JP2502573B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=13112081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5939687A Expired - Fee Related JP2502573B2 (ja) | 1987-03-13 | 1987-03-13 | 熱転写インクシ−トカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502573B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5366307A (en) * | 1988-10-17 | 1994-11-22 | Mcgourty Thomas K | Printing control system and method for scalably controlling print energy and cycle time |
US5278577A (en) * | 1989-07-18 | 1994-01-11 | Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha | Method of carrying out a thermal transfer printing by using a thermal transfer printer |
KR100413780B1 (ko) * | 1996-01-19 | 2004-03-22 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 잉크리본및서멀프린터 |
-
1987
- 1987-03-13 JP JP5939687A patent/JP2502573B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63224980A (ja) | 1988-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |