JPS59182951A - 耐遅れ破壊性の優れた超高強度鋼 - Google Patents

耐遅れ破壊性の優れた超高強度鋼

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JPS59182951A
JPS59182951A JP5646783A JP5646783A JPS59182951A JP S59182951 A JPS59182951 A JP S59182951A JP 5646783 A JP5646783 A JP 5646783A JP 5646783 A JP5646783 A JP 5646783A JP S59182951 A JPS59182951 A JP S59182951A
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JP
Japan
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steel
delayed fracture
fracture resistance
strength
less
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JP5646783A
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English (en)
Inventor
Terutaka Tsumura
津村 輝隆
Yasuo Otani
大谷 泰夫
Fukukazu Nakazato
中里 福和
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、  J 50 ksi (IO5,5Kp
f/mtr?)を越える降伏強度を有し、かつ耐遅れ破
壊性が従来の低合金鋼よシも優れておシ、油井管尋の用
途に好適な超高強度鋼に関するものである。
近年、長期的展望に立ったエネルギー確保の必要性が各
方面から叫ばれるよう罠なってきたことに呼応し7て1
世界の各地において新だな油田やガス圧の開発が盛んに
行われておシ、従来散瞳されていた地表深層部といった
ような苛酷な環境の石油や天然ガスにまで開発の目が向
けられるようになるなど、エネルギー採掘にもこれまで
よシ以上に高度な技術が必要となってきている。
例えば、最近では、深さが15000  フィート(4
572m)  以上という極めて深い場所や、深さlフ
ィート(30,5m)当り0.5pai(0,3515
ff/mm”)以上の圧力増加が見込まれる標準状態よ
シも高い地圧を持つ地層にも石油や天然ガス採取用の井
戸を掘ることが多くなってきておシ、このような環境条
件で安定した作業を確保するKは、■−150クラス以
上I SMYS (5pecified Minimu
mYteId Strength )が150 ksi
 (105,5麺f/mm” )以上1の極めて高い強
度を有する油井管が必要であるとされ、その安定供給に
対する要望が頓に高まってきているのが現状である。
しかし、従来から油井管用として使用されている低合金
鋼では、引張強さが125 Kl f 1mrdを越え
るようなものKなると、結晶粒界が弱いことにも起因し
て、降伏点以下の静荷重でも破壊に至るという「遅れ破
壊」の危険を内在するようKなるものであった。また一
般に、油田では井戸が古くなって自噴しなくなつ、てく
ると、水圧やガス圧をかけたり酸を添加(Acidtz
tng ) して汲み上は効率を向上しているが、この
ようにAcidizingを行う場合や、酸性環境下の
油田においては、従来の低合金鋼では水素の影響によっ
て遅れ破壊の危険性が大きくなるという問題があった。
一方、18 Ni−5Mo−7,5Co系のマルエージ
ング鋼やオーステナイト系の高合金鋼は、通常の低合金
鋼よシも耐遅れ破壊性に優れていることが知られている
が、マルエージング鋼には、 o  C□を含有しているのでコストが高い。
0 時効によって硬度を得る必要があるので。
工数が多くなる、 0 靭性が良くない。
等の問題があシ、オーステナイト系高合金鋼には、0 
強度を得るために強い冷間加工を施さなければならない
、 ONi’PCr等の含有量が高いので、コスト高となる
、 といった問題があって、いずれも単なる高強度油井管用
として適当な材料ではなかったのである。
本発明者等は、上述のような観点から、150ksi 
(105,5Kff/mm’)を越える降伏強度を有す
るとともに、耐遅れ破壊性が従来の低合金鋼よりも一段
と優れている上、酸添加井戸でも十分に使用に耐え、か
つ18N+マルエージング鋼やオーステナイト系高合金
鋼等よシも廉価な、油井管としての用途に好適な超高強
度鋼を得るべく、鋼材の化学成分組成、熱処理条件、そ
れによって得られる組織と髄性との関係等について詳細
な研究を重ねた結果、以下(a)〜(f)に示すような
知見を得るに至ったのである。即ち、 (a)  遅れ破壊は、靜荷重下におかれた鋼が成る時
間全経過後、突然、脆性的に破断する現象であシ、外部
環境から鋼中に侵入した水素や、メッキ等によって侵入
した鋼中水素等によって発生する一種の水素脆性とされ
ているものであるが、鋼中に焼戻し加熱時の変態によっ
て生ずる安定な逆変態オーステナイトが存、在すると、
この逆変態オーステナイト相に水素が捕捉されて遅れ破
壊が生じにくくなること、 (b)  圧lA後或いは焼入れ後の残留オーステナイ
トは非常に不安定で、経時的又は熱的変化により消失し
てしまうものであるが、焼入れ・焼戻しの際の焼戻し途
中に析出してくる逆変態オーステナイトは、適温で焼戻
しすると非常に安定になシ、耐遅れ破壊性を長期にわた
って持続できること、(c)  低合金鋼中に9チ程度
のNiを添加すると、逆変態オーステナイトを生成でき
るが、特定の熱処理と組合せることによってNi添加鋼
中に逆変態オーステナイトの適量を安定に析出させ、壕
だ。
焼戻しマルテンサイトが減少して強度低下を生ずる分を
Mo 、 W 、 Nb又はV等の添加による析出強化
で補い、かつ高C化や、Mo 、 W 、 Nb及び■
添加によって生ずる逆変態オーステナイトの安定化作用
Nb添加よりの細粒化による強度・靭性向上作用、及び
該細粒化例よって生ずる焼戻しマルテンサイト部の遅れ
破壊発生を抑制する作用等を利用することにより、熱的
に安定な逆変態オーステナイト=10〜30容量係と焼
戻しマルテンサイトの2相組織を有するところの、降伏
強さがI O5,5Kgf/m5yy/(15(Lks
i)以上を、引張強さが低合金鋼での遅れ破壊に対する
臨界強さとされる1 25 K9f/mn?(177,
8ksi)以上をそれぞれ示し、かつ耐遅れ破壊性の優
れた超高強度鋼が得られること。
(d)  このようにC含有曾を高め、更にMOやNb
及び■を添加すると、94Ni鋼などに比べて高い強度
が得られるとともに、適正焼戻し温度域が広くなって、
工業的に生産が容易となること。
即ち、低Cの通常の9Ni鋼の場合には、特に高温で焼
戻すと逆変態オーステナイトが不安定になって焼戻し後
の冷却によりマルテンサイト化するが、これは焼戻しさ
れていないので遅れ破壊、靭性ともに悪くなるという結
果をもたらす。従って、焼戻し範囲が広いということは
、工業的に1品質のバラツキの少ない良好な製品が得ら
れることを意味するのである。
(e)  上記鋼にV及びCuの1種以上を添加すると
その強度が一層向上し、特にCuの添加では耐食性も同
士すること、 (f)  さらに、俤i中のPを0.010%以下に、
Sを0.005 %以下に抑え、かつ(Si+Mn)の
1+11制限することによって、粒界のP + S H
Mn及びSt  の偏析を減少させると、粒界強度が向
上し、pHの低い塩酸を含む環境下でも破壊の発生しな
い優れた材料が得られること。
この発明は、上記知見yc基づいてなされたものであシ
、鋼を、 C: o、s 5〜0.25%(以下、成分割合を表わ
すチは重量%とする)、 Sz: O−80係以下、  Mn:0.01〜1.0
0チ。
Ni: 8.0〜10.0%、 Nb: 0.01〜0
.25%。
Mo +!−W : 1.0〜2.5 % 。
soe、A6 : 0.01 = O,L O% 。
を含有するか、更に必要により、 v : 0.10−0.25%、 Cu: 1.0%以
下、のうちの1棟又は2種をも含み、 Fe及び不可避不純物:残す、 で構成するとともに、焼戻しマルテンサイトと逆変態オ
ーステナイトの2相組織を有せ[7め、降伏強さ: l
 O5,5Kff/mm’以上、引張強さ:125hf
/mrr?以上を示し、かつ優れだ劇遅れ破壊性を備え
た超高強度を実現した点に特徴を有するものである。
次に、この発明において、鋼の成分組成を前記のように
数値限定した理由を説明する。
■ C C成分には、鋼に必要す強度を付与するとともに、逆変
態オーステナイトを増やし、かつそれを安定化する作用
があるが、その含有量が0.151未満では前記作用に
所望の効果が得られず、他方0.25 %を越えて含有
させると他の合金元素との関連で耐遅れ破壊性を損ない
、かつ靭性をも劣化するようになることから、C含有量
を帆15〜0.25 %と定めた。
■ 51 84成分は鋼の脱酸剤として有効なものであるが。
その含有量が0.80チを越えると靭性及び延性を劣化
させるようになシ、また9チ程度のNiを含む鋼におい
ては、酸を含む厳しい環境下で耐遅れ破壊性を劣化させ
ることともなるので、Si含含有管0.80%以下と定
めた。
なお、酸を含む環境下での耐遅れ破壊性をよシ一層向上
させるためには、PやSの低減とともK(St+Mfi
)の値を0.25%未満とすることが好ましい。
■ Mn Mn成分には、鋼の脱酸及び脱硫作用があシ、特に(M
n/ S )  の値が3以上で、熱間加工性や耐遅れ
破壊特性を向上する効果がみられるが、多量に含有さぜ
ると逆に、鋼のカロエ性や耐遅れ破壊性を劣化するよう
になることから、その含有量の上限を1゜00チと定め
た。特に、この発明の鋼のように、9%程度のNiを含
む鋼においては、P−?Sの量をできるだけ低減し、か
つ(St +Mn )の値を0.251未満と可能な限
シ低減することが、酸性環境下での遅れ破壊を防止する
上で有効であるが。
Mn含有量をo、o 1%未満とすることは鋼の製造上
極めて困難であシ、コストアップを招くことから。
Mn含有量を0.01〜・1.00%と定めた。
(i4)  Ni Ni成分は、鋼のオーステナイト安定化に有効な元素で
あシ、A1変態点やA3変態点はいずれもNiの増量と
ともに低下する。そして、この発明の鋼の構成成分であ
るNb 、 Mo 、 W或いはV等の析出強化が利用
できる焼戻し温度範囲で、熱的に安定なオーステナイト
を生成せしめるためには8チ以上のN1成分が必要であ
るが、I O,0%を越えて含有させても鋼の強度は飽
和するか或いは減少し、かつコスト高になるので、Ni
含有量を8.0〜10.0チと定めた。
■ Nb Nb成分には、析出強化によシ鋼の強度を上昇させる作
用と、耐遅れ破壊性を向上する作用があるが、その含有
量が0.011未満では前記作用に所望の効果が得られ
ず、他方、0.25 %を越えて含有させてもそれ以上
の向上効果が得られないことから、Nb含有量’kO,
01〜0.25%と定めた。
■ ■ MO+ΣW MO酸成分W成分には、析出強化によシ鋼の強度を向上
するという同様の作用があるが、MoとWの含有量に関
して(Mo +LW )で規定するのは、WがM、o 
K対して原子量が約2倍で、効果の点では約半分で均等
となるからであり、この値が1.01未満では上記:作
用に所望の効果が得られず、他方。
この値が2.5チを越えてもよシ一層の強度上昇効果を
得ることができず、実質的に不必要な量のMO及びWの
含有となってコスト高を招くので、MO及びWの各成分
量を、(Mo+ΣW)の値で1.0〜2゜5チと定めた
@  sol、Al 5o1.A6  成分は脱酸剤として有効なものである
が、その含有量が0.011未満では所望の脱酸効果を
得ることができず、他方口lO%を越えて含有させても
その効果は飽和してしまい、また介在物の増大による疵
が発生し、靭性も劣化することとなる。従って、5o4
A/  含有量を0.01〜0.jOチと足めた。
■ V ■成分には、Nb、Mo  及びWと同様、析出強化に
よって鋼の強度を上昇させる作用があるので、強度をよ
シ一層向上させる必要がある場合に添加されるものであ
るが、その含有量が0.104未満では所望の効果を得
ることができず、他方0.25St越えて含有させると
靭性の劣化を招くようになることから、その含有量’e
0.10〜0.25%と定めた。
■ Cu Cu成分には、鋼の強度及び耐食性を向上する作用があ
るので、これらの特性をより一層向上させる必要がある
場合に添加されるものであるが、その含有量が1.0%
’r越えると靭性の劣化を招くようになるので、 Cu
含有址’k1.0%ll下と定めた。
なお、前述したように、この発明の鋼においては、不純
物であるP及びSの含有散ヲできるだけ低減することが
好ましく、できれば、 P : 0.010%以下、 S : 0.005%以
下。
であることが推奨される。
なぜなら、P及びSは、井戸中に酸添加(aci−di
zing)する場合のように、pHの低い厳しい環境下
での遅れ破壊に対する感受性を高める作用があり、この
作用は、P及びSの含有量がそれぞれ0.010%及び
0.005%を越えると大きく現われるようになるから
である。
壕だ、鋼中の介在物の形状変化又は清浄化向上のために
CaやREMを含有させることは有効である。
次いで、前記の如き成分組成の鋼に、所望の組織と特性
を付与する処理方法について説明する。
この発明においては、@をAca変態点以上にIJ。
熱後急冷してマルテンサ−r ト組織にした後、570
〜650℃という比較的狭い温度範囲内で焼戻すことは
重要なことである。即ち、570〜650℃の間で焼戻
すことによh 、Nb 、Mo 、W、 V、或いはε
+ CU  による析出強化を利用し、かつ熱的に安定
な逆変態オーステナイトを、好適な範囲の工O〜30容
it%の割合で生成させることができるのである。
焼戻し温度が570°C未満では、十分な析出強化が得
られず、また、逆変態オーステナイト量が10容楡チ未
満となシ、この発明の組成の鋼では水素捕捉が少なくな
って十分な耐遅れ破壊性能を得難くなる。一方、焼戻し
温度が650℃を越えると、焼戻し中に生ずる逆変態オ
ーステナイトが熱的に不安定になり、焼戻し後の冷却で
再びマルテンサイト化するので、靭性及び耐遅れ破壊性
が劣化することとなる。
次に、この発明を実施例によシ比較例と対比しながら説
明する。
実施例1 まず、第1表に示でれるような成分組成の鋼1〜29を
溶製した。
次いで、これらの鋼をJJD熱・圧延し、鋼1〜24に
ついては、980°Cに30分保持後油焼入れしてから
、525°G、5756C,635℃、及び675℃の
各温度に1時間保持後油冷するという焼戻し処理を施し
、一方、鋼25〜29についてiJ:、930℃に30
分保持後油焼入れし、続いて400℃、450℃及び5
00℃の各温度に1時間保持後人気中放冷するという焼
戻し処理を施した後、それぞれについて引張試験と遅れ
破壊試験を行った。なお、処理後の鋼材の組織を調べだ
ところ、本発明鋼を焼入れし、575℃及び635℃で
焼戻したものにのみ、適正な焼戻しマルテンサイトと逆
変態オーステナイトとの2相組織が認められた。
引張試験は、平行部8.5φの丸棒試験片を用いて行い
、遅れ破壊試験は次の条件で実施した。即ち、各鋼種の
鋼材から、第1図(a)に全体の斜視図を、第1図(b
)にUノツチ部の詳細をそれぞれ示した試験片を10本
ずつ切り出し、このUノツチにくさびを静的に挿入した
後、55℃の温水中に30000時間浸漬して割れ発生
の有無を調べるという菌性でおる。
このようにして得られた試験結果を捷とめて、第2表に
示しだ。
第2表に示される結聚からも、本発明の成分になる鋼を
所足温度範囲で焼戻[7て、適正な焼戻しマルテンサイ
トと逆変態オーステナイトの2相組織としたものは、降
伏強さがI O5,5匂f/mn?以上。
引張強さが125に9f/m−以上となっておシ、しか
も遅れ破壊の発生本数がOであって、強度と耐遅れ破壊
性のバランスが極めて良好であることが明白である。
実施例2 前記第1表に示す鋼1〜24について実施例1における
と同様の熱処理を施し、第1図に示す試験片を各10本
ずつ切多出して、このUノツチにくさびを静的に挿入し
た後、0.2NのH(J溶液中に常温で2500時間浸
漬して割れ発生の有無を調べた。
とのようにして調べた割れ発生本数を、強度とともに第
3表に示した。
第3表に示される結果からも、本発明の鋼のうちでも、
特にPがo、o t o%以下、Sが0.005チ以下
、そして(SL+Mn)が0.25%未満のものは、酸
を含むpHの低い苛酷環境下でも耐遅れ破壊性と強度の
バランスが極めて良好であることが明白である。
実施例 第1表に示される本発明鋼lを加熱・圧延後、950℃
に30分保持してから油焼入れし、次いで各種温度に1
時間保持後水冷するという焼戻し21− 処理を施して、更に一196℃でサブゼロ処理し、X線
でオーステナイト搦を測定した。その結果を第4表に示
した。
第4表 第4表に示される結束からは、安定な逆変態オーステナ
イトを得るためには570〜650℃の焼戻しが効果的
であることが確認された。
実施例 第1表に示される本発明鋼11を加熱・圧廷後、950
℃に30分保持してから水焼入れし、次いで各種温圧に
1時間保持後水冷するという焼戻し処理を施して、更に
一80℃でサブゼロ処理し、X線でオーステナイ)tを
測定した。その結束を第5表に示した。
第5表に示される結果からも、安定な逆変態オーステナ
イトを得るためには570〜650℃の焼戻しが効果的
であることが確認された。
上述のように、この発明によれば、V−150グレ一ド
以上の高強度と、優れた耐遅れ破壊性を具備した。しか
も安価な超高強度油井管の製造が可能となるなど、工業
上もたらされる効果は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は遅れ破壊試験片の形状を示すものであυ、第1
図(a)は全体の斜視図であシ、第1図(b)はノツチ
部の詳細を示すものである。 出願人  住友金属工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 +1)  C: 0.15〜0.25%。 st: o、g o%以下。 Mn: 0.01〜1.00%。 Nia 8−0 〜10.0チ。 Nb: 0.01〜0.25%。 Mo +2−W : 1.0〜2.5%。 Bo(1,kl : 0.01〜0.10%。 を含有し、 Fe及び不可避的不純物:残シ。 (以上重量%)から成り、かつ焼戻しマルテンサイトと
    逆変態オーステナイトの2相組織を有していることを特
    徴とする耐遅れ破壊性の優れた超高強度鋼。 (2)  C: 0.15〜0.25チ。 st: o、s 0%以下。 Mn: 0.01〜1.00 % 。 Ni:  8.O〜10.0% 。 Nb: o、o t〜0.25% 。 MO+−W:1.0〜2.5チ。 sol、Aβ:0.01〜0.1θ%。 を含有するとともr(、 V : 0.10−0.25%。 をも含み、 Fe及び不可避的不純物:残シ、 (以上重量%)から成り、かつ焼戻しマルテンサイトと
    逆変態オーステナイトの2相組織を有していることを特
    徴とする耐遅れ破壊性の優れた超高強度鋼。 (3)  c : 0.15〜0.25%。 bt: O−8096以下。 Mn: 0−01〜1−00 To +Ni: 8.0
    へ−10,0qID+ Nb: 0.01〜0゜25% 。 MO+!−W : J、、O〜2.5 %  。 2 sog、Al: 0.01〜0.10%。 を含有するとともに、 (、’u: 1.0 %以下。 をも含み、 Fe及び不可避的不純物:残シ、 (以上重量%)から成シ、かつ焼戻しマルテンサイトと
    逆変態オーステナイトの2相組織を有していることを特
    徴とする耐遅れ破壊性の優れた超高強度鋼。 (41C: 0.15〜0.25係。 St: 0.80%以下。 Mn: 0.01−−1.00%。 Ni: 8.0〜10.0%。 Nb: o、o r〜0.25チ。 Mo+’W: 1.0〜・2.5係。 sol、AA’ : 0.01−0.10 % 。 を含有するとともに。 V : 0.10〜0.25%。 Cu:1.0%以下、 をも含み、 Fe及び不可避的不純物:残り。 (以上重量%)から成シ、かつ焼戻しマルテンサイトと
    逆変態オーステナイトの2相組織を有していることを特
    徴とする耐遅れ破壊性の優れた超高強度鋼。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61273277A (ja) * 1985-05-29 1986-12-03 Nippon Steel Corp 耐応力腐蝕割れ性のすぐれた引張強さ90Kgf/mm↑2以上の高張力鋼の製造法

Cited By (1)

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JPS61273277A (ja) * 1985-05-29 1986-12-03 Nippon Steel Corp 耐応力腐蝕割れ性のすぐれた引張強さ90Kgf/mm↑2以上の高張力鋼の製造法

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