JPS59179402A - 自動車用ホイ−ル錠装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用ホイール錠装置に関する。従来自動車
のタイヤ及びホイールの盗難防止用として種々のホイー
ル錠が発明・考案されているが、何れもドライバー等に
より無理にこし、聞けられ盗難にあうことが屡々発生し
ている。又雨水・洗滌水等の浸透により解・施錠機能が
損われる不具合も屡々発生している。本発明の目的は施
錠・解錠の操作を簡単なものにしながら、確実・堅固に
施錠しドライバーその他の工具等によっては絶佳に開錠
され得ない安全なホイール錠であって、更に雨水・洗滌
水等の浸透があってもその機能を害することのないホイ
ール錠装置を提供することにある。

本発明を図面を参照して説明すれば、第１図は車輪ハブ
１にホイール２をノ１ブ１のホイール取付はポルト３に
本発明に係るホイール・ナツト４で締付けだ該ナツトに
、本発明に係る実施例のホイール錠５を取付けた状態を
示すホイール錠装置の断面図である。該ホイール取付２
５は回転子受け５１と円筒状筒体５２とからなるホイー
ル錠外筒５０と、上記回転子受け５１の中心部に回転子
６を回動自在に一体化したものである。上記ホイール・
ナツト４は第２・３図に示すように（第２図は下半部を
断面で示す側面図、第３図はＡ矢示正面図）、上記ホイ
ール２の締付直上部は溝４１をＪ形成する溝筋４２とさ
れ、その上部が６角筒４３とされる。該６角筒４３の内
部尖端は突縁４４とされ、ロック溝４５を形成する０該
口・ツク溝４５の復音じに上記ホイール錠外筒５の回転
子受け５１を収納する盗み部４６を形成し、その後部−
／ｌ（上言己ホイール取付はボルト３と螺合するホイー
ル２の締付けねじ４７とされる。

上記ホイ−ル錠装置５０を第４・５・、６図に示す。第
４図は横断面図、第５図はＢ矢示方向正面図、第６図は
Ｃ矢示方向背面図である。ホイール錠外筒５０は上述の
如く、円筒状筒体５２の中心部に回転子受け５１を備え
、該回転子受け５１の上面５４は回転子の鍵面合せ凹部
５５を形成し、上記回転子受は上面５４の外周の一部に
回転子の円弧突起（後述する）回動溝５６が設けられ、
回転子受け５１の一部（回転子嵌合孔５３から回転子受
け５１の外端にかけて）にラッチ（後述する）嵌合′Ｒ
５７が設けられる。そして上記回転子嵌合孔５３の外周
に複数個の磁石収納角穴５８・５８′・・・５８′があ
けられる。

上記ホイール錠外筒５０の中心に回動自在に装着される
回転子６を第７・８・９図に示す。第７図はその横断面
、第８図は第７図のＤ矢示側面図、第９図はＥ矢示側面
図である。回転子６は上記ホイール錠外筒の回転子受け
５１の中心嵌合孔５３と嵌合する回動軸６１とその先端
に一体に形成される鍵合せブロック６２とから形成され
、回動軸６１にはその一側にラッチ（後述する）の縁部
と嵌合するテーパー溝６３が設けられ、鍵合せブロック
６２の上面は四部６４が形成され、該凹部６４の外周白
縁６５の一ケ所には入部６６が設けられる。そして上記
凹部６４の中央部に鍵合せ凸部６７が突設される。鍵は
図示しないが上記鍵合せ凸部６７に嵌合する凹部を持ち
鍵先端のマークを上記鍵合せブロック６２の外周白縁６
５の入部６６に合せれば、鍵とホイール錠とが合致され
るようにされる。又上記鍵合せブロック６２の背面に磁
石係合用の数個の穴６８・６８′・・・６８′が設けら
れ、又その外周の１部で上記ホイール錠外筒の回転子受
は上面外周の円弧突起回動溝５６に嵌合する個所に、回
転子を回動作動させる円弧突起６９が突設される。該円
弧突起６９は上記円弧突起回動溝５６内に挿設される回
転子押圧ばね（後述する）によって押圧されて回転子６
が回動作動されるものである。第１０・１１図に上記ホ
イール錠５の回転子受け５１のラッチ嵌合溝５７に挿入
嵌合されるラッチｌＯを示す。第１０図はその側面図で
第１１図はＦ矢示平面図である。該ラッチｌＯは図示の
ように直線面１１と凸部１２とからなる近似三角形とさ
れた板で、該凸面１２の頂点部に凹部１３を持った形状
、即ち上部′凸部１４と下部突起１５を形成するもので
ある。そしてその先端に近い中央部に小孔１１が穿たれ
、該小孔１１に小ゴム・ボール１２が圧入される。該小
ゴ、ム・ボール１２は該ラッチ１０がラッチ嵌合溝５７
に挿入された時該溝面にボール両端面が当接し、ランチ
のラッチ嵌合溝内での回動中心の作用を行うものである
。

上記は本ホイール錠装置の各部品について説明しだが、
次にホイール錠５の組立てについて述べる。第１図に示
すように回転子受け５１のラッチ嵌合溝５７にラッチ１
０を嵌入し、円弧突起回動溝５６のばね溝５９（溝５６
に続く同一溝で稍巾広の溝）に回転子押圧ばね６０（第
１４図点線図示）を挿置する。そして回転子６のテーパ
ー溝６３を上記回転子受け５１のラッチ嵌合溝５７に合
せて（即ち該テーパー溝６３にラッチＩＯの上部直線面
１１が合致するように）、回転子６を回転子受け５１の
回転子嵌合孔５３に挿入し、回転子６の鍵合せブロック
６２をホイール錠外筒５０の錐面合せ凹部５５に嵌合し
て、回転子回動軸６１尖端に座金８を嵌合してかしめ、
該回転子６をホイール錠外筒５０に回転自在に取付ける
。この状態の正面図（第１図Ｈ矢示図）を第１２図に示
す。

描図７頁でれるようにこの取付は状態時は回転子６の円
弧突起６９がホイール錠５の円弧突起回動溝５６内に挿
置された回転子押圧ばね６０を圧縮した状態で取付けら
れる。然し上記の如く回転子６を組伺けだ状態では、ラ
ッチ１０が回転子回動軸のテーパー溝６３とホイール錠
外筒５０のう、。

チ嵌合溝５７との間に介在して回転子６はホイール虻外
筒５０に固定された状態になっている。４角点線の５８
は回転子受け５１にあけられた永久磁石２１　（第１図
点線図示）と該磁石の押圧ばね２２を収納する角穴、小
円点線の６８は回転子６の鍵合せブロック６２の背面に
設けられた磁石２１の係合穴である。

上記の状態に組付けられたホイール錠をホイール・ナツ
ト４に被せて押込むのである。するとホイール錠５は上
記のようにラッチ１０は回転子回動軸６１のチーｔ’−
溝６３に上面が沿っているので上部凸部１４は回転子受
け５１の嵌合溝５７内に挿入されているので（第１図に
示す状態）、ホイール・ナツト４の頭面はラッチＩＯの
上部凸部１４の下面迄達し、該う・ソチの上部凸部を押
上げ、従って下部突起１５が時計方向に回動されてホイ
ール・ナツトの頭部突縁４４がラッチ１０の凹部１３内
に噴込まれる状態になる。この状態を第１２・１３図に
示す。第１２図はその横断面図で第Ｐ３図はＧ矢示正面
図である○このようにラッチ１０が時計方向に回動され
るとその上部直線面１１は回転子回動軸６１のテーパー
溝６３から外れるの、で、上記回転子の円弧突起６９が
ホイール錠の円弧突起回転溝５６のばね溝５９内の回転
子押圧ばね６０によって押圧されて第１３図に示すよう
に円弧突起回動溝５６溝端迄回動され、そして回転子６
の背面の磁石保合穴６８が回転子受け５１の磁石収納角
穴５８の位置と合致されるので、該角穴５８内の磁石２
１はその押圧ばね２２によって抑圧きれて上記保合穴６
８内にその上半分が突入係合し、ホイール錠外筒５と回
転子６とは一体関係にされる。そしてホイール錠５とホ
イール・ナツト４との関係は、上述のようにホイール・
ナツト４の突縁４４がラッチＩＯの凹部１３に嵌入して
いるので、ホイール・ナツト１からホイール錠５を引き
抜くことはできないが、ホイール錠５はホイール・ナツ
ト４０周りに回動自在である。

次に上記のように施錠されたホイール錠の開錠は、上記
ホイール錠回転子受は部に挿入された磁石と反撥するよ
うに磁石を内蔵した鍵を、ホイール錠の回転子６の頭部
凹部６４に合せて、ホイール錠の磁石２１をその押圧ば
ね２２に抗して反撥させ、即ち磁石を回転子受け５１の
磁石収納穴５８内に押込み、回転子６とホイール錠外筒
５０との固定関係を解いて、回転子６を回転ｌ〜て回転
子回動軸６１のテーパー溝６３とラッチｌＯとの位置と
を合致嘔貧る。従ってホイール錠５を引けば、ラッチ１
０は上記テーパ　＆’＋Ｊ６４に嵌入してホイール・ナ
ンド４の曲縁４４とラッチＩＯとの係合が解けてホイー
ル錠はホイール・ナツトから自由に取外せるようになる
ものである。このように開錠用鍵はホイール錠の磁石位
置に合致する位置に発撥磁石（同極の対面磁石）を備え
た鍵とするものであるから、その組合せを無数にして合
鍵の偽造を防ぐために、上述のようにホイール錠外筒に
設けられる磁石収納孔を複数にしである。

父上記ホイール錠外筒５０の回転子受け５１に設けた各
磁石収納角穴５８・５８′・・・５８′の底部は回転子
受け５１の底面に夫々通孔２３・２３′・・・２３″で
貫通しであるので、ホイール錠外筒頭部の回転子６嵌合
面隙間（第１２図２４）から浸透して磁石収納角穴５８
・５８′・・・５８′内に入った雨水・洗滌水等は、該
角穴底部の上記通孔２３　・２３′・・・２３″からホ
イール・ナツト４とホイール錠外筒５２の間隙２５（第
１２図）・該外筒５２先端とホイール・ナツト溝４１の
間隙２６（第１２図）を通って外部に流出してし−まう
ので、上記磁石収納穴に水が溜って磁石２１及びその押
圧ばね２２を腐蝕しロック機能を害するような不具合共
絶対に生じないものである。

又上述のようにホイール錠５がホイール・す・ソト４に
ロックされた時は、ホイール錠外筒５２の先端がホイー
ル・す・ント４下部の竹筒４２の溝４１内に嵌入してい
るから、ホイール錠外筒５２とホの イール・ナツト４間隙にドライノく−等こじ入れてホイ
ール佇をこじあけるようなことも絶対にてき々いもので
ある。

上記の如く本発明に係るホイール錠装置によれば、施錠
開錠の操作が極めて簡単であり、そして施錠は正確・堅
実に行われ、ドライノく一等鍵以外の工具で無理にこじ
開けることは絶対に不可能となる。又雨水・洗滌水等の
浸透により機態不良になるような心配もない。という多
くの利点を備えだホイール錠とすることができるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るホイール錠装置を示す横断面図、
第２・３図はホイール・す・ントを示すももので第２図
はその下半部を断面で示す側面図、第３図は第２図のＡ
矢示正面図である。第４・５・６図はホイール鞍外筒を
示すもので、第４図はその横断面図、第５図は第４図の
Ｂ矢示正面図、第６図はＣ矢示背面図である。第７・８
・９図は回転子を示すもので、第７図はその横断ＷＪ図
、第８図は第７図のＤ矢示側面図、第９図はＥ矢示側面
図である。第１０−第１１図はラッチ１０を示し、第１
０図はその側面図、第１１図は第１０図のＦ矢示平面図
である。第１２図はホイール匈外筒に回転子を組付けだ
ホイール錠の正面図を示す。 第１３図はホイール・ナツトにホイール錠を施錠した状
態を示す横断面図で、第１４図は第１３図のＧ矢示正面
図である。。 ３−ｍ−ホイール１収付ボルト。 ４−ｍ−ホイール・ナツト、　　　５−一一ホイール錠
、　　６−−−回転子、　　１．０−−−ラッチ。 ２Ｉ−ｍ−小円筒磁石、　　　２２−−一磁石押圧ばね
。 ２５−ｍ−間隙、　　　４１−−一外筒嵌入溝。 ４２−ｍ−溝部、　　　４４−−一突縁。 ４６−−−盗み部、　　　５０−−−ホイールく錠外筒
。 ５１−一一回伝子受け、５２−−一円筒状筒体。 ５Ｇ−−一円弧突起回動溝、　　　５７−−−ラ、ンテ
嵌合尚゛、５８・５８′・・・５８１′−一磁石収納穴
。 ６０−ｍ−回転子押圧ばね。 ６１−ｍ−回転子回動’ｉ’ｌｊ１，６２　−一嵌１５
合、ぜブロック、　　　　　６３−−−テーパー而。 ６８・６８′・・・６８“−一一磁石係合穴。 ６９−ｍ−円弧突起。 出［四人　和洋産業　上限・佼社 峯δ１２１　　　　彰７Ｕ２Ｊ ￥−１０Ｕ２Ｊ 求１３図 本ｑ図 ６ 罠７２図 にｑ 莱／４［２１１ ｎ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 頭部に回転子受は部を備え後部を円筒状筒体とするホイ
   ール錠外筒と上記回転子受は部にその先端に鍵合せブロ
   ックを備え後部を回動軸とした回転子を回動自在に係合
   しだホイール締付上記ホイール錠外筒端部が嵌入する外
   筒嵌入溝を備えだホイール締付はボルト用のホイール・
   ナツトとからなシ、上記ホイール錠外筒の回転子受は部
   に′は上記回転子の鍵合せブロック外周背面に突出する
   円弧突起を嵌合し該円弧突起を押圧する回転子押圧ばね
   を納める円弧突起回動溝を備え更に小円筒磁石とこれを
   押圧する押圧ばねを収納し上記ホイール錠外筒とホイー
   ル・ナツトとの間隙に通ずる磁石収納穴とホイール・ナ
   ツト尖端を係合掛止めるラッチを挾持するラッテ嵌合溝
   を備え、上記回転子にはその鍵合せブロック背面に上記
   小円筒磁石を係合し上記ホイール錠外筒と回転子とを係
   合一体化する小円筒磁石の保合穴と上記ラッチが部分的
   に嵌入するテーパー溝とを備え、上記ホイール・ナツト
   にはその尖頭部に上記ラッチと係合して上記ホイール錠
   を該ナツトに掛止める突縁と上記ホイール錠外筒の回転
   子受は部を納める盗み部と上記外筒嵌入溝を設ける溝部
   とを備えることを特徴とする自動車用ホイール錠装置。