JPS59176369A - 棒状水溶性固形筆記材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水溶性固形筆記材料に関し、さらに詳しくは、
ガラス、プラスチック、金属、木材、陶磁器などの素拐
の被筆記面に筆記又は描画後、水分を含んだ布などで消
去しうる水溶性固形筆記制別、さらに詳しくいえば、筆
記又は描画後長期間経過しても被筆記面に消去後の色残
りがないように、寸だ該筆記材料を鉛筆本舗や紙巻ラベ
ルなどの外装制で外装した場合、長期間経過しても該筆
記材料が外装材へ移行しないように改善された水溶性固
形筆記制別に関するものである。

従来、通常知られている水溶性固形筆記ｔ、ｒ　Ｆ−Ｈ
；、、例えば、着色顔料や体質顔料をも包含するがｌ−
７頚と、高級脂肪酸のグリセリンエステル、見合′ｊ／
ｃ＝　、９１級−価アルコールと脂肪酸とのエステルで
あるろうをも包含する一般のワックス類と、水溶住界Ｉ
Ｒ′。

活性剤とを混合したのち、所望の形状に成形するか、あ
るいは樹脂エマルジョンと前記のワックス類及び顔料類
とを、水溶性界面活性ｔＩｊを用いてエマルジョン化ぜ
しめたのち、固形化したく、ってａる。

しかしながら、この」＝うな従来の水溶社、な杉筆記拐
料においては、該筆記材料を用いて仮筆、あえに筆記又
は描画・麦室内で約１か月間数置ず（、−Ｈ−：　−該
被筆記面を水分を含んだ布などで消去して先。

色残りが生じるなどの欠点がある。その上、該筆記材を
紙巻ラベルや鉛筆本舗などの外装置′Ａでクト装した場
合、約２年はど経過すると該筆記材料ｚ二外装制へ移行
するという欠点があり、例えは外装材として紙巻ラベル
を用いた場合、はなはだしいものはその移行によって筆
記時に手の汚れ〃二生じ、′１：／こ木１１ＱＩＩを・
用いた場合、該筆記材料の本舗への移イーｉによりその
組成の不均一化が生じて、初期の筆記感が得られ１′、
かつ水分を含んだ布などで容易に消去きれないなどの欠
点がある。

本発明者らは、このような従来の水溶性固形筆記材料の
もつ欠点を克服した優れた水溶性固形筆記材料を提供す
べく鋭意研究を重ねた結果、ワックス類や樹脂額全１つ
たく含まずに、ある値以上の分子量ヲ有するポリエチレ
ングリコール所定量と非イオン性界面活性剤と着色剤と
を含有して成る水溶性固形筆記材料がその目的を達成し
うろことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成す
るに至った。

すなわち、本発明は、平均分子量１０００以上のポリエ
チレングリコール５〜４０重量係と非イオン性界面活性
剤と着色剤とを含有して成る水溶性固形筆記材料を提供
するものである。

本発明の水溶性固形筆記材料ＶＪ、、従来のものに比べ
、例えば６か月間経過しても前記したような色残りの現
象はまったく生せず、また３年間経過しても移行の現象
は捷ったく現われない。この理由については明確ではな
いが、従来の水溜性固形筆記材料においては、固形化拐
としてワックス類又はワックス類と樹脂類とを必須とし
ており、そのため長期間放置しておくと、その成分であ
る顔料類とワックス類と水溶性界面活性剤、あるいは顔
料類と樹脂エマルジョンと乳化剤とワックス類とが、一
般の環境条件によっても一部が分離したり、不安定な状
態となって、該筆記材料の外装（シへの移行や、あるい
は筆記波長期間放置したのらの消去に対して色残りなど
の現象が生に、−力木発明の水溶性固形筆記材料におい
ては、ワックス類や樹脂Ｍ’ｋまったく用いてないので
、ポリエチレングリコールと非イオン性界面活性剤など
とがほとんど完全に相溶していて、長期間放置していて
も分離などが起らず、前記のような移行や色残りの現象
が生じないものと思われる。

本発明の筆記材料に用いるポリエチレングリコールは分
子量が１０００以上のものであることが必要であって、
分子量が１０００未満のものは粘性が低ずき゛て固形筆
記４Ａ料の成分として用いえない。

−マ／ここのポリエチレングリコールの配合量は、該筆
記Ａ′）Ｊ相の全亜敞を基糸として５〜４０重量係の範
囲である。この量が５重量％未満では、含有成分のうち
非イオン性界面活性剤の相対比率が大きくなって前記の
移行性や色残り性に対する改善効果が現われず、また４
０重量％を超えると、書き味がやや硬くなって良好な書
き味が得られない。

本発明の筆記利料に用いる非イオン性界面活性剤及び着
色剤は、通常の水溶性固形筆記材料に使用されているも
のの中から任意に選ぶことができる。例えば非イオン性
界面活性剤としては、ポリオギシエチレンステアリルエ
ーテル、ポリオキシエチレフノルビタントリステアレー
ト、ポリエチレングリコールジステアレートなどの固体
状のものが好ましく挙げられ、また着色剤として無機顔
料、有機顔料、染料などが用いられる。

本発明の卓［）記拐制には、前記成分に加えて、従来の
水溶性固形筆記材料に慣用されている添加成分、例えば
酸化チタンやタルクなどの無機光てん物、あるいは固形
状の高級アルフールなどを必要に応じて含有させること
ができる。

本発明の水溶性固形筆記材料は、それを用いて一般の紙
類や、厚紙にプラスチックをラミネートしたボードはも
とより、プラスチックボード、アルミニウム板ボー１・
、金属板ボード、木製ボートなどに筆記又は描画した場
合、そのｍき味；はいずれも良好であり、また筆記又は
描画後長期間経過しても、消去波被筆記面に色残りがな
く、その上被筆記１２各を８筆木軸や紙巻ラベルなどの
外装拐で外装した場合、長期間、経過しても該筆記材料
が外装材へ移行しないなどの特徴を有している。

次に実施例によって木兄Ｉ３Ａをさらに詳細に説明する
。

実施例１ 酸化チタン　　　　　　　　　　　５　〃タ　　　ル　
　　り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２
ｏ　　〃セチルアルコール　　　　　　　　　　　　　
５　〃ポリオギノエチレンステアリルーーテル　　２０
　重機部上記成分のうち粉体成分である有機顔料、酸化
チタン及びタルクを混合機で均一に分散させておく。次
ニセチル゛アルコーノペポリオキ／エチレンステアリル
ニーデル、ポリエチレングリコールジステアレート及び
ポリエチレングリコールを溶解槽において約８０℃で溶
解しながら均一になるようにかきまぜたのち、このもの
を前記粉体類に力Ｉ」え、加熱１〜なから混練機により
混線を行う。さら（（３本ロール又は２本ロールを用い
て均一分散させたのち、押出成形機又は一般の流（７込
み成形機で所望の形状に成形する。

このようにして得られた筆記材料組成物を用いてプラス
チックボードに筆記したものは、室内で６か月間放置し
たのらでも容易に消去できて色残りなどまったく生じな
かった。丑だ、このｍ記材料、組成物は３年経過しても
外装材への移行は４つたく生じなかった。

実施例２ カーボンブランク　　　　　　　　　　　２０屯牡部酸
化チタン　　　　　　　　　　５　〃タ　　　ル　　り
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１５　　〃
セチルアルコール　　　　　　　　　　　　７　〃ポリ
オキンエチレンステアリル　　　　　１８〃エーテル 上記各成分を用いて、実施例１と同様な方法で所望の形
状に成形して筆記材料組成物を得た。

この筆記組成物を用いてプラスチックボードに筆記した
ものは、室内で６か月間放置したのちでも容易に消去で
きて色残りなどまったく生ぜず、寸だ３年経過１７ても
、この筆記材料組成物の外装材への移行はまったくなか
った。

特許出願人　　三菱鉛筆法式会社 代理人　阿　形　　明

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　平均分子量１．　ｏ　ｏ　ｏ以上のポリエチレング
   リコール５〜４０重量％と非イオン性界面活性剤と着色
   剤と全含有して成る水溶性固形筆記材料。