JPS5917619Y2 - 複合延伸分離装置 - Google Patents

複合延伸分離装置

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Publication number
JPS5917619Y2
JPS5917619Y2 JP1977036672U JP3667277U JPS5917619Y2 JP S5917619 Y2 JPS5917619 Y2 JP S5917619Y2 JP 1977036672 U JP1977036672 U JP 1977036672U JP 3667277 U JP3667277 U JP 3667277U JP S5917619 Y2 JPS5917619 Y2 JP S5917619Y2
Authority
JP
Japan
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stretching
separator
films
film
thermoplastic resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977036672U
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JPS53131463U (ja
Inventor
正樹 大洞
邦夫 村上
忠司 林
昭美 上妻
満 上西
Original Assignee
ユニチカ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテンターを用いた熱可塑性樹脂フィルム(以下
フィルムと称す)の複合延伸分離装置に関するものであ
る。
更に詳しくは、二枚以上の熱可塑性樹脂フィルムが延伸
可能なテンタ一式フィルム延伸機において、1軸、逐次
2軸および同時2軸延伸(以下総括して延伸と呼ぶ゛)
するに際して、該延伸機の延伸開始点から延伸終了点の
間のクリップ近傍の一部あるいは全部に亘Fノ隔離板を
設けて該フィルムの融着を防止することを特徴とする熱
可塑性樹脂フィルムの複合延伸分離装置に関するもので
ある。
延伸において単に1枚の未延伸フィルムを延伸するより
も2枚以上の未延伸フィルムを同時に延伸すれば生産性
において、特にコスト面において極めて大きなメリット
があるのは明白で゛ある。
しかるに現在いまだに工業化が困難であるのは、フィル
ムの同時複合延伸において複数の未延伸フィルムを密着
した状態で同時に延伸した場合、密着したフィルムが延
伸時の外部がらの加熱と内部がらの発熱により容易に融
着し、延伸捲取後良好に分離し難く、または分離不能に
なって良好な延伸フィルムを得ることができなかったた
めである。
また、フィルム間に隔離板を設けた場合でも延伸部での
フィルムと隔離板との摩擦が大きく、フィルムに無理な
応力が加わって切断する等のトラブルがあり実用化に至
っていながった。
本考案者らは鋭意研究を重ねた結果、複数の未延伸フィ
ルムを重ね合わせて同時に延伸しても決して融着せず、
延伸後容易に分離できる装置を考案するに至った。
すなわち、延伸部において全面的にフィルム同志が接触
しないように各フィルム間のクリップ近傍にのみ、隔離
板を挿入することにより各フィルムの中央部を隔離板の
厚さだけ浮かせ、外部加熱および内部発熱による融着を
防ぎ延伸後容易に分離させうる装置を考案した。
以下、本考案の一実施の態様を図面に従って説明すると
、第1図のように2枚の熱可塑性樹脂フィルム2および
2′の中間に本考案の隔離板3 (延伸部からY型に拡
がっている)を挿入する。
隔離板の固着方法には種々の方法があるが、Y型のIの
部分を任意の手段で外部に固着すればよい(特に図示せ
ず)。
また、隔離板の材質は何でもよいが、特に金属またはプ
ラスチックが好ましい。
次に第2図に示すようにフィルム両端部はクリツブ1で
把持されるので、延伸部においてY型の隔離板3をはさ
んで2枚のフィルム2,2′の間に空間4が生じ、中央
部においてもフィルム同志が密着することなく延伸され
矢印の方向に進み良好な2枚の延伸フィルムが得られる
以上、2枚のフィルムを延伸する場合について説明した
が、本考案は2枚以上複数枚について実施可能である。
本考案によれば、隔離板が延伸部においてフィルムの端
部のみに接触しているので、隔離板とフィルムの摩擦抵
抗も少なく、延伸切断等のトラブルなく延伸することが
でき、生産性は飛躍的に向上し、大巾にコストを低下さ
せることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の隔離板を使用した延伸部の平面図であ
る。 第2図は第1図のA−A’断面図である。 1は延伸機のクリップ、2および2′は熱可塑性樹脂フ
ィルム、3は本考案の隔離板、4はその隔離板によって
生じた空間である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二枚以上の熱可塑性樹脂フィルムが延伸可能なテンタ一
    式フィルム延伸機において、該延伸機の延伸開始点から
    延伸終了点の間のクリップ近傍の一部あるいは全部に亘
    り隔離板を設けて該フィルムの融着を防止することを特
    徴とする熱可塑性樹脂フィルムの複合延伸分離装置。
JP1977036672U 1977-03-25 1977-03-25 複合延伸分離装置 Expired JPS5917619Y2 (ja)

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JPS53131463U JPS53131463U (ja) 1978-10-18
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491315A (ja) * 1972-04-18 1974-01-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS491315A (ja) * 1972-04-18 1974-01-08

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