JPS5917599B2 - 電気音響変換器およびその製造方法 - Google Patents

電気音響変換器およびその製造方法

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JPS5917599B2
JPS5917599B2 JP54060125A JP6012579A JPS5917599B2 JP S5917599 B2 JPS5917599 B2 JP S5917599B2 JP 54060125 A JP54060125 A JP 54060125A JP 6012579 A JP6012579 A JP 6012579A JP S5917599 B2 JPS5917599 B2 JP S5917599B2
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JP
Japan
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frame
vibrating membrane
electroacoustic transducer
diaphragm
manufacturing
Prior art date
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Expired
Application number
JP54060125A
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English (en)
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JPS55151898A (en
Inventor
悟 茨木
博之 直野
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/01Manufacture or treatment
    • H10N30/09Forming piezoelectric or electrostrictive materials
    • H10N30/098Forming organic materials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高分子圧電フィルムを振動膜とする電気音響
変換器およびその製造方法に関し、温度特性に優れた電
気音響変換器および温度特性に優れた電気音響変換器を
得ることができる製造方法を提供するものである。
第1図は高分子圧電フィルムを用いた電気音響変換器を
示している。
第1図において、1は孔を有スるフレームであり、この
フレーム10片面ニ振動膜2が接着されている。
この振動膜2はポリフッ化ビニリデンフィルム等の高分
子圧電フィルムの両面に電極を設けたものである。
3は上面が開口した箱形の保持体であり、この保持体3
は絶縁材料からなり、開口部にはフレーム1が挿入され
る凹部4が形成されている。
5は保持体3の底部に植設された端子である。
6は導電体からなるケースであり、このケース6の上面
には音孔7が形成されている。
このケース6は保持体3の開口部を覆うように装着され
、フレーム1は保持体3とケース6とで挾持され、円筒
状に彎曲される。
振動膜2の一方の電極はフレーム1を介して端子5に接
続され、他方の電極はケース6に接続される。
第2図は従来の製造方法を示している。
第2図において、2は両面に電極が形成された高分子圧
電フィルムであり、第2図Aに示すようにこの高分子圧
電フィルム2に矢印で示すように張力を与えた状態で、
平板状のフレーム1を接着し、その後高分子圧電フィル
ム1の外周に沿って切断し、第2図Bに示すような平板
状の変換器ユニットを形成するものである。
この平板状の変換器ユニットを第1図に示すように電気
音響変換器に組込むことにより、円筒状に彎曲させるも
のである。
しかしながら、上記従来の製造方法による電気音響変換
器は振動膜2の大きさによって温度特性が太き(変化す
る欠点がある。
第3図は上記従来のマイクロホンの温度特性を示してい
る。
第3図において、aは1010mmX8の振動膜を有す
る従来のマイクロホンの特性を、bは4 nmX 3
mmの振動膜を有する従来のマイクロホンの特性を示し
ており、特に小さい振動膜を用いたマイクロホンbの温
度特性が悪いものであった。
上記温度特性悪化の原因は、高分子圧電フィルムの熱膨
張率がフレームのそれより大きいために、振動膜の張力
が温度変化で変化してしまうためである。
大きな振動膜を用いた変換器においては、フレームの内
寸、すなわちクランプ間距離が長いために温度変化によ
る振動膜の張力変化は小さいが、クランプ間距離が短い
小さな振動膜を用いた変換器では張力の変化が太きいも
のであり、温度が低下すると振動膜が収縮し、張力が増
大し、振動膜の動きが妨げられるようになり、この結果
感度が低下するものである。
本発明は上記従来の欠点を除去するものであり、以下に
本発明の実施例について第4図A、Bとともに説明する
第4図Aにおいて、2は高分子圧電フィルムの両面に電
極を設けてなる振動膜、1はフレーム、8は上面に上記
フレーム1の孔に挿入され突起9が形成された平板状の
基板、10は平板状の基板である。
第4図において、基板8上に振動膜2をのせ、下面に接
着剤が塗布されたフレーム1を上記振動膜2上にのせ、
さらにフレーム1上に基板10をのせ、基板8と10と
で振動膜2、フレーム1を挾持する。
この場合、基板10の突起9は振動膜2とともにフレー
ム1の孔内に挿入され、この状態でフレーム1が振動膜
2に接着される。
接着終了後、振動膜2をフレーム1の外周に沿って切断
することにより、第4図Bに示すように変換器ユニット
が製造される。
第5図は上記のようにして製造された変換器ユニットの
断面を示しており、振動膜2のクランプ部の距離りより
わずかに大きく、振動膜2の一部がフレーム1の孔内に
突出するように接着されるものである。
第6図は第5図に示す平板状の変換器ユニットを電気音
響変換器に組込んで彎曲させた状態を示している。
第7図は本発明の他の実施例を示している。
本実施例では、円筒状の彎曲面が形成された真空吸着治
具11を用い、この治具11の彎曲面に振動膜2を吸着
しておき、この振動膜2の下面にフレーム1を接着する
ものであり、本実施例においても、クランプ部における
振動膜2の距離は、クランプ間隔よりわづかに大きく、
フレーム1の孔部に振動膜2の凸部が形成されるもので
ある。
以上のように、本発明によれば、クランプ部における振
動膜の寸法がフレームのクランプ距離より大きく、フレ
ームの孔部に振動膜の凸部が形成されるため、低温にお
いても振動膜の張力がほとんど変化せず、感度の低下が
起らないものである。
第8図は小さい(4mmX 3mm)振動膜を用いた従
来の変換器すおよび本発明の変換器Cの温度特性を示し
ており、本発明では、振動膜の接着時にあらかじめ凸状
に成形しているため、温度変化による振動膜の張力変化
がほとんどなく、低温においても感度の低下が起らない
利点を有するものである。
本発明は上記のような構成であり、フレームの孔部に振
動膜の凸部が形成されるため、温度変化により振動膜の
張力が変化することがなく温度特性に優れているもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気音響変換器の断面図、第2図A、B
は従来の電気音響変換器のフレームを振動膜に接着する
工程を示す斜視図、第3図は従来の電気音響変換器の温
度特性を示す図、第4図A。 Bは本発明の一実施例における電気音響変換器の製造工
程の斜視図、第5図は同電気音響変換器の変換器ユニッ
トの断面図、第6図は同変換器ユニットを彎曲した状態
の断面図、第7図は本発明の他の実施例の製造工程の断
面図、第8図は本発明および従来の電気音響変換器の温
度特性を示す図である。 1・・・・・・フレーム、2・・・・・・振動膜、3・
・・・・・保持体、4・・・・・・凹部、5・・・・・
・端子、6・・・・・・ケース、7・・・・・・音孔、
8・・・・・・基板、9・・・・・・突起、10・・・
・・・基板、11・・・・・・真空吸着治具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高分子圧電フィルムの両面に電極を設けてなる振動
    膜を、孔を有する彎曲したフレームの片面に上記フレー
    ムの曲率に沿って接着する電気音響変換器において、上
    記フレームの孔部の振動膜の寸法を、上記フレームのク
    ランプ間隔より大きくした電気音響変換器。 2 高分子圧電フィルムの両面に電電を設けてなる振動
    膜を、孔を有する彎曲したフレームの片面に上記フレー
    ムの曲率に沿って接着する電気音響変換器の製造方法に
    おいて、上記フレームの孔部に対応する個所に凸部が形
    成されるように、上記フレームを上記振動膜に接着する
    ことを特徴とする電気音響変換器の製造方法。 3 %許請求の範囲第2項、記載の電気音響変換器の製
    造方法において、フレームの孔に挿入される突起が形成
    された基板と平板状の基板とで形成された基板と平板状
    の基板とで上記フレームと振動膜とを挾持し、上記クレ
    ームの孔部に上記振動膜の凸部が形成されるように、上
    記フレームを上記振動膜に接着することを特徴とする電
    気音響変換器の製造方法。 4 特許請求の範囲第2項記載の電気音響変換器の製造
    方法において、円筒状の彎曲面が形成された真空吸着治
    具の上記彎曲面に振動膜を吸着させた状態で孔を有する
    フレームを上記振動膜に接着し、上記振動膜のフレーム
    の孔部に対応する個所に凸部を形成することを特徴とす
    る電気音響変換器の製造方法。
JP54060125A 1979-05-15 1979-05-15 電気音響変換器およびその製造方法 Expired JPS5917599B2 (ja)

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JPS55151898A JPS55151898A (en) 1980-11-26
JPS5917599B2 true JPS5917599B2 (ja) 1984-04-21

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6288294A (ja) * 1985-10-15 1987-04-22 松下電器産業株式会社 放電灯点灯装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6288294A (ja) * 1985-10-15 1987-04-22 松下電器産業株式会社 放電灯点灯装置

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JPS55151898A (en) 1980-11-26

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