JPS59175497A - 新規なアミノプロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法 - Google Patents
新規なアミノプロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法Info
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- JPS59175497A JPS59175497A JP5004783A JP5004783A JPS59175497A JP S59175497 A JPS59175497 A JP S59175497A JP 5004783 A JP5004783 A JP 5004783A JP 5004783 A JP5004783 A JP 5004783A JP S59175497 A JPS59175497 A JP S59175497A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規アミノプロピル、アミノブレオマイシン誘
導体に関する。ブレオマイシンは1966年本発明者の
一人である悔涙らによシ発見された制癌性抗生物質で(
悔涙ら:シャーナル・オブ・アンチビオチフス、200
頁、1966年)放線菌ストレプトミセス・バーチシラ
スによシ生産される1原子の2価の銅を容易にギレート
する塩基性水溶性糖ペプチドで、通常の培養法では16
種の含銅体が生産され、単離されている。(例えば、悔
涙ら:ジャーナル・オブ・アンチビオチフス19A、2
10頁。
導体に関する。ブレオマイシンは1966年本発明者の
一人である悔涙らによシ発見された制癌性抗生物質で(
悔涙ら:シャーナル・オブ・アンチビオチフス、200
頁、1966年)放線菌ストレプトミセス・バーチシラ
スによシ生産される1原子の2価の銅を容易にギレート
する塩基性水溶性糖ペプチドで、通常の培養法では16
種の含銅体が生産され、単離されている。(例えば、悔
涙ら:ジャーナル・オブ・アンチビオチフス19A、2
10頁。
1966年)。又、米国特許第3922262号及び米
国特許Re 30451号には種々のプレオマイシン類
が開示されている。そしてプレオマイシン類はその制癌
効果のすぐれて℃・ることがら肺毒性などの副作用はあ
るものの現在すでに癌治療の臨床面で広く使用されてお
り、とくに偏平上皮癌を中心に、皮膚癌、頭頚部癌、縛
着?、悪性リンパ腫などに優れた成績をあげている。
国特許Re 30451号には種々のプレオマイシン類
が開示されている。そしてプレオマイシン類はその制癌
効果のすぐれて℃・ることがら肺毒性などの副作用はあ
るものの現在すでに癌治療の臨床面で広く使用されてお
り、とくに偏平上皮癌を中心に、皮膚癌、頭頚部癌、縛
着?、悪性リンパ腫などに優れた成績をあげている。
しかし、プレオマイシンの制癌効果の面及び肺布性など
の副作用の面で、特に肺毒性の面でさらに改善されたプ
レオマイシン類の出現が望捷れている。
の副作用の面で、特に肺毒性の面でさらに改善されたプ
レオマイシン類の出現が望捷れている。
本発明者らはアミノプロピル−N−メチル−アミノプロ
ピルアミノプレオマイシン(以下AI)MP −BLM
という)がl−1−el a 、I+1(lJ+Uの増
殖を強く抑制することに着目し、その肺省性を減らすた
めに種々研究した結果APM、P −13LMの末Q、
!i5アミノ基を種々の置換アルキル基で修飾すること
によりその肺毒性が消失することを見い出し、本発明を
完成した。
ピルアミノプレオマイシン(以下AI)MP −BLM
という)がl−1−el a 、I+1(lJ+Uの増
殖を強く抑制することに着目し、その肺省性を減らすた
めに種々研究した結果APM、P −13LMの末Q、
!i5アミノ基を種々の置換アルキル基で修飾すること
によりその肺毒性が消失することを見い出し、本発明を
完成した。
本発明の新規アミノプロピルアミノプレオマイシン誘導
体は含銅及び脱鉛1体の双方を含み、一般式[I] ■も、F(・2 〔I3X 〕−Nl−1−(Cl−72)3〜N’−(
CI−]□)3−N−1も、〔1〕〔式中[L3X]は
次式 で表わせる(含銅体の場合はキレート鋼を省略)プレオ
マイシン酸のカルボキシル基から水酸基を除(・た残基
を示し、■モ、は低級アルキル基を示し、丁も2は(1
)水素原子、(2)ハロゲノベンジルオキシ、低級アル
コキシベンジルオキシ、ベンジルオキ7ペンジルオキシ
又はシクロアルキルオキシを1つ以上置換したベンジル
基を示し、R3は(1)ハロゲノベンジルオキシ、低級
アルコキシベンジルオキシ、ベンジルオキシベンジルオ
キシ又はシクロアルキルオキシを1つ以上置換したベン
ジル基、(2)C13のシクロアルキルオキシ基を示す
〕で表わされる。
体は含銅及び脱鉛1体の双方を含み、一般式[I] ■も、F(・2 〔I3X 〕−Nl−1−(Cl−72)3〜N’−(
CI−]□)3−N−1も、〔1〕〔式中[L3X]は
次式 で表わせる(含銅体の場合はキレート鋼を省略)プレオ
マイシン酸のカルボキシル基から水酸基を除(・た残基
を示し、■モ、は低級アルキル基を示し、丁も2は(1
)水素原子、(2)ハロゲノベンジルオキシ、低級アル
コキシベンジルオキシ、ベンジルオキ7ペンジルオキシ
又はシクロアルキルオキシを1つ以上置換したベンジル
基を示し、R3は(1)ハロゲノベンジルオキシ、低級
アルコキシベンジルオキシ、ベンジルオキシベンジルオ
キシ又はシクロアルキルオキシを1つ以上置換したベン
ジル基、(2)C13のシクロアルキルオキシ基を示す
〕で表わされる。
上記において、低級アルキル基としては、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソブチル基、1]−ブチ
ル基、イソブチル基等が、ハロゲンとしては、例えばフ
ッ素、塩素、臭素等が、ハロゲノペンシルオキシとして
は例えばフッ素、塩素、臭素等で1つ以上置換されたベ
ンジルオキシが、 シクロアルキルオキシとしては、例えばシクロペンチル
オキシ、シクロへキシルオキシ、シクロ−\ブチルオキ
シ、シクロオクチルオキシ、シクロデカニルオキシ、シ
クロウンデカニルオキシ、シクロドデカニルオキシ、シ
クロトリデカニルオキシ等が、低級アルコキシベンンル
オキシとしては、例えはメトキシ、エトキシ、フ。
基、エチル基、プロピル基、イソブチル基、1]−ブチ
ル基、イソブチル基等が、ハロゲンとしては、例えばフ
ッ素、塩素、臭素等が、ハロゲノペンシルオキシとして
は例えばフッ素、塩素、臭素等で1つ以上置換されたベ
ンジルオキシが、 シクロアルキルオキシとしては、例えばシクロペンチル
オキシ、シクロへキシルオキシ、シクロ−\ブチルオキ
シ、シクロオクチルオキシ、シクロデカニルオキシ、シ
クロウンデカニルオキシ、シクロドデカニルオキシ、シ
クロトリデカニルオキシ等が、低級アルコキシベンンル
オキシとしては、例えはメトキシ、エトキシ、フ。
ロポキシ、ブトキシ等で置換されたペンシルレオる。
本発明化合物のうち代表的なものとしては例えは第−表
の化合物があげられる。
の化合物があげられる。
晴 。
上記一般式〔■〕で示される本発明化合物は次のように
製造することができろ。
製造することができろ。
一般式CII]
1
□
[BX ] −N l−1−(CI(、、)3−N−(
Cl−1゜)3−NH2[II]〔式中CBXI、 R
,は前記と同じ。〕で示されるアミノプロピルアミノプ
レオマイシンに、一般式[111D %式%] 〔式中1モ、ば(1)ノ・ロケノベンジルオキシ、低級
アルコキシペンシルオキシ、ベンジルオキソベンジルオ
キシ又はシクロアルキルオキノを1つJJ 上! 換し
たフェニル基、(2+ C13のシクロアルキル基を示
す〕 て示されるカルボニル化合物を還元的に縮合判−ること
により、前記一般式[I]の化合物を初ることが出来る
。
Cl−1゜)3−NH2[II]〔式中CBXI、 R
,は前記と同じ。〕で示されるアミノプロピルアミノプ
レオマイシンに、一般式[111D %式%] 〔式中1モ、ば(1)ノ・ロケノベンジルオキシ、低級
アルコキシペンシルオキシ、ベンジルオキソベンジルオ
キシ又はシクロアルキルオキノを1つJJ 上! 換し
たフェニル基、(2+ C13のシクロアルキル基を示
す〕 て示されるカルボニル化合物を還元的に縮合判−ること
により、前記一般式[I]の化合物を初ることが出来る
。
縮合に用いろ還元剤としては、シアン水素化ホウ素ナト
リウトなどの水素化ホウ素化合物などがあげられる。ま
たパラジウム炭素などのi独媒をもちいて接触還元をお
こなってもよい。カルボニル化合物の量は目的化合物等
により異なるので一概にいえないが、一般式〔1旧の化
合物1モルに対し、05〜25モル、好−fL<は07
〜20モルであり、より具体的には1〜15モルを用い
れば、主として■(・3が水素の誘導体、3モル以上用
し・れば[モ2.R3が同じ誘導体が得られるが、望で
しい添加量はR2が水素の誘導体ては12モル、R2,
1it3が同じ誘導体では10モルである。文武ClI
Dの化合物としてメタノールに溶けにくい化合物をもち
いる場合には反応時間を増加させれば添加量を減じても
よい。
リウトなどの水素化ホウ素化合物などがあげられる。ま
たパラジウム炭素などのi独媒をもちいて接触還元をお
こなってもよい。カルボニル化合物の量は目的化合物等
により異なるので一概にいえないが、一般式〔1旧の化
合物1モルに対し、05〜25モル、好−fL<は07
〜20モルであり、より具体的には1〜15モルを用い
れば、主として■(・3が水素の誘導体、3モル以上用
し・れば[モ2.R3が同じ誘導体が得られるが、望で
しい添加量はR2が水素の誘導体ては12モル、R2,
1it3が同じ誘導体では10モルである。文武ClI
Dの化合物としてメタノールに溶けにくい化合物をもち
いる場合には反応時間を増加させれば添加量を減じても
よい。
反応は溶媒として、メタノール、水、ンメチルフォルム
アミト、アセトニトリル、それらの混合液が用いられる
。温度は化合物により異なるが一5〜700程度であり
0〜50℃がよい。
アミト、アセトニトリル、それらの混合液が用いられる
。温度は化合物により異なるが一5〜700程度であり
0〜50℃がよい。
よりくわしくは、R4が水素の誘導体ではO’Cカ・ら
25°C,R2,馬が同じ誘導体で、特に立体障害の大
きいアルデヒド、又は溶解度の低いアルデヒドを用いる
場合は35〜50℃に暖めることが望捷し℃・。反応時
間は3時間〜70時間がよい。立体障害の大きいアルデ
ヒド、又は浴解度の低いアルデヒドを用いる場合は時間
を長くすることが有効である。
25°C,R2,馬が同じ誘導体で、特に立体障害の大
きいアルデヒド、又は溶解度の低いアルデヒドを用いる
場合は35〜50℃に暖めることが望捷し℃・。反応時
間は3時間〜70時間がよい。立体障害の大きいアルデ
ヒド、又は浴解度の低いアルデヒドを用いる場合は時間
を長くすることが有効である。
以上のようにして得られた誘導体を単離するには、水素
化ホウ素化合物を用いた場合には、塩酸で反応液のρ■
■を]に合わせ室温で5〜10分攪拌し過剰の還元剤を
分解したのち中和し、メタノールを減圧で7留去した後
、過剰のアルデヒドをエーテル又はブタノールで抽出除
去し、続いて次の脱塩操作を行った。即ち吸着樹脂たと
えばアンバーライト■XAD−2(ローム・アンド・ハ
ース社製)を蒸留水を用いて充填したカラムに注入して
、目的物を吸着する。蒸留水で塩類をあらい流した後、
酸性の含水メタノール、たとえば、1150規定塩酸水
溶液−メタノール(1: 4 V/V)で溶出し、盾色
のプレオマイシン誘導体の分画を集め必要ならば、陰イ
オン交換樹脂、ダウエックス■4.4 ((]−1型;
ザ・ダウ・ケミカル社製)で中和したのち、減圧下で濃
縮して凍結乾燥すると、誘導体の青色粗粉末かえられる
。
化ホウ素化合物を用いた場合には、塩酸で反応液のρ■
■を]に合わせ室温で5〜10分攪拌し過剰の還元剤を
分解したのち中和し、メタノールを減圧で7留去した後
、過剰のアルデヒドをエーテル又はブタノールで抽出除
去し、続いて次の脱塩操作を行った。即ち吸着樹脂たと
えばアンバーライト■XAD−2(ローム・アンド・ハ
ース社製)を蒸留水を用いて充填したカラムに注入して
、目的物を吸着する。蒸留水で塩類をあらい流した後、
酸性の含水メタノール、たとえば、1150規定塩酸水
溶液−メタノール(1: 4 V/V)で溶出し、盾色
のプレオマイシン誘導体の分画を集め必要ならば、陰イ
オン交換樹脂、ダウエックス■4.4 ((]−1型;
ザ・ダウ・ケミカル社製)で中和したのち、減圧下で濃
縮して凍結乾燥すると、誘導体の青色粗粉末かえられる
。
さらに純度をあげるためつぎの操作を行う。
上記の粉末を蒸留水に溶解し、あら力・しめpf−14
,5,1720モル酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液で平1
9!7化したCMセファデックス■C−25(Na+型
゛ファルマシア、ファインケミカル社製)を充填したカ
ラムに注入し吸着する。上記の緩衝液に連続的に塩化す
トリウムを加えろことによシナト’Jウム濃度を10モ
ル寸で徐々に上昇させる直線濃度勾配法により溶出する
。もし目的物の分画に不純物の混入が認められノtば、
上記のクロマトグラフィーにつづいて吸N樹脂たとえば
アンバーライト■XAf)−2を用いるクロマトグラフ
ィーをおこなってもよい。樹脂を緩衝液、たとえば4%
酢酸アンモニウム水溶液、を用(・て充填したカラムに
粗物質の水浴液を注入して、目的物を吸着する。緩衝液
に連続的にメタノールを加えることによりメタノールt
9度を徐々に上昇させる直線濃度勾配法によシ俗出する
。この時未反応の原料は最も早く、次いでR4が水素の
誘導体が浴出し、R3,R4が同じ誘導体が最後に浴出
する性質があるので、紫外線吸収モニターを用いろこと
により分離することが可能である。もし目的物の分画に
不純物の混入が認められれば、上記のクロマトグラフィ
ーを再度行い完全除去をはかればよし・。
,5,1720モル酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液で平1
9!7化したCMセファデックス■C−25(Na+型
゛ファルマシア、ファインケミカル社製)を充填したカ
ラムに注入し吸着する。上記の緩衝液に連続的に塩化す
トリウムを加えろことによシナト’Jウム濃度を10モ
ル寸で徐々に上昇させる直線濃度勾配法により溶出する
。もし目的物の分画に不純物の混入が認められノtば、
上記のクロマトグラフィーにつづいて吸N樹脂たとえば
アンバーライト■XAf)−2を用いるクロマトグラフ
ィーをおこなってもよい。樹脂を緩衝液、たとえば4%
酢酸アンモニウム水溶液、を用(・て充填したカラムに
粗物質の水浴液を注入して、目的物を吸着する。緩衝液
に連続的にメタノールを加えることによりメタノールt
9度を徐々に上昇させる直線濃度勾配法によシ俗出する
。この時未反応の原料は最も早く、次いでR4が水素の
誘導体が浴出し、R3,R4が同じ誘導体が最後に浴出
する性質があるので、紫外線吸収モニターを用いろこと
により分離することが可能である。もし目的物の分画に
不純物の混入が認められれば、上記のクロマトグラフィ
ーを再度行い完全除去をはかればよし・。
このようにして得られる目的4勿の分画のメタノールを
減圧で溜去した後、先に用いたアンバーライ1−XAD
−2脱塩法で脱塩したのち、凍結乾燥すると、アミノプ
ロピルアミノプレオマイシン誘導体の含銅体が青色の無
定形粉末で得られろ。
減圧で溜去した後、先に用いたアンバーライ1−XAD
−2脱塩法で脱塩したのち、凍結乾燥すると、アミノプ
ロピルアミノプレオマイシン誘導体の含銅体が青色の無
定形粉末で得られろ。
このようにして得られるアミノプロピルアミノプレオマ
イシン誘導体の含銅体を公知の方法たとえばEDTAを
用いる方法(特公昭52−31875)で脱銅才れば脱
銅体が得られる。
イシン誘導体の含銅体を公知の方法たとえばEDTAを
用いる方法(特公昭52−31875)で脱銅才れば脱
銅体が得られる。
その−例を説明すると、含銅体を蒸留水に浴解し、これ
を蒸留水で充填したアンバーライト■XAD−20カラ
ムに注入し吸着する。樹脂を塩化ナトリウムと5%のエ
チレンジアミン四酢酸・2ナトリウム(以下1’−ED
T八・2 Na Jという)からなる水溶液でカラムを
洗うと、銅イオンはIG D ’l” A・2Naによ
シ運び去られ、アミノプロピルアミノプレオマイシン誘
導体(脱銅体)が樹脂上に残る。塩化ナトリウムで洗い
JDIJI’A・2Naを除去し、さらに蒸留水で洗浄
する。最後に酸性含水メタノール、たとえば1150規
定塩酸水溶液−メタノール(1: 4 v/v) で
躬出し彼44290 ミIJ ミクロン句近に吸収極太
を示す分画を集める。ダウエックス■44(01−i型
; ザーダウーケミカル社製)でρf−I 6.0に合
わせた後、減圧下でa縮し、凍結乾燥するとアミノプロ
ピルアミノプレオマイシン誘導体の脱銅体・塩酸塩が白
色の無定型粉末で得られる。
を蒸留水で充填したアンバーライト■XAD−20カラ
ムに注入し吸着する。樹脂を塩化ナトリウムと5%のエ
チレンジアミン四酢酸・2ナトリウム(以下1’−ED
T八・2 Na Jという)からなる水溶液でカラムを
洗うと、銅イオンはIG D ’l” A・2Naによ
シ運び去られ、アミノプロピルアミノプレオマイシン誘
導体(脱銅体)が樹脂上に残る。塩化ナトリウムで洗い
JDIJI’A・2Naを除去し、さらに蒸留水で洗浄
する。最後に酸性含水メタノール、たとえば1150規
定塩酸水溶液−メタノール(1: 4 v/v) で
躬出し彼44290 ミIJ ミクロン句近に吸収極太
を示す分画を集める。ダウエックス■44(01−i型
; ザーダウーケミカル社製)でρf−I 6.0に合
わせた後、減圧下でa縮し、凍結乾燥するとアミノプロ
ピルアミノプレオマイシン誘導体の脱銅体・塩酸塩が白
色の無定型粉末で得られる。
もし、上記の塩酸水溶液のかわりに、値酸水溶液を用い
れば硫酸塩が得られる。このように上記溶出工程で用℃
・もれる酸の種類を選択することによシ、所望の塩とす
ることができる。
れば硫酸塩が得られる。このように上記溶出工程で用℃
・もれる酸の種類を選択することによシ、所望の塩とす
ることができる。
以上に説明した方法により製造されろアミノプロピルア
ミノプレオマイシン誘導体を6規定塩酸水中で、105
°Cl2O時間加水分解に刀・けると、BLM類に共通
ずる分解生成物〔L−トレオニン、β−アミノ−β−(
4−アミノ−6−カルボキシ−5−メチル−ピリミジン
−2−イル)プロピオン酸、4−アミノ−3−オキシ−
2−メチル−11−ペンタン酸、β−オキシ−L−ヒス
チジン、β−アミノ−L−アラニン、2’−(2−アミ
ノエチル) −2,4’−ビナアゾール−4−カルボン
酸〕とアミンが検出された。
ミノプレオマイシン誘導体を6規定塩酸水中で、105
°Cl2O時間加水分解に刀・けると、BLM類に共通
ずる分解生成物〔L−トレオニン、β−アミノ−β−(
4−アミノ−6−カルボキシ−5−メチル−ピリミジン
−2−イル)プロピオン酸、4−アミノ−3−オキシ−
2−メチル−11−ペンタン酸、β−オキシ−L−ヒス
チジン、β−アミノ−L−アラニン、2’−(2−アミ
ノエチル) −2,4’−ビナアゾール−4−カルボン
酸〕とアミンが検出された。
又アンバーリスト15を用いたメクノリシスでは、プレ
オマイシンと1司じL−グロース、3−〇−力ルバモイ
ルーD−マンノースのメチルグリコシドがガスクロマト
グラフィーで検出された。
オマイシンと1司じL−グロース、3−〇−力ルバモイ
ルーD−マンノースのメチルグリコシドがガスクロマト
グラフィーで検出された。
以上の事実は本発明の方法によって製造されたアミノプ
ロピルアミノプレオマイシン誘導体が前記式CDで表わ
される化学構造を有I−ろことを裏づけでいる。
ロピルアミノプレオマイシン誘導体が前記式CDで表わ
される化学構造を有I−ろことを裏づけでいる。
本発明のプレオマイシン誘纏体製造のための原料である
一般式CUDの(L’金物としでは、例えば(1)3−
[N−(3−アミノプロピル)−N−メチルアミン〕プ
ロピルアミノブレオマイシン(略号: APMi) )
等があげられろ。
一般式CUDの(L’金物としでは、例えば(1)3−
[N−(3−アミノプロピル)−N−メチルアミン〕プ
ロピルアミノブレオマイシン(略号: APMi) )
等があげられろ。
これらの化合物は次のように合成される。
1)プレオマイシン酸と一般式QV]
1
Nf(□(CH2)3−N−((j−(□)3−Nl−
1□ QV]〔式中几1 p R2114は前記に
同じ〕で示されろ化合物を、公知の方法(たとえば、特
開昭54−63089号参照)と同様にして、縮合する
か、(2)米国特許第1(、e 30451号に開示さ
れろ方法、′1″なわち、一般式〔1■〕で示されるア
ミンを添加して、ストレプトミセス・バーチシラス(S
treptomyces vcrLicillus)に
屈才ろブレオマイノン生産菌例えはストレプトミセス・
バーチシラスNK 68− ] 4 /l (Ame
ric;++コTypeCulture Co11ec
tion h 31307 )を培養1−ることによっ
ても得ることができろ。
1□ QV]〔式中几1 p R2114は前記に
同じ〕で示されろ化合物を、公知の方法(たとえば、特
開昭54−63089号参照)と同様にして、縮合する
か、(2)米国特許第1(、e 30451号に開示さ
れろ方法、′1″なわち、一般式〔1■〕で示されるア
ミンを添加して、ストレプトミセス・バーチシラス(S
treptomyces vcrLicillus)に
屈才ろブレオマイノン生産菌例えはストレプトミセス・
バーチシラスNK 68− ] 4 /l (Ame
ric;++コTypeCulture Co11ec
tion h 31307 )を培養1−ることによっ
ても得ることができろ。
一般式[IV]の化合物としては、例えば、(1)ビス
(3−アミノプロピル)メチルアミン等があげられろ。
(3−アミノプロピル)メチルアミン等があげられろ。
又、もう一方の出発原料である一般式〔川〕の化合物と
しては、シクロトリデカンカルホ゛アルデヒド、3,4
−ジ(p−クロロベンシルオキシ)ベンズアルデヒド、
3,4−シ(In、p−ジクロロベンジルオキシ)ベン
ズアルデヒド、3,4−シ(p−メトキシベンジルオキ
シ)ペンズアルデヒ)’、4−(1)−ペンジルオキノ
ペンシルオキシ)ベンズアルデヒド、p−シクロオクチ
ルメチルオキシベンズアルデヒト、3,4.5− トI
Jベンジルオキシベンズアルデヒド等があけら牙する。
しては、シクロトリデカンカルホ゛アルデヒド、3,4
−ジ(p−クロロベンシルオキシ)ベンズアルデヒド、
3,4−シ(In、p−ジクロロベンジルオキシ)ベン
ズアルデヒド、3,4−シ(p−メトキシベンジルオキ
シ)ペンズアルデヒ)’、4−(1)−ペンジルオキノ
ペンシルオキシ)ベンズアルデヒド、p−シクロオクチ
ルメチルオキシベンズアルデヒト、3,4.5− トI
Jベンジルオキシベンズアルデヒド等があけら牙する。
これら化合物のうち、3,4−ジ(p−クロロベンジル
オキシ)ベンズアルデヒド、3.4−シ(3: 4’−
ジクロロベンジルオキシ)ベンズアルデヒド、3.4−
(p−メトキシベンジルオキシ)ペンズアルデヒ)、4
−(4’−ベンジルオキシベンジルオキシ)ベンズアル
デヒド)、4−シクロオクチルメチルオキンベンズアル
デヒトは新規化合物であり、以下に述べる方法で製造さ
れろ。
オキシ)ベンズアルデヒド、3.4−シ(3: 4’−
ジクロロベンジルオキシ)ベンズアルデヒド、3.4−
(p−メトキシベンジルオキシ)ペンズアルデヒ)、4
−(4’−ベンジルオキシベンジルオキシ)ベンズアル
デヒド)、4−シクロオクチルメチルオキンベンズアル
デヒトは新規化合物であり、以下に述べる方法で製造さ
れろ。
〔式中R7はp−メトギンベンジル、3,4−ジクロロ
ベンジル、p−クロロベンジル、p−ベンジルオキシベ
ンジル、シクロオクチルメチルであり、Xはハロゲン、
nばO又は1である〕即ち、式〔■1〕で表わされる化
合物と式〔IX〕で表わされろ化合物をアセトンなどの
溶媒中で、常温ないし溶媒の沸点丑での温度で反応させ
、hばよい。反応終了後、溶媒を留去し、残渣Vこ水及
びクロロホルムエーテルなどの有機溶媒を加えるとアル
デヒドは有機相に得られろ。必要なら出結晶又は粗生成
物をシリカケル又は吸沼樹脂を用(・たカラムクロマト
グラフィーて精製1−ることにより純品が得られる。
ベンジル、p−クロロベンジル、p−ベンジルオキシベ
ンジル、シクロオクチルメチルであり、Xはハロゲン、
nばO又は1である〕即ち、式〔■1〕で表わされる化
合物と式〔IX〕で表わされろ化合物をアセトンなどの
溶媒中で、常温ないし溶媒の沸点丑での温度で反応させ
、hばよい。反応終了後、溶媒を留去し、残渣Vこ水及
びクロロホルムエーテルなどの有機溶媒を加えるとアル
デヒドは有機相に得られろ。必要なら出結晶又は粗生成
物をシリカケル又は吸沼樹脂を用(・たカラムクロマト
グラフィーて精製1−ることにより純品が得られる。
又、シクロトリデカンカルボアルデヒドは、新規化合物
であり、以下に述べる方法でルJ(造出来ろ。
であり、以下に述べる方法でルJ(造出来ろ。
亜鉛末、無水テトラヒドロフラン、ジブロモメタンの混
合物に四塩化チタンを加え、これにシクロトリデカノン
を加え反応させると、ノチレンシクロトリデカンが得ら
れる。ついでメタクロロ過安息香酸でエポキシ化し、こ
れを精製する。これを無水ジクロロメタン中で三弗化硼
素エーテルコンプレックスと反応させると7クロトリデ
カンカルボアルデヒトが得られる。
合物に四塩化チタンを加え、これにシクロトリデカノン
を加え反応させると、ノチレンシクロトリデカンが得ら
れる。ついでメタクロロ過安息香酸でエポキシ化し、こ
れを精製する。これを無水ジクロロメタン中で三弗化硼
素エーテルコンプレックスと反応させると7クロトリデ
カンカルボアルデヒトが得られる。
次に本発明のアミノクロビルアミノプレオマイシン誘縛
体の代表的な化合物につき、理化学的性質を第2表に示
す。
体の代表的な化合物につき、理化学的性質を第2表に示
す。
次に本発明の化合物の代表例によって調べた生物学的諸
性質を以下に説明する。
性質を以下に説明する。
1)ミコバクテリウム・スメグマチス・A ’r c
c697、及びバチルス・ズブチリスに対する抗菌活性 上記の検定菌を用いて、寒天平板円筒法により測定した
。1こたし、標準物質プレオマイシンA2(脱銅体〕を
1000 mcg力価/ mgとした。
c697、及びバチルス・ズブチリスに対する抗菌活性 上記の検定菌を用いて、寒天平板円筒法により測定した
。1こたし、標準物質プレオマイシンA2(脱銅体〕を
1000 mcg力価/ mgとした。
2)培養f−1e La S 3&!tl胞に対1〜る
増り1a阻害効果プラスチツク・シャーレの培養基(]
、O%仔牛血/’tf添加MJBM)にHc La S
、*ltl胞を接種し、21ヨ後にプレオマイシン類を
添加した。さらに3日間培養を続げた後、細胞数を測定
した。増殖阻害率は次式 %式%() 〔式中、Aは被、験試オ′−1添加後3日目の最終組j
泡数、13は被験試料を添加しな℃・対照における最終
細胞数、Cは被j、映試料添加時の、−111胞数を表
わす。〕を用いて算出した。試料請度と阻止率のゲラフ
カ・ら、■D5o値(50%函害のための0度)を求め
た。以上1)、2)の結果を第3表に示才。
増り1a阻害効果プラスチツク・シャーレの培養基(]
、O%仔牛血/’tf添加MJBM)にHc La S
、*ltl胞を接種し、21ヨ後にプレオマイシン類を
添加した。さらに3日間培養を続げた後、細胞数を測定
した。増殖阻害率は次式 %式%() 〔式中、Aは被、験試オ′−1添加後3日目の最終組j
泡数、13は被験試料を添加しな℃・対照における最終
細胞数、Cは被j、映試料添加時の、−111胞数を表
わす。〕を用いて算出した。試料請度と阻止率のゲラフ
カ・ら、■D5o値(50%函害のための0度)を求め
た。以上1)、2)の結果を第3表に示才。
ロド)
す6R
P S へ の 寸
い ■第3表カ・ら、本発明化合物は培養H,
e La S3細胞に対する増殖阻害活性が強く、優れ
た抗菌活性をも有していることがわ力・る。。
い ■第3表カ・ら、本発明化合物は培養H,
e La S3細胞に対する増殖阻害活性が強く、優れ
た抗菌活性をも有していることがわ力・る。。
3)マウスの肺毒性(肺線維化)
I CR系マウス(雄性15週令)を一群9四として用
いた。各薬剤の投与量は、5 mg /i<、gとし、
1日1回、連続10日間、腹腔的注射し膜力終了後、5
週間飼育し、観察後、屠殺剖検し、肺の線維化の頻度、
及び程度を調べた。
いた。各薬剤の投与量は、5 mg /i<、gとし、
1日1回、連続10日間、腹腔的注射し膜力終了後、5
週間飼育し、観察後、屠殺剖検し、肺の線維化の頻度、
及び程度を調べた。
成績は、投布群の肺線維化をもつマウス数の頻度(1n
cidcncc )及び、の強弱の程度(Grade)
について比較した。その結果を第4表に示−1−6綜
゛ なお表中の点数は下記のとおりである。
cidcncc )及び、の強弱の程度(Grade)
について比較した。その結果を第4表に示−1−6綜
゛ なお表中の点数は下記のとおりである。
0点二線維化を認めない。
1点:肺胞に浸出液の蓄積がみられ、肺胞中隔に線糾、
イト様変什が見られる。
イト様変什が見られる。
2点、数カ・所にみられる線維化
4点:散在性にみられる線維(1’
6点 2/3以上の広範囲にみられる線維化
捷だ、表中の比はプレオマイノンコングレノクスとの比
率を示″4−0 第4表刀・ら明ら力・なように本発明化合物を投与した
群ではいずれも肺線維化が全く認められな刀・った。
率を示″4−0 第4表刀・ら明ら力・なように本発明化合物を投与した
群ではいずれも肺線維化が全く認められな刀・った。
従来のプレオマイシン類は肺線維化という副作用を有し
ており、その除去が困J″Wであったことからすると、
本発明において、動物実4強ではあるが、肺線維化の全
く認められない化合物が得られたことは驚くべきことで
ある。
ており、その除去が困J″Wであったことからすると、
本発明において、動物実4強ではあるが、肺線維化の全
く認められない化合物が得られたことは驚くべきことで
ある。
以上の生物学的性質から明らかなように、本発明化合物
は制癌作用を有し、肺毒性などの副作用を大巾に軽減し
たものである。従って、本発明化合物は副作用の少ない
制癌剤として期待されるものである。
は制癌作用を有し、肺毒性などの副作用を大巾に軽減し
たものである。従って、本発明化合物は副作用の少ない
制癌剤として期待されるものである。
制癌剤として使用する場合、一般的に使用される種々の
剤型、例えば固型剤、軟膏、液剤などの形で使用しつる
が、通常注射剤として使用され、その投与量は1週間当
り1〜5回投カで、総量5〜200 mg/週程度にな
る。
剤型、例えば固型剤、軟膏、液剤などの形で使用しつる
が、通常注射剤として使用され、その投与量は1週間当
り1〜5回投カで、総量5〜200 mg/週程度にな
る。
次に本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例]
Aステノブ
3−〔N−メチル−N−(3−アミノプロピル)アミン
〕プロピルブレオマイシン3塩m 塩(含Ir体)]、
、Ogを30而のメタノールに溶解し、ンクロトリデカ
/カルボキザアルデヒト156.5 mg ヲ添加し、
ついで26 mgのシアノ水素化ボウ素すI・リウムを
誰加した。室温l611与18j反応した後、6規定塩
酸水溶液で反応液の1〕11を10に下げ、1゜分間放
陥して反応を止めた。■規定水+6(ヒナトリウムテ中
和したのち、減圧下でメクノールヲ頷去し、残渣に蒸留
水を加えて50m1とした。これを50m1のエーテル
で抽出し過剰のアルデヒドを除いた。予め4%酢酸アン
モニウム水溶液/2%酢酸水溶液(1: 1 v/v)
を用いて充填したアンバーライト■XAD−2(o−ム
・アンド・ハース社製)のカラムに(100ml容)に
注入して、目的物を吸着した。
〕プロピルブレオマイシン3塩m 塩(含Ir体)]、
、Ogを30而のメタノールに溶解し、ンクロトリデカ
/カルボキザアルデヒト156.5 mg ヲ添加し、
ついで26 mgのシアノ水素化ボウ素すI・リウムを
誰加した。室温l611与18j反応した後、6規定塩
酸水溶液で反応液の1〕11を10に下げ、1゜分間放
陥して反応を止めた。■規定水+6(ヒナトリウムテ中
和したのち、減圧下でメクノールヲ頷去し、残渣に蒸留
水を加えて50m1とした。これを50m1のエーテル
で抽出し過剰のアルデヒドを除いた。予め4%酢酸アン
モニウム水溶液/2%酢酸水溶液(1: 1 v/v)
を用いて充填したアンバーライト■XAD−2(o−ム
・アンド・ハース社製)のカラムに(100ml容)に
注入して、目的物を吸着した。
上記緩衝* 500 mlにメタノール500 ml
ヲ連続的に加えろ直線濃度勾配法により溶出した。メタ
ノール濃度65%前後で浴出されろ波長290ミリミク
ロン付近に吸収極大を示′1−目的の分画200m1を
あつめた。この分画力・らメタノールを減圧留去して得
た水溶液を予め蒸留水で充填したアンバーライト■XA
D−2(ローム・アント・ハース社製)のカラムに(1
00’ ml容)に注入して、目的物を吸篇した。蒸留
水150m1でカラムをあらった後、] / 50 M
塩酸水溶液−メタノール(1:4v / v )で溶出
した。ブレオマイノン誘導体の青色の分画を集め、陰イ
オン交換樹脂、ダウエックス■44 ((Jl−1型;
ザ・ダウ・ケミカル:iJ−M)で中和したのち、減圧
下で濃縮して凍結乾燥した。
ヲ連続的に加えろ直線濃度勾配法により溶出した。メタ
ノール濃度65%前後で浴出されろ波長290ミリミク
ロン付近に吸収極大を示′1−目的の分画200m1を
あつめた。この分画力・らメタノールを減圧留去して得
た水溶液を予め蒸留水で充填したアンバーライト■XA
D−2(ローム・アント・ハース社製)のカラムに(1
00’ ml容)に注入して、目的物を吸篇した。蒸留
水150m1でカラムをあらった後、] / 50 M
塩酸水溶液−メタノール(1:4v / v )で溶出
した。ブレオマイノン誘導体の青色の分画を集め、陰イ
オン交換樹脂、ダウエックス■44 ((Jl−1型;
ザ・ダウ・ケミカル:iJ−M)で中和したのち、減圧
下で濃縮して凍結乾燥した。
上記、の粉末を蒸留水]Qmlに溶解し、あらかじめr
)I−]、4.5 、 1 /20モル酢酸−酢酸ナト
リウム緩衝液で平(%化したC Mセファデックス■C
−25(Na+型:ファルマシア、ファインケミカル社
3A ) ヲ充填したカラム(]000m1容に注入し
吸沼−した。
)I−]、4.5 、 1 /20モル酢酸−酢酸ナト
リウム緩衝液で平(%化したC Mセファデックス■C
−25(Na+型:ファルマシア、ファインケミカル社
3A ) ヲ充填したカラム(]000m1容に注入し
吸沼−した。
上記の緩衝液に連続的に塩化ナトリウムを加えることに
よりナトリウム濃度を1.0モル捷て徐々に上昇させる
直線濃度勾配法により溶出した。550Iη1の浴出液
を流し、065モル前後で浴出′1−る青色の分画12
0m1を集め、先に用いたアンバーライト■XA、D−
2脱塩法で脱塩したのち、凍結・乾燥すると、3−(N
−メチル−N−[:3’−(シクロトリデカニルメチル
アミノ)プロピルコアミノ)プロピルアミノブレオマイ
シンの含銅体8 =19.11’l1gが青色の無定形
粉末て得られた。(収率733%)I3ステップ Aステップで得た含銅体8721ηgを18m1の蒸留
水に溶解し、脱銅のため蒸留水で充填したアンバーライ
トXAD−20カラム(100ml容)に注EDTA−
2Naからなる水溶液300 mlで洗u−12%塩化
ナトリウム100 ml、蒸留水150m1の順序で洗
浄した後、最後に1150規定塩酸水溶液−メタノール
(] : 4 V/V)で浴出し波長290ミリミクロ
ン伺近に吸収極太を示す分画を集めた。
よりナトリウム濃度を1.0モル捷て徐々に上昇させる
直線濃度勾配法により溶出した。550Iη1の浴出液
を流し、065モル前後で浴出′1−る青色の分画12
0m1を集め、先に用いたアンバーライト■XA、D−
2脱塩法で脱塩したのち、凍結・乾燥すると、3−(N
−メチル−N−[:3’−(シクロトリデカニルメチル
アミノ)プロピルコアミノ)プロピルアミノブレオマイ
シンの含銅体8 =19.11’l1gが青色の無定形
粉末て得られた。(収率733%)I3ステップ Aステップで得た含銅体8721ηgを18m1の蒸留
水に溶解し、脱銅のため蒸留水で充填したアンバーライ
トXAD−20カラム(100ml容)に注EDTA−
2Naからなる水溶液300 mlで洗u−12%塩化
ナトリウム100 ml、蒸留水150m1の順序で洗
浄した後、最後に1150規定塩酸水溶液−メタノール
(] : 4 V/V)で浴出し波長290ミリミクロ
ン伺近に吸収極太を示す分画を集めた。
ダウエックス 4.4 (Of−]型;す・ダウ・ケミ
カル社製)でpf−16,OK合わせた後、減圧下で接
縮し、凍結乾燥して3−(N−メチル−N−[3’−(
シクロトリデカニルメチルアミノ)プロピル〕アミン)
プロピルアミノブレオマイシン(化合物N32)の脱銅
体・3塩酸塩、 714.4. mgが白色の無定型粉
末で得られた。(収率90%) 本市の蒸留水でで)HI3定した紫外吸収極太は291
1ημm31%/ 1 cmば99であった。臭化カリ
錠剤法で4(1]定した赤外吸収極太波数(cm−”)
は3350 。
カル社製)でpf−16,OK合わせた後、減圧下で接
縮し、凍結乾燥して3−(N−メチル−N−[3’−(
シクロトリデカニルメチルアミノ)プロピル〕アミン)
プロピルアミノブレオマイシン(化合物N32)の脱銅
体・3塩酸塩、 714.4. mgが白色の無定型粉
末で得られた。(収率90%) 本市の蒸留水でで)HI3定した紫外吸収極太は291
1ημm31%/ 1 cmば99であった。臭化カリ
錠剤法で4(1]定した赤外吸収極太波数(cm−”)
は3350 。
2930.2860,1655,1550.+7150
.1255゜1135.1100,1055,1020
,970,805であった0 その他の理化学的性状は第2表に示した通りである。
.1255゜1135.1100,1055,1020
,970,805であった0 その他の理化学的性状は第2表に示した通りである。
本実施例と同様にして第5表の化合物が製造された。
餅
扇 ″ ゞ 0−0
+、 の リ +f 寸
の招 唾ε −〇 〇 〇 〇 すし へ リ 寸 寸 寸 賠 参考例1. 3.4−ジー(3;4′−ジクロロベンジ
ルオキシ)ベンズアルデヒドの合成 3.4−ジヒドロオキシベンズアルデヒド2gをアセト
ン4. Q mlに溶解しこれに無水炭酸カリウム4.
4.0gと3,4−ジクロロペンヅルブロミト624g
を加え24時間還流した。アセトンを減圧留去した後、
水200 mlを加えクロロホルム200 mlで目的
物を抽出した。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥しクロロホルムを減圧留去すると白色結晶が析出し
た。
の招 唾ε −〇 〇 〇 〇 すし へ リ 寸 寸 寸 賠 参考例1. 3.4−ジー(3;4′−ジクロロベンジ
ルオキシ)ベンズアルデヒドの合成 3.4−ジヒドロオキシベンズアルデヒド2gをアセト
ン4. Q mlに溶解しこれに無水炭酸カリウム4.
4.0gと3,4−ジクロロペンヅルブロミト624g
を加え24時間還流した。アセトンを減圧留去した後、
水200 mlを加えクロロホルム200 mlで目的
物を抽出した。クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで
乾燥しクロロホルムを減圧留去すると白色結晶が析出し
た。
との粗結晶をエチルアルコール力・ら再結晶し、499
gの無色結晶を得た。融点18]−183℃本品のKI
3+−錠剤法による赤外吸収スペクトルは下記の吸収極
太を示した。
gの無色結晶を得た。融点18]−183℃本品のKI
3+−錠剤法による赤外吸収スペクトルは下記の吸収極
太を示した。
658.693,710,760,795,805,8
30゜875.1030,1,135,1168,12
00,124.5゜1280.1370,14.03,
1/137.1460゜14.70,1510,158
5.1600.169’0゜2730.2830,28
70,2910.3070゜また、重クロロホルム中で
測定したN M I’(、スペクトルは下記のシグナル
を認めた、。
30゜875.1030,1,135,1168,12
00,124.5゜1280.1370,14.03,
1/137.1460゜14.70,1510,158
5.1600.169’0゜2730.2830,28
70,2910.3070゜また、重クロロホルム中で
測定したN M I’(、スペクトルは下記のシグナル
を認めた、。
5.2 0 (s) 2 ト1
6.9 3〜7.6 7 (m) 9
415.23 (s) 21−1 9.87
(s) 11−]本参渚例と同様にして次の化
合物を147だ。
6.9 3〜7.6 7 (m) 9
415.23 (s) 21−1 9.87
(s) 11−]本参渚例と同様にして次の化
合物を147だ。
参考例2 シクロトリデカンカルボアルデヒドの製造
亜鉛末3g、無水テトラヒドロフラン5 Q ml、ジ
ブロモメタン266gの混合物にかきまぜながら、無水
四塩化チタン213gのジクロロメタン5m1i液を滴
下する。15分後、この溶液にシクロトリデカン2gの
無水テトラヒドロフラン8 ml溶液を高j下する。室
温で12時間反応後、ペノタン50 mlを加えて希釈
した後、1〜+、−i店1・1酸100m1を加えてふ
り寸ぜろ。有(幾層を水、希N;J HC(J3水、飽
和Na C1水で順次洗い、乾燥後、濃縮して、メチレ
ンツクロトリゾカンを得る。これ苓・無水ジクロロメタ
ン、4Qmlに射解し、−15”CVC?’、7〕、1
1シた後、かきなせながら、メタクロ口過安息t〒f9
264gの無水ジクロロメタン40m1溶液をi、1<
1下する。3時間反応後、有機層を10%亜卸酸ナトリ
ウム、7%Na l−I CO3、飽和N;+CI水で
順々(θにイ、乾燥後、減圧下濃縮ずろ。残留物をノリ
カケルカラムクロマトグラフィー(展開液:石油エーテ
ル°酢酸エチル−20: 1 )により精製し、エポキ
シド2.04.g(ケトン休より95%)を得る。この
エポキシドを無水ジクロロメタンfc l’tj ’I
’l’f’ Iy −”℃にa 却し、三θ1)化硼素
エーテルコンプレックスを滴下する。4楡下終了後、水
を加え、?’t’, V.・で有+幾層を分離・濃縮し
、シリカケルカラムクロマトク゛ラフイーにより精製し
て油状のシクロトリデカンカルボアルデヒドを得る。収
率60−70%1■も 723,735,825,97
0.]070,110。
ブロモメタン266gの混合物にかきまぜながら、無水
四塩化チタン213gのジクロロメタン5m1i液を滴
下する。15分後、この溶液にシクロトリデカン2gの
無水テトラヒドロフラン8 ml溶液を高j下する。室
温で12時間反応後、ペノタン50 mlを加えて希釈
した後、1〜+、−i店1・1酸100m1を加えてふ
り寸ぜろ。有(幾層を水、希N;J HC(J3水、飽
和Na C1水で順次洗い、乾燥後、濃縮して、メチレ
ンツクロトリゾカンを得る。これ苓・無水ジクロロメタ
ン、4Qmlに射解し、−15”CVC?’、7〕、1
1シた後、かきなせながら、メタクロ口過安息t〒f9
264gの無水ジクロロメタン40m1溶液をi、1<
1下する。3時間反応後、有機層を10%亜卸酸ナトリ
ウム、7%Na l−I CO3、飽和N;+CI水で
順々(θにイ、乾燥後、減圧下濃縮ずろ。残留物をノリ
カケルカラムクロマトグラフィー(展開液:石油エーテ
ル°酢酸エチル−20: 1 )により精製し、エポキ
シド2.04.g(ケトン休より95%)を得る。この
エポキシドを無水ジクロロメタンfc l’tj ’I
’l’f’ Iy −”℃にa 却し、三θ1)化硼素
エーテルコンプレックスを滴下する。4楡下終了後、水
を加え、?’t’, V.・で有+幾層を分離・濃縮し
、シリカケルカラムクロマトク゛ラフイーにより精製し
て油状のシクロトリデカンカルボアルデヒドを得る。収
率60−70%1■も 723,735,825,97
0.]070,110。
+ 1 28, 1 1 96. 1 220, ]
255,1 285。
255,1 285。
1350、 +420. 1450, 1465, 1
590。
590。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔式中〔BX〕はプレオマイシン酸のカルボキシル基か
ら水酸基を除いた残基な示し、R1は低級アルキル基を
示し、几2は(1)水素原子、(2)ハロゲノベンジル
オキシ、低級アルコキシベンジルオキシ、ベンジルオキ
シベンジルオキシ又はシクロアルキルオキシで1つlu
上fU換されたベンジル基を示し、■モ3は(1)・・
ロケノベンジルオキシ、低級アルコキ7ベン/ルオギシ
、ベンジルオキシベンジルオキシ又はシクロアルキルオ
キシで1つ以上置換されたベンジル基、(21C13の
シクロアルキルメチル基を示す〕で表わされるアミノプ
ロピルアミノブレオマイシン誘導体
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5004783A JPS59175497A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 新規なアミノプロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5004783A JPS59175497A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 新規なアミノプロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59175497A true JPS59175497A (ja) | 1984-10-04 |
JPH03877B2 JPH03877B2 (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=12848074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5004783A Granted JPS59175497A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 新規なアミノプロピルアミノブレオマイシン誘導体及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59175497A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59184199A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-19 | Nippon Kayaku Co Ltd | 新規アミドn置換ブレオマイシン類 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS636078A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-12 | Nippon Zeon Co Ltd | 半導体用薬剤の収納容器部材 |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP5004783A patent/JPS59175497A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS636078A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-12 | Nippon Zeon Co Ltd | 半導体用薬剤の収納容器部材 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59184199A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-19 | Nippon Kayaku Co Ltd | 新規アミドn置換ブレオマイシン類 |
JPH03878B2 (ja) * | 1983-03-31 | 1991-01-09 | Nippon Kayaku Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03877B2 (ja) | 1991-01-09 |
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