JPS59174646A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS59174646A JPS59174646A JP5019883A JP5019883A JPS59174646A JP S59174646 A JPS59174646 A JP S59174646A JP 5019883 A JP5019883 A JP 5019883A JP 5019883 A JP5019883 A JP 5019883A JP S59174646 A JPS59174646 A JP S59174646A
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- Japan
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- group
- composition
- bis
- ester
- hydroxyphenyl
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、すぐれた衝撃特性を有する樹脂組成物に関す
る。
る。
ポリアリーレンエステルとポリカーボネートからなる組
成物は特公昭50−27061号公報に開示されている
ように、ポリアリーレンエステル1−99重量%、ポリ
カーボネート99〜1重量%とからなる組成範囲で耐衝
撃性と耐熱変形性をかね合わせたすぐれた組成物が得ら
れることか知られている。
成物は特公昭50−27061号公報に開示されている
ように、ポリアリーレンエステル1−99重量%、ポリ
カーボネート99〜1重量%とからなる組成範囲で耐衝
撃性と耐熱変形性をかね合わせたすぐれた組成物が得ら
れることか知られている。
しかし、該組成物の耐衝撃性は、ある特定の条件におい
て極めて良好な値を示すが、他の条件では著しく値が低
いという欠点を有している。
て極めて良好な値を示すが、他の条件では著しく値が低
いという欠点を有している。
即ち、成形品に設けられたノ・ソチ(切欠き)の先端径
が大きい場合には高い衝撃強度を有するが、ノ・ソチの
先端径が小さい場合には著しく衝撃強度が低くなること
である。このような衝撃強度のノツチ依存性を改良し、
鋭いノツチが形成された場合においても高い衝撃強度を
有する組成物が強く要望されている。
が大きい場合には高い衝撃強度を有するが、ノ・ソチの
先端径が小さい場合には著しく衝撃強度が低くなること
である。このような衝撃強度のノツチ依存性を改良し、
鋭いノツチが形成された場合においても高い衝撃強度を
有する組成物が強く要望されている。
本発明者は上記の状況に鑑み、鋭意研究した結果、該ポ
リアリーレンエステルとポリカーボネートからなる組成
物に、α−オレフィンとα。
リアリーレンエステルとポリカーボネートからなる組成
物に、α−オレフィンとα。
β−不飽和酸のグリシジルエステルからなるオレフィン
系共重合体を配合することにより、該ポリアリーレンエ
ステルとポリカーボネートからなる組成物の特長を維持
し、すぐれtコ衝撃特性を有する組成物を得ることがで
きることを見い出し、本発明に達した。
系共重合体を配合することにより、該ポリアリーレンエ
ステルとポリカーボネートからなる組成物の特長を維持
し、すぐれtコ衝撃特性を有する組成物を得ることがで
きることを見い出し、本発明に達した。
本発明は、(5)ポリアリーレンエステル1〜99重量
%とポリカーボネート99〜1重量%からなる組成物5
0〜99.5重量%、伜)α−オレフィンとα、β−不
飽和酸のグリシジルエステル50〜0.5重量%からな
ることを特徴とする樹脂組成物である。
%とポリカーボネート99〜1重量%からなる組成物5
0〜99.5重量%、伜)α−オレフィンとα、β−不
飽和酸のグリシジルエステル50〜0.5重量%からな
ることを特徴とする樹脂組成物である。
本発明で使用するポリアリーレンエステルは二価フェノ
ールまたはその誘導体と芳香族二塩基酸またはその誘導
体から合成されるポリエステルである。
ールまたはその誘導体と芳香族二塩基酸またはその誘導
体から合成されるポリエステルである。
具体的には二価フェノールは次の一般式で示されるもの
である。
である。
上記中Arはフェニレン核、ビフェニレン核またはナフ
チレン核の如き芳香核を示し、kは水素原子、アルキル
基(例えばメチル基及びエチル基)、ハロゲン化アルキ
ル基、アリール基(例エバフェニル基及びナフチル基)
、ハロゲン化アリール基、アラルキル基(例えばベンジ
ル基及びフェニルエチル基)、ハロゲン化アラルキル基
、アルキル置換アリール基、ハロゲン化アルキル置換ア
リール基、脂環基または/)ロゲン化脂環基を示し、X
はメチレン基、エチレン基、プロピレン基、エチリデン
基、プロピリデン基及びイソプロピリデン基の如きアp
レキレン基またはアルキリデン基:芳香族基、第三級ア
ミノ基(−N(alk) )、エーテル基(−0−)
、カルボニル基(CO−)、或いは硫黄含有基、例えば
サルファイド(−5−)、スルフォキサイド(−SO−
)またはスルフォニル(−502−)基により相互に連
結された二つまたはそれ以上のアルキレン若しくはアル
キリデン基を示す。
チレン核の如き芳香核を示し、kは水素原子、アルキル
基(例えばメチル基及びエチル基)、ハロゲン化アルキ
ル基、アリール基(例エバフェニル基及びナフチル基)
、ハロゲン化アリール基、アラルキル基(例えばベンジ
ル基及びフェニルエチル基)、ハロゲン化アラルキル基
、アルキル置換アリール基、ハロゲン化アルキル置換ア
リール基、脂環基または/)ロゲン化脂環基を示し、X
はメチレン基、エチレン基、プロピレン基、エチリデン
基、プロピリデン基及びイソプロピリデン基の如きアp
レキレン基またはアルキリデン基:芳香族基、第三級ア
ミノ基(−N(alk) )、エーテル基(−0−)
、カルボニル基(CO−)、或いは硫黄含有基、例えば
サルファイド(−5−)、スルフォキサイド(−SO−
)またはスルフォニル(−502−)基により相互に連
結された二つまたはそれ以上のアルキレン若しくはアル
キリデン基を示す。
Xはまた脂環基、または硫黄含有基、例えばサルファイ
ド、スルフォキサイド或いはスルフォニル基、エーテル
基、カルボニル基または第三級アミノ基でもよい。Yは
ハロゲン原子、ニトロ基またはに′若しくはOR′(た
だし、k′は既述せる筑と同意義を有する)で示される
基、mはO乃至X上の置換・可能の水素原子の数までの
整数nはO乃至芳香族核Ar上の置換可能な水素原子の
数までの整数、pは少なくとも1の整数、9は0乃至1
の整数、Tは整数(ただし9がOであるとき番4rはO
でもよい)を示す。
ド、スルフォキサイド或いはスルフォニル基、エーテル
基、カルボニル基または第三級アミノ基でもよい。Yは
ハロゲン原子、ニトロ基またはに′若しくはOR′(た
だし、k′は既述せる筑と同意義を有する)で示される
基、mはO乃至X上の置換・可能の水素原子の数までの
整数nはO乃至芳香族核Ar上の置換可能な水素原子の
数までの整数、pは少なくとも1の整数、9は0乃至1
の整数、Tは整数(ただし9がOであるとき番4rはO
でもよい)を示す。
上式で示したジフェノールにおいて、−個社の置換基Y
があるときは、これ等置換基は同一でも別異でもよい、
同じことが及およびに′についてもいえる。芳香族核の
置換基Yと水酸基はオルソ−、メタ−またはパラ−位置
の何れでもよい。
があるときは、これ等置換基は同一でも別異でもよい、
同じことが及およびに′についてもいえる。芳香族核の
置換基Yと水酸基はオルソ−、メタ−またはパラ−位置
の何れでもよい。
またはこれらの混合物を用いてもよい。
1掲の一般式で示されかつ本発明方法実施に当り好適な
るジフェノールの例は次の如くである。
るジフェノールの例は次の如くである。
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−メタン、ビス(4−
ヒドロキシ−8−メチルフェニル)−メタン、ビス(4
−ヒドロキシ−8,5−ジクロロフェニル)−メタン、
ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)−
メタン、ビス(4−ヒドロキシ−8,5−ジフルオロフ
ェニル)−メタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−
ケトン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−サルファイ
ド、ビス(4−ヒドロキシナフチル)−スルフォン、4
.4−ジヒドロ専シジフェニルエーテル、1.1−ヒス
(4−ヒドロキシフェニル)−エタン、2.2−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.2−ビス(
ヒドロ専シー8−メチルフェニル)−プロパン、2.2
−ビス(4−ヒドロキシ−8−クロロフェニル)−プロ
パン、2.2−ヒス(4−ヒドロキシ−8,5−ジクロ
ロフェニル)−プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキ
シナフチル)−プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−フェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル
)−ジフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル
)−4−メチルフェニルメタン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−2,2,2−トリクロロエタン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−(4−クロロフェニ
ル)−メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキジフェニル
)−シクロへ毒サン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
−シクロへキサシルメタン、4.4−ジヒドロキシジフ
ェニル、2.2−ジヒドロキシジフェニル、2.6−ジ
ヒドロキシナフタレンの如きジヒドロキシナフタレン、
ヒj ドロキノン、レゾルシノール、2.6−
シヒドロキシトルエン、2.6−シヒドロキシクロロベ
ンゼン、3.6−シヒドロキシトルエン。
ヒドロキシ−8−メチルフェニル)−メタン、ビス(4
−ヒドロキシ−8,5−ジクロロフェニル)−メタン、
ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)−
メタン、ビス(4−ヒドロキシ−8,5−ジフルオロフ
ェニル)−メタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−
ケトン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−サルファイ
ド、ビス(4−ヒドロキシナフチル)−スルフォン、4
.4−ジヒドロ専シジフェニルエーテル、1.1−ヒス
(4−ヒドロキシフェニル)−エタン、2.2−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)−プロパン、2.2−ビス(
ヒドロ専シー8−メチルフェニル)−プロパン、2.2
−ビス(4−ヒドロキシ−8−クロロフェニル)−プロ
パン、2.2−ヒス(4−ヒドロキシ−8,5−ジクロ
ロフェニル)−プロパン、2.2−ビス(4−ヒドロキ
シナフチル)−プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−フェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル
)−ジフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル
)−4−メチルフェニルメタン、1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−2,2,2−トリクロロエタン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−(4−クロロフェニ
ル)−メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキジフェニル
)−シクロへ毒サン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
−シクロへキサシルメタン、4.4−ジヒドロキシジフ
ェニル、2.2−ジヒドロキシジフェニル、2.6−ジ
ヒドロキシナフタレンの如きジヒドロキシナフタレン、
ヒj ドロキノン、レゾルシノール、2.6−
シヒドロキシトルエン、2.6−シヒドロキシクロロベ
ンゼン、3.6−シヒドロキシトルエン。
二価フェノールの誘導体とは具体的には前記二価フェノ
ールのアルキル、フェニルなどのジエステルである。ま
たこれらの混合物を用いてもよい。
ールのアルキル、フェニルなどのジエステルである。ま
たこれらの混合物を用いてもよい。
芳香族二塩酸は次の一般式で示されるものである。
HOOC−Ar’ −COOH
上式中、Ar’は0−フェニレン基、m−フェニレン基
、P−フェニレン基及びナフチレン基の如きアリレン基
を示し、これらのアリレン基はアルキル基またはハロゲ
ン原子で置換されてもよい。
、P−フェニレン基及びナフチレン基の如きアリレン基
を示し、これらのアリレン基はアルキル基またはハロゲ
ン原子で置換されてもよい。
またこれらの混合物を用いてもよい。
芳香族二塩基酸の誘導体とは前記芳香族二塩基酸のジク
ロリドまたはアルキル、フェニルなどのジエステルであ
る。またこれらの混合物を用いてもよい。
ロリドまたはアルキル、フェニルなどのジエステルであ
る。またこれらの混合物を用いてもよい。
芳香族二塩基酸の誘導体とは前記芳香族二塩基酸のジク
ロリドまたはアルキル、フェニルなどのジエステルであ
る。またこれらの混合物を用いてもよい。
ロリドまたはアルキル、フェニルなどのジエステルであ
る。またこれらの混合物を用いてもよい。
本発明組成物の成分として使用されるポリアリーレンエ
ステルは前記の二価フェノールまたはその誘導体と前記
の芳香族二塩基酸またはその誘導体を界面重縮合法溶液
重縮合法、溶融重縮合法などの任意の方法で合成される
。
ステルは前記の二価フェノールまたはその誘導体と前記
の芳香族二塩基酸またはその誘導体を界面重縮合法溶液
重縮合法、溶融重縮合法などの任意の方法で合成される
。
好マしいポリアリーレンエステルはビスフェノールA(
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−フロパン)
残基およびテレフタル酸残基およびイソフタル酸残基か
らなる構造を有するものである。
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−フロパン)
残基およびテレフタル酸残基およびイソフタル酸残基か
らなる構造を有するものである。
これは、ユニチカ(株)よりFUポリマーJとして、1
市されている。
市されている。
本発明で使用するPCは4,4−ジオキシジアリルアル
カン系ポリカーボネートであり、たトエハヒス(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)エタン、2゜2−(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、ビス(4−ヒドロキシ−8,5−ジクロロフェ
ニル)メタン、2.2−(4−ヒドロキシ−8゜5−し
メチルフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)フェニルメタン等の4゜4−ジオキシジフェニル
アルカンとホスゲンあるいはジフェニルカーボネートよ
り得られるポリカーボネートである。
カン系ポリカーボネートであり、たトエハヒス(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)エタン、2゜2−(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン、ビス(4−ヒドロキシ−8,5−ジクロロフェ
ニル)メタン、2.2−(4−ヒドロキシ−8゜5−し
メチルフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)フェニルメタン等の4゜4−ジオキシジフェニル
アルカンとホスゲンあるいはジフェニルカーボネートよ
り得られるポリカーボネートである。
本発明で用いるα−オレフィンと、α、β−不飽和酸の
グリシジルエステルからなるオレフィン系共重合体にお
けるα−オレフィントハエチレン、プロピレン、ブテン
−1などであり、エチレンがより好ましい。またα、β
−不飽和酸のグリシジルエステルとは、一般式 (式中、技は水素原子または低級アルキル基である。) で示される化合物であり、具体的にはアクリル酸グリシ
ジル、メタクリル酸グリシジル、エタクリル酸グリシジ
ルなどであり、メタクリル酸グリシジルがより好ましい
。
グリシジルエステルからなるオレフィン系共重合体にお
けるα−オレフィントハエチレン、プロピレン、ブテン
−1などであり、エチレンがより好ましい。またα、β
−不飽和酸のグリシジルエステルとは、一般式 (式中、技は水素原子または低級アルキル基である。) で示される化合物であり、具体的にはアクリル酸グリシ
ジル、メタクリル酸グリシジル、エタクリル酸グリシジ
ルなどであり、メタクリル酸グリシジルがより好ましい
。
α、β−不飽和酸のグリシジルエステルの共重合量は1
〜50モル%の範囲が適当である。
〜50モル%の範囲が適当である。
さらに、40モル%以下であれば上記の共重合体と共重
合可能である不飽和モノマー、すなわちビニルエーテル
類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエス
テル酸、メチル、エチル、プロピルなどのアクリル酸お
よびメタクリル酸のエステル類、アクリロニトリル、ス
チレン、−酸化炭素などを1種以上共重合せしめてもよ
い。
合可能である不飽和モノマー、すなわちビニルエーテル
類、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエス
テル酸、メチル、エチル、プロピルなどのアクリル酸お
よびメタクリル酸のエステル類、アクリロニトリル、ス
チレン、−酸化炭素などを1種以上共重合せしめてもよ
い。
これらオレフィン系共重合体をポリアリーレンエステル
1〜99重量%、ポリカーボネート99〜1重量%とか
らなる組成物(以下AC組成物と記す)へ配合する量は
、AC組成物とオレフィン系共重合体の合計量に対して
AC組成物50〜99.5重量%、該オレフィン系共重
合体50〜0.5重量%が適当であり、AC組成物が9
9.5重量%を越え、オレフィン系共重合体が0.5重
量%未満の場合には、目的とする衝撃強度を改良する効
果が不十分で、またAC組成物が50重量%未満、該オ
レフィン系共重合体が50重量%を越えた場合には、A
C組成物の特徴である耐熱変形性の低下が著しく、好ま
しくない。
1〜99重量%、ポリカーボネート99〜1重量%とか
らなる組成物(以下AC組成物と記す)へ配合する量は
、AC組成物とオレフィン系共重合体の合計量に対して
AC組成物50〜99.5重量%、該オレフィン系共重
合体50〜0.5重量%が適当であり、AC組成物が9
9.5重量%を越え、オレフィン系共重合体が0.5重
量%未満の場合には、目的とする衝撃強度を改良する効
果が不十分で、またAC組成物が50重量%未満、該オ
レフィン系共重合体が50重量%を越えた場合には、A
C組成物の特徴である耐熱変形性の低下が著しく、好ま
しくない。
本発明の組成物の配合手段は特に限定されない。
該オレフィン系共重合体を各々別々に溶融混合機に供給
することが可能であり、またあらかしめこれら原料類を
乳鉢、ヘンシェフ1/ j キサ−、リ ボールミル、Wポンプレンダ−などを利用して予備混合
してから溶融混合機に供給することもできる。
することが可能であり、またあらかしめこれら原料類を
乳鉢、ヘンシェフ1/ j キサ−、リ ボールミル、Wポンプレンダ−などを利用して予備混合
してから溶融混合機に供給することもできる。
なお、本発明組成物に対して、本発明の目的難燃剤、難
燃助剤、帯電防止剤などの通常の添加剤を1種以上添加
することができる。
燃助剤、帯電防止剤などの通常の添加剤を1種以上添加
することができる。
また、少量の他の熱可塑性樹脂(たとえば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリサルホン、ポリ
エーテルサルホン、変性ポリフェニレンオキサイド、ポ
リフェニレンサルファイドなど)、熱硬化性樹脂(例え
ばフェノール樹脂、エポキシ樹脂など)またはガラス繊
維、カーボン繊維、ボロン繊維、炭化ケイ素繊維、アス
ベスト繊維、金属線維などの補強剤、クレー、マイカ、
シリカ、グラファイト、ガ、ラスビーズ、アルεす、炭
酸カルシウムなどの充填剤もその目的に応じて適当量を
配合することも可能である。
ン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリサルホン、ポリ
エーテルサルホン、変性ポリフェニレンオキサイド、ポ
リフェニレンサルファイドなど)、熱硬化性樹脂(例え
ばフェノール樹脂、エポキシ樹脂など)またはガラス繊
維、カーボン繊維、ボロン繊維、炭化ケイ素繊維、アス
ベスト繊維、金属線維などの補強剤、クレー、マイカ、
シリカ、グラファイト、ガ、ラスビーズ、アルεす、炭
酸カルシウムなどの充填剤もその目的に応じて適当量を
配合することも可能である。
以下実施例により本発明を説明するが、これらは単なる
例示であり、本発明はこれに限定されることはない。
例示であり、本発明はこれに限定されることはない。
実施例1〜4
下記構造を主たる構造とするポリアリーレンエステル(
ユニチカ(株)製、UポリマーU−100) (但シ、11n/n=約575) と、ポリカーボネート(三菱ガス化学(株)製、ニーピ
ロンS−2000)およびエチレングリシジルメタクリ
レート共重合体(住友工製PCM−10)により、26
0〜800゛Cで溶融混練した後、ストランドを水冷、
切断してペレットを得た。
ユニチカ(株)製、UポリマーU−100) (但シ、11n/n=約575) と、ポリカーボネート(三菱ガス化学(株)製、ニーピ
ロンS−2000)およびエチレングリシジルメタクリ
レート共重合体(住友工製PCM−10)により、26
0〜800゛Cで溶融混練した後、ストランドを水冷、
切断してペレットを得た。
得られたペレットを280〜820°Cで射出成形しく
住人−ネスタール47/2g射出成形機使用)、アイゾ
・・Iト衝撃試験乃(12,7X 64 X 6.4m
、ノツチなし)と熱変形温度測定用試験片(12,7x
127x6.4■)を得た。アイゾツト衝撃試験片には
さらに、各種の先端径を有するノツチ刃を使用し、切削
加工により、ノ・ソチを形成させた。
住人−ネスタール47/2g射出成形機使用)、アイゾ
・・Iト衝撃試験乃(12,7X 64 X 6.4m
、ノツチなし)と熱変形温度測定用試験片(12,7x
127x6.4■)を得た。アイゾツト衝撃試験片には
さらに、各種の先端径を有するノツチ刃を使用し、切削
加工により、ノ・ソチを形成させた。
アイゾツト衝撃試験、熱変形温度測定はそれぞれAST
M D−256、D−648に準拠した。
M D−256、D−648に準拠した。
比較例1〜4
実施例1〜4に用いたポリアリーレンエステルとポリカ
ーボネートおよびエチレン−グリシジルメタクリレート
共重合体を第1表に示した割合で混合し、実施例1〜4
と同様の加工を行い、物性を測定した。
ーボネートおよびエチレン−グリシジルメタクリレート
共重合体を第1表に示した割合で混合し、実施例1〜4
と同様の加工を行い、物性を測定した。
実施例の組成物はノ・ソチ依存性が小さく、極めてすぐ
れた衝撃特性と耐熱変形性を合わせもっていることが比
較例との対比で明らかである。
れた衝撃特性と耐熱変形性を合わせもっていることが比
較例との対比で明らかである。
(C08L 23102
67102
69100 )
0発 明 者 浅井邦明
高槻市塚原2丁目40番地住友化
学工業株式会社内
0発 明 者 鈴木端朗
高槻市塚原2丁目40番地住友化
学工業株式会社内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ^ ポリアリーレンエステル1〜99重量%と、ポリカ
ーボネート99〜1重量%からなる組成物50〜99.
5重量%および (B) α−オレフィンとα、β−不飽和酸のグリシ
ジルエステルからなるオレフィン系共重合体50〜0.
5重量%からなみことを特徴とする樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5019883A JPS59174646A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5019883A JPS59174646A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59174646A true JPS59174646A (ja) | 1984-10-03 |
Family
ID=12852434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5019883A Pending JPS59174646A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59174646A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0206267A2 (de) * | 1985-06-20 | 1986-12-30 | BASF Aktiengesellschaft | Kälteschlagzähe thermoplastische Formmassen aus Polyester und Polycarbonat |
US4902747A (en) * | 1987-12-14 | 1990-02-20 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Polyarylate molding compositions |
US5112913A (en) * | 1984-05-01 | 1992-05-12 | Toray Industries, Inc. | Polyester compositions and molded articles therefrom |
-
1983
- 1983-03-24 JP JP5019883A patent/JPS59174646A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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