JPS59174471A - 除湿用包装物 - Google Patents
除湿用包装物Info
- Publication number
- JPS59174471A JPS59174471A JP4790383A JP4790383A JPS59174471A JP S59174471 A JPS59174471 A JP S59174471A JP 4790383 A JP4790383 A JP 4790383A JP 4790383 A JP4790383 A JP 4790383A JP S59174471 A JPS59174471 A JP S59174471A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- water
- deliquescent
- bag
- package
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
気
本発明は空f等の気体から水分を吸収する除湿用包装物
に関し、潮解性物質を主成分として内包する除湿用包装
物に於いて、その除湿能力がなお充分に残っているかど
うかを一目で判断することが可能な除湿用包装物である
。
に関し、潮解性物質を主成分として内包する除湿用包装
物に於いて、その除湿能力がなお充分に残っているかど
うかを一目で判断することが可能な除湿用包装物である
。
即ち本発明は塩類水溶液を透過するシートで全表向の1
部または全部がつくられている容器内に潮解性塩類と保
水性物質とから成る吸湿性組成物を封入した除湿用包装
物であって、塩類水溶液が透過可能なシートは白色また
は淡色であり、吸湿性組成物が潮解性塩類の潮確液と共
に移動して上記シートを透過する色素を含有しているこ
とから成る除湿用包装物である。
部または全部がつくられている容器内に潮解性塩類と保
水性物質とから成る吸湿性組成物を封入した除湿用包装
物であって、塩類水溶液が透過可能なシートは白色また
は淡色であり、吸湿性組成物が潮解性塩類の潮確液と共
に移動して上記シートを透過する色素を含有しているこ
とから成る除湿用包装物である。
本発明に使用する塩類水溶液を透過するシートとは例え
ば和紙、布類、不織布あるいはそれらと高分子有孔フィ
ルムをラミネートしたものなどであり、淡色とはそのシ
ートが本発明に使用する染料の水溶液と接触した場合に
そのシートの色の変化を明瞭に観察することが出来る程
度の色調または色濃度であることを云う。
ば和紙、布類、不織布あるいはそれらと高分子有孔フィ
ルムをラミネートしたものなどであり、淡色とはそのシ
ートが本発明に使用する染料の水溶液と接触した場合に
そのシートの色の変化を明瞭に観察することが出来る程
度の色調または色濃度であることを云う。
本発明に用いられる吸湿性組成物は潮解性塩類と保水性
物質とから成るものであって、潮解性塩類としては例え
ば塩化リチウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、
塩化ストロンチウム、チオシアン酸バリウム、沃化マグ
ネシウムなどがあるが、高湿度雰囲気下での吸湿力、安
全性および経済性から塩化カルシウムおよび塩化マグネ
シウムが好ましい。
物質とから成るものであって、潮解性塩類としては例え
ば塩化リチウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、
塩化ストロンチウム、チオシアン酸バリウム、沃化マグ
ネシウムなどがあるが、高湿度雰囲気下での吸湿力、安
全性および経済性から塩化カルシウムおよび塩化マグネ
シウムが好ましい。
本発明において保水性物質としては例えばおがくず、活
性炭、あるいはゼオライトなども使用できるが、保水能
力が格段に大きい焼成膨積バーミキュライトおよび焼成
膨積パーライトが特に好ましい。
性炭、あるいはゼオライトなども使用できるが、保水能
力が格段に大きい焼成膨積バーミキュライトおよび焼成
膨積パーライトが特に好ましい。
潮解性塩類と保水性物質とから吸湿性組成物を形成させ
るには両者の固体同士を機械的に混合するか、または保
水性物質の周囲に潮解性類の粉末をまぶしてもよいが潮
解性塩類を水溶液となし、その水溶液を保水性物質に含
浸させたのち加熱によって水分を除去する方法が好まし
い。
るには両者の固体同士を機械的に混合するか、または保
水性物質の周囲に潮解性類の粉末をまぶしてもよいが潮
解性塩類を水溶液となし、その水溶液を保水性物質に含
浸させたのち加熱によって水分を除去する方法が好まし
い。
本発明に使用する色素としては水溶性の染料が代表的な
ものであるが、水溶性染料以外のものであっても塩類水
溶液と共に容易に移動して塩類水溶液透過性シートを容
易に透過するものであれば水不溶性染料または顔料であ
ってもよい。
ものであるが、水溶性染料以外のものであっても塩類水
溶液と共に容易に移動して塩類水溶液透過性シートを容
易に透過するものであれば水不溶性染料または顔料であ
ってもよい。
これらの色素を吸湿性組成物に含有させるにはさきに記
したような方法でつくった吸湿性組成物と粉末状の色素
とを機械的に混合してもよいが、潮解性塩類の水溶液に
色素を溶解または混合し、それを保水性物質に含浸させ
たのち加熱して水分を除去してもよい。吸湿性組成物と
粉末状の色素とを機械的に混合する場合には色素を適当
な粉状稀釈物(たとえばタルク、粉末炭酸カルシウム、
粉末食塩な、ど)と混合しておいてから吸湿性組成物と
混合してもよい。
したような方法でつくった吸湿性組成物と粉末状の色素
とを機械的に混合してもよいが、潮解性塩類の水溶液に
色素を溶解または混合し、それを保水性物質に含浸させ
たのち加熱して水分を除去してもよい。吸湿性組成物と
粉末状の色素とを機械的に混合する場合には色素を適当
な粉状稀釈物(たとえばタルク、粉末炭酸カルシウム、
粉末食塩な、ど)と混合しておいてから吸湿性組成物と
混合してもよい。
本発明に使用する吸湿性組成物においては、潮解性塩類
の種類、保水性物質の種類、および潮解性塩類と保水性
物質との割合を適宜選定することによって、潮解性塩類
の潮解液の水蒸気圧が該吸湿性組成物の吸湿限度として
設定された水蒸気圧よりも犬になった場合(即ち吸湿性
組成物がそれに定められた吸湿能力以上に吸滓した場合
)には潮解液の液量が保水性物質の保水能力以上になっ
て、潮解液が保水性物質に保持されきれなくなるような
吸湿性組成物をつくることが可能である。
の種類、保水性物質の種類、および潮解性塩類と保水性
物質との割合を適宜選定することによって、潮解性塩類
の潮解液の水蒸気圧が該吸湿性組成物の吸湿限度として
設定された水蒸気圧よりも犬になった場合(即ち吸湿性
組成物がそれに定められた吸湿能力以上に吸滓した場合
)には潮解液の液量が保水性物質の保水能力以上になっ
て、潮解液が保水性物質に保持されきれなくなるような
吸湿性組成物をつくることが可能である。
このようにつくられた吸湿性組成物を例えば白色の和紙
でつくった袋に封入し、それを湿度の高い空間に置けば
袋内の潮解性塩類は空中の水分を吸収してやがて潮解し
はじめるが潮解の初期においては潮解液は保水性物質に
よって捕捉されるので袋の壁には接触しない。しかしな
がら吸湿がさらに進み、潮解液の量が増して保水性物質
の保水能力を超えると(即ち除湿用組成物がそれに設定
された吸湿能力以上の水分を吸収すると)、潮解液は流
れて袋の壁に接触し、次いで袋の外に滲出する。従って
その潮解液の中に色素が溶解していればその色素は潮解
液と共に袋の外に滲出し、袋は着色するので、袋の着色
を観察することによってこの除湿用包装物がそれに定め
られた除湿能力の限度まで水分を吸収したかどうかを容
易に判断することができるのである。
でつくった袋に封入し、それを湿度の高い空間に置けば
袋内の潮解性塩類は空中の水分を吸収してやがて潮解し
はじめるが潮解の初期においては潮解液は保水性物質に
よって捕捉されるので袋の壁には接触しない。しかしな
がら吸湿がさらに進み、潮解液の量が増して保水性物質
の保水能力を超えると(即ち除湿用組成物がそれに設定
された吸湿能力以上の水分を吸収すると)、潮解液は流
れて袋の壁に接触し、次いで袋の外に滲出する。従って
その潮解液の中に色素が溶解していればその色素は潮解
液と共に袋の外に滲出し、袋は着色するので、袋の着色
を観察することによってこの除湿用包装物がそれに定め
られた除湿能力の限度まで水分を吸収したかどうかを容
易に判断することができるのである。
本発明に用いる容器の形状は袋状、箱状あるいは円筒状
など、その他任意である。これらの容器は第1図に示す
ようにそのすべての面が塩類水溶液が透過可能なシート
(1)でつくられていてもよいが第2図および第3図に
示すようにその面の1部分に塩類水溶液が透過可能なシ
ート(1)を使用し他の部分は水蒸気は透過するが水ま
たは塩類水溶液は透過しないシート(3)を使用しても
よい。このようなシートとしてはスノfンボンド又は溶
出法等で製造した連続微細多孔性シートがあり、前者の
具体例としては、デュポン社の「タイベック」および種
水化学工業■の「セルボア」があり、後者の具体例とし
ては徳山口達■の「NFRシート」が挙げられる。これ
らのシートは単独であるいは通常の通気性フィルム、通
気性不織布、紙、布あるいは糸などにより機械的強度を
増強し、または美れい化をはかることができる。
など、その他任意である。これらの容器は第1図に示す
ようにそのすべての面が塩類水溶液が透過可能なシート
(1)でつくられていてもよいが第2図および第3図に
示すようにその面の1部分に塩類水溶液が透過可能なシ
ート(1)を使用し他の部分は水蒸気は透過するが水ま
たは塩類水溶液は透過しないシート(3)を使用しても
よい。このようなシートとしてはスノfンボンド又は溶
出法等で製造した連続微細多孔性シートがあり、前者の
具体例としては、デュポン社の「タイベック」および種
水化学工業■の「セルボア」があり、後者の具体例とし
ては徳山口達■の「NFRシート」が挙げられる。これ
らのシートは単独であるいは通常の通気性フィルム、通
気性不織布、紙、布あるいは糸などにより機械的強度を
増強し、または美れい化をはかることができる。
本発明の除湿用包装物はそれをそのまま除湿しようとす
る場所に置いて使用してもよいが例えば網状、開口して
いる箱状あるいは籠状など外部と通気している容器内に
収納して使用するのが便利である。
る場所に置いて使用してもよいが例えば網状、開口して
いる箱状あるいは籠状など外部と通気している容器内に
収納して使用するのが便利である。
実施例1
塩化カルシウムの無水塩509を水50−に溶解し、こ
の浴液と焼成膨槓バーミキュライト50?とを混合し、
170℃で乾燥して吸湿性組成物を作成した。
の浴液と焼成膨槓バーミキュライト50?とを混合し、
170℃で乾燥して吸湿性組成物を作成した。
この吸湿性組成物はおよそ150vの水を吸収すると潮
解液を組成物中に保持できなくなるものである。この吸
湿性組成物をプIJ IJアントブルーFOF(青色の
塩基性染料) 1.5 fとタルク5.o2との混合物
とよく混合し、この混合物を第1図に示すようにセルロ
ース繊維とポリエチレン繊維を混抄してつくった通気通
水性のシート製の袋に封入して除湿用包装物を製造した
。
解液を組成物中に保持できなくなるものである。この吸
湿性組成物をプIJ IJアントブルーFOF(青色の
塩基性染料) 1.5 fとタルク5.o2との混合物
とよく混合し、この混合物を第1図に示すようにセルロ
ース繊維とポリエチレン繊維を混抄してつくった通気通
水性のシート製の袋に封入して除湿用包装物を製造した
。
この袋を高湿度の空間に設置したところ26日後に袋の
表面に青色の斑点が現れた。このとき袋は1482増量
していた。
表面に青色の斑点が現れた。このとき袋は1482増量
していた。
実施例2
実施例1と同じ吸湿性組成物と染料との混合物を、NF
Rシート(徳山U達■製の水蒸気は透過するが水または
塩類水溶液は透過しない合成高分子製シート)製の袋(
120慎X 120 m )に封入して除湿用包装物を
製造した。この袋は第3図に示すようにその片側の側面
に径25哩の開口部を有し、その開口部はそれよりもや
や大きなセルロース繊維−ポリエチレン混抄の通気通水
性の白色シートで基かれ(白色シートの周辺はNFRシ
ートと融着している。)、さらにその白色シートの外側
をこの白色シートよりやや大きな延伸ポリプロピレンの
透明フィルムで覆われている。
Rシート(徳山U達■製の水蒸気は透過するが水または
塩類水溶液は透過しない合成高分子製シート)製の袋(
120慎X 120 m )に封入して除湿用包装物を
製造した。この袋は第3図に示すようにその片側の側面
に径25哩の開口部を有し、その開口部はそれよりもや
や大きなセルロース繊維−ポリエチレン混抄の通気通水
性の白色シートで基かれ(白色シートの周辺はNFRシ
ートと融着している。)、さらにその白色シートの外側
をこの白色シートよりやや大きな延伸ポリプロピレンの
透明フィルムで覆われている。
この透明フィルムの周辺は接層剤によって袋のNFRシ
ートと接着されており青色の潮解液が白色シートからさ
らに滲み出して外部を汚すのを防ぐのに役立つものであ
る。
ートと接着されており青色の潮解液が白色シートからさ
らに滲み出して外部を汚すのを防ぐのに役立つものであ
る。
この除湿用包装物を高湿度の空間に設置したとこ627
日後にセルロース繊維−ポリエチレン混抄シート上に青
色の斑点が現れた。このときの袋は1531増量してい
た。
日後にセルロース繊維−ポリエチレン混抄シート上に青
色の斑点が現れた。このときの袋は1531増量してい
た。
第1図、第2図および第3図は本発明の除湿用包装物を
示す例であって、(イ)は平面図であり、(ロ)は断面
図である。 1:塩類水溶液が透過可能なシート 2:色素を含有している吸湿性組成物 3:水蒸気は透過するが水または塩類水溶液は透過しな
いシート 4;透明フィルム 5:融着部 同 横 山 吉 美第1図 (イ) (ロ)第2図
示す例であって、(イ)は平面図であり、(ロ)は断面
図である。 1:塩類水溶液が透過可能なシート 2:色素を含有している吸湿性組成物 3:水蒸気は透過するが水または塩類水溶液は透過しな
いシート 4;透明フィルム 5:融着部 同 横 山 吉 美第1図 (イ) (ロ)第2図
Claims (1)
- (1)塩類水溶液が透過可能なシートで全表面の1部ま
たは全部がつくられている容器内に潮解性塩類と保水性
物質とから成る吸湿性組成物を封入した除湿用包装物で
あって、塩類水溶液が透過可能なシートは白色または淡
色であり、吸湿性組成物が潮解性塩類の潮解液と共に移
動して上記シートを透過する色素を含有していることか
ら成る除湿用包装物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4790383A JPS59174471A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 除湿用包装物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4790383A JPS59174471A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 除湿用包装物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59174471A true JPS59174471A (ja) | 1984-10-02 |
Family
ID=12788347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4790383A Pending JPS59174471A (ja) | 1983-03-24 | 1983-03-24 | 除湿用包装物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59174471A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6211767U (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-24 |
-
1983
- 1983-03-24 JP JP4790383A patent/JPS59174471A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6211767U (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-24 |
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